JPH0750847Y2 - 過電圧検出回路 - Google Patents
過電圧検出回路Info
- Publication number
- JPH0750847Y2 JPH0750847Y2 JP1987159971U JP15997187U JPH0750847Y2 JP H0750847 Y2 JPH0750847 Y2 JP H0750847Y2 JP 1987159971 U JP1987159971 U JP 1987159971U JP 15997187 U JP15997187 U JP 15997187U JP H0750847 Y2 JPH0750847 Y2 JP H0750847Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- overvoltage detection
- detection circuit
- pnp transistor
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- Protection Of Static Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、インバータの主回路の直流回路に設ける過
電圧検出回路に関する。
電圧検出回路に関する。
交流電動機をインバータを用いて駆動し、制動時に回生
制動を実行する装置においては、回生時の過電圧保護を
行う必要から、インバータ主回路の直流入力回路に過電
圧検出回路を設けている。
制動を実行する装置においては、回生時の過電圧保護を
行う必要から、インバータ主回路の直流入力回路に過電
圧検出回路を設けている。
第2図は、従来のこの種の過電圧検出回路を示したもの
で、1は商用の電力系統、2は整流器、3は平滑用コン
デンサ(電解コンデンサ)、4はインバータの主回路、
5はインバータ負荷である誘導電動機である。6と7は
分圧抵抗であつて、コンデンサ3の両端の電圧EDを分圧
しており、抵抗7の電圧ED7が過電圧検出回路Aに取り
込まれる。抵抗6と7の抵抗値をそれぞれR1R2とする
と、分圧点aの電圧ED7は、 となる。
で、1は商用の電力系統、2は整流器、3は平滑用コン
デンサ(電解コンデンサ)、4はインバータの主回路、
5はインバータ負荷である誘導電動機である。6と7は
分圧抵抗であつて、コンデンサ3の両端の電圧EDを分圧
しており、抵抗7の電圧ED7が過電圧検出回路Aに取り
込まれる。抵抗6と7の抵抗値をそれぞれR1R2とする
と、分圧点aの電圧ED7は、 となる。
この過電圧検出回路Aは、検出用電源9の両端間に挿入
された抵抗10とツエナーダイオード11を有し、該ツエナ
ーダイオード11のツエナー電位EZを基準電圧(過電圧判
定レベル)として上記電圧ED7と比較器12で比較して、
その出力のHレベル、Lレベルの変化によりホトカツプ
ラ13をオン・オフさせる構成となつている。ホトカツプ
ラ13は抵抗14と直列にして電源9の両極間に挿入されて
いる。
された抵抗10とツエナーダイオード11を有し、該ツエナ
ーダイオード11のツエナー電位EZを基準電圧(過電圧判
定レベル)として上記電圧ED7と比較器12で比較して、
その出力のHレベル、Lレベルの変化によりホトカツプ
ラ13をオン・オフさせる構成となつている。ホトカツプ
ラ13は抵抗14と直列にして電源9の両極間に挿入されて
いる。
この構成では、検出電圧ED7は分圧抵抗6と7で電圧ED
を分圧して得ており、この検出電圧ED7をツエナー電位E
Zと比較しているので、3つの要素、即ち、分圧抵抗6
と7による誤差およびツエナーダイオード11による誤差
があり、総合した検出誤差が相当に大きくなり、検出精
度が良くないという問題があつた。
を分圧して得ており、この検出電圧ED7をツエナー電位E
Zと比較しているので、3つの要素、即ち、分圧抵抗6
と7による誤差およびツエナーダイオード11による誤差
があり、総合した検出誤差が相当に大きくなり、検出精
度が良くないという問題があつた。
この考案は、この従来の問題を解消するためになされた
もので、価格増を招くことなく、従来に比し、検出誤差
を低減することができる過電圧検出回路を提供すること
を目的とする。
もので、価格増を招くことなく、従来に比し、検出誤差
を低減することができる過電圧検出回路を提供すること
を目的とする。
この考案は上記目的を達成するため、検出電圧と比較さ
れる基準電圧を、直流電源に接続された直流電圧調整器
により作成する構成としたものである。
れる基準電圧を、直流電源に接続された直流電圧調整器
により作成する構成としたものである。
この考案では、分圧抵抗の分圧点の電圧が、直流電圧調
整器の出力(基準電圧)と比較されるので、分圧抵抗に
よる誤差は残るが、上記基準電圧を得るのに直流電圧調
整器を用いたので、前記従来のツエナーダイオードを用
いたものに比し、検出誤差を大幅に低減することができ
る。
整器の出力(基準電圧)と比較されるので、分圧抵抗に
よる誤差は残るが、上記基準電圧を得るのに直流電圧調
整器を用いたので、前記従来のツエナーダイオードを用
いたものに比し、検出誤差を大幅に低減することができ
る。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、20と21は抵抗値がそれぞれR20、R21の
分圧抵抗であつて、コンデンサ3の両端間に挿入されて
いる。22は過電圧検出回路Aの直流電源であつて,例え
ば、インバータの主回路4を構成しているトランジスタ
等のスイツチング素子を駆動するための図示しないベー
ス駆動回路用電源が用いられる。23は直流電圧調整器
(3端子レギユレイタ)である。このレギユレイタ23は
直流電源22に接続されて、基準電圧Erefを作成するよう
に調整されており、この基準電圧Erefはトランジスタ
(PNPトランジスタ)24のエミツタに結合される。この
トランジスタ24のベースは分圧点aに接続される。25は
ホトカツプラであつて、電流制限抵抗26を介してトラン
ジスタ24のエミツタと直流電源22の負極との間に挿入さ
れている。なお、27はコンデンサである。他の構成は前
記第2図のものと同じであるので同一要素には同じ符号
を付して示してある。
分圧抵抗であつて、コンデンサ3の両端間に挿入されて
いる。22は過電圧検出回路Aの直流電源であつて,例え
ば、インバータの主回路4を構成しているトランジスタ
等のスイツチング素子を駆動するための図示しないベー
ス駆動回路用電源が用いられる。23は直流電圧調整器
(3端子レギユレイタ)である。このレギユレイタ23は
直流電源22に接続されて、基準電圧Erefを作成するよう
に調整されており、この基準電圧Erefはトランジスタ
(PNPトランジスタ)24のエミツタに結合される。この
トランジスタ24のベースは分圧点aに接続される。25は
ホトカツプラであつて、電流制限抵抗26を介してトラン
ジスタ24のエミツタと直流電源22の負極との間に挿入さ
れている。なお、27はコンデンサである。他の構成は前
記第2図のものと同じであるので同一要素には同じ符号
を付して示してある。
この構成においては、分圧点aの電圧(コンデンサ27の
両端の電圧)EDaが基準電圧Erefより低い間は、トラン
ジスタ24が導通してホトカツプラ25のホトトランジスタ
がオンしている。分圧点aの電圧EDaが基準電圧Erefよ
り高くなると、トランジスタ24がオフし、ホトカツプラ
25のホトトランジスタがオフする。
両端の電圧)EDaが基準電圧Erefより低い間は、トラン
ジスタ24が導通してホトカツプラ25のホトトランジスタ
がオンしている。分圧点aの電圧EDaが基準電圧Erefよ
り高くなると、トランジスタ24がオフし、ホトカツプラ
25のホトトランジスタがオフする。
従つて、基準電圧Erefを、インバータ4の回生動作時の
直流回路の過電圧レベルに対応する値に設定しておけ
ば、ホトカツプラ25の出力停止により、過電圧の発生を
知ることができる。
直流回路の過電圧レベルに対応する値に設定しておけ
ば、ホトカツプラ25の出力停止により、過電圧の発生を
知ることができる。
本実施例では、前記従来の過電圧検出回路Aにおいて基
準電圧を与えるツエナーダイオード11に代えて、レギユ
レイタ23を使用しており、該レギユレイタ23の電圧は、
設定値にたいして極めて高精度に調節することができる
ので、少なくとも、ツエナーダイオード11による従来の
誤差分だけは、過電圧検出誤差を低減することができ
る。
準電圧を与えるツエナーダイオード11に代えて、レギユ
レイタ23を使用しており、該レギユレイタ23の電圧は、
設定値にたいして極めて高精度に調節することができる
ので、少なくとも、ツエナーダイオード11による従来の
誤差分だけは、過電圧検出誤差を低減することができ
る。
また、レギユレイタ23は特殊なものではなく、安価に手
に入れることができ、トランジスタ24も同様であり、前
記従来のものに比し部品点数も増えないので、製作費は
安価で済む。
に入れることができ、トランジスタ24も同様であり、前
記従来のものに比し部品点数も増えないので、製作費は
安価で済む。
この考案は以上説明した通り、検出電圧と比較される基
準電圧を直流電圧調節器により作成する構成としたの
で、構成は簡素であるが両者の比較精度が向上し、従来
に比し、コストをかけることなく過電圧検出精度を高め
ることができる。
準電圧を直流電圧調節器により作成する構成としたの
で、構成は簡素であるが両者の比較精度が向上し、従来
に比し、コストをかけることなく過電圧検出精度を高め
ることができる。
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2図は従来
の過電圧検出回路の回路図である。 20、21……分圧抵抗、22……直流電源、23……直流電圧
調整器、24……トランジスタ、25……ホトカツプラ、26
……電流制限抵抗。
の過電圧検出回路の回路図である。 20、21……分圧抵抗、22……直流電源、23……直流電圧
調整器、24……トランジスタ、25……ホトカツプラ、26
……電流制限抵抗。
Claims (1)
- 【請求項1】商用の電力系統1からの出力を整流する整
流器2の出力側と、インバータの主回路4の入力側とを
結ぶ直流中間回路の電圧を分圧して検出電圧を得る回路
構成において、上記検出電圧を、PNPトランジスタ24の
ベースに入力し、当該PNPトランジスタ24のエミッタに
は直流電源22に接続された直流電圧調整器により作成さ
れる基準電圧が入力され、当該PNPトランジスタのコレ
クタと上記直流電源22の負側端子との間に電流制限抵抗
26を介してホトカプラ25のダイオードが順方向に接続さ
れていることを特徴とする過電圧検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987159971U JPH0750847Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 過電圧検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987159971U JPH0750847Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 過電圧検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0164929U JPH0164929U (ja) | 1989-04-26 |
JPH0750847Y2 true JPH0750847Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31441643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987159971U Expired - Lifetime JPH0750847Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 過電圧検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750847Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5769694B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2015-08-26 | 株式会社ツバキE&M | 過負荷検知装置 |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP1987159971U patent/JPH0750847Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0164929U (ja) | 1989-04-26 |
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