JPH10271819A - 電源装置および出力電流検出方法 - Google Patents

電源装置および出力電流検出方法

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JPH10271819A
JPH10271819A JP7183097A JP7183097A JPH10271819A JP H10271819 A JPH10271819 A JP H10271819A JP 7183097 A JP7183097 A JP 7183097A JP 7183097 A JP7183097 A JP 7183097A JP H10271819 A JPH10271819 A JP H10271819A
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JP
Japan
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voltage
output
output current
power supply
coil
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JP7183097A
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Inventor
Kazuma Yamamoto
和馬 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電流検出抵抗による出力電圧変動のない
電源装置,出力電流検出方法を提供する。 【解決手段】 出力端に出力電流検出抵抗を接続してこ
の抵抗の電圧降下によって出力電流を検出する代わり
に、出力電圧のリップルを低減するためのコイル36の
両端電圧によって出力電流を検出するようにする。具体
的には、コイル36の入力端電圧を抵抗71とコンデン
サ70で平滑化し、抵抗52,53で分圧した電圧と、
コイル36の出力端電圧とをコンパレータ50により比
較する。負荷短絡等により出力電流が増大するとコンパ
レータ50の非反転入力端(+)の電圧が反転入力端
(−)の電圧より大きくなり、コンパレータ50の出力
が“L”から“H”となり、フォトカプラ59のコレク
タ−エミッタ間に電流が流れ、電源制御用IC4が動作
を停止し、出力電流を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ等の画像形
成装置に好適な電源装置に関し、特にその出力電流検出
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタなどの電源装置は図3の
ように通常モータ等のエンジン駆動用(従来例では24
V)とエンジン制御用(従来では5V)の二出力電源が
ある。これらの出力電圧を低コストで安定化するために
1出力をフィードバックかけるという技術がある。しか
しながらフィードバックがかけられていない電源の負荷
が増大すると、ダイオード等の順方向電圧の増大、巻き
線抵抗などによる電圧ドロップにより電圧が低下してし
まい電圧精度が悪くなってしまう。
【0003】図3において、1はAC電源であり、ダイ
オードブリッジ2で全波整流し、平滑コンデンサ3で平
滑される。4は電源制御用ICであり、電源制御用IC
スタート用抵抗5,6により駆動される。電源起動後
は、電源制御IC4はFET7をON/OFF制御す
る。FET7がONのとき、メイン巻き線27に通電さ
れ、FET7がOFFのとき、補助巻き線29より電圧
がダイオード9,コンデンサ8で放出され、電源起動後
の電源制御IC4用の補助電源となる。同時にFET7
がOFFのとき、ダイオード16を介して24V巻き線
28の電圧がコンデンサ20を充電し、且つ、フィルタ
回路のコイル34とコンデンサ35によって平滑され
る。同時にFET7がOFFのとき、ダイオード18を
介してコンデンサ21を充電し、且つ、フィルタ回路の
コイル36とコンデンサ37によって平滑される。24
はシャントレギュレータであり、5V電圧をフィードバ
ック抵抗25,26で分圧した値とシャントレギュレー
タ24のリファレンス電圧が等しくなるようにカソード
からアノードへ電流を流す。23は電流制限抵抗であ
り、12はフォトカプラである。フォトカプラ12の発
光部に電流が流れると受光部はオンし電源制御IC4の
F.B部より電流が流出する。この電流に応じて電源制
御用IC4はデューティを制御し電源を安定化する。
【0004】50はコンパレータであり、5Vの出力電
流検出抵抗51の抵抗によるドロップ電圧を検出してい
る。具体的には、装置の負荷の短絡等で出力電流検出抵
抗51前の電圧の抵抗53と抵抗52の分圧が、出力電
流検出抵抗51後の電圧より高くなったとき、コンパレ
ータ50内部の出力トランジスタの出力が反転し“H”
となり、抵抗55,抵抗56を通してトランジスタ58
のベースおよび抵抗60へ電流が流れ、トランジスタ5
8のベース電流の電流増幅率に従って抵抗57を通し
て、フォトカプラ59へ電流が流れる。その電流の電流
伝達率だけフォトカプラ59のエミッタに電流が流れ、
電源制御IC4のシャットダウンピン(S.D)へ電流
が流れ、電源制御IC4が動作を停止し、出力電流を遮
断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タなどにおいては印字時とスタンバイの電源の負荷変動
が激しいため、出力電流検出抵抗51によって電圧降下
が生じてしまい、このためエンジン制御(5V)を基準
にしているもの(例えばエンジンコントローラのA/D
変換値)などに誤差が生じてしまいエンジン制御が正確
に行えなくなるという不具合が発生していた。このた
め、出力電流検出抵抗後の電圧によりフィードバックを
かけることも試みられているが、フィードバックのかか
っていない巻線の電圧(24V)が大きく変わってしま
うため、素子の耐圧オーバ等の不具合が生じていた。
【0006】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、電流検出抵抗による出力電圧変動のない電源
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、出力電流検出抵抗で行っていた電流検
出を、フィルタ回路のコイルを使って検出するようにす
る。
【0008】詳しくは、電源装置を次の(1)〜(5)
のとおりに、そして出力電流検出方法を次の(6)のと
おりに構成する。
【0009】(1)出力電圧のリップルを低減するコイ
ルと、このコイルの両端間電圧にもとづいて出力電流を
検出する出力電流検出手段とを備えた電源装置。
【0010】(2)出力電流検出手段は、出力電圧のリ
ップルを低減するコイルの入力端の電圧を平滑化した電
圧と、前記コイルの出力端の電圧との差電圧により出力
電流を検出するものである前記(1)記載の電源装置。
【0011】(3)出力電流検出手段は、出力電圧のリ
ップルを低減するコイルの両端間電圧に関係する電圧を
平滑化した電圧により出力電流を検出するものである前
記(1)記載の電源装置。
【0012】(4)出力電流検出手段の検出値が所定値
を超えたとき、過電流保護動作を行う過電流保護手段を
備えた前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の電源
装置。
【0013】(5)出力電圧のリップルを低減するコイ
ルの出力端の電圧をフィードバックして出力電圧を安定
化する安定化手段を備えた前記(1)ないし(4)のい
ずれかに記載の電源装置。
【0014】(6)電源装置内の、出力電圧のリップル
を低減するコイルの両端間電圧にもとづいて出力電流を
検出する出力電流検出方法。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を“プリンタの電源装
置”の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、装
置に限らず方法の形で実施することもできる。また、以
下の各実施例は、出力電流を検出し、検出値が所定値を
超えたときに出力電流を遮断する過電流保護に関するも
のであるが、本発明はこれに限らず、たとえば出力電流
を検出し、この検出値と出力電圧から出力電力を検出す
るといった形で実施することもできる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1は実施例1である“プリンタの電源装
置”の回路図である。図1において、図3と同じ機能を
有するものは同じ符号を付加して説明を省く。本実施例
で従来例と大きく違うところは出力電流検出抵抗をなく
して、平滑用コイル36の抵抗値を使用しているところ
である。
【0017】このように、電流検出抵抗をなくすことに
よって、負荷変動による電圧のばらつきをなくして電圧
精度を高めることができる。
【0018】なお、コイルによって電流検出すると、電
流検出値が負荷電流においてかなり変わってしまうとい
う問題がある。これは、負荷電流が大きくなってくる
と、コンデンサ21のリップル電圧も大きくなってしま
い、当然コイル36にも脈流電流が流れてしまう。これ
を対策するために本実施例では、コイル36前の電圧を
抵抗71およびコンデンサ70によるフィルタ回路によ
って平均化してさらに、抵抗52と抵抗53で分圧して
それとコイル後の電圧を比較することによって精度を高
めている。
【0019】本実施例ではフライバック方式について説
明してきたが、フライバック方式以外についても同様な
ことが言える。また、電圧検出のためコンパレータを使
用しているがオペアンプ等でも良い。
【0020】以上説明したように、本実施例によれば、
出力電流検出抵抗をなくし、出力電圧変動を減少するこ
とができる。
【0021】(実施例2)図2は実施例2である“プリ
ンタの電源装置”の回路図である。図2において、図3
と同じ機能を有するものは同じ符号を付加して説明を省
く。実施例1と大きく違うのはコイル前の電圧を平滑化
するのではなく、コンパレータ50の出力結果を抵抗5
6,コンデンサ72によって平滑している。コンデンサ
72の電圧は、コンパレータ50が“H”(open)
のとき、24V電源より抵抗55,抵抗56を介してコ
ンデンサ72に流れる第1の電流量と、コンパレータ5
0が“L”(short)のとき、コンデンサ72か
ら、抵抗60に流れる電流量と抵抗56を通してコンパ
レータ50に流れる電流量の和である第2の電流量との
差で決まる。すなわちこの電流量の差がコンデンサ72
に蓄積され、コンデンサ電圧Vcが、トランジスタ58
のベース・エミッタ電圧Vbeとフォトカプラ59の順
方向電圧Vfの和より大きくなったとき、電源制御用I
C4に電流が流れ、電源制御用IC4がシャットダウン
する。
【0022】本実施例では、電圧検出のためコンパレー
タを使用しているがオペアンプ等でも良い。また、同様
に、トランジスタのベース・エミッタ電圧とフォトカプ
ラの順電圧の和で検出しているところを、コンパレー
タ、オペアンプ等で置き換えても良い。
【0023】以上説明したように、本実施例によっても
実施例1と同様に、出力電流検出用抵抗をなくし、出力
電圧変動を減少することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力電流検出抵抗をなくし、出力電圧の精度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の回路図
【図2】 実施例2の回路図
【図3】 従来例の回路図
【符号の説明】
1 AC電源 2 整流ダイオード 4 電源制御用IC 36 コイル 50 コンパレータ 59 フォトカプラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧のリップルを低減するコイル
    と、このコイルの両端間電圧にもとづいて出力電流を検
    出する出力電流検出手段とを備えたことを特徴とする電
    源装置。
  2. 【請求項2】 出力電流検出手段は、出力電圧のリップ
    ルを低減するコイルの入力端の電圧を平滑化した電圧
    と、前記コイルの出力端の電圧との差電圧により出力電
    流を検出するものであることを特徴とする請求項1記載
    の電源装置。
  3. 【請求項3】 出力電流検出手段は、出力電圧のリップ
    ルを低減するコイルの両端間電圧に関係する電圧を平滑
    化した電圧により出力電流を検出するものであることを
    特徴とする請求項1記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 出力電流検出手段の検出値が所定値を超
    えたとき、過電流保護動作を行う過電流保護手段を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 出力電圧のリップルを低減するコイルの
    出力端の電圧をフィードバックして出力電圧を安定化す
    る安定化手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 電源装置内の、出力電圧のリップルを低
    減するコイルの両端間電圧にもとづいて出力電流を検出
    することを特徴とする出力電流検出方法。
JP7183097A 1997-03-25 1997-03-25 電源装置および出力電流検出方法 Pending JPH10271819A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336507B2 (en) 2004-03-31 2008-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Power supply outputting multiple voltages
CN105319475A (zh) * 2014-07-31 2016-02-10 立锜科技股份有限公司 异常连接侦测方法
WO2019172873A1 (en) * 2018-03-05 2019-09-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Actuator fault indication via wires along busses
WO2019172872A1 (en) * 2018-03-05 2019-09-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Zonal actuator fault detection

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030902