JPH0326800Y2 - - Google Patents

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JPH0326800Y2
JPH0326800Y2 JP6372482U JP6372482U JPH0326800Y2 JP H0326800 Y2 JPH0326800 Y2 JP H0326800Y2 JP 6372482 U JP6372482 U JP 6372482U JP 6372482 U JP6372482 U JP 6372482U JP H0326800 Y2 JPH0326800 Y2 JP H0326800Y2
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JP
Japan
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transistor
voltage
coil
circuit
excitation coil
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JP6372482U
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JPS58168899U (ja
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自励式交流発電機の電圧調整装置に関
するもので、電圧調整作用が安定して行なわれる
ようにすると共に、回路部品としてのトランジス
タの保護を行なうようにしたものである。自励式
交流発電機の電圧調整装置としては、発電機の出
力電圧を検出し、この電圧に応じてトランジスタ
を断続動作させ、励磁電流を変化させて出力電圧
を調整する回路が多く用いられる。しかしながら
従来の回路は、回路構成が必らずしも完全なもの
ではなかつたので、出力電圧に脈動が生じること
があり、また回路部品としてのトランジスタを破
損させることがあつた。
本考案はこのため、ステータ側に主発電コイル
2とエキサイタコイル3とを備えると共に、ロー
タ側に励磁コイル5を備えて該励磁コイル5に前
記エキサイタコイル3の発生する電圧を印加して
励磁するようにした発電機1と、前記エキサイタ
コイル3と励磁コイル5との間に接続され、エキ
サイタコイル3から励磁コイル5へ供給される電
流の通電制御をする電圧調整回路とを備えた自励
式交流発電機の電圧調整装置において、前記電圧
調整回路に、前記主発電コイル2に誘起された電
圧を整流する整流回路7と、該整流回路7による
整流後の電圧を受け、該電圧の所定のツエナ電圧
を超えたときに導通するツエナダイオード16
と、該ツエナダイオード16が導通することによ
りオンとなるトランジスタ19と、該トランジス
タ19がオンとなることによりオフとなつてそれ
まで導通していた励磁コイル5への電流を遮断す
るトランジスタ22,23と、トランジスタ1
9,22,23回路の動作を安定化させるために
トランジスタ23の出力側とトランジスタ19の
入力側との間に接続された抵抗器26とコンデン
サ27とからなる正帰還回路と、該正帰還回路中
の正帰還されるトランジスタ19のベース、エミ
ツタ間にベース側をカソードにして接続されたダ
イオード21とを備えた構成としたものである。
以下、本考案の一実施例を図について説明する
と、第1図において1は自励式交流発電機(以
下、発電機という)であつて、図示しないステー
タに巻かれた主発電コイル2、エキサイタコイル
3と、ロータ4に巻かれた励磁コイル5を有する
ものである。主発電コイル2には負荷6が接続さ
れるほか、第1の整流回路7の入力側が接続され
ている。この第1の整流回路7の出力側には抵抗
器8を介して、コンデンサ9と抵抗器10,11
の直列回路が並列に接続されている。
エキサイタコイル3には第2の整流回路12の
入力側が接続されている。この第2の整流回路1
2の出力側には、コンデンサ13のほか多くの部
品が接続されているが、これらは正側の母線14
および負側の母線15との関係で説明する。抵抗
器10,11の接続点と母線15の間には、ツエ
ナダイオード16と抵抗器17の直列回路が接続
されている。また、母線14,15の間には、抵
抗器18とトランジスタ19が直列に接続されて
いる。そしてこのトランジスタ19のコレクタ、
ベース間にはコンデンサ20が接続されており、
ベース、エミツタ間にはダイオード21が接続さ
れている。
トランジスタ19は、後述のようにこの電圧調
整装置において正帰還を受けるものである。この
トランジスタ19のコレクタには、トランジスタ
22のベースが接続されている。このトランジス
タ22のコレクタは次段のトランジスタ23のコ
レクタに接続されており、これと同時に前述の励
磁コイル5の一端に接続されている。励磁コイル
5の他端は母線14に接続されている。トランジ
スタ22のベース、エミツタ間には抵抗器24が
接続されており、このトランジスタ22のエミツ
タはトランジスタ23のベースに接続されてい
る。トランジスタ23のエミツタは母線15に接
続されている。トランジスタ22,23のコレク
タと母線14の間にはダイオード25が接続され
ており、トランジスタ22,23のコレクタとト
ランジスタ19のベースとの間には抵抗器26と
コンデンサ27が直列に接続されて正帰還回路を
構成している。
このように構成されたこの装置は、発電機1が
発電すると、その出力電圧は負荷6に供給される
ほか、第1の整流回路7を通つて整流され抵抗器
10,11で分圧された電圧がツエナダイオード
16に与えられることになる。この電圧が一定値
を超えるとツエナダイオード16は導通し、トラ
ンジスタ19をオンにする。トランジスタ19が
オンになれば、それまでオンの状態を保つていた
トランジスタ22,23はオフになる。この結
果、励磁コイル5への通電が断たれるので、主発
電コイル2に発生する電圧(起電力)は低下し、
ツエナダイオード16は非導通の状態に戻つてト
ランジスタ22,23はオンとなる。これによつ
て励磁コイル5には再び励磁電流が流れるので、
主発電コイル2に発生する電圧は上昇することに
なる。
以上を繰り返えして電圧調整が行なわれること
になるが、この場合においてトランジスタ22,
23がオンになつたとき、コンデンサ27の電荷
はダイオード21を通じて放電され、コンデンサ
9両端間の電圧に影響を与えないことになる。ま
た、トランジスタ19のベース、エミツタ間に発
生する逆電圧はダイオード21によつて、その順
電圧降下内に抑えられることになる。
いま、ダイオード21を設けない場合を考える
と、トランジスタ22,23がオフのとき、コン
デンサ27にはコンデンサ13両端間の電圧とほ
ぼ同程度の電圧(一例として130ボルト)が充電
される。次にトランジスタ22,23がオンにな
ると、コンデンサ27に充電された電荷は抵抗器
17と、ツエナダイオード16、抵抗器10,1
1を通つて放電される。このため、このとき電圧
検出用として発電機1の出力電圧に正確に対応し
ていなければならないコンデンサ9の電荷を放電
し、コンデンサ9の電圧脈動率を増加してしまう
ことになる。また、このとき、トランジスタ19
のベース、エミツタ間には第2図のトランジスタ
19のベース、エミツタ電圧特性図中で示すよ
うな逆電圧が印加されるので、トランジスタ19
を破損してしまうことがある。しかしながら本考
案のものでは、ダイオード21を設けたことによ
り、これらの問題を生じさせることがない。
本考案は上述のように構成したものであるか
ら、出力電圧に脈動を生ずることがなく、また、
回路部品としてのトランジスタを破損させること
がない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
初段トランジスタのベース、エミツタ電圧特性図
である。 1……発電機、2……主発電コイル、5……励
磁コイル、16……ツエナダイオード、19……
トランジスタ、21……ダイオード、26……抵
抗器、27……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステータ側に主発電コイル2とエキサイタコイ
    ル3とを備えると共に、ロータ側に励磁コイル5
    を備えて該励磁コイル5に前記エキサイタコイル
    3の発生する電圧を印加して励磁するようにした
    発電機1と、前記エキサイタコイル3と励磁コイ
    ル5との間に接続され、エキサイタコイル3から
    励磁コイル5へ供給される電流の通電制御をする
    電圧調整回路とを備えた自励式交流発電機の電圧
    調整装置において、前記電圧調整回路に、前記主
    発電コイル2に誘起された電圧を整流する整流回
    路7と、該整流回路7による整流後の電圧を受
    け、該電圧の所定のツエナ電圧を超えたときに導
    通するツエナダイオード16と、該ツエナダイオ
    ード16が導通することによりオンとなるトラン
    ジスタ19と、該トランジスタ19がオンとなる
    ことによりオフとなつてそれまで導通していた励
    磁コイル5への電流を遮断するトランジスタ2
    2,23と、トランジスタ19,22,23回路
    の動作を安定化させるためにトランジスタ23の
    出力側とトランジスタ19の入力側との間に接続
    された抵抗器26とコンデンサ27とからなる正
    帰還回路と、該正帰還回路中の正帰還されるトラ
    ンジスタ19のベース、エミツタ間にベース側を
    カソードにして接続されたダイオード21とを備
    えたことを特徴とする自励式交流発電機の電圧調
    整装置。
JP6372482U 1982-04-30 1982-04-30 自励式交流発電機の電圧調整装置 Granted JPS58168899U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6372482U JPS58168899U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自励式交流発電機の電圧調整装置

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JP6372482U JPS58168899U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自励式交流発電機の電圧調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58168899U JPS58168899U (ja) 1983-11-10
JPH0326800Y2 true JPH0326800Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30073813

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JP6372482U Granted JPS58168899U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自励式交流発電機の電圧調整装置

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JPS58168899U (ja) 1983-11-10

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