JPH07507972A - アンプルの製造法および金型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアンプル製造のための装置および方法を意図したものである。このため に、コアビンチップがクリアランスホールの側面にぶつからないことを保証でき るように十分大きくしであるキャビティーハイジングのクリアランスホールにコ アビンチップは案内される。プラスチックスの射出成形時にクリアランスホール 内に形成される余分のシリンダー材料は、アンプルを金型から取り出した後、ア ンプルのノズルに開放部ができるように切り取られる。またコアピンチツブは、 破断に耐えるように、高強度ワイヤーから作ることもでき、または取り換えるこ ともできる。またこのためにアンプルノズルは第２段階の操作で鋳込成形しても よい、即ちノズルはアンプルに別製オリフィスを差し込むかまたは取り付けて作 ることもできる。

したがって、本発明の目的はアンプル製造用の改良法および改良装置を提供す本 発明の他の目的および特徴は、本発明のいくつかの態様を開示している添付図面 についてなされている以下の詳細な記載から明らかとなろう。しかし、図面は単 に説明のために描かれているのであり、発明の限界を定義しようとしてるのでは ないことは理解されるべきである。

図面類において、同じ引用番号はいくつかの図面を通して同じ構成要素を示して いる： 図１は閉じた状態にある本発明の金型の断面図である。

図２は図１の金型の部分拡大断面図である。

図３はコアピンの第２の態様を示す部分断面図である。

図４はコアピンの第３の態様を示す部分断面図である。

図５はアンプル中にノズル部分を鋳込成形する本発明を示している部分拡大断面 図である。

図６はノズル部分を形成する金属オリフィスを有するアンプルの拡大断面図であ る。

図７はノズル部分を形成するプラスチックスオリフィスを有するアンプルの部分 断面図である。

図８はアンプルの所のリム型オリフィスの部分拡大断面図である。

図９はアンプルの所のキャップ型オリフィスの部分拡大断面図である。

図１０はアンプルの所のプラグ型オリフィスの部分拡大断面図である。

図１１はアンプルの所のショールダー付きオリフィスの部分拡大断面図である。

好ましい実施態様の詳細な説明 図１に示すように、アンプル射出成形用の金型２０はテーパー付きシリンダー内 壁２４と背後、即ち基底端部２６とを有する金型キャビテイーハウジング２２を 含む。金型２０の前面、即ち先端部には先端環状部３２によって形成されるノー ズボア３０の中に同心円状に形成されたクリアランスホール２８がある。

コアピン４０には底部４２とわずかにテーパーの付いた長く伸びた円柱形の本体 ４４がある。一般に円錐形をしたコアビン首部４６は本体４４から前方に伸びて おり、円柱形のコアビンチップ４８の方へ傾斜して伸びている。コアピンの底部 ４２と金型キャビティーハウジング２２はパーティングライン５０のところで合 わさりている。

図１に示すように、金型２０は射出された熱可塑性材料をアンプル６０に形作る 。金型２０によって形作られたアンプル６０には背後、即ち基底端部のところに つまみ６２がついている。アンプル本体６４は金型キャビティー／１ウジング２ ２とコアビン本体４４との間で形成される。アンプル６０の喉部分６６はコアピ ン首部４６と先端環状部３２との間で形成される。

図２に移って、コアビンチップ４８は先端環状部３２およびクリアランスホール ２８組み合わせてアンプル６０内にノズル６８を形成する。ノズル６８は微小な ノズルパイロットシリンダー７０によって囲まれ且つふさがれている。

使用するに当たっては、コアビンチップ４８は、コアビンチップが金型を閉じる ときに及びプラスチックスの射出中にクリアランスホール２８の側面に当たらな いように十分太き（作りであるクリアランスホール２８に案内される。射出され 々プラスチックスはコアビンチップ４８とクリア、ランスホールとの間の空間に 流れ込み、アンプルの前面のところで微小なノズルパイロットシリンダー７０を 形成する。アンプルが金型から取り出される。第２段の切断操作において、ノズ ルパイロットシリンダー７０が切り取られ、ノズル６８が開放されて最終的なア ンプルが完成する。ノズル６８を開放するためにノズルパイロットシリンダーを 切断する費用は低（、最終的なアンプルのコストにはたいして付加されない。本 発明の金型と成形方法は、コアビンチップを金型キャビティーハウジング２２中 の厳格に適合しているパイロットホールへ案内する必要性をなくすことによって コアビンチップ４８の破断を防止するのに役立つ。

図３は、コアピン８０に溶接されている引き抜きワイヤー製のチップ８２を備え たチップ８２からできたコアピン８０を示している。引き抜きワイヤーチップは 非常に高い引張強度をもっており、機械加工されたコアチップはど脆弱ではない ので曲げ破断を受けにくい。またワイヤーコアビンチップの場合は、コアピンと してタングステンワイヤーのような高温での強度特性が改善されている工具鋼以 外の材料を用いることもできる。コアピン８０は従来のアンプル金型、即ち非常 に狭いクリアランスのパイロットホールをもった金型、で使用することもできる し、または図１で示されている、または図２で示されている金型２０の中で用い ることもできる。

図４では、コアピン８６はその平らな先端部表面９６のところにねじ山ホール９ ０を有している。取り換え用のコアビンチップはコアピン８６のねじ山ホール９ ０に嵌め込むことのできるねじ山付き植込みボルト９２を有している。平らなシ ョルダ一部９４は、滑らかな連続したコアピンの首部を形成するために、コアピ ン８６の平らな先端表面９６にピッタリおさまる。図４に示されたコアピンは従 来のアンプル金型、即ち図１の金型２０で使用しても良い。

図５は第２の操作でアンプルノズルを取り付ける金型および方法を示している。

アンプル１００は、通常ノズルが位置している先端部にカップ状の開放部１０２ を有している。力７ブ状開放部１０２はアンプル１００の中に形作られる。成形 後アンプルを金型から取り出す。必要なノズルのサイズと大きさに適合するピン チップ１０８を有するテーパー付きピン１０６をアンプルの基部末端からカップ 状開放部１０２に差し込む。鋳込材料１０４をカップ開放部１０２に導入し、固 化し、硬化処理する。テーパー付きピン１０６を鋳込成形したノズルを残して抜 き出す。この金型と方法によりアンプル１００を低コストで且つ装置の破損を伴 わないで成形することができる。鋳込材料にはウレタン、エポキシまたは紫外線 硬化性の材料のような数種の生体適合性材料のどれかを用いることができる。鋳 込材料１０４およびテーパー付きピン１０６の材料には、テーパー付きピンを引 き抜くときに固着によるビンチップ１０８が破損するのを避けて、テーパー付き ピン１０６が鋳込材料１０４から取り出し易いものを選ぶ。この鋳込操作は製造 コストを下げるために自動化してもよい。

別の器具および方法である図６および図７では、アンプル本体は先端部のノズル の位置により広い開放部をもって成形されており、第２の操作で別製オリフィ１ 　スを取り付ける。このあとの操作はコストを低減するために自動化することが できる。この方法により、アンプル本体を器具の破損なく低コストで成形でき、 しかも望みのノズル形態を提供することができる。

図６に示すように、アンプル１１０はオーバーサイズのノズル１１４をもって成 形する。ステンレス鋼製の成形オリフィス１１２をアンプル１１０の基部すなわ ち底部からオーバーサイズのノズル１１４に取り付ける。金属オリフィス１１２ を適切な位置に保持して、加圧設備とオーバーサイズノズル１１４の楔形状によ って漏れのないようにする。

図７に示すように、アンプル１１６にはオーバーサイズノズル１１７があり、プ ラスチックス材料のオリフィス１１８がアンプル１１６の基部の方からオーバー サイズノズル１１７に圧力をかけて嵌め込まれている。ショルダ一部１１９によ りプラスチックスオリフィスを適切な位置に留めることができる。

オリフィス１１８は、ポリカーボネートのように装置に強く固着しないプラスチ ックスで出来ているのが好ましい。ノズル開放部の径はアンプルの他の部分の径 に比べてずっと小さく、射出成形中も材料には小さな応力しかがからないので、 アンプルのノズル部分にとっては材料強度が高いことは重要な基準とはならない 。

それに加えて成形されたプラスチックスオリフィス１１８は寸法が小さいので、 （オリフィス形成用の）金型のパイロットホール／コアピン組み合わせの寸法精 度および成形工程は、より容易に、ピンをパイロットホールの端部にぶつかるこ とな（パイロットホールに案内することができる。更に、オリフィス１１８を成 形するのに用いられるコアピンは、ピンがずっと短いからプラスチックスをオリ フィスの型へ注入する開度形しないであろう。このためビンチップの破損を防ぐ のに役立つ。別製ピースとしてオリフィス１１８を成形することにより、アンプ ル本体のデザインを単一にして、異なるノズル形と径をもった種々の別製オリフ ィスに適合できるようになる。オリフィス１１８を別製ピースとして成形するこ とにより、その部分の寸法が小さいので多数のキャビティーを有する（それでも なお低コスト）金型で成形することができるので、低コストを可能にし、非常に 速い成形サイクル時間とすることができる。

図８に示すように、アンプル１２０にはその先端部に、リムオリフィス１２２が 付いており、ノズル１２３を形成している。リムオリフィス１２２はＴ聖断面と なっている。

図９では、キャップオリフィス１２６が、アンプル１２４の先端部に付いており 、ノズル１２５を形成する。

図１０では、アンプル１２８にプラグオリフィス１３０が付いておりノズル１３ １を形成している。図８〜１０の中の別製オリフィス１２２．１２６および１３ ０は、接着剤、溶剤、超音波溶接、加熱およびその他のプラスチックス接着法を 用いてアンプルの相当する外表面に接着することもできる。

図１１では、ノズルを形成するアンプル１３２の先端部でショルダーオリフィス １３４が熱接着されている。

このように、本発明のいくつかの態様と応用例が示され、記載されているが、本 発明の概念から逸脱することな（更に多くの変形が可能であることは当業者にで 制限されるものではない。

７２及ｌ− ／＝之ｌ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８）

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．次の工程を含むアンプルの成形方法：コアピンチップを金型キャビティ−ハ ウジングのクリアランスホールへ案内すること； グラステックスを金型キャビティーハウジングへ射出し、プラステックスをクリ アランスホールのコアピンチップの回りに流動させること；プラステックスを少 なくとも部分的に固化しコアピンチップの回りにノズルペイロットシリンダ−を 成形すること；クリアランスホールからコアピンのチップを引く抜くこと；金型 キャビティーハウジングからアンプルを取り出すこと：およびアンプル中にノズ ル開放部を形成するためにアンブルからノズルパイロットンリンダーを取り除く こと。
2. ２．プラステックスがポリカーボネートである請求の範囲第１項記載の方法。
3. ３．次のものを含むグラステックスアンプル成形用金型：金型キャビティーハウ ジング： 金型キャビティーハウジング内部に少なくとも部分的に位置することのできるコ アピン；および ワイヤー製コアピンチップを形成するためにコアピンの先端に取り付けられに引 き抜きワイヤー。
4. ４．引き抜きワイヤーがタングステンワイヤーを含む請求の範囲第３項記載の金 型。
5. ５．次のものを含むプラステックスアンプル成形用金型：金型キャビティーハウ ジング； 金型キャビティーハウジング内部に少なくとも部分的に位置することのできるコ アピン： 交換可能なコアピン先端部：および 交換可能なコアピン先端部をコアピンに取り付けるための装置。
6. ６．取り付け装置がスクリューねじ山を含む請求の範囲第５項記載の金型。
7. ７．次の工程を含む、先端部のノズルと開放基部を備えたアンプルの製造法：ア ンプルの先端部にある開放部の回りにカップ状の凹部を有するアンプルを成形す ること； アンプルの基部の方から開放部を通してカップ状凹部へピンを挿入することカッ プ状凹部へ鋳込材料を入れること；鋳込材料を固化すること：および ピンを引き抜くこと。
8. ８．ピンが傾斜をもっている請求の範囲第７項記載の方法。
9. ９．鋳込材料がウレタン、エポキシおよび紫外線硬化性材料からなる群から選ば れる材料である請求の範囲第７項記載の方法。
10. １０．次の工程を含む、先端部のノズルと開放基部を備えたアンプルの製造方法 ：その先端部に拡張開放部を有するアンプルを成形すること；およびアンプルの 基部の方から拡張開放部の中にオリフィスを取り付けること。
11. １１．オリフィスが一般にじょうご型をしている請求の範囲第１０項記載の方法 。
12. １２．オリフィスがステンレス鋼である請求の範囲第１０項記載の方法。
13. １３．オリフィスが圧力を加えることにより取り付けられている請求の範囲第１ ０項記載の方法。
14. １４．オリフィスがグラステックス製である請求の範囲第１０項記載の方法。
15. １５．プラステックスがポリカーボネートである請求の範囲第１４項記載の方法 。
16. １６．次の工程を含む、先端部にノズルを有するアンプルの製造方法：先端部に 拡張開放部を有するアンプルを成形すること：オリフィスを拡張開放部に取り付 けること。
17. １７．オリフィスを接着剤、溶剤、超音波溶接および加熱からなる群から選はれ る結合技術を用いてアンプルの開放部に取り付ける請求の範囲第１６項記載の方 法。