JPH07507573A - クラブラン酸のジアミン塩 - Google Patents

クラブラン酸のジアミン塩

Info

Publication number
JPH07507573A
JPH07507573A JP6521641A JP52164194A JPH07507573A JP H07507573 A JPH07507573 A JP H07507573A JP 6521641 A JP6521641 A JP 6521641A JP 52164194 A JP52164194 A JP 52164194A JP H07507573 A JPH07507573 A JP H07507573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clavulanic acid
salt
acid
diamine
salts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6521641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2839955B2 (ja
Inventor
ウェーバー ピーテル ヘイスベルト
Original Assignee
ギスト ブロカデス ナムローゼ フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ギスト ブロカデス ナムローゼ フェンノートシャップ filed Critical ギスト ブロカデス ナムローゼ フェンノートシャップ
Publication of JPH07507573A publication Critical patent/JPH07507573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2839955B2 publication Critical patent/JP2839955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D503/00Heterocyclic compounds containing 4-oxa-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxapenicillins, clavulanic acid derivatives; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D503/10Heterocyclic compounds containing 4-oxa-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxapenicillins, clavulanic acid derivatives; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
    • C07D503/12Heterocyclic compounds containing 4-oxa-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxapenicillins, clavulanic acid derivatives; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2 unsubstituted in position 6
    • C07D503/14Heterocyclic compounds containing 4-oxa-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxapenicillins, clavulanic acid derivatives; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2 unsubstituted in position 6 with hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, other than a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, attached in position 3
    • C07D503/16Radicals substituted by hetero atoms or by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical
    • C07D503/18Radicals substituted by hetero atoms or by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical by oxygen atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クラプラン酸のジアミン塩 本発明はクラプラン酸の新規なジアミン塩、その医薬組成物、並びにクラプラン 酸及びその塩及びエステルの製造におけるこれらの塩の使用に関する。
英国特許第1508977号明細書は、式(I):を有するクラプラン酸並びに その医薬上杆される塩及びエステルが多くのβ−ラクタマーゼ産生バクテリアに 対するペニシリン類及びセファロスポリン類の有効性を増強できる抗菌剤である ことを開示している。
米国特許第4.650.795号明細書は安定な医薬組成物を生じるクラプラン 酸の一級アミン塩の群を開示している。
欧州特許第26044号明細書はクラプラン酸の調製に有益な中間体としてのt −ブチルアミン塩の使用を開示している。
公開されていない欧州特許出願第562583号明細書は、N、 N−ジイソブ ロピルエチレンジアンモニウムジクラブラネート及びN、 N−ジエチルエチレ ンジアンモニウムジクラブラネート(両方とも、二級、二級の型のものである) につき同様の使用を開示している。
驚くことに、クラプラン酸の三級、三級のジアミン塩は、上記のクラプラン酸の t−ブチルアミン塩と較べて改良された性質を有することがわかった。例えば、 N、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチル−1,2−ジアミノエタンクラブ ラネートのモノ塩の大結晶は純粋な形態で容易に沈殿し得る。それ故、その塩は クラプラン酸の調製に非常に有益な中間体である。
それ故、本発明は式(Ila): (Ila) の三級、三級のノアミンモノ塩及び式Cl1b)CIlb) の三級、三級のジアミンジ塩を提供する。
(式中、R1及びR1は、夫々、任意に1個以上の不活性置換基を有していても よい(+−8C)アルキル基、(3−8C)シクロアルキル基または(3−8C )シクロアルキル(1−8C)アルキル基であり、または相互結合されて4−7 環原子の環を形成しており、R3及びR4は、夫々、任意に1個以上の不活性置 換基を有していてもよい(1−80)アルキル基、(3−8C)シクロアルキル 基または(3−8C)シクロアルキル(1−8C)アルキル基であり、または相 互結合されて4−7環原子の環を形成しており:Xは水素または水素ブリラン形 成基てあり:がっm及びnは、夫々、独立にO−5である) アルキル基は分岐鎖または直鎮てあってもよい。
CI鳴アルキル基はC,−C,アルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル 、イソプロピル、ブチル、sec、ブチルまたはtert ブチルであることが 好ましく、それはメチルであることが更に好ましい。
C,−C,シクロアルキル基はC,−C7シクロアルキル基、例えば、ソクロペ ンチル、ソクロヘキソルまたはソクロへブチルであることが好ましい。
Xは水素、ヒドロキシまたはハロゲン、例えば、臭素もしくは塩素であることが 好ましい。Xは水素またはヒドロキシであることが最も好ましい。
nはO〜3であり、かっmはθ〜3であることが好ましく、Xが水素またはヒド ロキシである場合に更に好ましい。nが1であり、mが0であり、かっXが水素 であるか、またはnかlであり、mが1であり、力りXがヒドロキシであること が最も好ましい。
好適な不活性置換基として、ハロゲン、ヒドロキシ、Cl−C4アルキル、Cl −C4アルコキシル、C,−C,アシルオキツル及びC,−C,エステル化カル ボキシルが挙げられる。
ハロゲン原子は、例えば、臭素、塩素またはフッ素、好ましくは臭素もしくは塩 素である。
Cl−C4アルキルはメチルまたはエチルであることが好ましい。
C,−C,アルコキシルはメトキシルまたはエトキシルであることが好ましい。
C,−C,アシルオキツルはC1またはC2アンルオキシルであることが好まし い。
C,−C4エステル化カルボキシルはClまたはC,エステル化カルボキシルで あることが好ましい。
一般に、Rt 、Rt 、R−及びR4は3個以下の置換基、好ましくは2個以 下の置換基を有する。R1,R2、Rs及びR4は1個の置換基を存するが、ま たは置換されていないことが最も好ましい。
R1とR8またはR3とR4が相互結合されて4〜7個の原子の環を形成する場 合、その環は炭素原子からなることが好ましく、飽和されていることが最も好ま しい。Rt 、R2、R2及びR4はメチルであることが最も好ましい。
式([la)及び(llb)の塩が誘導し得る式(III):のアミンは、通常 、医薬上杆されるアミンである。
式(Ila)及び(Ilb)の塩は、N、 N、 N’ 、 N’ −テトラメ チル−1,2−ジアミノエタン、1.3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパ ツール、N、N。
N’ 、 N’ −テトラメチル−1,4−ジアミノブタン、N、 N、 N’  、 N’ −テトラメチル−1,6−ジアミツヘキサン、!、2−ジピペリン ノエタン及びジピペリジノメタンから誘導されることが好ましい。
また、本発明は式(lla)または(llb)の塩の調製方法を提供するもので あり、その方法はクラプラン酸とジアミノ(III)の反応を含む。
(式中、Rt 、R2、R3、Rt 、X、m及びnは先に定義されたとおりで ある)ジアミンモノクラブラネートは、ジアミノの量がクラプラン酸の量と較へ て比較的多い場合に生成され、またジアミンジクラブラネートは、ジアミンの量 がクラプラン酸または互いに所定濃度のその混合物の量と較べて比較的少ない場 合に生成されるであろう。
クラプラン酸またはその混合物のモノアミン塩またはジアミン塩が生成される条 件は夫々のジアミンにつき研究されなかったが、これらが適用されるジアミンに より変化することは当業者に明らかであろう。
反応混合物中に存在するジアミンの濃度は、例えば、pHを変化させることによ り変化しi辱る。比較的高いpH(使用されるアミン及び溶媒に依存する)では 、一層多くのモノプロトン化ジアミン([I la)・か存在し、それ故、一層 多くのモノ塩か沈殿され、また比較的低いpHでは、一層多くのジブロトン化ジ アミン(Illb)が存在し、それ故、一層多くのジ塩が沈殿されるであろう。
更に、本発明は、クラプラン酸及びその医薬上杆される塩またはエステルの調製 における中間体としての上記のクラプラン酸のジアミン塩の使用を提供する。
別の局面において、本発明は、クラプラン酸またはその医薬上杆される塩もしく はエステルの調製方法を提供するものであり、その方法は一般に酸性化により上 記のクラプラン酸のジアミン塩をクラプラン酸に変換し、または一般に相当する 塩またはエステル生成化合物の源を添加することによりその医薬上杆される塩も しくはエステルに変換することを特徴とする。
更に別の局面において、本発明は、クラプラン酸またはその医薬上杆される塩も しくはエステルの精製方法を提供するものであり、その方法はi)有機溶媒中の 不純なりラブラン酸をジアミンと接触させて塩を生成し:li)工程i)で生成 された塩を単離し、そして1ii)その単離塩を一般に酸性化によりクラプラン 酸に変換し、または一般に相当する塩またはエステル生成化合物の源を添加する ことによりその医薬上杆される塩もしくはエステルに変換することを特徴とする 。例えば、クラプラン酸カリウムは、酢酸カリウムまたはエチルヘキサン酸カリ ウムを添加することにより生成される。
クラプラン酸のジアミン塩の生成は、有機溶媒中で起こることが最も適当である 。適当な溶媒として、非ヒドロキシル溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジオ キサン、酢酸エチル、酢酸メチル、アセトン、メチルエチルケトン及び同様の溶 媒並びにこれらの混合物か挙げられる。
その反応は約−50°Cから40°Cまて、最も好ましくは約0°Cから15° Cまでの温度で行い得る。
また、本発明は、式(l la)及び/または(Ilb)の塩と医薬上杆される 担体とを含む医薬組成物を提供する。
本発明の組成物の適当な形態として、錠剤、カプセル、再生可能な粉末及び注射 または注入に適した無菌形態が挙げられる。このような組成物は、通常の医薬上 杵される物質、例えば、希釈剤、バインダー、着色剤、香料、防腐剤及び崩壊剤 を含んでもよい。
式(lla)及び(Ilb)の塩の注射用組成物または注入用組成物は、クラプ ラン酸の化合物の高組織レベルが注射または注入による投与後に生じ得るのて特 に好適である。こうして、本発明の一つの好ましい組成物局面は無菌形態の式( Ila)及び(Ilb)の塩を含む。
経口投与形態に適した式(II)の塩を含む単位投薬組成物が、本発明の更に別 の好ましい組成物局面を形成する。
下記の実施例が本発明を説明する。記載されたpl値は、適用される溶媒中でイ ンゴールド(Ingold)を極、型式0402−37/+20で測定されたこ の値に関する。
実施例 実施例1 種々のジアミン塩の結晶化の比較 氷冷水中のクラプラン酸カリウムの溶液を氷水による冷却のもとに酢酸エチルと 共に攪拌した。約lO%(W/W)の硫酸の溶液により、pHを約2にし、水層 を分離し、酢酸エチルで2回抽出した。集めた抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥 し、濾過し、酢酸エチルで洗浄して、約2%(W/W)のクラプラン酸の溶液を 得た。クラプラン酸を等容積のアセトンで希釈し、ジアミンを添加した。
結果を表1に要約する。ジアミンのモル数/クラプラン酸のモル数の比を最後の 欄に示した。クラプラン酸の三級、三級型のジアミン塩は、油の形態てはなく、 即ち、好ましい結晶形態てのみ存在する。
表I ジアミン 撃1 結晶 油 ジアミン N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,2−ジー t、t + −1 ,90アミノエタン N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,2−ジー t、t +−0, 68アミノエタン N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,3−ジー t、t + −1 ,89アミノプロパン 1.3−ビス(ジメチルアミノ)−2−t、t +−1,74プロパツール N、 N、 N’ 、 N−テトラメチル−1,4−ジー t、t + −1, 34アミノブタン N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,6−ジー t、t + −1 ,84N、N−ジメチル−1,3−ジアミノ−p、i −+ 1.86プロパン N、N−ジメチル−1,2−ジアミノ−p、t −+1.69+ p 、−級: S 二級、t:三級 実施例2 酢酸エチル/アセトン溶液からのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチル −1,2−ジアミノエタンモノクラブラネートの調製乾燥酢酸エチル中のクラプ ラン酸抽出液(実施例1により調製したもの1kg当たり18gのクラプラン酸 を含む828g)を冷却(8°C)シ、N、 N、 N’ 、 N’ −テトラ メチル−1,2−ジアミノエタン(′rlllEDA、19.18g、即ち、ク ラプラン酸に対して 2.2のモル比)と共にpHを9に保ちながらアセトン1 リツトルに20分て添加した。攪拌を10℃で1時間続けた。沈殿を濾別し、ア セトン100 mlで洗浄し、35°Cて減圧乾燥してTh1EDAモノクラブ ラネート(大結晶)20.09gを得た。母液(1642g)はクラプラン酸約 1.12gを含んでいた。
NMR(DMSO−d6): 2.37ppm、 N−CH5(s、 +211 )+ 2.70ppm、 N−CHt (s、 4H); Q.95ppm。
C6−βH(d、 IH); 3.49ppm、 C6−aH(dd、 IH) ; 3.99ppm、 CH2011(m、21(); 4D60 ppm、 C3−H(s、 IH): 4.66ppm、 =C−H(tr、  IH)+ 5.58ppm、 C5−H(d、 IH)このTh1EDAモノク ラブラネ一トIgに、TMEDA 1mlを含む酢酸エチル/アセトン(+/I のV/〜)の混合物200 mlを添加した。1時間室温で攪拌し、その溶液を 濾過した後、濾液を徐々に蒸発させて大結晶を得た。
全てのパラメーターを、下記の実験条件下でディフラクトメーターで測定した反 射に関する2θ値から最小2乗法により得た。
−CAD 4 Rf/:ウス 一〇=30゜ −Mo−にα放射線 一入=0.70145人 一塩(C14H2sNzOs、基1c、)1.NO5及び基2C,H,,N2: 111W=315.37)は、a=8.268(1)、b=9.929(7)及 びc=20.221 (2)入で斜方晶空間1i1P2+2+2+で結晶化する 。α、β及びγ=90°。
−R=2747の反射につき0.206−Z=4 −これらの分子はN(2)と0(3)の間の強い水素結合(2,65(1)入) を介して結合されている。C(6)−0(2)の距離及びC(6)−0(3)の 距離は夫々f、20(1)入及び1.275(9)入であり、C(6)−0(3 )の間の部分的な単結合特性を示す。
原子座標を表IIに示す。
表II X/a y/b z/c sigx sigy sigzCI 、73451  .61143 .51083 .00109 .00094 .00039C2 ,72822,73ssj 、46864 .00099 .00085 .0 0037C3,777+2 .80814 .53160 .00099 .0 0091 .00038C4,62466,80092,62729,0009 1,00081,00035C5,74057,68316,63023,00 092,00079,00033C6,87476,71031,68279, 00092,00083,00034C7,5+426 .83929 .67 005 .00099 .000B9 .00039C8,40390,959 03,66482,00104,00092,00040C9,94385,0 9742,62+3] 、’0O161,00119,00049CI0 .7 765+ 、20910 .70628 .00115 .00+69 .00 053C111,36988,3+842 .57368 .00+65 .0 0182 .00077CI2 1.28231 .43860 .662+5  .00211 .00137 .00068CI3 1.07802 .36 142 .57942 .00185 .00171 .00077CI4 . 92742 .34721 .63555 .00+46 .00127 .0 0064N2 .92914 .2125+ 、66938 .00078 . 00080 .00031N3 1.22359 .33641 .61693  .00+12 .00091 .0003701 .69320 .4955 2 .50870 .00079 .00072 .0003002 .988 43 .77785 .66617 .00065 .00064 .0002 703 .84583 .65805 .739+7 .00070 .000 70 .00025表I+(続き) X/a y/b z/c sigx sigy sigz04 .64046  .86534 .56720 .00068 .00060 .0002605  .427831.04139 .72369 .00074 .00075  .00031Nl 、80549 .68028 .56442.00069  .00067 .00028)12+ 、82775 .76503 .436 42 .00679 .00618 .00278H22,60667,743 0B 、44395 .00696 .00637 .00278H31,87 967,86532,53289,00739,00655,00279851 ,694+4 .59219 .64269 .00759 .006+6 . 00283H71,51235,78214,69945,00721,006 54,00273実施例3 酢酸エチル溶液からのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチル−1,2− ジアミノエタンモノクラブラネートの調製 酢酸エチル中のクラプラン酸の溶液(75g、1kg当たり約20gのクラプラ ン酸を含む)を、攪拌し、N、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチル−1, 2−ジアミノエタン(TMEDA、5.IIg、即ち、クラプラン酸に対して8 のモル比)と共にpHを8〜9に保ちながら酢酸エチル75m1に8℃で10分 で添加した。攪拌を0.5時間続け、沈殿を濾別し、酢酸エチルで洗浄し、35 °Cて減圧乾燥して’TMEDAモノクラブラネート(大結晶)2.62gを得 た。母液(155g)はクラプラン酸0.03gを含んでいた。
NMR(DMSO−d6): 2.38ppm、 N−CH2(S、 12+1 )+ 2.70ppm、 N−CHt (S、 4H)+ Q.93ppm。
C6−βH(d、 IH): 3.48ppm、 C6−aH(dd、 1)l ): 3.98ppm、 CH20)1 (m、 2H);@4.58 ppm、 C3−)1 (s、 IH)+ 4.65ppm、 =C−H(tr 、 III): 5.58ppm、 C5−H(d、 IIi) 実施例4 酢酸エチル/アセトン溶液からのN、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチル −1,2−ジアミノエタンンクラブラネートの調製酢酸エチル中のクラプラン酸 の溶液(クラプラン酸1.1gを含む200m1)を、攪拌し、N、N、N’  、N’−テトラメチル−1,2−ジアミノエタン(TIJEDA、0.64g、 即ち、クラプラン酸に対して1.45のモル比)と共にpHを7.5〜8に保ち ながら冷アセトン(10°0200m1に10分て添加した。攪拌を0.5時間 続け、沈殿を濾別し、アセトンで洗浄し、35°Cで減圧乾燥してTMEDAジ クラブラネート(針状形の結晶)1.24gを得た。母液(337g)はクラプ ラン酸0.11gを含んでいた。
NMR(DMSO−d6): 2.45ppm、 N−CH5(s、 12H) : 2.80ppa N−CH−(s、 4H); 2.9XpB C6−β)I (d、 214): 3.53pIaC6−aH(dd、 2H ); 3.99ppu Ct(zOH(z 48); 4.U9 11PIL =C−H(tr、 2H): 4.76pprn、C3−H(s、  2H)+ 5.61ppm、 C5−H(d、 2)1)実施例5 1.3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロバノールモノクラブラネートの調製 酢酸エチル中のクラプラン酸の溶液(100g、1kg当たり20gのクラプラ ン酸を含む)を、8°Cて攪拌し、1. 3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プ ロパツール(2,54g、即ち、クラプラン酸に対して1.74のモル比)と共 にpHを8.5〜8.7に保ちながらアセトンloOmlに10分の期間にわた って添加した。攪拌を0.25時間続け、沈殿を濾別し、アセトンと酢酸エチル のI/l混合物50m1そしてアセトンで洗浄した。室温て減圧乾燥して1.  3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパツールモノクラブラネー目、82gを 遊離酸として5.6%の純度で得た。
NMR(DMSO−d6): 2.41ppm、 N−CHl (s、 121 (); 2.50ppa N−CHl (dABq、 4HCJ 12.6 H2,J 4.8 H2)+ 2.61ppm、 N−CHt (dABq、  4H,J 12.6 Hz、 J 4.8 Hz): 2.X4 ppa C6−βH(d、 IH,J 16.5 Hz); 3.49ppm、 C6− αH(dd、 IH,J 16.5 Hz、 J 2.7 gz); 3.96ppm、 CH,OH、CHOI((m、 3H); 4.58ppm 、 C3−H(s、 IH); 4.64ppa =C−Hitr。
IH,J 6.8 Hz); 5.57ppm、 C5−H(d、 18. J  2.6 Hz)実施例6 N、N、 N’ 、 N’ −テトラメチル−1,2−ジアミノエタンモノクラ ブラ不一トからクラプラン酸カリウムへの変換 0、35Mの酢酸カリウム溶液30m1 (溶媒イソプロピルアルコール及び1 %(W/V)の水)をイソプロパツール50m l中のN、 N、 N’ 、  N“ −テトラメチル−1,2−ジアミノエタンモノクラブラネート2gの懸濁 液(含量68.6%)に滴下して添加した。室温て0,75時間攪拌した後、沈 殿を濾過し、イソプロパツールlomlで洗浄し、35°Cて減圧乾燥して87 %(クラプラン酸)及び約1.5%の酢酸カリウム()rPLc分析)の含量て 結晶性クラプラン酸カリウム1.44gを得た。母液はクラプラン酸約0.06 gを含んでいた。
実施例7 N、 N、 N’ 、 N’−テトラメチル−1,2−ジアミノエタンジクラブ ラネートからクラプラン酸カリウムへの変換 イソプロパツール中の2−エチル−ヘキサン酸カリウムの訓の溶液4.5mlを イソプロパツール20m1及び水2ml中のN、 N、 N’ 、 N’−テト ラメチル−1,2−ジアミノエタンジクラブラネート(遊離酸として計算して純 度75.8%)2gの攪拌溶液に室温で添加した。0.25時間攪拌した後、沈 殿を濾別し、イソプロパツール5mlで洗浄した。室温で減圧乾燥して、遊離酸 として計算して83.6%の純度のクラプラン酸カリウム0.30gを得た。
イソプロパツール中の2−エチル−ヘキサン酸カリウムの訓の溶液更に2.5m lをそのυ液に添加し、攪拌を続けた。沈殿を濾別し、イソプロパツール5ml で洗浄し、乾燥させて、遊離酸として計算して82.3%の純度のクラプラン酸 カリウム0、68gを得た。
実施例8 1、 3−ビス(ツメチルアミノ)−2−プロバノールモノクラブラネートから クラプラン酸カリウムへの変換 イソプロパツール中の2−エチル−ヘキサン酸カリウムの訓の溶液1.6mlを イソプロパツール19m1及び水1ml中の1,3−ヒス(ジメチルアミノ)− 2−ブロパノールモノクラブラネートIgの攪拌溶液に室温で添加した。0.2 5時間攪拌した後、沈殿を濾別し、イソプロパツール15m1で洗浄した。室温 で減圧乾燥して、遊離酸として80%の純度のクラプラン酸カリウム0.38g を得た。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、 AU、 BG、 BR,BY、 CA、 CN、 CZ、FI、 HU、 JP、 KP、 KR,KZ、 LV、 No、 NZ、 PL、 RO,RU 、 S I、 SK。
UA、US、UZ、VN

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(IIa)または(IIb): ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼(IIa )▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼▲数式 、化学式、表等があります▼(IIb)により表されるクラブラン酸の塩。 (式中、R1及びR2は、夫々、任意に1個以上の不活性置換基を有していても よい(1−8C)アルキル基、(3−8C)シクロアルキル基または(3−8C )シクロアルキル(1−8C)アルキル基であり、または相互結合されて4−7 環原子の環を形成しておりR3及びR4は、夫々、任意に1個以上の不活性置換 基を有していてもよい(1−8C)アルキル基、(3−8C)シクロアルキル基 または(3−8C)シクロアルキル(1−8C)アルキル基であり、または相互 結合されて4−7環原子の環を形成しており;Xは水素または水素ブリッジ形成 基であり;かつm及びnは、夫々、独立に0−5である)
  2. 2.R1、R2、R3及びR4がメチルである請求の範囲第1項に記載のクラブ ラン酸の塩。
  3. 3.Xが水素であり、nが1であり、かつmが0である請求の範囲第1項または 第2項に記載のクラブラン酸の塩。
  4. 4.Xがヒドロキシであり、nが1であり、かつmが1である請求の範囲第1項 または第2項に記載のクラブラン酸の塩。
  5. 5.R1、R2、R3及びR4がメチルであり、Xが水素であり、nが1であり 、かつmが0である請求の範囲第1項に記載の式IIaのクラブラン酸のモノ塩 。
  6. 6.クラブラン酸を有機溶媒中でジアミン(III):▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、R1、R2、R3、R4、X、m及びnは請求の範囲第1項、第2項、 第3項または第4項に定義されたとおりである)と反応させることを特徴とする 請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項に記載の塩の調製方法。
  7. 7.ジアミンのモル量がクラブラン酸のモル量より大きい請求の範囲第6項に記 載の方法。
  8. 8.ジアミンのモル量がクラブラン酸のモル量より小さい請求の範囲第6項に記 載の方法。
  9. 9.クラブラン酸をN,N,N′,N′−テトラメチル−1,2−ジアミノエタ ンと反応させ、N,N,N′.N′−テトラメチル−1,2−ジアミノエタンの モル量がクラブラン酸のモル量より大きい請求の範囲第5項に記載の塩の調製方 法。
  10. 10.請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項及び第5項に記載のモノアミ ン塩またはジアミン塩をクラブラン酸またはその医薬上許される塩もしくはエス テルに変換することを特徴とするクラブラン酸またはその医薬上許される塩もし くはエステルの調製方法。
  11. 11.i)有機溶媒中の不純物を含むクラブラン酸を式IIIのジアミンと接触 させて塩を生成し; ii)工程i)で生成された塩を単離し、そしてiii)その単離塩をクラブラ ン酸またはその医薬上許される塩もしくはエステルに変換することを特徴とする クラブラン酸またはその医薬上許される塩もしくはエステルの精製方法。
  12. 12.請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項に記載のクラブ ラン酸の塩と医薬上許される担体または希釈剤とを含むことを特徴とする医薬組 成物。
  13. 13.クラブラン酸またはその医薬上訴される塩もしくはエステルの調製方法に おける中間体としての請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項 に記載の塩の使用。
  14. 14.実施例2〜8のいずれか一つに実質的に記載されたクラブラン酸塩。
  15. 15.実施例2、3、4及び5のいずれか一つに実質的に記載されたクラブラン 酸からのクラブラン酸のジアミン塩の調製方法。
  16. 16.実施例6、7及び8のいずれか一つに実質的に記載されたクラブラン酸の ジアミン塩からのクラブラン酸の調製方法。
JP6521641A 1993-03-26 1994-03-22 クラブラン酸のジアミン塩 Expired - Lifetime JP2839955B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL93200872.5 1993-03-26
EP93200872 1993-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07507573A true JPH07507573A (ja) 1995-08-24
JP2839955B2 JP2839955B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=8213723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6521641A Expired - Lifetime JP2839955B2 (ja) 1993-03-26 1994-03-22 クラブラン酸のジアミン塩

Country Status (8)

Country Link
JP (1) JP2839955B2 (ja)
KR (1) KR100187333B1 (ja)
BG (1) BG61948B1 (ja)
BR (1) BR9404743A (ja)
GR (2) GR950300030T1 (ja)
LV (1) LV11180B (ja)
RU (1) RU2135502C1 (ja)
SI (1) SI0647229T1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1578739A (en) * 1976-07-23 1980-11-05 Beecham Group Ltd Amine salts of clavulanic acid methods for their preparation and compositions containing them
AT399155B (de) * 1992-03-26 1995-03-27 Lek Tovarna Farmacevtskih Neue alkylendiammonium-diclavulanat-derivate, verfahren zu deren herstellung sowie deren verwendung

Also Published As

Publication number Publication date
BG61948B1 (bg) 1998-10-30
RU94046014A (ru) 1996-10-10
BG99212A (bg) 1995-12-29
LV11180B (en) 1996-08-20
KR950701635A (ko) 1995-04-28
RU2135502C1 (ru) 1999-08-27
KR100187333B1 (ko) 1999-05-01
GR950300030T1 (en) 1995-06-30
BR9404743A (pt) 1999-09-28
GR3021347T3 (en) 1997-01-31
LV11180A (lv) 1996-04-20
JP2839955B2 (ja) 1998-12-24
SI0647229T1 (en) 1997-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6103326B2 (ja) ピロロキノリンキノン二ナトリウム塩の結晶
CN108047151A (zh) 一种高收率钆布醇的制备方法
MX2011010657A (es) Proceso para la preparacion de sales de pirrolidinio.
EP0116276A2 (de) Neue spirocyclische Aminosäurederivate, Verfahren zu ihrer Herstellung, diese enthaltende Mittel und deren Verwendung sowie neue spirocyclische Aminosäuren als Zwischenprodukte und Verfahren zu deren Herstellung
NZ263564A (en) Tertiary, tertiary diamine mono and di salts of clavulanic acid; purification of clavulanic acid
AP749A (en) Clavulanic acid salts.
JPH05504970A (ja) 尿素誘導体類、それらの製造およびそれらを含有している薬用生成物
WO2000071526A1 (fr) Tetramides d'un complexe de gadolinium et application en imagerie medicale
JPH07507573A (ja) クラブラン酸のジアミン塩
CA2019717C (en) (1,2,3,4-tetrahydro-9-acridinimino)cyclohexane carboxylic acid and related compounds, a process for their preparation and their use as medicaments
PL188634B1 (pl) Sposób wytwarzania potasowej soli kwasu klawulanowego
US5821364A (en) Diamine salts of clavulanic acid
JPH05503718A (ja) 光学異性ヒダントインの分割方法
US20050070522A1 (en) Resolution of a narwedine amide derivative
JPH1143486A (ja) 固体化合物、その調製物及び薬剤における使用
JP2013018776A (ja) 3−[2−(ジメチルアミノ)メチル−(シクロヘキシ−1−イル)]−フェノールのHCl多形体
JP2003506429A (ja) (r)および(s)−カルニチンのニトリルオキシ誘導体
US5760218A (en) Diamine salts of clavulanic acid
TW202227387A (zh) 單水合曲前列環素晶體及其製備方法
KR20220125856A (ko) 신규한 오르트산염 중간체를 이용한 카르니틴 오르트산염의 제조방법
JPS59216887A (ja) テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔5,1−a〕イソインド−ル
JPH06506209A (ja) 結晶性チアガビン塩酸塩−水和物、その製造方法および用途
JPH03190881A (ja) ベンジルオキサゾピロロキノリン類
JPS61145184A (ja) カンプトテシン・テトラアルキルアンモニウム塩およびその製造方法
EP1907350A1 (de) Salz von fumarsäure und 3- (2-dimethylamino) methyl- ( cyclohex-1-yl) ) phenol un dessen kristalline formen