JPH07507260A - 折り畳み式容器 - Google Patents

折り畳み式容器

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JPH07507260A
JPH07507260A JP6500657A JP50065793A JPH07507260A JP H07507260 A JPH07507260 A JP H07507260A JP 6500657 A JP6500657 A JP 6500657A JP 50065793 A JP50065793 A JP 50065793A JP H07507260 A JPH07507260 A JP H07507260A
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ストロンバーク,パー エス
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フィディリティ インターナショナル インク
ストロンバーク エンタープライゼス エイ/エス
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/22Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
    • B65D1/225Collapsible boxes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み大容器 送血す黙 本発明は、折り畳み大容器に係り、特に魚等の腐敗しやすい商品を輸送するのに 適した容器に関するものである。本発明に関る容器は、例えばポリエチレン等の プラスチック材料を成形して作られた一枚のブランクで形成される箱または輸送 用ケースであり、底部パネルと、この底部パネルにヒンジ結合された一対の第一 周壁パネルと一対の第二周壁パネルとを有する。この容器の上部開口を閉塞する 蓋またはカバーは、好ましくは前述の底部パネル等からなる容器本体とは別部材 として用意される。本発明の容器は、複数互いに積み重ねて使用するのに適して おり、積み重ねた場合には各容器に対して蓋は必ずしも必要ではない。
背、景技術 発泡ポリスチレン類の魚肉輸送用の非折り畳み大容器は従来から知られている。
これらの従来の容器は一度使用された後に捨てられるのが普通であり、環境1呆 護の見地から極めて好ましくない。
発泡ポリスチレン容器は安価であるという利点があるが、折り畳み可能で1区部 が簡単であり再使用することのできる鮮魚または冷凍魚用の輸送容器があればそ れに越したことはない。米国特許第3,675.803号には発泡ポリスチレン 類の分解可能な輸送用容器が開示されているが、この容器はくり返し使用するに は強度が不十分である。更に、発泡材料は少なくともある程度液体を吸収するの で、この点だけを取り上げても再使用型の魚肉容器としては適していない。米国 特許第235.346号には軽量型の折り畳み式輸送容器が開示されている。こ の容器は、底部パネルとこの底部パネルにヒンジ結合された四つの周壁パネルと を有する一体構造である。ちなみに、この容器の頂部パネルは周壁パネルの一つ にヒンジ結合されている。しかしながら、この容器も発泡プラスチック材料で形 成されるため、前述した理由により、再使用型の魚肉容器としては適していない 。
折り畳み自在であり、しかも再使用可能な魚肉容器に適した材料で構成される従 来の容器は、例えば米国特許第4.005,795号に開示されている。この特 許の容器はポリプロピレン製の一枚ブランクから形成されており、周壁パネルは すべて底部パネルに一体的にヒンジ結合されている。この容器はスタンドとソケ ットで構成されるロック手段を備えており、側壁パネルと端壁パネルが起立させ られた時にロック手段より側壁パネルと端壁パネルとが互いに連結されるように なっている。しかしながら、この特許の莫施例に示される容器は、魚肉輸送用容 器が積み荷時に受ける衝撃その他を考慮した場合、構造上の安定性に欠けると考 えられる。米国特許第3,675,808号には、側壁パネルと端壁パネルとが ダブテイル型の連結タブと四部とにより連結される折り畳み型容器が開示されて いる。
本発明は安価かつ強固であり、発送元に返却して再使用できる輸送用容器の提供 を目的とする。このような容器は返却輸送時には平らに展開して他の同様な容器 といっしょに積み重ねることができ、したがって、その様に積み重ねた時の占拠 空間が最小限にとどめられる。
簸盟ダ皿丞 本発明は物品、例えば腐敗しうる食品を輸送するために使用される容器を提供す る。この容器はプラスチック成形により作られた一枚のブランクがら形成される 上部開口型容器である。この容器は、底部パネルと、底部パネルにヒンジ結合さ れた一対の第一周壁パネルと、同じく底部パネルにヒンジ結合された一対の第二 周壁パネルとを有する。各周壁パネルと、底部パネルとは一体的にヒンジ結合さ れている。したがって、これら周壁パネルは平らに伏せた伏臥位置から底部パネ ルに対して起立した起立位置に立ち上げることができる。もちろん起立位置がら 伏臥位置に倒すこともできる。第一周壁パネルと第二周壁パネルの互いに隣り合 う端縁には互いに係合するロック手段が設けられる。これらロック手段は、第一 、第二周壁パネルを立ちあげて容器の角部を形成したときに、互いに係合して隣 り合う第一および第二周壁パネルをその位置に固定する。また、本発明の容器は 平らに展開または折り畳むことにより、すなわちすべての周壁パネルを伏せるこ とにより、同様な複数の容器を入れ子状態に積み重ねることができる。このよう にすることにより、複数積み重ねた容器の高さを実質的に減少させて容器が占拠 する空間を最小限にとどめることができる。
本発明の容器の底部パネルおよび周壁パネルは、それぞれ、そのパネル面から突 出する凸部を有するのが好ましい。つまり、このような凸部を適当な形状に形成 しかつ適当な位置に配置すれば、複数の展開状態の容器を相互にはまりあった「 入れ子」の関係に積み重ねることができる。
本発明の容器のロック手段は、一方の対の周壁パネルにより提供される保持面と 、他方の対の周壁パネルにより提供されかつ前記保持面と保合可能な他の保持面 とを有するのが好ましい。ロック手段は、周壁パネルが伏せた状態に倒れるのを 防止する。
本発明の容器の四つの角部が形成されたとき、一方の対の周壁パネル(以下一方 の周壁パネルと称す)の保持面は、他方の対の周壁パネル(以下他方の周壁パネ ルと称す)の保持面と互いに係合し、しかして、容器が組み立て状態に保持され るのが好ましい。
一方の周壁パネルの保持面は、一方の周壁パネルの最外端縁近傍に設けられたリ ブの表面であるのが好ましい。このようなリブを持つ構成とした場合、リブは前 記他方の周壁パネルに設けられる溝にはまり込む構成とするのがよい。この場合 、溝の内面が他方の周壁パネルの保持面として作用して一方の周壁パネルが伏臥 位置に倒れないように保持する。他方の周壁パネルには一方の周壁パネルの保持 面に対して係脱自在なロック面をヒンジ結合し、他方の周壁パネルが伏せた状態 に倒れないようにするのが好ましい。このようなロック面は他方の周壁パネルに ヒンジ結合されたロックフラップに設けるのがよい。ロックフラップは他方の周 壁パネルと一体に形成され、一方の周壁パネルの保持面と係合したときに前記溝 を形成する溝壁の一部となる。
ロック面は前記ロックフラップから垂直に突出するロックリブに設けるのが好ま しい。
ロックリブと一方の周壁パネルは互いに係脱自在なファスナ一手段を形成するの がよい。このファスナ一手段は好ましくは押し込み式スナップである。ファスナ 一手段はまた、互いにはまり合うノツチとベグであるのがよい。このようなノツ チとベグは前記第一および第二の対の周壁云ネルの互いに隣り合う縁部(垂直に 延びる縁部)に沿って設けられる。これらノツチとベグは前記周壁パネルが立ち あげられた後、ロックフラップが保合位置に達すると互いに係合する。
他方の周壁パネルの溝の中に第二保持面を設けてもよい。この第二保持面は一方 の周壁パネルの最外端縁が溝の中にあるときにその最外端縁と係合する。
周壁パネルはそれらの上端縁の近傍に把手となる凹部を有するのが好ましい。
底部パネルの下面には、他の同様な容器の上端周縁に沿って形成された位置決め 手段とはまり合う形状の位置決め手段を設けるのが好ましい。このような位置決 め手段により複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることができる。
容器の上端周縁に沿って形成された位置決め手段は、蓋の下面に形成された位置 決め手段と係合可能であって、これにより容器に対して動かないように蓋をする ことができるのがよい。また、蓋の上面にも他の同様な容器の底部パネルの下面 に形成された位置決め手段と係合可能な位置決め手段を設けるのがよい。このよ うにすれば、蓋をした場合にも複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることが できる。
底部パネルと各周壁パネルとの間のヒンジは、その周壁パネルの全長に沿って連 続的に延在する溝成徒するのが好ましい。
本発明の容器は、平らに展開した時に、1.2mx0.8mの大きさを持つ標準 的ヨーロッパサイズのバレットにうまく載せることができる大きさとなるのがよ い。
また、本発明は物品を輸送するのに適した折り畳み式容器を提供する。この容器 はプラスチック材料により一体成形された上部開口型容器であり、底部パネルと この底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有する。各周壁パネル は底部パネルに一体的にヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へお よび起立位置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在である。二対の周壁パ ネルの互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々形成 され、周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成した時に 側壁パネルと端壁パネルとがロック手段により互いに連結される構造である。
ロック手段は一方の対の周壁パネルにより提供される保持面と、この保持面と保 合可能でありかつ他方の対の周壁パネルにより提供される保持面とを有し、これ ら保持面の作用により周壁パネルが起立位置に保持される。一方の周壁パネルの 保持面はその周壁パネルの最外端縁の近傍に形成されたリブの表面である。また 、一方の周壁パネルの保持面に対して係脱自在なロック面が他方の周壁パネルに ヒンジ結合される。このロック面は他方の周壁パネルにヒンジ結合されたロック フラップの表面である。このロックフラップは一方の周壁パネルの保持面と係合 したときに他方の周壁パネルの保持面の一部を形成する。
以下、魚肉輸送用の容器として適した本発明の折り畳み式容器を添付の図面に示 す実施例に基づいて説明する。
回国0M巣免毀吸 第1図は底部パネルとこれに一体にヒンジ結合された四つの周壁パネルとを有す る本発明の容器を組み立てるためのプラスチック製ブランクを示す斜視図、第2 図は第1図のブランクから組み立てられた上部開口型容器を示す斜視図、第3図 は第1図のブランクから組み立てられ、かつ、上部開口がはめ込み式の蓋体によ り閉じられた状態の容器を示す斜視図、第4図は第3図の容器の底部パネルの下 面を示す斜視図、第5図は端壁パネルの縁部およびその端壁パネルと面一におか れた状態のロックフラップを示す一部を断面にした側壁パネルと端壁パネルの端 面図、第6図は半組み立て状態かつ上部開口状態の容器であって、その端壁パネ ルを下方へ揺動させた状態を示す正面図、第7図は第6図とほぼ同様の容器であ るが第6図の容器にない付加的な部材を有する容器の正面図、第8図は第7図に 示す上部開口状態の容器を一部展開した状態の斜視図である。
明を するための最 の形態 第1図には適当なプラスチック材料を一体成形して作った一枚のブランク10が 示されている。このブランク10は、矩形の底部パネル12と、この底部パネル の周縁にヒンジ結合された二対の周壁パネル14.14a、16.16aとを有 する。各村の周壁パネルはその形状および大きさがほぼ同一である。これら周壁 パネルのうち側壁パネル14.14aは底部パネル12の側縁に沿って一体に形 成されたヒンジ18.18aを介して底部パネル12にヒンジ結合されている。
この構成により側壁パネル14.14aは底部パネル12と実質上同一面内に伏 せた伏臥位置から、底部パネル12に対してほぼ垂直な起立位置へ揺動可能とな る。もちろんその逆に起立位置から伏臥位置へ揺動することもできる。同様に、 残りの周壁パネルである端壁パネル16.16aは底部パネル12の端縁に沿っ て一体に形成されたヒンジ20.20aを介して底部パネル12にヒンジ結合さ れている。
ヒンジ18.18a、20.20aは、いわゆるリビングヒンジである。これら のヒンジは容器と一体に成形された細長いプラスチック製帯状部分であり、各ヒ ンジが設けられる容器パネル(すなわち底部パネルおよび周壁パネル)と一体で あり、かつ、その厚さは容器の他の部分と比べて極めて薄い。したがって、容器 の他の部分よりも可とう性に富んでいる。本発明の容器にあっては、上記のよう なリビングヒンジが、容器パネルを成形する過捏でプラスチ7り射出成形により 形成されるが、リビングヒンジ以外の他のヒンジを使用してもさしつかえない。
周壁パネルを第2図のように起立状態に保持して上部開口状態の容器を得るため に、側壁パネルが端壁パネルにはめ合わされる。このはめ合せを行うために、各 端壁パネルの両垂直端縁に各々ロックフラップfが設けられる。これらロックフ ラップfは隣り合う側壁パネルの外面にスナップ式に係合する。さらに、各端壁 パネルの内面における上記両垂直#i縁近傍に各々rIItCが形成される。本 発明の容器の四つの角部の構成は基本的に同一であるので、以下第5図に示す特 定の角部についてのみ説明する。しかしながら、残りの三つの角部の構成も以下 の説明に準するものと理解されたい。溝Cを形成する壁のうち最も外側に位置す る溝壁22は、この溝Cの隣りの側壁パネル14が倒れないように保持するため の保持面として機能する。溝Cに隣り合う側壁パネル14の7s縁近傍には、側 壁パネル14の外面から垂直に突出するリブ24が一体に設けられる。周壁パネ ルを全部起立させて容器の四つの角部を適切に形成すれば、側壁パネル14は溝 Cにはまり込むが、このとき第5図のように、側壁パネル14のリブ24が溝C の内面25に当接する。これによりa壁パネル14が倒れないようにその起立位 置にしっかり保持される。一方、側壁パネル14のリブ24は端壁パネル16が 倒れないのロックフラップfはその面から垂直に突出するロックリブ26を有す る。ロックフラップfは側壁パネル14の外面に面接触するまで回動させられた ときに係合状態となる。ロックフラップfを係合状態に回動させることにより、 ロックフラップfの一部f1は、溝壁22の一部を切り欠いて形成されたノツチ (第8図参照)にはまり込んで、溝壁22の一部を形成する。また、この係合状 態のとき、ロックフラップfのロックリブ26はリブ24の内側に係合する。こ のようなリブ24とロックフラップfとの係合により端壁パネル16が起立位置 に保持される。
ロックフラップfと側壁パネル14とを係合させるために、側壁パネル14のリ ブ24の内側に、リブ24の延在方向と直交する方向(第5図では水平方向)に 延びる一対のペグ28が設けられる。これらペグ28は第1図および第8図に示 すように、側壁パネル14の端縁に沿う方向(すなわちリブ24の延在方向)に 互いに離間している。これらペグ28は、ロックフラップfのロックリブ26に 形成された一対のノツチ30 (第1図、第6図、第8図参照)にスナップ式に はまり込む位置に配されている。つまり、それらノツチ30はロックリブ26の 延在方向に互いに間隔をおいて配置されている。
第5図に戻って説明すれば、溝Cの中には第二ロックリブ32が設けられている 。溝壁22の内面25に向き合うもう一方の溝壁と第二ロックリブ32との間に は側壁パネル14の最外端縁33を受け入れる子溝が形成される。つまり、最外 端縁33が子溝にはまり込むことにより、側壁パネル14と端壁パネル16が更 にしっかりと安定した状態ではめ合わされる。
容器の使い勝手をよくするために、両端壁パネル16.16aの上縁部近傍には 四部34が形成されている。これら凹部34は端壁パネル34の垂直圧縮強度お よび剛性を高めるだけでなく、握手としても機能する。各側壁パネルにも四部3 4と同様な凹部36.38が形成されている。凹部36と凹部38は水平リブ4 0および垂直リブ42により互いに隔てられている。これらリブ40.42は側 壁パネル14.14aの剛性および積み重ね強度を高める作用がある。
各周壁パネル14.14a、16.16aはその上縁に容器の内側へ張り出した 上部フランジ44.44a、46.46aを有する。これらの上部フランジは周 壁パネルがすべて起立位置におかれた時に協働して、上へ盛り上がった上部リム Rを形成する。
上蓋L(第3図参照)は、上述の上部リムRとはまり合う形状の周縁溝(図示略 )を有する。この周縁溝は上蓋りの下面の周縁に沿って延在し、上蓋りを上述の 容器本体に被せたとき上部リムRとスナップ式にはまり合う。上蓋りの上面には その周縁に沿って複数の垂直なりノブ48.48aが設けられている。一方、容 器の底部パネル12の下面にはその周縁に沿って周縁溝50(第4図参照)が形 成されている。したがって、上蓋を被せた状態の複数の容器を上下に積み重ねた とき、上下に隣り合う二つ容器の下側の容器のリップ48.48aが上側の容器 の周縁溝50にはまり込んで上下の容器が互いに水平方向へずれないようになる 。つまりこれらリップ48.48aおよび周縁溝50により容器の積み重ね安定 性が向上する。また、底部パネル]2の周縁溝50は容器を上蓋り無しで積み重 ねたときにも機能する。つまり、容器本体の上部リムRは丁度周縁溝50を上方 へ平行移動させた位置にあるので、下側の容器の上部リムRが上側の容器の周縁 溝50の中にうまくはまり込んで、上下の容器が安定した状態に積み重ねられる 。この場合、上蓋りが必要となるのは最上段の容器だけとなる。上蓋りの中央に は、幅方向に延びる二対の補助リップ52.52aが設けられている。これら補 助リップは、上に重ねられる同様な容器の底に設けられたレリーフ部54に当接 してこれを支持する。上記リップのうちリップ48.52からなるグループは上 に重なる容器の底部パネル12の片側半分に係合し、リップ48a、52aから なるグループは同底部パネル12の残り半分に係合する。
第6図には部分的に組み立てられた状態の容器本体の正面図が示されている。
この第6図には上述した周壁パネル同士をはめ合い関係に連結するロック手段が 実際にどのような位置関係に配されているかが描かれている。つまり、端壁パネ ル16aと両側壁パネル14.14aとが起立位置に置かれ、端壁パネル16が 下向きに折り曲げられた状態の容器本体を、折り曲げられた端壁バえル16の側 から見た状態が第6図である。図かられかるように、端壁パネル16の左右両端 に設けられたロック手段(すなわち溝C)が側壁パネル14.14aの端部に設 けられたロック手段を受け入れることができるような位置に設けられている。端 壁パネル16が上方に揺動させられて起立位置に達すると、心情Cとこれに対応 する側壁パネルの端縁は互いに係合する。このとき、心情Cの内側の壁はこれに 対応する側壁パネル14又は14aの最外端縁33に当接する。これと同時に、 心情Cの外側の壁22の内面25は、対応する側壁パネル14または14aのリ ブ24の垂直方向に延在する縁に当接する。さらに、心情Cの中にある第二ロッ クリブ32は、これに対応する側壁パネルのリブ24の外側面に当接する。
第7図は第6図とほぼ同様な図面、すまわち部分的に組み立てられた容器本体の 正面図である。ただし、第7図には第6図に無い部分、すなわちタブ56.7ノ チ58が示されている。タブ56は心情Cの外側の溝壁22からその溝C内へ突 出している。ノツチ58はタブ56と丁度はまり合う大きさであり、各タブ56 に隣接するリブ24に形成されている。これらタブ56とそれと対を成す7ノチ 58は、側壁パネル14.14aの端縁部と端壁パネル16.16aの端縁部と が互いに当接するように配された時に、互いにはまり合うような位置および形状 である。タブ56は隣接する端部パネルから遠ざかる方向へいくにしたがって徐 々に先細りになる形状を有し、その先細の先端が相手のノツチ58に入り込みや すいようになっている。容器の組立て時に両端壁パネル16.16aが側壁パネ ル14.14aに押し付けられると、各タブ56はそのスカート状に広がった幅 広の基端部が、対応するノツチ58にきつくはまるまでそのノツチ58の中に押 し込まれる。この先細り状タブ56の楔作用により、側壁パネル14.14aの 端縁が端壁パネル16.16aの端縁に対して垂直方向にうまく位置あわせされ る。
第7図および第8図には各ロックフラップfのロックリブ26の変形例が示され ている。この変形例のロックリブ26は、そこに形成されたノツチ30がこれに 対応するペグ28 (第8図参照)に係合しやすいように工夫が施されている。
容器の製造過程で、あるいは容器のくり返し使用により、ペグ28とノツチ30 の相対位置がずれると、両者のはめ合せが難しくなるが、この変形例ではロック リブ26におけるノツチ30の隣に第2ノアチロ0が形成されることにより、そ のようなはめ合せの難しさを補償するようにしている。すなわち、ノツチ30と 第2ノツチ60の間には第2ペグ62が形成されることになる。この第2ペグ6 2はその両側にノツチ30.60があるため非常に柔軟である。ペグ28とこれ に対応するノツチ30の相対位置が多少ずれた場合にも、第2ペグ62が柔軟で 曲がりやすいことにより、ペグ28とノツチ30のはめ合せ難さが解消される。
言い換えれば、ペグ28とノツチ30とが最適状態で位置決めされない場合には 、ロックリブ26の硬さに起因してペグ28とのノツチ30とのはめ合せが難し くなるが、第2ペグ62を使用することによりロックリブ26に柔軟性が与えら れることになる。
一方、本発明の容器はその展開状態すなわちブランクの状態でも、互いに入れ子 の状態に積み重ねることができる。つまり、容器の各パネルに形成された凸部は 、各パネルの各面側ごとに全て同一面内に形成されており、また、把手となる凹 部のような特定の部分は、他の容器の同一部分と入れ子になり得る形状に設計さ れている。本発明の容器を展開した場合のサイズは、例えば標準的なヨーロッパ サイズのパレット(1,2mx0.8m)に載せうるサイズである。このサイズ は使用後の容器を再使用のために返送するのに非常に便利である。組立状態の容 器の場合、各パレットには各層に3つの容器を並べた状態でこれを複数層積み重 ねて載せることができる。
補正(りの翻訳文の提出;’; (1冒1法第184条の7第1項)1,1 1、国際出願番号 PCT/US !l 31048 G 22、発91の名称  折り畳み式容器 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国 ジョーシア 30318 アトランタエヌ ダプリュ  フォーティーンス ストリート 568名 称 フィデイリディ インターナ ショナル インク (ほか1名代表名 ウィリアムス、ジョン エル 国 nf アメリカ合衆国 4、代理人 住 所 東京都新宿V高田馬場3丁目23番3号 ORピル6、添イ11書類の 目録 (1)補正書の翻訳文 1通 7、前記以外の特許出願人および代理人(1)特許出願人 住 所 ノルウJ−国 N−2011ストロンメン ビーオーボックス 65  ストロンスヴ、Tレン 80名 称 ストロンバーク エンタープライゼス エ イ/ニス(2)代理人 住 rfr 東京都新宿区高ff+馬場3丁II 23番3号 ORビル請求の 範囲 1.物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み式容器で あって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこの 底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前記 底部パネルにヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へおよび起立位 置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周壁パネルの 互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々形成され、 前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成した時に前 記二対の周壁パネルが前記ロック手段により互いに連結される構造であり、前記 ロック手段は一方の対の周壁パネルに一体にヒンジ結合されたロックフラップを 有し、これらロックフラップは他方の対の周壁パネルに重ねられたときに他方の 対の周壁パネルと係合し、かつこれらロックフラップは他方の対の周壁パネルに 係合したときにその外面が他方の対の周壁パネルの最外側面よりも外方へ突出し 2、前記底部パネルおよび二対の周壁パネルはそれらの面から突き出した凸部を 有し、これら凸部は前記底部パネルおよび周壁パネルの各2面側ごとに全て同一 面内に存在する請求項1記載の折り畳み式容器。
3、平らに展開したときに、他の同様な容器と入れ子状態に積み重ねることがで きる請求項1または2に記載の折り畳み式容器。
4、前記ロック手段は、一方の対の周壁パネルにより提供される保持面と、他方 の対の周壁パネルにより提供されるとともに前記一方の対の周壁パネルの保持面 と係合可能であるもう一つの保持面とを有し、両肘の周壁パネルが伏臥位置に倒 れるのを防止する請求項1記載の折り畳み式容器。
5、容器の四つの角部が形成されたときに、前記一方の対の周壁パネルの保持面 が他方の対の周壁パネルの保持面と相互に係合することにより容器が組み立て状 態に保持される請求項4記載の折り畳み式容器。
6、前記一方の対の周壁パネルの保持面と他方の対の周壁パネルの保持面は、互 いにはまり合う形状の位置あわせ手段を有する請求項5記載の折り畳み式容器。
7、前記位置あわせ手段は、前記他方の対の周壁パネルの保持面から突出するタ ブを有し、前記一方の対の周壁パネルの保持面は前記タブとはまり合う形状のノ ツチを有する請求項6記載の折り畳み式容器。
8、前記他方の対の周壁パネルの保持面にはこの保持面から突出するタブが形成 され、前記一方の対の周壁パネルの保持面には前記タブとはまり合う形状のノ・ ノチが形成されている請求項5記載の折り畳み式容器。
9、前記タブは前記他方の対の周壁パネルの保持面から遠ざかる方向に徐々に先 細りになるように形成されている請求項8記載の折り畳み式容器。
10、前記一方の周壁パネルの最外端株の近傍にリブが設けられ、このリブの表 面が前記一方の周壁パネルの保持面である請求項4または環5記載の折り畳み式 容器。
11、前記リブは前記他方の周壁パネルに形成された溝にはめ込まれ、前記他方 の周壁パネルの保持面は前記溝の内面であり、この溝の内面により前記一方の周 壁パネルが伏臥位置へ倒れないように保持される請求項1O記載の折り畳み式1 2、前記一方の周壁パネルの保持面に対して係脱自在なロック面が前記他方の周 壁パネルに連結され、これにより前記他方のパネルが伏臥位置へ倒れなVlよう に保持される請求項11記載の折り畳み式容器。
13、前記他方の周壁パネルにロックデラソプがヒンジ結合され、この口・ツク フラップに前記ロック面が形成され、このロックフラップは前記他方の周壁ノく ネルと一体であり、かつ、前記一方の周壁パネルの保持面と係合した時に前記溝 の溝壁の一部を形成する請求項12記載の折り畳み式容器。
14、前記ロック面は前記ロックフラップから直角方向に突出する口・ツクリブ の表面である請求項13記載の折り畳み式容器。
15、前記ロックリブと前記一方の周壁パネルとにより相互に係脱自在なファス ナ一手段が形成される請求項14記載の折り畳み式容器。
16、前記ファスナ一手段は押し付けあうことによりスナップ式に係合する請求 項15記載の折り畳み式容器。
17、互いにはまり合う形状のノツチとペグが前記二対の周壁パネルの互いに隣 り合う垂直縁部に沿って設けられ、これらハツチとペグとによ、り前記ファスナ 一手段が形成され、これらノツチとペグは全ての周壁パネルが起立位置へ揺動さ せられた後、前記ロックフラップが係合位置へ動かされた時に互いにはめ合わさ れる請求項16記載の折り畳み式容器。
18、前記二対の周壁パネルの互いに隣り合う垂直縁部に沿って第二ペグが設け られた請求項17記載の折り畳み式容器。
19、前記他方の周壁パネルの前記溝の中に第二保持面が設けられ、この第二保 持面は前記一方の周壁パネルの最外端縁がその溝の中にあるときにその最外端縁 と係合する請求項10ないし18のいずれかに記載の折り畳み式容器。
20、前記ロックフラップを外れやすくし、しかも不用意に外れないようにする ために、前記ロックフラップの自由端縁とその近傍の四部の面とが間隔をおし1 て配置されるようなサイズを前記凹部が有する請求項1記載の折り畳み式容器。
21、前記周壁パネルはそれらの上端縁の近傍に把手となる凹部を有する請求項 1ないし20のいずれかに記載の折り畳み式容器。
22、前記底部パネルの下面は、他の同様な容器の上端周縁に沿って形成された 位置決め手段とはまり合う形状の位置決め手段を有し、この位置決め手段により 複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることができる請求項1なし1し21の いずれかに記載の折り畳み式容器。
23、前記容器の上端周縁に沿って形成された位置決め手段は、蓋の下面に形成 された位置決め手段とはめ合せ可能であって、これにより前記容器に対して動か ないように前記蓋をすることができ、前記蓋の上面には他の同様な容器の底部パ ネルの下面に形成された位置決め手段とはめ合せ可能な位置決め手段が形成され 、蓋をした場合にも複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることができる請求 項22記載の折り畳み式容器。
24、前記底部パネルと各周壁パネルとの間のヒンジは、その周壁パネルの全長 に沿って連続的に延在する請求項1ないし23のいずれかに記載の折り畳み式2 5、平らに展開した時に、1.2mx0.8mの大きさを持つ標準的ヨーロッパ サイズのパレットにうまく載せることができる大きさとなる請求項1なI/%し 24のいずれかに記載の折り畳み式容器。
26、前記二対の周壁パネルはヒンジを介して前記底部パネルに連結されており 、前記ヒンジは前記二対の周壁パネルおよび底部パネルから間隔をおいた位置に 配され、しかして、これらヒンジに荷重がかからない構造となっている請求項l ないし25のいずれかに記載の折り畳み大容器。
27、三つの組み立て状態の容器は一枚の展開状態の容器とほぼ同じ面積を占め る請求項1ないし26のいずれかに記載の折り畳み大容器。
28、物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み大容器 であって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこ の底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前 記底部パネルに一体的にヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へお よび起立位置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周 壁パネルの互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々 形成され、前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成 した時に前記側壁パネルと端壁パネルとが前記ロック手段により互いに連結され る構造であり、前記ロック手段は一方の対の周壁パネルにより提供される保持面 と、この保持面と保合可能でありかつ他方の対の周壁パネルにより提供される保 持面とを有し、前記一方の周壁パネルの保持面はその周壁パネルの最外端縁の近 傍に形成されたリブの表面であり、さらに前記一方の周壁パネルの保持面に対し て係脱自在なロック面が前記他方の周壁パネルにヒンジ結合され、このロック面 は前記他方の周壁パネルにヒンジ結合されたロックフラップの表面であり、この ロックフラップは一方の周壁パネルの保持面と係合したときに前記他方の周壁パ ネルの保持面の一部を形成することを特徴とする折り畳み大容器。
29、全体が射出成形により形成された請求項1ないし28のいずれかに記載の 折り畳み大容器。
30、標準的ヨーロッパサイズのパレットにうまく載せることができるサイズで あり、前記パレット上に複数積み重ねたときに、各層三個の容器を並べることが でき、各層において二個の容器は横に隣り合わせに置かれ、残りの一個は前記二 個の容器の各々の端部に当接しかつ前記二個の容器と直交する向きに置かれる請 求項1ないし29のいずれかに記載の折り畳み大容器。
31、物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み大容器 であって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこ の底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前 記底部パネルにヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へおよび起立 位置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周壁パネル の互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々形成され 、前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成した時に 前記側壁パネルと端壁パネルとが前記ロック手段により互いに連結される構造で あり、かつ、平らな展開状態のときに他の同様な容器と入れ子状態に積み重ねる ことができる構造であり、前記周壁パネルはその内面から突き出した凸部を有し 、これら凸部は前記入れ子状態の積み重ねが可能になるようにその形状および位 置が設定されている折り畳み大容器。
れな把手手段である請求項31記載の折り畳み大容器。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み式容器で あって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこの 底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前記 底部パネルにヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へおよび起立位 置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周壁パネルの 互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が夫々形成され、 前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成した時に、 前記側壁パネルと端壁パネルとが前記ロック手段により互いに連結される構造で あり、前記ロック手段は一方の対の周壁パネルに一体にヒンジ結合された部分を 有することを特徴とする折り畳み式容器。
  2. 2.平らに展開したときに他の同様な容器と入れ子状態に積み重ねることができ る請求項1記載の折り畳み式容器。
  3. 3.前記底部パネルおよび周壁パネルはそれらの面から突き出した凸部を有し、 これら凸部は前記入れ子状態の積み重ねが可能になるようにその形状および位置 が設定されている請求項1または2のいずれかに記載の折り畳み式容器。
  4. 4.前記ロック手段は、一方の対の周壁パネルにより提供される保持面と、他方 の対の周壁パネルにより提供されるとともに前記保持面に係合可能であるもう一 つの保持面とを有し、両対の周壁パネルが伏臥位置に倒れるのを防止する請求項 1記載の折り畳み式容器。
  5. 5.容器の角部が形成されたときに、一方の対の周壁パネルの保持面が他方の対 の周壁パネルの保持面と相互に係合することにより容器が組み立て状態に保持さ れる請求項4記載の折り畳み式容器。
  6. 6.一方の対の周壁パネルの保持面と他方の対の周壁パネルの保持面は、互いに はまり合う形状の位置あわせ手段を有する請求項5記載の折り畳み式容器。
  7. 7.前記位置あわせ手段は前記他方の対の周壁パネルの保持面から突出するタブ を有し、前記一方の対の周壁パネルの保持面には前記タブとはまり合う形状のノ ッチが形成されている請求項6記載の折り畳み式容器。
  8. 8.前記他方の対の周壁パネルの保持面にはこの保持面から突出するタブが形成 され、前記一方の対の周壁パネルの保持面には前記タブとはまり合う形状のノッ チが形成されている請求項5記載の折り畳み式容器。
  9. 9.前記タブは前記他方の対の周壁パネルの保持面から遠ざかる方向に徐々に先 細りになるように形成されている請求項8記載の折り畳み式容器。
  10. 10.前記一方の周壁パネルの最外端縁の近傍にリブが設けられ、このリブの表 面が前記一方の周壁パネルの保持面である請求項4または5のいずれかに記載の 折り畳み式容器。
  11. 11.前記リブは前記他方の周壁パネルに形成された溝にはめ込まれ、前記他方 の周壁パネルの保持面は前記溝の内面であり、この内面により前記一方の周壁パ ネルが伏臥位置へ倒れないように保持される請求項10記載の折り畳み式容器。
  12. 12.前記一方の周壁パネルの保持面に対して係脱自在なロック面が前記他方の 周壁パネルに連結され、これにより前記他方のパネルが伏臥位置へ倒れないよう に保持される請求項11記載の折り畳み式容器。
  13. 13.前記他方の周壁パネルにロックフラップがヒンジ結合され、このロックフ ラップに前記ロック面が形成され、前記ロックフラップは前記他方の周壁パネル と一体であるか、又は前記一方の周壁パネルの保持面と係合した時に前記溝の溝 壁の一部を形成する請求項12記載の折り畳み式容器。
  14. 14.前記ロック面は前記ロックフラップから直角方向に突出するロックリブの 面である請求項13記載の折り畳み式容器。
  15. 15.前記ロックリブと前記一方の周壁パネルとにより相互に係脱自在なファス ナー手段が形成される請求項14記載の折り畳み式容器。
  16. 16.前記ファスナー手段は押し付けあうことによりスナップ式に係合する請求 項15記載の折り畳み式容器。
  17. 17.互いにはまり合う形状のノッチとペグが前記二対の周壁パネルの互いに隣 り合う垂直縁部に沿って設けられ、これらノッチとペグとにより前記ファスナー 手段が形成され、これらノッチとペグは全ての周壁パネルが起立位置へ揺動させ られた後、前記ロックフラップが係合位置へ動かされた時に互いにはめ合わされ る請求項16記載の折り畳み式容器。
  18. 18.前記二対の周壁パネルの互いに隣り合う垂直縁部に沿って第二ペグが設け られた請求項17記載の折り畳み式容器。
  19. 19.前記他方の周壁パネルの前記溝の中に第二保持面が設けられ、この第二保 持面は前記一方の周壁パネルの最外端縁がその溝の中にあるときにその最外端縁 と係合する請求項10ないし18のいずれかに記載の折り畳み式容器。
  20. 20.前記周壁パネルはそれらの上端縁の近傍に把手となる凹部を有する請求項 1ないし19のいずれかに記載の折り畳み式容器。
  21. 21.前記底部パネルの下面は、他の同様な容器の上端周縁に沿って形成された 位置決め手段とはまり合う形状の位置決め手段を有し、この位置決め手段により 複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることができる請求項1ないし20のい ずれかに記載の折り畳み式容器。
  22. 22.前記容器の上端周縁に沿って形成された位置決め手段は、蓋の下面に形成 された位置決め手段とはめ合せ可能であって、これにより前記容器に対して動か ないように前記蓋をすることができ、前記蓋の上面には他の同様な容器の底部パ ネルの下面に形成された位置決め手段とはめ合せ可能な位置決め手段が形成され 、蓋をした場合にも複数の同様な容器を安定状態に積み重ねることができる請求 項21記載の折り畳み式容器。
  23. 23.前記底部パネルと各周壁パネルとの間のヒンジは、その周壁パネルの全長 に沿って連続的に延在する請求項1ないし22のいずれかに記載の折り畳み式容 器。
  24. 24.平らに展開した時に、1.2m×0.8mの大きさを持つ標準的ヨーロッ パサイズのパレットにうまく載せることができる大きさとなる請求項1ないし2 3のいずれかに記載の折り畳み式容器。
  25. 25.物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み式容器 であって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこ の底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前 記底部パネルに一体的にヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へお よび起立位置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周 壁パネルの互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々 形成され、前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成 した時に前記側壁パネルと端壁パネルとが前記ロック手段により互いに連結され る構造であり、前記ロック手段は一方の対の周壁パネルにより提供される保持面 と、この保持面と係合可能でありかつ他方の対の周壁パネルにより提供される保 持面とを有し、前記一方の周壁パネルの保持面はその周壁パネルの最外端縁の近 傍に形成されたリブの表面であり、さらに前記一方の周壁パネルの保持面に対し て係脱自在なロック面が前記他方の周壁パネルにヒンジ結合され、このロック面 は前記他方の周壁パネルにヒンジ結合されたロックフラップの表面であり、この ロックフラップは一方の周壁パネルの保持面と係合したときに前記他方の周壁パ ネルの保持面の一部を形成することを特徴とする折り畳み式容器。
  26. 26.全体が射出成形により形成された請求項1ないし25のいずれかに記載の 折り畳み式容器。
  27. 27.標準的ヨーロッパサイズのパレットにうまく載せることができるサイズで あり、前記パレットに複数積み重ねたときに、各層3個の容器を並べることがで き、各層において、2個の容器は横に隣り合わせに置かれ、残りの1個は前記2 個の容器の各々の端部に当接しかつ2個の容器と直交する向きに置かれる請求項 1ないし26のいずれかに記載の折り畳み式容器。
  28. 28.物品を取り扱い、輸送し、および/または貯蔵するための折り畳み式容器 であって、プラスチック材料により一体成形されており、かつ、底部パネルとこ の底部パネルにヒンジ結合された二対の周壁パネルとを有し、各周壁パネルは前 記底部パネルにヒンジ結合されることにより伏臥位置から起立位置へおよび起立 位置から伏臥位置へ底部パネルに対して揺動自在であり、前記二対の周壁パネル の互いに隣り合う縁部には、互いにはまり合う形状のロック手段が各々形成され 、前記周壁パネルを全て起立位置へ揺動させて容器の四つの角部を形成した時に 前記側壁パネルと端壁パネルとが前記ロック手段により互いに連結される構造で あり、かつ、平らに展開したときに他の同様な容器と入れ子状態に積み重ねるこ とができる構造であり、前記周壁パネルはその内面から突き出した凸部を有し、 これら凸部は前記入れ子状態の積み重ねが可能になるようにその形状および位置 が設定されている折り畳み式容器。
  29. 29.前記凸部はこれが設けられた周壁パネルの上端縁近傍に一体に設けられた 把手手段である請求項23に記載の折り畳み式容器。
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