JPH0750707A - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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Publication number
JPH0750707A
JPH0750707A JP19493293A JP19493293A JPH0750707A JP H0750707 A JPH0750707 A JP H0750707A JP 19493293 A JP19493293 A JP 19493293A JP 19493293 A JP19493293 A JP 19493293A JP H0750707 A JPH0750707 A JP H0750707A
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JP
Japan
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circuit
hook switch
closed
telephone terminal
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP19493293A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0750707A publication Critical patent/JPH0750707A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答直後、誤ってフックスイッチを開にして
も直ちに通話が切断されることを防止する電話端末装置
を提供する。 【構成】 ハンドセット6を取り上げると、フックスイ
ッチ1に連動して検知スイッチ7も閉結する。検知スイ
ッチ7は、片端が接地され、もう一方の端が主回路2が
供給する電源電圧に抵抗器8によってプルアップされて
タイマー回路9の入力端子に接続されているので、閉結
によって電圧が‘Hi’から‘Low’へと遷移する検
知信号がタイマー回路9に出力される。この検知信号を
受けたタイマー回路9は、フックスイッチ1と並列に設
置されているリレー回路10を3秒間ONにして直流回
路を閉結させる。したがって、ハンドセット6を取り上
げてから3秒間は、フックスイッチ1の開閉とは無関係
に直流回路が閉結されたままになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フックスイッチに改良
を施した電話端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送受話機すなわちハンドセットを
備えた電話端末装置では、直流回路の開閉は、ハンドセ
ットの上げ下げに呼応して開閉するフックスイッチで行
なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話端末装置で
は、呼び出しがあった場合、利用者はハンドセットを取
り上げて応答するわけであるが、この際あわてていた
り、手が濡れていたりなどして、ハンドセットをすべり
落とし、一旦は閉になったフックスイッチを再度開にし
てしまうことがよくあった。
【0004】この電話端末装置を収容する交換機が通常
のものならば、発呼した利用者側の電話端末装置がオン
フックされない限り交換機は復旧動作にはいることはな
く、再びハンドセットを取り上げれば通話を再開するこ
とができるが、交換機によっては、利用者がハンドセッ
トを再び取り上げるまでの間があきすぎると復旧動作に
はいり通話が切断されてしまうことがある。
【0005】また、応答した電話端末装置を収容する交
換機が構内交換機であったときには、交換局の交換機か
ら構内交換機までの電話回線は切断されることはない
が、構内交換機と応答した電話端末装置の間の回線は切
断されてしまうので、即座にハンドセットを取り上げて
も通話を再開することはできない。
【0006】通話が切断された場合、発信側の利用者は
再度電話を掛け直さなければならず、通話料が無駄に消
費されてしまうという問題が生じる。
【0007】本発明は、上述した従来の技術が有する問
題点を鑑みてなされたものであって、応答直後、誤って
フックスイッチを開にしても直ちに通話が切断されるこ
とを防止する電話端末装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電話端末装置
は、送受話器の上げ下げに呼応して開閉し、直流回路の
開放および閉結を行うフックスイッチと、前記フックス
イッチの開閉状態を検知する検知手段と、前記フックス
イッチと並列に設置され、前記検知手段の検知結果を受
けて前記フックスイッチが開から閉に変化したときに所
定の時間だけ直流回路を閉結する開閉手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】この場合、上記電話端末装置において、本
装置への着信を検出する検出手段を更に設け、開閉手段
は、検知手段の検知結果を受けてフックスイッチが開か
ら閉に変化し、かつ検出手段の検出結果を受けて本装置
が着信したときに所定の時間だけ直流回路を閉結するよ
うに構成してもよい。
【0010】
【作用】本発明の電話端末装置では、利用者が送受話器
をとった場合、フックスイッチによって直流回路が閉結
されるが、これとは別に、フックスイッチが閉になった
ことを検知した検知手段の検知結果を受けた開閉手段に
よっても所定の時間だけ直流回路が閉結されるので、こ
の所定の時間内にフックスイッチが開になっても電話回
線は切断されない。
【0011】着信を検出する検出手段を設けたものにお
いては、検知手段によってフックスイッチが閉状態が検
知されたことに加えて検出手段による本装置への着信が
検出されたときに開閉手段が動作するので、開閉手段に
よる直流回路の閉結は着信時のみに制限される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】(第1の実施例)図1は、本発明の電話端
末装置の第1の実施例を示す概略構成図である。
【0014】本電話端末装置は、構内交換機用のもの
で、構内交換機から本装置までの電話回線は、リンガー
回路3,フックスイッチ1を介して主回路2に接続され
る。
【0015】主回路2は、2線―4線変換回路、ダイヤ
ラー回路、および電源回路などからなる。これらの回路
は個別素子で構築してもかまわないが、今日では専用の
ICが多種市販されており、わずか1,2個のICを用
いて容易に回路を構築することが可能である。上記2線
―4線変換回路には送話器4および受話器5が接続され
る。送受話器4,5は同一の筐体に納められ全体として
ハンドセット6が構成される。
【0016】フックスイッチ1は、電話回線上に設置さ
れ、ハンドセット6の上げ下げに呼応して直流回路の開
放・閉結を行うものである。
【0017】リンガー回路3は、フックスイッチ1より
も交換機側の電話回線上に設置され、交換機からの呼出
信号を検出し、検出時にリンガを鳴動させ着信を音響的
に知らせるものである。
【0018】検知スイッチ7は、フックスイッチ1に連
動して動作するもので、片端が接地され、もう一方の端
は、主回路2の電源回路に接続された抵抗器8によって
主回路2の供給する電源電圧にプルアップされて、タイ
マー回路9に接続される。従って検知スイッチ7は、フ
ックスイッチ1の開閉状態に対応した‘Hi’,‘Lo
w’の2値電圧からなる検知信号をタイマー回路9に出
力する。
【0019】タイマー回路9は、検知信号のチャタリン
グ成分を除去するチャタリング除去回路(モノステージ
・マルチバイブレータとフリップ・フロップなどで構成
される)を有し、チャタリング成分を除去した検知信号
の立ち下がりエッジに同期してパルスを出力するもので
ある。本実施例ではパルス幅は3秒とする。
【0020】リレー回路10は、電話回線に対してフッ
クスイッチ1とは並列に設置され、電話回線の開放・閉
結を行うもので、タイマー回路9からのパルスを受けて
いる間ONになり電話回線を閉結するものである。(リ
レーの代りにMOS型の光トランジスターなどの半導体
スイッチ素子を用いても、当然よい。)次に、動作につ
いて説明する。
【0021】本電話端末装置に呼び出しがありリンガー
回路3がリンガーを鳴動した場合、利用者はハンドセッ
ト6を取り上げてこれに応答する。このとき、フックス
イッチ1が閉となり直流回路が閉結される。フックスイ
ッチ1に連動して検知スイッチ7が閉となり、その結
果、タイマー回路9に入力される検知信号は、フックス
イッチ1が閉となった瞬間に、‘Hi’から‘Low’
へと遷移する。タイマー回路9は、その立ち下がりに同
期して3秒間のパルスをリレー回路10に出力し、リレ
ー回路10をONにする。
【0022】以上の動作によって、ハンドセット6を取
り上げた後3秒間はリレー回路10によっても直流回路
が閉結される。したがって、この3秒間にハンドセット
6をすべり落とすなどしてフックスイッチ1を閉状態に
してしまっても、再びハンドセット6を持ち上げれば通
話を切断させてしまうことはない。
【0023】なお、上記実施例では、本電話端末装置を
構内交換機用として限定したが、通常の電話端末装置と
して使用しても有効な場合がある。電話端末装置を収容
する交換機のなかには、利用者がハンドセットを再び取
り上げるまでの間があきすぎると復旧動作にはいり通話
を切断させてしまうものがある。この場合にはタイマー
回路9から出力されるパルスのパルス幅を調節し、交換
機が被呼者のオンフックを検出してから復旧動作にはい
るまでの時間よりも若干長くしておくことにより、上記
の障害が発生することを防止できる。
【0024】(第2の実施例)第1の実施例の電話端末
装置では、ハンドセット6を取り上げた後3秒間は、フ
ックスイッチ1の開閉状態に関わりなく回線が切断され
ることはない。しかし、発信時にハンドセット6を取り
上げ、ダイヤル操作をし、その後ダイヤル操作の誤りに
気づいて電話を切ろうとしても、3秒間は回線を切断す
ることができなくなってしまう。
【0025】そこで、リレー回路10が動作するのを着
信時(応答時)に制限することが考えられる。
【0026】図2は、本発明の電話端末装置の第2の実
施例を示す概略構成図である。本実施例は、第1の実施
例と以下の点で異なっている。
【0027】検知スイッチ7および抵抗8に代わってフ
ックスイッチ1の開閉状態を検知する電流検知回路11
を設ける。電流検知回路11は、交流型のフォトカプラ
からなり、フックスイッチ1と主回路2間の電話回線上
に設置され、フックスイッチ1が閉結され直流回路に電
流が流れた際には‘Hi’を出力するものである。
【0028】また、新たに着信検出回路12を設ける。
着信検出回路12は、フックスイッチ1よりも交換機側
の電話回線上に設置され、交換機から電話回線に出力さ
れる呼出信号を検出し、検出時に‘Hi’を、検出でき
ないときに‘Low’を出力するものである。呼出信号
は、交換機によって異なるが、例えば断続比20IP
M,メーク率33%で間欠的に出力されるが、本着信検
出回路12では出力信号がストレッチされており、呼出
信号の検出時は、‘Hi’が継続的に出力されるように
なっている。
【0029】NAND素子13は、電流検知回路11と
着信検出回路12の出力をNANDし、両回路11,1
2の出力がともに‘Hi’のときだけ‘Low’を、そ
れ以外のときは‘Hi’をタイマー回路9に出力する。
【0030】この他の構成は、図1に示した実施例と同
様であるため、図1と同じ符号を付けて説明は省略す
る。
【0031】さて、呼び出し時は、着信検出回路12の
出力は、‘Hi’であるから、ハンドセット6を取り上
げ直流回路が閉結した瞬間にNAND素子13の出力
が、‘Hi’から‘Low’に遷移し、以後は前述した
第1の実施例と同様の動作を行う。
【0032】発信時は着信検出回路12の出力が‘Lo
w’のままであるから、ハンドセット6を取り上げても
NAND素子13の出力は、‘Hi’のままであり、リ
レー回路10は動作しない。直流回路の開放・閉結はフ
ックスイッチ1の開閉状態でのみ決定される。
【0033】したがって、リレー回路10が動作するの
を着信時(応答時)に制限することができる。
【0034】なお、本実施例では着信を検出するのに呼
出信号を検出する方法を用いたが、回線の極性反転を検
出するようにしてもよい。また、発信音(ダイヤルトー
ン)を検出するようにし、これが検出されたときに、タ
イマー回路9の出力をクリヤーするような回路構成にし
てもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に示す効果を奏する。
【0036】請求項1記載のものにおいては、送受話器
を取り上げてから所定の時間はフックスイッチの開閉と
は独立に直流回路が閉結されるので、フックスイッチを
誤って閉にしても直ちに通話が切断されることを防止す
ることができる。したがって、発信側の利用者が再度電
話を掛け直す必要はなく、通話料が無駄に消費されてし
まうことはない。
【0037】請求項2記載のものにおいては、上記送受
話器の取り損ないによる通話の切断防止を着信時に制限
することができる。
【0038】また、上記所定の時間は任意に設定できる
ので、本発明は、構内交換機用の電話端末装置としても
交換局の交換機用の電話端末装置としても利用すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 フックスイッチ 2 主回路 3 リンガー回路 4 送話器 5 受話器 6 ハンドセット 7 検知スイッチ 8 抵抗器 9 タイマー回路 10 リレー回路 11 電流検知回路 12 着信検出回路 13 NAND素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話器の上げ下げに呼応して開閉し、
    直流回路の開放および閉結を行うフックスイッチと、 前記フックスイッチの開閉状態を検知する検知手段と、 前記フックスイッチと並列に設置され、前記検知手段の
    検知結果を受けて前記フックスイッチが開から閉に変化
    したときに所定の時間だけ直流回路を閉結する開閉手段
    とを有することを特徴とする電話端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話端末装置において、 本装置への着信を検出する検出手段を更に設け、 開閉手段は、検知手段の検知結果を受けてフックスイッ
    チが開から閉に変化し、かつ検出手段の検出結果を受け
    て本装置が着信したときに所定の時間だけ直流回路を閉
    結することを特徴とする電話端末装置。
JP19493293A 1993-08-05 1993-08-05 電話端末装置 Pending JPH0750707A (ja)

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JP19493293A JPH0750707A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 電話端末装置

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