JPH0750687Y2 - 重量センサーの起歪体 - Google Patents

重量センサーの起歪体

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JPH0750687Y2
JPH0750687Y2 JP7112590U JP7112590U JPH0750687Y2 JP H0750687 Y2 JPH0750687 Y2 JP H0750687Y2 JP 7112590 U JP7112590 U JP 7112590U JP 7112590 U JP7112590 U JP 7112590U JP H0750687 Y2 JPH0750687 Y2 JP H0750687Y2
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JP
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load
strain
flexure
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shaped
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有三 矢部
英一 梅本
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Tanita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 電子式重量計の重量センサー改良に関し、特に薄型の重
量計に適した重量センサーの製作及びコスト低減に関す
る。
[従来の技術] 従来、板バネ材で形成された重量センサーの片持梁式起
歪体は公開特許公報昭56-107127、公開特許公報平1-212
327、特許公報平2-3123等にみられるように、固定部,
荷重部,起歪部を起歪体の撓み方向に平行に見たとき、
固定部と荷重部,固定部と起歪部,荷重部と起歪部との
間に距離があり固定部,荷重部に回転モーメントが働い
ている。又、固定部,荷重部に回転モーメントが働かな
い己形の起歪体で上下に固定部,荷重部を設ける方法は
既に提案されているが、この方法は厚さが極めて厚くな
り、薄型の重量計には適さない。
[考案が解決しようとする課題] 従来、板バネ材で形成された重量センサーの起歪体は第
6図に示すように、起歪体の撓み方向(長さ方向)に平
行に見たときには固定部と荷重部との間に距離(L)が
あり固定部,荷重部に回転モーメント(W×L)が働
き、上下方向の力の他にこの力にも耐えるだけの固定
部,荷重部の大きな固定力が必要となり、この為に固定
部,荷重部の取付部が厚く,大きく,重たく,取付ネジ
・リベットが大きくなる等の問題が存在した。
又、固定部,荷重部に回転モーメントが働かない己形の
縦型の起歪体の場合、起歪体が厚くなって薄型の重量計
のセンサーには適さないと云う問題があった。
本考案はこれらの問題点を解決するものである。
[課題を解決するための手段] 四角形の板バネ材の一辺から内側に 形, 形に2個の切溝を向き合わせて設けることにより、大き
い形の部材と小さい形の部材の内側中央を|形の連
結部材で連結した形状とし、該大きい形の部材の2つ
の側片に固定部を、該小さい形の部材の2つの側片に
荷重部を、該中央の連結部材に起歪部を、該一辺と平行
な一直線上に配設する。
[作用及び効果] 起歪体を起歪体の撓み方向(長さ方向)に対し平行にみ
たときに固定部,荷重部,起歪部の中心が一点に重な
り、片持梁式起歪体であっても固定部・荷重部には回転
モーメントが働かず、上下方向の力だけが働き、従って
固定部,荷重部の固定力が小さくて済み、薄く,軽く,
取付ネジ・リベットが小さくなる等の効果がある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基いて述べるが、
本実施例は単に説明用のものであって、考案思想の限定
を意図したものではない。
第1図は本考案の起歪体で第5図はその起歪体を一部組
み立てたものである。起歪体1は1枚の板バネ材で作ら
れており、四角形の板バネ材の一辺9から内側に向かっ
形, 形に2個の切溝7a,7bを設け、前記一辺の左右の側片10
a,10bの内側の2箇所に固定部1a,1aを設け、該2箇所の
固定部を結ぶ線上の内側に該切溝の一部7a 1,7b 1を配
しその内側の2箇所に荷重部1b,1bを設け、更に該切溝
の一部7a 2,7b 2をその内側に配して、中央部に起歪部1
cを設けている。このことにより起歪部には+歪と−歪
が発生して、S字形の撓みを起こす。
尚、固定部1aと荷重部1bが逆であってもよい。
乗せ台3への荷重は、乗せ台に取り付けられた当て板4
を介して荷重伝達板5に伝えられる。この当て板4は、
荷重伝達板5の荷重受け部6の面積の小さい先端部6aが
乗せ台3の板材を変形させないようにするもので、硬い
SK材等で作られている。荷重伝達板5の中心に設けられ
た荷重受け部6は、起歪体1への荷重の位置を安定にす
るために先端部6aを半円形にしている。荷重伝達板5の
荷重は左右2箇所の荷重部5a,5aから起歪体1の荷重部1
b,1bに伝わり、起歪体1を撓ませる力となる。起歪体1
の起歪部1cには、従来知られているようにS字形の撓み
を検出するために、+歪と−歪を検出する位置にストレ
ンゲージ8が貼り付けられている。起歪体1の荷重部1b
と起歪部1cを結ぶ線上には前説の切溝7a,7bの一部7a 2,
7b 2が配設されており、荷重部1bへの荷重は起歪体1を
U形に伝わって起歪部1cへ伝達される。起歪部1cと固定
部1aを結ぶ線上には前説の切溝7a,7bが配設されてお
り、起歪部1cから固定部1aへの荷重は起歪体1をU形に
伝わって伝達される。
第2図は4個の起歪体組立を基台2に配した実施例の図
であるがこの場合乗せ板3に荷重すると、荷重の位置に
よって各起歪体への荷重の配分は違ってくるが、各起歪
体が撓みを起こしストレンゲージ8がこれを検出して演
算部(図示せず)で処理して表示部(図示せず)に荷重
値を表示する。
図には示していないが、荷重を起歪体より下方に位置さ
せることによって、起歪体単品で吊り秤等の重量センサ
ーとして使用することもできる。
起歪体1への力の掛かり方は、第1図に示すように起歪
体の撓み方向(長さ方向)と平行に見ると、固定部と荷
重部の距離が0であるために固定部1a及び荷重部1bには
回転モーメントは掛からず、上下方向の力だけであるた
めに起歪体1を基台2に固定するための力は小さくてす
み、したがって止めネジ,止めリベット等の大きさが小
さくてよく、極めて薄型の起歪体組立を提供することが
できる。
第3図,第4図は本考案の他の実施例の起歪体4個を1
枚の大きい板バネ材で形成した例である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の起歪体の斜視図、第2図は本考案の起
歪体を基台に取り付けた図、第3図,第4図は本考案の
他の実施例の起歪体4個を1枚の板バネ材で形成した
図、第5図は本考案の一部組立図、第6図は従来の片持
梁式起歪体の説明図である。 1……起歪体、1a……固定部、1b……荷重部、1c……起
歪部、2……基台、3……乗せ台、4……当て板、5…
…荷重伝達板、5a……荷重部、6……荷重受け部、6a…
…先端部、7,7a,7b……切溝、8……ストレンゲージ、
9……一辺、10a,10b……側片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形の板バネ材の一辺から内側に 形, 形に2個の切溝を向き合わせて設けることにより、大き
    い形の部材と小さい形の部材の内側中央を|形の連
    結部材で連結した形状とし、該大きい形の部材の2つ
    の側片に固定部を、該小さい形の部材の2つの側片に
    荷重部を、該中央の連結部材に起歪部を、該一辺と平行
    な一直線上に配設したことを特徴とする重量センサーの
    起歪体。
JP7112590U 1990-07-05 1990-07-05 重量センサーの起歪体 Expired - Fee Related JPH0750687Y2 (ja)

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JPH0430449U JPH0430449U (ja) 1992-03-11
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JP2003149038A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 A & D Co Ltd ロードセルおよび電子体重計

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JP5275507B1 (ja) * 2012-09-25 2013-08-28 株式会社タニタ 起歪体および重量測定装置
US9151659B2 (en) 2012-09-25 2015-10-06 Tanita Corporation Flexure element where the gap between the first arm and the second arm or between an arm and the strain generating region are equal to or smaller than one half the thickness
JP2014109438A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Minebea Co Ltd 起歪体、ロードセル、及び計量装置

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