JPS6135934Y2 - - Google Patents

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JPS6135934Y2
JPS6135934Y2 JP17915781U JP17915781U JPS6135934Y2 JP S6135934 Y2 JPS6135934 Y2 JP S6135934Y2 JP 17915781 U JP17915781 U JP 17915781U JP 17915781 U JP17915781 U JP 17915781U JP S6135934 Y2 JPS6135934 Y2 JP S6135934Y2
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thin plate
plate spring
fixed
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JP17915781U
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JPS5882631U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は試料の目方が作用するひよう量平衡
ビームのてことしての力点、支点に用いられる天
びんの交叉ばね式弾性支点に関するものである。
ひよう量の読み取り限度を0.001〜0.1mg程度に
高くしたたとえば電磁力天びんにおいては、第1
図に示すようにひよう量平衡ビーム1の力点2お
よび支点3を、たとえば幅が3mm程度、厚みが
0.01〜0.05mm程度のステンレス鋼からなる薄板ば
ね15をX字またはV字形状に立体交叉させてひ
よう量平衡ビーム1と可動部材、試料の目方Wが
作用する。)4および固定部材5との間にそれぞ
れ取付けることによつて弾性支点を構成し、前記
した高感度の測量が可能なるようにされている。
そして前記した薄板ばね15の取付けには従来第
2図に示した固定具または第3図に示した固定具
が用いられていた。ひよう量時に薄板ばね15に
作用する力は第1図にみられるように主として張
力であるが、ときには曲げ力が作用することがあ
る。その場合、第2図に示した固定具の部材6<
これにはひよう量平衡ビーム1、可動部材4、固
定部材5が用いられる>に板ばね15を押え片7
により押え付けて固定するに当つて板ばね15が
挿入される部材6、押え片7のそれぞれ端面が完
全に揃えられ、とくにそれぞれのエツジ部が上下
方向において一致して固定されていることが要求
される。それは前記エツジ部がずれていると、板
ばね15に作用する曲げモーメントの方向によつ
て板ばね15の支点位置が微小変動し、測定値の
バラツキを招くこととなるからである。そのため
に第2図の固定具においては、押え片7をノツク
ピン8により前記要件を充足するように部材6に
対して位置決めを行い、前後左右にずれないよう
にした上で締付けねじ9を締付けるようにされて
いる。この場合、部材6、押え片7の前記エツジ
部を研削、ラツピングなどによりシヤープに仕上
げるとともに、板ばね15が接する面も板ばね1
5にキズ、ひずみを与えないように平滑に仕上げ
ておくことはいうまでもない。第3図に示した固
定具は、ブロツクに板ばね15の厚さより大きい
隙間をもつスリツト10を図示のように施し、そ
れに板ばね15を挿入し、締付けねじ9により固
定するようにされており、この従来の固定具を介
して第1図に示した電磁力天びんの力点2、支点
3をなす薄板ばね15がひよう量平衡ビーム1と
可動部材4および固定部材5との間に取付けられ
ている。したがつてこの場合は第2図に示したも
ののように部材6に相当する部分のエツジ部の仕
上げならびに位置決め用ノツクピン8が不要とな
るメリツトはあるが、板ばね15が接するスリツ
ト10の上下面を平滑に仕上げることはかなり面
倒である。
このように従来の天びんに用いられてきた薄板
ばね15の固定具は前記した第2図のものにおい
ては、天びんの部材そのものに対するエツジ部の
仕上げや、ノツクピン8による位置合せ加工が、
第3図のものにおいてはスリツト10の面倒な仕
上げ加工がそれぞれ必要であり、加工コストが高
くつくとともに、とくに第3図のものは数多く使
用する固定具を小形・軽量にすることが困難であ
ることから、一般にひよう量平衡ビーム1が小さ
い高感度の電磁天びんを構成するに当つて難点と
なつていたものである。
この考案は前記した現況に鑑み、従来の天びん
の弾性支点における難点を解消するためになされ
たものであつて、弾性金属材料からなりヘヤピン
状に折り曲げ、端部を揃えて重ね合わせた挾持片
に、その上下に揃えられた端部の隙間から前記板
ばねを挿入し、上下の板を締付けて固定するよう
にし、この挾持片からなる固定具を介して前記薄
板ばねをひよう量平衡ビームと天びんの可動部材
もしくは固定部材との間に固定したことを特徴と
する天びんの弾性支点にかかるものである。
以下、この考案にかかる実施例について図面を
参照しながら説明する。第4図はひよう量平衡ビ
ームの力点、支点に用いられた実施例の側面図、
第5図はその薄板ばねの固定具の斜視図である。
この固定具は表裏両面が平滑に仕上げられるとと
もに側面のエツジ部が正確に研削などにより仕上
げられたたとえば黄銅材からなる短い帯状板を、
折曲げ治具を用いプレスによりヘアピン状に折り
曲げ、折り曲げ部と直角をなす端部を揃えて重ね
合せ、挾持片12としたもので、その上下に揃え
られた前記端部の隙間から薄板ばね15を挿入
し、上下の板を主押えねじ13および補助押えね
じ14によつて締付け固定するようにされてい
る。主押えねじ13はこの固定具を介してたとえ
ば電磁力天びんの固定部材5に板ばね15を、取
付けねじ16とともに取付ける用をもなしてい
る。薄板ばね15をたとえば前記固定部材5に取
付けるに当つては、まず挾持片12を取付けねじ
16により前記固定部材5に固定してから薄板ば
ね15を上下に揃えられた前記端部の隙間から挿
入し、補助押えねじ14を締付け、ついで主押え
ねじ13を締付ける。このようにすれば上板を締
付けるときにそれが下板に対してずれを生ずるこ
とがないので、薄板ばね15の支点位置となる上
板、下板のそれぞれエツジ部を完全に一致させて
固定具に板ばね15を固定することができる。と
くに精度高く固定することを要する場合には、プ
レスにより折曲げ加工後に、挾持片12を仮締め
し、その板ばね15の挿入側端面を研削もしくは
ラツプ仕上げしておけばよい。
第6図はこの実施例の薄板ばねの別な固定具を
示す斜視図である。この別な固定具は、表裏両面
が平滑に仕上げられた板を、プレスによりT字形
状に打抜き、周囲のかえりを取り去り、上下に揃
えて重ね合わす端部のそれぞれエツジ部を研削な
どにより仕上げてから折曲げ治具を用いプレスに
より図示のとおりヘヤピン状に折り曲げ、前記端
部を揃えて重ね合わせ、挾持片12としたもので
ある。そして薄板ばね15のたとえば前記固定部
材5への取付けに当つては、まず挾持片12を取
付けねじ16により前記固定部材5に固定し、つ
いで薄板ばね15を上下に揃えられた端部の隙間
から挿入し、押えねじ17を交互に均等に締めな
がら締付けるようにすればよい。この場合、挾持
片12の板ばね15挿入側端部は前記したプレス
加工時に揃うように成形されていることから、押
えねじ17を片側だけ先に強く締付け、座金を介
して上板にモーメントを付与するようなことをし
ない限り、前記端部にずれを生じさせることなし
に薄板ばね15を固定することができる。とくに
精度高く固定する必要のある場合は押えねじ17
にて挾持片12を仮締めし、その板ばね15の挿
入側端面を研削またはラツプ仕上げしておけばよ
い。
以上の説明によつて明らかなようにこの考案に
かかる天びんの弾性支点においては、その薄板ば
ねの固定具が、前記板ばねの支点となる板ばね挿
入側端部のエツジ部を上下方向に一致させ板ばね
を固定させるものとして、それ自身の加工ならび
に取付けを容なようにしたものとされているとと
もに、加工がしにくい天びんのひよう量平衡ビー
ムの加工面を少くできることから、コストを低下
させることができるだけでなく、数多くを必要と
する固定具を小形・軽量にできるので、ひよう量
平衡ビームを小さくした高感度の天びん系の構成
に対して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はひよう量平衡ビームの力点、支点をな
す従来の天びんの弾性支点の側面図、第2図、第
3図は従来の天びんの弾性支点の板ばねの固定具
を示す斜視図、第4図はこの考案にかかる天びん
の弾性支点の実施例の側面図、第5図、第6図は
この実施例の薄板ばねの固定具をそれぞれ示す斜
視図である。 1……ひよう量平衡ビーム、2……力点、3…
…支点、4……天びんの可動部材、5……天びん
の固定部材、12……挾持片、15……薄板ば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試料の目方が作用するひよう量平衡ビームの薄
    板ばねから構成した天びんの弾性支点において、
    弾性金属材料からなりヘヤピン状に折り曲げ、端
    部を揃えて重ね合わせた挾持片に、その上下に揃
    えられた端部の隙間から前記薄板ばねを挿入し、
    上下の板を締付けて固定するようにし、この挾持
    片からなる固定具を介して前記薄板ばねをひよう
    量平衡ビームと天びんの可動部材もしくは固定部
    材との間に固定したことを特徴とする天びんの弾
    性支点。
JP17915781U 1981-11-30 1981-11-30 天びんの弾性支点 Granted JPS5882631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17915781U JPS5882631U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 天びんの弾性支点

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17915781U JPS5882631U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 天びんの弾性支点

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882631U JPS5882631U (ja) 1983-06-04
JPS6135934Y2 true JPS6135934Y2 (ja) 1986-10-18

Family

ID=29974596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17915781U Granted JPS5882631U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 天びんの弾性支点

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JP (1) JPS5882631U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882631U (ja) 1983-06-04

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