JP2504317Y2 - カッタ―装置の切断刃ホルダ― - Google Patents

カッタ―装置の切断刃ホルダ―

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JP2504317Y2
JP2504317Y2 JP2005090U JP2005090U JP2504317Y2 JP 2504317 Y2 JP2504317 Y2 JP 2504317Y2 JP 2005090 U JP2005090 U JP 2005090U JP 2005090 U JP2005090 U JP 2005090U JP 2504317 Y2 JP2504317 Y2 JP 2504317Y2
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JP
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cutting blade
cutting
cutter device
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blade
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金次郎 太田
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Ota Kosan Corp
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Ota Kosan Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コロニアルボードその他類似する板材を押
切り切断するのに用いられるカッター装置の切断刃を保
持するホルダーの改良に関するものである。
従来の技術 一般に、この種のカッター装置は第2図に示す如く刃
先4a,5aを同一面上に整合位置させて相対向する上切断
刃4と下切断刃5とを備え、その下切断刃5を基台6側
に固定すると共に上切断刃4を上下動可能な可動部7側
に固定し、この可動部7を下降動させることにより下切
断刃5と上切断4の間に差し込まれたコロニアルボード
等の板材を切断するのが通常である。
従来、その上下の各切断刃4,5を保持するホルダー8,9
としては、第3図に示すように各切断刃4,5の底部形状
に合わせて凹溝80,90を設け、この凹溝80,90に各切断刃
4,5を嵌入すると共に凹溝80,90の側壁に螺入したボルト
81,91で切断刃4,5の側面を押圧することにより各切断刃
4,5を保持するものが知られている。
考案が解決しようとする課題 然し、上述したホルダーでは切断刃4,5の底部形状に
合わせて凹溝80,90を設けなければならないから加工に
手間が掛り、また、上下両側に刃先を有する切断刃を使
用する場合には凹溝の形状が複雑になるから更に手間が
掛かるようになる。
茲において、本考案は上下両側に略V字状の刃先を有
する切断刃でも確実にしかも刃先を損傷することなく保
持することができ、そのうえ簡単に製作可能なカッター
装置の切断刃ホルダーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に係るカッター装置の切断刃ホルダーにおいて
は、切断刃の両側面を挟持可能な略U字状のホールド部
と、このホールド部の内側に嵌挿配置されて切断刃の底
面を支持する受け部とを備え、その受け部を隙間をあけ
て二重に折り曲げられた板材で形成すると共に各板部の
端面を切断刃の底面に各々当接可能なV字状に形成する
ことにより構成されている。
作用 本考案に係るカッター装置の切断刃ホルダーでは、切
断刃の両側面を挟持する略U字状のホールド部と、この
ホールド部の内側に嵌挿配置されて切断刃の底面を支持
する受け部とを備えているから、切断刃に荷重が掛って
も確実に保持することができ、また、受け部は隙間をあ
けて二重に折り曲げられた板材で成形されているからそ
の隙間を適宜な寸法とすればホールド部の内側にガタ付
くことなく弾発的に嵌挿配置することができるようにな
る。更にこの受け部の各板部の端面が切断刃の底面に各
々当接可能なV字状に形成されているから刃先を損傷す
ることなくしかも切断刃の底面を略全面に亘って支持す
ることができるようになる。
実施例 以下、第1図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
このカッター挿置の切断刃ホルダーは第1図に示すよ
うに切断刃Cの両側面を挟持する略U字状のホールド部
1と、このホールド部1の内側に嵌挿配置されて切断刃
Cの底面C1,C2を支持する受け部2とで構成されてい
る。切断刃Cは上下に略V字状の刃先C3,C4を有し、側
面には凹部C5,C6が設けられたものが例示されている。
ホールド部1は厚肉な金属板材が切断刃Cの厚さt1
合わせて略U字状に折曲成形され、側板10,11を切断刃
Cの側面に当てがうと共に各々の先端側12,13を折り曲
げて切断刃Cの凹部C5,C6内に挿入することにより切断
刃Cの両側面を挟持できるように成形されている。ま
た、受け部2は金属板材が適宜な隙間t2をあけて二重
に折り曲げられており、その各板部20,21の開放端面が
切断刃Cの底面C1,C2の傾斜に合わせてV字状に成形さ
れたもので、ホールド部1の内側にガタ付くことなく弾
発的に嵌挿配置されている。これらのホールド部1と受
け部2には基台若しくは可動部に取付用の抜き孔3を複
数個設けることができる。
このように構成するカッター装置の切断刃ホルダーで
は、略U字状のホールド部1で切断刃Cの両側面を挟持
すると共に、受け部2で切断刃Cの底面C1,C2を支持す
るから、コロニアルボード等の被切断材を切断する際に
切断刃Cに荷重が掛っても確実に切断刃Cを保持するこ
とができる。また、切断刃Cが上下に略V字状の刃先を
有する場合でも、受け部2の上端面を切断刃Cの底面の
形状に合わせるだけで刃先を損傷することなく略全面に
亘って支持することができ、その受け部2の上端面の加
工はホールド部の外側で容易に行うことができる。この
カッター装置の切断刃ホルダーをカッター装置に取付け
る場合は、抜き孔3,3…を利用してボルト等で基台若し
くは可動部に締結すれば切断刃Cをホールド部1で締付
けてより強固に保持固定することができる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係るカッター装置の切断カッタ
ーに依れば、両側に略V字状の刃先を有する切断刃の刃
先を損傷することなくしかも広い面積で支持することが
できると共に容易に製作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカッター装置の切断刃ホルダーを
示す断面図、第2図はカッター装置の一般例を示す正面
図、第3図は従来例に係るカッター装置の切断刃ホルダ
ーの取付け状態を示す断面図で第2図のA−A矢視図で
ある。 1:ホールド部、2:受け部、20,21:受け部の板部、C:切断
刃、C1,C2:切断刃の底面、t2:受け部の隙間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略V字状の刃先(C3,C4)を両側に有する
    一対の切断刃(C,C)が互いの刃先(C3,C3)を同一面
    上に整合位置させて上下に相対向装備され、その下側の
    切断刃(C)が基台側に固定されると共に上側の切断刃
    (C)が上下に往復移動可能な可動部側に固定され、こ
    の可動部の下降動で各切断刃(C,C)の間に差し込まれ
    た板材を切断するカッター装置の切断刃(C,C)を保持
    するホルダーであって、切断刃(C)の両側面を挟持可
    能な略U字状のホールド部(1)と、このホールド部
    (1)の内側に嵌挿配置されて切断刃(C)の底面(C
    1,C2)を支持する受け部(2)とを備え、その受け部
    (2)を隙間(t2)をあけて二重に折り曲げられた板
    材で形成すると共に各板部(20,21)の端面を切断刃
    (C)の底面(C1,C2)に各々当接可能なV字状に形成
    したことを特徴とするカッター装置の切断刃ホルダー。
JP2005090U 1990-02-28 1990-02-28 カッタ―装置の切断刃ホルダ― Expired - Lifetime JP2504317Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190039343A (ko) * 2016-10-28 2019-04-10 파이브스 머시닝 시스템즈, 인코포레이티드. 절단날 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190039343A (ko) * 2016-10-28 2019-04-10 파이브스 머시닝 시스템즈, 인코포레이티드. 절단날 조립체
KR102194211B1 (ko) * 2016-10-28 2020-12-23 파이브스 머시닝 시스템즈, 인코포레이티드. 절단날 조립체

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