JPH0719735Y2 - シート状物切断装置 - Google Patents

シート状物切断装置

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Publication number
JPH0719735Y2
JPH0719735Y2 JP3887291U JP3887291U JPH0719735Y2 JP H0719735 Y2 JPH0719735 Y2 JP H0719735Y2 JP 3887291 U JP3887291 U JP 3887291U JP 3887291 U JP3887291 U JP 3887291U JP H0719735 Y2 JPH0719735 Y2 JP H0719735Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cutting
cutter
film
cutting device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3887291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04125591U (ja
Inventor
弘史 西川
清人 奥野
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂フイルム、金属
箔、紙等のシート状物を走行中に幅方向に切断する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成樹脂フイルム、金属箔、紙
等のシート状物を走行中に幅方向に切断する場合には、
例えば、特公昭63−20678号公報に記載されてい
るような、前進方向に向って刃先が徐々にフイルム面か
ら離れる方向に傾けられたカッタと、該カッタと共に移
動し、フイルム面をカッタとは反対側から支持するヘラ
と、該カッタとヘラをフイルムの全幅にわたって移動さ
せる駆動手段とにより構成する切断装置が使用されてい
る。
【0003】この様な、1枚のカッタとフイルムを支持
する1枚のヘラによって構成する切断装置によって厚さ
が薄く、しかも、剛性の小さいフイルムを切断する場合
には、フイルムをヘラによって支持した状態でカッタの
切断位置に導入しても、フイルムがヘラ側に押圧される
だけでカッタによって切断されず、該カッタとヘラの交
叉部において溜まりを生じフイルムが破断したり、カッ
タを破損したりするという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】考案の課題は、厚さが
薄く、しかも、剛性の小さいフイルムを切断する場合
に、フイルムをヘラによって支持した状態でカッタの切
断位置に導入しても、フイルムがヘラ側に押圧されるだ
けでカッタによって切断されず、該カッタとヘラの交叉
部に溜まりを生じてフイルムが破断したり、カッタを破
損したりする点であ
【0005】る。
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、刃先がシート状物の入り側に向ってV字状に開口
し、かつ刃先の交叉部が切断位置になるよう2枚の刃物
を支持部材に取付け、前記支持部材を、シート状物を前
記切断位置に案内するように形成せしめた構成にしてあ
る。
【0006】
【実施例】図1は本考案のシート状切断装置の1実施例
を示す正面図、図2は図1における側面図である。図
中、1は機台(図示せず)に形成されたレールに沿って
シート状物20の走行方向と直交する方向に移動する走
行部材である。2は該走行部材1に取付けた主支持部材
であり、上部支持部材3と下部支持部材4がボルト5に
よって取付けてある。該上部支持部材3は、進行方向に
向って徐々にシート状物20の上面から離れる方向に傾
斜した案内面3aと、シート状物面と平行な案内面3b
が形成してあり、上部刃物6が上部押圧部材8によって
取付けてある。また、下部支持部材4は、進行方向に向
って徐々にシート状物20下面から離れる方向に傾斜し
た案内面4aと、シート状物面と平行な案内面4bが形
成してあり、下部刃物7が下部押圧部材9によって取付
けてある。該刃物6、7は刃先が両刃のものを使用する
こともできるが、片刃のものを使用し、各刃物6、7の
刃先の平面側が当接するように配置することもできる。
上述の上部刃物6と下部刃物7は、刃先が前進方向に向
ってV字状に開口し、間隙のないように配設してあり、
その交叉部(A)がシート状物の切断位置になってい
る。また、上部支持部材3と下部支持部材4は、シート
状物20が各案内面3b、4bに接触せず、該シート状
物20を切断位置(A)に案内されるように間隔寸法
(H)を調節する。該間隔寸法の調節操作が容易にでき
るように主支持部材2、または、上部支持部材3、下部
支持部材4のどちらか一方の取付け用孔を長孔にする。
【0007】上述各支持部材3、4に形成したシート状
物20の案内面は、各押圧部材8、9に形成することも
できる。
【0008】本考案のシート状物切断装置は、切断機構
を、刃先が進行方向に向ってV字状に開口するよう2枚
の刃物6、7を各支持部材3、4に取付け、刃先の交叉
部(A)が切断位置になるようにすると共に、各支持部
材3、4を、シート状物20を切断位置(A)に案内す
るように形成してあるため、シート状物が上下動しても
刃物に接触することがなく、シート状物を確実に切断位
置に案内することができる。また、2枚の刃物6、7の
交叉点(A)によってシート状物20を切断するように
なっているため、厚さが薄く、剛性のないシート状物で
も確実に切断することができる。
【0009】
【考案の効果】本考案のシート状物切断装置は、刃先が
進行方向に向ってV字状に開口し、かつ刃先の交叉部が
切断位置になるよう2枚の刃物を支持部材に取付け、前
記支持部材を、シート状物を前記切断位置に案内するよ
うに形成してあるため、シート状物が上下動しても刃物
に接触することがなく、シート状物を確実に切断位置に
案内することができる。また、2枚の刃物の交叉点に形
成された切断部によってシート状物を切断するようにな
っているため、厚さが薄く、剛性のないシート状物でも
確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシート状物切断装置の1実施例を示す
概略正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【番号の説明】
1 走行部材 2 主支持部材 3 上部支持部材 4 下部支持部材 5 ボルト 6 上部刃物 7 下部刃物 8 上部押圧部材 9 下部押圧部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物の走行中に切断機構を該シー
    ト状物の幅方向に移動させて切断する装置において、刃
    先が進行方向に向ってV字状に開口し、かつ刃先の交叉
    部が切断位置になるよう2枚の刃物を支持部材に取付
    け、前記支持部材を、シート状物を前記切断位置に案内
    するように形成せしめたことを特徴とするシ−ト状物切
    断装置。
JP3887291U 1991-04-26 1991-04-26 シート状物切断装置 Expired - Lifetime JPH0719735Y2 (ja)

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JP3887291U JPH0719735Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 シート状物切断装置

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JP3887291U JPH0719735Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 シート状物切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH04125591U JPH04125591U (ja) 1992-11-16
JPH0719735Y2 true JPH0719735Y2 (ja) 1995-05-10

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ID=31920276

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JP3887291U Expired - Lifetime JPH0719735Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 シート状物切断装置

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JP6389672B2 (ja) * 2013-12-19 2018-09-12 株式会社セーコウ シートトリミング装置

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JPH04125591U (ja) 1992-11-16

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