JPH07506085A - 新規なヨード含有ポリアミン系巨大分子化合物,その調製法,およびその造影剤としての応用 - Google Patents
新規なヨード含有ポリアミン系巨大分子化合物,その調製法,およびその造影剤としての応用Info
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- JPH07506085A JPH07506085A JP5509901A JP50990192A JPH07506085A JP H07506085 A JPH07506085 A JP H07506085A JP 5509901 A JP5509901 A JP 5509901A JP 50990192 A JP50990192 A JP 50990192A JP H07506085 A JPH07506085 A JP H07506085A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
XIT規なヨード含有ポリアミン系巨大分子化合物、その調製法、およびその造
影剤としての応用本発明は、新規なポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物に関
する。
また、本発明は前記の化合物の調製プロセスおよび造影剤、特にX−線撮影時の
造影剤としての使用に関する。
最後に、本発明は、前記の化合物に基づき、診断の目的で投与される組成物に関
する。
造影剤として適応性のあるヨード含有巨大分子化合物は、例えばフランス特許P
R−A−8701876およびPR−A−8810794ですでに公知であこれ
らの化合物は、当該技術分野の専門家にとって自明であり、造影剤として使用す
るうえで必要な特性の観点から、全体として満足できるものである。すなわち、
一水中において、殺菌時の条件に十分耐えられるだけの安定性があること
一ヨードの分子濃度が高いこと
一モル浸透圧が低いこと
一毒性が低いこと
一生理学的に許容されるpHの水に対する溶解度が十分に高いことである。
しかし、これらの化合物の調製には厳密な条件が関与し、それが価格にはね返る
。
この点を考慮し、本出願会社は実践的要件としてすでに知られている要件の全て
またはその一部を満足し、前記の特性に関する限りはこれを満足し、調製が容易
で、造影剤としての具足性に富んだものを提供することを目的に、医薬用巨大分
子化合物の配列に注目した。
本出願会社は、少なくとも3種類のヨード含有陽性造影誘導体を含むことを特徴
とする生物または化学合成に由来するポリアミン系巨大分子化合物の調製法によ
ってこの目的が達成されることを見いだした。
本発明の好ましい実施例によると、ポリアミン系巨大分子化合物は樹枝状体のポ
リマーである。
ここで言う「樹枝状体」とは、分岐、すなわち分岐状になり、その末端には官能
基が付着し、前記分岐の周辺に均一に分布しているポリマーを指す。
このように特にポリマー型であることの大きな利点は、それらのディメンジョン
およびその形態を最終用途の観点から正確に制御できことである。
このような分子量を有するポリマーは、実際には本製品中に存在する各種分子の
分子量の平均的分子量を有する多分散性ポリマーと区別するために、モノー分散
性ポリマーと表示する場合もある。
言葉上の間層から、ここでは高密度星状ポリマー、高密度星状ポリアミン、放射
型ポリマー、カスケード型ポリマー、櫛状分岐星状ポリアミン、架橋型高密度星
状ポリマー、樹状および分枝状ポリリジン類を含むポリアミンポリマーを総称し
て「樹枝状体Jという。
樹枝状体および樹状体の特徴ならびにその調製法に関しては、ここでも引用した
以下の特許出願または特許、すなわち、EP 271180% US 4 50
7466、US 4 694 064、US 4713 975、US 4 8
57 599、US4 690 985、US 4 599 400%US 4
871 779、US 4 737 550、US 4 587 329、U
S 4 568 737、US 4 558 120、US 4 631337
、ならびに比較例として含めた、E n g I N。
Angevvandte Chamie Int、29(1990)、138−
175に記載されている技術を参照することができる。41?に分枝型ポリリジ
ン類は、米国特許4 289 872および文献P r o c。
Na t 1. Acad、 Sc i、、IJSA、 85、5409−54
13. 1988に記載されている。
さらに、本発明に係わるポリアミン系シード含有巨大分子化合物は、下記の一般
式で表されることを特徴とする。
P−一÷−N K 、A −G ] 、 (りここで、
Pはポリアミン系巨大分子化合物のラジカル、または生物または化学合成的起源
の担体を表す。
Kは水素原子、低級直鎖または側鎖アルキル基、低級直鎖または側鎖ヒドロキシ
またはポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシアルキル基、
低級直鎖または側鎖アルコキシヒドロキシまたはアルコキシポリヒドロキシアル
キル基、またはA−G基を表す。
Xは0または1の整数である。
Gはヨード含有陽性造影誘導体であり、特に下記の式で表されるベンゼン誘導体
を表す。
ここで、置換基R1、II 2、R3、R4およびR5はヨード、水素、C0O
H,Coo−M’+ (Mは生理学的に許容されるpチオンを表し、yは1〜3
の整数である)、−C(R6)ON−17または−N(R8)Co (R9)
(こ:’1’、R6、R7、R8お!びR9は水素、低級直鎖または側鎖アルキ
ル基、低級i[鐵または側鎖ヒドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖ポリヒ
ドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルフキシアルキル基、低級直鎖また
は側鎖アル−キシヒドロキシアルキル基、または低級直鎖または側鎖アルコキシ
ポリヒドロキシアルキル基であり、相互に同じであってもよいし、異なってもよ
い)であって、相互に同じであってもよいし、異なってもよい。
また、置換基R2、R3およびR4は以下の基であってもよい。
置換基R10、R11,R12,113およびR14は置換基R1,R2、R3
、R4およびR5と同じ意義を有し、相互に同じであってもよく、具なってもよ
く、
Bは一重結合またはR15−D−R16で表される基(ここで、R15およびR
16は以下の基で表され、相互に同じであってもよいし、異なってもよい。
ここで、R17およびRI8はR6と同じ意義を有し、Dは一重結合またはR6
と同じ意義を有する(ただし、水素を除く)、Aはヨード含有陽性造影誘導体、
特に一般式(I I)で表される誘導体の前記巨大分子化合物のアミン基への結
合を可能にする結合基であり、口は約3から約500. 好ましくは約10から
約300、さらに好ましくは約30から約200までの整数である。 ただし、
R1、R2、R3、R4、R5、RIOlRll、R12、RI3およびR1
4のいずれか一つはヨード原子である)。
置換基R6、R7、R8、R9、R17およびR18は、水素原子または以下の
ラジカルであることが望−CH3、−CH2CH3,−CH2CH20H、−C
H2CHOHCH20H。
−CH2CH20CH3、−CH20CH2−CH3、−CH2CHOHCH2
0CH3゜Dは以下のラジカルのいずれかであることが望ましい。
−CH20H2〜、−CH2−、−CH2C)+2CH2−、−CI(2C1(
OHCH2−。
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物は、本来存在しているア
ミン基のいずれかがヨード含有誘導体Gを有する場合飽和状態にあり、誘導体G
が結合した状態で遊離のアミン基が存在している場合には不飽和の状態にあると
呼ばれる。
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の優れた実施例によれば
、ポリアミン系巨大分子担体Pは、ポリアルキルアミン、特にポリエチレンイミ
ン、ポリペプチド、特にポリリジン、ポリオルニチン、ポリアルギニン、ポリア
スパラギン、ポリグルタミン、タンパク特にアルブミン、一般式[−CH2Cl
(CH2NH2,HC1)−] 、で表されるポリアリルアミン、ポリ[N(2
−アミノエチル)]メタアクリルアミン、ポリ(アミノ−デキストラン)および
キトサン等のポリアミノ炭水化物のいずれかである。
本発明において、また前記の特許または文献で使月されている表示によれば、以
下のように非限定的に表示することができる。
すなわち、一般式(1)および(2)で表される第1、第2、第3、第4世代の
ポリエチレンイミン樹枝状体(PEI)または一般式(3ン、 (4)および(
5)で表される第11 第2、第3、第4または第5世代のポリアミドアミン(
PAMAN)。
構造ユニット反復数の選択およびその結果各こより樹枝状体に結合できる高ヨー
ド化陽性造影誘導体の数を決定する樹枝状体の周囲に存在する一NH,基の数の
選択は、製品の機能、特に診断1こII用する場合の機!iこ基づいて行われる
。
同様に、また前記の特許および文献養こ記載されて塾\るように、一般に当Vk
構造ユニットは、以下の基から選択することができる。
また、樹枝状体の調製に適したその他の構造ユニットを選択することもできる。
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の別の優れた実施例によ
れば、結合基Aは以下の群からなるラジカルから選択する。
R19は低級i[1i11または側鎖アルキル基、低aa*または側鎖ヒドロキ
シアルキル基、低級直鎖または側鎖ポリヒドロキシアルキル基、低級iigtま
たは@鎖アル=キシアルキル基、低級i[鎖または側鎖アル−キシヒドロキシア
ルキル基、または低級tii*または側鎖アルコキシポリヒドロキシアルキル基
であり、R20はR6と同じtaを有し、また
R21は一重結合またはR19と同じ意義を有する。
置換基It20は、望ましくはR6、R7、R8、R9、R17およびR18に
関して上記と同じ意義を有する。
置換基R19およびR21は、以下のラジカルを有するのが望ましい。
−CH2−、−CH2C)+2−、 −CH2CH2CH2−、−0−CH2C
H2C1(2−。
低級アルコキシアルキル基とはCIからC6の基を表し、ポリヒドロキシアルキ
ル基またはポリヒドロキシアルコキシアルキル基とは1〜5個のヒドロキシル基
を有する基を表す。
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の別の優れた実施例によ
ると、ヨード含有陽性造影誘導体Gは、以下の式で表されるベンゼン誘導体であ
る。
ここで、R2およびR4は前記と同じ意義を有する。
零g4明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の別の実施例によれば
、ヨード含有陽性造影誘導体は以下の一般式に相当する群から選んだベンゼン誘
導体である。
ここで、R6、R7、R8およびR9は、上記と同じ!義を有する。
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の調製に関する本発明に
係わるプロセスは、以下の点に特徴がある。
ポリアミン系巨大分子担体Pを選択し、そのアミン基の少なくとも3つは、溶媒
としてDMAC,DMPまたはFMSOのいずれかを用い、可能であればNaO
H、トリエチルアミンまたは炭酸ソーダの中から選んだ無機または有機塩基の存
在下で、以下の式で表される化合物
Z、−A−G (V r )
(ここで、Gは先に規定した通りであり、Z、−Aは以下の群から選ぶものとす
る。
た通りであり、2.は塩素または臭素原子、またはあらかじめ保護された形態で
存在するヒドロキシル基である))を月いてアシル化反応を行うか、またはDM
AC,DMFまたはD M S Oのいずれかを溶媒とし、可能であればN a
OH、トリエチルアミンまたは炭酸ソーダの中から選んだ無機または有機塩基
の存在下で、以下の式で表される化合物Z、−A−G (V I I)
(ここで、Gは先に規定した通りであり、Z、−Aは以下の群から選ぶものとす
る。
(ここで、R19、Rhoは先に規定した通りであり、Z2は塩素、臭素または
ヨード原子、0M5(0−メシル)または0Ts(0−)シル)基、またはあら
かじめ保護された形態で存在するヒドロキシル基である))を用いてアルキル化
反応を行う。
巨大分子担体の残りのアミン基の少なくとも一部は、あらかじめ保護された形態
で存在するヒドロキシル基の保護をはずした後、DMAC,DMFまたはDMS
Oのいずれかを溶媒とし、可能であればNaOH,)リエチルアミンまたは炭酸
ソーダの中から選んだfi機または有機塩基の存在下で、以下の式で表される化
合物
L−Y(%MII)
(ここで、YはZ、と同じ意義を有すか、酸ハロゲン化物、無水物またはエステ
ルの形態で存在する活性化−CO基であり、しは低級直鎖または側鎖アルキル基
、低級直鎖または側鎖ヒドロキシまたはポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖ま
たは側鎖アルコキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アル;キシヒドロキシまた
はアルコキシポリヒドロキシアルキル基であり、そのヒドロキシル基は保護され
ているが、後に保護をはずすことが可能であるものとする。)でアルキル化する
。
前記のプロセスの優れた案施例によると、陽性造形誘導体Gは、一般式(I I
)で表されるベンゼン誘導体のなかから選択し、一般式Pの巨大分子アミン担体
のアミン基の宿なくとも3つは、
以下の一般式
で表される化合物を用いてアシル化するか、以下の一般式
で表される化合物を用いてアルキル化し゛て、以下の一般式(rX)で表される
化合物を得る。
残ったアミン基の少なくとも一部は、化合物L−Yを用いてアルキル化する。た
だし、この場合、2% X。
n、に%R1からR5、Z 、 −A−1Z 、−A−1しおよびYは前記と同
じ意義を有する。
本発明に係わるプロセスは、陽性造形ヨード含有誘導体と反応させる前に、巨大
分子担体を活性化させる必要がないので特に有利である。
本発明に係わるポリアミン系ポリヨード化誘導体は、EP 436 316に記
載されているプロセスに従って調製したヨード含有アクリルアミドにミシエール
付加反応によって
樹枝状体の−NH2基を付加させることによって得ることもできる。
ポリアミン系巨大分子担体Pに関しては、アミン含有ポリ酸類およびポリアルキ
ルアミン類がシグマケミカル(フランス、ストラスブルグ)により市販され、ポ
リアリルアミン類およびポリアルキルアミン類がアルドリッジケミカル(ウィス
コンシン州ミルウォーキー)およびポリサイエンス(ペンシルバニア州ワーリン
トン)により市販され、ポリ[N−アミノエチル)]メタアクリルアミン類の合
成法が出願特許W09012050に記載され、ポリアミノデキストランおよび
その調製法がUSP 4,699,784に記載され、キトサンがシグマケミカ
ルによって市販されている。
本発明の範囲に含まれる巨大分子担体の分子量は約5.000〜約200,00
0、好ましくは約5.000〜約100% 000である。
一般式(11)で表される陽性造影ヨード含有誘導体Gに関しては、以下に示す
ものが酸クロライドまたは酸の形態で使用するのが好ましく、これらの誘導体は
以下のように分子中のヨード原子の数のよっていくつかのグループに分けること
ができる。
すなわち、ヨード原子1個を含む化合物は、以下の一般式のいずれかで表すこと
ができる。
Zh、 Org、 Khim、 19 (11)、236 B−73(1983
)に記載されているDCI
および、Org、5ynth、 61. 8 13(1983)に記載されてい
る
OCI
ヨード原子2個を含む化合物は、Ch e m i c a IAbstrac
ts 68 (10):40524jに記載されている以下の一般式で表される
。
ヨード原子3fMを含む誘導体は、すでに造影剤として使用されているものを使
用することができる。すなわち、
ジアトリアゼートとして知られ、ノールウェー特許第59−134075に記載
されている化合物。
イソキサラメートとして知られ、DE−O31643440に記載されている化
合物。
メトリシェードとして知られ、Farmakoterapi 18: l−29
(+962)に記載されている化合物。
イオタラメートとして知られ、J、 Mad、 Chem、 6:24−26
0963)に記載されている化合物。
以下の一般式に相当する化合物、すなわち、Chemical、Abstrac
ts 72: 43699p (1970)に記載されている化合物。
Chemical Abstracts 72: 100292b (1970
)に記載されている化合物。
Chemical Abstracts 72: 66587Q (1970)
に記載されている化合物。
Chemical Abstracts 80 (23): 133786jに
記載されている化合物。
ヨード原子4個を含む誘導体は、以下の一般式で表すことができる。すなわち、
Chemical Abstracts 76 (5): 24873gに記載
されている化合物。
ヨード原子5個を含む誘導体は、以下の一般式で表すことができる。すなわち、
Chemical Abstracts 87 (25): 200955yに
記載されている化合物。
■
ヨード原子6個を含む誘導体は、フランス特許FR2272640に記載されて
おり、以下の一般式%式%
本発明によれば、ヨード含有誘導体はラセミ体混合物のみならず、非対称炭素原
子の存在および/またはヨード原子および/または置換基R1〜R20こよって
もたらされる立体障害による回転障害のaff:とじて選択された鏡像異性体、
ジアステレオマー、アトロポアイソマー、5YN−ANTIアイソマー、END
O−EXOアイソマー、E−Zアイソマー等の立体異性体であってもよい。
カルボン酸の形態で得られるヨード含有誘導体の場合、ヨード含有誘導体のヒド
ロキシル基が公知の方法で、例えば酢酸エステルまたは環状アセタールの形態で
あらかじめ保護されている場合には、5OCI、またはCI −Co−Co−C
Iの存在下で、常法によりヒドロキシル基を塩化物に変換させることにより、以
下のように酸塩化物への変換が起こる。
ヨード含有誘導体を酸塩化物に変換することにより、本発明に係わるプロセスに
よる本発明に係わるポリマーの調製が可能となる。
ヨード含有誘導体と未反応の巨大分子担体上のアミン基と反応させるために用い
る一般式%式%で表される化合物は、本発明に係わるヨード含有ポリマーに親木
基を付与することのデキルクロロブロバンジオール、グリシドールおよびクロロ
エタノール等である。巨大分子担体をアルキル化する主たる目的は、I&終化合
物の溶解性を改善するためである。
前記の飽和および不飽和概念に関して、本発明は以下のタイプのポリアミン系ヨ
ード含有ポリマー、すなわち
のみならず、以下の一般式で表される化合物も包含する。
さらに、ヨード含有誘導体の固定後も残存するポリマーのアミン基を化合物L−
Yでアルキル化する修飾に関して、以下の2種類の生成物が考えられる。
J
また、本発明は、モノマーを構成する直鎖中にアミン基が存在しているポリマー
、すなわち(conoaer Mu 、)、−
およびアミン基がモノマー内に枝別れ状に存在しているポリマー、すなわち
を包含する。
つぎに本発明の実験例を示すが、本発明はこれに限るものではない。
実験例1
以下の一般式で表されるヨード含有ポリマーのp44%成No−1
平均分子量50.000のポリエチレンイミン(シグマケミカル製)20gを5
0%水溶液(0,232M)として50 m lのDMACに添加する。
フランス特許2,272,640に記載されているプロセスに従って得た2、4
.6−ドリイオドー3−N−メチルカルバモイル−5−N−アセチル−N−メチ
ルアミノ安息香酸クロライド(0,077M)を少量ずつ添加する。
反応混合液を室温で24時間撹拌した後、2Lのメタノール中に注ぐ、?4もれ
た沈澱を濾過し、エーテルで洗浄した後、真空乾燥する。
これをINのNaOHで洗浄し、43gの製品を得た(収率86%)。
ヨードの比率=51%(w / w )合成No、2
平均分子量50,000のポリエチレンイミン(シグマケミカル製)20gを5
0%水溶液(0,232M)として50 m lのDMACに添加する。
合成No、1で用いた酸塩化物(0,031M)を室温で少量ずつ添加する。
反応混合液を室温で24時間撹拌した後、2Lのメタノール中に注ぐ、得られた
沈澱を濾過し、真空乾燥する。
29gの製品を得た(収率90%)。
ヨードの比率:41%(W/W)
実験例2
以下の一般式で表されるヨード含有ポリマーの調製平均分子量50.000のポ
リエチレンイミン(シグマケミカルfEl)20gを50%水溶[(0,232
M)として50m1のDMACに添加する。
特許申請EP 0 426 610に記載されているプロセスに従って得た2、
4.6−)リイオド−3−N−(2−アセトキシエチル)−5−アセトキシアセ
チルアミドーイソフクール酸クロライド(0,0348M)を少量ずつ添加する
。
反応混合液を室温で24時間撹拌した後、2Lのメタノール中に注ぐ、NaOH
でサポニン化した後、得られたヨード含有ポリマーをIRN 77およびIRA
68樹脂で精製する。
ヨードの比率:40.5%(W/W)
実験例3
以下の一般式で表されるヨード含有ポリマーのlll1製実験例1 (合成No
、2)で得られたヨード含有ポリマー5gを50 m lのメタノールに溶解す
る。
45℃で、グリシドール(メルク)2.5m+を滴下する4反応混合液を60’
Cで6時間加熱する。
このようにして得られたメタノール液を500 m lのエチルエーテルに注ぐ
、得られた沈澱を200m1のエチルエーテルで洗浄し、真空乾燥して目的とす
る製品を得る。
収率:92%
ヨードの比率:29.5%(w / w )実験例4
ポリヨード樹枝状体の調製
A、一般式(d)で表されるポリアミドアミンの調製まず、工程1〜4に従って
ポリアミドアミンを調製する。
工程1:以下の一般式で表される化合物の調製メチルアクリレート(アルドリヒ
、ストラスブルグ製)300g (3,48mol)を米国特許US 4507
466に記載されている方法に従い、室温で8%アンモニアのメタノール溶液
100 m I中で3゜5日間反応させる。黄色油状の製品(a)240gを得
た。
CCM シリカ、石油エーテル/エチルエーテルRf:0.6
RMN ’H(ppm、 200 mHz):3.58−重線9Hメチル基;2
.68三重線6Hメチレン;2.40三重線6Hメチレン
工程2:下記の一般式で表される化合物の調製工程lで得られた製品(a) 2
8. 1g (0,102mol)を、米国特許US 4 507 466に記
載されている方法に従い、メタノール270 m l中でエチレンジアミン50
0g (6,3mo 1)と室温で2日間反応させる。黄色油状の製品(b)3
6gを得た。
収率:99%
RMN ’HCoom、 200 mHz)1、 5−重線6H−NH,;2.
2三重腺6Hメチレン:2.6多重線12Hエチレンジアミン;3.O多重線6
Hメチレン:8.o三重線NHアミド
工程3:下記の一般式で表される化合物の調製工程2で得られた製品(b)30
g (83,5mmo1)をメタノール125 m lに溶解し、米国特許US
4 507 466に記載されている方法に従い、メチルアクリレート143
g (1,67mol) と反応させる。
反応混合液を32℃に加熱した後、室温で21時間撹拌する。製品(c)65g
を得た。
収率ニア5%
RMN ”C(ppm、 50 mHz)51 メチル冒71.ICOアミド
;172.4 COエフ、ゲル
工程4:下記の一般式で表されるポリアミドアミンの調製
工程3で得られた製品(c)65g (74,3mmo1)をメタノール100
m lに溶解し、米国特許U3 4 5Q7 466に記載されている方法に
従い、500 m lのメタノールに溶解したエチレンジアミン622g (1
0,3mol) と反応させる。
室温で3日間反応させた後、減圧濃縮して黄色油状の製品(d)76gを得た。
収率:98%
RMN ”C(ppm、 50 mHz)171.1COアミド
B、ポリヨード樹枝状体の調製
工程4で得られた製品(d)2g (0,00192m o ! )をメタノー
ル50 m lに溶解する0反応混合液にトリエチルアミン1.9ml (0,
0135m。
l)を添加する。フランス特許FR2272640に記載されている方法に従っ
て調製した5−N−メチルアセトアミド−2,4,6−)ソイオド−3N−メチ
ルアミノカルボニルブタアミド塩化物8.7g(0,0135mo l)を粉末
として反応混合液に添加する。室温で24時間撹拌する。メタノール溶液をエチ
ルエーテル500m1中に注ぐ。
このようにして得られた沈澱を濾過し、乾燥する。
シカゲルプレートを用いて、精製し、無色の製品9゜5gを得た。
ヨードの比率:35%(w / w )CCM (S r 02) ジクロロメ
タン/メタノールRf:0.46
実験例5
以下の一般式で表されるヨード含有ポリマーの調製実験例4の工程2で得られた
製品’、8g(5mmo1)を50 m l (7)N、N−ジメチルアセトア
ミドに溶解する。トリエチルアミン2.8ml (20mm。
1)を反応混合液に滴下する。
ヨーロッパ特許出願EP 426 610に記載されているプロセスに従って得
た2、4.6−)リイオド−3−N−(2−アセトキシエチル)−5−yセトキ
シアセトアミドーイソフクール酸塩化物12.2g(16mmol)を粉末とし
て反応混合液に添加する。
反応混合液を室温で12時間撹拌する。濾過してトリエチルアミン塩を除去し、
溶W 400 m lのエチルエーテルに注ぐ。
このようにして得られた沈澱を300 m lのメタノールに添加し、K、、C
O3を5g (36,2mmo+)添加して24時間鹸化する。
精製し、無色の粉末7gを得る。
収率二61%
ヨードの比率;実測値:48.8%
理論1M+ 50%
純度:97.8%
実験例6
以下の一般式で表されるヨード含有ポリマーの調製実験例4の工程4で得られた
製品5g(4,8mmo l ) ヲ150 m lのN、N−ジメ・チlレア
セトアミドに溶解する。トリエチルアミン4. 7ml (33,6m m o
+ )を反応混合液に滴下する。
2.4.6−)リイオド−3〜N−(2−アセトキシエチル)−5−アセトキシ
アセトアミドーイソフクール酸塩化物25. 6 g (33,6mmo +)
を粉末として反応混合液に添加する0反応混合液を室温で24時間撹拌する。濾
過してトリエチルアミン塩を除去し、溶液400 m lのエチルエーテルに注
ぐ。
このようにして得られた沈澱を300m lのメタノールに添加し、K2CO2
をlog (0,072mol)添加して24時間鹸化する。
精製し、無色の粉末13gを得る。
収率:58%
ヨードの比率:実測値+45.4%
理論値:46.7%
純度:97.2%
本発明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物は、X−線造影剤として
著しい特徴を有し、特に優れた安定性と高濃度の陽性造影ヨード原子な含んでい
るのが特徴である。
前記の造影剤に基づく本発明に係わる組成物は、本発明に係わる化合物の少なく
とも1つを、望ましくは再蒸留水に溶解または懸濁させたものである。
本発明によれば、人間または動物に使用される特にX−線診断用組成物は、本−
Ji!明に係わるポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の少なくとも1つを有
効量含むことを特徴とし、その有効量とは望ましくは約5〜約50g/100m
1のヨードを含むポリマー水溶液を注射できる量である。
これらの組成物は、一般に造影剤を含む医N組成物に使用されているアジュバン
ト、特に塩化ナトリウム、トリス(ヒドロキシメチル)アミノ−メタン塩酸塩、
トリス〔ヒドロキシメチル)アミノ−メタンのアミン塩、ヘパリン、クエン酸ナ
トリウム、およびカルシニブテートナトリウムを含んでもよい。
人間のX−線造Eに使用する場合は、約30〜約500gのヨードを含む水溶液
を体重kgあたり約10〜約250 m lの用量で前記の組成物を投与する。
水溶液からなる場合には、腸管内または騙管外、特に経口的にまたは、直腸内、
静脈内、関節内、動脈内、クモ膜下ならびに気管支内、リンパ節内、および子宮
内に投与することができる。
本発明に係わる組成物が水懸濁液である場合、経口的にまたは腸管内、Li!腸
内、気管支内に投与することができる。
前記溶液のpHは生理学的に許容範囲の値、一般に約6.5〜約7.5にIJR
整する。ある種の特定m途においては、特に特定臓器のレベルにおける特定の病
理学的診断に関連して、造影剤のいわゆる「ベクトル化Jが必要な場合は、前記
の化合物をリポソームでカプセル化するか、生体分子特にポリまたはモノクロナ
ール抗体に固定または結合させることによって達成することができる。
このようなベクトル化によって診断が容易になる病理は、特にI!瘍病理、肝病
理、および血液量分布の異常である。
手続補正書 (方側
平成7年2月16日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも3種類のヨード含有陽性造影誘導体を含むことを特徴とする生合 成または化学的に合成され、樹枝状体を形成していてもよいポリアミン系巨大分 子化合物。 2.下記の一般式で表されることを特徴とする請求項1に記載のポリアミン系ヨ ード含有巨大分子化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)ここで、 Pはポリアミン系巨大分子化合物のラジカル、または生物または化学合成的起源 の担体を表す。 Nは窒素原子を表す。 Kは水素原子、低級直鎖または側鎖アルキル基、低級直鎖または側鎖ヒドロキシ またはポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシアルキル基、 低級直鎖または側鎖アルコキシヒドロキシまたはアルコキシポリヒドロキシアル キル基、またはA−G基を表す。 xは0または1の整数である。 Gはヨード含有陽性造影誘導体であり、特に下記の式で表されるベンゼン誘導体 を表す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで、置換基R1、R2、R3、 R4およびR5はヨード、水素、COOH、COO−My+(Mは生理学的に許 容されるカチオンを表し、yは1〜3の整数である)、−C(R6)ON−R7 または−N(R8)CO(R9)(ここで、R6、R7、R8およびR9は水素 、低級直鎖または側鎖アルキル基、低級直鎖または側鎖ヒドロキシアルキル基、 低級直鎖または側鎖ポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖またはかね側鎖アルコ キシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシヒドロキシアルキル基、または 低級直鎖または側鎖アルコキシポリヒドロキシアルキル基であり、相互に同じで あってもよいし、異なってもよい)であって、相互に同じであってもよいし、異 なってもよい。 また、置換基R2、R3およびR4は以下の基であってもよい。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 置換基R10、R11、R12、R13およびR14は置換基R1、R2、R3 、R4およびR5と同じ意義を有し、相互に同じであってもよく、異なっても上 く、 Bは−重結合またはR15−D−R16で表される基(ここで、R15およびR 16は以下の基で表され、相互に同じであってもよいし、異なってもよい。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R17およびR18はR6と同じ意義を有し、Dは−重結合またはR6 と同じ意義を有する(ただし、水素を除く)。 Aはヨード合有陽性造影誘導体、特に一段式(II)で表される誘導体の前記巨 大分子化合物のアミン基への結合を可能にする結合基であり、 nは約3から約500、好ましくは約10から約300、さらに好ましくは約3 0から約200までの整数である。 ただし、R1、R2、R3、R4、R5、R10、R11、R12、R13およ びR14のいずれか一つはヨード原子である)。 3.置換基R6、R7、R8、R9、R17およびR18が水素原子または以下 のラジカルであることを特徴とする請求項2に記載のポリアミン系ヨード含有巨 大分子化合物。 −CH3、−CH2CH3、−CH2CH2OH、−CH2CHOH2OH、▲ 数式、化学式、表等があります▼、−CHOHCH3、−CH2CHOHCHO HCH2OH、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ ります▼、−CH2OCH3、−CH2CH2OCH3、−CH2OCM2−C H3、−CH2CHOHCH2OCH3−4.Dが以下のラジカルのいずれかで あることを特徴とする請求項3および3に記載のポリアミン系ヨード含有巨大分 子化合物。 −CH2CH2−、−CH2−、−CH2CM2CH2−、−CH2CHOHC H2、−CH2−(CHOH)2−CH−、−CH2CHOHCH2CH2−、 −CHOHCHOH、▲数式、化学式、表等があります▼5.ポリアミン系巨大 分子担体Pがポリアルキルアミン、特にポリエチレンイミン、ポリペプチド、特 にポリリジン、ポリオルニチン、ポリアルギニン、ポリアスパラギン、ポリグル タミン、タンパク特にアルブミン、一般式[−CH2CH(CH2NH2.HC I)−]。 で表されるポリアリルアミン、ポリ[N(2−アミノエチル)]メタアクリルア ミン、ポリ(アミノーデキストラン)およびキトサン等のポリアミノ炭水化物の いずれかであることを特徴とする請求項2から4に記載のポリアミン系ヨード含 有巨大分子化合物。 6.ポリアミン系巨大分子担体Pがポリアルキルアミン、特にポリエチレンイミ ン、ポリアミドアミン、側鎖ポリリジン、アルボロールのいずれかであることを 特徴とする請求項2から4に記載のポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物。 7. 結合基Aが以下の群からなるラジカルからなることを特徴とずる請求項2から6 に記載のポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数 式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、 化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼R19は低級直 鎖または側鎖アルキル基、低級直鎖または側鎖ヒドロキシアルキル基、低級直鎖 または側鎖ポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシアルキル 基、低級直鎖または側鎖アルコキシヒドロキシアルキル基、または低級直鎖また は側鎖アルコキシポリヒドロキシアルキル基であり、R20はR6と同じ意義を 有し、また R21は−重結合またはR19と同じ意義を有する。 8.ヨード含有陽性造影誘導体が以下の式で表されるベンゼン誘導体であること を特徴とする請求項2から7に記載のポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化学式、表等があります ▼(IV)▲数式、化学式、表等があります▼(V)9.以下の一般式で表され 、アミン残基の少なくとも一部は、化合物L−Yを用いてアレキル化することを 特徴とする請求項2から7に記載のポリアミン系巨大分子化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)ここで、Yは塩素、臭素またはヨー ド原子、OMs(O−メシル)またはOTs(O−トシル)基、またはエポキシ ドであり、そのヒドロキシル基はあらかじめ保護された形態で存在するか、酸ハ ロゲン化物、無水物、またはエステル化物の形態で活性化−CO基として存在し 、 Lは低級直鎖または側鎖アルキル基、低級直鎖または側鎖ヒドロキシまたはポリ ヒドロキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシアルキル基、低級直鎖ま たは側鎖アルコキシヒドロキシまたはアルコキシポリヒドロキシアルキル基であ り、そのヒドロキシル基は保護されているが、後に保護をはずすことが可能であ る。 10.ポリアミン系巨大分子担体Pを選択し、そのアミン基の少なくとも3つが 、 溶媒としてDMAC、DMFまたはFMSOのいずれかを用い、可能であればN aOH、トリエチルアミンまたは炭酸ン−ダの中から選んだ無機または有機塩基 の存在下で、以下の式で表される化合物Z1−A−G(VI) (ここで、Gは先に規定した通りであり、Z1−Aは以下の群から選ぶものとす る。 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数 式、化学式、表等があります▼(ここで、R19、R20およびR21は先に規 定した通りであり、Z1は塩素または臭素原子、またはあらかじめ保護された形 態で存在するヒドロキシル基である))を用いてアシル化反応を行うか、または DMAC、DMFまたはDMSOのいずれかを溶媒とし、可能であればNaOH 、トリエチルアミンまたは炭酸ソーダの中から選んだ無機または有機塩基の存在 下で、以下の式で表される化合物Z2−A−G(VII) (ここで、Gは先に規定した通りであり、Z2−Aは以下の群から選ぶものとす る。 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数 式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼(ここで、 R19、R20は先に規定した通りであり、Z2は塩素、臭素またはヨード原子 、OMs(O−メシル)またはOTs(O−シル)基、またはあらかじめ保護さ れた形態で存在するヒドロキシル基である))を用いてアルキル化反応を行い、 巨大分子担体の残りのアミン基の少なくとも一部は、あらかじめ保護された形態 で存在するヒドロキシル基の保護をはずした後、DMAC、DMFまたはDMS Oのいずれかを溶媒とし、可能であればNaOH、トリエチルアミンまたは炭酸 ソーダの中から選んだ無機または有機塩基の存在下で、以下の式で表される化合 物 L−Y(VIII) (ここで、YはZ2と同じ意義を有すか、酸ハロゲン化物、無水物またはエステ ルの形態で存在する活性化−CO基であり、しは低級直鎖または側鎖アルキル基 、低級直鎖または側鎖ヒドロキシまたはポリヒドロキシアルキル基、低級直鎖ま たは側鎖アルコキシアルキル基、低級直鎖または側鎖アルコキシヒドロキシまた はアルコキシポリヒドロキシアルキル基であり、そのヒドロキシル基は保護され ているが、後に保護をはずすことが可能であるものとする。)アルキル化するこ とを特徴とする請求項1から9に記載のポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物 の調製法。 11.ポリアミン系ヨード含有巨大分子化合物の少なくとも1つを有効量含むこ とを特徴とする請求項1から9に記載の人間または動物のX−線診断用組成物。 12.陽性造形誘導体を少なくとも3種類含むポリアミン系ポリヨード含有樹枝 体の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から9に記載の人間または 動物のX−線診断用組成物。
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