JPH07505700A - ２方向箱形取り付け器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２方向箱形取り付は器具 技術分野 本発明は、ケーブル締結部材によって固定されたワイヤの束を取り付は面に取り 付けるための取り付は器具に関し、より特定すると、ワイヤの束を固定するのに 使用される金属製のケーブル締結部材に接触するための丸まった面を取り付は面 に付与する箱形の取り付は器具に関する。

発明の背景 以下に示す取り付は器具の例は、従来技術すなわち、カーペンタ−（Ｃａｒｐｅ ｎｔｅｒ）らに付与された米国特許第３．０８７，７００号、ゲイセンジャー（ Ｇｅｉｓｅｎｇｅｒ）に付与された米国特許第３．４５４．２４９号及びリオン （Ｌｙｏｎ）らに付与された米国特許第４，３９７，４３６号において知られて いる。

今日、電気工業の分野においては、プラスチック類の締結部材よりも金属製のケ ーブル締結部材のほうが遥かに望ましいような用途が増加している。従来の取り 付は器具の多くが有する欠点の一つは、金属製のケーブル締結ストラ・ノブと接 する鋭い面を有することである。これらの鋭い面は、応力によってストラップを 破壊させるような曲がりや切断を金属製のストラップに生じさせる。

更に、従来の取り付は器具の多くは、強度がないことにより特にケーブル締結部 材が適用される方向が制限される。金属製のケーブル締結部材の利用が増加する ことにより、これらの取り付は器具が受ける大きな応力に耐えるのに十分な強度 を有する取り付は器具を提供することが強く望まれている。特に、ワイヤの束と 取り付は部材との周囲にケーブル締結部材を締め付けることによって生じる応力 によって取り付は部材が潰れないことが重要である。

発明の概要 従って、本発明は、ワイヤの束を取り付は面に取り付けるための改良された取り 付は器具を提供することを目的とする。

本発明はまた、金属製のケーブル締結部材によって固定されたワイヤの束を取り 付は面に取り付けるのに適正に使用することができる取り付は器具を提供するこ とをも目的とする。

本発明は更に、係合された金属製のケーブル締結部材に曲げ部及び切断部を形成 する鋭い端縁を有しない取り付は器具を提供することを目的とする。

概略的には、上記の目的は、床部と、ケーブル締結ストラップを挿入できるよう になされた孔を含む少なくとも２つの互いに対向した側壁と、を備えた一体とし て形成された取り付は部材を含む箱形の取り付は器具を提供することによって達 成でき、この取り付は器具は、ケーブル締結部材と接する面として丸まった部分 を提供するための手段を含む。

図面の簡単な説明 第１図は、取り付は面にワイヤの束を固定した状態が示されている本発明の概念 を実施化した取り付は部材の斜視図であり、第２図は、第１図の取り付は部材の 斜視図であり、第３図は、第１図の取り付は部材の側面図であり、第４図は、第 ３図における線４−４に沿った第１図の取り付は部材の断面図であり、 第５図は、第３図における線５−５に沿った第１図の取り付は部材の水平断面図 であり、 第６図は、第１図の取り付は部材の側方断面図であり、第７図は、別の新しい構 造の取り付は部材の斜視図であり、第８図は、第７図の取り付は部材の側面図で あり、第９図は、第７図の取り付は部材の端面図であり、第１０図は、第７図の 取り付は部材の上面図であり、第１１図は、第７図の取り付は部材の底面図であ る。

好ましい実施例の説明 添付図面には、本発明の概念を具体化した箱形の取り付は器具が全体を参照番号 １０によって示されている。取り付は器具１０は、ステンレス鋼のような一体の 金属片を打ち抜いた金属シートによって作られる。図２に示すように、取り付は 器具１０は、はぼ箱形であり且つ床部１８と４つの一体に形成された直角壁とを 含む。この４つの璧は、一対の対向する端部壁１２と一対の対向する側壁１４と からなる。端部壁１２の端部は互いに対向する側壁１４に当接していて、係合さ れたケーブル締結部材３０に平行な方向における取り付は部材の潰れに対する支 持部を提供する。側壁１４には矩形の孔が設けられており、この孔は、ケーブル 締結部材３０のストラップが図６に示すように通されるための開口を提供する。

　端部壁１２と側壁１４との両方には丸まった頂部２０が更に設けられている。

図４かられかるように、丸まった頂部２０は、各々、側壁１４及び端部壁１２と 一体の延長した部分である。これらの頂部は、各壁の頂部に丸まった管状の面を 形成するように、延長した壁部を対向する壁から離れる方向へ壁土に戻るまで曲 げ戻すことによって形成される。互いに対向した側壁１４と一体化されている丸 まった頂部２０は、図３および４でわかるように、孔１６の開口部の少し下方の 位置まで延びている。このことにより、ケーブル締結部材３０が孔１６に通され たときにこのケーブル締結部材３０に当接してケーブル締結部材３０が孔１６の いかなる尖ワた端縁とも接するのを防止する湾曲した面が形成される。

図５に示すように、４つの壁部ての底部に設けられ且つこれら４つの壁の全てと 一体化された床部１８は、取り付は器具１０が取り付は面２６に固定できるよう に取り付は器具１０を固定するためのねじ穴２２のような手段を含む。

図６に最も良く示されているように、ケーブル締結部材３０は、孔１６から側壁 １４内へ挿入されてワイヤ２８の束の周囲に固定される。丸まりた頂部２０がこ の孔の頂部の少し下方まで延びていることにより、ケーブル締結部材は取り付は 器具１０の湾曲した面にのみ接した状態で維持される。全ての壁の上に形成され た丸まった頂部２０はまた、ワイヤ２８の束が当接するための湾曲した面をも提 供する。図６においてまたわかるように、床部１８に形成されたねじ穴２２から ねじ３２を挿入して取り付は面２６に固定することにより、取り付は器具１０が 取り付は面２６に固着される。

図４においてわかるように、側壁１４はまた、隣接する端部壁１２の上に折り重 ねられて箱形の取り付は器具１０を補強して潰れにくくする延長タブ２４を、も 含む。ケーブル締結部材３０が取り付は器具１０と係合され且つワイヤ２８の束 の周囲に締結されると、補強タブ２４は、端部壁１２の当接側方端部を固定する ことによって取り付は器具が潰れるのを防止する助けとなる。

以上、本発明の特定の実施例を図示し且つ説明した。本発明から逸脱することな くより広い範囲で変更及び変形を施してもよいことが当業者には明らかであろう 。上記の説明及び添付図面に示された事項は例示のためのものであって本発明を 限定するためのものではない。本発明の実際の範囲は、従来技術に基づいて適正 に判断して請求の範囲によって規定されるように意図されている。

ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、９ ＦＩＧ。ｉｔ　ＦＩＧ、ｌＯ

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．床部と、ケーブル締結部材を挿入できる孔を含む少なくとも２つの互いに対 向する側壁とを有する一体に形成された取り付け部材を含む箱形の取り付け器具 であって、前記取り付け部材が、前記ケーブル締結部材と接する面として同取り 付け部材の丸まった部分を提供するための手段を含む、取り付け器具。
2. ２．前記ケーブル締結部材と接する面として前記取り付け部材の丸まった部分を 提供する前記手段が、前記側壁と一体に形成された丸まった頂部であり、この丸 まった頂部が前記孔の頂部の若干下方まで延びている、請求の範囲第１項に記載 の箱形取り付け器具。
3. ３．前記ケーブル締結ストラップに平行な方向において前記取り付け部材を補強 するための手段を更に含む、請求の範囲第２項に記載の箱形取り付け器具。
4. ４．前記ケーブル締結ストラップに平行な方向において前記取り付け部材を補強 するための前記手段が、前記床部と一体で前記互いに対向している側壁の間にあ って同側壁に当接するように配設された一対の端部壁である、請求の範囲第３項 に記載の箱形取り付け器具。
5. ５．前記側壁が、前記端部壁の外側の面に沿って配設されるような方向に折り重 ねられた前記側壁の端部から延びているタブ部分を含む、請求の範囲第４項に記 載の取り付け器具。
6. ６．取り付け面に取り付け部材を固定するための取り付け手段を含む床部を備え た取り付け部材と、 前記床部に直角に形成され且つ各孔を有する一対の互いに対向する側壁と、前記 側壁と一体の丸まった頂部と、 前記側壁が漬れるのを防止するために同側壁の間に設けられた支持手段と、から なる箱形の取り付け器具。
7. ７．前記丸まった頂部が、丸まった管状部分を形成するように逆向きに曲げられ た壁の延長部分である、請求の範囲第６項に記載の箱形取り付け器具。
8. ８．前記側壁の丸まった頂部が前記孔の開口部の頂部より若干下方まで延びてい る、請求の範囲第７項に記載の箱形取り付け器具。
9. ９．前記丸まった頂部が、ケーブル締結トラップと接するための取り付け部材の 丸まった面を提供するために形成されている、請求の範囲第８項に記載の取り付 け器具。
10. １０．前記支持手段が、各々前記側壁に隣接し且つ当接し前記床部と直角に形成 された一対の互いに対向した端部壁である、請求の範囲第９項に記載の取り付け 器具。
11. １１．前記端部壁の対が丸まった頂部を更に含む、請求の範囲第１０項に記載の 箱形取り付け器具。
12. １２．前記取り付け手段が前記床部の中央に配置されたねじ穴である、請求の範 囲第１１項に記載の箱形取り付け器具。
13. １３．前記側壁が、当該取り付け器具の構造を補強するために前記端部壁の周囲 に折り重なるタブ部分を更に含む、請求の範囲第１２項に記載の箱形取り付け器 具。
14. １４．前記取り付け部材が一体部品として形成されている、請求の範囲第１３項 に記載の箱形取り付け器具。
15. １５．図示され且つ説明された箱形取り付け器具のための装飾的な構造。