JPH0750555A - 適応フィルタ - Google Patents

適応フィルタ

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JPH0750555A
JPH0750555A JP19731893A JP19731893A JPH0750555A JP H0750555 A JPH0750555 A JP H0750555A JP 19731893 A JP19731893 A JP 19731893A JP 19731893 A JP19731893 A JP 19731893A JP H0750555 A JPH0750555 A JP H0750555A
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JP
Japan
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filter
ideal
value
circuit
variables
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JP19731893A
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English (en)
Inventor
Toshio Adachi
敏男 安達
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 Gm−Cフィルタ22として4次BPF回路
を用い、カットオフ周波数ωについて例えば各ωi の初
期値をω1 ,ω2 ,ω3 ,ω4 とする。また、各ωの理
想値における値をω01,ω02,ω03,ω04とする。この
場合、勾配フィルタ23を代表させるパラメータはω1
〜ω4 のいずれを用いたとしても、修正アルゴリズムに
基づいてω値を変化させ、これにより理想フィルタの特
性に近づくように働かせ、最終的には全てのω値を理想
値のものに一致させることができる。なお、理想フィル
タとの誤差信号εが零になることを最終目標としている
以上、ω1 ,ω2 さらにω3 ,ω4 いずれを用いて結果
は変わらない。 【効果】 それぞれ性質の似たパラメータに関して勾配
フィルタ,乗算器等を共通に所有させることで、回路規
模の低減化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応制御によって特性
を変化させることができる適応フィルタに関する。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、カットオフ周
波数・Q値・ゲイン値をそれぞれ修正することにより、
要求される特性を実現させることができる適応フィルタ
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、Gm−Cフィルタに代表される
コンティニュアスタイムフィルタの特性は、フィルタの
特性を決定づけるMOSFETの性能によって決定され
る。
【0004】このMOSFETの特性はプロセス変動,
環境温度,電源電圧によって影響を受け易く、このため
に、PLL回路等を用いてフィルタの自己補正を行って
いる。
【0005】しかしながらSCF(スイッチト・キャパ
シタ・フィルタ)では容量比のみでその特性が決定され
るのに対して、コンティニュアスフィルタではMOSF
ETの整合誤差の影響も受けるため、フィルタの精度は
SCFに比べ悪くなる。特に、GmアンプにおけるGm
値の整合性は容量値に比べて格段に悪く、その結果とし
てGm−Cフィルタのフィルタ特性の精度は、SCFの
それに比べ悪いという不都合な点があった。
【0006】このような点を解消する方法として、適応
フィルタによる補正手法を用いてフィルタに要求されて
いる特性に合わせ込む方法が知られている。この適応フ
ィルタによる補正手法として、例えばKAREN A.
KOZMAらによるIEEE,CIRCUITS AN
D SYSTEMS 1991年11月号,1241ペ
ージ掲載の方法が知られている。
【0007】図8は、上記適応フィルタによる手法を用
いたGm−Cフィルタ回路の構成を示す。本図において
1は理想入力信号源、2はGm−Cフィルタ、3〜6は
勾配フィルタ、7は理想出力信号源、8〜11は乗算
器、12〜15は累加算器としての機能を果たす積分
器、16は減算器である。
【0008】ここで、勾配フィルタ3〜6はフィルタの
各係数を補正するために必要な勾配係数(各ブロック中
に記載してある)を発生することを目的として用いられ
ており、その入力信号としてはGm−Cフィルタ2のあ
る定められた出力を用いている。また、各勾配フィルタ
の回路構成は基本的にはGm−Cフィルタと同一となっ
ている。
【0009】Gm−Cフィルタ2の変数を更新するため
には、Gm−Cフィルタ2に信号を入力させ、その出力
を理想出力信号と比較して誤差信号εが零となるように
動作させる。
【0010】次に、フィルタの変数の数について説明す
る。図8に示した適応フィルタ中のGm−Cフィルタ2
として、例えば図9に示す2次バイカド型低域通過フィ
ルタ(LPF)を用いる場合、4個のGmアンプと2個
の容量から構成される。ここで、図示した各Gmアンプ
のGm値はそれぞれGm1〜Gm4、各容量の容量値は
C1,C2である。このとき、この回路の伝達関数は次
に示す(1)式のようになる。
【0011】
【数1】
【0012】上記(1)式から判るように、図9に示し
た回路においてGm2,Gm3はそれぞれカットオフ周
波数ω1 ,ω2 を決定するパラメータ、Gm1はゲイン
を決定するパラメータ、Gm4はQ値を決定するパラメ
ータである。このとき、フィルタの入力信号には、フィ
ルタの周波数特性を特定できるようできるだけ多くの信
号周波数を有することが求められる。すなわち、入力信
号は全ての周波数成分からなる信号であること、言い替
えると白色信号であることが望ましい。
【0013】そして、図8に示した勾配フィルタ3〜
6,乗算器8〜11,積分器12〜15の数は、フィル
タの変数の数(上記図8の場合は、4)と同じ数だけ必
要になる。
【0014】この適応アルゴリズムにおいて、フィルタ
のある変数aijは、
【0015】
【数2】 aij(t+1)=aij(t)−Δ・ε・∂H(s)/∂aij(t) …(2) によって更新される。ここで、Δは所定の係数値、εは
図8に示した誤差信号である。
【0016】すなわち、各勾配フィルタは∂H(s)/
∂aij(t)を発生する。従って、各乗算器の入力には
勾配フィルタの出力と、フィルタの誤差信号εが入力さ
れ、Δ・ε・∂H(s)/∂aij(t)が計算される。
さらに、各積分器からは、
【0017】
【数3】 aij(t+1)=aij(t)−Δ・ε・∂H(s)/∂aij(t) …(3) なる信号が出力されることになり、これによってフィル
タの各係数は誤差信号εが零になるまで更新される。か
くして、最終的には、理想フィルタと同じ信号応答すな
わち、同じ周波数特性が達成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来技術として説明し
た2次バイカッド型LPF回路(図9)の伝達関数は、
先に(1)式で示したとおり、
【0019】
【数4】 H(S)=Gm1・Gm2/(S2 +Gm4・S+Gm2・Gm3) …(4) となる。このフィルタにおいて、適応アルゴリズムの手
法を用いて各係数を修正させるためには、変数がGm1
〜Gm4と4個存在するため、勾配フィルタ,乗算器,
積分器としてそれぞれ4個ずつ必要になる。
【0020】同様に、N次LPF回路の場合には勾配フ
ィルタ,乗算器,積分器がそれぞれ2N個ずつ必要にな
ることが判る。
【0021】このように、適応アルゴリズムを用いて修
正するには回路が大規模になり、実際に回路を作るには
コストが高くなりすぎるという欠点がある。
【0022】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
より単純な方式を用いることにより回路規模を縮小さ
せ、そのことにより製造コスト低下させた適応フィルタ
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明はカットオフ周波数を決定するためにL個
の変数ωi (i=1〜L)を有する回路要素と、Q値を
決定するためにM個の変数Qj (j=1〜M)を有する
回路要素と、ゲイン値を決定するためにN個の変数Ak
(k=1〜N)を有する適応フィルタにおいて、L個の
変数ωi のうちからα個を選択して適応制御を施すこと
により、結果としてL個全ての変数ωiを修正する第1
の制御手段と、M個の変数Qj のうちからβ個を選択し
て適応制御を施すことにより、結果としてM個全ての変
数Qj を修正する第2の制御手段と、N個の変数Ak
うちからγ個を選択して適応制御を施すことにより、結
果としてN個全ての変数Ak を修正する第3の制御手段
とを具備したものである。
【0024】
【作用】本発明では、変数値がそれぞれがωi (i=1
〜L)であるカットオフ周波数を決定するL個の回路要
素と、変数値がそれぞれがQj (j=1〜M)であるQ
値を決定するM個の回路要素と、変数値がそれぞれがA
k (k=1〜N)であるゲイン値を決定するN個の回路
要素から成り立っているフィルタにおいて、ωiのうち
のα個を選択し、これら変数値を適応制御によって理想
フィルタに近づけることにより、全ての周波数に関する
パラメータωi (i=1〜L)を修正する。
【0025】また、Qj (j=1〜M)を修正するため
に、Qj のうちのβ個を選択し、これら変数値を適応制
御によって理想フィルタに近づけることにより、全ての
Q値に関するパラメータQj (j=1−M)を修正す
る。
【0026】さらにAk (k=1〜N)を修正するため
にAk のうちのγ個を選択し、これらの変数値を適応制
御によって理想フィルタに近づけることにより、全ての
ゲインに関するパラメータAk (k=1〜N)を修正す
る。
【0027】かくして、回路規模を縮小したにも拘ら
ず、理想的な特性を得ることが可能となる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0029】実施例1 本発明の一実施例を図1に示す。図1において21は理
想入力信号源である。22はカットオフ周波数ωに関す
るパラメータとしてL個、Q値に関するパラメータとし
てM個、ゲインAに関するパラメータとしてN個を有す
るGm−Cフィルタである。
【0030】23はあるカットオフ周波数ωp に関する
勾配フィルタ、24はあるQ値Qqに関する勾配フィル
タ、25はあるゲインAr に関する勾配フィルタでそれ
ぞれの入力信号としてGm−Cフィルタ22から所定の
出力信号を受けている。またこれら勾配フィルタの構成
は概ね元のGm−Cフィルタ23〜25と同じになって
いる。
【0031】26は理想出力信号源、27は減算器、2
8〜30は乗算器、31〜33は累加算器として作用す
る積分器である。
【0032】図1に示したこの回路において、全てのカ
ットオフ周波数に関する係数ω1 …ωL
【0033】
【数5】 ωi (t+1)=ωi (t)−Δ・ε・∂H(s)/∂ωp (t) (i=1〜L) …(5) なる計算式に従って修正されていく。ここで、εは減算
器27から出力される誤差信号、Δは所定の係数、pは
1からLまでの任意の値である。同様にQ値に関する係
数Q1 …QM
【0034】
【数6】 Qj (t+1)=Qi (t)−Δ・ε・∂H(s)/∂Qq (t) (j=1〜M) …(6) なる計算式に従って修正されていく。ここでqは1から
Mまでの任意の値である。同様にゲインAに関する係数
1 …AN
【0035】
【数7】 Ak (t+1)=Ak (t)−Δ・ε・∂H(s)/∂Ar (t) (k=1〜N) …(7) なる計算式に従って修正されていく。ここでrは1から
Nまでの任意の値である。
【0036】こうすることでカットオフ周波数ω,Q
値,ゲインAに関する修正のための回路をそれぞれ全て
共有することができ、結果として回路規模を大幅に減少
させることができる。
【0037】次に、本実施例の修正に関する具体的な動
作内容を、4次BPF回路について説明する。
【0038】ここではωi (i=1…L)を用いて説明
する。例えば各ωi の初期値をω1,ω2 ,ω3 ,ω4
とする。また、各ωの理想値における値をω01,ω02
ω03,ω04として、この理想フィルタのゲイン周波数特
性を図2(A)に示す。また、これらωの位置を図2
(A)のX軸上の座標(○印を付してある)で表すこと
にする。さらに、図2(B)には各ω値がいずれも理想
値よりも一定の大きさだけ大きくなったときの特性なら
びにω値の位置を示す。
【0039】上述した図2(B)に示すような状況下に
おいて、図1に示した回路で適応動作を行わせることに
する。この場合、勾配フィルタ23を代表させるパラメ
ータはω1 〜ωL のいずれを用いたとしても、修正アル
ゴリズムに基づいてω値を減少させ、これにより理想フ
ィルタの特性に近づくように働かせ、最終的には全ての
ω値を理想値のものに一致させることができる。
【0040】また、図3(A)に示した理想フィルタ特
性に対して、ω1 〜ω4 のなかでω1 のみが理想値より
小さくω2 〜ω4 は理想値より大きく、かつω1 〜ω4
の平均値が理想値の平均値より大きいものとする。
【0041】この時の周波数特性と各ω値のロケーショ
ンの概念を図3(B)に示す。すなわちω1 が低周波側
に、ω2 〜ω4 が高周波側に寄っており、結果としてB
PFの幅は広がり、かつ中心周波数は高周波側に寄って
いる。
【0042】この時、図1に示した回路の適応動作によ
り、ω1 は元々初期値が理想値より小さいにもかかわら
ずフィルタの全体特性を理想形に近づけるために、より
小さい方向に動いてω1 〜ω4 の平均値が下がり、フィ
ルタ特性は図3(C)に示すようになる。そして、最終
的にω1 〜ω4 の平均値は理想のものとほぼ一致するよ
うになる。
【0043】このような時には図3(C)からもわかる
ように、帯域幅が図3(A)に示した理想形よりも広が
ってしまうことになる。しかし、本適応フィルタはωだ
けでなく同時にQ値ならびにゲインAにも適応制御を行
う。従って、Q値制御アルゴリズムによってQ値の平均
が初期値よりも大きくなり最終的には理想フィルタの形
に近づいていき、図3(D)に示すような特性になる。
【0044】上述した例では勾配フィルタ23としてω
1 を用いたが、ω2 を用いても結果はほとんど同じにな
る。何故なら、ω1 ,ω2 の勾配フィルタはいずれを用
いたとしても適応動作の結果はωの平均値を増減させる
しかないので、最終的には本アルゴリズムが理想フィル
タに近づけるように理想フィルタとの誤差信号εが零に
なることを最終目標としている以上、ω1 ,ω2 さらに
ω3 ,ω4 いずれを用いて結果は変わらないからであ
る。
【0045】実際はω1 〜ω4 の選別により勾配フィル
タの出力において各々わずかであるが位相が異なるの
で、最終結果は完全には同じにはならない。すなわち、
本実施例における適応フィルタの更新アルゴリズムは、
理想フィルタの特性にその周波数特性を近づけること
で、結果としてカットオフ周波数の係数群の平均値Σω
i/L、Q値の係数群の平均値ΣQj /M、ゲインAの
係数群の平均値ΣAk /Nを理想的なものに近づけるこ
とになる。
【0046】このように本フィルタは、本来必要な勾配
フィルタを同じ性格を有する勾配フィルタで代替させて
いる。こうすることで回路規模が大幅に低減できるが、
一方では完全に望みのフィルタに一致させることはでき
ないことも有り得る。
【0047】しかしながら、初期値特性に比べて学習後
(適応処理後)の特性は理想値に格段に近づいており、
大概の場合においては所望の仕様を満たすことが可能と
なる。
【0048】実施例2 先に説明した実施例において、勾配フィルタはωに関す
るグループで例にとるとω1 …ωL のうち一種類しか選
択しなかったが、2種類以上のパラメータからωを修正
することも可能である。これを、図4〜図7を参照して
説明する。
【0049】図4〜図6に示したいずれの例において
も、Gm−Cフィルタは3つのブロックから成り立つ。
すなわち図4〜図6において41,42,43はGm−
Cフィルタ、44〜52はω,Q,A(ゲイン)を修正
させるための回路(すなわち勾配フィルタ,誤差検知の
ための減算回路,乗算器,積分器からなる適応のための
回路)である。なお、図6は比較のためω,Q,Aをそ
れぞれ修正のためのパラメータが一個のみの場合(実施
例1の場合)を示したものである。
【0050】また、破線は各パラメータの修正のための
代表値をフィルタ1〜3のいずれかひとつから選択する
ということを表している。
【0051】図4の例では、3つのブロックのそれぞれ
において修正動作は独立している。すなわちフィルタ1
の修正はωを修正するための回路44、Qを修正するた
めの回路45、ゲインAを修正するための回路46でな
される。
【0052】図5の例ではQ,Aに関しては修正パラメ
ータは一個のみで、ωのみ各ブロック内からそれぞれ選
択されたパラメータを用いて修正している。これらωの
グルーピングに関してはバイカド回路のときはそのバイ
カド回路内のω1 ,ω2 を用いたのと同様に各ω要素に
ついて帰還がある時にはそれらを全部含めたものを一つ
のグループとしてみなすとよい。
【0053】例えば、図7に示すリープフロッグ回路の
場合には、ω1 〜ω6 の6個のωに関するGmアンプを
一つのグループとみなしてよい。
【0054】この図7は、6次BPF型リープフロッグ
構成のもので6個のωに関するGmアンプ、6個のQに
関するGmアンプ、1個のA(ゲイン)に関するGmア
ンプの計13個のGmアンプと6個の容量から構成され
ている。この回路内において、ω,Q,Aに関する修正
のアルゴリズム動作させることができる。
【0055】このように、どのパラメータについて何個
選択するか、そしてどの変数値に帰還(修正動作)させ
るか何通りも存在する。また一般に、フィルタの精度は
修正に用いる変数パラメータが多い程向上する。従っ
て、これらの選択については、回路規模とフィルタに要
求されているスペック,精度や回路方式等から最適なも
のを選択すればよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る適応
フィルタでは、それぞれ性質の似たパラメータに関して
勾配フィルタ,乗算器等を共通に所有させることで、回
路規模の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による適応フィルタを示す図
である。
【図2】理想フィルタのフィルタ特性とそのときのω値
分布(A)、およびω値がずれたときのω値分布とその
ときのフィルタ特性(B)を示す図である。
【図3】理想的なフィルタ特性(A)に対してω値がず
れたときのω値分布とそのときのフィルタ特性(B)
と、本発明を適用した手法によってω値を修正したとき
のω値とそのフィルタ特性(C)と、本発明を適用した
手法によってω値,Q値を修正したときのフィルタ特性
(D)を示す図である。
【図4】本発明の適応制御の他の実施例を示すブロック
図である。
【図5】本発明の適応制御の他の実施例を示すブロック
図である。
【図6】本発明の適応制御の他の実施例を示すブロック
図である。
【図7】リープフロッグ構成を有するGm−C型6次B
PFの回路図である。
【図8】従来の適応フィルタの回路例を示す図である。
【図9】Gm−C型2次バイカド型フィルタの一例を示
す図である。
【符号の説明】
21 理想入力信号源 22 Gm−Cフィルタ 23,24,25 勾配フィルタ 26 理想出力信号源 28,29,30 乗算器 31,32,33 積分器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットオフ周波数を決定するためにL個
    の変数ωi (i=1〜L)を有する回路要素と、Q値を
    決定するためにM個の変数Qj (j=1〜M)を有する
    回路要素と、ゲイン値を決定するためにN個の変数Ak
    (k=1〜N)を有する適応フィルタにおいて、 L個の変数ωi のうちからα個を選択して適応制御を施
    すことにより、結果としてL個全ての変数ωi を修正す
    る第1の制御手段と、 M個の変数Qj のうちからβ個を選択して適応制御を施
    すことにより、結果としてM個全ての変数Qj を修正す
    る第2の制御手段と、 N個の変数Ak のうちからγ個を選択して適応制御を施
    すことにより、結果としてN個全ての変数Ak を修正す
    る第3の制御手段とを具備したことを特徴とする適応フ
    ィルタ。
JP19731893A 1993-08-09 1993-08-09 適応フィルタ Pending JPH0750555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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