JPH0750538Y2 - ドアチェーン - Google Patents

ドアチェーン

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JPH0750538Y2
JPH0750538Y2 JP1990100885U JP10088590U JPH0750538Y2 JP H0750538 Y2 JPH0750538 Y2 JP H0750538Y2 JP 1990100885 U JP1990100885 U JP 1990100885U JP 10088590 U JP10088590 U JP 10088590U JP H0750538 Y2 JPH0750538 Y2 JP H0750538Y2
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JP1990100885U
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基博 五反田
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基博 五反田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、扉の外側からではドアチェーンのロック機
構の解除が容易にできないようにしたドアチェーンに関
するものである。
〔従来の技術〕
第3図(a)〜(c)は従来のドアチェーンの一例を示
すもので、第3図(a)は正面図、第3図(b)は、第
3図(a)のI−I線による断面図、第3図(c)は、
第3図(b)のII-II線による断面図である。これらの
図において、101は扉枠、102は扉、102aは扉面、1はド
アチェーン全体を示し、2は前記ドアチェーン1のチェ
ーン、3は前記チェーン2を構成する多数個のリンク
で、チェーン2の一端側のリンク3は後述の係止具11に
取り付けられている。4は前記チェーン2の他端側のリ
ンク3に取り付けられた係合具、5はピン、6は係合
軸、7はフランジ、8は座金、9はばねである。扉枠10
1側において、11は係止具、12は前記チェーン2の取付
部、13はピン、14は前記係止具11を扉枠101に取り付け
るねじである。扉102側において、15は係合部材、16は
前記係合具4を係合する透孔で、フランジ7の通過は可
能であるが、座金8の通過はできないようにした大きさ
に形成されている。17は前記透孔16と連続して形成され
た長孔状の係合孔で、係合具4のフランジ7と座金8と
が係合する。18は前記係合具4を上方へ滑動させたとき
フランジ7が当接して係合具4の抜け出しを防止する係
合突起、19は前記係合部材15を取り付けるねじである。
次に、動作について説明する。
係合具4を係合部材15に掛けるには、第3図(b)の上
方の二点鎖線で示すように、フランジ7を透孔16に挿入
してから係合具4を矢印A方向に押すと、フランジ7が
座金8から離れる。この状態で係合具4を下方へ引き下
げればフランジ7が係合突起18を乗り越えることができ
る。次いで、係合具4を実線で示す位置まで引き下げれ
ば、フランジ7と座金8とにより係合具4が係合孔17に
挟持される。また、実線の位置で係合されている係合具
4を取り外すには上記の逆の動作を行い、係合具4を押
してフランジ7が係合突起18に当接しないようにして上
方へ引き上げればよい。このため、チェーン2が掛けら
れた状態では扉102がチェーン2の長さに対応した隙間
だけ開き、手紙や印鑑等の受け渡しができ、押し売り等
の外来者に対しては不法侵入を阻止することができるよ
うになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来のドアチェーン1の係合具4の係合
状態は、ばね9のわずかの押圧力で係合されており、ま
た、係合具4を引き上げてフランジ7が、第3図(c)
の二点鎖線で示すように、係合突起18に当接したときで
も係合突起18がフランジ7の中央7aの位置から外れた両
側7bの位置に当接するので、室内側ばかりではなく扉10
2の外部である室内側からでも簡単に外すことができる
という問題点があった。
このため、第4図に示すドアチェーンが提案された。第
4図(a)〜(c)はドアチェーン1の他の例を示すも
ので、第4図(a)はドアチェーンの係合部材側を示す
断面図、第4図(b)は、第4図(a)の係合具の動作
を示す断面図、第4図(c)は、第4図(a)のIII-II
I線による断面図である。これらの図において、第3図
と同一符号は同一部分を示し、21はドアチェーンで、第
3図(a)に示す係止具11側の図示は省略してある。22
は係合具、23は係合軸、24はフランジ、25は係合部材、
26は透孔、27は長孔状の係合孔、28は前記係合孔27の裏
面側に形成した係合凸部、29はストッパである。
このように、係合具22を係合部材25に掛けるには、係合
具22を水平に保持して、第4図(a)の矢印A方向に挿
入し上方の二点鎖線で示す位置に保持する。次いで係合
具22を水平位置に保持しながら下方の二点鎖線で示す位
置へ下降させ、さらに、実線で示す位置へ移動すれば係
合軸23とフランジ24が係合凸部28に係合するので、係合
具22は密着して保持される。また、係合具22を取り外す
には、係合具22を水平位置に保持して上方へ引き上げれ
ばよい。
一方、係合具22を取り外す場合、第4図(b)に示すよ
うに、係合具22を斜め上方に引張ると係合具22が傾斜し
て、フランジ24がストッパ29の下端部29aに当接するの
で係合具22を係合部材25から引き抜くことができない。
したがって、扉102の外側から係合具22を取り外そうと
して急いで係合具22を引張り上げた場合、第4図(b)
に示す状態になるので、容易に取り外すことができな
い。しかし、第4図のドアチェーン21においては、保持
具22として丸棒を切削してフランジ24や係合軸23等を形
成したり、ピン5を挿通するための透孔等の加工を必要
とし、コストが高くなり、かつ量産に適さないという問
題点があった。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、加工がきわめて容易な低コストのドアチェーンを
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかるドアチェーンは、係合具として、棒状
体を三角形のリング状に形成してスライドリングとし、
その一辺に棒状体よりも大径の筒状体を取付け、かつス
ライドリング内の一隅にチェーンを保持するつまみ片を
取付けた構成とし、さらに係合部材として、板体からな
り、扉の扉面との間に空間を有し、かつ表面に筒状体が
通過しうる透孔と、この透孔に連続して長尺に形成さ
れ、スライドリングはスライド可能で、筒状体の通過を
阻止する幅のスリットを形成した構成とするとともに、
扉面の透孔と対向する位置に係合具を、その筒状体を板
体の裏面に接触させないでスライドさせたとき当接する
ストッパを設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、係合具は丸棒等の棒状体を三角形
のリング状にしてスライドリングとし、その一辺に大径
の筒状体を取付けた構成としたので、係合具を取り外す
ときは、そのままの状態でスリット中を上昇させても係
合具を取り外すことができない。このため、係合具を取
り外すには、筒状体を係合部材のスリットが形成されて
いる部分の裏面に接触するようにしながら上昇させ、透
孔に筒状体が一致したところで係合部材から取り外す。
〔実施例〕
第1図(a)〜(d),第2図はこの考案の一実施例を
示すもので、第1図(a)は正面図、第1図(b)は、
第1図(a)のIV-IV線による断面図、第1図(c)は
V−V線による断面図、第1図(d)は、第1図(a)
の係合具の動作を示す断面図、第2図は、第1図の係合
具の詳細を拡大して示す正断面図である。
これらの図において、第3図,第4図と同一符号は同一
部分を示し、31はチェーン、32は係合具で、第2図に示
すように、丸棒等の棒状体を三角形のリング状にしてス
ライドリング33とし、その一辺に筒状体34を取付けてあ
る。筒状体34の取付手段は、筒状体34の中心に通孔を形
成しておき、ここにスライドリング33の両端を挿入する
などすればよい。35はつまみ片で、スライドリング33の
一隅内に挿通されるチェーンを保持するようにスライド
リング33に固定される。25は係合部材で、第1図(c)
に示されるように、板体を台形状にしぼったもので、扉
面102aとの間に空間Sを有し、かつ表面に前記筒状体34
が通過しうる大きさの透孔26と、これに連続する長尺の
スリット27が形成される。スリット27の幅は筒状体34が
通過できず、スライドリング33はスライド可能なような
寸法に選定される。28はストッパで、底板29上で透孔26
と対応する位置に固定される。
次に、動作について説明する。
係合具32を係合部材25に掛けるには、第2図に示す係合
具32のつまみ片35をつまみ、その筒状体34を第1図
(d)に示すように、透孔26に挿入した後、係合具32を
矢印A方向に押してから第1図(c)に示すよう二点鎖
線の状態にした後、下方へ引き下げれば実線で示す状態
になる。
次に、実線の位置に係合されている係合具32を取り外す
場合、単に引上げると二点鎖線で示すように係合具32は
ストッパ28に当接して傾き、それ以上上方に移動でき
ず、筒状体34がスリット27に当接して出られず、そのた
め、係合具32は係合部材25から外れない。ところで、矢
印A方向と反対方向へ引っ張りながら上方に引上げる
と、第1図(d)のように筒状体34が透孔26と一致する
位置まで引上げることができるので、係合具32を係合部
材25から外すことができる。
なお、係合具32はポリカーボネートのような強度の大き
い合成樹脂で一体に成形することもできる。また、底板
29は省略してストッパ28を直接扉面102aに取付けてもよ
い。
また、筒状体34の直径をスライドリング33の直径よりも
格段と大きくしておけば、ストッパ28を薄くすることに
よって、第1図(c)のように、スライドリング33がス
トッパ28に当接せずに、筒状体34の端面がストッパ28に
当接するようになる。このように、係合具32のどこかの
部分とストッパ28とが当接すればストッパ作用が得られ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、係合具として、棒状体
を三角形のリング状に形成してスライドリングとし、そ
の一辺に棒状体よりも大径の筒状体を取付け、かつスラ
イドリング内の一隅にチェーンを保持するつまみ片を取
付けた構成とし、さらに係合部材として、板体からな
り、扉の扉面との間に空間を有し、かつ表面に筒状体が
通過しうる透孔と、この透孔に連続して長尺に形成さ
れ、スライドリングはスライド可能で、筒状体の通過を
阻止する幅のスリットを形成した構成とするとともに、
扉面の透孔と対向する位置に係合具を、その筒状体を板
体の裏面に接触させないでスライドさせたとき当接する
ストッパを設けたので、係合具が切削加工等を要するこ
となく形成できるので量産でき、きわめて安価に製造で
きる。しかもスライドリングが三角形状をしているの
で、チェーンの係止をつまみ片と協力して簡単に行うこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d),第2図はこの考案の一実施例を
示すもので、第1図(a)は正面図、第1図(b)は、
第1図(a)のIV-IV線による断面図、第1図(c)は
同じく第1図(a)のV−V線による断面図、第1図
(d)は係合具の動作を示す断面図、第2図は、第1図
の係合具の詳細を拡大して示す正面図、第3図(a)〜
(c)は従来のドアチェーンの一例を示すもので、第3
図(a)は正面図、第3図(b)は、第3図(a)のI
−I線による断面図、第3図(c)は、第3図(b)の
II-II線による断面図、第4図(a)〜(c)はドアチ
ェーンの他の例を示すもので、第4図(a)はドアチェ
ーンの係合部材側を示す断面図、第4図(b)は、第4
図(a)の係合具の動作を示す断面図、第4図(c)
は、第4図(a)のIII-III線による断面図である。 図中、3はリンク、11は係止具、25は係合部材、26は透
孔、27はスリット、28はストッパ、29は底板、31はチェ
ーン、32は係合具、33はスライドリング、34は筒状体、
35はつまみ片、101は扉枠、102は扉、102aは扉面であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠側にチェーンの一端側のリンクを常時
    係止する係止具を取り付けるとともに、扉側に前記チェ
    ーンの他端側に取り付けた係止具を係脱する係合部材を
    取り付けたドアチェーンにおいて、前記係合具として、
    棒状体を三角形のリング状に形成してスライドリングと
    し、その一辺に前記棒状体よりも大径の筒状体を取付
    け、かつ前記スライドリング内の一隅に前記チェーンを
    保持するつまみ片を取付けた構成とし、さらに前記係合
    部材として、板体からなり、前記扉の扉面との間に空間
    を有し、かつ表面に前記筒状体が通過しうる透孔と、こ
    の透孔に連続して長尺に形成され、前記スライドリング
    はスライド可能で、前記筒状体の通過を阻止する幅のス
    リットを形成した構成とするとともに、前記扉面の前記
    透孔と対向する位置に前記係合具を、その筒状体を前記
    板体の裏面に接触させないでスライドさせたとき当接す
    るストッパを設けたことを特徴とするドアチェーン。
JP1990100885U 1990-09-28 1990-09-28 ドアチェーン Expired - Lifetime JPH0750538Y2 (ja)

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JPH0459280U JPH0459280U (ja) 1992-05-21
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