JP2567270Y2 - ランナ固定具 - Google Patents

ランナ固定具

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JP2567270Y2
JP2567270Y2 JP1991064592U JP6459291U JP2567270Y2 JP 2567270 Y2 JP2567270 Y2 JP 2567270Y2 JP 1991064592 U JP1991064592 U JP 1991064592U JP 6459291 U JP6459291 U JP 6459291U JP 2567270 Y2 JP2567270 Y2 JP 2567270Y2
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清 植田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、車両や住居
等の窓部に吊設されたカーテンの閉状態を保持するため
に用いられるようなランナ固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のようなカーテンの閉状態
を保持する方法としては、例えば、カーテンレールに吊
設した2枚のカーテンを左右に開閉する両開き式カーテ
ンの場合、これら各カーテンの上縁側端部に取付けたマ
グネットランナを、カーテンレールの中央部で吸着固定
して閉状態に保持する。また、カーテンレールに吊設し
た1枚のカーテンを何れか一方に開閉する片開き式カー
テンの場合、カーテンの上縁側端部に取付けたマグネッ
トランナを、カーテンレールの一側端部に固定した鉄片
に吸着固定して閉状態に保持する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のように
左右のカーテンに取付けたマグネットランナをカーテン
レールの中央部で吸着固定しても、これらマグネットラ
ンナの走行位置がカーテンレール上に位置固定されない
ため、窓部から侵入する風等の外力によってカーテンが
横揺れすると、カーテンの揺れる方向にマグネットラン
ナが一体的に走行移動してしまい、カーテンレール上の
設定された位置にカーテンの閉状態を保持することがで
きない。また、左右のカーテンに取付けたマグネットラ
ンナの相互吸着面又はマグネットランナと鉄片との相互
吸着面が面方向に若干ずれるだけで、マグネットランナ
の吸着部分に生じる吸着力が弱くなり、カーテンの閉状
態を保持することができなくなる。また、両開き式カー
テンは閉状態又は開状態の何れか一方しか選択すること
ができないため、一方のカーテンのみを閉状態に保持す
ることができず、その利用価値が非常に低いという問題
点を有している。
【0004】この考案は上記問題に鑑み、カーテンレー
ルの軌条とランナ固定具の固定片との対向面間にランナ
を強制的に押込んで位置固定することにより、カーテン
レール上の設定された位置にランナを位置固定すること
ができ、カーテンを閉状態に保持することが確実に行な
えるランナ固定具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記カーテ
ンレール上に固定するランナ固定具に、該カーテンレー
ルに対してランナ固定具を位置固定するために固定ネジ
を螺着するネジ孔を備えた固定部を形成し、上記ランナ
固定具の固定部に、上記カーテンレールの軌条と対向し
て該軌条にランナを圧接固定する固定片を一体に連設し
て形成し、該固定片の圧接面にランナの輪体周面と対応
する凹面形状の係合面を形成したランナ固定具であるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案のランナ固定具は、カーテンレール上
の設定された位置にランナ固定具を固定部に螺着の固定
ネジによって位置固定した後、同カーテンレール上に固
定したランナ固定具と対向する方向にランナを走行移動
して、同ランナ固定具の固定片とカーテンレールの軌条
との対向面間にランナを強制的に押込むことで、同ラン
ナ固定具に形成した固定片の係合面にランナの輪体周面
が対応して係合し、該固定片の材料弾性によってランナ
がカーテンレールの軌条上に圧接され、相互の圧接面に
生じる面抵抗と面形状の係合面とによりランナを位置固
定する。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、ランナ固定具の固定
片とカーテンレールの軌条との対向面間にランナを強制
的に押込んで、固定片の係合面にランナの輪体を係合し
位置固定するので、カーテンレール上の設定された位
置にランナが確実に位置固定され、同ランナに吊設した
カーテンを閉状態に保持することができる。例えば、本
考案のランナ固定具を両開き式カーテンに適用した場
合、左右に吊設したカーテンの何れか一方を閉状態に保
持することができ、その利用価値を高めることができ
る。
【0008】しかも、ランナ固定具に形成した固定片の
材料弾性と、凹面形状の係合面の係合とによって、カー
テンレールの軌条上にランナを圧接固定するので、従来
例のようなマグネットランナの吸着力に比べてランナを
位置固定するための固定力が常時安定して得られ、カー
テンレール上の設定された位置にランナを強固に位置固
定することができると共に、風等の外力がカーテンに付
与されても容易に外れず、その利用目的を充分に果たす
ことができる。
【0009】さらに、ランナ固定具は固定部と固定片と
が一体で形成し、固定片に係合面を形成した簡単構造で
あるから、例えば、合成樹脂による成型などで簡単に形
成できる。
【0010】
【実施例】この考案の第1実施例を以下図面に基づいて
詳述する。図面はカーテンレールの中央部位置で2枚の
カーテンを閉状態に保持するために用いられる両開き用
のランナ固定具を示し、図3に於いて、窓枠A上部に架
設したカーテンレール1の中央部にランナ固定具2を挿
入固定し、同ランナ固定具2を中心とするカーテンレー
ル1の両側部に所定個数の各ランナ3…を夫々挿入する
と共に、これら各ランナ3…を介してカーテンレール1
の両側部に吊設した2枚のカーテン4,4を左右方向に
開閉し、カーテンレール1の中央部に固定したランナ固
定具2に先頭側のランナ3,3を夫々固定して2枚のカ
ーテン4,4を閉状態に保持する。
【0011】上述のランナ固定具2は、図1及び図2に
示すように、例えば、ポリカーボネート等の合成樹脂で
形成した固定部2aを、カーテンレール1の下面側長さ
方向に形成した軌条1a,1a間よりも幅広形状に形成
し、同固定部2aの下面側中央部に固定ネジ5を螺合す
るためのネジ孔2bを形成し、同固定部2aの左右上端
部に、カーテンレール1の下面側中央部に形成した軌条
1a,1a上面と対向して固定片2c,2cを水平方向
に夫々形成し、これら固定片2c,2cの下面側中央部
に、ランナ3の輪体6,6周面と対応する凹面形状の係
合面2d,2dを夫々形成すると共に、これら固定片2
c,2cの先端側下面と、後述するカーテンレール1の
軌条1a,1a上面との対向間隔を、ランナ3の輪体
6,6よりも若干幅狭に設定している。
【0012】前述のランナ3は、例えば、ポリカーボネ
ート等の合成樹脂で形成したランナ本体3aを、カーテ
ンレール1の下面側長さ方向に形成した軌条1a,1a
間よりも若干幅狭に形成し、同ランナ本体3aの上端両
側部にウレタンゴム等で形成した輪体6,6を回転可能
に軸支すると共に、同ランナ本体3aの下端中央部にカ
ーテン4の上縁側端部に取付けたフック8を吊掛けるた
めの吊掛け環7を垂設している。
【0013】以上のように構成された両開き用のランナ
固定具2と、左右のカーテン4,4に取付けた先頭側の
ランナ3,3との固定方法を説明する。
【0014】先ず、図1及び図3に示すように、窓枠A
上部に架設したカーテンレール1の中央部位置にランナ
固定具2を移動し、同ランナ固定具2の固定部2aに形
成したネジ孔2bに固定ネジ5を螺合して位置固定す
る。この後、カーテンレール1の両側部に挿入した各ラ
ンナ3…の各吊掛け環7…に、2枚のカーテン4,4の
上縁側端部に取付けた各フック8…を夫々吊掛けて吊設
する。
【0015】次に、左右に吊設したカーテン4,4の一
方又は両方を閉じる場合、図2及び図3に示すように、
左側のカーテン4に取付けた先頭側のランナ3を、カー
テンレール1の中央部に固定したランナ固定具2と対向
する方向に走行移動させ、同ランナ固定具2に形成した
固定片2cの先端側斜面にランナ3の輪体6,6周面を
当接し、同ランナ固定具2の固定片2cを材料弾性に抗
して上方に押上げると共に、同ランナ固定具2の固定片
2cとカーテンレール1の軌条1a,1aとの対向面間
にランナ3の輪体6,6を強制的に押込み、同固定片2
cの係合面2dにランナ3の輪体6,6を係合固定する
ことで、同固定片2cの材料弾性によってランナ3の輪
体6,6がカーテンレール1の軌条1a,1a上面に圧
接され、相互の圧接部分に生じる面抵抗によりランナ3
が強固に位置固定されるため、左側に吊設したカーテン
4を閉状態に保持することができ、且つ、上述と同様に
して、右側に吊設したカーテン4も閉状態に保持するこ
とができる。
【0016】一方、左右に吊設したカーテン4,4の一
方又は両方を開ける場合、ランナ固定具2の固定片2c
を材料弾性に抗して上方に押上げると共に、同ランナ固
定具2の固定片2cとカーテンレール1の軌条1a,1
aとの対向面間から先頭のランナ3を抜取るだけで、ラ
ンナ3の位置固定が簡単に解除され、左右のカーテン
4,4を容易に開放することができる。
【0017】このようにカーテンレール1の軌条1a,
1aとランナ固定具2の固定片2cとの対向面間に、カ
ーテン4の上縁側端部に取付けたランナ3の輪体6,6
を強制的に押込んで位置固定するので、カーテンレール
1の中央部に固定したランナ固定具2に対して先頭側の
ランナ3,3が確実に位置固定され、左右に吊設したカ
ーテン4,4の閉状態を保持することができると共に、
図3に示すように、左右に吊設したカーテン4,4の何
れか一方を閉状態に保持することができ、その利用価値
を高めることができる。
【0018】しかも、ランナ固定具2に形成した固定片
2cの材料弾性によってカーテンレール1の軌条1a,
1a上にランナ3の輪体6,6を圧接固定するので、従
来例のようなマグネットランナの吸着力に比べてランナ
3を位置固定するための固定力が常時安定して得られ、
カーテンレール1上の設定された位置にランナ3を強固
に位置固定することができると共に、風等の外力がカー
テン4に付与されても容易に外れず、その利用目的を充
分に果たすことができる。
【0019】図4に示す第2実施例のランナ固定具2
は、カーテンレール1の端部位置で1枚のカーテン4を
閉状態に保持するために用いられる片開き用のランナ固
定具2である。このランナ固定具2は、固定部2aの片
側上端部にカーテンレール1の軌条1a,1a上面と対
向して固定片2cを水平方向に形成している。すなわ
ち、カーテンレール1の一側端部にランナ固定具2を挿
入して、同ランナ固定具2の固定部2aに固定ネジ5を
螺合して位置固定する。次に、片側に吊設したカーテン
4の先頭側ランナ3をランナ固定具2と対向する方向に
走行移動させ、同ランナ固定具2の固定片2cとカーテ
ンレール1の軌条1a,1aとの対向面間にランナ3の
輪体6,6を強制的に押込むことで、上述の第1実施例
と同様に、ランナ固定具2に形成した固定片2cの材料
弾性によってランナ3の輪体6,6がカーテンレール1
の軌条1a,1a上面に圧接固定され、片側に吊設した
カーテン4を閉状態に保持することができる。
【0020】なお、この考案は、上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【0021】上述の第1及び第2実施例に示すランナ固
定具2を、例えば、バスや電車等の車両側部又は後部に
吊設されたカーテン4を閉状態に保持するためのランナ
固定具2としても適用することができる。
【0022】さらに、S字形、L字形、I字形等の特異
断面形状に形成されたカーテンレール(図示省略)にも
本考案のランナ固定具2の構成を適用することができ、
上述の第1及び第2実施例に示すような断面形状のカー
テンレール1のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の両開き用ランナ固定具の取付け
方法を示す分解斜視図。
【図2】 第1実施例の両開き用ランナ固定具の取付け
状態を示すカーテンレールの中央部縦断側面図。
【図3】 両開き用カーテンの開閉状態を示す全体正面
図。
【図4】 第2実施例の片開き用ランナ固定具の取付け
状態を示すカーテンレールの端部縦断側面図。
【符号の説明】
1…カーテンレール 1a…軌条 2…ランナ固定具 2a…固定部 2c…固定片 3…ランナ 4…カーテン 5…固定ネジ 6…輪体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールの軌条に沿って走行移動す
    るランナを設定された位置に位置固定するためのランナ
    固定具であって、 上記カーテンレール上に固定するランナ固定具に、該カ
    ーテンレールに対してランナ固定具を位置固定するため
    に固定ネジを螺着するネジ孔を備えた固定部を形成し、 上記ランナ固定具の固定部に、上記カーテンレールの軌
    条と対向して該軌条にランナを圧接固定する固定片を
    体に連設して形成し、 該固定片の圧接面にランナの輪体周面と対応する凹面形
    状の係合面を 形成したランナ固定具。
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