JP2579795Y2 - 先頭用リングランナ - Google Patents

先頭用リングランナ

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JP2579795Y2
JP2579795Y2 JP468493U JP468493U JP2579795Y2 JP 2579795 Y2 JP2579795 Y2 JP 2579795Y2 JP 468493 U JP468493 U JP 468493U JP 468493 U JP468493 U JP 468493U JP 2579795 Y2 JP2579795 Y2 JP 2579795Y2
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清 植田
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、左右開閉式
のカーテン、片側開閉式のカーテン等を閉状態に保持す
るために用いられる吸着機能付き先頭用リングランナに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のようなランナは、左右に
吊設した各カーテン間や、片側に吊設したカーテンと窓
枠との間からの光漏れをなくすために用いられている。
前者の左右開閉式カーテンには、左右の各先頭ランナに
永久磁石又は金属板の何れか一方を夫々固定し、後者の
片側開閉式カーテンには、先頭ランナに永久磁石を固定
するとともに、カーテンレールの一側端部に金属板を固
定する。すなわち、先頭ランナを閉位置に吸着固定する
ためには、永久磁石又は金属板(以下、吸着体という)
の何れか一方を固定するのである。
【0003】ところが、上述のリングランナは、棒状の
カーテンレール上に挿入したランナ本体の下部外周面に
カーテン吊下用の吊下環を垂設しているため、吸着体を
取付ける場合、ランナ本体に垂設された吊下環が取付け
の邪魔となり、所定位置に吸着体を取付けることが困難
である。すなわち、カーテンレールを走行するローラを
上部に有したランナにおいては、ローラ下部の本体に、
吸着体を取付けるのに必要な広さの対向面を形成するこ
とができるが、リングランナにおいてはこれができな
い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は、上
述のような難点を考慮して、構造が簡素であるととも
に、取付け状態も良好な、先頭用リングランナの提供を
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構
成は、リング状に形成したランナ本体2aの下部に吊下
環2bを垂設したリングランナ2と、該リングランナ2
の下部に吸着体3aを固定する取付け具4とで構成した
先頭用リングランナ1であって、上記取付け具4を、可
撓性を有する帯状体で形成し、該取付け具4の一端側に
吸着体3aを保持する吸着体保持部12を形成し、上記
取付け具4の他端側に上記吸着体保持部12に対して固
定する固定部13を形成し、前記取付け具4の中間部
に、前記リングランナ2の下部外周面に対して巻付ける
巻付け部14を形成し、該巻付け部14にリングランナ
2の吊下環2bを挿通する挿通孔16を形成した先頭用
リングランナ1であることを特徴とする。
【0006】
【作用】すなわち、上述の構成によれば、リングランナ
に対して吸着体を取付けるには、吸着体を取付け具一端
側の吸着体保持部に保持させた後、取付け具の巻付け部
をリングランナの下部に当てがい、挿通孔にリングラン
ナに垂設した吊下環を挿通して下方へ突出させ、巻付け
部をリングランナの下部外周面に対して巻付けながら、
取付け具他端側の固定部を吸着体保持部に固定すること
で、巻付け部の締付けおよび挿通孔と吊下環との係止に
より取付け具が所定位置に巻付け固定される。
【0007】
【考案の効果】上述の結果、この考案によると、リング
ランナの下部外周面に垂設された吊下環を利用して取付
け具を巻付け固定するので、吸着体の取付け作業が簡単
且つ容易に行なえると共に、巻付け部による締付け及び
挿通孔と吊下環との係止により取付け具が位置固定され
るので、使用時において不測に取付け位置が変位又は脱
落したりせず、リングランナに対して吸着体を確実に取
付けることができる。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は吸着体の一例として永久磁石の吸着力に
より左右に吊設した各カーテンを閉状態に保持するため
に用いられる先頭用リングランナを示し、図7におい
て、この先頭用リングランナは、窓枠上部(図示省略)
に架設したカーテンレール7の中間部に一対の各先頭用
リングランナ1,1を対向して挿入し、同カーテンレー
ル7の左右両端部に適宜数の各リングランナ2…を分割
して挿入し、各先頭用リングランナ1,1及び各リング
ランナ2…を介して、窓枠半面が覆われる大きさ及び形
状に縫成した2枚の各カーテン6,6を吊設するととも
に、各カーテン6,6の閉鎖側上端部をカーテンレール
7の左右端部に固定し、同各カーテン6,6の開放側上
端部を吊設した先頭の各先頭用リングランナ1,1を吸
着又は分離する両開き式カーテン装置5に用いられる。
【0009】上述の各先頭用リングランナ1,1は、カ
ーテンレール7の中間部に挿入した一方のリングランナ
2に取付け具4を介して励磁された吸着体3aを固定
し、他方のリングランナ2に取付け具4を介して磁力に
より吸着される吸着体3bを固定して構成する。すなわ
ち、管形状に形成したカーテンレール7の外径寸法より
も若干大径に形成したランナ本体2aの下部外周面に、
カーテン吊下用の吊下環2bをランナ本体2aに対して
90度偏心して垂設している。例えば木製のリングラン
ナである場合、図6に示すように、リング状に切削加工
したランナ本体2a下部外周面に、金属製の吊下環2b
に形成したネジ部2cを径方向に螺合固定する。また、
合成樹脂製や金属製のリングランナの場合、リング状に
形成したランナ本体2aの下部外周面に吊下環2bを一
体成形する。
【0010】なお、窓枠全面が覆われる大きさ及び形状
に縫成した一枚のカーテン6を片側に開閉する場合、カ
ーテンレール7の一側端部に挿入したリングランナ2に
取付け具4を介して吸着体3aを固定し、同側端部に吸
着体3bを固定して構成する。
【0011】上述の吸着体3aは、図2に示すように適
宜形状寸法に形成した永久磁石9の上下面に各金属板
8,8を接着固定し、同各金属板8,8の後端部に、各
抜止め突起8a,8aを突出形成して構成している。
【0012】前述の吸着体3bは、図3に示すように適
宜形状寸法に打抜き加工した金属板10をコ字形に折曲
し、コ字形に折曲形成した同金属板10の前端部に吸着
片11を折り曲げ形成するとともに、磁力により吸着さ
れる受動的な吸着作用を有する。なお、この吸着体3b
同金属板10の後端部に各抜止め突起10a,10aを
突出形成している。
【0013】前述した取付け具4は、図4、図5に示す
ように、例えばポリエチレン樹脂等の可撓性を有する合
成樹脂により帯状に形成し、同取付け具4の一端側に、
各吸着体3a,3bを嵌込み固定するための吸着体保持
部12を形成し、他端側に吸着体保持部12の上面側に
嵌込み固定するための固定部13を形成して、これらの
中間位置にリングランナ2の外周面に対して巻付け固定
するための巻付け部14を形成している。
【0014】まず、吸着体保持部12は、所定大の各吸
着体3a,3bを嵌入できる大きさで、各吸着体3a,
3bの前端面が若干突出する深さに形成している。そし
て、吸着体保持部12の開口部12aには、各吸着体3
a,3bを入りやすくする凹部12b,12cを上下に
2つ形成し、吸着体保持部12の後端部には、抜止め突
起8a,10aを保持する切欠部12d,12eを上下
にそれぞれ形成している(図5の仮想線参照)。
【0015】また上述の固定部13は、吸着体保持部1
2の後方側上面部に形成した嵌合部15に嵌合できる幅
に形成し、その側面視形状は、端部の水平の板状部13
aから斜めに傾斜部13bが延設された状態である。
【0016】そして、上述した板状部13aの中央位置
には、固定ネジ挿通用のネジ孔13cを形成し、上述の
嵌合部15に形成したネジ孔15aと対応するようにし
ている。すなわち、この嵌合部15も上述の固定部13
と同様に、水平部と傾斜部とからなる側面視形状に形成
されており、板状部13aが嵌合部15の前部側の水平
な底に、傾斜部13bが嵌合部15の後部側の傾斜した
底に対応する。
【0017】したがって、リングランナ2に取付け具4
を取付けた時には、図1および図6に示したように、吸
着体保持部12がランナ本体2aに対して下部前方に向
けて所定長さ突出した姿勢となる。なお、この所定長さ
とは、先頭用リングランナ1の吸着時に、カーテン6の
隙間からの光漏れを防止できる長さである。
【0018】前述の巻付け部14は、上述の固定部13
から側面視略逆つ字状に延設し、固定部13側の部分に
は、ランナ本体2aの太さに対応する内径を有し、固定
部13よりも幅広の略半円形部14aを形成し、この部
分から前述の嵌合部15に向けて、直線状の直線部14
bを連設している。そしてこれら略半円形部14aおよ
び直線部14bの内側面は、凹状の湾曲面14cとして
おり、ランナ本体2aに対する巻付け時に、締付けて回
り止め作用を有するようにしている。
【0019】また、この巻付け部14の嵌合部15後側
位置には、リングランナ2の吊下環2bを下方に突出さ
せるための挿通孔16を取付け具4の長さ方向に沿って
形成している。そしてこの挿通孔16の長さは、吊下環
2bの挿通を可能とするとともに、固定部13の嵌合部
15に対する固定時に、挿通孔16の縁が図6に見られ
るように吊下環2bの首部に当接するように形成してい
る。
【0020】つぎに、上述のように構成した先頭用リン
グランナ1の作用および効果を説明する。リングランナ
2に対して各吸着体3a,3bを取付けるには、各吸着
体3a,3bを取付け具4の吸着体保持部12に嵌入し
て固定させた後、取付け具4の巻付け部14をランナ本
体2aの下部に当てがい、挿通孔16に吊下環2bを挿
通して下方へ突出させ、巻付け部14をランナ本体2a
の下部に対して巻付けながら、取付け具4の固定部13
を嵌合部15に嵌合してネジ固定すればよい。吸着体保
持部12のリングランナ2に対する位置は、回り止め手
段、すなわち巻付け部14の締付け、および挿通孔16
と吊下環との当接によって所定位置に規制される。
【0021】図7に示したような、両開き式カーテン装
置5の場合、各カーテン6,6の先頭用リングランナ
1,1は、各ランナ本体2a,2a間を所定間隔に隔て
た状態で、同各ランナ本体2a,2aに固定した各吸着
体3a,3bを下部前方位置において互いに吸着し合う
ことによって、各カーテン6,6の閉状態は保持され、
略カーテン6,6間からの光漏れを防止することができ
る。
【0022】このように、吸着体3a,3bを取付ける
面積をランナ本体2aに確保できないリングランナ2に
対しても吸着体3a,3bの取付けが行なえ、光漏れの
防止が可能な所望の先頭用リングランナ1を得ることが
できる。
【0023】しかも、そのための構造は、帯状の取付け
具4で構成されるため簡素であるとともに、その取付け
作業は、取付け具4をリングランナ2の所定位置に巻付
けるだけであるため容易である。
【0024】その上、吸着体保持部12のリングランナ
2に対する位置は、巻付け部14によって強固に保持さ
れるため、吸着体3a,3bの取付けは所望通りに行な
え、不測にずれたり脱落したりすることなく、本体に吸
着体取付け用の面が形成可能なランナに対して吸着体を
保持させる場合と同様に、確実な取付け状態が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】先頭用リングランナを示す斜視図。
【図2】永久磁石により構成される吸着体を示す斜視
図。
【図3】金属板により構成される吸着体を示す斜視図。
【図4】取付け具を示す斜視図。
【図5】取付け具を示す縦断面図。
【図6】先頭用リングランナを示す縦断面図。
【図7】先頭用リングランナの一使用状態を示す説明
図。
【符号の説明】
1…先頭用リングランナ 2…リングランナ 2a…ランナ本体 2b…吊下環 3a,3b…吸着体 4…取付け具 12…吸着体保持部 13…固定部 14…巻付け部 14c…湾曲部 15…嵌合部 16…挿通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状に形成したランナ本体の下部に吊
    下環を垂設したリングランナと、該リングランナの下部
    に吸着体を固定する取付け具とで構成した先頭用リング
    ランナであって、 上記リングランナの下部外周面に対して巻付けられる適
    宜長さに可撓性を有する帯状体で取付け具を形成し、 上記取付け具の一端側に、吸着体を保持する吸着体保持
    部を形成し、 該取付け具の他端側に、上記吸着体保持部に対して固定
    する固定部を形成すると共に、 前記取付け具の中間部に、前記リングランナの下部外周
    面に対して巻付ける巻付け部を形成し、 該巻付け部にリングランナの吊下環を挿通するための挿
    通孔を形成した先頭用リングランナ。
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