JPH07505223A - 6軸ロード・セル - Google Patents

6軸ロード・セル

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JPH07505223A
JPH07505223A JP5516537A JP51653793A JPH07505223A JP H07505223 A JPH07505223 A JP H07505223A JP 5516537 A JP5516537 A JP 5516537A JP 51653793 A JP51653793 A JP 51653793A JP H07505223 A JPH07505223 A JP H07505223A
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/161Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
    • G01L5/1627Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of strain gauges

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 6軸ロード・セル 発明の背景 本発明は、3つの直交軸の軸力とこれらの直交軸回りのモーメントを伝達すると 共に計測する、組み立て構造体に関するものである。より詳細には、開示された 組み立て構造体は、応力集中を最小にするために楕円形の隅肉によって連結され た構造要素と、一つの軸の読み取りが他の軸の負荷によって影響を受けるような 、相互影響作用が極めて小さい、交換可能な感知要素を有する。
3本の直交軸回りの回転荷重やこれらの直交軸の軸力を決定するためのトランス デユーサ即ちロード・セルは知られている。これらのロード・セルのうちの2つ が米国特許第4.640,138号及び米国特許第4,821,582号に開示 されている。米国特許第4.640,138号には、多軸荷重感知トランスデユ ーサが開示され、このトランスデユーサは一対の軸方向に間隔をおいたスパイダ によって連結された内部部材と外部部材を有する。このスパイダは、内部部材と 一体のアームを有し、たわみストラップによ7て外部部材に連結されている。こ のたわみストラップは細長い形状を有し、その端部は外部部材に固定されている 。スパイダはアームは連結されたストラップの中央部に固定されている。そして 、荷重はスパイダアームの曲がり作用として感知される。
米国特許第4,821.582号には、3本の軸の軸力とこれらの軸のうちの2 本の軸回りのモーメントとを計測する荷重トランスデユーサが開示されている。
このトランスデユーサは、荷重感知スパイダアーム即ちせん断梁によって連結さ れた内部構造体及び外部構造体を有する。スパイダの外端部は外方長手部材に連 結され、この外方長手部材は、内部構造体がスパイダの面に直角な軸に沿う方向 に荷重を受けたとき、曲がりにくい剛性を有する。
発明の要旨 本発明は、複数の直交軸の軸力及びこれらの直交軸回りのモーメントを計測する 組み立て構造体に関するものである。この組み立て構造体は、力とモーメントの 絶縁性が高いことを特徴とし、各主軸に対して偽られた計測値が実質的に他の計 測値に吸収されないようになっている。この構造体は、構造体内部での応力集中 を最小限にすると共に、ある一本の軸に関する軸力とその軸回りのモーメントが 、たとえ他の軸に大きな軸力やモーメントが作用しているときでも、他の軸に関 する計測値に影響を及ぼさないように構成されている。
この組み立て構造体は支持構造を有し、この支持構造は長手方向軸を画成する第 1及び第2の端部を有する。この支持構造は、その長手方向軸が複数の直交負荷 軸のうちの一つの軸上にあるように、配置される。この支持構造は、単一の一体 化部品から製作されることにより、直交軸に沿う軸力と非長手方向の直交軸回り のモーメントに対して剛性を有し、また、長手方向軸回りのモーメントに対して 剛性を有さずに実質的にたわむように構成されている。好ましい実施例では、複 数の支柱が支持構造の第1の端部をその第2の端部に連結している。通常のひず みゲージが支柱に固定され、直交軸に沿って作用する軸力と非長手方向の直交軸 回りのモーメントを決定するために、支柱の圧縮及び引っ張りを計測するように 構成することができる。
これらの支柱は、応力の集中を最小にするために少な(とも部分的な楕円面から なる隅肉を使用して、第1の端部の第1の基部即ち負荷リングと第2の端部の第 2の基部即ち負荷リングとの間に連結されている。各支柱は上方端部と下方端部 とを有し、これらの上方及び下方端部は対応する基部即ち負荷リングに連結され ると共に、支柱を形成するように互いに結合される。各端部の全側面上には、支 柱の外面に沿って選択された距離だけ互いに分散する方向に延在する外面が形成 され、これらの各端部は分散し、対応する第1及び第2の基部即ち負荷リングの 連結面に融合する。各端部の外方分散面の少なくとも一部は、断面図あるいは端 面図として見たとき、実質的な楕円形をなしている。
トルク・セルは、支持構造の長手方向軸がモニターされる長手方向軸に対して実 質的に平行をなすように、支持構造の回りに同心状に配置される。これらのトル ク・セルは、取り外し可能なたわみダイヤフラムを介して、支持構造の両側に連 結され、このたわみダイヤフラムはトルク・セルの長手方向軸に対して直角な平 面を有する。各たわみダイヤフラムは、この長手方向軸回りのモーメントが支持 構造からトルク・セルに伝達されるとき、実質的に剛性を有するが、非長手方向 軸の軸力及び非長手方向軸回りのモーメントに対しては実質的にたわみ、そして 、長手方向軸に沿う軸力に対してもたわむように構成されている。
支持構造の第1及び第2の端部に連結された適当な負荷部材によって、この組み 立て構造体は車両のサスペンションの試験装置やロボットアームに存在する力や モーメントを計測するのに大変適している。たわみダイヤフラムを支持構造から もトルク・セルからも取り外すことができるから、支持構造やトルク・セルやた わみダイヤフラムを、異なる構造的な能力レベルや感知レベルを有する他の同様 な部品に交換することができる。それ故、この組み立て構造体は、ある軸の感知 能力を犠牲にすることな(、他の軸の軸方向や軸回りの最大荷重に耐えるような 試験情況に最適であるようにすることができる。更に、取り外し可能なたわみダ イヤフラムはトルク・セルを支持構造から分離することを可能にし、両部材の拘 束を容易にするから、この構造体を組み立てるのに必要な時間をかなり減少させ 、よって製造コストをかなり引き下げることができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の力及びモーメントの伝達組み立て体を自動車試験システムに一 部に組み込んだ状態の断面図である。
図2は、図1の2−2線に沿う断面図である。
図3は、本発明の組み立て体の支持構造の斜視図である。
図4は、図1の組み立て体の下方たわみダイヤフラムと上方たわみダイヤフラム とトルク・セルの斜視図である。
図5は、本発明の支持構造の部分的な斜視断面図である。
図6は、本発明の組み立て体の第2実施例を自動車試験システムに組み込んだ状 態の断面図である。
図7は、図6の7−7線に沿う断面図である。
図8は、本発明の支柱を示す支持構造の一部切り欠き側面図である。
図9は、本発明の支柱を示す支持構造の一部切り欠き側面図である。
図10は、本発明の支柱の第2実施例の側面図である。
好ましい実施例についての詳細な説明 自動車のサスペンションの道路上での操縦性能を試験するための力学的な試験装 置が、図1に、全体として参照符号10で示されている。試験装置10には力を 伝達しかつ遮断する組み立て構造体12が複数の力発生装置に連結されて設けら れている。試験装置10は空気タイヤ18が装着された車輪16上の自動車14 の一部を支持する。自動車のサスペンシヨンは参照符号20を付されて概略的に 示されている。自動車のサスペンノヨン20は基礎支持体22を有し、この基礎 支持体20は駆動軸線26を画成する駆動軸24を有する。車輪16は基礎支持 体22を隔ててその向こう側に位置する駆動軸24に連結され、これによってタ イヤ18は駆動軸線26に対して実質的に垂直をなす荷重軸線28を有すること になる。スプリング30とショックアブソーバ32が基礎支持体22と自動車の フレーム14の一部の間に連結され、自動車の重量の一部を支持すると共に道路 の模擬振動を緩衝する。
基礎支持体22に連結されかつ自動車のフレーム14の一部に固定されたかじ取 り装置36が、また、概略的に図示されている。かじ取り装置36は、軸線28 の周りに車輪16とタイヤ18を選択的に位置決めするための制御リンケージ4 0を有する。
組み立て構造体12は自動車14を車輪用パンすなわち車輪支持板42上に支持 するが、この車輪支持板42はタイヤ18に接触した状態でタイヤ18の下方に 位置する。タイヤ18に接触する上方表面層43によってアスファルトやコンク リートのような異なる道路表面の模擬実験を行う。組み立て構造体12は、更に 、支持構造44、トルク・セル46、支持構造44をトルク・セル46に連結す るたわみダイヤフラム48を有する。基部材52は、また、その下端部において 支持構造44に連結されている。車輪用パン42は複数のキャップねじ54によ って支持構造44の頂部に搭載される。図1には、複数ののキャップねじ54の うちの2本のみが図示されている。
支持構造44は、図3では、斜視図で描かれている。支持構造44は下方基部5 6と上方基部58とを有する。下方基部56と上方基部58は中央開口60及び 62をそれぞれ有し、これらの中央開口60.62は以下の記載でZ軸をも意味 する長手方向軸64を中心にして位置する。図1に描かれているように、長手方 向軸64はタイヤ荷重軸28に対して実質的に平行をなす。
図1ないし3及び図5を参照すると、上方基部すなわち荷重環状部58は、平坦 なせん断はり66A、66B、66C166Dを形成する複数の支持ウェブすな わち支柱によって、下方基部すなわち荷重環状部56に間隔をおいて連結されて いる。支柱66A−66Dは軸64の周りに90度の角度をおいて配置され、開 口60の内部縁68と開口62の内部縁70とから半径方向の外方向へ延在して いる。図5を参照すると、支柱66A及び66Cは共通な平面上に位置し、また 、支柱66B及び66Dは共通の平面上に位置する。これらの2つの平面はせん 断面72.74をそれぞれ形成する。支柱66A及び66Cが位置するせん断面 72は、以下の記述でX軸をも意味する軸76に沿って存在する。軸76は長手 方向軸すなわちZ軸64に対して直交する。同様に、支柱66B及び66Dが位 置するせん断面74は、以下の記述でY軸をも意味する軸78に沿って存在する 。軸78はZ軸64及びX軸76に対して互いに直交する。換言すれば、支持構 造44は、長手方向軸64と、一対の支柱66A及び66Cの平面と一対の支柱 66B及び66Dの平面によって形成される3本の直交軸64.76.78とに 整合するように配置されている。
図8及び図9は、支柱66Aを使用した例によって支柱構造を詳細に図示してい る。支柱66Aは上方端部61と下方端部63を有する。上方端部61は外方基 端部65を有し、外方端部65は上方基端部58の平坦面と点線67で表される 任意に選択された内方端部とを連結する。内方端部67は外方基端部65に対し て背中合わせの位置にある。同様に、下方端部63は外方基端部69と点線71 で表される任意に選択された内方端部とを有し、内方端部71は外方基端部69 と背中合わせの位置にある。外方基端部65又は上方端部61は上方基端部58 の平坦面に結合し、他方で、外方基端部69又は下方端部63は下方基端部56 の平坦面に結合する。図示の実施例では、この上方及び下方端部の内端部67及 び71は共通の合流線上に位置することが可能であるが、前記支柱の高さを増加 させ、かつ、通常のたわみゲージが取り付けられる実質的に平坦な外方面を提供 するため、中央柱部73は内端部67と内端部71との間に連結される。
柱66A及び他の柱の上方及び下方端部61.63は、端部図あるいは断面図で 見たときに部分的に長円形の外面を少なくとも有する包囲環輪によって、上方基 端部58と下方基端部56に対する対応する連結部すなわち結合部においてそれ ぞれ応力集中が最小になるように設計される。以下の記述において、長円形の曲 率は環輪の外面の曲率を定めるのに便宜なように使用される。このような長円形 の曲率は最適の曲率に近似するが、必ずしも上方基端部58と下方基端部56に 対する対応する連結部における応力集中を最小にするために必要な最適の曲率に 近似するわけではない。本発明の重要な特徴は各外方面の曲率であり、外方面が 内端部67と外端部71とで支柱に合流するときの曲率半径の方が、外方面が上 方基端部58と下方基端部56とに合流するときの曲率半径よりも実質的により 大きいということである。好ましくは、各外方面が上方基端部58と下方基端部 56に接近するにつれて曲率半径が連続的に減少することである。外方面の曲率 は、例えばプログラム可能な工作機械等の近代的な機械技術によってめることが できる。
上方端部61を参照すると、環輪外方面75A、75Bが内端線67から外端6 5と上方基端部58の結合面との合流部まで延在し、少なくとも楕円77A17 7Bの付随部(follow part) 、すなわち各面75A175Bの一 部までそれぞれ延在する。m円77A、77Bは、それぞれ、対応する複数の焦 点を有する。
これらの焦点は、それぞれ、支柱66Aの長手方向軸87に対して実質的に平行 な、大きい楕円軸83.85を形成する。図示の実施例においては、外面75A 、75Bの構内部分は内端線67で始まり、選択された点89A、89Bに対し て楕円77A、77Bの周縁輪郭をたどり、そして、外面75A、75Bは上方 基端部61の外方基端部65に連結された上方基端部58の平坦面に融合する。
画部分89A、89Bは、作用する応力によって生じる上方端部61内の歪みの 総量が所望値よりも低い場所にあるように選択される。言い換えると、外方面7 5A、75Bの構内部分は、上方基端部58の平坦面に融合するときに、互いに 接する必要はないが、むしろ、存在する歪みの総量が所望値よりも低いときには 所望の輪郭上に連続するように構成することができる。外方面75Aに向かい合 う外方面91Aと、外方面75Bに向かい合う外方面91Bとは、上方基端部5 8に合流する位置に同様な楕円形の外面面取り部分を有する。
下方端部63は上方端部61に類似する楕円形の外面を有する。上方端部63を 参照すると、面取り外面93A、93Bは、それぞれ、内方端部線71から外方 端69と下方基端部56の連結面との合流部まで延在し、少なくとも各面93A 、93Bの一部が楕円95.A、95Bの部分をたどる位置まで延在する。各楕 円95A、95Bは対応する與点97.99を有し、これらの焦点はそれぞれの 大きな楕円軸101.103を形成する。これらの楕円軸は支柱66Aの長手方 向軸87に対して実質的に平行をなす。図示の実施例では、外面95A、95B の構内部分は内端線71で始まり、楕円95A、95Bの周縁輪郭をたどって選 択点105A、105Bに至り、そして、外面93A、93Bは下端部63の外 端69に連結された下方基端部54の平坦面に融合する。点105A、105B は、作用する応力によって生じる上方端部63内の歪みの総量が所望値よりも低 い場所にあるように選択される。言い換えると、外方面93A、93Bの構内部 分は、上方基端部56の平坦面に融合するときに、互いに接する必要はないが、 むしろ、存在する歪みの総量が所望値よりも低いときには所望の輪郭上に連続す るように構成することができる。外方面93Aに向かい合う外方面107Aと、 外方面93Bに向かい合う外方面107Bとは、上方基端部56に合流する位置 に同様な楕円形の外面面取り部分を有する。好ましくは、上端部61と下端部6 3と中央部73とは単一の部材に形成される。
図10は支柱109の第2実施例を示す。支柱109は長手方向軸117を中心 とし、上方端部111と下方端部113とこれらの端部111と113との間に 配置された中央部115とを有する。各端部111.113は外面反らせ部11 9.121をそれぞれ有する。上述した端部61.63の外面のように、各外面 119.121の一部は楕円123.125の周囲輪郭の一部に沿う実質的に長 円形を成している。図示のように、支柱109は荷重部材127.129の間を 連結することができ、通常のように、力及びモーメント測定用トランスデユーサ 即ちロードセル(load cell) 131を形成するように寸法合わせが なされている。
図5に示した支持構造44を参照すると、支持構造44は支柱を任意の数だけ使 用することができる。例えば、3つの支持ウェブ即ち支柱を互いに120度の角 度間隔をおいて使用することができる。又は、6つの支柱を互いに60度の角度 間隔をおいて使用することができる。支柱66A−66Dは上方及び下方基端部 に溶接されることができるが、支持構造44は溶接部や接合部を有さない単一の ブロック材で形成されるのが好ましい。その理由は、これらの溶接部や接合部は 荷重寿命や疲労寿命に問題を生じるからである。
支持構造44はZ軸64に沿ってかかる荷重即ち軸方向力に対して実質的に曲が らず、即ち剛性を有し、同様にX軸76及びY軸78に沿ってかかる荷重、即ち せん断力に対しても実質的に曲がらず、即ち剛性を有する。歪みゲージ84A1 84B、84C184D、86A、86B、86C186Dが軸方向力及びせん 断力を測定するために対応する支柱66A−66Dに取り付けられている。歪み ゲージ84A−84Dは各支柱に対して2つの軸方向ゲージと2つのPo1ss onゲーノを有する通常のホイートストン・ブリッジを構成するように連結され る。
歪みゲージ84A−84Dは各支柱66A−66Dにかかる軸方向力に比例する 独立した信号を発生し、これにより支柱44にかかる軸方向力の総量は各支柱の 信号を合計することによって得られる。せん断面72内のせん断力は歪みゲージ 86A及び86Dによって構成される通常のホイートストン・ブリッジによって 計測され、せん断面74内のせん断力は歪みゲージ86B及び86Dによって構 成される対応するホイートストン・ブリッジによって計測される。もちろん、他 の計測装置、例えば容積型、誘導型、あるいは光フアイバ型の計測装置を支柱に 取り付け、従来から知られている技術を使用して総ての力やモーメントを計測す ることができることが解る。
更に、この支持構造は矢印88及び90でそれぞれ示されたX軸76及びY軸回 りの転覆モーメントMx、Myに対して実質的に曲がらず、剛性を有する。転覆 モーメントMx、Myは各支166A−66Dにかかる圧縮荷重及び引っ張り荷 重から従来のやり方で決定される。しかし、この支持構造は矢印92で示された 長手方向軸即ちZ軸64回りのモーメントMzに対して柔順である。
図1.2に示されているように、基部材52は、同心状に配置された複数のねじ 付きキャップスクリュー94によって、支持構造44の下方基部56に連結され ている。X軸76に沿うせん断力は基部材52にかかり、その後、アクチュエー タ95から支持構造44及びホイールパン42を経て車両のサスペンション20 に伝達される。アクチュエータ95は駆動アーム96に連結され、駆動アーム9 6はアクチュエータ95の反対側の端部で自在回し継ぎ手98に連結されている 。アクチュエータ95は適当な自在回し継ぎ手100によって静止点に固定され る。回し継ぎ手100.98は、試験中、組み立て体12が十分に角度変位する ことができるようにする。同様に、Y軸78に沿うせん断力は、図示しないアク チュエータから、回し継ぎ手106に連結された駆動アーム104(図2)を通 って、車両のサスペンション20にかかる。
支持構造44は、せん断面72.74内にせん断力があるときにZ軸回りのモー メントに従う。例えば、せん断力が横アクチュエータ95からX軸に沿って働く とき、支柱66A、66Cは、それぞれ、作用するせん断力の総量のほぼ45% を支持し、残りの10%は支柱66B、66Dの間でほぼ均等に分配される。
同様に、せん断力が対応する横アクチュエータからY軸に沿って働くとき、支柱 66B、66Dは、それぞれ、作用するせん断力の総量のほぼ45%を支持し、 残りの10%は支柱66A、66Cの間でほぼ均等に分配される。
同心的な軸荷重とX軸及びY軸回りの転覆モーメントは、基部材52の下方に配 置されたアクチュエータll0A、ll0C,ll0Dから組み立て体12を経 て車両のサスペンションに作用する。支柱66Bの下方の第4のアクチュエータ 110Bも使用されるが、このアクチュエータ110Bは図1には示されていな い。せん断力アクチュエータと同様に、軸アクチュエータll0A−110Dが 適当な自在回し継ぎ手112を介して静止点に固定されている。各アクチュエー タ110A−110Dは駆動アーム114A、114B、114Dに連結され、 これらの駆動アーム114A、114B、114Dは、図2に示すように、対応 する支柱66A−66Dの下方にそれぞれ配置された自在回し継ぎ手116A。
116B、116C,116Dに順に連結されている。
支柱44はZ軸に沿う軸方向荷重とX軸及びY軸回りのモーメントに対して剛性 を有する。例えば、それぞれがZ軸64に平行な力を発生するアクチュエータ1 10A−110Dによって同心的な軸方向荷重が作用すると、各支柱66A−6 6Dはこの軸方向荷重の総量の25%づつを支持する。しかし、アクチュエータ ll0B、ll0Dからの不均等な力によってX軸7.6回りに転覆モーメント が作用すると、対応する支柱66B、66Dによって分解されかつ作用し合うモ ーメント発生力は大きさが等しく、方向が反対である。同様に、アクチュエータ 110A、ll0Cからの不均等な力によってY軸78回りに転覆モーメントが 作用すると、対応する支柱66A、66Cによって分解されかつ作用し合うモー メント発生力は大きさが等しく、方向が反対である。更に、X軸76回りのモー メントやY軸78回りのモーメントによって支柱6ロー66Dには小さな曲げ力 があるのみであるから、Z軸64回りには実質的にモーメントの反作用は存在し ない。
図1.2.3を参照すると、トルク・セル46は支柱44の長手方向軸64に沿 って同心状に配置されている。図示のように、トルク・セル46は、協働する内 側壁120.122からそれぞれ間隔をおいて位置する開口60.62の内部に 配置されている。トルク・セル46は、第1の端部124と、第2の端部126 と、長手方向軸64回りのモーメントに応答するように第1及び第2の端部12 4.126の間に取り付けられた感知部128とを有する。図示の実施例では、 感知部128は筒状構造を有し、4つのだわみ粱132A、132B、132C 。
132Cを画成するように90度の角度間隔をおいて配置された4つの開口13 0A、130B、130C,130Dを有する。たわみ梁132A−132Dは トルク・セル46にそれらの端部のみで支持され、それらの断面は比較的薄い。
第1の端部124と第2の端部126は、また、筒状構造を有し、それらの断面 積はたわみ梁132A−132Dの断面積よりも大きい。第1の端部124と第 2の端部126はたわみ梁132A−132Dの断面積よりも実質的に厚いから 、長手方向軸64回りのモーメントは実質的にたわみ梁132A−132D内に 制限される。図4に示すように、ホイートストン・ブリッジに連結された通常の ひずみゲージ134をたわみ梁132A−132Dに容易に適用することができ る。
その理由は、トルク・セル46は支持構造44から取り外すことができるからで ある。これらのひずみゲージはたわみ粱132A−132Dのせん断力を計測し 、長手方向軸64回りのモーメントに比例する信号を発生する。これらのひずみ ゲージの代わりに、ねじり中実ロッド(a twisting 5olid r od)のような、他の長手方向のトルク・セルを使用することができる。
図1に示しかつ上述したように、トルク・セル46は支持構造44の開口60. 62の内部に配置され、長手方向軸64に平行に配列されている。トルク・セル 46は第1の端部124と第2の端部126で支持構造44に連結され、上方基 部58と下方基部56とにそれぞれ連結されると共に、上方たわみダイアフラム 48と下方たわみダイアフラム50に連結される。上方たわみダイアフラム48 と下方たわみダイアフラム50とは、それぞれ、曲がりに(い内部リム部136 と曲がりにくい外部リム部138を有するように単一のブロック材によって形成 される。内部リム部136と外部リム部138は互いに分離されており、内部リ ム部136と外部リム部138よりも狭い断面積を有し、かつ、軸方向にたわむ ことのできる、ダイヤフラム・リング即ちダイヤフラム板によって、互いに連結 されている。上方たわみダイアフラム48は、内部リム部136を貫通して突出 し、かつ、第1の端部124の適当な開口にねじ込まれた、複数の同心状に配置 されたキャップ・スクリュー142によって、第1の端部124のトルク・セル 46に連結されている。上方たわみダイアフラム48の外部リム部138はホイ ール・パン42と支持構造44との間に挟まれ、そして、ホイール・パン42と 外部リム部138から突出し、かつ、支持構造44の適当な開口内にねじ込まれ た、同心状に配置されたキャップ・スクリュー54によって、固定される。トル ク・セル46の上のホイール・パン42の下面部144は、試験中にトルク・セ ル46が十分に運動することができるようにする空隙を形成するために、へこん でいる。同様に、内部リム部136を貫通して突出し、かつ第2の端部126の 適当な開口にねじ込まれ、そして同心状に配置された、複数のキャップ・スクリ ュー146によっそ、下方たわみダイアフラム50はトルク・セル46の第2の 端部126に連結されている。下方たわみダイアフラム50の外部リム部138 は基部材52と支持構造44との間に挟持され、同心状に配置されたキャップ・ スクリュー94によって固定されている。キャップ・スクリュー94は基部材5 2と外部リム部138を貫通して突出し、支持構造44の適当な開口にねじ込ま れている。トルク・セル46の下方に位置する基部材52の上方面部148は、 トルク・セル46の運動に十分な空隙を形成するようにへこんでいる。
上方及び下方たわみダイアフラム48.50は、長手方向軸即ちZ軸64の回り に生じるモーメントを支持構造44からトルク・セル46に伝達するため、環状 方向には曲がりに(いように実質的な剛性を有する。前述し、かつ、図4に斜視 図として示した組み立て構造体150のように、上方及び下方たわみダイアフラ ム48.50がトルク・セル46に連結されると、ダイアフラム48.50のた わみダイアフラムリング即ちたわみダイアフラム板140が軸方向へのたわみの ため、組み立て構造体150はZ軸64に沿う軸方向荷重によって変形する。
更に、たわみダイアフラム48.50の変形とこれらのダイアフラム48.50 の間の軸方向空隙とによって、組み立て構造体150はX軸76とY軸78に沿 って発生するせん断力とこれらの軸76.78の回りのモーメントによって変形 する。
本発明の荷重感知組み立て体の第2の実施例が図6及び図7に参照符号160と して表されている。この形態においては、支持構造164とトルク・セル166 の長手方向軸64の回りの同心状の配置に関して、支持構造164とトルク・セ ル166は入れ換えられている。図示のように、支持構造164は図1−3及び 図5に示した支持構造44と同様の構造を有し、支持構造44は、全体として長 手方向軸64に直角な端面を有する第1の端部168と第2の端部170とを有 する。複数の支柱172A、172B、172C1172Dは第1の端部168 を第2の端部170に連結している。支柱172A−172Dは、直交軸64. 76.78に沿う力に対して実質的に剛性を有し、また、非長手方向の直交軸7 6.78の回りのモーメントに対しても実質的に剛性を有するが、長手方向軸6 4の回りのモーメントに対しては剛性を有さず、実質的にたわむようになってい る。図1及び2に示された実施例のように、非長手方向軸76.78に沿うせん 断力は、アクチュエータ176のような横アクチュエータに連結された基部材1 74を介して、支持構造164に作用する。長手方向軸64に沿う軸力は、基部 材174の下方に配置されたアクチュエータ178A、178B、178C,1 78Dから供給される。非長手方向の直交軸76.78に沿う力とこれらの直交 軸76.78の回りのモーメントは、ホイール・パン180が組み立て体12の ホイール・パンに類似する方法で搭載されている第1の端部168に伝達される 。
支柱172A−172D内に存在する圧縮力及び引っ張り力は、直交軸64.7 6.78に沿って作用する力と非長手方向の直交軸76.78の回りのモーメン トとを計算するために、通常のひずみゲージで計測される。
トルク・セル166は支持構造164の周りを取り囲み、同心状に配置されたキ ャップ・スクリュー186.188を使用して、上方たわみダイアフラム182 及び下方たわみダイアフラム184によって支持構造164に取り付けられてい る。ダイアフラム48.50のように、ダイアフラム182.184は、互いに 分離され、かつ、たわみダイアフラム板194に連結された、内部剛性リム部1 90と外部剛性リム部192とを有し、このたわみダイアフラム板194の断面 積は内部剛性リム部190や外部剛性リム部192の断面積よりも小さい。たわ みダイアフラム182.184は、長手方向軸64回りのモーメントを支持構造 144からトルク・セル146に伝達するように実質的に剛性を有するが、非長 手方向の直交軸76.78回りのモーメント及び直交軸76.78に沿う軸力、 そして長手方向軸64に沿う軸力に対しては剛性を有さず、実質的にたわむよう になっている。通常のひずみゲージ(図示せず)がトルク・セル146のたわみ 梁198A、198B、198C,198Dの外面に固定され、作用するモーメ ントの大きさに比例する出力信号を発するように構成することができる。ホイー ル・パン180の下面と基部材174の上面上の環状溝200.202は、それ ぞれ、試験中にトルク・セル166とダイアフラム182及び184とが十分に 動(ことができるようにする。
図6及び図7の実施例は支持構造164を取り囲むように配置されたトルク・セ ル166を有するが、この実施例は、長手方向軸64の回りにモーメントが実質 的に作用するときに、特に適している。これに対して、図1及び図2の実施例は 支持構造44の長手方向空隙内に配置されたトルク・セル46を有し、比較的大 きな直角方向力か非長手方向の転覆モーメントが存在する状態において長手方向 軸64の回りに小さなモーメントが作用するときに、適している。
以上、本発明を好ましい実施例に関して説明したが、当業者は本発明の範囲及び 精神から離れることなく、その形状や構造を変更することができることを認識す るであろう。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1の荷重部材と第2の荷重部材とを有する組み立て構造体であって、前記 第1及び第2の荷重部材は前記組み立て構造体の長手方向軸を画成し、前記組み 立て構造体は、複数の直交軸に関して、前記第1の荷重部材から前記第2の荷重 部材に力とモーメントを伝達すると共に、前記力と前記モーメントを絶縁するよ うに構成されている、前記組み立て構造体において、前記組み立て構造体は支持 構造を有し、前記支持構造は上方端部と下方端部とを有し、前記上方端部は前記 第1の荷重部材に連結された第1の外方端部と前記第1の外方端部の反対側の第 1の内方端部とを有し、前記下方端部は、前記第2の荷重部材に連結された第2 の外方端部と前記第2の外方端部の反対側の第2の内方端部とを有すると共に、 前記第1の内方端部に連結され、各端部は対応する前記内方端部から対応する前 記外方端部まで延在する複数の発散外面を有し、前記各発散外面のダイバージェ ンスの曲率半径は、前記内方端部において、対応する前記外方端部における各外 面のダイバージェンスの曲率半径よりも、実質的に大きいことを特徴とする、組 み立て構造体。
  2. 2.請求項1に記載の組み立て構造体において、各端部の発散外面の少なくとも 一部は実質的に楕円である、前記組み立て構造体。
  3. 3.請求項2に記載の組み立て構造体において、前記上方端部と前記下方端部は 支持構造の長手方向軸を画成し、前記上方端部の実質的に楕円形の外面部分は、 実質的に、前記支持構造の長手方向軸に実質的に平行な線上に複数の焦点を有す る第1の楕円の一部に沿って延在し、前記下方端部の実質的に楕円形の外面部分 は、実質的に、前記支持構造の長手方向軸に実質的に平行な線上に複数の焦点を 有する第2の楕円の一部に沿って延在する、前記組み立て構造体。
  4. 4.請求項1又は2又は3に記載の組み立て構造体において、前記支持構造は単 一の一体的なブロック材によって形成されている、前記組み立て構造体。
  5. 5.請求項1ないし4のうちのいずれか一項に記載の組み立て構造体において、 前記支持構造の長手方向軸に直交する面に沿って切られた前記上方端部と前記下 方端部の断面の少なくとも一部は、実質的に円形である、前記組み立て構造体。
  6. 6.請求項1に記載の組み立て構造体において、前記組み立て構造体は、更に、 複数の支持構造を有し、前記複数の支持構造は前記組み立て構造体の長手方向軸 の周りの前記第1の荷重部材と前記第2の荷重部材の間に連結され、前記組み立 て構造体は前記組み立て構造体の長手方向軸が前記複数の直交軸の軸線上にある ように配置され、前記組み立て構造体は、前記直交軸に沿う軸力に対して実質的 に剛性を有すると共に、前記組み立て構造体の長手方向軸以外の直交軸回りのモ ーメントに対して実質的に剛性を有する、前記組み立て構造体。
  7. 7.請求項6に記載の組み立て構造体であって、前記組み立て構造体の長手方向 軸回りのモーメントに対して実質的にたわむように構成された、前記組み立て構 造体において、 前記組み立て構造体は、更に、トルク・セルを有し、前記トルク・セルの長手方 向軸を画成する第1のトルク・セルと第2のトルク・セルとを有し、前記トルク ・セルは、前記トルク・セルの長手方向軸が前記組み立て構造体の長手方向軸に 平行をなすように、前記複数の支持構造の周りに同心状に配置され、前記トルク ・セルは前記組み立て構造体の長手方向軸回りのモーメントを計測するように構 成され、 前記組み立て構造体は、更に、たわみ手段を有し、前記たわみ手段は、前記第1 の荷重部材を前記第1のトルク・セルに連結する第1のたわみダイアフラムと、 前記第2の荷重部材を前記第2のトルク・セルに連結する第2のたわみダイアフ ラムとを有し、前記たわみダイアフラムは、前記複数の支持構造から前記トルク ・セルに伝達される前記組み立て構造体回りのモーメントに対して剛性を有する と共に、前記長手方向軸回りのモーメント以外の直交軸回りのモーメント及び前 記直交軸の軸力に対して実質的にたわむように構成されている、前記組み立て構 造体。
  8. 8.第1の荷重部材と第2の荷重部材を有する組み立て構造体であって、前記組 み立て構造体は、選択された力とモーメントを前記第1の荷重部材から前記第2 の荷重部材に伝達すると共に、前記組み立て構造体の構造要素のストレインとし ての複数の直交軸に関する選択された力とモーメントとを絶縁する、前記組み立 て構造体において、 前記組み立て構造体は支持構造を有し、前記支持構造は前記第1の荷重部材に連 結された第1の端部と前記第2の荷重部材に連結された第2の端部を有し、前記 第1及び第2の端部は前記支持構造の長手方向軸を画成し、前記支持構造は、前 記支持構造の長手方向軸が複数の直交軸の長手方向軸線に公知の関係を有するよ うに、配電され、前記支持構造は、前記支持構造が前記直交軸の軸力及び前記長 手方向直交軸以外の前記直交軸回りのモーメントに対して実質的に剛性を有し、 かつ、前記長手方向軸回りのモーメントに対して実質的にたわむように、前記第 1の端部を前記第2の端部に連結し、 前記組み立て構造体はトルク・セルを有し、前記トルク・セルは、前記トルク・ セルの長手方向軸が実質的に前記支持構造の長手方向軸に平行をなすように、前 記支持構造の周りに同心状に配置され、前記トルク・セルは前記支持構造の長手 方向軸回りのモーメントを計測するように構成され、前記組み立て構造体はたわ み手段を有し、前記たわみ手段は前記支持構造を前記トルク・セルに連結し、前 記たわみ手段は、前記支持構造から前記トルク・セルに伝達される前記支持構造 の長手方向軸回りのモーメントに対して実質的に剛性を有すると共に、前記長手 方向の直交軸回りのモーメント以外の直交軸回りのモーメント及び前記直交軸の 軸力に対しては実質的にたわむように構成されている、 ことを特徴とする、組み立て構造体。
  9. 9.請求項8に記載の組み立て構造体において、前記連結手段は複数の支柱を有 する、前記組み立て構造体。
  10. 10.請求項8又は9に記載の組み立て構造体において、前記たわみ手段は、前 記支持構造の前記第1の端部と前記トルク・セルの対応する端部とに連結された 第1のダイアフラム部材と、前記支持構造の第2の端部と前記トルク・セルの対 応する端部とに連結された第2のダイアフラム部材とを有する、前記組み立て構 造体。
  11. 11.3つの直交する刃軸Fx、Fy、Fzと3つの直交するモーメント軸Mx 、My、Mzとに関して、複数の力とモーメントとを伝達して計測する組み立て 構造体であって、前記各モーメント軸は対応する前記刃軸の回りに位置する、前 記組み立て構造体において、 前記組み立て構造体は支持構造を有し、前記支持構造は前記支持構造の長手方向 軸を画成する第1の支持構造端と第2の支持構造端とを有し、前記支持構造は前 記支持構造の長手方向軸が前記刃軸Fzに沿うように配置され、前記支持構造は 前記第1の支持構造端を前記第2の支持構造端に連結する複数の支柱を有し、前 記複数の支柱はFx軸、Fy軸、Fz軸、Mx軸、My軸で伝達される力とモー メントに対して剛性を有すると共に、Mz軸上のモーメントに対しては実質的に たわむように構成され、 前記組み立て構造体はトルク・セルを有し、前記トルク・セルはトルク・セルの 長手方向軸を画成する第1のトルク・セルと第2のトルク・セルとを有し、前記 トルク・セルは、前記トルク・セルの長手方向軸が前記支持構造の長手方向軸に 対して平行をなすように、前記支持構造の回りに同心状に配置され、前記トルク ・セルはMz軸上のモーメントを計測するように構成され、前記組み立て構造体 はたわみ手段を有し、前記たわみ手段は、前記第1の支持構造端を前記第1のト ルク・セル端に連結する第1のたわみダイアフラムと、前記第2の支持構造端を 前記第2のトルク・セル端に連結する第2のたわみダイアフラムとを有し、前記 各たわみダイアフラムは、前記支持構造から前記トルク・セルに伝達されるMz 軸上のモーメントに対しては実質的に剛性を有し、Fx軸、Fy軸、Fz軸、M x軸、My軸上には力もモーメントも伝達されないように構成されている、 ことを特徴とする、組み立て構造体。
  12. 12.請求項11に記載の組み立て構造体において、前記複数の支柱はMx軸及 びMy軸上のストレインに対して実質的にMz軸上にモーメントの反力を生じな い、前記組み立て構造体。
  13. 13.請求項11又は12に記載の組み立て構造体において、前記支持構造は前 記支持構造の長手方向軸に沿って形成された長手方向空隙を有し、前記トルク・ セルは前記支持構造の長手方向空隙内に配置されている、前記組み立て構造体。
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