JP2004514884A - 多軸ロードセル本体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、大型車両に使用され、しかも製造が容易な改善されたコンパクトなロードセル(10;300)である。ロードセル(10;300)は第1のリング(14;304)から第2のリング(16;306)へ延びる少なくとも3つのチューブを有する2つのリング(14、16;304、306)を含む。センサ(30)は複数の方向におけるロードセル本体(10;300)の歪を測定するようにチューブ(21−18;310)上に装着される。ロードセルは更に、車両が作動するときに、スピンドル(80)での車輪組立体の力及びモーメントを測定するように車両のスピンドル(80)上に装着することができる。

Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は3つの直交する軸線に沿って力を伝達し、これら軸線のまわりでモーメントを伝達するロードセルに関する。詳細には、車輪力トランスジューサとしての応用に適したコンパクトなロードセル本体が開示される。
【0002】
3つの直交する軸線に沿った力又はこれら軸線のまわりのモーメントを測定するための車輪力トランスジューサ即ちロードセルは既知である。車輪力トランスジューサは典型的には車両のスピンドルと車両のリム部分との間でこれらに装着される。トランスジューサは、車両が作動するときに、スピンドルにおいて車輪組立体を介して反抗する力およびモーメントを測定する。
【0003】
実質的な成功及び重大な絶賛を持っていた車輪力トランスジューサの1つの形はミネソタ州のエデン・プレーリー(Eden Prairie) のMTSシステムズ・コーポレーションにより販売されているSwift(登録商標名)トランスジューサであり、米国特許第5,969,268号及び同第6,038,933号各明細書に記載されている。一般に、このトランスジューサは剛直な中央部材と、剛直な環状リングと、半径方向に延び、中央部材を環状リングに結合する複数の管状部材とを有するロードセル本体を含む。複数の感知回路は複数の管状部材に装着される。剛直な中央部材は車両のスピンドルに装着され、一方、環状リングは車両のリムに取付けられる。エンコーダはロードセル本体の角度位置を測定し、半径方向の管状部材を介して伝達される力が直交する静止の座標系に関して解明されるのを許容する。
【0004】
Swift(登録商標名)トランスジューサは乗用車の如き車両のスピンドルを介して反抗する負荷を測定するのに十分適するが、ロードセルはオーバー・ザ・ロードトラックの如き大型車両に実質上使用できない。その理由は、トラック上のスピンドルの直径が大きく、スピンドルとタイヤのリムとの間の間隙が小さいからである。
【0005】
従って、大型車両に使用でき、しかも製造が容易な改善されたコンパクトなロードセルを提供する進行中の要求がある。
【0006】
【発明の概要】
本発明の1つの実施の形態は複数の方向で力及びモーメントを伝達するためのロードセル本体である。ロードセル本体は第1のリング部材及び第2のリング部材を有する一体の組立体である。各リング部材は基準軸線上に中心を持つ中央開口を有する。3又はそれ以上のチューブが基準軸線に平行に第1のリング部材から第2のリング部材へ延びる。
【0007】
別の実施の形態は複数の方向で力を伝達するための車輪力ロードセル本体を含む。車輪力ロードセル本体は第1及び第2のリング部材を備えた一体の組立体を有する。各リング部材は基準軸線上に中心を持つ中央開口を有する。更に、少なくとも3つのチューブが基準軸線に平行に第1のリング部材から第2のリング部材へ延びる。車輪力ロードセル本体はまた第1及び第2の環状リムを備えた装着ハブを有する。装着ハブはまた第1及び第2のリム間を延びる円筒状の支持体を有する。
【0008】
本発明の更に別の態様はロードセル本体を作る方法を含む。この方法は、材料の単一のブロックから、第1の環状リングと、第2の環状リングと、これらのリング間を跨ぐ複数の部材とを有する一体の組立体を製造する工程を含む。各々は基準軸線上に中心を持つ中央開口を有する。この方法は更に各部材内にボアを形成する工程を含み、各ボアは環状リングのうちの少なくとも1つ内の開口に整合する。
【0009】
【実例の実施の形態の詳細な説明】
図1A及び1Bは本発明のロードセル10の第1の実施の形態を示す。ロードセル10は好ましくは材料の単一のブロックから製造された一体の本体12を有する。本体12は第1の剛直な環状リング14と、共通の軸線15のまわりに中心を持つように第1の環状リング14に平行でこれに整合する第2の環状リング16とを有する。複数のチューブ20は第1の環状リング14を第2の環状リング16に結合する。図示の実施の形態においては、複数のチューブ20は8つのチューブ21、22、23、24、25、26、27、28を含む。チューブ21−28の各々は軸線に平行に第1の環状リング14から第2の環状リング16へ延びる。図示では複数のチューブ20は8個に等しいが、第1の環状リング14を第2の環状リング16に結合するために3又はそれ以上の任意の数のチューブを使用できることを理解すべきである。図示の実施の形態においては、複数のチューブ20は軸線15のまわりにおいて実質上等角度間隔で離間している。
【0010】
複数のセンサ30は内部の歪を感知するように複数のチューブ20上に装着される。図示の実施の形態においては、64個のストレインゲージが16個のホイートストンブリッジ内に組み込まれ、ここでは、各チューブ21−28に対して2つのホイートストンブリッジが設けられる。16個のホイートストンブリッジはロードセル10からの出力として提供される8つのストレインゲージ信号と組み合わされる。説明の目的で、直交座標系31を定義することができ、この場合、X軸を符号33で示し、Z軸を符号35で示し、Y軸は中央軸線15に対応する。後に説明するが、ロードセル10からの8つのストレインゲージ信号はX軸33、Y軸15およびZ軸35に沿う及びそのまわりの力を計算するために使用される。
【0011】
一般に、X軸33及びZ軸35に沿う力の測定はせん断用のセンサから測定され;Y軸15に沿う力は軸方向伸長/圧縮用のセンサから測定され(好ましくは軸方向及びポアソンゲージの双方がブリッジ内に設けられる);中央軸線15のまわりでのモーメントはせん断用のセンサから測定され;X軸33及びZ軸35のまわりでのモーメントはセンサからの差動軸方向歪により測定される。各チューブ21−28は、好ましくは各チューブの長手方向の長さのほぼ中央で装着された歪センサを含む。歪センサ(例えば、図1Aに示すセンサ29A及び(又は)センサ29B)は複数のチューブ20の壁内のせん断応力を示す出力信号を提供するように普通に装着されるが、曲げ応力の表示を提供するもののような他の形のセンサも使用でき、当業者なら認識できるように、そのようなセンサはチューブ20からリング14、16への遷移部に装着される。更に、複数のセンサ30は図示の実施の形態では抵抗性ストレインゲージからなるが;光学基礎の又は容量基礎のセンサの如き他の形の感知装置も使用することができる。
【0012】
好ましい実施の形態においては、チューブ21−28の各々は内部で応力を集中させるように減少した厚さの複数の離間した壁部分を含む。図2A,2Bを参照し、チューブ21(図2A)を例にとると、チューブ21は矩形ではない外表面31を有し、この場合、減少した厚さの壁部分を33A、33B、33C、33Dで示す。減少した厚さの壁部分33A−33Dはチューブ21内の円筒状のボア75により形成され、第1の対の平行で平坦な表面37A、37Bは反対方向に向き、第2の組の平坦な表面39A、39Bも反対方向に向く。第2の組の平坦な表面39A、39Bは、第1の組及び第2の組の平坦な表面がチューブ21の対応する長手方向の軸線のまわりで交互に位置するように、第1の組の平坦な表面37A、37Bに対して実質上直交する。部分33A−33Dの厚さがほぼ等しいものとして図示するが、所望なら、厚さは選択された方向において所望の感度を提供するように異ならせることができる。好ましくは、部分33Aの厚さは部分33Cにほぼ等しくすべきであり、部分33Bの厚さは部分33Dにほぼ等しくすべきである。
【0013】
歪センサは第1の対の平行で平坦な表面37A、37B及び第2の組の平坦な表面39A、39Bに装着される。平坦な装着表面は有利となることがある。その理由は、測定された出力信号が、湾曲した装着表面と対比して平坦な表面上の均一なゲージクランプ圧力のために、一層小さなヒステリシス及び一層小さなクリープゲージボンディングを有し、これがゲージ内に残留応力を閉じ込めるからである。また、けがきラインに対するゲージの整合けがき及び貼り付けは湾曲表面上では一層困難である。矩形ではない外表面31はまた有利である。その理由は、この形が歪センサの近傍のチューブ21の部分に応力を集中させるからである。矩形の横断面(隅部で交差する4つの平坦な表面)を有するチューブを使用することができるが、著しい応力集中は、歪センサを容易に装着できない平坦な表面の交差部で生じる。従って、性能が実質的に減少する。これに対し、図2Aに示す矩形でないチューブ21は第1の組の各平坦な表面と第2の組の連続する平坦な表面との間を延びる平坦な表面41A、41B、41C、41Dを含む。好ましい実施の形態においては、平坦な表面37A、37B、39A、39B及び41A−41Dは好ましくは八角形の横断面を形成する。八角形の外表面31を備えた各チューブ21−24を形成すると、構造が簡単になり、平坦な表面を容易に機械加工できるので製造コストが減少する。1つの平坦な表面が第1の組の各平坦な表面と第2の組の連続する表面例えば平坦な表面41Aとの間を延びるものとして示したが、複数の介在する平坦な表面を使用できることを理解すべきである。同様に、矩形でないチューブを形成するために平坦な表面41A−41Dの代わりに湾曲した壁部分を使用することができる。このような管状の構造体は均一の厚さの環状壁を有しないが、逆に、平坦な表面37A、37B、39A、39Bにより再度形成された減少した壁厚さの離間した部分33A−33Dは直交した横断面と同様にその中に応力を集中させる。
【0014】
複数のチューブ20のための異なる構造をロードセル本体に使用できることも理解すべきである。例えば、複数のチューブ20の外表面は、ここに参照として組み込む2000年3月3日に出願された「多軸ロードセル」という名称の米国特許出願第09/518,290号明細書に記載されたものと同様の凹状の外表面を備えるように構成することができる。特に、減少した厚さの壁部分33A、33B、33C、33Dは各々凹状の外表面を含む。ここで使用するような「凹状」は中空の球体の内表面の一部に限定されず、例えば、円筒状、放物線状、楕円状等の外側に開いた湾曲表面をすべて含む。減少した厚さの壁部分33A−33Dは半径方向のチューブ内の円筒状ボアにより形成され、(表面37A、37Bと同様に位置する)第1の対の凹状の外表面は反対方向に向き、(表面39A、39Bと同様に位置する)第2の組の凹状の外表面も反対方向に向く。凹状の外表面及び直線状のボアの使用は減少した厚さの壁部分に対する漸進的な応力集中を提供するという利点を有することができる。更に、減少した壁部分からの壁の厚さが減少した厚さの部分から小距離にわたって大幅に増大するので、構造体は超過モーメントに対して一層剛直になる。
【0015】
ロードセル本体12はアルミニウム、チタン、4340スチール、17−4pHステンレススチール又は他の高強度材料から製造することができる。
図2A,2B、3A、3Bは上述の16個のホイートストンブリッジ内のストレインゲージの位置及び接続を示す。一般に、各チューブは各チューブ21−28の第1の部分(表面37A)上に設けた第1の対の歪センサ50を含む。第2の対の歪センサ52は第1の対の歪センサ50からほぼ180度の第2の部分(表面37B)上に設けられる。各チューブ21−28上の第1及び第2の対の歪センサは普通のホイートストンブリッジ内で接続されて、各チューブ21−28上に第1の感知回路を形成する。第1のホイートストンブリッジは軸線33又は35の1つに沿う力を感知する。特に、図示の実施の形態においては、X軸33に沿う力はチューブ21、22、25、26の各々に設けた第1のホイートストンブリッジからの出力信号から計算される。同様に、チューブ23、24、27、28の各々上の第1のホイートストンブリッジからの出力信号はZ軸35に沿う力を計算するために使用される。ホイートストンブリッジ回路の各々はせん断感知回路である。チューブ21−28の各々上の第2の感知回路はY軸15に沿う軸方向伸長/圧縮を感知する。各第2のホイートストンブリッジ回路は第1の対のセンサ50からほぼ90度の第3の部分(表面39B)上に装着された第3の対のセンサ54を含み、一方、第4の対のセンサ56は第3の対のセンサ54からほぼ180度の第4の部分(表面39A)上に装着される。図示の実施の形態においては、第2のホイートストンブリッジ(軸方向ブリッジ)の各々内の2つのポアソンゲージは第1のホイートストンブリッジ(せん断ブリッジ)内のすべてのセンサと同様に十分に活性ではない。
【0016】
図3A、3Bはロードセル10からの8つの出力信号を実現するためのチューブ21−28上のホイートストンブリッジの接続を示す概略線図である。本質的に、対をなす同様の感知ホイートストンブリッジ回路は各チューブ間に位置する垂直チューブの出力信号を提供するように一緒に接続される。例えば、チューブ21の第1のホイートストンブリッジ回路218は図2Aに符号401で示され、一方、チューブ22の第1のホイートストンブリッジ回路220は図Bに符号403で示される。ホイートストンブリッジ218、220は図2A,2Bでチューブ21、22間に位置する垂直チューブ402のための単一の出力信号を有効に形成する。抵抗278、280は、それらの出力を組み合わせ、1つの出力信号を有効に形成するために、各ホイートストンブリッジ回路218、220の感度を適合させるように設けられ、選択される。
【0017】
残りの14個のホイートストンブリッジは図3A、3Bに示すように対として同様に組み合わされる。特に、それぞれチューブ23、24の第1のホイートストンブリッジ回路226、228は符号405で示す出力を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ25、26の第1のホイートストンブリッジ回路234、236は符号408で示すチューブのための出力信号を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ27、28の第1のホイートストンブリッジ回路210、212は符号411で示すチューブのための出力信号を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ21、22の第2のホイートストンブリッジ回路222、224は符号402で示すチューブのための第2の出力信号を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ23、24の第2のホイートストンブリッジ回路230、232は符号405で示すチューブのための第2の出力信号を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ25、26の第2のホイートストンブリッジ回路238、240は符号408で示すチューブのための第2の出力信号を有効に形成するように組み合わされ;それぞれチューブ27、28の第2のホイートストンブリッジ回路214、216は符号411で示すチューブのための第2の出力信号を有効に形成するように組み合わされる。抵抗270、272、274、276、282、284、286、288、290、292、294、296、298、300は感度を適合させるために抵抗278、280と同様の方法で使用される。
【0018】
当業者なら認識できるように、本発明を実施するためにはホイートストンブリッジ回路を図3A、3Bに示すように組み合わせる必要は必ずしもない。換言すれば、各ホイートストンブリッジにより提供される出力信号が得られ、この場合、適当なハードウエア又はソフトウエアが直交軸33、35、15の座標系に関して対応する出力信号の各々を解明するために使用される。しかし、上述し、図2A,2Bに示したようなホイートストンブリッジの接続はロードセル10から提供される出力信号の数を減少させることにより製造コストの節約を実現できる。
【0019】
図示の実施の形態においては、ロードセル10は上述のような8つの信号を提供する。次いで、8つの信号は座標系31の軸のまわりでの力及びモーメントを提供するように変換される。特に、X軸33に沿う力はチューブ21、22、25、26内に発生したせん断応力による主要な歪として測定される。これは次式で表すことができる:
 = FX1 + FX2
ここに、FX1及びFX2は図3Aに示すように得られたものである。
【0020】
同様に、Z軸35に沿う力はチューブ23、24、27、28内に発生したせん断応力による主要な歪として測定される。これは次式で表すことができる:
 = FZ1 + FZ2
ここに、FZ1及びFZ2は図3Bに示すように得られたものである。
【0021】
Y軸15に沿う力はすべてのチューブ21−28内に発生した軸方向伸長/圧縮として測定される。これは次式で表すことができる:
 = Fy1 + Fy2 + Fy3 + Fy4
ここに、Fy1、Fy2、Fy3及びFy4は図3A、3Bに示すように得られたものである。
【0022】
X軸のまわりでの超過モーメントはそれに適用された対向する力からチューブ21、22、25、26内に発生した軸方向伸長/圧縮として測定される。これは次式で表すことができる:
 = Fy1 − Fy3
y2及びFy4を示す出力は、これらの出力の各々がX軸33の各側でのチューブから形成されるので、事実上ゼロであることに留意されたい。
【0023】
同様に、Z軸35のまわりでの超過モーメントはそれに適用された対向する力からチューブ23、24、27、28内に発生した軸方向伸長/圧縮として測定される。これは次式で表すことができる:
 = Fy4 − Fy2
Z軸35のまわりのモーメントに対しては、出力Fy1及びFy3がゼロであることに留意されたい。
【0024】
Y軸15のまわりでの超過モーメントはすべてのチューブ21−28内に発生したせん断応力による主要な歪として測定される。これは次式で表すことができる:
 = (FX1 − FX2)+ (FZ1 − FZ2)。
【0025】
6つの自由度以下の測定された力及びモーメントが望まれる場合は、センサ30の数及び感知回路の数を減少できることを理解すべきである。
ロードセル10は回転する車輪の力及びモーメントの成分を測定するのに特に十分に適する。図4A、4Bを参照すると、ロードセル10は車両のスピンドル80から車輪リム70への負荷経路内で接続されているものとして示されている。実際、ロードセル10はリム70の中心部分に置き換えられている。
【0026】
図示のように、チューブ20は各々Y軸15に実質上対応するスピンドル軸線に実質上平行に指向する。このように指向したチューブ20は、チューブ20が米国特許第5,969,268号明細書に開示されているような規則的に指向した感知素子の曲げ/せん断負荷と対比する伸長/圧縮負荷状態にあるときに、ロードセル10が一層大きなモーメントを支えることを許容する。更に、中型の及び酷使に耐えるトラックの如き多くの車両は大きなラグナットボルト円(トラックのリムをスピンドルに装着するために使用するファスナー)及び比較的小さなリム直径を備えたリムを有し、これは、上記米国特許第5,969,268号明細書に開示されているような半径方向に指向した感知部材の使用を許容しない。これに対し、図示のようなロードセル10は大きなラグナットボルト円を収容するように比較的大きな内径及び車両リムへの締結を許容するように比較的小さな外径を有する。
【0027】
図4A、4Bに示すように、第1の環状リング14はリム70に固定され、一方、ハブアダプタ74は第2の環状リング16を車両のスピンドル80に結合する。リム70を第1の環状リング14に結合するファスナー72は第1の環状リング14内の任意に所望の位置で固定することができるが;各チューブ20内に負荷を直接集中させるためには、各チューブ20のボア75と整列する方向に方位決めするようにファスナー72を第1の環状リング14に固定するのが好ましいかもしれない。図示の実施の形態においては、第1の環状リング14の各開口は各チューブ21−28のボア75への開口に整列し、対応する開口内で固定される装着素子76を含む。例えば、図示のように、装着素子76は第1の環状リング14の対応する開口内に設けたネジ部に係合するネジプラグを有することができる。次いで、ファスナー72を装着素子76内に設けたネジ部に螺合することができる。所望なら、装着素子76は溶接、蒸着、接着、結着等の如き他の手段により開口内で固定することができる。環状リング14の表面36の上方へ僅かに延びる隆起部分39を設けて、各チューブ21−28(図1B)の近くで隆起部上に応力を集中させることができる。ロードセル本体10をリム70に装着するための同様の隆起部を設けることができる。延長するフランジ41を設けて、リム70(図1A)上でロードセル本体10をセンタリングすることができる。
【0028】
第2の環状リング16はリム70への第1の環状リング14の接続と同様の方法でハブアダプタ74に固定することができる。図示の実施の形態においては、ファスナー78は装着素子76と同様の装着素子75を使用してハブアダプタ74を第2の環状リング16に固定する。ハブアダプタ74はロードセル10と車両のスピンドル80との間で負荷を伝達する。ハブアダプタ74は車両のスピンドル80上に存在するスタッド284を受け入れることのできる開口を有する内側の環状リング282を含み、この場合、ラグナット285がハブアダプタ74を車両のスピンドル80に固定する。補強リブ287を備えた円筒状部分286は内側のリング282を、上述のようにロードセル10に固定された半径方向外方へ延びるフランジ288又はリング部分に結合する。
【0029】
複数のチューブ20を保護するために、外側の円筒状カバー40及び内側の円筒状カバー42もロードセル10上に設けることができる。外側のカバー40及び内側のカバー42は第1の環状リング14と第2の環状リング16との間で固定し、橋渡しすることができる。カバー40、42は、撓みを許すが、複数のチューブ20特に複数のセンサ30と接触するようになるごみ又は他の物質の不当な進入を阻止するシリコーンの如き接着剤又は他の適当なファスナーを使用してロードセル本体上に固定することができる。この方法で使用されるカバー40、42はチューブ21−28のためのシールされた室を形成する。
【0030】
図5を参照すると、タイヤのリム70が回転又は部分的に回転する場合に、スリップリング組立体84を介してのコントローラ82により、パワーが供給され、出力信号が複数のセンサ30から得られる。コントローラ82はロードセル10により測定された力及びモーメントの成分を計算し、記録し及び(又は)表示する。
【0031】
ロードセル10は増幅回路71、73を含む。増幅回路71、73はチューブ21−28上の複数のセンサ30に接続され、スリップリング組立体84を介しての伝達前に出力信号を増幅する。出力信号を増幅することにより、スリップリング組立体84により生じるノイズに関連する問題が減少する。図4、B5を参照すると、開口83、84、85、86内にそれぞれ装着されたコネクタ79、80、81、82は増幅回路71、73をスリップリング組立体84に接続する。装着板87はスリップリング組立体84を第2の環状リング16に装着する。87A、87Bの如き通路が装着板87内に設けられ、導体をスリップリング組立体84からコネクタ79、81へ導く。エンコーダ89はロードセル10の角度位置を表示する角度入力信号をコントローラ82へ提供する。
【0032】
図6は静的直交座標系内の6つの自由度に関して力及びモーメントの成分を表示する出力信号108を得るためにチューブ21−28上の個々の感知回路から受け取った出力信号88を変換するようにコントローラ82により遂行される作動を一般的に示す。図示のように、感知回路からの出力信号88はスケーリング及び幾何学変換回路90により受け取られる。スケーリング及び幾何学変換回路90は感知回路間のいかなる不平衡をも補償するように出力信号88を調整する。回路90はまた上述の式に従って出力信号88を組み合わせ、直交座標系のための力及びモーメントの成分を表示する出力信号94を提供する。
【0033】
図6に戻ると、クロス結合マトリックス回路96は出力信号94を受け取り、いかなるクロス結合効果をも補償するように出力信号を調整する。座標変換回路102はクロス結合マトリックス回路96からの出力信号100及びエンコーダ等からの角度入力104を受け取る。座標変換回路102は出力信号100を調整し、静的直交座標系に関する力及びモーメントの成分を提供するようにロードセル10の位置の関数である出力信号108を提供する。
【0034】
図7はスケーリング及び幾何学変換回路90を詳細に示す。高インピーダンスバッファ増幅器110Aないし110Hはスリップリング組立体84から出力信号88を受け取る。次いで、加算器112Aないし112Hはゼロ調整を提供し、一方、好ましくは、調整可能な増幅器114Aないし114Hは出力信号88を個々に調整し、その結果、チューブ21−28上の歪センサ30の位置の壁厚における不一致又はチューブ毎のセンサ30の配置における不一致の如き物理的な差異に関連するいかなる不平衡をも容易に補償することができる。加算器112Aないし112Hは上述の式に従って増幅器110Aないし110Hからの出力信号を組み合わせる。調整可能な増幅器118A、118Dを設けて、加算器116A、116Dからの出力信号が適正な振幅を有するのを補償する。
【0035】
上述のように、クロス結合補償は回路96により提供される。例えば、図8は信号Fのためのクロス結合補償を示す。他の出力信号F、F、M、M及びMの各々は同様にクロス結合効果を補償される。
【0036】
図9は座標変換回路102を詳細に示す。エンコーダ89はRAM(ランダムアクセスメモリー)の如き適当なメモリー120、122内に記憶された正弦及び余弦デジタル値のためのインデックスを提供する。デジタル/アナログ変換器124、126は適当なデジタル値を受け取り、ロードセル10の角度位置を表示する対応するアナログ信号を発生させる。倍率器128Aないし128H及び加算器130Aないし130Dは、静的直交座標系に関する力及びモーメント出力信号108を提供するようにX軸及びZ軸に沿う及びそのまわりでの力及びモーメント出力信号を組み合わせる。
【0037】
この時点で、本発明のロードセル10は図1−5に示す実施の形態に制限されないことに留意すべきである。図10A、10Bは、これまた回転する車輪の力及びモーメントの成分を測定するために使用できる別の形のロードセル300を示す。上述のロードセル10と同様、ロードセル300はまた第1のリング部材304と、第2のリング部材306と、第1のリング部材304を第2のリング部材306に結合する複数の感知チューブ310とで形成される一体の本体302を有する。チューブ310は上述のものと同様の方法で構成され、上述のような感知素子を含む。しかし、この実施の形態においては、第1の環状リング304はロードセル300を車両のスピンドル80に直接固定するために使用できる半径方向内方へ延びる装着フランジ308を含む。特に、環状リング304は車両のスピンドルのスタッド284を受け入れる開口を備え、この場合、ラグナット285が環状リング304を車両のスピンドル80に固定する。この実施の形態においては、円筒状のリム拡張器330が第2の環状リング306を車両のリム70に結合し、ファスナー318について上述したものと同様の方法で第2の環状リング306に装着することができ、この場合、装着素子314は複数のチューブの各々を形成するボアへ開いた開口内に設けられる。別の方法では、溶接の如き他の締結技術を使用できるが、ある形の着脱可能なファスナーが一般に好ましい。
【0038】
図11は、所望なら、ロードセル10、300内に組み込むことのできる過剰運行停止組立体174、176の2つの実施の形態を示す。最初に過剰運行停止組立体174を参照すると、この組立体は第1の環状リング14から第2の環状リング16へ延びるボア75内に固定された延長素子182、184を有する。各延長素子182、184のそれぞれの第1の端部186、188は第1の環状リング14及び第2の環状リング16にそれぞれ固定される。延長素子182、184は、端部190、192が互いに近接して位置するように、ボア170内で互いの方へ延びる。図示の実施の形態においては、延長素子182は僅かな間隙を伴って端部192を受け入れるのに適した形状及び寸法を有するくぼみを備える。ここに示すネジボルトの如きファスナー194は互いに離れるような延長素子182、184の軸方向変位を制限する。ファスナーは延長素子182に設けたボア196を通って僅かな間隙を伴って延び、ネジ開口198を備えた延長素子184に固定される。
【0039】
延長素子182、184は、溶接、蒸着、結着又は接着の如き普通の技術を使用して、第1の環状リング15及び第2の環状リング16の対応する開口内で固定することができる。図示の実施の形態においては、延長素子182、184上並びに第1の環状リング14及び第2の環状リング16に形成した開口上に形成された噛み合うネジ部を使用して、素子を固定する。ファスナー72、78は装着素子75、76に関して上述した方法でネジ部183、185とネジ噛合できる。
【0040】
延長素子182、184はまた、過剰運行ストッパとして機能するほかに、第1の環状リング14と第2の環状リング16との間の熱伝導性分路としても作用することができる。所望なら、熱伝導性を向上させるために、熱的に伝導性のグリースを端部190、192間に設けることができる。
【0041】
組立体176は組立体174と類似しており、第1の環状リング14及び第2の環状リング16に固定されたその第1の端部204、206を有する延長素子200、202を含み、一方、その第2の端部208、210は互いに近接して位置する。この実施の形態においては、ファスナー212はネジボルト214とネジナット216とを有する。ファスナー212は延長素子200の第2の端部208に形成されたボア218を通って僅かな間隙を伴って延びる。ナット216はまた延長素子202の第2の端部に形成されたボア22を通って僅かな間隙を伴って延びる。ナット216はボルト214により延長素子202に固定される。ナット216は延長素子202のボア220よりも大きな寸法の延長フランジからなる部分222を含む。ここでは円錐形状のボア220の内壁とのナット216の延長フランジとの接触が、互いに離れるような延長素子200、220の軸方向変位を制限する。
【0042】
過剰運行ストッパ及び(又は)熱伝導性分路として機能するかによって、組立体174、176のいずれかを、ここに示すロードセル10の複数のチューブ20の如き管状の感知構造体内に、又は、ロードセルが中央のハブから環状リングへ延びる半径方向に指向したチューブを有するような米国特許第5,969,268号明細書(その内容を参照としてここに全体的に組み込む)に開示されたような管状の感知構造体を有する他のロードセル内に組み込むことができる。
【0043】
第2の端部190、192、209、210が各対応するチューブのほぼ中間点に位置するものとして示したが、当業者なら、これが必ずしも必要ではなく、素子の端部の位置をチューブ内に形成されたボアの長さに沿ったどこの位置でも配置できることを認識できよう。図10A、10Bのロードセル300はまた、チューブ304を形成するボアが第1の環状リング304を通って延長される場合は、組立体174、176を含むことができる。
【0044】
好ましい実施の形態を参照して本発明を説明したが、当業者なら、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、形及び詳細について変更を行うことができることを認識できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1Aは、本発明に係るロードセルの側立面図である。
図1Bは、図1Aに示すロードセルの後立面図である。
【図2】
図2Aは、図1Aの2−2線における断面図の一部であり、ロードセル上のセンサの配置を示す概略線図を含む図である。
図2Bは、図1Aの2−2線における断面図の一部であり、ロードセル上のセンサの配置を示す概略線図を含む図である。
【図3】
図3Aは、直交する座標系のまわりで力及びモーメントを測定するために使用される電気回路の概略図である。
図3Bは、直交する座標系のまわりで力及びモーメントを測定するために使用される電気回路の概略図である。
【図4】
図4Aは、タイヤのリムに装着されたロードセルの断面図である。
図4Bは、トランスジューサの前立面図である。
【図5】
タイヤのリムに装着され、スリップリング組立体を含むロードセルの断面図である。
【図6】
コントローラの一般的なブロック線図である。
【図7】
スケーリング及び幾何学変換回路のブロック線図である。
【図8】
クロス結合マトリックス回路の一部の回路線図である。
【図9】
座標変換回路のブロック線図である。
【図10】
図10Aは、タイヤリムに装着されたロードセルの第2の実施の形態の断面図である。
図10Bは、ロードセルの第2の実施の形態の前立面図である。
【図11】
過剰運行停止組立体の2つの実施の形態を示す横断面図である。

Claims (27)

  1. 複数の方向に力及びモーメントを伝達するためのロードセル本体において、
    基準軸線上に中心を持つ中央開口を各々備えた第1のリング部材及び第2のリング部材と;
    上記基準軸線に平行に上記第1のリング部材から上記第2のリング部材へ延びる少なくとも3つのチューブと;
    を備えた一体の組立体を有することを特徴とするロードセル本体。
  2. 選択されたチューブに装着されたセンサを更に有することを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  3. 上記センサが各チューブに装着されたせん断センサ及び軸方向伸長/圧縮センサからなることを特徴とする請求項2に記載のロードセル本体。
  4. 上記第1のリング部材が上記チューブの各ボアへの開口に整合する開口を有することを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  5. 上記第2のリング部材が上記チューブの各ボアへの開口に整合する開口を有することを特徴とする請求項4に記載のロードセル本体。
  6. 上記第1のリング部材に結合された第1の環状リムと、貫通する複数のボアを備えた第2の環状リムと、上記第1の環状リムと上記第2の環状リムとの間を延びる円筒状の支持体とを備えた装着ハブを更に有することを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  7. 各チューブの外表面が矩形でないことを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  8. 各チューブの外表面が複数の対向する表面を含み、上記センサが上記対向する表面に装着されることを特徴とする請求項2に記載のロードセル本体。
  9. 上記外表面が反対方向に向いた第1の対の表面と、反対方向に向いた第2の組の表面とを有し、上記第2の組の表面は、上記第1の組及び当該第2の組の表面が各対応する長手軸線のまわりで交互に位置するように、当該第1の組の表面に対して実質上直交しており、上記センサが該第1及び第2の組の表面に装着されることを特徴とする請求項8に記載のロードセル本体。
  10. 8つのチューブが上記第1のリング部材を上記第2のリング部材に結合し、隣接するチューブの対向する表面は、上記第1の対の対向する表面が同じ方向に向きかつ上記第2の対の対向する表面が同じ方向に向くように、整合することを特徴とする請求項9に記載のロードセル本体。
  11. 上記対向する表面の各々が平坦であることを特徴とする請求項10に記載のロードセル本体。
  12. 各チューブの上記外表面が八角形を形成することを特徴とする請求項10に記載のロードセル本体。
  13. 上記センサが、上記第1の組の対向する表面に装着され、各チューブのための第1のせん断感知回路を含む第1の組のせん断センサと、上記第2の組の対向する表面に装着され、各チューブのための第2の軸方向伸長/圧縮感知回路を含む第2の組の軸方向伸長/圧縮センサとを有することを特徴とする請求項10に記載のロードセル本体。
  14. 上記隣接する対のチューブの各々の上記第1のせん断感知回路が出力信号を提供するように電気的に結合されており、上記隣接する対のチューブの各々の上記第2の軸方向伸長/圧縮感知回路が出力信号を提供するように電気的に結合されることを特徴とする請求項13に記載のロードセル本体。
  15. 上記ボアに整合する上記第1のリング部材の上記開口の少なくともいくつかが装着ネジ部を含むことを特徴とする請求項4に記載のロードセル本体。
  16. 上記ボアに整合する上記第1及び第2のリング部材の上記開口の少なくともいくつかが装着ネジ部を含むことを特徴とする請求項5に記載のロードセル本体。
  17. 上記第1及び第2のリング部材のうちの少なくとも1つに結合された内側の円筒状壁板と;
    上記第1及び第2のリング部材のうちの少なくとも1つに結合された外側の円筒状壁板と;
    を有し、上記複数のチューブが上記内側及び外側の円筒状壁板間に位置することを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  18. 上記内側及び外側の円筒状壁板がシールされた室を形成するように上記第1及び第2のリング部材に結合されることを特徴とする請求項17に記載のロードセル本体。
  19. チューブのボア内で延びる過剰運行制限組立体を更に有することを特徴とする請求項1に記載のロードセル本体。
  20. 上記過剰運行制限組立体が上記第1のリング部材に結合された第1の延長部と、上記第2のリング部材に結合された第2の延長部と、上記第2の延長部からの上記第1の延長部の変位を制限するために当該第1及び第2の延長部材を選択的に結合する結合装置とを有することを特徴とする請求項19に記載のロードセル本体。
  21. 上記第1の延長部材及び上記第1のリング部材が噛み合うネジ部を含み、上記第2の延長部材及び上記第2のリング部材が噛み合うネジ部を含むことを特徴とする請求項20に記載のロードセル本体。
  22. 上記第1及び第2の延長部材の各々が内側ネジ部内に中央くぼみを有することを特徴とする請求項21に記載のロードセル本体。
  23. 上記センサが曲げセンサであることを特徴とする請求項2に記載のロードセル本体。
  24. 複数の方向へ力及びモーメントを伝達するためのロードセル本体を作る方法において、
    材料の単一のブロックから、基準軸線上に中心を持つ中央の開口を備えた第1の環状リングと、基準軸線上に中心を持つ中央の開口を備えた第2の環状リングと、上記第1及び第2の環状リング間を跨ぐ複数の部材とを有する一体の組立体を製造する製造工程と;
    上記第1の環状部材からそこを通して各部材内にボアを形成する工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  25. 上記製造工程が上記部材内に形成された対応するボアに整合する開口を上記第2の環状リング内に形成する工程を有することを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 各半径方向の部材の外表面が矩形でないことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 各半径方向の部材の上記外表面が平坦な表面を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
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