JPH0750417A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0750417A
JPH0750417A JP21354893A JP21354893A JPH0750417A JP H0750417 A JPH0750417 A JP H0750417A JP 21354893 A JP21354893 A JP 21354893A JP 21354893 A JP21354893 A JP 21354893A JP H0750417 A JPH0750417 A JP H0750417A
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JP
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region
layer
substrate
semiconductor device
soi
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JP21354893A
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Shunsuke Inoue
俊輔 井上
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアの高移動度とキャリアの寿命の短縮
化との両立を図った半導体装置を得る。 【構成】 絶縁面上の半導体薄膜の少なくとも一部を活
性領域102として用いる半導体装置において、前記活
性領域102の少なくとも一部に接する、キャリアライ
フタイムが前記活性領域より小さい低ライフタイム領域
120を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に絶縁面上の半導体薄膜の少なくとも一部を活性領域と
して用いる半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁基板上の薄膜半導体層を用いる半導
体装置の中でも、近年、ガラス基板又は石英基板上にシ
リコン薄膜を用いたTFT(Thin Film Tr
ansistor)をマトリクス状に配置し、液晶をア
クティブに駆動する所謂液晶表示パネルは、その利用分
野の広さにより、集積性、性能を大いに向上させてい
る。
【0003】液晶表示装置の画素数が増加し、画面が大
きくなると、液晶の駆動回路にはより大きなドライブ能
力が必要とされる。駆動回路には一般にMOSFETが
用いられるので、駆動能力を向上させるために半導体層
のキャリア移動度を大きくする努力が払われている。半
導体層として一般に用いられるポリシリコン又はアモル
ファスシリコンのキャリア移動度は、電子移動度がそれ
ぞれ1〜100cm2 /v・s、0.1〜1cm2 /v・s
であり、単結晶と比べて数分の1から数百分の1であ
る。これらを向上させるためには、 ポリシリコン、アモルファスシリコンの堆積方法の
工夫 低温の長時間アニールによるラージグレイン化 レーザー再結晶による単結晶化 などの方法がある。特に、の方法によれば、単結晶と
ほぼ同じ移動度が得られる。
【0004】一方、直接単結晶を用いる方法もある。即
ち、単結晶層が絶縁性基板上に形成されたSOI基板を
用いることで、〜の処理なしに単結晶並の移動度が
得られる。SOI基板を得る方法としては、例えばSI
MOX法、基板どうしの貼り合わせによる方法等が知ら
れている。SOI基板を用いたNMOSFETの断面図
を図27、そのI−V特性を図28に示す。NMOSF
ETは、絶縁性基板201上のp型チャネル領域20
2、n+ 型ソース領域205、n+ 型ドレイン領域20
4、ゲート絶縁膜211、ポリシリコンゲート208に
より構成されている。210はソース電極、209はド
レイン電極であり、NMOSFETのまわりは絶縁膜2
03で囲われ、表面側は層間絶縁膜206、表面保護膜
207で覆れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のMOSFETで
は、ドレイン−ソース電圧が高くなると、ドレイン近傍
のチャネルで発生したホールがp型層202に蓄積し、
p型層202のポテンシャルを上昇させる。この結果、
チャネル表面のしきい値が下降し、電流を増大させる。
更に蓄積が進むと、ソースn+ 部205とp型層202
との間の内蔵電位が0に近くなり、ソース側からチャネ
ルに電子が注入され、さらにp型層のポテンシャルが上
昇するという正のフィードバック効果により、NMOS
FETのドレイン電流を急激に増大させ、耐圧を劣化さ
せる。
【0006】上記のポテンシャル上昇は、p型層中のホ
ールの寿命に大きく依存し、寿命が長くなると、ポテン
シャル上昇が起こりやすい。従って、ポリシリコンTF
Tにおいて、ポリシリコン中のキャリア移動度を上昇さ
せるために結晶性を向上させてゆくと、同じ構造でのト
ランジスタの耐圧は、劣化してゆく。
【0007】この様なポテンシャル上昇を抑制させる方
法として、FETの側方よりp型チャネルのコンタクト
をとる方法がある。この“基板コンタクト”により、チ
ャネル部に蓄積したホールを有効にはき出すことができ
る。
【0008】しかしながら、上記の方法でも、FETの
チャネル幅(W)が大きいとコンタクトから遠いチャネ
ル部のホールが排出しにくくなるという問題を生じる。
その結果、図28に示す様に、FETのチャネル幅
(W)が大きくなるにつれ、基板コンタクトの効果が薄
れてゆく。図28で示す様に、チャネル長(L)が1μ
mのNMOSFETでも5ボルト以上のソース・ドレイ
ン耐圧が得られない。
【0009】以上より、従来のNMOSFETの課題
は、 チャネル部のポテンシャル上昇により充分なソース
・ドレイン耐圧が得られない。
【0010】 基板コンタクトをとるとコンタクト部
形成のために余分な面積をとり、集積化の障害となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
絶縁面上の半導体薄膜の少なくとも一部を活性領域とし
て用いる半導体装置において、前記活性領域の少なくと
も一部に接する、キャリアライフタイムが前記活性領域
より小さい低ライフタイム領域を設けたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明は、活性領域の少なくとも一部に接す
る、キャリアライフタイムが前記活性領域より小さい低
ライフタイム領域を設けることにより、キャリアの高移
動度とキャリアの寿命の短縮化との両立を図ったもので
ある。本発明によれば、例えば、高移動度と高耐圧とを
両立したMOSFETを提供し、高集積、高性能のSO
I集積回路又は液晶表示装置を実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 〈第1の実施例〉本発明の第1の実施例を図1(a),
(b)を用いて説明する。図1(a)は本発明によるN
MOSFETの断面図、図1(b)は図1(a)のNM
OSFETのI−V特性である。
【0014】図1(a)のNMOSFETは、絶縁性基
板101上のp型チャネル領域102(活性領域とな
る)、n+ 型ソース領域105、n+ ドレイン領域10
4、ゲート絶縁膜111、ポリシリコンゲート108に
より構成されている。110はソース電極、109はド
レイン電極であり、NMOSFETのまわりは絶縁膜1
03で囲われ、表面側は層間絶縁膜106、表面保護膜
107で覆われている。
【0015】本実施例における本発明の特徴は、ソース
−チャネル−ドレインを形成している半導体層のうち、
ゲート絶縁膜108に近い表面側を単結晶又はそれに準
ずる結晶性を有するものとし、絶縁性基板101に近い
部分を多結晶、アモルファスなどの低ライフタイム層1
20とした点にある。
【0016】以下、本実施例のNMOSFETの動作を
説明する。ゲート電極108の電位を上昇させ、チャネ
ル領域102表面にn型チャネルを誘起し、ドレイン→
ソースに電流を流す動作は図27に示した従来例と全く
同じである。ドレイン−ソース間電圧VDSと、ゲート−
ソース間電圧VGSとの関係がVDS>VGS−VT (但し、
T はチャネル領域102の反転電圧)となると、NM
OSFETは5極管領域に入り、チャネル領域102の
うちドレイン領域104近傍に電界が集中する。高電界
中にチャネルを流れる電子が注入されると衝突電離を起
こし、ホール/電子対を発生する。発生したホールはポ
テンシャルの関係でp型チャネル領域102に蓄積さ
れ、やがて消滅する。従来例で述べた様に高品質のSO
I−NMOSFETではホールの寿命が長いために、蓄
積がすすみやがてp型チャネル領域のポテンシャルを上
昇させるので耐圧劣化、しきい値変動をひきおこす。本
実施例においては、低ライフタイム層120がホールの
蓄積を抑制する働きをする。即ちホールは低ライフタイ
ム層120で即座に消滅するので、キャリアの蓄積によ
る耐圧劣化、VT 変動を抑制できる。
【0017】図1(b)は、低ライフタイム層120の
ホールの寿命τh をパラメータとして、ドレイン電流
(ID )対ドレイン−ソース電圧(VDS)の関係を示し
たものである。τh が短いほど、ドレイン電流の飽和性
が良く、ドレイン−ソース間の耐圧が高いことがわか
る。また、図28の従来例で見られた様なゲート幅に対
する依存性もない(τh =10-9(sec))。
【0018】なお、図1(a)の構造では、チャネル−
ドレインのpn接合に生じる空乏層中からの発生電流が
懸念される。即ち、空乏層のうち、低ライフタイム層1
20を含む領域は、キャリアの発生ライフタイムも短く
なるためにpn接合に通常より大きな逆方向電流を生じ
させる。本実施例では、この影響を極力小さくするた
め、低ライフタイム層120の厚さをチャネル領域10
2の厚さに比べて数分の1から数十分の1と充分小さく
した。その結果、チャネルOFF時のドレイン−ソース
リーク電流は図27の従来例より数倍の増加程度に抑え
られた。このレベルは実用上ほとんどさしつかえない。
また、低ライフタイム層120を薄くしてもホール消滅
の効果は不変であった。
【0019】次に、図2〜図8を用いて、図1(a)の
構造を実現する方法を説明する。本実施例においては、
SOI基板は、ELTRAN法(基板どうしを貼り合わ
せてSOI基板を作製する方法の1つであり、例えば、
特開平5−21338号公報に開示されている。)を応
用して作製した。図2にはシリコン単結晶基板301が
示されている。図3に示すように、HFとC2 5 OH
の混合溶液中で単結晶基板301表面を陽極化成するこ
とにより、多孔質シリコン層302を形成する。次に図
4に示すように、エピタキシャル成長炉でノンドープの
シリコンエピタキシャル層303を多孔質シリコン層3
02上に成長させる。シリコンエピタキシャル層303
の厚さは、MOSFETを形成する単結晶の厚さに応じ
て任意に選べるが0.5〜5μm程度が適当である。
又、エピタキシャル形成層の前に多孔質シリコン302
表面を400℃〜500℃で60分間程酸化しておく
と、エピタキシャル成長中に多孔質シリコンが構造変化
を起こしにくい。次に図5に示すように、表面に絶縁層
304を有するシリコン単結晶基板305を用意し、そ
の上にポリシリコン306を堆積し、絶縁層304表面
と、エピタキシャル層表面303を貼り合わせた。基板
としては表面が絶縁されたものであり、高温に耐えられ
るものであればよく、例えば石英基板なども可能であ
る。またポリシリコン表面に軽い研磨を施せば平坦性が
向上し、ボイドを生じない。貼り合わせた後、700℃
以上の熱処理をおこなうことで、貼り合わせの密着性は
向上する。次に図6に示すように、グラインディングと
ウェットエッチングにより、単結晶シリコン基板30
1、多孔質シリコン層302を順次除去する。多孔質シ
リコンを選択的に除去する溶液としては、H2 2 とH
Fとの混合液を好適に用いることができる。以上により
表面に薄い単結晶層303を有するSOI基板が完成し
た。
【0020】次にこの基板を用いてMOSFETを形成
する。まず、図7に示すように、選択酸化により単結晶
シリコン層102(エピタキシャル層303に対応す
る)及びポリシリコンによる低ライフタイム層120
(ポリシリコン306に対応する)を選択的に酸化し、
分離層103を形成する。なお、図7においては、図6
の絶縁層304及び単結晶シリコン305をまとめて、
絶縁性基板101と記してある。次にボロンのイオン注
入、熱拡散をおこない、単結晶シリコン層102及び低
ライフタイム層120をp型とする。次に図8に示すよ
うに、ゲート酸化膜111を形成し、ポリシリコンゲー
ト電極108を堆積、パターニングする。ポリシリコン
ゲート電極108は、所望のしきい値に応じ、n型又は
p型にドーピングしておく。ゲート電極108をマスク
にして、ヒ素又はリンをイオン注入し、活性化熱処理を
おこないソース領域105、ドレイン領域104を形成
する。
【0021】更に絶縁層106を堆積後、ドレインソー
スのコンタクト孔を空け、アルミニウムを堆積、パター
ニングしソース電極110、ドレイン電極109を形成
する。最後にシリコン窒化膜などの保護膜107を堆積
し、図1(a)の構造を得る。
【0022】なお、図5で低ライフタイム層となるポリ
シリコン306は絶縁膜304を堆積した基板305上
に堆積させたが、エピタキシャル膜303上に堆積して
もよい。
【0023】又、NMOSFETはソース,ドレインの
+ 層とp型チャネル層102が直接隣接する所謂シン
グル・ドレイン構造としたが、両者の間に電界緩和のた
めのn- 層を挿入する“LDD構造”も可能であり、本
発明の効果を充分に発揮する。
【0024】又、PMOSFETでも同様の構造をとる
ことができ、発明の効果は発揮されるものの、元来PM
OSFETはドレイン−チャネル近傍でのキャリア発生
はNMOSFETより2ケタほど小さいため、より微細
なトランジスタで大きな効果が発揮される。
【0025】更に、低ライフタイム層120の形成法と
して、酸素のイオン注入による方法がある。即ち、SO
I基板製造工程の図5において、ポリシリコン3406
を使用せず、単結晶のみのSOI基板を作製した後、単
結晶表面より酸素イオンをイオン注入する。酸素イオン
の注入深さにより、低ライフタイム層の厚さを決める。
またイオン注入量により酸素濃度を抑制し、ライフタイ
ムを決めることができる。一例として、酸素イオンを1
×1014(個/cm-2)注入し、1000℃×6hour
の熱処理をすることで、ホールのライフタイムを単結晶
層の約10分の1とすることができる。
【0026】本実施例の効果を列挙すると、 SOI−MOSFETの課題であった低耐圧を解決
でき、サブミクロンの超微細のMOSFETでも充分な
ソース・ドレイン耐圧が得られる。
【0027】 チャネル部のコンタクトをとらなくと
もチャネル部の電位が上昇することがないので、MOS
FETのしきい値変動が起こらない。従って回路動作の
不安定を生じない。またチャネル部のコンタクト、配線
に要する面積が不要であるので、回路を微細化できる。
実際に10万個のMOSFETを有する回路で20〜4
0%のチップ面積縮小効果があった。
【0028】 TFTを用いたマトリクス型液晶表示
装置に本実施例の構成を用いると、高駆動力・高耐圧の
液晶駆動回路を集積した液晶表示装置を提供できる。単
結晶シリコンの移動度が得られるので、トランジスタサ
イズを従来の10分の1に縮小できる。また多数の画素
を駆動することが可能となったので、高密度、高階調の
液晶表示パネルを実現できる。
【0029】 本実施例はあらゆる作製法によるSO
I基板に適用できる。特に、ELTRAN法によれば、
結晶欠陥のない、均一なSOI基板を本発明に適用でき
るので、SOIを用いたMOS集積回路を高歩留り、再
現性良く製造することが可能となる。
【0030】 ポリシリコンの堆積条件、酸素イオン
の注入条件を適当に選択することで、低ライフタイム層
のライフタイムを制御することができる。従って、接合
リークと耐圧の組合せを回路の仕様に応じて最適化する
ことが可能となる。
【0031】 トランジスタの耐圧、I−V特性のゲ
ート幅依存性が解消され、回路設計の制約がなくなり、
回路設計の自由度が増す。従ってSOI基板でより複雑
な回路が実現できる。
【0032】 従来SOI集積回路の製造工程で困難
であった不純物ゲッタリング効果が得られる。即ち、S
OI基板を用いた集積回路の製造中に混入する重金属、
アルカリ金属などの汚染不純物がポリシリコン又は酸素
注入層に有効に集められ、MOSFETの表面付近への
汚染の影響が極力排除できる。これはやはり歩留りの向
上、MOSFETの信頼性の向上に寄与する。 〈第2の実施例〉本発明の第2の実施例を図9,図10
を用いて説明する。
【0033】本実施例は、レーザー再結晶化法を用い
て、単結晶/ポリシリコンの2層膜を得て、ポリシリコ
ン層を低ライフタイム層として利用するものである。
【0034】図9に示すように、絶縁性又は透明基板4
01上にポリシリコン402を2000〜10000Å
堆積する。次にレーザー照射により、ポリシリコン40
2の一部を再結晶化する。従来、再結晶化は、全てのポ
リシリコンが単結晶化するエネルギーを与えるが、本実
施例においては、エネルギーを従来の半分以下とするこ
とで、ポリシリコン402の一部をポリシリコン層とし
て残し、他を単結晶化する。その結果、図10に示す様
に、単結晶層402bとポリシリコン層402aを得
た。この基板を第1の実施例で示したMOSFETの製
作に応用したところ、第1の実施例と同様な効果が得ら
れた。
【0035】本実施例によれば、従来より用いられてい
るレーザー再結晶化のレーザー出力の調整のみで、簡便
にSOI基板を作製することができる。 〈第3の実施例〉本発明の第3の実施例を図11を用い
て説明する。
【0036】本実施例は、ソース領域505、ドレイン
領域504の接合を単結晶シリコン内に設け、低キャリ
ア層520内への空乏層の広がりを極力抑えた例であ
る。単結晶層502の厚さを2000〜8000Å、低
ライフタイム層520の厚さを500〜2000Åとし
た。また第1,第2の実施例と同様に、ゲート酸化膜5
11上のポリシリコンをゲート電極508としている。
分離層503は図11では、表面から基板501に達し
ているが、必ずしもその必要性はない。また第1の実施
例と同様低ライフタイム層520を酸素イオンの注入に
より形成することも可能である。またPMOSFETに
適用できることも言うまでもない。
【0037】本実施例によれば、ソース・ドレインのp
n接合間に伸びた空乏層が低ライフタイム層520内に
入りにくいので、MOSFETのリーク電流を従来と同
レベルに維持したまま、第1の実施例で説明した本発明
による効果を享受できる。 〈第4の実施例〉本発明の第4の実施例を図12〜図1
4を用いて説明する。
【0038】本実施例は、図12に示すように、低ライ
フタイム層620をゲート電極608の直下のみに配置
し、ソース領域605、ドレイン領域604から離した
例である。NMOSFETはゲート電極608、ゲート
絶縁膜611、p型チャネル領域602、n+ 型ソース
領域605、ドレイン領域604より成り、基板601
上に形成され、分離層603により、隣接素子と分離さ
れている。
【0039】図13,図14は本実施例のSOI基板の
作製法を示している。図13に示すように、シリコン基
板600上に開口部620をあけた後、ポリシリコン6
21を全面に堆積し、図14に示すように、エッチバッ
ク、或いは研磨により、開口部以外のポリシリコンを除
去する。この基板600を別に用意した基板601と貼
り合わせた後、基板600側を研磨し、所望のSOI基
板を得る。基板600として、多孔質層上に成長させた
エピタキシャル層を有する基板を用いれば、第1の実施
例と同様にして、膜厚の均一な高品質SOI基板が得ら
れる。
【0040】また、図14の構造を得る方法として、シ
リコン基板600にフォトリソグラフィーと酸素イオン
注入法を用いて、低ライフタイム層620を形成するこ
とができる。本実施例がPMOSFETにも適用できる
ことは言うまでもない。
【0041】本実施例によれば、ソース、ドレインpn
接合の空乏層が低ライフタイム層に伸びにくく、かつn
+ 型層が基板601に達しているので、MOSFETの
リーク電流、接合容量を従来と同じレベルに維持したま
ま、第1の実施例で説明した本発明による効果を享受で
きる。 〈第5の実施例〉本発明の第5の実施例を図15〜図1
9を用いて説明する。
【0042】本実施例では、低ライフタイム層720を
基板701に埋め込んだ構造をとることにより、MOS
FETのリーク電流を極力抑えている。図15において
701は基板、720は低ライフタイム層、702はp
型チャネル領域、705はn+ ソース領域、704はn
+ ドレイン領域、711はゲート絶縁膜、708はポリ
シリコンゲート電極、703は分離層である。チャネル
領域702とドレイン領域704間に生ずる空乏層は、
低ライフタイム層720にほとんどかからないのでリー
ク電流の増加量は従来例の数十%増に抑えられる。
【0043】図16〜図19は図15の作製方法を示す
図である。SOIの単結晶はELTRAN法により作製
した。即ち、図16に示すように、単結晶シリコン基板
730表面をHFとC2 5 OH混合溶液中で陽極化成
することで、多孔質シリコン層731を得る。次に図1
7に示すように、多孔質シリコン層731上にエピタキ
シャル成長により、エピタキシャル単結晶層732を形
成する。一方、貼り合せに用いるもう1枚の基板とし
て、図18に示すように、絶縁性基板701上に開口部
720を設け、ポリシリコン721を全面に堆積した。
次に図19に示すように、研磨法又はエッチングによ
り、開口部720以外のポリシリコン721を除去す
る。開口部のポリシリコンが低ライフタイム層となる。
次に図17のエピタキシャル面と図18の低ライフタイ
ム層面を貼り合わせ面として貼り合わせ、700℃以上
の熱処理をおこない密着度を向上させる。その後、単結
晶基板730、多孔質シリコン層731を順次除去し
て、所望のSOI基板とする。図15の構造は、低ライ
フタイム層720を位置合わせマークとして従来例と全
く同じ工程で作製することができる。本実施例もPMO
SFETに適用できることは言うまでもない。
【0044】本実施例によれば、ソース、ドレインpn
接合の空乏層が低ライフタイム層にほとんど伸びること
がなく、かつn+ 型層が基板701に達しているので、
MOSFETのリーク電流、接合容量を従来例と同じレ
ベルに維持したまま第1の実施例で説明した本発明によ
る効果を享受できる。 〈第6の実施例〉本発明の第6の実施例を図20〜図2
2を用いて説明する。
【0045】本実施例では、低ライフタイム層をウエハ
全面に残し、ソース領域805、ドレイン領域804を
チャネル領域802より上部にもちあげ、ソース−ドレ
イン抵抗を小さくした。
【0046】図20において、801は基板、820は
低ライフタイム層、802はp型チャネル領域、805
はn+ ソース領域、804はn+ ドレイン領域、811
はゲート絶縁膜、808はポリシリコンゲート電極、8
03は分離層である。ソース,ドレインはチャネルより
上部にもちあがっており、充分な厚さをとれるので抵抗
が従来例より低い。また空乏層が低ライフタイム層に伸
びにくく、かつ、短チャネルに強い構造となっている。
【0047】図21,図22は図20の作製工程の簡略
図である。801は絶縁性基板、820はポリシリコン
又は酸素イオンをドープした低ライフタイム層、802
は単結晶シリコンであり、イオン注入により、p型にド
ープしてある。図21に示すように、ゲート電極を埋め
込む領域に開口部803を設ける。次に、図22に示す
ように、選択酸化により絶縁分離層804を形成する。
次に表面を酸化してゲート酸化膜811を形成する。次
にポリシリコンを堆積し、ゲート電極808を形成す
る。イオン注入法及び熱処理によりソース・ドレインの
+ 型層805,804を形成して図20の構造を得
る。
【0048】SOI基板はELTRAN法、レーザー再
結晶法、研磨法などが適用できる。又、本構造をPMO
SFETにも同様に適用できる事は言うまでもない。
【0049】本実施例によれば、ドレイン−チャネル間
の空乏層が低ライフタイム層にほとんど伸びず、かつ第
1の実施例よりソース抵抗、ドレイン抵抗が小さく、短
チャネル効果が抑制されたNMOSFETを提供でき
る。 〈第7の実施例〉本発明の第7の実施例を図23〜図2
6を用いて説明する。
【0050】本実施例では、低ライフタイム層を1つの
NMOSFETの半導体領域をとり囲む様に形成した。
【0051】図23(a)は本実施例のNMOSFET
の平面図、図23(b)は(a)のAA′断面図、図2
3(c)は(a)のBB′断面図である。
【0052】活性層902は絶縁性基板901上に形成
され、トランジスタの周囲は一部がエッチング除去さ
れ、絶縁分離膜903で囲まれている。トランジスタ周
辺の段差部には低ライフタイム層920がトランジスタ
を囲む層に形成され、例えばBB′断面図に見られる様
に、チャネル幅方向の側方において活性層902と接し
ている。MOSFETはゲート電極908、その直下の
ゲート絶縁膜911、及びゲート電極の両側、活性層内
にソース領域905、ドレイン領域904が形成されて
いる。
【0053】なお、本実施例においては、低ライフタ
イム層920が活性層902と接する部分を増大させる
ために、分離層903の直下に活性層と接続している半
導体領域を残し、ホールの排出を効率よく行うために
ソース領域905、ドレイン領域904のpn接合を基
板901から離し、n+ ソース,ドレインを低ライフ
タイム層間で電流リーク、耐圧低下が起こらない様にソ
ース,ドレインと低ライフタイム層とを離しているが、
〜の構成のいずれも本実施例に必須な条件ではな
い。
【0054】次に図24〜図26を用いて、本実施例の
作製方法を説明する。図24は絶縁基板901上に半導
体薄膜層が設けられた基板を示す。この薄膜層はMOS
FETの活性層902となる。次にトランジスタとなる
領域をレジスト等で覆い、周囲の半導体薄膜層を一部エ
ッチング除去する。前述した様に、絶縁性基板が露出す
るまで、半導体薄膜層を完全に除去してもよい。次に図
25に示すように、全面に半導体薄膜の段差程度の厚さ
のポリシリコン920を堆積する。これが後に低ライフ
タイム層となる。次に異方性エッチングにより平坦部の
ポリシリコン920を除去し、段差部にポリシリコン9
20を残存させる。この方法はLDD(Lightly Doped
Drain )のMOSFETの作製方法で用いられ、LSI
製造において充分確立した技術である。その後、選択酸
化、或は絶縁膜の埋め戻し技術等により、トランジスタ
領域の周囲を絶縁分離膜で覆う。
【0055】その後、酸化によりゲート酸化膜、ポリシ
リコンの堆積、パターンニングによりゲート電極を形成
し、図23(a)〜(c)の構造を得る。
【0056】本実施例は、低ライフタイム層を後から形
成できるので、比較的簡便な工程でMOSFETの耐圧
向上効果が得られる利点がある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアの高移動度とキャリアの寿命の短縮化との両立
を図ることができる半導体装置を提供できる。
【0058】より具体的には、本発明をSOI−MOS
FETに用いた場合、次の効果を得ることができる。
【0059】 SOI−MOSFETの課題であった
低耐圧の問題を解決できる。サブミクロンの超微細のM
OSFETでも充分なソース・ドレイン耐圧が得られ
る。
【0060】 チャネル部のコンタクトをとらなくと
もチャネル部の電位が上昇することがないので、MOS
FETのしきい値変動が起こらない。従って回路動作の
不安定を生じない。またチャネル部のコンタクト、配線
に要する面積が不要であるので、回路を微細化できる。
実際に10万個のMOSトランジスタを有する回路で2
0〜40%のチップ面積縮小効果があった。
【0061】 TFTを用いたマトリクス型液晶表示
装置に本発明を用いると、高駆動力・高耐圧の液晶駆動
回路を集積した液晶表示装置を提供できる。単結晶シリ
コンの移動度が得られるので、トランジスタサイズを従
来の10分の1に縮小できる。また多数の画素を駆動す
ることが可能となったので、高密度、高階調の液晶表示
パネルを実現できる。
【0062】 本発明はあらゆる作製法によるSOI
基板に適用できる。特に、ELTRAN法によれば、結
晶欠陥のない、均一なSOI基板を本発明に適用できる
ので、SOIを用いたMOS集積回路を高歩留り、再現
性良く製造することが可能となる。
【0063】 ポリシリコンの堆積条件、酸素イオン
の注入条件を適当に選択することで、低ライフタイム層
のライフタイムを制御することができる。従って、接合
リークと耐圧の組合せを回路の仕様に応じて最適化する
ことが可能となる。
【0064】 トランジスタの耐圧、I−V特性のゲ
ート幅依存性が解消され、回路設計の制約がなくなり、
回路設計の自由度が増す。従ってSOI基板でより複雑
な回路が実現できる。
【0065】 従来SOI集積回路の製造工程で困難
であった不純物ゲッタリング効果が得られる。即ち、S
OI基板を用いた集積回路の製造中に混入する重金属、
アルカリ金属などの汚染不純物がポリシリコン又は酸素
注入層に有効に集められ、MOSFETの表面付近への
汚染の影響が極力排除できる。これはやはり歩留りの向
上、MOSFETの信頼性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例によるSOI−
NMOSFETの断面図である。(b)は本発明の第1
の実施例によるSOI−NMOSFETのI−V特性で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図5】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図6】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図7】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図8】本発明の第1の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図9】本発明の第2の実施例によるSOI−NMOS
FETの製造工程図である。
【図10】本発明の第2の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるSOI−NMO
SFETの断面図である。
【図12】本発明の第4の実施例によるSOI−NMO
SFETの断面図である。
【図13】本発明の第4の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図14】本発明の第4の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図15】本発明の第5の実施例によるSOI−NMO
SFETの断面図である。
【図16】本発明の第5の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図17】本発明の第5の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図18】本発明の第5の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図19】本発明の第5の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図20】本発明の第6の実施例によるSOI−NMO
SFETの断面図である。
【図21】本発明の第6の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図22】本発明の第6の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図23】(a)は本発明の第7の実施例によるSOI
−NMOSFETの平面図、(b)は(a)はAA′断
面図、(c)はBB′断面図である。
【図24】本発明の第7の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図25】本発明の第7の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図26】本発明の第7の実施例によるSOI−NMO
SFETの製造工程図である。
【図27】従来例によるSOI−NMOSFETの断面
図である。
【図28】従来例によるSOI−NMOSFETのI−
V特性である。
【符号の説明】
101,501,601,701,801,901 絶
縁性基板 102,602,702,802, p型チャネル領域 103,503,603,703,803,903 絶
縁分離膜 104,504,604,704,804,904 n
+ ドレイン領域 105,505,605,705,805,905 n
+ 型ソース領域 106 層間絶縁膜 107 表面保護膜 108,508,608,708,808,908 ゲ
ート電極 109 ドレイン電極 110 ソース電極 111,511,611,711,811,911 ゲ
ート絶縁膜 120,520,620,720,820,920 低
ライフタイム層 502 単結晶層 902 活性層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/12 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁面上の半導体薄膜の少なくとも一部
    を活性領域として用いる半導体装置において、 前記活性領域の少なくとも一部に接する、キャリアライ
    フタイムが前記活性領域より小さい低ライフタイム領域
    を設けたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置は前記活性領域をチャネ
    ル領域として用いるN型絶縁ゲート電界効果トランンジ
    スタである請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記活性領域は前記低ライフタイム領域
    と同じ半導体物質をレーザー再結晶化して形成した請求
    項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記低ライフタイム領域はポリシリコン
    である請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記低ライフタイム領域はアモルファス
    シリコンである請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記低ライフタイム領域は、単結晶シリ
    コン中に酸素イオン注入して形成した請求項1記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置は絶縁面上に前記低ライ
    フタイム領域、前記活性領域を積層する構造をとり、該
    構造は絶縁性基板と半導体基板との貼り合わせにより形
    成した請求項1記載の半導体装置。
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