JPH07503210A - 重量トラックのためのホイールハブおよびブレーキディスク構成 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラックのた　のホイールハブおよび ブレーキデ　スフ 本発明は、軸部分に回転可能に担持され、ブレーキディスクが回転不可能に取り 付けられる領域を呈するハブを備えた車両ホイールのためのホイールハブおよび ブレーキディスク構成に関する。

従来、ディスクブレーキは、重さが約１６トンまでの車および商業車両にのみ専 ら用いられてきた。最も重量の重し１クラスのトラックに対しては、ブレーキ効 果を与えるブレーキシューとの組み合わせで、極端に大きな制動トルク（約２０ ００　ｋ　ｐ　ｍ　）が問題を生じることから、現在まではドラムブレーキがほ ぼ独占的に用いられてきた。さらに詳しく言えば、これらの問題は、２つの面に よるものである。第１に、ブレーキディスク摩擦面の、ディスクハブの温度より も必然的に高い温度への激しい加熱が、ハブを破損しうる熱応力をハブに加える 。第２に、ディスクの加熱が、温度上昇にさらされるべきではない例えばハブの ベアリングアセンブリのような内部構成要素への、ディスクからハブを介しての 熱伝達を引き起こす。これらの要因は共に、大きな熱応力の発生につながり、こ のことが、その利用を、ディスクの温度を受け入れ可能なレベルに限定すること のできる用途に限られたものにしていた。

一般に、本発明の目的は、最大重量クラスの車両に対して従来用いられてきたド ラムブレーキに代わることのできるハブおよびブレーキディスク構成を開発する ことにあるといえる。

すなわち、ベアリング等の熱を感じやすい構成要素を、ブレーキ動作においてブ レーキディスクが極端に加熱されている間の有害な熱負荷にさらすことのないよ うに形成された、請求項１の前文にしたがった型のハブおよびブレーキディスク 構成を提供することをその目的とする。本発明にしたがって、このことが、ハブ においてブレーキディスク支持領域の径方向内側に配置される、ハブの１側部に 開口する円形状の溝を設けることによって達成される。この円形状の溝は、ディ スクの径方向内側に配置されるベアリング等の熱を感じやすい構成要素へのディ スクからの熱伝達を抑制する役目をしている。

本発明を、例を用い、かつ本発明にしたがったハブおよびブレーキディスク構成 を備えたホイールアクスルの部分断面立面図を示す添付の図面と照らし合わせて 説明する。

図において、１はトラックの剛性前車軸の外側端を示す。

この車軸の端は、キングピン３が取り付けられる円錐状の凹部２を示している。

スタップアクスルアセンブリ４が、キングピン３に回動自在に担持されている。

スタップアクスルアセンブリ４は、ホイールハブ６がベアリングアセンブリ７に よって担持されるスタップアクスル５を備えている。ハブ６は、ブレーキディス ク８およびスタップアクスルアセンブリ４、図示しないブレーキキャリパまたは 作動機構を、担持している。

従来の最も一般的な方法によるブレーキディスクの取り付け、すなわち、ハブ上 のフランジにディスクをねじで固定するのに代えて、本発明の実施例によれば、 ディスクは噛合い接続によってハブに付けられる。

図示した実施例においては、ディスク８は、噛合い状態でハブ６に付けられてい る。これを達成するために、ハブ６は真円からはずれた横断面を有する中央領域 を備えている。より正確には、この領域には、狭い間隔のＶ字型の尾根１ｏおよ び谷１１が設けられている。ブレーキディスク８の径方向内側ハブ領域１２は、 ハブの尾根１０および谷１１と共働するようにされた対応する谷１３および尾根 １４を備えている。

ブレーキディスク８の加熱中において、熱膨張を低レベルに維持しなければなら ない例えばベアリング７といった、大きな熱応力にさらされるべきではない構成 要素へのハブ６を介してのディスクからの熱伝達を制限するために、ハブ６にお いて尾根１０を有するブレーキディスク支持領域の径方向内側に、円形溝２３が 設けられている。この円形溝は、キングピン３に面するハブの端から、ホイール ３１のための固定フランジ３０まで延び、ハブ６の円筒状部分３２の厚さの約３ 分の１に相当する幅を有している。このように、熱伝達路が完全な放射状である 固体ハブに比較して、かなり大きなディスク８からベアリングへの熱伝達路が得 られる。図示した実施例においては、ベアリング７が、ディスク８の径方向の直 ぐ内側に配置されているから、ハブの２つの同軸部分３３および３４は、基本的 には同じ軸方向の広がりを有している。単一のベアリングアセンブリの代わりに ２つの別個のベアリングを有し、２つのベアリングがホイールに向かって外向き に軸方向に変位する図示しない実施例においては、内側ハブ部分３４が内側ベア リングの軸方向内側端よりも延び出すことを必要としないから、内側ハブ部分３ ４を外側よりも短くすることができる。

ディスク８は、尾根１０の溝２４に配置されたロックリング２５、ばねウオッシ ャ−２６、およびハブの内側端に向がって形成される満２７に配置されるロック リング２８によってハブ６に取り付けられている。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ。

ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎ。

、　ＮＺ、　ＰＬ、　ＰＴ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＳＥ、　ＳＫ。

ＵＡ、　ＵＳ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．軸部分に回転可能に担持されるハブを備え、このハブがブレーキディスクが 回転不可能に取り付けられる領域を呈する車両ホイールのためのホイールハブお よびブレーキディスク構成において、ハブ（２）の１側部に開口する円形状溝（ ２３）が、ハブ（６）においてブレーキディスク支持領域の径方向内側に設けら れていることを特徴とするホイールハブおよびブレーキディスク構成。
2. ２．ホイールハブ（６）がホイール（３１）がねじで固定される放射状のフラン ジ部（３０）に連なるほぼ円筒状のハプ部分（３２）を備えること、および円形 状溝（２３）がフランジ部分まで円筒状部分全体を通って延びていることを特徴 とする請求項１に記載の構成。
3. ３．円形状溝（２３）が、フランジ部分とは反対向きの円筒状ハブ部分の端に開 口することを特徴とする請求項２に記載の構成。
4. ４．円形状溝（２３）が、ハブ（６）の円筒状部（３２）の厚さのほぼ３分の１ に相当する幅を有することを特徴とする請求項２または３に記載の構成。
5. ５．ハブのブレーキディスク支持領域が、フランジ部（３０）とは反対に面する ハブ部分の端まで基本的には延びる狭い間隔のＶ字型尾根（１０）および谷（１ １）を備えていることを特徴とする請求項２から４までのいずれかに記載の構成 。
6. ６．円形状溝（２３）が、スタッブアクスル（５）に担持されるペアリングアセ ンブリ（７）の径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項１から５ま でのいずれかに記載の構成。
7. ７．ハブのブレーキディスク支持領域およびベアリング（７）が、ほぼ共通の放 射状面に存在することを特徴とする請求項６に記載の構成。
8. ８．ベアリングが、ブレーキディスク支持領域によって占められる平面に対して 軸方向に変位する放射状面に存在することを特徴とする請求項６に記載の構成。
9. ９．円形状溝の径方向内側に位置するハブの部分が、ブレーキディスク支持領域 のものよりも短い軸方向の延長部を有することを特徴とする請求項８に記載の構 成。