JPH07503179A - 廃水の生物学的処理用反応器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 廃水の生物学的処理用反応器 本発明は、バイオマスが付着できる担体物質を受け入れるための反応器からなり 、この反応器は処理をする水の入口と、処理された水の出口を備えた、廃水の生 物学的処理用反応器に関する。

このタイプの反応器は既知であり、担体物質が動かないようにシステム中に装備 した固定床用として意図されている。固定床システムの例として、好気性廃水処 理用酸化固定床（滴下フィルタ）、嫌気性廃水処理用水浸フィルタがある。バイ オマス用担体をシステム中に固定するために、好気性滴下フィルタの場合には、 反応槽を溶岩の小片、リング状或いは円筒状のプラスチック小片でできた担体で 満たすことが知られている。互いに食い違った状態で固定した波板状の構造物を 反応槽に充填する方法も知られている。

これらシステムの欠点は、廃水中の固形粒子、或いはバイオマスの過剰生育、或 いは沈殿物の生成によって目詰まりしやすいことである。目詰まりを取り除くた めには、反応器を完全にンヤブトダウンし、水を排出し、担体を手で取り出し、 洗浄した或いは新品の担体と入れ換えなければならない。このようにして目詰ま りを取り除くには長時間を要することは明らかであろう。さらに、臭気の問題が 発生する可能性がある。

本発明の狙いは、この欠点を克服することにあり、この目的のために、前文で規 定した反応器の中に、当該担体物質を均一に分配できるように、互いに隣接する 多数個のモジュールタンクを、反応器中に個々に挿入し或いは反応器から個々に 取り出せるように、配備することを特徴とする特定の時期に、−個あるいは数個 のモジュールタンクを、すぐに使用できるよう予め準備した、清浄な或いは新し いモジュールタンクと交換することにより、反応器の／ヤ・１トダウンに要する 時間を最小限に抑えることができる。

特に、もしモノニールタンクが最上部で、容易に取り外せる状態で固定されてい る場合には、水を反応器から流しだすことなしにタンクを取り出すことができる 。

もし、タンクが反応槽の基底上にある距離を置いて、そこから張力固定具がクラ ンププレートのスロットを通して、モジュールの最上部に向けて上方に延び、各 クランププレートは多数のモジコールのコーナ一部を押さえ、張力固定具の上端 にある穴を通して挿入されている楔によって、取り外し可能な状態で固定できる 支持体上に取り付けられてている場合には、頑丈で、且つ容易に取り外せるモジ コールタツクの固定状態が得られる。

クランププレートによって固定された厚板は、モジュールタンクの上端部の上に 重ねて置くことが好ましい。

入口から流入し、垂直な下向き並びに上向きの流れを経て、連続して並ぶモジュ ールタックを通り、出口に向がって流れる水の流れは、バッフルプレートによっ て達成される。

本発明はまた、つり上げフックのついた上記反応器用モジュールタンクに関する 。

本発明を、図を用いてさらに詳細に説明する。

図１は、本発明による反応器を上から見た図である。

図２は、図１を■−Ｈの線に沿って切断した時の断面図である。

図３は、図１を［［ｌ−１１１の線に沿って切断した時の断面図である。

図４は図３を拡大して、さらに詳細に示した図である。

図５は、本発明に基づく反応器に使用するモジニールタンクの透視図である。

ここに示す反応器は廃水の生物学的処理を目的とし、処理する水の入口２並びに 処理した水の出口３、および互いに隣接し、溶岩の破片或いはプラスチックのリ ング或いは／リンダ、或いは波板状の担体物質が固定されていたか、或いは固定 されている多数のモジュールタンク４から構成されている。水中の不純物の嫌気 性分解或いは好気性分解に必要なバイオマスは、この担体物質に付着することが できる。

モジュールタンク４には脚５並びに壁支持体６がついている。図２および３に破 線で示されている棒状の張力固定具７は、これらの各脚並びに壁支持体からモジ ュールタンクの上へと延びている。各張力固定具７の上端には開口部が設けられ ている。この張力固定具７は、モジュールタンクを最上部で固定するのに役立つ 。

この目的のために、各張力固定具７の上端は、クランププレート９の開口部を通 して突出し、１個、２個或いは４個のモジュールタンクの角部に固定する楔１０ は、張力固定具の上端にある開口部を通して突き出ている。

厚板１１および１２も、モジュールタンクの端に重ねることができる。次にクラ ンププレート９は、これらの厚板上に押しつけられる。楔１ｏを叩いて外し、ク ランププレート９を取り外すことにより、モジュールタンクが取り外せることは 明らかであろう。この目的のために、各モジコールタツクには、ホイスト（図２ ）の巻き上げケーブル１４を固定する目的で、つり上げ用フック１３（図４）が 取り付けられている。

入口２から出口３への水の流れは、パワフルプレート１５および１６によって左 右される可能性がある。図３の矢印は流れの方向を示している。パフフルプレー ト１５はモジコールタンクの上に突き出ており、バブフルプレート１６はモジュ ールタンクの下に突き出ている。

本発明により、１ｇｊＡまたは数個のモジュールタンクを、反応槽から水を取り 除くことなしに、予め決められた時期に、清浄なモジュールタンクと置き換える ことが可能となり、また、反応器を７ヤツトダウンする時間を最小限に止めるこ とが可能となる。タックは最上部に固定されているので、容易に取り外すことが できる。

口口 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法側８４条の８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．バイオマスが付着できる担体物質を収容することを目的とし、処理すべき水 の入口（２）および処理した水の出口（３）を有し、互いに隣接し、当該担体物 質を分配させ得る多数個のモジュールタンク（４）が反応槽中（１）に置かれ、 このモジュールタンクは個々に挿入し取り外しできる反応槽から成る、廃水の生 物学的処理用反応器 ２．モジュールタンクが、容易に取り外しができるように、最上部に固定されて いることを特徴とする請求項１記載の反応器３．モジュールタンクが、反応槽基 底上に、ある間隔を置いて支持脚（５、６）上に置かれ、この支持脚からは張力 固定具（７）が、クランププレート（９）のスロットを通してモジュールの最上 部まで上方に延び、各クランププレート（９）は多数個のモジュールタンク（４ ）の角を押さえ、張力固定具（７）の上端にある穴を通して挿入されている楔に より取り外しできる程度に柔軟なことを特徴とする請求項２記載の反応器 ４．クランププレート（９）により固定された厚板（１１、１２）が、モジュー ルタンクの上端に置かれることを特徴とする請求項３記載の反応器５．水が人口 から、垂直な下向きおよび上向きの流れを経て、連続するモジュールタンクを通 って出口へと流れるようにバッフルプレート（１５、１６）によって調整するこ とを特徴とする、前記請求項の一つに記載の反応器６．持ち上げ用フック（１３ ）を備えた、前記請求項の一つに記載の反応器用モジュールタンク