JPH07501934A - Gpa神経栄養因子の製造 - Google Patents

Gpa神経栄養因子の製造

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この出願は、ニューロンの生存および/または成長に関与するポリペプチドのを 椎動物神経系の成長および発達に影響を及ぼす多くのタンパク質神経栄養因子が 同定されている。これら因子は、成熟および未成熟の両方の神経系における二ニ ーロンの生存を維持するうえで重要な役割を果たしていると思われる。
ニューロンの生存および機能が神経栄養因子に依存しているとの見解は、神経成 長因子(NGF)の仕事で確立された先例に基づいている。NGFは、インビト ロおよびインビボの両方において交感二ニーロン、知覚ニューロンおよび基底前 脳ニューロンの生存を支持することが示されている。外生NGFの投与は、発達 の間の細胞の死滅からニューロンを救う。反対に、抗NGF抗体を投与すること により内生NGFを除去または追放すると、そのような細胞死が促進される。
ホイマン(Heumann) 、J、Exp、Biol、 132 : 133 〜150 (1987) ;ヘフティ(Hefti) 、J、Neurosci 、旦:2155〜2162 (1986);トエネン(Thoenen)および バード(Barde) 、Annu、 Rev、 Physiol、見立、28 4〜335 (1980)。
しかしながら、生理学的に重要な神経栄養因子としてのNGFの役割は、NGF の効果がある種のニューロンにのみ特異的であるように思われる限りにおいて限 られている。たとえば、NGFは、副交感ニューロン、ブラコード由来およびニ ューラルフレスト由来知覚ニューロン、または運動ニューロンに対しては生存因 子であるようには思われない。従って、他のタイプのニューロンに対して成長ま たは生存因子として働く他の神経栄養因子を同定することに大きな関心が向けら れている。
これまてに同定されたそのような他の神経栄養因子の例としては、脳由来神経栄 養因子(BDNF)、二二一口トロフィン−3(neurotrophin−3 ) (NT−3)、および毛様体(ciliary)神経栄養因子(CNTF) が挙げられる。レイプロ・ツク(Leibrock) 、Nature 341  :149〜152 (1989) :ホーン(H。
hn)ら、Nature 344 :339〜341 (1990);ローゼン クール(Rosenthal)ら、Neuron 4 ニア67〜773 (1 990);マンドープ(Manthorpe)ら、神経成長因子、31〜56頁 (ンaン・ウィリー&サンズ、1989)。
毛様体神経栄養因子(CNTF)は、ニワトリ胚毛様体神経節ニューロンの生存 および成長をインビトロで支持することのできるタン(り質である。CNTFは 、ニワトリの眼神経およびラットの座骨神経を含む種々の組織源から精製されテ ィる。マンドープら、J、Neurosci、Res、38 : 233〜23 9 (1982)、マンドープら、Brajn Res、367 : 282〜 286 (1986)、ウサギ、ラントおよびヒトのCNTFをコードするヌク レオチド配列並びに組換え宿主細胞中でのウサギおよびラットCNTFの発現が 報告されている。リン(Lin)ら、5cience 246 :1023〜1 025 (1989);ストックリ(S tockli)ら、Nature 3 42:920−923 (1989):コリンズ(Collins)ら、米国特 許第4.997.929号。
本発明の共同発明者の一人は、以前にニワトリ眼の抽出物が成長促進活性(GP A)およびコリンアセチルトランスフェラーゼ刺激活性(CS A)として言及 される2つの独立に作用する神経栄養因子を含有することを報告してしする。二 ノ(Nishi)ら、J、Neurosci、1 : 505〜513 (19 81)o最近、本発明の共同発明者のうちの2人は、ニワトリ座骨神経からのG PAの部分精製および予備的特徴付けを報告した。エソケンスフィン(Ecke nstein)ら、Neuron 4623〜631 (1989)。GPAは 、毛様体神経節二ニーロン、背板神経節ニ二一ロン、および交感神経節ニ二一ロ ンの生存をインビトロで支持することがわかった。同上。そのような精製GP、 Aについて得られた部分アミノ酸配列をウサギおよびラットCNTFの公知アミ ノ酸配列と比較したところ、分析したGPAアミノ酸配列部分内でG P Aと これらCNTFとの間に約57%の同一性力(示された。同上。しかしながら、 ニワトリ座骨神経からたくさんのGPAを得ることが困難であるため、G P  Aをさらに特徴付ける努力が妨げられており、もちろんGPAを臨床に使用する 可能性も排除されている。
従って、本発明の目的は、GPAタンパク質をコードする核酸を提供すること。
およびこの核酸を用いて神経学的疾患に診断用途または治療用途に使用するため に組換え宿生細胞中でGPAタンパク質を産生させることにある。
池の目的は、種々の動物種の細胞または組織中で関連する核酸を同定するために そのようなG P Aをコードする核酸、およびその部分を使用することにある 。
さらに他の目的は、アミノ酸配列変種およびその共有結合誘導体を念む、GPA タンパク質の誘導体および修飾形を提供することにある。
他の目的は、GPAタンパク質またはその誘導体もしくは修飾形に結合し得る抗 体を産生させるための免疫原を調製すること並びに該抗体を得ることにある。
発明の概要 これら目的は、まず、GPAの配列をコードするヌクレオチドを含有する単離D NA、該GPAの配列をコードするヌクレオチドを含有する発現ベクター、該ベ クターで形質転換した宿主細胞(O1it乳動物および細菌宿主細胞を含む)、 およびGPAを産生させるためにG P Aをフードする核酸分子を使用する方 法であって、そのような核酸分子を発現するようトランスフエクンヨンした宿生 細胞を培養し、宿主細胞培養液からGPAを回収することを特徴とする方法を提 供することにより達成される。この方法において、好ましくはG P 、Aの配 列をコードするヌクレオチドを含有する発現ベクターで宿主細胞をトランスフェ クノヨンする。
GPAの配列をコードする全ヌクレオチドを提供することにより、本発明は、組 換えDNA法によるGPAの産生を可能とし、それによって種々の神経学的疾患 に診断および治療目的で使用するための実質的に純粋なGPAタンパク賀を充分 な量で利用することが初めて可能になった。好ましい態様において、本発明は、 GPAを天然に有する動物種の混入ポリペプチドを含まないGPA、およびその ような混入ポリペプチドを含まないGPAからなる組成物を提供する。
GPAの修飾された形聾および変種形懸は、化学的または酵素的処理によりイン ビトロで、または組換えDNA法によりイ:/ヒポで製造される。そのようなポ リペプチドは、たとえば1または2以上のアミノ酸の置換、欠失または挿入、ま たはグリコンレーンヨンの程度またはパターンによって天然GPAと異なるが、 天然GPAの生物学的活性を実質的に保持している。
GPAi:刻する抗体の製造は、場合により免疫原性ポリペプチドに結合させて GPAまたはその断片で動物を免疫し、その後に該免疫動物の血清から抗体を回 収することにより行う。別法として、免疫動物の細胞から常法に従ってモノクロ ーナル抗体を調製する。通常のスクリーニングで得られた抗体は、GPAには結 合するが、NGF、BDNF、NT−3、CNTFまたは他の神経栄養因子には 実質的に結合しない(すなわち、交差反応しない)であろう。固定化した抗GP 、へ抗体は、診断目的のための臨床試料中のGPAの検出およびGPAの精製に おいてとりわけ有用である。
GPA、その誘導体、またはその抗体を、とりわけ治療目的のために生理学的に 許容し得る担体とともに調合する。そのような担体は、たとえば、GPAの徐放 製剤を提供するのに用いる。
別の態様において、本発明は、細胞、組織、または生物学的流体から調製した試 験試料中のGPAをコードする核酸分子の存在を決定する方法であって、該試験 試料をGPAのコード配列を含有する単離DNAと接触させ、ついで該単離DN Aが試験試料中の核酸分子とハイブリダイズするかどうかを決定することを特徴 とする方法を提供する。GPAのコード配列を含有するDNAはまた、GPAの コード配列と実質的な配列同一性を有する核酸を同定および単離するためのハイ ブリダイゼーションアッセイにも用いる。
本発明はまた、試験試料中に存在するG P Aをコードする核酸分子を増幅す る方法てあって、GPAの配列をコードするヌクレオチドの一部を有するオリゴ ヌクレオチドを複製連鎖反応にプライマーとして用いることを特徴とする方法も 両図1は、GPAの全ヌクレオチドコード配列およびそれから導かれたアミノ酸 配列[SEQ ID No: 2]を含む、λCE 15::19クローン中の cDNA挿入物のヌクレオチド配列[SEQ ID No: 1]を示す。
図2は、ウサギ、ラント、およびヒトのCNTF [それぞれ、5EQIDNO 23,4,5コとGPAとのアミノ酸配列の間の相同性を示す。
図3は、CNTFもしくはGPAのいずれかを発現する組換え宿生細胞の培養液 から調製したならし培地および細胞抽出物が毛様体神経節ニューロン成長に及ぼ す影響を示す。
図4は、pHEBO30のヌクレオチド配列[SEQ ]D No: 6] を 示t。
ある種の制隈エントヌクレアーゼ開裂部位および制御要素の位1を括弧で示す。
該配列中、rNJはpHEBO30中の任意の350塩基対cDNA挿入物かう なるヌクレオチドを示すのに用いである。
好ましい態様の詳細な記載 rGPAJまたはrGPAタンパク質」とは、図1に示すG P Aヌクレオチ ド配列によりコードされるポリペプチドまたはタンパク質1図1に示す翻訳アミ ノ酸配列であるポリペプチド;約5以上のアミノ酸残基を有しGPAの免疫エピ トープまたは他の生物学的に活性な部位を有するその断片9図1に示すアミノ酸 配列または上記その断片のN末端もしくはC末端またはその内部に1または2以 上のアミノ酸残基が付加された該図1配列のアミノ酸配列変種;図1に示すアミ ノ酸配列または上記その断片の1または2以上のアミノ酸残基が欠失し、任意に 1または2以上のアミノ酸残基で置換された該図1配列のアミノ酸配列変種;お よびアミノ酸残基が共有結合的に修飾されて天然には存在しないアミノ酸配列と なった上記タンパク賀、ポリペプチド、またはその断片の誘導体をいう。GPA アミノ酸配列配列変種たとえば部位特異的またはPCR突勢変異誘発により合成 的に作製することができるし、または対立遺伝子形およびヒトおよび他の動物種 て存在するかもしれない図1に示す翻訳アミノ酸配列の他の天然に存在する変種 の場合のように、天然に存在していてもよい。いずれにしても、そのような断片 、変種および誘導体は、神経成長因子(NGF) 、脳由来神経栄養因子(BD NF)、ニューロトロフィン−3(NT−3) 、および毛様体神経栄養因子( 、CN T F )などの公知の神経栄養因子並びに法令上自明のその変種を含 む、これまでに同定されたポリペプチドを排除するものである。
GPAアミノ酸配列配列変種それが機能的に活性である限りにおいて本発明の範 囲に包含される。本明細書においてG P Aに関連して使用する「機能的に活 性な」および「機能的な活性」とは、GP、へがニューロン、とりわけ毛様体神 経節ニューロン、背根神経助ニューロンまたは交感神経節ニューロンの成長、生 存および/または分化をインビボまたはインビトロにて促進することができるこ と、および、/または天然に存在するGPAのエピトープに対して向けられた抗 体とGPAが免疫学的に交差反応することを意味する。それゆえ、一般にGPA アミノ酸配列配列変種たとえばツイツチ(Fitch)ら、Proc、 Nat l、 Acad、 Sci、 U S、へ旦0:1382〜1386−(198 3)(ニードルマン(Needelman)ら、J。
5io1.Biol、=18 : 443〜453 (1970)により記載さ れたアルゴリズムの見解)により決定されるように、最大の相同性が得られるよ うに配列を並べたi麦に図1に示す翻訳アミノ酸残基と少なくとも約75%(好 ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上)の配列同一性を有するであ ろう。
GPAのアミノ酸配列変種の調製は、GPA DNA中に適当なヌクレオチド変 化を導入し、得られた修飾DNAを宿主細胞中で発現させるか、またはインビト ロで合成することにより行う。そのような変種としては、たとえば、図1に示す GPAアミノ酸配列配列内ミノ酸残基の欠失、挿入または置換が挙げられる。
GPAのアミノ酸配列変種を得るため、欠失、挿入および置換のあらゆる組み合 わせを行うことができるが、そのような変種が本明細書に記載する所望の特性を 有することを条件とする。GPAのアミノ酸配列変種を得るために図1に示すア ミノ酸配列に生成させた変化はまた、たとえば、PCT特許公開第WO3910 1041号(1989年2月9日公開)に記載されているように、グリコンレー ションの部位を導入または移動させたり膜付着配列を導入する変化により、宿主 細胞中に発現するときにGPAをさらに修飾させもする。
GPAのアミノ酸配列変種の構築において2つの主要な変数:変異部位の位!お よび変異の性質が存在する。これらは図1に示すアミノ酸配列からの変異であり 、GPAの天然に存在する対立遺伝子形、またはGPA DNAを変異させるこ とにより作製されるGPAの旧態て決定された変異形を表し、対立遺伝子または 天然では認められない変種が得られる。一般に、選択する変異の位置および性質 は、修飾しようとするGPAの特性に依存するであろう。
たとえば、ヌクレオチドコード配列の縮重のため、図1に示すGPAヌクレオチ ド配列によってコードされるGPAのアミノ酸配列に影響を与える。二となく、 該ヌクレオチド配列に変異を起こさせることができる。図1に示すアミノ酸配列 とは異なるアミノ酸配列を有するが機能的に活性なGPAとなるような他の変異 を起こさせることができる。そのような機能的に活性なGPAのアミノ酸配列変 種は、たとえば、図1に示すアミノ酸配列中の1または2以上のアミノ酸残基を 同じまたは異なる極性または電荷を有する他のアミノ酸残基で1換することによ り選択される。
一つの有用な方法は「アラニンスキャニング突然変異誘発(al、anine  scanningwutagenesis) Jと呼ばれる。この場合、一つの アミノ酸残基または標的残基のグループを同定しくたとえば、arg、asp、 his、Iys、およびgluなどの荷電残基)、ついで組換えDNA法により 中性または負に荷電したアミノ酸(最も好ましくはアラニンまたはポリアラニン )で置換して、これらアミノ酸と細胞の内部または外部の周囲水性環境との相互 反応に影響を与えさせる。カニンガム(Cunningham)ら、5cien ce 244 :1081〜1085 (1989)。
ついで、該置換部位にてまたは該置換部位に対してさらにまたは他の変異を導入 することにより、これら置換に対して機能的な感受性を示すドメインをさらに詳 細に調べる。明らかに、たとえば図1に示すアミノ酸配列を公知の神経栄養因子 (たとえば、NGF、BDNFSNT−3、およびCNTFなと)や他の公知の ポリペプチドまたはタンパク質に変換するような変異は本発明の範囲には包含さ れないし、新規でないかまたは従来技術から自明のアミノ酸GPAの他の断片、 変種および誘導体も本発明の範囲には包含されない。それゆえ、アミノ酸配列変 異を導入する部位については前以て決定するが、変異の性質それ自体については 前以て決定する必要がない。たとえば、所定部位での変異の実行を最適にするた め、アラニンスキャニングまたはランダム突然変異誘発を標的コドンまたは領域 にて行い、発現されたGPA変種を機能的活性についてスクリーニングする。
アミノ酸配列の欠失は、一般に約1〜30残基、さらに好ましくは約1〜10残 基の範囲であり、一般に隣接している。たとえばCNTFと実質的に相同な領域 からの欠失は、GPAの機能的な活性に一層影響を及ぼしやすい。一般に、連続 的な欠失の数は、影響を受けるドメイン中のGPAの三次構造(たとえばβンー トまたはαヘリックス)を保存するように選択されるであろう。
アミノ酸配列の挿入には、1アミノ酸残基から100またはそれ以上の残基を含 有するポリペプチドまでの長さの範囲のアミノ末端および/またはカルボキシル 末端融合、並びに単一または複数のアミノ酸残基の配列内挿入が含まれる。配列 内挿入(すなわち、図1に示すアミノ酸配列内で行われる挿入)は、一般に約1 〜10残基、さらに好ましくは1.〜5残基、最も好ましくは1〜3残基の範囲 であってよい。末端挿入の例としては、N末端メチオニル残基を有するGP、A (組換え細胞培養液中でGPAの直接発現によって傅られるものなど)、および 組換え宿主細胞からのGPAの分泌を向上させるための異種N末端シグナル配列 を有するGPAが挙げられる。そのようなシグナル配列は、一般にGPAの発現 に使用した宿主細胞と同種であり、大腸菌については5TIIまたは1ppを、 酵母についてはα因子を、哺乳動物細胞についてはヘルペスgDなどのウィルス シグナルを含む。他の挿入としては、免疫原ポリペプチド、たとえば細菌ポリペ プチド(たとえば、β−ラクタマーゼや大腸菌trp遺伝子座によってコードさ れる酵素など)、または酵母タンパク質のGPAのN末端またはC末端への融合 物、および長い半減期を有するタンパク質、たとえば免疫グロブリン定常領域、 アルブミン、またはフェリチンなどとのC末端融合物が挙げられる(PCT特許 公開第WO89102922(1989年4月6日公開)l:記載)。
変種の第三のグループは、図1に示すアミノ酸配列中の少なくとも一つのアミノ 酸残基、好ましくは一つだ1ブのアミノ酸残基が除去され、そこへ異なる残基が 挿入されたものである。そのような置換を行うのに最も興味が持たれる部位は、 図1に示すアミノ酸配列においてCNTFと最も大きな相同性を有する領域であ る。これら部位は、神経栄養因子の機能的活性にとって重要であるように思われ る。従って、機能的活性を維持するため、これら部位、とりわけ少なくとも3つ の池の同様に保存された部位の配列内に存在する部位を相対的に保存された仕方 で置換させる。そのような保存された置換は、表1に好ましい置換の表題で示し である。そのような置換によって機能的活性が変化しないならば、一層実賞的な 変化を、表1に例示的置換として挙げたように、またはアミノ酸クラスに関して 以下に記載するように、導入し、得られた変種GPAの機能的活性について分析 することができる。
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G P A分子の共有結合的な修飾も本発明の範囲に包含される。たとえば、G PAの標的アミノ酸残基を、選択されたアミノ酸側鎖またはN末端もしくはC末 端残基と反応し得る有機誘導体化試薬と反応させることにより、GPA中に共有 結合的修飾を導入できる。
ノステイン残基は、最も一般的にα−ハロアセテート(および対応アミン)、た とえばクロロ酢酸またはクロロアセトアミドと反応して、カルボキシメチルまた はカルボキンアミドメチル誘導体を与える。ノステイン残基はまた、プロモトリ フルオロアセトン、α−ブロモ−β−(5−イミドジイル)プロピオン酸、クロ ロアセチルホスフェート、N−アルキルマレイミド、3−ニトロ−2−ピリジル ジスルフィド、メチル2−ピリジルジスルフィド、p−クロロメルクリベンゾ工 −ト、2−クロロヌルクリ−ニトロトロフェノール、またはクロロ−7−二トロ ベンゾー2−オキサ−1,3−ノアゾールとの反応によっても誘導体化される。
ヒスチジン残基はpH5,5〜7.0でジエチルピロカーボネートとの反応によ り誘導体化される。というのは、この試薬は、ヒスチジンの側鎖に対して相対的 に特異的であるからである。バラ−ブロモフェナシルブロマイドも有用である; この反応は、好ましくはpH6,0で01N(カコジル酸ナトリウム中で行われ る。
リノンおよびアミノ末端残基は、コハク酸または他のカルボン酸無水物と反応す る。これら試薬を用いた誘導体化は、リノン残基の電荷を逆転させる効果を有す る。α−アミノ含有残基を誘導体化させる他の適当な試薬としては、メチルピコ リンイミデートなどのイミドエステル:ピリドキサールリン酸:ピリドキサール 、シクロボロハイドライド(chloroborohydride) ; トリ ニトロベンゼンスルホン酸:O−メチルイソ尿素:2.4−ペンタンジオン:お よびグリオキシル酸とのトランスアミナーゼ触媒反応が挙げられる。
アルギニン残基は、1または幾つかの通常の試薬(それらのうち、フェニルグリ オキサール、2,3−ブタンジオール、1.2−シクロヘキサンジオンおよびニ ンヒドリン)との反応により修飾される。グアニジン官能基の高いpKaのため 、アルギニン残基の誘導体化はアルカリ条件で反応を行う必要がある。さらに、 これら試薬はまた、アルギニュ7のε−アミノ基と同様にリジンの基と反応させ てもよい。
チロシン残基の特別の修飾は、芳香族ジアゾニウム化合物またはテトラニトロメ タンとの反応によりチロノン残基にスペクトル標識を導入するという特別の興味 のもとに行うことができる。最も一般的には、N−アセチルイミダゾールおよび テトラニトロメタンを用いて、それぞれO−アセチルチロシン種および3−二ト ロ誘導体を生成させる。チロシン残基は+251または+11]を用いてヨード 化してラジオイムノアッセイに使用する標識タンパク質を調製する。上記クロラ ミンT法が適している。
カルボキシル側鎖基は、1−シクロへキシル−3−(2−モルホリニル−4−エ チル)カルボジイミドまたは1−エチル−3−(4−アゾニア−4,4−ジメチ ルペンチル)カルボジイミドなどのカルボンイミド(R’−N=C=N−R’  (式中、RおよびR゛は異なるアルキル基))との反応により選択的に修飾でき る。
さらに、アスパラギン酸およびグルタミン酸残基はアンモニウムイオンとの反応 によりアスパラギンおよびグルタミン残基に変換できる。
2官能性試薬を用いた誘導体化は、抗GPA抗体の精製法に使用するためまたは 治療目的に使用するために、水不溶性支持体マトリックスまt:は表面にGPA を架橋させるのに有用である。一般に用いられる架橋剤としては、たとえば、1 ゜1−ビス(ンアゾアセチル)−2−フェニルエタ7、ゲルタールアルデヒド、 N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、たとえば4−アジドサリチル酸とのエ ステル、ホモ2官能性イミドエステル(3,3°−ジチオビス(スクシンイミジ ルプロピオネート)などのジスクシンイミジルエステルを含む)、およびビス− N−マレイミドー1.8−オクタンなどの2官能性マレイミドが挙げられる。メ チル−3−[(p−アジドフェニル)ジチオ]プロピオイミデートなどの誘導体 化試薬は、光の存在下で架橋を形成し得る光活性化中間体を生成する。別法とし て、臭化シアン活性化炭水化物および米国特許第3,969.287号:3.6 91.016号:4.195.128号+4.247.642号:4.229. 537号、および4.330.440号に記載された反応性基体をタンパク質の 固定化に用いることができる。
グルタミンおよびアスパラギン残基は、しばしば脱アミド化して、それぞれ対応 するグルタミン酸およびアスパラギン酸とすることができる。別法として、これ ら残基を穏やかな酸性条件下で脱アミド化する。これら残基のいずれの形態もこ の発明の範囲に包含される。
他の修飾としては、プロリンおよびリジンのヒドロキシル化、セリンまたはスレ オニン残基のヒドロキシル化のリン酸化、リシン、アルギニンおよびヒスチジン 側鎖のα−アミノ基のメチル化、N−末端アミンのアセチル化、およびC−末端 カルボキシル基のアミド化が挙げられる。クレイトン(Creighton)  、タンパク質:構造および分子的性質、79〜86頁(ダブリュー・エイチ・フ リーマン(W、 H,Freeman&Co、) 、1983) e GPAは また、米国特許第4.179゜337号:4.301.144号;4.496. 689号;4.640.835号、4゜670.417号:または4.791. 192号に記載された仕方にて、非タンパク質性のポリマー、たとえばポリエチ レングリコール、ポリプロピレングリコールまたはポリオキンアルキレンに共有 結合的に結合させることができる。
「細胞」、「宿主細胞」、「細胞株」および「細胞培養液」は、同じ意味で用い られ、そのような語はすべて子孫を含むと理解すべきである。それゆえ、「形質 転換体」および「形質転換した細胞」なる語は、−次揮的細胞および培養を継代 した回数にかかわらずその培養液を包含する。また、意図的または偶然の変異の ため、すべての子孫はD N A含量において正確に同一であるわけではないこ とも理解すべきである。
「プラスミド」は、宿主細胞内において染色体外かまたは宿主細胞染色体の一部 としてのいずれかにより複製することのできるDNA分子であり、小文字の「p 」とそれに続く大文字および/または数字で表される。本発明に用いる出発プラ スミドは、市販されているか、制限なく公的に利用することができるか、または 本発明に開示するようにおよび/または刊行された手順に従ってそのような利用 できるプラスミドから構築することができる。ある種の場合には、当業者には自 明であるように、当該技術分野で公知の他のプラスミドを本発明に記載するプラ スミドと同様に用いることができる。
「制御配列」は、特定の宿主細胞において機能的に連結したヌクレオチドコード 配列の発現に必要なりNA配列をいう。原核生物における発現に適した制御1列 としては、たとえば、復製起点、プロモーター、リポソーム結合部位、および転 写停止部位が挙げられる。真核生物における発現に適した制御配列としては、た とえば、復製起点、プロモーター、リポソーム結合部位、ポリアデニル化/グナ ル、およびエンハンサ−が挙げられる。
「外来」要素とは、宿生細胞にとって外来のものであるか、または宿主細胞と同 種であるが該要素が通常Wめられtい該宿生細胞内の位置にあるものをいう。
DNAの「消化Jとは、該DNA中のある位置でのみ働く酵素によるDNAの酵 素的開裂をいう。そのような酵素は制限酵素または制限エンドヌクレアーゼと呼 ばれ、そのような酵素が開裂するDNA内の部位は制限部位と呼ばれる。本発明 に用いる種々の制限酵素は市販されており、その反応条件、補助因子、および他 の条件は酵素製造集客によって確立されたものを用いる。制限酵素は一般に、各 制限酵素が最初に得られた微生物を表す大文字およびそれに続く他の文字ついで 特定の酵素を表す数字からなる略号によって示される。一般に、1μgのDNA が約20μlの緩衝溶液中で約1〜211位の酵素で消化される。特定の制限酵 素に対する適当な緩衝液および基質の量は、製造業者によって特定されているか 、および/または当該技術分野でよ(知られている。
DNAの所定断片の「回収」または「単離」は、一般に、消化生成物(「制限断 片」と呼ばれる)をポリアクリルアミドゲルまたはアガロースゲル上の電気泳動 によって分離し、分子量の知られたマーカーDNA断片と比較した移動度に基づ いて目的断片を同定し、所望の断片を含有するゲル部分を切り出し、ついでゲル から該DNAをたとえばエレクトロエルーンジン(electroelutio n)によって分離することによって行う。
「ライゲーション」とは、2つの二本fJi D N A断片間でホスホジエス テル結合を生成させる工種をいう。特に断らない限り、ライゲーションは、はぼ 等モル量のライゲーションしようとするDNA断片05μg当たりT4DNAリ ガーゼ10単位を用いた公知の緩衝液および条件で行う。
「オリゴヌクレオチド」は、たとえばエンゲルス(Engels)ら(Agne w、 Chem、Int、Ed、Engl、28 + 716〜734 (19 89))によって記載された方法などの公知方法(たとえば、トリエステル、ホ スホールアミダイトまたはホスホネート化学を含む)により化学的に合成した長 さの短い一本鎖または二本鎖ポリデオキシヌクレオチドである。ついで、これら オリゴヌクレオチドをたとえばポリアクリルアミドゲル電気泳動により精製する 。
本発明で用いる「複製連鎖反応」またはrPCRJとは、一般に、米国特許第4 .683.195号に記載されているように、所望のヌクレオチド配列をインビ トロで増幅させる方法をいう。一般に、PCR法には、鋳型核酸に優先的に/% <ブリダイズすることのできる2つのオリゴヌクレオチドプライマーを用いたプ ライマー伸長合成のサイクルを繰り返すことが含まれる。一般に、PCR法に用 いるプライマーは、増幅しようとするヌクレオチド配列の両端または両側にある 鋳型内のヌクレオチド配列に相補的であろうが、増幅しようとするヌクレオチド 配列に相補的なプライマーを用いることもできる。ワンプ(Wang)ら、PC RブrPCRクローニング」とは、全ゲノムDNAおよび全細胞RNAから転写 したc D N Aを含む過当な細胞または組織源からの核酸中に存在する特定 の所望ヌクレオチド配列を増幅するためにPCR法を用し・ることをいう。フロ ーマン(FrGPA核酸」は、GPAをコードするRNAまたはDNAである。
rGPADNAJは、GPAをコードするDNAである。GPA DNAは、c DNAまたはゲノムDNAライブラリーから、またはインビトロ合成により得ら れる。CDNAまた1まゲノムDNAライブラリー内、または種々のDNAのあ る種の池の混合物中のGPA DNAの同定は、放射性同位元素などの検出可能 な残基で標識したオリゴヌクレオチドハイプリダイゼーンコンブローブを用いて 都合よく行うことができる。ケラ−(Keller)ら、DNAプローブ、14 9〜213頁(ストックトンプレス、1989)。GPAをコードするDNAを 同定するため、ノ)イブリダイゼーン四ンプローブが図1に示すGPAアミノ酸 配列配列−ドするDNAまたは本明細書に記載するその変種または誘導体と選択 したノλイブリダイゼーション条件下で優先的にハイブリダイズすることができ るようにノーイブリダイゼーシ式ンブローブのヌクレオチド配列を選択する。G PA*駿を得る他の方法は、記載された方法の一つ、たとえばエンプレスら(A gnev、 Chew、 I nt、 Ed、 E口g1.28+716〜73 4 (1989))によって記載された方法を用いて化学的に合成することであ る。
たとえばDNAシークエンシングまたは制限エンドヌクレアーゼ分析により決定 されるように、GPAの配列をコードする全ヌクレオチドが単一のcDNA。
ゲノムDNAまたは他のDNA中で得られない場合は、適当なりNA断片(たと えば、制限断片)を幾つかのDNAから回収し、互いに共有結合的に結合させて 全コード配列を構築することができる。DNA断片を共有結合的に結合させる好 ましい手段は、T4DNAリガーゼなどのDNAリガーゼ醇素を用いたライゲー ン式ンによるものである。
「単離したJ GPA核酸とは、他のポリペプチドをコードする混入核酸から同 定し分離された(さもなければそのような混入核酸を含まない)GPA核酸であ る。単離し?、: G P A核酸は、診断アッセイおよび核酸ハイブリダイゼ ーシジン法に関する下記議論においてさらに記載および定義するように、標識を 用いて診断およびプローブ目的のために標識することができる。
たとえば、単離したGPA DNAまたは少なくとも約15ヌクレオチドを含む その断片は、知覚ニューロン障害によるものなどのGPA発現における変化が関 与する異常または疾患を検出、診断またはモニターするためのハイブリダイゼー ンコンブローブとして用いる。本発明の一つの態様において、麿者(すなわち、 ヒトまたは池の哺乳動物)からの組織試料中の全RNへをGPA伝令RNAの存 在についてアッセイすることができ、その場合、GPA伝令RNA量の減少がニ ューロンの変性を示す。
単離したGPA核酸はまた、組換えDNAおよび組換え細胞培養法によりGPA を製造するのに用いる。本発明の種々の態様において、単離GPA DNAを含 有する組換えDNA分子で宿主細胞を形質転換またはトランスフェクシヨンし、 GPA DNAの発現、それゆえGPAの大量の産生を得る。GPAのアミノ酸 配列変種をコードするDNAは、当該技術分野で公知の種々の方法により調製す る。これら方法には、天然源からの単離(GPAの天然に存在するアミノ酸配列 変種の場合)、または部位特異的(またはオリゴヌクレオチド媒介)突然変異誘 発、PCR突然変異誘発、およびGPAの変種または非変種形態をコードする前 以て調製したDNAのカセット突然変異誘発による調製が挙げられるが、これら に限られるものではない。
部位特異的突然変異誘発は、GPA DNへの置換、欠失および挿入変種を調製 するのに好ましい方法である。この方法は、当該技術分野でよ(知られており、 シラー(Zoller)ら、Meth、Enz、100 : 466B〜500  (1983);シラーら、Meth、Enz、154 :329〜350 ( 1987);カーター(Carter)ら、Meth、Enz、154 : 3 82〜403 (1987);ホーウィッツ(Hartitz)ら、λ4eth 、Enz、185 : 599〜611 (1990) 、たとえば、トリブ/ ンおよびT4リゾチームのアミノ酸配列変種(該変種は、ある種の所望の機能的 特性を有する)を製造するのに用いられている。ぺり−(P erry)ら、S ci簡単に説明すると、GPA DNAの部位特異的突然変異誘発を行うには、 まず所望の変異をコードするオリゴヌクレオチドをそのようなGPA DNAの 一本鎖にハイブリダイズさせる二とによりGPA DNAを変化させる。ハイブ リダイズさせた後、ハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドをプライマーとして 用い、また一本積のGPADNAを鋳型として用い、DNAポリメラーゼを用い て全第二鎖を合成する。かくして、所望の変異をコードするオリゴヌクレオチド が、得られた二本鎖DNA中に導入される。
ハイブリダイゼーションプローブまたはプライマーとして用いるオリゴヌクレオ チドは、天然に存在するDNAの精製やインビトロ合成などのあらゆる適当な方 法によって調製することができる。たとえば、オリゴヌクレオチドは、ナラシて いるような、有機化学における種々の方法を用いて容易に合成することができる 。適当なハイブリダイゼーションプローブまたはプライマーを選択するための一 般法はよく知られている。ケラ−ら、DNAプローブ、11〜18頁(ストック トンプレス、1989)。一般に、ハイブリダイゼーションプローブまたはプラ イマーは10〜25またはそれ以上のヌクレオチドを含有し、該ヌクレオチドが 一本MDNA鋳型分子に優先的にハイブリダイズするのを確実にするため、所望 の変異をコードする配列の両側上の少なくとも5ヌクレオチドを含有するであろ う。
GPADNA中に複数の変異を導入して、図1に示すアミノ酸配列と比べて幾つ かのアミノ酸残基の挿入、欠失または置換またはその組わせを有するGPAのア ミノ酸配列変種を生成させる。変異を導入させようとする部位が互いに近接して 位置する場合には、所望の変異をすべてコードする単一のオリゴヌクレオチドを 用いてこれら変異を同時に導入することができる。ひかしな力喀ら、変異を導入 しようとする部位が互いに離れて装置する(約10ヌクレオチド以上離れて0る )場合には、所望の変化のすべてをコードする単一のオリゴヌクレオチドをイ乍 製することは一層困難である。代わりに、2つの別法の一つを用L)ること力( できる。
第一の方法では、各所望の変異に対して別々のオリゴヌクレオチドを生成させる 。ついで、これらオリゴヌクレオチドを一本鎖鋳型DNAに同時ζ;アニールさ せると、該鋳型から合成されるDNAの第二鎖は所望のアミノ酸置換のすべてを コードするであろう。
別法では、所望の変異を生成させるために突然変異誘発を2回まtこ:まそれ以 上行−5c1回目は単一の変異を導入するために記載したものと同じである;前 以て調製したGPA DNAの一本鎖を鋳型として用(蔦、第一の所望の変異を コードするオリゴヌクレオチドを該鋳型にアニールさせ、つし)でヘテロ二本鎖 DNA分子を生成させる。2回目の突然変異誘発では、1回目の突然変異誘発で 得られた変異DNAを鋳型として用いる。それゆえ、この鋳型1ますで1;1ま た1まそれ以上の変異を有している。ついで、別の所望のアミノ酸置換をコード するオリゴヌクレオチドを該鋳型にアニールさせると、得られたDNAの鎖(ま 1回目および2回目の突然変異誘発の両方からの変異をコードしてし)る。こう して得られたDNAを3回目の突然変異誘発において鋳型として用し1、以下同 様Cニする。
PCR突然変異誘発はまた、GPAのアミノ酸配列変種を作製するのC:も適し ている。ヒグチ(Higuchi) 、PCRプロトコール、177〜183頁 (アカデミツクプレス、1990):パレット(Vallette)ら、Nuc 、、へcids Res、 17 : 723〜733 (1989)。簡単に 説明すると、PCRI:おし翫で少量の鋳型DNAを出発物質として用いる場合 には、鋳型DNA中の対応領域と配フ1j力(わずかに異なるプライマーを用い 、該プライマーが該鋳型と異なる部位でのみ該鋳型配列と異なる特定のDNA断 片を比較的大量に生成させること力(できる。プラスミドDNA中に変異を導入 するには、たとえば、プライマーの一方を該変異の位置と重複するように、およ び該変異を有するようζ=設計する。他方のプライマ−の配列は該プラスミドD NAの反刻饋内のヌクレオチド配列と同一でなければならいが、この配列は該プ ラスミドDNAに沿っていずれに位置していてもよい。
しかしながら、これらプライマーによって結合されたDNAの全増幅傾城を最終 的に容易にンークエンシングできるように、第二のプライマーの配列は第一のプ ライマーの配列から200ヌクレオチド以内に位置しているのが好ましい。本明 細書に記載したようなプライマーペアを用いたPCR増幅の結果、該プライマー によって特定された変異の位置、およびおそらく他の位置(鋳型コピーは若干エ ラーを紀こしやすいので)において異なるDNA断片の集団が得られる。ワグナ −(Wagner)ら、PCR)ビックス、69〜71頁(ンユブリンガー・フ ェアラーク(Springer −Verlag) 、1991 )。
生成物増幅D N Aに対する鋳型の比率が極めて低い場合には、生成物DNA 断片の大部分に所望の変異が導入される。この生成物DNAは、標準組換えDN A法を用い、PCHの鋳型として働くプラスミド中の対応領域を置換するのに用 いられる。別の位置の変異の導入は、変異第ニプライマーを用いるか、または異 なる変異プライマーを用いて2回目のPCRを行い、得られた2つのPCR断片 を3(またはそれ以上)部ライゲーションにおいてプラスミド断片に同時にライ ゲートさせることにより同時に行うことができる。
変種を調製するための他の方法、カセット突然変異誘発は、ウェルズ(Well s)らのG ene^A 315〜323 (1985)に記載された方法であ る。出発物賃は、変異させようとするGPA DNAを含有するプラスミド(ま たはベクター)である。変異させようとするCP、ADNA中のコドンを同定す る。該同定した変異部位の各側に唯一の制限エンドヌクレアーゼ部位が存在して いなければならない。そのような制限部位が存在しない場合は、上記オリゴヌク レオチド媒介突然変異誘発法を用いてGPADNA中の適当な位置にこれら制限 エンドヌクレアーゼ部位を導入することにより生成させる二とができる。このプ ラスミドt)NAをこれら部位にて開裂して線状にする。制限部位の間のDλA 配列をコートするが所望の変異を有する二本鎖オリゴヌクレオチドを標準法を用 いて合成するが、その際、該オリゴヌクレオチドの2つの伯を別々に合成し、つ いで標準法を用いて一緒にハイブリダイズさせる。この二本鎖オリゴヌクレオチ ドは、カセットと呼ばれる。このカセットは、上記線状化プラスミドに直接ライ ゲートできるように該プラスミドの両端と適合するような5°および3°末端を 有するように設計されている。このプラスミドは、こうして変異したGPA D NA配列を含有する。
さらにクローニングまたは発現させるため、GPA DNA (cDNAである か、ゲノムDNAであるか、またはインビトロ合成の産物であるかにかかわらず )を複製可能なベクター中にライゲートする。「ベクター」は、宿主細胞内で自 律複製し得るプラスミドおよび他のDNAであり、そのようなものとして、適合 宿主細胞とともに2つの機能を行うのに有用である(ベクター−宿生系)。一つ の機能は、GPAをコードする核酸のクローニングを容易にすること、すなわち 使用可能な量の核酸を産生させることである。他の機能は、G P Aの発現を 指令することである。これら機能の一つまたは両方がベクター−宿生系により行 われる。
ベクターは、それが行う機能並びにクローニングまたは発現のために使用する宿 主細胞に依存して異なる要素を含有するであろう。
GPAを産生ずるためには、発現ベクターは上記GPAをコードする核酸を含有 しているであろう。この発明のGPAは、組換え細胞培養液中に直接発現される か、または異種ポリペプチド、好ましくはシグナル配列または他のポリペプチド との融合物であって該異種ポリペプチドとGPAとの間の結合部に特別の開裂部 位を有するものとして発現される。
組換え宿生細胞発現の一つの態様において、GPA DNAを含有する発現ベク ターて哺乳動物細胞をトランスフェクションし、それによってコードされたGP Aを組換え宿主細胞が増殖している培地から回収する。しかしながら、本明細書 において開示する発現ベクターおよび方法は、広範囲の原核および真核生物に使 用するのに適している。
原核生物は、DNAの最初のクローニングおよび本発明に有用なベクターの構築 のために用いることができる。しかしながら、原核生物はまた、GPAをコート するDNAの発現のために用いることもできる。原核宿主細胞中で産生されたポ リペプチドは、一般にグリコシレージョンされていないであろう。
単離したDNAのクローニングまたは発現のため、宿主細胞と適合する種由来の 復製起点および他の制御配列を含有するプラスミドまたはウィルスベクターを原 核宿主細胞とともに用いる。たとえば、一般に、大腸菌を大腸菌種由来のプラス ミドであるpBR322を用いて形質転換する。ポリバー(Bolivar)ら 、Gene 2 + 95〜113 (1987) 。pBR322はアンピシ リンおよびテトラサイクリン耐性の遺伝子を含有するので、該プラスミドで形質 転換された細胞を容易に同定または選択することがてきる。それか発現ベクター として機能するためには、pBR322プラスミドまたは他のプラスミドまたは ウィルスベクターはまた、その下流に挿入されたD N Aの伝令RN、A ( mRNA)転写物を提供するように宿主細胞中で機能するプロモーターをも含有 しているか含有するように修飾する必要がある。ランカブワラ(Rangagt ala)ら、B io/ T echnology旦。
477〜479 (1991)。
原核生物に加えて、酵母などの真核微生物も、本発明に有用なりNAのクローニ ングまたは発現のための宿主として用いることができる。サツカロミセス・セレ ビシエ、または一般的なパン酵母が最も一般的に用いられる真核微生物である。
酵母細胞中で機能してmRNA転写物を生成する種々のブロモ−クーがよく知ら れているように、所望のDNAの酵母細胞中でのクローニングまたは発現に有用 なプラスミドもよく知られている。
さらに、多細胞生物もまた、本発明に有用なりNAのクローニングまたは発現の ための宿主として用いることができる。哺乳動物細胞が最も一般的に用し)られ おり、そのような細胞をインヒドロで維持または増殖させる手順(該手順は一般 に組織培養と呼ばれる)はよく知られている。クルース(Kruse)およびノ くダーリン(Patterson’l flg、組織培II(アカデミツクプレ ス、1977)e有用な哺乳動物細胞の例としては、293、ヒーラおよびWI  −38などのヒト細胞株、CO5−7およUvEROtど(1)”tルmPW js、およびBHK−21およびCHOなどのハムスター細胞株が挙げられ、こ れらはすべてアメリカン・タイプ・カルチャー・コレク/ヨン(ATCC)、ロ ックヒル、メリーランド20852米国から公的に利用できる。
発現ベクターは、クローニングベクターと違って、宿生生物によって認識されG PA核酸に機能的に連結したプロモーターを含有していなければならない。プロ モーターとは、遺伝子の開始コドンの上流に位置し、該遺伝子の転写(すなわち 、mRNAの合成)を制御する非翻訳配列である。プロモーターは一般に、2つ のクラス、誘導プロモーターと構成的プロモーターに分けられる。誘導プロモー ターとは、培養条件のある種の変化、たとえば栄養物の存在または不存在または 1度の変化に応答してその制御下にDNAの高レベル転写を開始させるプロモー ターである。
宿主m泡中てGPAの発現を達成させるためにGPA DNAI:1!能的に連 結した多数のプロモーターが知られている。天然に存在するGPA DNAに付 随するプロモーターを用いることができないとは言えない。しかしながら、異種 プロモーターは一般に、一層高い転写および発現GPAの一層の高収量をもたら すてあろう。
原核生物宿主に使用するのに適したブロモ−クーとしては、β−ラクタマーゼお よびラクトースプロモーター(ゲラデルら、Natureス旦1:544〜54 8(1979))、トリプトファン(trp)プロモーター(ゲ・ソデルら、N ucleic 、Ac1ds Res、 8 : 4057〜4074 (19 80))、およびハイブリツドブD%−ター、たとえばtacプロモーター(ド ウポア(deBoer)ら、Proc。
Natl、 、Acad、 Sci、 U S A 8旦: 21〜25 (1 980))などが挙げられる。
しかしlJがら、他の知られた細菌プロモーターも適している。それらのヌクレ オチド配列は刊行されており(ノーベンリスト(S 1ebenlist)ら、 Ce1120269〜281 (1980)) 、それゆえ当業者は、必要とさ れる制限部位を提供するリンカ−またはアダプターを用いてGPAをコードする DNAにそれら配列を機能的にライゲートすることができる(クー(Wu)ら、 Meth、 Enz、 152:343〜349 (1987))。
酵母宿主に使用するのに適したプロモーターとしては、3−ホスホグリセリン酸 キナーゼのプロモーター(ヒソツエマン(Hitzeman)ら、J 、 B  iol、 Chew、 255 :12073−12080 (1980):キ ングズマン(K ings+gan)ら、Meth、Enz、185 : 32 9〜341 (1990)) 、または他の糖分解酵素、たとえば、エノラーゼ 、グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ、ヘキソキナーゼ、ピルビ ン酸デカルボキシラーゼ、ホスホフルクトキナーゼ、グルコース−6−リン酸イ ソメラーゼ、3−ホスホグリセリン酸ムターゼ、ピルビン酸キナーゼ、トリオー スリン酸イソメラーゼ、ホスホグルコースイソメラーゼおよびグルコキナーゼな どが挙げられる(ドドソン(Dodson)ら、Nucl+jc Ac1ds  res、10 : 2625〜2637 (1982):工? −(Emr)  、Meth、 Enz。
よ旦互、231〜279 (1990) )。
哺乳動物細胞に有用な発現ベクターには、一般に、ウィルス由来のプロモーター が含まれる。たとえば、ポリオーマウィルス、アデノウィルス、サイトメガロウ ィルス(CMV) 、およびンミアンウィルス40 (SV40)由来のプロモ ーターが一般に用いられる。さらに、GPAをコードする天然のDNAに付随す るプロモーターまたは他の制御配列を利用することも可能であるし、またしばし ば望ましいが、ただし、そのような制御配列が組換えDNA発現に使用する特定 の宿主細胞において機能し得ることを条件とする。
プロモーターに加えて発現ベクターに使用することが望ましい他の制御配列はリ ポソーム結合部位であり、真核宿主細胞に使用する発現ベクターの場合にはエン ハンサ−である。エンハンサ−は、プロモーターに作用して転写レベルを増加さ せる、通常的10〜300bpのDNAのノス作動(cis−acting)要 素である。
現在、多くのエンハンサ−配列が哺乳動物遺伝子(たとえば、グロビン、エラス ターゼ、アルブミン、α−フェトプロティンおよびインスシュリンの遺伝子)が ら知られている。しかしながら、使用するエンハンサ−は、一般に真核細胞ウィ ルス由来のものであろう。その例としては、複製起点の後期部位にある(bpl OO〜270)SV40エンハンサ−、サイトメガロウィルス早X1l−7’ロ モーターエンハンサー、復製起点の後期部位にあるポリオーマエンハンサ−1お よびアデノウィルスエンハンサ−が挙げられる(クリ−グラ−(K riegl er)ら、Meth。
Enz、 1旦5:512〜527 (1990))c発現ベクターはまた、転 写の終了に必要な配列および伝令RNA (mRNA)の安定化に必要な配列を 含んでいてよい。パルバス(B albas)ら、Meth、 Enz。
合は、そのような転写終了配列は真核生物またはウィルスのDNAまたはcDN Aの非翻訳領域から得たものであってよい。これら領域は、転写終了部位ととも にポリアデニル化部位を含有している。バーンステイル(Birnsteil) ら、Ce1141:349〜359 (1985)。
一般に、制御配列は、特定の宿生細胞において機能的に連結したフード配列を発 現させるのに必要なりNA配列である。「発現jとは、転写および/または翻訳 をいう。「機能的に連結した」とは、酵素的なライゲーンジンまたは他の仕方に より、2またはそれ以上のDNA配列が正常な機能を発揮できるようなコンフィ グレーシヨンで相互に共有結合的に結合していることをいう。たとえば、ポリペ プチドの分泌に参画するプレタンパク質として発現される場合には、プレ配列ま たは分泌リーダーのDNAが該ポリペプチドのDNAに機能的に連結している: プロモーターまたはエンハンサ−がコード配列の転写に影響を及ぼすなら、これ らプロモーターまたはエンハンサ−は該配列に機能的に連結している二またはリ ポソーム結合部位が翻訳を容易にするような位厘にあるなら、該部位はコード配 列に機能的に連結している。一般に、「機能的に連結している」とは、連結した DNAが隣接していること、および分泌リーダーの場合には隣接してかつリーデ ィングフレームにあることを意味する。連結は、都合のよい制限部位でライゲー トすることにより行うことができる。そのような部位が存在しない場合には、標 準組換えDNA法とともに合成オリゴヌクレオチドアダプターまたはリンカ−を 用いる。
発現およびクローニングベクターにはまた、1またはそれ以上の選択された宿生 細胞中で該ベクターが複製することを可能にする配列が含まれるであろう。一般 にクローニングベクターにおいては、この配列は、宿主染色体とは独立に複製す ることを可能にするものであり、複製起点または自律複製配列が含まれる。その ような配列は、種々の細菌、酵母およびウィルスにおいてよく知られている。
プラスミドpBR322由来の復製起点は殆どのグラム陰性細菌に適しており、 2μプラスミド起点は酵母に適しており、種々のウィルス起点(たとえば、SV 40、ポリオーマまたはアデノウィルスからのもの)は哺乳動物細胞におけるク ローニングベクターに有用である。たいていの発現ベクターは「シャトル」ベク ターである、すなわち、それらベクターは生物の少なくとも一つのクラスにおい て複製可能であるが、発現のためには他の生物にトランスフェクションすること ができる。たとえば、ベクターを大腸菌にクローニングし、ついて宿主細胞染色 体と独立に複製することができないとしても、同じベクターを発現のため酵母ま たは哺乳動物細胞中にトランスフェクションする。
発現ベクターにはまた、たとえばジヒドロ葉酸レダクターゼ(DHFR)のコー ド配列を含有するものなどの増幅可能な遺伝子が含まれていてもよい。DHFR 遺伝子を含む発現ベクターを含有する細胞は、DHFRの競合アンタゴニストで あるメトトレキセートの存在下で培養することができる。このことにより、DH FR遺伝子の複数コピーが合成され、それと同時に発現ベクターに含まれる他の DNA配列(たとえば、GPAをコードするDNA配列など)の複数コピーも合 成される(リンボルド(Ringold)ら、J、Mo1. Apl、 Gen et、 1 : 165〜175 (1981))。そのようにして、細胞によ って産生されるGPAレベルが増大する。
発現ベクターによってコードされるDHFRタンパク質はまた、成功したトラン スフェクションの選択マーカーとして用いることもできる。たとえば、形質転換 する前の宿生細胞がDHFR活性を有していないなら、GPAおよびDHFRタ ンパク質をコードするDNA配列を含有する発現ベクターによって首尾よく形質 転換されたことは、メトトレキセートを含む培地中で細胞を増殖させることによ って決定することができる。また、GPA、DHFRタンパク賃およびアミノグ リコノド3°ホスホトランスフエラーゼ(、APH)をコードするDNA配列を 含有する発現ベクターで形質転換された哺乳動物細胞はまた、カナマイノンやネ オマイノンtどのアミノグリコノド抗生物質を含有する培地中で細胞を増殖させ ることによって決定することができる。真核生物細胞は通常、内生API活性を 発現しないので、APIタンパク質をコードする遺伝子(一般にneo’遺伝子 と呼ばれる)は広範囲の真核生物宿主細胞において主要な選択マーカーとして用 いることができ、それによって該ベクターでトランスフェクションされた細胞を GPAを発現する組換え宿主細胞を同定および単離するために用いることのでき る他の多くの選択マーカーが知られている。たとえば、酵母に用いるのに適した 選択マーカーは、酵母プラスミドYRp7中に存在するt rpl遺伝子である 。
hemper)ら、Gene 10 : 157〜166 (1980)。tr pl遺伝子は、トリプトファン中で増殖する能力を欠く酵母の変異株、たとえば ATCCNo、44076またはPEP4−1 (アメリカン・タイプ・カルチ ャー・コレクション、ロックビル、メリーランド州20852米国)のための選 択マーカーを提供する。
ジョーンズ(Jones) 、Genetics 85 :12 (1977)  oついで、酵母宿主細胞ゲノム中のt rpl病変の存在は、トリプトファン の不在下で増殖させることにより形質転換体を検出するための有効な環境を提供 する。同様に、Leu2欠損酵母株(ATCCNo、20622または3862 6)は、Leu2遺伝子を含有する公知プラスミドにより補足される。
本発明において特に有用なのは、G P AをコードするDNAの哺乳動物細胞 中における一過性の発現を提供する発現ベクターである。一般に、一過性の発現 には、宿主細胞が発現ベクターの多くのコピーを蓄積し、それによって該発現ベ クターによってコードされる所望のポリペプチドを高レベルで合成できるように 、宿主細胞中で効率的に複製することのできる発現ベクターを使用する。適当な 発現ベクターと宿主細胞とからなる一過性の発現系によって、クローニングした DNAによってフードされるポリペプチドの都合のよい積極的な同定が可能とな るとともに、所望の生物学的または生理学的特性についてそのようなポリペプチ ド4360〜4364 (1985)。それゆえ、−過性発現系は、GPAのア ミノ酸配列変種をコードするDNAを発現させて機能的に活性な変種を同定する うえで本発明において特に有用である。
GPAのアミノ酸配列変種の特性を前取て予測することはしばしば困難であるの で、機能的に活性なものを同定するために、そのような変種のある種のスクリー ニングが必要であろうことが評、価されるであろう。そのようなスクリーニング は、ニューロンの生存についての通常のアッセイを用い(エラケンスタイン(E ckenstein)ら、Neuron4+623〜631 (1990))、 または機能的に活性なGPAに選択的に結合するモノクローナル抗体、たとえば GPAの活性部位またはレセプター結合部位に選択的に結合するモノクローナル 抗体を用いたイムノアッセイを用い、インビトロで行うことができる。
本発明の好ましい態様において、哺乳動物宿主細胞中でのG P A、発現は、 エプスタイン−バーウィルス(EBV)からの複製のoriP起点を含有する発 現ベクターおよびEBVのEBNA−1遺伝子で形質転換され該遺伝子を構成的 に発現する宿主細胞を使用して行われる。
EBVのoriP配列を含有するプラスミドは、EBV核抗原(EBNA−1) を発現するEBV形質形質転換宿主細胞種製することができる。サグデン(Su g984)e以下の実施例にr載するGPAの発現においては、EBVからのO r】P起点を含有するプラスミド発現ベクター(pHEBO30)およびE B  N A−1を1311銭的に発現する細爬株(CEN4)を使用する。詳細に は、pHEBO30は、強力なCMvプロモーター、該CMVプロモーターの下 流にある外来遺伝子挿入用マルチプルクローニング領域、EBNA−1を発現す る宿主細胞(たとえば、CEN4)中でプラスミドを複製させるためのEBVの 。riP領域、真核生物中で選択するためのハイグロマイシン耐性遺伝子、原核 生物中で複製させるためのpBR322由来の複製起点、および原核生物中で選 択するためのアンピシリン耐性遺伝子を含む。
トランスフェクション後、pHEBO30(その組換え誘導体を含む)は、EB NA−1を発現する宿生細胞の核種でエビソームとして安定に保持される。予期 しないことに、そのような宿生細胞のpHEBO30での安定なトランスフェク ションの効率は、oriP領域とEBvがらのEBNA−1遺伝子の両方を含有 するプラスミドで得られるものに比べて数倍大きい。一般に、CEN4細胞のp HEBO30による安定なトランスフェクションの効率は、約5〜25%または それ以上である。pHEBO30およびCEN4の他の利点としては、以下の点 が挙げられる: (1)pHEBO30中にクローニングした外来遺伝子(たと えば、ヒト組織プラスミノーゲンアクチベータ−(tPA)およびヒト可溶性ア ルカリホスファターゼ)のCEN4細胞中細胞−過性発現は、EBVからの。r iPを欠く発現ベクターで得られるものに比べて数倍高い; (2)pHEBO 30中にクローニングした外来遺伝子のCE N 4細胞中での安定な発現は、 適当な選択(たとえば、ハイグロマイシン選択)で4力月またはそれ以上維持す ることができる:および(3)pHEBO30およびその組換え誘導体は、分析 または修飾のため、トランスフェクションした細胞から容易に回収できる。
本明細書において用いる「形質転換」および「トランスフェクション」なる語は 、プラスミドや発現ベクターなどの所望の核酸を宿生細胞中に導入する工程をい う。宿主細胞の性質に応じて、種々の形質転換およびトランスフェクション法が 利用できる。大腸菌細胞の場合は、最も一般的な方法は、塩化カルシウムその他 の塩の水溶液で該細胞を処理することを含む。哺乳動物細胞の場合は、最も一般 的な方法は、リン酸カルシウムもしくはD E A E−デキストランのいずれ かの媒介によるトランスフェクション、またはエレクトロポレーションである。
サンプルツク(S ambrook )ら編、モレキュラークローニング、p  p、 1.74〜1.84および16.30〜16.55(コールドスプリング ハーバ−ラボラトリ−プレス、1989)。形質転換またはトランスフェクショ ン後、所望の核酸は宿主細胞ゲノム中に組み込まれるか、または染色体外要素と して存在する。
上2プラスミドおよび発現ベクターで形質転換またはトランスフェクションした 宿主細胞を、プロモーターの誘導または薬剤耐性またはある種の他の選択マーカ ーまたは表現型の選択に適するように修飾した通常の栄養倍地中で培養する。
温度、pHなどの培養条件は、場合により、クローニングまたは発現のために宿 主細胞を培養するのに以前に用いた条件が適しており、当業者には明らかであろ う。
本発明においてベクターをクローニングまたは発現するのに適した宿主細胞は、 原核生物、醇丹、および高等真核生物(昆虫、を椎動物、および哺乳動物宿主細 胞を含む)のものである。適当な原核生物としては、グラム陰性生物やグラム陽 性生物などの真正細菌、たとえば、大腸菌、パンラス・サチリス(Bacjll us 5ubtilis)などのバフラス種、ンユードモナス・アエルギノーサ (P seudomonas aeruginosa)などのシュードモナス種 、サルモネラ・チフィムリウム(Salmonella typhiwuriu m) 、またはセラチア・マルセンセンス(S erratia marces cans)が挙げられる。
原核生物に加えて、繊維状真菌や酵母などの真核微生物もGPAをコードするベ クターに適した宿主である。サツカロミセス・セレビシェ(S accharo myces cere〜1siae) 、または一般的なパン酵母が、低級真核 宿生微生物のなかでも最も一般的に用いられる。しかしながら、多くの他の属、 種および株が本発明において利用できて有用であり、たとえば、スキゾサノカロ ミセス・ポンプ(Schizosaccharomyces po+1be)  (ビーチ(Beach)およびナース(Nurse) 、Nature 290 1140〜142 (1981)) 、ピキア・バストリス(P 1chia  pastoris)125 (1989)Lニューロスポラ・クラノサ(Neu rospora crassa) (ケース(Case)ら、Proc、Nat l、Acad、Sci、USA76 : 5259〜5263 (1979)) 、およびアスペルギルス宿主、たとえば、アスペルギルス・ニジュランス(As pergillus n1dulans) (バランス(Ballance)ら 、B 1ochet B 1ophyよびアスペルギルス・ニガー(Asper gillus niger) (ケリー(Kelly)ら、E\iBo J、4  :475〜479 (1985))を用いることができる。
GPAの発現に適した宿主細胞はまた、多細胞生物由来であってもよい。そのよ うな宿主細胞は、複合プロセシング(coIIlplex processin g)およびグリコシレー/ジン活性が可能である。原則として、を椎動物に由来 するか無を椎動物に由来するかにかかわらず、あらゆる高等真核生物細胞培養液 を用いることができる。
しかしながら、グリコンレージジンの種特異性、組織特異性、および細胞特異性 のため(ラーデマソヒ+ −(Rademacher)ら、Ann、 Rev、  Bioche+a、 57 : 785〜838 (1988))、外来宿主 細胞中でのGPAのグリコンレージジンの程度およびパターンは天然で発現され る細胞から得られるGPAのものとは一般に異なるであろうことが評価されるで あろう。
無を椎動物細胞の例としては昆虫および植物細胞が挙げられる。スポドブテラ・ フルンペルダ(S podoptera frugiperda) (毛虫)、 アエデス・アエジブチ(Aedes aegYl)ti) (蚊)、アエデス・ アルボビクッス(Aedes albopictus) (蚊)、ドロソフィラ ・メラノガスタ−(Drosophila melanogaster) (シ ョウジヨウバエ)、およびボンビノクス・モリ(Bombyλmori)宿主細 胞などの宿主からの多数のバキュロウィルス株および変種および対応許容昆虫宿 主細胞が同定されてワタ、トウモロコノ、ジャガイモ、ダイス、ペチュニア、ト マトおよびタバコの植物細胞培養物を宿主として利用することができる。一般に 、植物細胞のトランスフェリンジンは、GPA DNAを含有するように前取て 変化させておいた細菌のアグロバクテリウム・ツメファシェンス(Agroba cterium tumefaciens)のある種の株とともにインキュベー トすることにより行う。植物細胞をアグロバクテリウム・ツメファシェンスとと もにインキュベートする間に、GPAをコードするDNAは細胞中に移動し、か くして該細胞はトランスフェリンヨンされ、適当な条件下でGPA DNAを発 現するであろう。加えて、ノバリンンンターゼプロモーターおよびポリアデニル 化/グナル配列およびリブロース2リン酸カルボキンラーゼプロモーターなどの 植物細胞に適合した制御およびシグナル配列を利用することができる。デピノカ −(D epicker)ら、J 、 Mo1. 、八ppl、 Gen、 1 .561〜573 (1982)、ヘレラーエストレッラ(Herrera−E strella)ら、Nature 310 : 115〜120 (1984 )、加えて、T−DNA780遺伝子の上流領域から単離したDNA切片は、組 換えDNA含有植物組織中での植物発現可能な遺伝子の転写レベルを活性化また は増加させることができる。ヨーロッパ特許公開第EP321.196号(19 89年6月21日公開)。
しかしながら、を椎動物細胞に最大の関心があり、を椎動物細胞の培養液(組織 培養液)中での増殖は近年、日常的な手順になっている。クルーズ&パダーリン 編、組織培養(アカデミツクプレス、1973)。有用な哺乳動物宿主細胞の例 は、5v40で形質転換したサル腎11CV1株(CO3−7、ATCCCRL 1651);ヒト胚腎臓株293(または懸濁培養中で増殖させるためにサブク ローニングした293細胞)(グラハム(G raham)ら、J 、 Gen 、 Virol、 3旦:59〜72 (1977)):ベービーハムスター腎 臓細If! (BHK、ATCCCCLIO):チャイニーズハムスター卵巣細 胞(DHFR欠損CHO細胞を含む、ウアラウブ(tJ rlaub)ら、Pr oc、Natl、Acad、Sci、USA77 : 4216〜4220 ( 1980)):マウスセルトリ細胞(TM4、マザー(Mather)、Bio l、Reprod、23 : 24:3−251 (1980)):サル腎臓細 胞(、CVl、ATCCCCl70)ニアフリカミトリザル腎臓細胞(〜’ER O−76、ATCCCRL−1587):ヒト頚部癌細胞(HELA、ATCC CCl2):イヌ腎臓細胞(MDCKSATCCCCl34):バノフ70−ラ ット(buffalo rat)肝臓細胞(BRL3A、ATCCCRL144 2):ヒト肺細胞(W1381.ATCCCCl75);ヒト肝臓細胞(Hep  G2、HB8065)1マウス乳111i (MMTO60562、A’rC CCCl51)+TRI細胞(マザーら、Annals N、Y、Acad、S ci、383 : 44−68 (1982));MRC5細胞、FS4細胞; およびヒト肝癌株(HepG2)である。
G P 、6.をコードするヌクレオチド配列および適当な制御配列を含有する 適当なベクターの構築には標準的な組換えDNA法を用いる。DNAを断片に開 裂し、修飾し、必要なベクターを生成するのに望ましい形態にて一緒にライゲー トする。
構築したベクター中の正確な配列を確認するための分析のため、ベクターを制限 消化(該ベクター中における予測される制限エンドヌクレアーゼの存在を確認す るため)および/またはサンガー(S anger)らのチェインターミネータ −法(Proc、Natl、Acad、 Sci、IjSA 72 : 391 8〜3921 (1979) )によりシーフェンシングすることにより分析す る。
この発明のGPAを製造するのに使用する哺乳動物宿主細胞は、種々の培地中で 培養することができる。ハムのFlo(シグマ)、最小必須培地(MEM、シグ マ) 、RPMI−1640(シグマ)、およびダルベツコの変性イーグル培地 (DMEM、シグマ)などの市販の培地が宿主細胞を培養するのに適している。
、米国特許第4.560.655号、同第4.657.866号、同第4.76 7.704号、または同第4.927.762号:またはPCT特許公開第WO 90103430(1990年4月5日公開)に記載された培地のいずれも、宿 主細胞のための培地として用いることができる。これら培地のいずれも、必要に 応じてホルモンおよび/または他の成長因子(イン/ニリン、トランスフェリン 、または上皮増殖因子など)、塩(塩化ナトリウム、カルシウム、マグネシウム 、およびリン酸など)、緩衝液(HEPESなど)、ヌクレオノド(アデノノン およびチミジンなど)、抗生物質、微量元素(マイクロモルの範囲の最終1度で 通常存在する無機化合物として定義される)、およびグルコースまたは等価なエ ネルギー源を添加することができる。他の必要な添加物も、当業者に知られた適 当な濃度にて含有させることができる。温度、pHなどの培養条件は、発現につ いて宿主細胞において以前に用いたものであり、当業者に明らかであろう。
この開示において言及する宿主細胞には、インビトロ培養中の細胞、並びにたと えば移植または埋め込みの結果として宿主動物内にある細胞が包含される。
さらに、たとえばPCT特許公開第WO91106667(1991年5月16 日公開)に記載されているように、相同的組換えによってこの発明のGPAを製 造することも考えられる。簡単に説明すると、この方法は、GPAをコードする 内生遺伝子を含有する細胞を相同DNAで形質転換することを含み、該相同DN Aは、(1)DHPRなどの増幅可能な遺伝子、および(2)少なくとも約15 0塩基対の長さを有する少なくとも一つのフランキング配列(細胞ゲノム中のG PAをコードする遺伝子内または該遺伝子に隣接するヌクレオチド配列に相同で ある)を含む。形質転換を、該相同DNAが組換えによって細胞ゲノム中に組み 込まれるような条件下で行う。ついで、該相同DNAが総み込まれた細胞を、増 幅可能な遺伝子の増幅、それによって同時に増幅されたGPA遺伝子を選択する 条件に供する。ついで、得られた細胞を、所望の量のGP、Aの産主についてス クリーニングする。GPAをコードする遺伝子に近接するフランキング配列は、 たとえば、出発点として図1に示すGPAヌクレオチド配列を用いてゲノム歩行 法によって容易に同定できる。スボエレル(Spoerel)ら、Meth、  Enz、 152・598〜603 (1987)。
遺伝子増幅および/または遺伝子発現は、たとえば、本発明において提供する配 列に基づき、適当な標識オリゴヌクレオチドハイブリダイゼ−7ヨ/プローブを 用いて、DNAを定量するためのサザーンブロツティング、またはmRNAを定 量するためのノーザンブロッティングにより試料中で直接測定することができる 。種々の標識を用いることができるが、最も一般的には放射性同位元素、とりわ けsipを用いることができる。しかしながら、ポリヌクレオチド中に導入する だめのビオチン−修飾ヌクレオチドの使用などの他の方法を用いることもできる 。
ついで、ビオチンはアビジンまたは抗体への結合部位として働き、該アビジンま たは抗体は放射性同位元素、蛍光団、発色団などの広範囲の標識で標識すること ができる。別法として、DNA二量体、RNA二量体、およびDNA−RNAハ イブリッドニ量体またはDNA−タンパク質二量体を含む特定の二量体を認識す ることのできる抗体を用いることができる。表面上に二量体が形成されたときに 該二量体に結合した抗体の存在を検出することができるように、この抗体を今度 は標識し、表面に二量体が結合したアッセイを行うことができる。
別法として、遺伝子発現は、組織切片の免疫組織化学的染色および細胞培養液ま たは体液のアッセイなどの免疫学的方法により、遺伝子産物(GPA)の発現を 直接定量することによって測定することができる。免疫組織化学的染色法では、 一般に、脱水および固定、ついでカップリングした遺伝子産物に特異的な標識抗 体と反応させる(その際、標識は通常、酵素標識、蛍光標識、発光標識などの視 覚的に検出可能なものである)ことにより細胞試料を調製する。本発明に用いる のに適した特に感度の高い染色法が、フス(Hsu)らのAm、 J、 Cl1 n、 Path、、75 : 734〜738 (1980)に記載されている 。免疫組織化学的染色および/または試料流体のアッセイに有用な抗体は、モノ クローナルまたはポリクローナルのいずれであってもよい。都合のよいことに、 本発明において提供されるDNA配列に基づいて合成ペプチドに対して抗体を調 製することができる。
GPAは分泌ポリペプチドとして培地から回収するのが好ましいが、宿主細胞の 溶解液から回収することもできる。GPAが産生された宿主細胞の混入タンパク 質またはポリペプチドを実質的に含有しないGPAを得るため、GPAに付随す る混入物と比較したGPAの分別物理特性に基づいてGPAを精製する必要があ る。たとえば、第−工種として、培地または溶解液を遠心分離にかけて粒状の細 胞破砕物を除去する。その後、たとえば硫酸アンモニウムまたはエタノール沈殿 、ゲル濾過(分子排除クロマトグラフィー)、イオン交換クロマトグラフィー、 イムノアフィニティークロマトグラフィー、逆相HPLC,および/またはゲル 電気原動によって、混入する可溶性タンパク質およびポリペプチドからGPAを 精製する。
GPAのアミノ酸配列変種および誘導体も、特定GPAの識別特性または物理特 性を考慮に入れて同様に回収する。たとえば、GPAと細菌またはウィルス抗原 などの他のタンパク質またはポリペプチドとからなる融合タンパク質の場合、該 抗原に対する抗体を含有するイムノアフィニティーカラムを用いることにより有 意程度の精製を得ることができる。いずれにしても、組換え宿生細胞中で産生さ れたGPAまたはその変種または誘導体の特性の変化を償うため、天然に存在す るG P Aに遇した精V法を修飾する必要があることを当業者は評価するであ ろう。
本発明に従って製造されたGPAの純度は、分析的ドデンル硫酸ナトリウム(S DS)ゲル電気泳動、イムノアッセイ、またはアミノ酸組成または配列分析電気 泳動などの当該技術分野でよく知られた方法に従って決定する。他のタンパク質 を実質的に含有しない程度にGPAを精製するのが好ましい。治療用に使用する に際しては、精製GPAは99%以上のGPAであり、従って非GPAタンパク 質は精製GPA組成物中の全タンパク質の1%未満を構成するであろう。
GPAは、抗GPA抗体を産生させるために免疫原として用いることができる。
GPAに特異的に結合するそのような抗体は、GPAのアッセイにおける標準と して、たとえばラジオイムノアッセイ、酵素結合抗体免疫アッセイ、または競合 タイプのレセプター結合アッセイ、ラジオレセプターアッセイにおける標準とし て使用するために精製GPAを標識することにより、並びにアフィニティー精製 法において有用である。
GPAに対して向けられたポリクローナル抗体は、一般に、GPAおよびアジュ バントを複数回、皮下または腹腔内注射することにより動物中に産生される。2 官能性試薬または誘導体化試薬、たとえば、マレイミドベニ/ジイルスルホスフ ノンイミドエステル(7ステイン残基による結合)、N−ヒドロキシスクンジイ ミド(す/ン残基による結合)、ゲルタールアルデヒド、無水コハク酸、SOC I2、またはR’N=C=NR(式中、RおよびR1は異なるアルキル基)を用 い、GPAまたはそのペプチド断片を免疫しようとする種において免疫原である 担体タンパク質(キーホールリンベットヘモシアニン、血清アルブミン、ウンチ ログロブリン、またはダイズトリブシンインヒビターなど)に結合させるのが有 用である。
そのようなGPA−担体タンパク質結合体1mgまたは1μg(それぞれ、ウサ ギまたはマウスに対して)を3容量のフロイント完全アジュバントと混合し、該 溶液を複数部位で皮肉注射して、動物を該GPA−担体タンパク質結合体で免疫 する。1力月後、最初の量の115から1/10の量の結合体をフロイント完全 アジュバント中で皮下注射により複数部位にて動物にブースター投与する。7〜 14日後、動物を採血し、その血清を抗GPA抗体力価についてアッセイする。
抗体力価が安定水準に達するまで動物にブースター投与する。好ましくは、同じ GPAと異なる担体タンパク質との結合体でおよび/または異なる架橋試薬を用 いて注射することにより動物6=ブースター投与する。GPAと適当な担体タン パク質との結合体はまた、組換え細胞培養液中で融合タンパク質として製造する こともできる。また、ミョウバンなどの凝集剤を用いて免疫応答を促進させるこ とができる。
GPAに対して向けられたモノクローナル抗体は、培養中の連続細胞株による抗 体分子の産生を供するいかなる方法を用いても製造される。そのような方法の例 としては、コーラ−(Kohler)らのオリジナルのハイブリドーマ法(Na tureスΣ旦、495〜497 (1975))、およびヒトB細胞ハイブリ ドマ法(コズボー(Kozbor) 、J 、 ] mmuno1.13旦:3 001 (1984);プログ−(B rodeur)ら、モノクローナル抗体 産生法および応用、51〜63頁(マーセル・デツカ−(Marcel Dek ker、 I nc、 ) 、ニューヨーク、1987))が挙げられる。
診断的応用のためには、抗GPA抗体を一般に検出可能な残基で標識するであろ う。検出可能な残基は、直接または間接のいずれかで検出可能なシグナルを生じ 得るものであればいかなるものであってもよい。たとえば、検出可能な残基は、 3)(,14C,32p、3SSまたは1251などの放射性同位元素、フルオ レセインイソンス化合物:たとえば+251.32p、 +1(:または用など の放射性同位元素標識、またはアルカリホスファターゼ、β−カラクトシダーセ または西洋ワサヒペルオキシダーゼなどの酵素であってよい。
デーピッド(Davjd)ら、B iochemistryよ3 : 1014 ′1021 (1974):ベイン(Pain)ら、J、]mmuno1.Me th、40:219〜231 (1981):およびベイヤー(Bayer)ら 、Meth、Enz、184:138〜163 (1990)に記載された方法 を含む、検出可能な残基に抗体を別々に結合させるための当該技術分野で公知の いずれの方法も用いることができる。
抗GP、Il、vL体は、競合結合アッセイ、直接および間接サンドイッチアッ セイ、および免疫沈降アッセイ(シラ(Zola) 、モノクローナル抗体、技 術のマニュニ、147〜158頁(CRCプレス、1987))などの公知のア ッセイ法のいずれにおいても用いることができる。
競合結合アッセイは、限られた量の抗体への結合に対して標識標準(たとえば、 GPAまたは免疫学的に反応性のその部分)が試験試料分析対象物(GPA)と 競合し得る能力に依存する。試験試料中のGPAの量は、抗体に結合した標準の 量に反比例する。結合した標準の量の測定を容易にするため、一般に抗体を競合 の前または後に不溶化し、抗体に結合した標準および分析対象物を結合しないで 残ったmsおよび分析対象物から都合よく分離てきるようにする。
サンドイッチアッセイでは、検出しようとするタンパク質の異なった免疫原部分 、またはエピトープに対してそれぞれ結合し得る2つの抗体を使用する。サンド イッチアッセイにおいては、固体支持体上に固定化した第一抗体が試験試料分析 対象物に結合し、その後に第二抗体が該分析対象物に結合し、かくして不溶性の 3部分檀合体を形成する。デーヒツトら、米国特許第4.376.110号。こ の第二抗体はそれ自体検出可能な残基て標識されていてもよいしく@接すントイ ソチアノセイ)、または検出可能な残基で標識した抗免疫グロブリン抗体を用い て測定することもてきる(間接サンドインチアッセイ)。たとえば、サンドイッ チアッセイの一つのタイプはELISAアッセイ、てあり、この場合は検出可能 な残基は酵素である。
本発明の抗GPA抗体はまたインビボ造影にも有用であり、この場合には検出可 能な残基で標識した抗体を宿主に、好ましくは血流中に投与し、該宿主内の標識 抗体の存在および位置をアッセイする。この造影法は、種々の神経学的疾患の病 期の決定(staging)および治療に有用である。抗体の標識は、核磁気共 鳴、放射線学または当該技術分野で公知の他の検出手段のいずれにせよ、宿主中 で検出し得る残基を用いて行うことができる。
GPAは、毛様体、知覚、および交感ニューロンを含むニューロンの発育、維持 または再生をインビボで促進するのに有用であると思われる。従って、GPAは 、種々の神経学的疾患および異常の診断法および/または治療法に利用すること ができる。
本発明の種々の態様において、外傷、手術、虚血、感染、代謝性疾患、栄養不良 、悪性(malignancy) 、または毒性薬剤によって神経系が障害を受 けた患者に精製GPAを投与し、ニューロンの生存または成長を促進させること ができる。
たとえば、外傷または手術によって障害を受けた運動ニューロンの生存または成 長を促進するのにGPAを用いることができる。また、GPAは、筋萎縮性側索 硬化症(ルーデーリック病(Lou Gehrig’s disease) )  、ベル麻痺などの運動ニューロン疾轡1、およびを軸性筋萎縮または麻痺を伴 う種々の状態の治療に用いることができる。さらに、GPAは、アルツハイマー 病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、およびダウン症候群などのヒト神経 変性疾患の治療に用いることができる。
本発明のさらに別の態様において、GPAに対して向けられた抗体を、GPAの 過剰産生を特徴とする神経学的疾患および異常を患う患者に投与することができ る。抗GPA抗体は、手術後に起こるような知覚ニューロンの真理的再生を防ぐ ため、または知覚ニューロンの選択的切除、たとえば慢性疼痛症候群(chro njc pain syndromes)の治療に用いることができる。
神経学的疾患および異常の治療のためのGPAおよび抗GPA抗体の治療製剤は 、所望の純度を有するG P 、Aまたは抗GPA抗体をよく知られた任意の生 理学的に許容し得る担体、賦形剤または安定化剤と混合することにより調製する 。許容し得る担体、賦形剤または安定化剤は、使用した投与量および濃度におい て非毒性であり、リン酸、クエン酸および池の有機駿などの緩衝液:アスコルビ ン酸を含む抗酸化剤、低分子量(約10残基未A)ポリペプチド、血清アルブミ ン、ゼラチンまたは免疫グロブリンなどのタンパク質:ボリビニルビロリドンな どの親水性ポリマーニゲリシン、グルタミン、アスパラギン、アルギニンまたは りシンなどのアミノ酸、単糖、二糖、およびグルコース、マンノースまたはデキ スリンを含む池の炭水化物: EDTAなどのキレート試薬;マンニトールやソ ルビトールなどの糖アルコール、ナトリウムなどの塩を形成する対イオン:およ び/またはツイーン、プルロニックまたはポリエチレングリコール(PEG)な どの非イオン性界面活性剤を含む。
ンラスティック膜などの膜上にGPAを吸着させ、これを障害を受けた神経組織 の近傍に埋め込むことができるし、またはGPAをリポソームと複合体を形成さ せるのが望ましい。PCT特許公開第WO91104014(1991年4月4 日公開)。
GPAは場合により、所望の治療学的効果を達成するため他の神経栄養因子と組 み合わせ、または−緒に投与できる。たとえば、GPAをNGFまたはBDNF または他の神経栄養因子とともに用いて知覚ニューロンの増殖に対して相乗的刺 激効果を発揮させることができる。ここで「相乗的」なる語は、GPAと第二の 神経栄養因子との組み合わせの効果がそれぞれの物質を個々に用いた場合に達成 されるものよりも大きいことを意味する。
インビボ投与に用いるGPAおよび抗GPA抗体は無菌でなければならない。
このことは、GPAまたは抗GPA抗体の溶液を滅菌濾過膜で濾過する二とによ り容易に達成することができる。その後、滅菌アクセスポートを有する容器、た とえば、皮下注射針で突き通すことのできるストッパーを有する静圧用溶液バッ グまたはバイアル中に濾過溶液を入れる。濾過溶液はまた、凍結乾燥して粉末状 の滅菌GPAまたは抗GPA抗体とすることができる。
GPAおよび抗GPA抗体をインビボで投与する方法としては、静脈内、腹腔内 、脳内、筋肉内、眼内、動脈内、または病変的経路による注射または注入、およ び徐放製剤によるものが挙げられる。
徐放製剤は、−9に、GPAまたは抗GPA抗体、および該GPAまたは抗GP A抗体が一定の期間で放出されるマトリックスからなる。適当なマトリックスと しては、成型製品の形態、たとえば膜、繊維またはマイクロカプセルの形態の半 透過性ポリマーマトリックスが挙げられる。徐放マトリックスは、ポリエステル 、ヒドロゲル、ポリラクチド、米国特許第3.773.919号、L−グルタミ ン酸とγエチルーし一グルタミン酸とのコポリマー、ンドマン(S id+*a n)ら、B iopolymers、λ2:547〜556 (1983)、ポ リ(2−ヒドロキシエチル−メタクリレート)、またはエチレンビニルアセテー ト、ランガー(Langer)ら、J、Biomed、Mater、Res、1 5 : 16’?”277 (1981):ランガー、Chem、Tech、1 2 : 98−105 (1982)からなっていてよい。
本発明の一つの態様において、徐放製剤はリポソーム内に捕捉されたまたはリポ ソームと複合体を形成したGPAまたは抗GPA抗体からなる。別の態様におい て、徐放製剤は、GPAまたは抗GPA抗体を活発に産生ずる細胞からなる。
そのような細胞は患者組織中に直接導入することもできるし、または多孔質膜内 に包接しこれを患者内に埋め込むこともできるが、いずれの場合も、増加濃度ま たは低下濃度のG P Aを必要とする磨者の体内の領域にGPAまたは抗GP A抗体を送達する。
治療に使用するGPAまたは抗GPA抗体の有効量は、たとえば、治療目的、投 与経路、および患者の健康状態に依存するであろう。従つて、最遍の治療効果を 得るために必要とされるように、治療者は投与量を滴定し投与経路を修飾する必 要があるであろう。典型的な1日の投与量は、上記因子に依存して約1μg/k gから100mg/kgまたはそれ以上の範囲であろう。可能なら、たとえば当 該技術分野で公知のニューロン細胞生存または成長のアッセイを用いてまずイン ビトロで適当な投与量範囲を決定し、ついで過当な動物モデルの投与量範囲から ヒト患者の投与量範囲を外挿するのが望ましい。そのようなインビトロアッセイ (エラケンスタインら、Neuron 4 :623〜631 (1990)) におけるG P Aの使用に基づき、本発明の特定の態様において、ニューロン の生存または成長を促進する効果を有する医薬組成物は約01〜Long/ml のインビボでの局所GP、AI度を提供するであろう。
要約すると、CP、八をコードする核酸分子を提供することにより、本発明は組 換えDNA法によるGPAの製造を初めて可能とし、それゆえ種々の診断および 治療用途に使用するに充分な量のGPAの信頼できる供給源を提供する。その独 特の生物学的特性のため、精製した組換えGPAはニューロンの成長および生存 を確実にすることが必要なまたは望ましいが他の神経栄養因子を使用できないか または有効でない種々の状況において特l=有用であろう。
以下の実施例は本発明を説明するためのものであって、本発明を限定することを 意図するものではない。
実施例 1、λ−HEB○ベクターの構築 λ−HEBOベクターの構築のための出発物質として哺乳動物発現プラスミドp RK、CXRHN (oインク(Leung)ら、5cience 24旦:1 306〜1309 (1989) )を用イタ。pRK、CXRHNは、ソノマ ルチフルクローニング領域の下流に5fil制限工ンドヌクレアーゼ部位を含有 するecIalおよびNotl制限エンドヌクレアーゼ部位の間に配列:を有す る合成I)NAを挿入することにより、マルチプルクローニング領域中にさらに 5fiT部位を導入した。
ついで、得られたプラスミドをSpe IおよびHinPT制限エンドヌクレア ーゼで開裂し、1110塩基対の制限断片を単離した。CMVプロモーター、有 効なc D NAクローニングのための2つの5fi1部位、および転写終了の ためのS’l’40ポリアゾニレ−/ヨン配列を含む、pRK、CXRHNから の完全な発現単位を含有する該制限断片をプラスミドp220.2の唯一のXb al制限エンドヌクレアーゼ部位に挿入した。
プラスミドp220.2は、ウィリアム・サグデン(William Sugd en)博士(マツカードル・ラボラトリ−・フォア・キャンサー・リサーチ(M cCardleLaboratory for Cancer Re5earc h) 、ライスコンノン大学、マジソン、ライスコンノン、米国)から入手した 。p220.2は、p201 (イエーツ(YateS)ら、Nature 3 13:812〜815 (1985))の単純ヘルペスウィルス(HSV)チミ ンンキナーゼ(tk)ターミネータ−配列内の唯一のNar1部位にpUCI2 からのマルチプルクローニング領域(BamH4,Xba I。
5aII、およびHjndl[I制限エンドヌクレアーゼ部位を含有)を挿入す ることによって構築したプラスミドp201の誘導体である。
p220.2はNarl制限エンドヌクレアーゼ部位を含有しているはずである が、制限分析およびDNA配列分析の両分析により、この実施例に用いたクロー ニングした特定のp220.2は該部位を含有していないことが決定された。
それゆえ、上記111’0塩基対5pel−H4nP1制限断片をXbal消化 したp220.2に、線状化したp220.2プラスミドの一方のXbal末端 に対する該制限断片のSpe T末端の適法ライゲーション、および該プラスミ ドの他方のXbaI末端に対する該制限断片のH4nPI末端の強制ライゲーシ ョンにより結合させた。得られたプラスミド(pHEBO2と称する)は、CM Vプロモーター、エプスタイン−バーウィルスのEBNAI遺伝子およびori P領域、およびハイグロマイノン耐性遺伝子、および大腸菌中での複製および選 択のためのpML配列を含有する。
最後に、λ−DASHI+ベクター(ストラタジーン(S tratagene ) 、ラジョラ、カリフォルニア、米国)のBam81部位にBamHIで線状 化したpHEB02 DNAを挿入することによりλ−HEBOベクターを構築 した。
2、cDN、Aライブラリーの調製 天熱に存在するGPAが希少であるため、GPAをコードする核酸を単離するた めの重要な第一工程は、他の組織源に比べてどの組織源が相対的に多量のGPA タンパク質を含有しているかを決定することであった。GPAに富む組織源はま たGPAをコードする核酸にも富むであろうことが期待された。
15〜17日目のニ日月リ胚の眼が他のニワトリ胚組織に比べて比較的多量のG P、Aを含有するという知見に基づき、15日口のニワトリ胚がらの眼をcDN Aライブラリーを調製するための採取源として用いた。
伝令RNAを得るため、胚15日月(E 15)のニワトリ胚からの眼を切開し 、硝子液を除去し、ついでさらに処理する前に眼を一70℃で貯蔵した。本質的 にカタラ(Cathala)らの記載(DNA 2 + 329〜335 (1 983))に従い、3gの眼組織(約30個の眼)から全RNAを調製した。全 RNAの収量は約2.8mgであった。ホルムアルデヒド−アガロースゲル上の 全RNAのアリコートの電気泳動により全RNAのサイズ分布を分析した。サン プルツクら、モレキュラークローニング ラボラトリ−マニュアル、第2版、7 .43〜745頁(コールドスプリングハーバ−ラボラトリ−プレス、1989 )。
カラムから溶出したポリ(A)”RNAをカラムに2回通して全部で2サイクル の選択とした他は本質的に記載されたようにして(サンプルツクら、モレキュラ ークローニング:ラボラトリ−マニュアル、第2版、726〜7.29頁(コー ルドスプリングハーバ−ラボラトリ−プレス、1989)) 、オリゴ(dT) −セルロースカラム上の全RNAのアフィニティークロマトグラフィーによりポ リ(A)−RNA (伝令RNA)を単離した。全RNAの約5%がポリ(A)  ”RNAとして回収された。
オリゴ−dTプライマーおよびRNas=H活性を欠く逆転写酵素(ベセスダ・ リサーチ・ラボラトリーズ、ガイセルスパーク、メリーランド)を用いたポリ( A)−RNAの逆転写によりcDNAを調製した。第一および第二鎖の合成のた めの反応条件は、製造業者によって特定されたものを用いた。
得られた二本McDN、Aを、配列 5’ TGGCCAGCTGAGCTCACCTGC3’ l5EQ1ON09 13’ACCACCGGTCGACTCGAGTGGACGS’ l5E01O NO:+OI。
を有するモル過剰の5゛リン酸化5fil制隈エンドヌクレアーゼアダプターに ライゲートした。粘着5fil末端を有するcDNAをポリアクリルアミドケル 電気泳動により分画し、長さが600塩基対以上のcDNAをゲルがら溶出し、 5fil″r−消化したλ−HE B Oベクターにライケートした。
3、cDNAライブラリーのスクリーニング復製連鎖反応(PCR)核酸増幅法 を用いてGPA cDNAを同定および単離しようと繰り返し試みたが、成功し なかった。
その代わり、GPA cDNAを同定および単離するため、複数のオリゴヌクレ オチドプローブを用いた低厳格ハイブリダイゼーシジンによりCE15ライブラ リーをスクリーニングする必要があった。これらオリゴヌクレオチドプローブは 、精製GPAタンパク質の3つの異なるペプチド断片のマイクロシークエンンン グによって得たGPAの部分アミノ酸配列に基づいて設計した。
ニワトリE15cDNAライブラリーをスクリーニングするプローブとして用い るため、下記配列: を有する3つのオリゴヌクレオチド(o−GPA−1、o−GPA−2、および o−GPA−3と称する)をγ−”P−ATPおよびT4ポリヌクレオチドキナ ーゼを用いて5゛末端を放射標識した。
ライブラリーのスクリーニングは、本質的にワール(Wahl)らの記載(Me th。
E nzymol、よ52:415〜423 (1987))に従ってフィルタ ーハイプリダイゼ=/ヨンによって行った。λフアージプラークがら得たDNA を含有する3つのフィルターを、20%ホルムアルデヒド、6xSSC(1xS SCは0゜15M NaC]、0.015Mクエン酸ナトリウム、pH7,0)  、5xデンハルト溶液(1×デンハルト溶液は0.02%フィコール、0.0 2%ウソ血清アルブミン、および0.02%ポリビニルピロリドン)、0.1% SDS (ドデシル硫酸ナトリウム)、および50Mg/mlのサケ精子DNA 中、42℃で5時間プレハイブリダイズさせた。ついで、各放射標識プローブ( o−GPA−1、〇−G P A −2、o−GPA−3)をこれらフィルター に別々にハイブリダイズさせた。ハイブリダイゼーションはプレハイブリダイゼ ーションに使用したのと同じ緩衝液中で行った。ハイブリダイゼーション後、フ ィルターをlX5SC中、42℃にて洗浄し、オートラジオグラフィーにかけた 。
スクリーニングしたニワトリE15cDNAライブラリーからの約2X10’λ −ファー/クローンのうち、6つのクローンが上記3つのプローブのうちの少な くとも一つとハイブリダイズすることが同定された。これら6つのクローンを再 スクリーニングしたところ、一つだけが3つのすべてのプローブとハイブリダイ ズした(λCE15:19と称する)。
4、GPへ cDNAのヌクレオチド/−クエン/ングλCE15’19クロー ン中のcDNへ挿入物のヌクレオチドノークエンンングを、サンカーらのチエイ ンターミ不−/ヨ>iA、 (Proc、 Natl、 、Acad、 Sci 、 USA72:3918〜3921 (1979))に幾つかの修飾を加えて 行った。
詳しくは、最初に認められたDNAンークエンンング断片の電気泳動移動度にお ける種々の異常さを、ンークエンンング反応における一重鎖結合タンパク質gp 32(/ユワルツ(Schwarz)ら、Nucleic Ac1ds Res 、よ8:1079(1990))、およびヌクレオチド類似体7−ジアザ−dG TP (ミズサヮ(Mizusava)ら、Nucleic Ac1ds Re s工4 :1319〜1324 (1986))、および7−ジアザ−dATP (イユリゼン(J ensen)ら、J 、 D N A S equenci ngand hiapping 1 : 233−239 (1991) )の 使用により克服した。
5、pHEBO2−GP、Aの構築 λCEI5:19DNAを制限エンドヌクレアー七Not+で消化し、GPAの 全ヌクレオチドコード配列とその両側のpHEBO2プラスミドのヌクレオチド 配列からなる制限断片を生成した。この断片をT4DNAリガーセでライゲート することにより環化し、プラスミドp HE B O2−G P Aを得た。
6、大8!菌におけるGPADNAのクローニングおよび発現p HE B O 2−G P 、A、を制限エンドヌクレアーゼNcolで完全消化および制限エ ンドヌクレアー七Esplて部分消化することにより、該プラスミドDNAから G P Aの全ヌクレオチドフード配列を切り出した。このGPAの全コード配 列を含有するNcol−Espl DNA断片を、該断片のNco+粘着末端に 配列: を有するXbal−Ncolアダプター(該Xbal−Ncolアダプターはリ ポソーム結合部位(ツヤイン−ダルガノ配列)を含有する)をライゲートし、該 断片のEspl粘着末端に配列。
を有するEspl−Bglllアダプターをライゲートすることにより修飾して 、GPAをコードするXba I−Bg] I I DNA断片を得た。
つぎに、trpプロモーター−オペレーターの制御下にヒト成長ホルモン遺伝子 を含有するプラスミドpHGH207−1(米国特許第4.551.433号に 記載)を制御エンドヌクレアーゼXbalおよびBglllで消化してヒト成長 ホルモン遺伝子を放出させた。pHGH20?−1中のXba1部位は、trp プロモーター−オペレーターのすぐ下流である。ついで、上記GPAをコードす るXbal−Bglll DNA断片をpHGH207−1の残りの制限DNA 断片にライゲー/ヨンにより結合させ、ヒト成長ホルモン遺伝子をGPAヌクレ オチドコード配列で有効に置換した。
それゆえ、得られたプラスミド(ptrp−GPAと称する)は、pHGH20 7−1のtrpプロモーターおよび上記Xbal−Ncolアダプターによって 提供されたリポソーム結合部位の下流に、およびその制御下に発現するため正確 な方向にて、全GPAヌクレオチドコード配列を含有する。
大脹菌DHIOB細胞(BRL/ギブコ、ガイセルスパーク、メリーランド、2 0877米国)をチャンク(Chung)らの方法(Proc、 Natl、  Acad、 Sci、 USA86:2172〜2175 (1989))に従 ってptrp−GPAで形質転換した。形質転換した大腸菌中でのクローニング GPADNAの発現は、全細胞タノバク質のポリアクリルアミドゲル電気泳動に より確認された。形質転換した大腸菌ではGPAに期待されるサイズ(約21. 500ダルトン)のタンパク質が含まれていたが、形質転換していない大腸菌に は含まれていなかった。
7、)4EBO30の構築 上記のように、プラスミドpHEBO2はエプスタイン−バーウィルスのEBN AI遺伝子およびoriP領域を含有している。これら2つのウィルス要素を含 有するプラスミドは宿主細胞の液中で自律的に複製することができる。EBNA 1遺伝子の機能はEBNAIを構成的に発現する細胞によって提供されるので、 EBNAI遺伝子のほとんどの範囲を包含する1840塩基対EcoNI−3g rAI制限断片をプラスミドpHEBO2から除去する二とにより該プラスミド のサイズを小さくすることが可能である。詳しくは、pHEB○2ONAを制限 エンドヌクレアーゼEcoNIおよびSgr、AIで消化し、得られた大きい方 の制限断片の粘着末端を4つのすべてのデオキ/リボヌクレオチドの存在下でフ レノウDNAポリメラーゼ■で充填した。ついで、得られた平滑末端断片をT4 DN、Aリガーゼを用いてライゲーシヨンすることにより環化してプラスミドp HEB○20を得た。
cDNAをpHEBO20中に有効にクローニングできることを確立するため、 マウス心房mRNAから調製したcDNA断片を配列5’ TGGCCAGCT GAGCTCACCTGC3’ l5EOID NO:1813’ACCACC GGTCGACTCGAGTGGACG5’ l5EQIDNO:191゜を有 する5filアダプターに結合させ、得られた5fiI粘着末端を含有するcD NAを5filで線状化したpHEBO20DNAにT4DNAリガーゼを用い たライゲーシヨンにより結合させた。得られたクローンのうち一つでpHEBO 20の5fiI部位に任意の350塩基対c D N 、A挿入物を有するもの をp)(EBO30と称する。
8、pcENlの構築 pcENlの構築のための出発プラスミドはpRK、CXRHh、pHEB。
2、pKAN2およびpSW2.RXRであるepRK、cXRHNおよびpH EB○2は上記に記載しである。pKAN2はイエーツらのP roc、Nat l、 Acad、 Sci、TJs、A81 : 3806−3810 (19 84)に記載されてあり、ライ1ノアム・サグデン博士(マツカードル・ラボラ トリ−・フォア・キャ/サー・1ノサーチ、ライスコンノン大学、マンソン、ウ イスコンンン米国)から入手しt二。pSW2.RXRは、大腸菌中でのプラス ミドの復製および選択に必須でなLlpRK。
CXRHNのpUc118由来配列内の3つの小さな領域を欠失させること1こ より、およびPCR突然変異誘発法(ヒグチ(Higuchi) 、PCRプロ トコール、177〜183頁(アカデミツクプレス、1990))を用し1てp RK、CXRHNのM13遺伝子間領域の上流にEcoR1部位を導入すること 1=より、pRK、CXRHNから得た。
pRK、CXRHN DNAを制限エンドヌクレアーゼXhoIで消化し、得ら れたXhol粘着末端を4つのすべてのデオキ/リボヌクレオチドの存在下でフ レノウDNAポリメラーゼを用いて充填した。ついで、この平滑末端DNAをI II限エンドヌクレアーゼSpe +で消化し、pRK、CXRHNのCMVプ ロモーターを含有する900塩基対5pel−Xhol’制限断片を単離しt二 。
pHEBO2DNAを制限エンドヌクレアーゼHinf Iで消化し、得られた Hinfl粘着末端を4つのすべてのデオキシリボヌクレオチドの存在下でフレ ノウDNAポリメラーゼを用いて充填した。ついで、この平滑末端DNAをII 限エンドヌクレアーゼM r o Iで消化し、EBNAI遺伝子のN末端コー ド配711を含有する215塩基対Hinfl’−Mro+制限断片を単離した 。
ライフ、上記900塩基対5pel−Xhol’llll6断片(pRK、CX RHNから)および215塩基対旧nfl’−Mro!制限断片(pHEB02 力1ら)をT4DNAリガーゼを用いたライゲーシヨンにより結合させて111 5塩基対のSpel−Mrol DNA断片を得た。
上記1115塩基対Spel−Mrol DNA断片を、(1)EBNAI遺伝 子の残りの部分(すなわち、上記215塩基対Hi n f l’−Mr o  L制限断片中には存在しないEBNAI遺伝子の部分)およびoriPを含有す るpHEBO2からの4290塩基対Mrol−BamHI制限断片、(2)G 418耐性遺伝子を含有するpKan2からの1600塩基対BamHI−Ec oRI制限断片、および(3)大腸菌中での複製および選択に必要な要素を含有 するpSW、 RX Rからの2900塩基対EcoRI−3pe I制限断片 と混合し、これら4つのDNA断片をT4DNAリガーゼを用いたライゲーシヨ ンによりし1つしよに結合させてプラスミドpC,EBNAを得た。
or iPを欠失させるため、pC,EBNAを制限エンドヌクレアーゼAce lおよびBamHIで消化した。得られた粘着末端を4つのすべてのデオキシ1 ノボヌクレオチドの存在下でフレノウDNAポリメラーゼで充填し、つ【1で大 きし)方の制限断片を単離し、T 4 c+NAリカーゼを用いたライゲーシヨ ンによりi(ヒしてプラスミドp、cEN1を得た。
9、細胞株CEN4の調製 細胞株CEN4はヒト胚腎臓細胞株293の誘導体であり、293細胞のゲノム 中にプラスミドpcEN1を安定に組み込むことにより調製しtこ。
pcENI DNAを制限エンドヌクレアーゼ5cal (pcENl中の唯一 のSca 1部位はアンビシ1ル耐性遺伝子内に存在する)で消化すること1= より線状化した。ついで、線状化したプラスミドDNAを293細胞中1ニエレ クトロポレーシヨンによりトランスフェクションした。ボッター(potter )ら、Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 U S A旦1ニア161−7165 ( 1984)、pcENID N Aを線状化することにより、該プラスミドDN Aの細胞染色体DNA中への安定な組み込みの頻度が増大する。
pcENI DNAが組み込まれたトランスフェクション細胞を同定するため、 細胞をネオマイノン存在下で増殖させ、6つのネオマイノン耐性クローンを選択 してさらに研究した。詳しくは、6つのクローンのそれぞれの細胞1’−pHE B。
20をエレクトロボレー/コンによりトランスフェクションし、各場合1:つ( Aて、得られたハイグロマイノン耐性コロニーの数をカクントすること1=よI ))ランスフエク/ヨンの効率を決定した。pHEBO20はEBN、A1遺伝 子を欠り蚤3するがoriPからの?I製にはE B N A 1遺伝子産物が 必要であるので、有効なトランスフェクションは、組み込まれたpcENI D NAによって細II包内(=存在するEBN、へ1遺伝子を発現することのでき る宿主細胞(二依存する。上も己6つのクローンのうち一つが、pHEBO20 DNAで最も有効にトランスフェクションされていることがわかった。該クロー ンの細胞をCEN4細胞と称する。
10、哺乳動物細胞中でのGPA DNAのクローニングおよび発現pHEBO 2−GPAを制限エンドヌクレアーゼ5stIで消化すること1:より、該プラ スミドDNAからGPAの全ヌクレオチドコード配列を切り出した。
ついで、このGPA DNAを5stlで線状化したプラスミドpLic219 t=ライゲートしてプラスミドpUc219−GPAを得た。
ついで、pUc219−CP、Aを制限エンドヌクレアーゼEaglおよびEc oNIで消化した。得られたGPAの全ヌクレオチドコード配列を有するDNA 断片の粘着末端をフレノウDNAポリメラーゼおよび4つのすべてのデオキシヌ クレオシド3リン酸を用いて充填し、ついで該DNA断片に5fiI粘着末端を 有するアダプターをライゲーシヨンにより結合させた。つも)で、この5fiI 粘着末端を有する断片を5fiIで線状化したpHEBO30にライゲートしt 二。
それゆえ、得られたプラスミド(pHEBO30−GPAと称する)1マ、該プ ラスミドのCMvプロモーターの下流に、および該プロモーターからの翻訳のた め正確な方向にて、全GPAヌクレオチドコード配列を含有する。CEN4細胞 をpHEBO30−GPAでエレクトロポレーションによりトランスフェクショ ンした。ボッターら、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U S  A 817161〜7165(1,984)。トランスフェクションした細胞 を高グルコースDMEM、10%ウン胎仔血渭、200μg / m l t  %イグロマイシン、800μg/mlネオマイシン中で培養した。発現されたG PAの生物学的活性のアツセイのt二め、トランスフェクションした細胞を血清 不含培地に移し、ついで血清不含f=らし培地を成長促進活性についてアッセイ した。
11 組換えGPAの生物学的活性 25mMカリウム、10%熱不活化ウマ血清、50単位/mlベニノ1ノン、お よび5mg/mlストレプトマイ/ンを添加しtこイーグルの最小必須培地(λ 1EN1、ジブコ)中、ウニ九当たり一つの毛様体神経節の密度にて24ウ工ル 組織培養プレート中で培養させた毛様体神経節ニューロンI:、pHEBO30 −GPAでトランスフェクション/したCEN4細胞の培養液から調製したなら し培地および細胞抽出物を加えた。pHEBO30またはpHEB○3O−tP A(ヒト組織プラスミノーゲンアクチベーターのコード配列を含有するp+−! EBO30)のいずれかでトランスフェクションしたCEN4細胞の培養液から のならし培地および細胞抽出物をコントロールとして用いた。
毛様体神経節ニューロンを全部で9日間培養し、斬t;に解凍したならし培地の 試料または細胞抽出物を含有する培地を3日目ごとに与えた。組織培養プレート の各ウェル中のニューロンを界面活性剤で抽出して放出されるラクトースデヒド ロゲナーゼ(LDH)の量を測定することにより、9日後に存在するニューロン 細胞質の量を定量した。それゆえ、LDHレベルは、生存するニューロンの数並 びにニューロ/突起成長の量および体細胞容量の増大の指標である。
詳しくは、二ニーロン培!!!液を平衡塩溶液で1回洗浄し、ついで100μI のホモジネート緩衝液(0,05M )リス、pH7,2,1mM EDTA、 0.5%トリトンX−100、および2mg/mlウン血清アルブミン)で抽出 した。界面活性剤抽出物の2つずつの20〜25μmアリコートにおけるLDH 活性の測定は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)およびテトラ ゾリウム染料の存在下での乳酸のピルビン酸への変換を測定する分光測光アッセ イを用いて行った。反応速度の測定は、モレキュラーデバイス(Molecul ar Devices)カイネティックマイクロプレートリーダー上で行った。
下記表1および■において、1単位の活性とは二ニーロン培養中のLDHの最大 レベルの半分を与える試料の量をいう。N/Dは、バックグラウンドレベルを越 える活性を検出できないことを示す。
表■ pHEBO30−GPA(10μgDNA) 333pHEBO30−cpA( 10μg D N A ) 233pHEBO30GPA (1μgDNA)  1334pHEBO30−GPA (2μgDNA) 1250pHEBO30 −GPA (10μgDNA) 3448pHEBO30−GPA (20μg DNA) 5207pHEBO30(10μgDNA) N/DpHEBO30 (10μgDNA) N/DpHEBO30−tPA (10μgDNA) N /DpHEBO30−【PA (108gDNA) N/D表■ トランスフェクションしたCEN4細胞からの細胞抽出物のアツセイトランスフ エク/!!ンしたもの k単位/m1pHEBO30−GPA (10μgDN A) 2631pHEBO30−GPA (10μgDNA) 2538pHE BO30−GPA (18gDNA) 20000pHEBO30−GPA ( 2μgDNA) 20408pHEBO30−GPA (10μgDNA) 2 8000pHEBO30−GPA (20μgDNA) 25000pHEBO 30(10μgDNA) N/DpHEBO30(10μgDNA) N/Dp HEB○3Q−1PA (10μgDNA) N/DpHEBO30−tPA  (10μgDNA) N/DpHEBO30−GPAでトランスフェクションし たCEN4細胞の培養液からのならし培地中のGPA活性の存在が細胞溶解によ るものかどうかを決定するため、ならし培地の40〜50μm試料をLDH活性 について直接ア・ソセイした。
下記表■において、LDH活性はLDI−1分光測光アツセイにおける反応速度 (]9分たりの光学密度(OD)の変化)にて示しである。N/Dは、ノ(・ツ クグラウンドレベルを越える活性を検出できなかったことを示す。
表■ トランスフェクションしたCEN4細胞からのならし培地におけるLDH活性の pHEBO30−GPA (10μgDNA) N/DpHEBO30−GPA  (10μgDNA) N/DpHEBO30−GPA (1μg D NA  ) N / DpHEBO30−GPA (2μgDNA) N/DpHEB○ 3O−GPA(10μgDNA) N/DpHEBO30−GPA (20μg DNA) N/DpHEB○30(10μgDNA) N/DpHEBO30( 10μgDNA) N/DpHEBO30−tPA (10μgDNA) 0. 032pHEBO30−tP、A (10μgDNA) N/Dならし培地の試 料中に検出可能なLDH活性が存在しないことは、ならし培地中のGPAが組換 えCEN4細胞からのGPAの分泌の結果によるものであり、細lti!溶解に よるものではないことを示している。
12、CEN4細胞からのGPAの分泌pHEB○3O−GPAかまたはpHE B○3O−CNTF (ラット毛様体神経栄養因子のコード配列を含有するpH EBO30)のいずれかでトランスフェクションしたCEN4細胞から調製した ならし培地および細胞抽出物を、上記毛様体神経節ニューロン峻長を促進する能 力についてアッセイした。これらアッセイの結果を図3.へおよび3Bl二示す 。pHEBO30−GPAてトランスフエタン3ンしたCEN4細胞からのなら し培地および細胞抽出物の成長促進活性は囚3Aに示す。pHEBO30−CN TFてトラ/スフエクノヨンしたCEN4m胞からのならし培地および細胞抽出 物の成長促進活性は図3Bに示す。これら図のそれぞれにおいて、種々の試料希 釈を横軸に示し、二ニーロン培養液から抽出したLDH活性の相対レベルを縦軸 に示す。各Aは、毛様体神経節ニューロンの2つの培養液から得たアッセイ結果 の平均である。
pHEB○3O−GPAでトランスフェクションしたCEN4細胞からのならし 培地には有意の量のニューロン成長促進活性が含まれていたが、pHEBO30 −CNTFでトランスフェクションしたCEN4細胞からのならし培地には、ト ランスフェクションしなかったCEN4細胞のならし培地で認められたものより も多かったが、そのような活性は含まれていなかった。しかしながら、pHEB O30−CNTFでトランスフェクションしたCEN4細抱から調製した抽出物 は有意のニューロン成長促進活性を有し、これら細胞においてpHEBO30− CNTF DNAが発現されたことを示していt二。これら結果は、CEN4細 胞中に発現された組換えGPAは細胞から培地中に分泌されるが、同じタイプの 細胞中で発現された組換えCNTFは分泌されないことを示している。
配列表 配列番号・1 配列の長さ:1469塩基 配列の型・核酸 鏑の数:1本鎖 トボロノー、直鎖状 配列: GACGGCGGTGTGGGGAGCCCCGGCCCGGATGGGGCT rAGCTGGGGGGCCC730ATCCCTGTGCAGGGCTGCT GACAGGCACAGGGGCTrCGGGGGGTGGGGGG780GG CCATGCTACTAACCCAGGACACnCTGCTrCCTAATG GGCCCACTrCC830CTGCGATGGA AAC丁GAGGCA  CGGGGAGGGA ACTCCCGGTG AGGTGGGCCT880丁 GC丁GTGCAG GGCCGGCCTG TTCTGTGGACCGGGT TGCTG CCTGTCTCCT 980GGCAGCCAGGTGATGC TrCTGGAGGAGGGGAGCTGCCTGG GGGCAnGCA 1 030TGTCCCCCCT CCGCAAGGCCTGAGGCmG CCT CCTCCAG GTGCTCCCTT I + 30GAAmCTGCTCT GACCGCT TGGGGCCm CTCAGGAG’GG GGGGTGG ATT 1230nGAGCTGGA TGGCAmCT TAGCTGGTC G GACGGGATAT GGAGAGGGTA 1280mATATAGA  AGGCTGACTT GGAAGACCCT CTGCCAGGGT Cm GTGCCT + 330AAAGCATCTG GAGAGCCAAA AA AAAAAAAA AAAAAAAAA 1469配列番号:2 配列の長さ・195アミノ酸 配列の型 アミノ酸 トポロジー:ili鎖状 配列・ 配列番号、3 配ダ11の長さ・199アミノ酸 配列の型 アミノ酸 トポロジー・直鎖状 配列 MetAlePhoM@+GluWsSerAIIL*uThrProHisA rgArgGlu+ s to ts Asn L@LI Gln A−丁yrArgThr Ph@His IIs  Met Lsu Als Arg L@L+特表千7−501934 (17) 配列番号:4 配列の長さ、200アミノ酸 配列の型 アミノ酸 トポロジー 直鎖状 配列・ May Ala Ph@Als Glu Gln Thr Pro Leu T hr Leu Hts Arg Arg Aspl 5 10 15 L*u Cys Ss Arg S@r lle Tr(s Leu Alm  Aug Lyi IIs Arg Ser AspL@u Thr Als L eu Met Glu Sgr Tyr Vsl Lys His Gln G ly Leu A*nLysAgnIt@AsnLsuAgoSirV口IAs pGlyV*1ProVatAleSirSo 55 60 Thr Asp Arg Tro Set Glu Met Thr Glu  AlaGlu Arg L@LI G11l GluAsnL@170111A leTyrArgThrPh@GlnGlyMetL*uTheLysLsuし euGluAspGlnArgVs+HIsPMThrProThrGluGl yAgoPh・His GIr+ Aim II! Has Thr Leu  Met L會u Gln Vsl Sir Ala Ph* A1m110 U S +20 Tyr Gin Leu Glu Glu Leu Met Val Leu  Ltu Glu Gln Lys II@Pr。
+25 130 135 GluAsnGluAleAspGlyMstPeaAlaThrVatGly ^5pGlyGly+40 145 150 L*u Ph@Glu Lym Lyi Leu Tro Glv Leu L vs Vsl Leu Gln Glu Leu155 +60 165 S@r Gln Trp Thr Val Arg Ser IIs His  Asp Leu Arg Val II@ 5arSar +4it Oln  Met Gly II@ Ser Jl、Ia Leu Glu S@r Hi s Tyr Gly A1m1135 190 +95 記列番号・5 配列の長さ 200アミノ酸 配列の型 アミノ酸 トポロジー二直鎮状 配列 Met Ala Ph@Th+ Glu l−1is Sat Pro Leu  Thr Pro His Arg Arg Aspl 5 TOI5 配列番号 6 配列の長さ: 8575塩基 配列の型・核酸 鏑の数:1本鎖 トポロジー二直鎮状 配列; CnAAATTCA CC丁AAGAATG GGAGCAACCA GCAG GAAAAGGACAAGCAGC8(X)GAAAATTCACGCCCCC TTGG GAGGTGGCGG CATATGCAAA GGATAGCAC T 850TTGTCmGTTTATGGGCCCCATTGGCGTGGAG CCCCGTTTAATrrrCGG 1850TAAAGGCAATGnGT GnGCAGTCCACAGACTGCAAAGTCTGCTCCAGGA28 00AGACGCCATCCACGCTGmTGACCTCCATAGAAGA CACCGGGACCGATC3700CAGCCACAGACGCCCGGT GTTCGTGTCGCGCCAGTACATG CGGTCCATGC465 0σロ’CGGGGCAGTCCTCGGCCCAAAGCATCAGCTCA TCGAGAGCCTGCGCG 5550ACGGACGCACTGACGG TGTCGTCCATCACAGmGCCAGTGATACACATG5600 GATCGGCCTGTCGCTTGCGGTATTCGGAATCTrGCA CGCCCTCGCTCAAG6450CCTrCGTCACTGGTCCCG CCACCAAACGTT TCGGCGAGAA GCAGGCCATr 6 500ATCTCAAGAA GATCCmGA TCTmCTACGGGGT CTGACGCTCAGTGGA 7350ACGAAAACTCACGTTA AGGG ATTTrGGTCA TGAGATTATCAAAAAGGATC 7400TrCGATGTAA CCCACTCGTG CACCCAACTG  ATCTrCAGCA TCTrTTACTr 8250TCACCAGCG TTTCTGGGTGAGCAAAAACAGGAAGGCAAAATGCCG CAAAA8300CCCCGAAAAGTGCCACCTGACGTCTAA GAAACCATrATrATCATGACATr8500AACC了ATAA A AATAGGCGTA TCACGAGGCCCmCGTCTr CAAG AATTCT 8550CATGmGACAGCTTATCATCGATA11 575配列番号 7 配列の長さ、27塩基 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー・直鎖状 配列: CGATrGGCCT TGGTGGCCTA AGCTTGC27配列番号・ 8 配列の長さ・29塩基 配列の型、核酸 鎮の数:1本鎖 トポロジー 直鎖状 配列 GGCCGCAAGCTrAGGCCACCAAGGCCAAT 29配列番号  9 配列の長さ・21塩基 配列の型、核酸 鍮の数・1本鎖 トボロ/−直鎖状 配列 TGGCCAGCTG AGCTCACCTG C21配列番号・10 配列の長さ 24塩基 配列の型 核酸 鎖の数、1本鎖 トポロジー・[鎮状 配列: GCAGGTGAGCTCAGCTGGCCACCA 24配71番号 11 配列の長さ 38塩基 配列の型 核酸 鎖の数 1本鎖 トポロジー 直鎖状 配列 GACAACCTGG CTGCCTACCG CGCCnCCGCACCCT GTT 3B配列番号 12 配列の長さ 38塩基 配列の型・核酸 稙の数 1本鎖 トポロジー @鎮状 配列 ATGCTGCTGCAGGTGTCTGCCTrCGTGTACCACCTG GA 38配列番号=13 配列の長さ:41塩基 配列の型・核酸 鎖の数 1本鎖 トポロジー二直鎮状 配列・ AGGGTGCTGCGAGAGCTGGCACAGTGGGCT GTGAG GTCTG T AT配列番号、14 配列の長さ 13塩基 配列の型 核酸 鎖の数、1本鎖 トポロジー 直鎮状 配列: CTAGGAGCTr TrG 13 配列番号:15 配列の長さ・13塩基 配列の型 核酸 鎖の数 1本鎖 トポロジー 直鎖状 配列 CATGCAAAAG CTC13 配列番号 16 配列の長さ、15壌基 配列の型:核酸 鎖の数=1本鎖 トポロジー・@輪状 配列: TTAGAATTCG CGATr 15配列番号・17 配列の長さ、16塩基 配列の型 核酸 鎖の数・1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GA丁CAATCGCGAATTC+6配列番号、18 配列の長さ 21塩基 配列の型:核酸 鎖の数・1本鎖 トポロジー。直鎖状 配列・ TGGCCAGCTG AGCTCACCTG C21配列番号 19 配列の長さ 24塩基 配列の型:核酸 鎖の数=1本鎖 トポロジー・直鎖状 配列 GCAGGTGAGCTCAGCTGGCCACCA 241 10 100  1.000100000 1000000廊籾 介釈 1゜+*s+++eetl A*、+。1.い。 PCT/lls 92108 2511.、、、、、、、、−、、、、、、N、 PCT/US 921082 5B国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号C07K 14100  8318−4HC12N 5/10 C12P 21102 C9282−4B21108 9161−4B C12Q 1/68 A 9453−4BGOIN 33153 B 8310 −2J//(C12P 21102 C12R1:91) (72)発明者 カシアンズ、ジョージアメリカ合衆国カリフォルニア9412 1、サンフランシスコ、ナンバー11、トウニンティーフォース・アベニュー4 41番 (72)発明者 エッケンスタイン、フェリックス・ピーアメリカ合衆国オレゴ ン97219、ポートランド、サウス・ウェスト・ウラドリー・ハイツ・コート 11536番 I (72)発明者 リュング、デビット・ワイーハングアメリカ合衆国カリフォル ニア94404、フォスター・シティ−、バーバドス・レイン515番 (72)発明者 ニジ、レイ アメリカ合衆国オレゴン97219、ポートランド、サウス・ウェスト・ウラド リー・ハイツ・コート11536番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.GPAをコードする単離核酸分子。
  2. 2.DNAであり、成熟GPAについての図1に示すヌクレオチド配列からなる 請求項1に記載の核酸分子。
  3. 3.成熟GPAについての図1に示すヌクレオチド配列に機能的に連結したプロ モーターをさらに含む請求項2に記載の核酸分子。
  4. 4.形質転換した宿主細胞によって認識される制御配列に機能的に連結した請求 項2に記載の核酸分子を含む発現ベクター。
  5. 5.請求項4に記載のベクターで形質転換した宿主細胞。
  6. 6.(i)放熟GPAについての図1に示すヌクレオチド配列と少なくとも90 %の配列同一性を有し、および(ii)毛様体神経節ニューロン、背根神経節ニ ューロンまたは交感ニューロンの成長、生存および/または分化を促進し得るタ ンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む単離DNA。
  7. 7.GPAをコードする核酸分子の使用方法であって、宿主細胞によって認識さ れる制御配列に機能的に連結した該核酸分子を含む発現ベクターで宿主細胞を形 質転換し、該核酸分子を該宿主細胞中で発現させ、ついで該宿主細胞からGPA を回収することを特徴とする方法。
  8. 8.GPAを宿主細胞培地から回収する請求項7に記載の方法。
  9. 9.神経系の疾患または異常の診断方法であって、(a)相補的ヌクレオチド配 列のハイブリダイゼーションが可能な条件下、図1に示すヌクレオチド配列の少 なくとも10ヌクレオチドを含む標識DNAに細胞または組織からの核酸を接触 させ、ついで(b)生じたハイブリダイゼーションを検出することを特徴とする 方法。
  10. 10.(a)相補的ヌクレオチド配列のハイブリダイゼーシヨンが可能な条件下 、図1に示すヌクレオチド配列の少なくとも10ヌクレオチドを含む標識DNA に細胞または組織からの核酸を接触させ、(b)工程(a)のDNAがハイブリ ダイズした核酸を複製連鎖反応で増幅させ、ついで (c)工程(b)の複製連鎖反応により生成した核酸を検出することを特徴とす る方法。
  11. 11.(a)内生GPA遺伝子を含有する細胞を、増幅可能な遺伝子と、該内生 GPA遺伝子内または該内生GPA遺伝子の近傍にあるDNA配列と相同な少な くとも約150塩基対のブランキング配列とを含む相同DNAで形質転換して該 相同DNAを組換えによって該細胞ゲノム中に組み込ませ、(b)該増幅可能な 遺伝子の増幅について選択する条件下で該細胞を培養してGPAをも増幅させ、 ついで (c)該細胞からGPAを回収する ことを特徴とするGPAの製造方法。
  12. 12.付随する天然グリコシレーションを伴わないGPA。
  13. 13.GPAを天然に有する動物種の他のポリペプチドを含まないGPAからな ることを特徴とする組成物。
  14. 14.生理学的に許容し得る担体をさらに含む請求項13に記載の組成物。
  15. 15.無菌である請求項13に記載の組成物。
  16. 16.GPAには結合し得るがNGF、BDNF、NT−3またはCNTFには 結合し得ない抗体。
  17. 17.モノクローナル抗体である請求項16に記載の抗体。
  18. 18.請求項15に記載の組成物を治療学的有効量で投与することを特徴とする 、哺乳動物における神経学的疾患または異常の治療方法。
  19. 19.神経学的疾患または異常がアルツハイマー病または筋萎縮性側素硬化症で ある請求項18に記載の方法。
  20. 20.治療学的有効量のNGF、BDNFまたはNT−3を投与することをさら に含む請求項18に記載の方法。
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