JPH0749956Y2 - 浴 室 - Google Patents
浴 室Info
- Publication number
- JPH0749956Y2 JPH0749956Y2 JP1990033688U JP3368890U JPH0749956Y2 JP H0749956 Y2 JPH0749956 Y2 JP H0749956Y2 JP 1990033688 U JP1990033688 U JP 1990033688U JP 3368890 U JP3368890 U JP 3368890U JP H0749956 Y2 JPH0749956 Y2 JP H0749956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- outlet
- counter
- fragrance
- front surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は芳香発生手段を備えた浴室に関するものであ
る。
る。
(従来の技術) 芳香発生器は、容器内に芳香液を貯留し、毛細管現象で
吸液する含浸体からその芳香液を自然揮撥させるもの、
ファン等の強制吹出し装置で強制揮撥させるもの等があ
り、浴室ではカウンター,床上等に載置したり、引っ掛
けて使用されている。
吸液する含浸体からその芳香液を自然揮撥させるもの、
ファン等の強制吹出し装置で強制揮撥させるもの等があ
り、浴室ではカウンター,床上等に載置したり、引っ掛
けて使用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記する芳香発生器は浴室の利用者が引っ掛け
て落としたり、蹴飛ばしたりすることがあり、破損す
る。
て落としたり、蹴飛ばしたりすることがあり、破損す
る。
そこで、収納棚等の防護手段を設け、その防護手段に収
容することが提案されるが、防護手段の取付けが別途必
要となり、手間が掛かるし、その防護手段によって内部
の有効スペースが削減されてしまうし、設備コスト的に
も有利ではなくなる。
容することが提案されるが、防護手段の取付けが別途必
要となり、手間が掛かるし、その防護手段によって内部
の有効スペースが削減されてしまうし、設備コスト的に
も有利ではなくなる。
また、入浴剤等を利用する浴槽と違って洗い場は排水口
からの臭気が直接鼻を付いて使用感を損なうことが多
く、この点も勘案して開発に望む必要がある。
からの臭気が直接鼻を付いて使用感を損なうことが多
く、この点も勘案して開発に望む必要がある。
本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
技術的課題は、浴室壁に設けたL型のカウンターの背後
空間に利用者の邪魔にならないように設けた芳香発生手
段からの香気を洗い場使用時に吐水栓から発生する湯気
に交ぜて洗い場使用者を包み込むようにして洗い場の使
用感を向上させ、しかも室内を素早く所定の雰囲気にす
ることができる浴室を提供することにある。
技術的課題は、浴室壁に設けたL型のカウンターの背後
空間に利用者の邪魔にならないように設けた芳香発生手
段からの香気を洗い場使用時に吐水栓から発生する湯気
に交ぜて洗い場使用者を包み込むようにして洗い場の使
用感を向上させ、しかも室内を素早く所定の雰囲気にす
ることができる浴室を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成したために本考案が講じた技術的手段
は、請求項1は、浴室本体の浴室壁に設けた断面L型の
カウンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出
す強制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該
芳香発生ボックスからの香気を前記カウンター前方に吹
出す吹出し口を設け、前記前垂面における吹出し口の隣
りの部位に吐水栓を備え、該吹出し口を前垂面に形成し
た開口に前方の洗い場面に向く下り勾配の斜板を平行で
且つ多段状に架設して形成したことを要旨とする。
は、請求項1は、浴室本体の浴室壁に設けた断面L型の
カウンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出
す強制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該
芳香発生ボックスからの香気を前記カウンター前方に吹
出す吹出し口を設け、前記前垂面における吹出し口の隣
りの部位に吐水栓を備え、該吹出し口を前垂面に形成し
た開口に前方の洗い場面に向く下り勾配の斜板を平行で
且つ多段状に架設して形成したことを要旨とする。
また、請求項2は請求項1の吹出し口を前垂面に凹設し
た凹部頂部に開口したことを要旨とする。
た凹部頂部に開口したことを要旨とする。
更に、請求項3は浴室本体の浴室壁に設けた断面L型の
カウンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出
す強制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該
芳香発生ボックスからの香気の吹出し口を前記カウンタ
ーにおけ前垂面とカウンター面とのコーナー部に斜め上
向きに設け、該吹出し口の隣りの前記前垂面部分に吐水
栓を備えたことを要旨とする。
カウンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出
す強制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該
芳香発生ボックスからの香気の吹出し口を前記カウンタ
ーにおけ前垂面とカウンター面とのコーナー部に斜め上
向きに設け、該吹出し口の隣りの前記前垂面部分に吐水
栓を備えたことを要旨とする。
そして、請求項4は請求項3記載の芳香発生ボックスに
外気導入管を連絡したことを要旨とする。
外気導入管を連絡したことを要旨とする。
(作用) 上記する技術的手段によれば、下記の作用がある。
(請求項1)浴室壁に設けた断面L型のカウンターの裏
に設けられた芳香発生ボックスからの香気が洗い場で使
用する吐水栓近傍から吹出され、その香気に吐水栓から
上昇する湯気が交ざり合って利用者を包み込むと共に、
湯気の上昇力を利用して天井で左右前後に方向変換され
て浴槽及び洗い場に均等に回り込み、室内をいい雰囲気
にするのが早く行える。
に設けられた芳香発生ボックスからの香気が洗い場で使
用する吐水栓近傍から吹出され、その香気に吐水栓から
上昇する湯気が交ざり合って利用者を包み込むと共に、
湯気の上昇力を利用して天井で左右前後に方向変換され
て浴槽及び洗い場に均等に回り込み、室内をいい雰囲気
にするのが早く行える。
しかも、吹出し口を平行で且つ多段状に設けられ前方の
洗い場面に向く下り勾配の斜板間で形成していることか
ら、芳香発生ボックス内への洗浄水、シャワー水の進入
はない。
洗い場面に向く下り勾配の斜板間で形成していることか
ら、芳香発生ボックス内への洗浄水、シャワー水の進入
はない。
(請求項2)また、請求項1と同様に吹出される香気に
吐水栓から上昇する湯気が交ざり合って利用者を包み込
むと共に、湯気の上昇力を利用して天井で左右前後に方
向変換させて浴槽及び洗い場に均等に回り込み、素早く
室内をいい雰囲気にすると共に、前垂れ面に設けた凹部
頂部に形成していることから芳香発生ボックス内に洗浄
水、シャワー水が入り込むことがない。
吐水栓から上昇する湯気が交ざり合って利用者を包み込
むと共に、湯気の上昇力を利用して天井で左右前後に方
向変換させて浴槽及び洗い場に均等に回り込み、素早く
室内をいい雰囲気にすると共に、前垂れ面に設けた凹部
頂部に形成していることから芳香発生ボックス内に洗浄
水、シャワー水が入り込むことがない。
(請求項3)カウンターにおける前垂面とカウタンー面
とのコーナー部に斜め上向きに設けた吹出し口から吐水
栓使用者の顔方向に向けて香気を直接吹き出して、吐水
栓使用者をその香気で効果的に楽しませる。
とのコーナー部に斜め上向きに設けた吹出し口から吐水
栓使用者の顔方向に向けて香気を直接吹き出して、吐水
栓使用者をその香気で効果的に楽しませる。
(請求項4)吐水栓使用者の顔方向に向けて吹き出す香
気を新鮮な外気によって行う。
気を新鮮な外気によって行う。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したから下記の利点がある。
(請求項1、2)浴室壁に設けた断面L型のカウンター
の裏に設けられた芳香発生ボックスからの香気が洗い場
で使用する吐水栓近傍から吹出すようにしているから、
香気に吐水栓から上昇する湯気が交ざり合って利用者を
包み込み洗い場独特の匂い消して香気の中での洗体、洗
髪を楽しむことができると共に、湯気の上昇力をもって
天井で左右前後に方向変換してその香気を浴槽及び洗い
場に均等に回り込ませるようにしているから、室内をい
い雰囲気にするのが早く、浴室全体の使用感も著しく向
上する。
の裏に設けられた芳香発生ボックスからの香気が洗い場
で使用する吐水栓近傍から吹出すようにしているから、
香気に吐水栓から上昇する湯気が交ざり合って利用者を
包み込み洗い場独特の匂い消して香気の中での洗体、洗
髪を楽しむことができると共に、湯気の上昇力をもって
天井で左右前後に方向変換してその香気を浴槽及び洗い
場に均等に回り込ませるようにしているから、室内をい
い雰囲気にするのが早く、浴室全体の使用感も著しく向
上する。
しかも、芳香発生ボックス内への洗浄水、シャワー水の
進入がないので、芳香剤に水が付着することによる香気
の稀薄やファン駆動の鈍化等もなくなる。
進入がないので、芳香剤に水が付着することによる香気
の稀薄やファン駆動の鈍化等もなくなる。
(請求項3)断面L型のカウンターにおける前垂面とカ
ウンター面とのコーナー部に吹出し口を斜め上向きに設
けて洗い場使用者、即ち吐水栓使用者の顔方向に向けて
香気が吹出すようになるから、稀薄化する前の所定濃度
の香気が楽しめ、洗体、洗髪をより精神的にリラックス
した上で行える。
ウンター面とのコーナー部に吹出し口を斜め上向きに設
けて洗い場使用者、即ち吐水栓使用者の顔方向に向けて
香気が吹出すようになるから、稀薄化する前の所定濃度
の香気が楽しめ、洗体、洗髪をより精神的にリラックス
した上で行える。
(請求項4)その上、熱気の中での香気と違ってのぼせ
防止を考慮した新鮮な外気による香気が楽しめる。
防止を考慮した新鮮な外気による香気が楽しめる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1実施例を、第4図及び第5図は
第2実施例を、また第8図は第3実施例を各々してして
いる。まず、第1実施例について説明すると、図中
(A)は浴室本体であり、該浴室本体(A)は一側の浴
室壁(a1)に長縁を隣接させて浴槽(1)を設置し、そ
の浴槽(1)の短縁が隣接する浴室壁(a2)に断面L型
のカウンター(4)を突設してなり、そのL型のカウン
ター(4)の背後空間に芳香発生ボックス(3)を配備
している。
第2実施例を、また第8図は第3実施例を各々してして
いる。まず、第1実施例について説明すると、図中
(A)は浴室本体であり、該浴室本体(A)は一側の浴
室壁(a1)に長縁を隣接させて浴槽(1)を設置し、そ
の浴槽(1)の短縁が隣接する浴室壁(a2)に断面L型
のカウンター(4)を突設してなり、そのL型のカウン
ター(4)の背後空間に芳香発生ボックス(3)を配備
している。
芳香発生ボックス(3)は、少なくとも一面に開口(3
a′)を有する立方体状のボックス本体(3a)内に、そ
の開口(3a′)側から芳香剤(3b)、強制送風装置(3
c)の順に内蔵している。
a′)を有する立方体状のボックス本体(3a)内に、そ
の開口(3a′)側から芳香剤(3b)、強制送風装置(3
c)の順に内蔵している。
芳香剤(3b)は、固形状,液体状等の周知のものであっ
たり、第3図に示すように棒状の芳香剤(3b)を仕込ん
だケース(3b′)をボックス本体(3a)の側面(3e)か
ら出し入れ自在としたもの等である。
たり、第3図に示すように棒状の芳香剤(3b)を仕込ん
だケース(3b′)をボックス本体(3a)の側面(3e)か
ら出し入れ自在としたもの等である。
強制送風装置(3c)は、例えば送気ファン等で強制的に
吹出しを図るものであり、前方に配されている芳香剤
(3b)に風を強制的に当てて揮撥させて浴室本体(A)
内に香気を強制的に送り出す。
吹出しを図るものであり、前方に配されている芳香剤
(3b)に風を強制的に当てて揮撥させて浴室本体(A)
内に香気を強制的に送り出す。
また、前記強制送風装置(3c)は、カウンター(4)等
の所望位置に設けたスイッチ(図示省略)のON,OFFによ
り電気的に作動するものとし、機構は従来周知であり、
その説明は省略する。
の所望位置に設けたスイッチ(図示省略)のON,OFFによ
り電気的に作動するものとし、機構は従来周知であり、
その説明は省略する。
カウンター(4)は、前記芳香発生ボックス(3)の上
面(3d)及び側面(3e)よりも長尺状のカウンター面
(4a)と、同芳香発生ボックス(3)の前面(3f)より
も長尺状の吐水栓(7)等の取付面となる前垂面(4b)
とで断面L型に形成され、その前垂板(4b)の所望位置
に開口(4b′)を設けると共に、該開口(4b′)の左右
両側(4b″)(4b″)にわたって前方の洗い場面(6)
に向く下り勾配の斜板(4c)…多数間隔をおいて平行に
架設して、各斜板(4c)間に吹出し口(4d)を形成して
いる。
面(3d)及び側面(3e)よりも長尺状のカウンター面
(4a)と、同芳香発生ボックス(3)の前面(3f)より
も長尺状の吐水栓(7)等の取付面となる前垂面(4b)
とで断面L型に形成され、その前垂板(4b)の所望位置
に開口(4b′)を設けると共に、該開口(4b′)の左右
両側(4b″)(4b″)にわたって前方の洗い場面(6)
に向く下り勾配の斜板(4c)…多数間隔をおいて平行に
架設して、各斜板(4c)間に吹出し口(4d)を形成して
いる。
芳香発生ボックス(3)は、その開放縁を前垂面(4b)
に取付けて、開口(3a′)と吹出し口(4d)とを連通さ
せる。
に取付けて、開口(3a′)と吹出し口(4d)とを連通さ
せる。
前記吹出し口(4d)の隣りの前記前垂面(4b)部分に前
記吐水栓(7)を設けている。
記吐水栓(7)を設けている。
よって、この実施例ではL型のカウンター(4)の背後
スペースを利用して芳香剤(3b)と強制送風装置(3c)
とを内蔵した芳香発生ボックス(3)が収容され、その
芳香発生ボックス(3)から室内の所定の濃度の香気を
吐水栓(7)使用者に向けて強制的に吹き出すことがで
きるばかりでなく、吹出し口(4d)を形成する各斜板
(4c)…が付着する洗浄水、シャワー水を洗い場面
(6)に案内するから芳香発生ボックス(3)に防水性
が兼備され、飛散する洗浄水、シャワー水で芳香剤(3
b)や強制送風装置(3c)が悪影響を受けることがなく
なる。
スペースを利用して芳香剤(3b)と強制送風装置(3c)
とを内蔵した芳香発生ボックス(3)が収容され、その
芳香発生ボックス(3)から室内の所定の濃度の香気を
吐水栓(7)使用者に向けて強制的に吹き出すことがで
きるばかりでなく、吹出し口(4d)を形成する各斜板
(4c)…が付着する洗浄水、シャワー水を洗い場面
(6)に案内するから芳香発生ボックス(3)に防水性
が兼備され、飛散する洗浄水、シャワー水で芳香剤(3
b)や強制送風装置(3c)が悪影響を受けることがなく
なる。
次に、第2実施例を説明すると、この第2実施例はカウ
ンター(4)の前垂れ面(4b)を部分的に凹設し、その
凹部(4e)頂部に前記カウンター(4)背後との吹出し
口(4d)を形成し、芳香発生ボックス(3)をその吹出
し口(4d)と連通させて前記カウンター(4)の背面に
取付けたものである。詳細には芳香発生ボックス(3)
は開放縁をカウンター面(4a)の背面に取付けると共に
一部の開放部だけを前記吹出し口(4d)に臨ませてい
る。内部には下端に強制送風装置(3c)を収容し、その
上位に設けたメッシュ状の芳香剤載置部(8)に芳香剤
(3b)を載置している。
ンター(4)の前垂れ面(4b)を部分的に凹設し、その
凹部(4e)頂部に前記カウンター(4)背後との吹出し
口(4d)を形成し、芳香発生ボックス(3)をその吹出
し口(4d)と連通させて前記カウンター(4)の背面に
取付けたものである。詳細には芳香発生ボックス(3)
は開放縁をカウンター面(4a)の背面に取付けると共に
一部の開放部だけを前記吹出し口(4d)に臨ませてい
る。内部には下端に強制送風装置(3c)を収容し、その
上位に設けたメッシュ状の芳香剤載置部(8)に芳香剤
(3b)を載置している。
よって、この第2実施例も前記する第1実施例と同様に
洗浄水、シャワー水等の飛散水が芳香発生ボックス
(3)内に進入することなく、吐水栓(7)使用者に向
けて香気を強制的に吹出すことができる。
洗浄水、シャワー水等の飛散水が芳香発生ボックス
(3)内に進入することなく、吐水栓(7)使用者に向
けて香気を強制的に吹出すことができる。
第6図に示す第3実施例について説明すると、本実施例
にあってはL型のカウンター(4)の背後スペースを利
用して芳香剤(3b)と強制送風装置(3c)とを内蔵した
芳香発生ボックス(3)を収容し、該芳香発生ボックス
(3)からの吹出し口(4d)をカウンター(4)のカウ
ンター面(4a)と前垂面(4b)とのコーナー部に開口す
ると共に、該芳香発生ボックス(3)にL型のカウンタ
ー(4)の背後スペースに臨む浴室壁面(a2)から外気
を取り入れる外気導入管(11)を連絡し、芳香剤(3b)
よりも吹出し口(4d)側に防水壁(9)を立設してその
前方に水抜孔(13)を開孔している。
にあってはL型のカウンター(4)の背後スペースを利
用して芳香剤(3b)と強制送風装置(3c)とを内蔵した
芳香発生ボックス(3)を収容し、該芳香発生ボックス
(3)からの吹出し口(4d)をカウンター(4)のカウ
ンター面(4a)と前垂面(4b)とのコーナー部に開口す
ると共に、該芳香発生ボックス(3)にL型のカウンタ
ー(4)の背後スペースに臨む浴室壁面(a2)から外気
を取り入れる外気導入管(11)を連絡し、芳香剤(3b)
よりも吹出し口(4d)側に防水壁(9)を立設してその
前方に水抜孔(13)を開孔している。
この実施例は新鮮な外気による香気を吐水栓(7)利用
者の顔方向に向けて吹出すことができ、のぼせ防止に効
果的である。
者の顔方向に向けて吹出すことができ、のぼせ防止に効
果的である。
また、第2実施例、第3実施例ともに吹出し口(4d)の
隣りに吐水栓(7)を設けること同様であり、香気に吐
水栓(7)から上昇する湯気が交ざり合って利用者を包
み込むと共に、湯気の上昇力を利用して浴室本体(A)
の天井で左右前後に方向変換されて浴槽及び洗い場に均
等に回り込み、室内をいい雰囲気に早くすることができ
る。
隣りに吐水栓(7)を設けること同様であり、香気に吐
水栓(7)から上昇する湯気が交ざり合って利用者を包
み込むと共に、湯気の上昇力を利用して浴室本体(A)
の天井で左右前後に方向変換されて浴槽及び洗い場に均
等に回り込み、室内をいい雰囲気に早くすることができ
る。
図面は本考案浴室の実施例を示し、第1図乃至第3図は
第1実施例で、第1図は全体斜視図で浴室内部の斜視
図、第2図は第1図の(II)−(II)線縦断面図、第3
図は第2図の(III)−(III)線縦断面図、第4図は第
2実施例の要部を示す縦断側面図、第5図は第4図の
(V)−(V)線断面図、第6図は第3実施例を示す要
部の縦断側面図である。 尚、図中 (A):浴室本体、(a2):浴室壁 (3):芳香発生ボックス、(4):L型のカウンター (3b):芳香剤、(3c):強制送風装置 (4):カウンター、(4a):カウンター面 (4b):前垂面、(4d):吹出し口 (4c):斜板、(6):洗い場面 (4e):凹部、(7):吐水栓 (11):外気導入管、(4b′):開口
第1実施例で、第1図は全体斜視図で浴室内部の斜視
図、第2図は第1図の(II)−(II)線縦断面図、第3
図は第2図の(III)−(III)線縦断面図、第4図は第
2実施例の要部を示す縦断側面図、第5図は第4図の
(V)−(V)線断面図、第6図は第3実施例を示す要
部の縦断側面図である。 尚、図中 (A):浴室本体、(a2):浴室壁 (3):芳香発生ボックス、(4):L型のカウンター (3b):芳香剤、(3c):強制送風装置 (4):カウンター、(4a):カウンター面 (4b):前垂面、(4d):吹出し口 (4c):斜板、(6):洗い場面 (4e):凹部、(7):吐水栓 (11):外気導入管、(4b′):開口
フロントページの続き (72)考案者 吉水 久雅 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 高田 直子 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 山本 公吉 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 平1−108180(JP,U) 実開 平1−69617(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】浴室本体の浴室壁に設けた断面L型のカウ
ンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出す強
制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該芳香
発生ボックスからの香気を前記カウンター前方に吹出す
吹出し口を設け、前記前垂面における吹出し口の隣りの
部位に吐水栓を備え、該吹出し口は前垂面に形成した開
口に前方の洗い場面に向く下り勾配の斜板を平行で且つ
多段状に架設して形成されていることを特徴とする浴
室。 - 【請求項2】前記吹出し口を前垂面に凹設した凹部頂部
に開口したことを特徴とする請求項1記載の浴室。 - 【請求項3】浴室本体の浴室壁に設けた断面L型のカウ
ンターの前垂面裏側に芳香剤と芳香剤の香気を吹出す強
制送風装置を内蔵した芳香発生ボックスを設け、該芳香
発生ボックスからの香気の吹出し口を前記カウンターに
おけ前垂面とカウンター面とのコーナー部に斜め上向き
に設け、該吹出し口の隣りの前記前垂面部分に吐水栓を
備えたことを特徴とする浴室。 - 【請求項4】前記芳香発生ボックスに外気導入管を連絡
したことを特徴とする請求項3記載の浴室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033688U JPH0749956Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 浴 室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033688U JPH0749956Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 浴 室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03126145U JPH03126145U (ja) | 1991-12-19 |
JPH0749956Y2 true JPH0749956Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31537553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990033688U Expired - Lifetime JPH0749956Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 浴 室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749956Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422253A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Sanyo Electric Co | Air conditioner |
JPH0169617U (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-09 | ||
JPH01108180U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-21 | ||
JPH0638328Y2 (ja) * | 1988-07-15 | 1994-10-05 | 松下電工株式会社 | 浴室の照明装置 |
JPH055370Y2 (ja) * | 1988-07-21 | 1993-02-12 | ||
JPH0721198Y2 (ja) * | 1988-08-12 | 1995-05-17 | 松下電工株式会社 | 浴室へのカウンター取り付け構造 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP1990033688U patent/JPH0749956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03126145U (ja) | 1991-12-19 |
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