JPH074988Y2 - ハンドフリー自動車電話の取付構造 - Google Patents

ハンドフリー自動車電話の取付構造

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Publication number
JPH074988Y2
JPH074988Y2 JP1989051744U JP5174489U JPH074988Y2 JP H074988 Y2 JPH074988 Y2 JP H074988Y2 JP 1989051744 U JP1989051744 U JP 1989051744U JP 5174489 U JP5174489 U JP 5174489U JP H074988 Y2 JPH074988 Y2 JP H074988Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
headrest
link
handset
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989051744U
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English (en)
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JPH02143241U (ja
Inventor
和治 渡辺
康行 大矢
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ハンドフリー自動車電話のヘッドレストの取
付構造に関する。
(従来の技術) 自動車電話として従来からあるハンドセット・タイプの
ものは、自動車のコンソールボックスの上や、アームレ
スト、リアトレイなどに取付けられている。又、この自
動車電話をハンドフリーで使用する場合、イヤホンと、
上着などに係止させるマイクを備えた接続端子を電話器
本体に接続している。
更にこのようなハンドフリー自動車電話と類似するハン
ドフリータイプの送話器として、例えば実開昭59−1206
46号公報に開示されたものがある。これは、座席の背も
たれの背部に本体を保持し、この本体からフレキシブル
チューブを延出し、その先端部にマイクを取付けたもの
である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、コンソールボックスの上やアームレス
ト、リアトレイなどに取付けるハンドセット・タイプの
自動車電話は、これらのコンソールボックスやアームレ
ストに電話器を載せるため、本来の使用目的が制限され
る不都合がある。又ハンドフリーで使用する場合は、そ
の都度イヤホン、マイク付の接続端子をコンソールボッ
クスなどから取り出して電話器本体に差し込まなければ
ならず、使い勝手が悪い。
更にハンドフリー・タイプの送話器では自動車電話とし
て使用できず、送話器として使用する場合も、送話の度
にフレキシブルチューブを伸縮させ、搭乗者の体格に合
わせて口元にマイクを接近させる調節を行なわなければ
ならず、使い勝手が悪い。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案は、座席のヘッドレス
トに送受話器部を取付けたものが従来ないことに着眼
し、座席のヘッドレスト部のステーに一端部が該ヘッド
レスト部の側部を臨む基板を取付け、この基板にヘッド
レスト部の側部で車両の前後方向に回動自在のリンクを
軸支し、このリンクに自動車電話の送受話器部のケース
の一端部をピンで軸支して前後方向に回動自在に設け、
このケースの他端部内にマイクロフォンを設け、このマ
イクロフォンと前記ピンとの間にスピーカーを設けた。
(作用) 上記手段によれば、リンクを折畳んだ時は自動車電話の
送受話器部をヘッドレスト部の側部に収容し、リンクを
伸展させた時は搭乗者の頭に送受話器部が接近し、耳の
付近にスピーカーが臨み、口元にマイクロフォンが臨
む。
(実施例) 次に本考案の一実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案のハンドフリー自動車電話の斜視図、第
2図は同じく要部を切り欠いて示した平面図、第3図は
同じく組立分解図である。
図示せざる自動車内の座席の背もたれ1の上には、着脱
自在、若しくは固定式のヘッドレスト3が取付けられて
いる。ヘッドレスト3は第3図に示すようにヘッドレス
ト下部に固定された2本のステー3a,3aを背もたれ1上
部の孔1a,1aに差込むことで保持される。
2本のステー3a,3aは、夫々長板状の基板5に設けられ
た孔5a及び長孔5bに挿通され、これにより基板5を固定
している。基板5の2つの孔の内、一方を長孔5bにした
ことにより、車種によって異なるステー3a,3aの間隔に
応じられる。又、基板5の一端部は上方に折曲されて取
付部5cを成し、取付部5cは、ステー3a,3aに固定された
状態でヘッドレスト3の側部3bを臨む。
取付部5cには、取付孔5dと、取付5dの外側等距離に等間
隔で6ケの穴5e…が形成されている。取付孔5dには長板
状のリンク7の一端部に設けられた孔7aを合せ、ボルト
9を挿通し、ナット11で締着することによりリンク7を
軸支している。リンク7の孔7aの近傍には深穴7bが設け
られ、この深穴7bに収納されたスプリング13によってボ
ール15が付勢され、前述の取付部5cの穴5e…のいずれか
に嵌合される。これにより、回動されたリンク7は、ク
リック作動をして停止した位置で保持される。リンク7
の他端部には取付孔7cと、取付孔7cの外側等距離に、等
間隔で6ケの穴7d…が形成されている。
17は自動車電話の送受話器部を示し、送受話器部17は、
細長いボックス状のケース19から成り、その基部19aに
は取付穴19bが設けられ、前述のリンク7の取付孔7cか
らケース19の回動用ピン(ボルト)21を挿通して、ケー
ス19が軸支される。基部19aの取付穴19bの近傍には穴19
cが設けられ、この穴19cに収納されたスプリング23によ
ってボール25が付勢され、リンク7の穴7d…のいずれか
に嵌合される。これにより回動された送受話器部17は、
クリック作動をして停止した位置で保持される。
送受話器部17のケース先端部19dは扱い易いように背も
たれ1側に多少屈曲し、且つ薄く形成されている。先端
部19d内のヘッドレスト3側にはマイクロフォン27が設
けられ、同じくケース基部19aに近い部分のヘッドレス
ト3側にはスピーカー29が内蔵されている。
送受話器部17のマイクロフォン27とスピーカー29の間の
ヘッドレスト3側外表面には、ダイアルするためのボタ
ンや通話開始ボタン等の各種ボタンを設けても良い。あ
るいはこれらの各種ボタンは、送受話器部17とは別体に
電話器本体に設け、車内の操作し易い場所に設置しても
よい。
次に送受話器部の別実施例を第4図に基づいて説明す
る。
送受話器部51は、ケース53先端部53a内が壁55で仕切ら
れてマイク室57とスピーカー室59が画成されている。マ
イク室57内には指向性マイクロフォン61が収納され、マ
イクロフォン61は、先端部61aをケース53の一方の側面
に向けてスプリング等のクッション材63でマイク室57の
壁55及びケース53の内壁に支持されている。マイクロフ
ォン61の先端部61aが臨むケース53の側面壁には、マイ
ク室57とケース53外部とを連結する複数の細長い開口部
65…が設けられ、マイクロフォン61の指向性を確保して
いる。
ケース53の基部53bに近い側のスピーカー室59には、ス
ピーカー67が設けられている。マイク室57とスピーカー
室59の間の壁55や壁55とケース53との結合部には、ゴム
やフェルトなどの防音材69を貼着してケース53内部での
音響結合量を小さくしている。
スピーカー室59にはアンプ71を設けて接続コード73でマ
イクロフォン61に接続し、通話・送話信号のレベルをス
ピーカー駆動レベルと同レベル程度に増幅している。こ
れによりスピーカー67を駆動する信号が接続コード73の
中の送話信号線に誘導されても、受話線から送話線への
電器的廻り込みを小さく、通話相手へのエコーを減少し
て通話の自然性を確保できる。
本考案のハンドフリー自動車電話は、使用しない時は第
5図に示すように、リンク7と送受話器部17を折り畳ん
でヘッドレスト3の側部3bに収容されるので、邪魔にな
らない。又、使用する場合は、第6図に示すように、リ
ンク7と送受話器部17を伸展させると、クリック作動を
して停止した位置で、保持される。この時ヘッドレスト
に頭Hを付けている人M、例えばドライバーの耳の付近
にスピーカー29が臨み、マイクロフォン27は口元を臨ん
で、送受話器部17は通話が可能な位置で保持されてい
る。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、座席のヘッドレス
ト部からリンクを前方に伸展させるだけで、自動車電話
の送受話器部を通話可能な位置に保持し、即ち搭乗者の
耳の付近にスピーカーが臨み、口元にマイクロフォンが
臨んで、ハンドフリーでハンドセットの自動車電話と同
じように使用できる。又、使用しない時は送受話器部は
ヘッドレスト部の側部に収容されるので、邪魔にならな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
のハンドフリー自動車電話の斜視図、第2図は同じく要
部を切欠いて示した平面図、第3図は同じく組立分解
図、第4図は送受話器部の別実施例の要部を切欠いて示
した斜視図、第5図は収納時の状態を示す側面図、第6
図は使用時の状態を示す側面図である。 尚、図面で1は背もたれ、3はヘッドレスト、5は基
板、7はリンク、17は送受話器部、25はマイク、27はマ
イクロフォンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席のヘッドレスト部のステーに一端部が
    該ヘッドレスト部の側部を臨む基板を取付け、この基板
    にヘッドレスト部の側部で車両の前後方向に回動自在に
    リンクを軸支し、このリンクに自動車電話の送受話器部
    のケースの一端部をピンで軸支して前後方向に回動自在
    に設け、このケースの他端部内にマイクロフォンを設
    け、このマイクロフォンと前記ピンとの間にスピーカー
    を設けたことを特徴とするハンドフリー自動車電話の取
    付構造。
JP1989051744U 1989-05-01 1989-05-01 ハンドフリー自動車電話の取付構造 Expired - Lifetime JPH074988Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989051744U JPH074988Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ハンドフリー自動車電話の取付構造

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JP1989051744U JPH074988Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ハンドフリー自動車電話の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143241U JPH02143241U (ja) 1990-12-05
JPH074988Y2 true JPH074988Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31571443

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989051744U Expired - Lifetime JPH074988Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ハンドフリー自動車電話の取付構造

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JP (1) JPH074988Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334646U (ja) * 1986-08-22 1988-03-05

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Publication number Publication date
JPH02143241U (ja) 1990-12-05

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