JPH0749840Y2 - リードクリンチミス検出装置 - Google Patents

リードクリンチミス検出装置

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JPH0749840Y2
JPH0749840Y2 JP3693792U JP3693792U JPH0749840Y2 JP H0749840 Y2 JPH0749840 Y2 JP H0749840Y2 JP 3693792 U JP3693792 U JP 3693792U JP 3693792 U JP3693792 U JP 3693792U JP H0749840 Y2 JPH0749840 Y2 JP H0749840Y2
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JP
Japan
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lead
substrate
light
clinch
clinched
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Application number
JP3693792U
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JPH0621300U (ja
Inventor
裕明 西尾
良二 衛藤
洸治 糸魚川
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リード部品のリードク
リンチミス検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】リード部品をプリント基板に実装するに
は、まず実装機によりリード部品のリードを基板に折り
曲げ固定(クリンチ)してプリント基板に仮固定するの
であるが、実装機の故障等により、このクリンチが正し
く行われていないと(いわゆるクリンチミス)、この実
装後の工程(プリント基板の反転工程等)で、リード部
品がプリント基板から離脱してしまう。これに気付かな
いでいるとそのまま不良基板として市場に出てしまうこ
とになる。
【0003】これを防止するためにはクリンチミスを迅
速に検出する必要があるが、このクリンチミスを検出す
るものとして例えば特開昭61−208298公報で示
すようなリードクリンチミス検出装置が知られている。
すなわち、この装置は図2に示すように、光源24から
の光をリード部品22のリード23に照射し、このリー
ド23からの反射光の状態をCCDカメラ25で画像入
力し、モニターCRT27で監視して、この反射光の状
態によってリード23がクリンチされたか否かを判断す
るものである。尚、21はプリント基板、26は反射光
を画像処理する画像入力装置である。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】上記装置では、クリ
ンチされたリードからの反射光だけがCCDカメラ25
へ入射するようにしているが、実際にはクリンチされた
リードは複数あるので、次のような問題点を生ずる。即
ち、クリンチされたリードからの反射光全てがCCD
カメラ25に入力するように、光源24やCCDカメラ
25の位置を的確に定めなければならず、その調整が極
めて困難である、どのリードに対しても十分な光を当
てられるように、光源を複数設けなくてはならない、更
にリードのクリンチ状態をモニターCRT27で表し
ており、直接作業者がこのモニタ27を目視して確認し
てゆかねばならず、作業性が非常に悪い、リードのク
リンチ状態を画像でモニタするには上述したようなCC
Dカメラ25や画像処理装置26,及びモニターCRT
27等が必要になりコストアップにつながる。
【0005】本考案はクリンチミスを迅速に検出すると
ともに、これを検出するにあたって作業性の向上、コス
トの低減を図ろうとするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記問題を解決するた
めに本考案は、リード部品のリードをクリンチして該リ
ード部品が搭載される基板において、該基板を搬送する
搬送手段と、前記基板の搬送通過領域の下方に且つ該基
板とほぼ平行に形成された検知領域を設け、前記リード
部品のリードが前記検知領域を通過したことを検知する
と、該リードがクリンチされていないと判断する判断手
段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】リード部品のリードが基板にクリンチされてこ
のリード部品が基板に固定されるのであるが、このリー
ド部品を搭載した基板を搬送手段が搬送する。そしてこ
の基板の搬送通過領域の下方には検知領域が該基板とほ
ぼ平行に形成されており、クリンチされなかったリード
部品に対してはそのリードが基板裏面から真っ直ぐに突
出したままであるために該リードは搬送時にこの検知領
域を通過することになる。従って判断手段はこのような
リードが前記検知領域を通過したことを検知するとこの
リードがクリンチミスであることを判断する。
【0008】以上により本考案ではクリンチの有無によ
るリードの長さの違いに着目し、この長さの違いさえわ
かればクリンチ状態を検出できるので、クリンチミスを
検出するための装置構成を簡略化してコストダウンを図
ることができ、またこの検出を自動化することができる
ので作業性の向上を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一例を示すリードクリンチミ
ス検出装置を示す構成図である。1は基台で、2は基台
1に設けられたゴム製の搬送ベルトである。搬送ベルト
2はリード部品10を搭載した基板9を図面の裏から表
方向へ向かって搬送する。3は樹脂からなるフレキシブ
ル性の光ファイバーで、その内部で光が反射しながら所
定の方向に誘導される。4は発光ダイオードからなる発
光素子で所定の周波数のパルス波である光を光ファイバ
ー3内部へ出力する。ここでパルス波を出力するのは他
の外来光との区別をするためである。光ファイバー3内
に入った光は搬送ベルト2の下部に設けられた光ファイ
バー3の出口31から検知光14(検知領域)として照
射される。そしてこの検知光14は基板9の搬送通過領
域下方にあり、且つ基板9とほぼ平行に形成されてい
る。照射された検知光14は再び光ファイバー3の入口
32に入る。そして基板9の裏面からこの検知光14ま
での距離(L1)は、基板9の裏面からクリンチされて
いないリード12の先端までの距離(L2)よりも少な
くとも短いようにしてある。更にこのL1は、基板9の
裏面からクリンチされているリード11の先端までの距
離(L3)よりも長いようにしてある。これらの距離を
式で表せば、L3<L1<L2となる。
【0010】従って本例ではクリンチされていないリー
ド12のような長いリードだけがこの検知光14を通過
するようにし、且つクリンチされているリード11は検
知光14には通過しないようになる。また5はホトダイ
オードからなる受光素子で入口32に入った検知光14
を光ファイバー3を介して受光するものである。6は受
光素子5からの検知光14を検出し、この検知光14の
光量を電圧に変換して、この電圧(光量)が所定値以下
になると警報信号を出力する検出器である。7は駆動停
止装置で、検出器6からの警報信号を検出すると搬送ベ
ルト2の駆動を停止させるものである。また8は警報ブ
ザーで検出器6からの警報信号を検出すると警報を発す
る。
【0011】次に本例の動作を説明する。クリンチミス
を検出する以前の工程で、図示せぬ実装機により基板9
にリード部品10が挿入され、更に基板9の裏面に突出
したリードは基板9に折り曲げ固定(クリンチ)され
る。このようにクリンチされたリードは図1に示すよう
な折れ曲がった形のリード11となる。このようにクリ
ンチされたリード部品10を搭載した基板9は本例にお
けるクリンチミス検出装置13へと搬送されていく。
【0012】本例においては、実装機の故障等によりリ
ードがクリンチされずに、図1に示すような基板9の裏
面から真っ直ぐ突出したままのリード12に対しても、
基板9とともにクリンチミス検出装置13へ搬送され
る。その後基板9がこの検出装置13に達して検知光1
4の上方を通過しようとする。クリンチされたリード1
1の基板9の裏面から先端までの長さ(L3)は、基板
9の裏面から検出光14までの長さ(L1)よりも短い
ので検知光の上方を通過する。従って、受光素子が受光
した検知光の光量は変化せず、検出器6はクリンチされ
た正常なリード部品が搬送されていると判断する。この
ようにして、基板9に搭載されているリード部品が全て
クリンチされた正常なものであれば、次の工程でこの基
板9を反転し、そして基板9の裏面を表にしてこの裏面
にチップ部品等を搭載する。
【0013】一方、リード部品のなかにクリンチされな
かったリード12があった場合、このリード12は基板
9の裏面からの距離(L2)は上述したL1よりも長い
ために、検知光14を通過してこの光を遮ることにな
る。従って検知光14の光量が所定値以下に低下するこ
とになるので、検出器6はこれを検知するとクリンチさ
れなかったリード部品が搬送されたと判断し、警報信号
を出力する。この警報信号を駆動停止装置7が検出する
と搬送ベルト2の駆動を停止させて直ちに基板9の搬送
を中断すると共に、ブザー8が警報を鳴らして作業者等
にクリンチされなかったリード部品があることを知らせ
る。
【0014】作業者がこのとき検出装置13にある基板
9を取り除けば後工程には流れず、よってこのような不
良基板が市場にまで出てしまうことを未然に防止でき
る。以上により、本例ではクリンチミスを迅速に検出す
ることができる。またこれと共に、検知光は一方向
(一直線)であるので光軸調整は簡単である、リード
が検知光を通過することによる検知光の大小だけで簡単
にクリンチミスを検出できるので、検出システムの構成
を簡略化でき、またこの検出を自動化しているので作業
性を向上することができる、検知光は一光線でよく、
発光素子と受光素子の一組あれば充分であるので、発光
素子や受光素子を複数設けなくてもよい、等の効果があ
る。
【0015】尚、本例では光によってクリンチミスを検
出したがこれに限らず、例えば光の代わりに糸などを張
り、クリンチミスのあったリードだけがこの糸を通過、
すなわち糸に当接するようにし、そしてこの当接による
糸の動きを、糸に接続されたスイッチが検出するように
してクリンチミスを検出するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】以上、本考案によれば、クリンチミスを
迅速に検出することができると共に、クリンチミスを検
出するための装置構成を簡略化してコストダウンを図る
ことができ、またこの検出を自動化することができるの
で作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例を示すリードクリンチミス検出装
置の構成図である。
【図2】従来のリードクリンチミス検出装置を示す構成
図である。
【符号の説明】
2・・・搬送コンベア 3・・・光ファィバー 4・・・受光素子 5・・・発光素子 6・・・検出器 7・・・駆動停止装置 8・・・警報ブザー 14・・・検知光

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード部品のリードをクリンチして該リー
    ド部品が搭載される基板において、該基板を搬送する搬
    送手段と、前記基板の搬送通過領域の下方に且つ該基板
    とほぼ平行に形成された検知領域を設け、前記リード部
    品のリードが前記検知領域を通過したことを検知する
    と、該リードがクリンチされていないと判断する判断手
    段とを備えたことを特徴とするリードクリンチミス検出
    装置。
JP3693792U 1992-06-01 1992-06-01 リードクリンチミス検出装置 Expired - Lifetime JPH0749840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693792U JPH0749840Y2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 リードクリンチミス検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693792U JPH0749840Y2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 リードクリンチミス検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621300U JPH0621300U (ja) 1994-03-18
JPH0749840Y2 true JPH0749840Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=12483674

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JP3693792U Expired - Lifetime JPH0749840Y2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 リードクリンチミス検出装置

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