JPH0749742B2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠操作装置

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JPH0749742B2
JPH0749742B2 JP10652290A JP10652290A JPH0749742B2 JP H0749742 B2 JPH0749742 B2 JP H0749742B2 JP 10652290 A JP10652290 A JP 10652290A JP 10652290 A JP10652290 A JP 10652290A JP H0749742 B2 JPH0749742 B2 JP H0749742B2
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達之 高石
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/25Actuators mounted separately from the lock and controlling the lock functions through mechanical connections

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、正逆回転可能なモータを備えるアクチュエー
タにより、ドアロックの施解錠を、伝導操作及び手動操
作できるようにした自動車用ドアロックの施解錠操作装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置としては、例えば特公昭55−45710
号公報に開示されているものがある。
この装置は、モータの軸に遊嵌された遠心クラッチと、
この遠心クラッチに形成されたギヤと噛合する減速機
と、この減速機の最終ギヤと噛合するセクタと、このセ
クタに連結されるとともに施解錠レバーに連結され、ほ
ぼ直線運動して、施解錠レバーを施錠位置及び解錠位置
に移動させる操作部材とを設け、モータの回転により、
遠心クラッチを結合状態とし、遠心クラッチ、減速機、
及びセクタを介して、ロッドを直線運動させるようにな
っている。これにより、ドアロックの施解錠レバーは、
解錠位置又は施錠位置に電動操作される。
また、モータに通電していない状態にあっては、遠心ク
ラッチは非結合状態で自由であるから、自動車のドアの
車室に面する側に設けた手動用の操作ノブを操作して、
ロッドが動いても、モータの軸は回転させられることが
なく、手動によっても、ドアロックを施解錠操作できる
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来の装置においては、手動操作を可能に
するため、遠心クラッチが必要であり、構成が複雑にな
って大型化し、コストが嵩む問題点がある。
また、アクチュエータの操作部材とドアロックの施解錠
レバーとは、ロッド等の連結部材を介して連結されるた
め、部品点数が多くなって、ドア内への取り付け作業及
び調整作業が面倒になり、しかも狭いドア内空間にあっ
ては、取り付け場所が特定されてしまう等の種々の問題
点がある。
本発明は、従来技術が有する上記のような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、簡単な構
成で電動操作及び手動操作を行うことができ、かつ狭い
ドア内空間内にも簡単に装着することができるようにし
た自動車用ドアロックの施解錠操作装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明の装置は、正逆回転可
能なモータ(12)により、減速機構を介して回転させら
れる出力レバー(14)を有するアクチュエータ(10)に
より、ドアロック本体(1)に設けた施解錠レバー
(4)を施解位置及び解錠位置に移動させるようになっ
ている自動車用ドアロックの施解錠操作装置において、
施解錠レバー(4)の外周縁に係合溝(7)を形成し、
アクチュエータ(10)を、出力レバー(14)が施解錠レ
バー(4)と同一平面上において回転運動するように、
ドアロック本体(1)に固定するともに、出力レバー
(14)に、半径方向に延び、かつ係合溝(7)に係脱可
能な2つの作動部(14a)(14b)を形成し、一方の作動
部(14a)は、出力レバー(14)の回転により係合溝
(7)に係合して、施解錠レバー(4)を施錠位置又は
解錠位置から解錠位置又は施錠位置に移動させた後、係
合溝(7)から脱出するとともに、他方の作動部(14
b)は、施解錠レバー(4)の外周縁に形成されたスト
ッパー(6a)(6b)に当接して出力レバー(14)の回転
運動を停止させるようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、施錠状態または解錠状態から、モータ
(10)に通電して出力レバー(14)を回動させることに
より、一方の作動部(14a)が係合溝(7)内に突入し
て、施解錠レバー(4)を解錠位置または施錠位置に移
動させた後、係合溝(7)から脱出するとともに、他方
の作動部(14b)がストッパー(6a)(6b)に当接する
ことにより、出力レバー(14)の回動は停止される。
また、手動操作用の施解錠ノブを施錠操作または解錠操
作することにより、施解錠レバー(4)は、出力レバー
(14)に当接することなく、作動部(14a)(14b)が相
対的にストッパー(6a)(6b)の外周縁に沿って移動す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
(1)は、ドア内に設けられるドアロック本体で、車体
側に設けられるストライカ(図示略)と係脱するラッ
チ、及びロッキングプレート(共に図示略)等を収納し
た噛合機構部(2)と、噛合機構部(2)を制御操作す
るレバー群を収納した操作機構部(3)とから構成され
ている。
(4)は、操作機構部(3)に軸(5)により回動自在
に枢着されたレバー群の1つをなす施解錠レバーで、そ
の一端の連結部(4a)は、ドアの車室内側に設けられる
手動操作用の施解錠ノブ(図示略)に、ロッドを介して
連結され、他端(4b)は、施解錠機構(図示略)に連結
されている。
施解錠レバー(4)の外周縁には、軸(5)を中心とし
て周方向に所定の長さを有する円弧状のストッパー(6
a)、(6b)と、このストッパー(6a)、(6b)間に形
成され、軸(5)に向かって半径方向に所定の深さ切設
された係合溝(7)とが設けられている。
施解錠レバー(4)は、ドアの車内外に設けられる解除
操作ハンドル(図示略)のドア開操作を不能にする第4
図に示す施錠位置と、同じく可能にする第7図に示す解
錠位置とに移動することができる。
(8)は、車内側の解除操作ハンドルに連結されるイン
サイドレバー、(9)は、車外側の解除操作ハンドルに
連結されるアウトサイドレバーで、インサイドレバー
(8)及びアウトサイドレバー(9)は、前記施解錠機
構を介して、施解錠レバー(4)の他端(4b)に連結さ
れている。
(10)は、施解錠レバー(4)をモータ駆動により施錠
位置及び解錠位置に移動させるアクチュエータで、出力
軸(10a)が軸(5)と平行になるようにして、ドアロ
ック本体(1)の上方に形成された取付部(3a)に固着
され、かつケース(11)内には、正逆回転可能なモータ
(12)と、このモータ(12)の回転を減速する遊星歯車
などから構成された公知の減速機構(13)と、減速機構
(13)の出力軸(10a)に中央部が固着された出力レバ
ー(14)とから構成されている。
出力レバー(14)には、アクチュエータ(10)がドアロ
ック本体(1)に固定されたとき、施解錠レバー(4)
と同一平面上において回転可能で、かつ出力軸(10a)
を境に対象形状をなして、両側に施解錠レバー(4)の
係合溝(7)に係脱可能な涙滴状の2つの作動部(14
a)、(14b)が形成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
第1図及び第4図は、施解錠レバー(4)が施錠位置に
あり、かつ出力レバー(14)の他方の作動部(14b)が
他方のストッパー(6b)に近接した状態を示す。
この状態から、モータ(10)に通電して減速機構(13)
を介して出力レバー(14)を反時計方向に回動させるこ
とにより、出力レバー(14)は、第5図に示すように一
方の作動部(14a)が係合溝(7)内に突入した後、係
合溝(7)の一側縁(7b)に係合して、施解錠レバー
(4)を第6図に示すように解錠位置に移動させ、さら
に回転を続けた後、第7図に示すように一方の作動部
(14a)が係合溝(7)から脱出するとともに、他方の
作動部(14b)が一方のストッパー(6a)に当接するこ
とにより、出力レバー(14)の回動は停止され、モータ
(12)への通電が停止される。
また、第1図及び第4図に示す状態から、手動操作用の
施解錠ノブを解錠位置に操作することにより、施解錠レ
バー(4)は、ロッドを介して、他方の作動部(14b)
が相対的に他方のストッパー(6b)の外周縁に沿って反
時計方向に移動して、係合溝(7)に近接する位置に達
し、解錠位置に移動して停止する。
従って、施解錠レバー(4)は、出力レバー(14)に当
接して、減速機構(13)及びモータ(12)を回転させる
ことがないから、円滑に手動操作を行うことができる。
施解錠レバー(4)が第7図に示す解錠位置にある状態
から、モータ(10)に通電して減速機構(13)を介して
出力レバーを時計方向に回動させることにより、出力レ
バー(14)は、一方の作動部(14a)が係合溝(7)内
に突入した後、係合溝(7)の他側縁(7a)に係合し
て、施解錠レバー(4)を施錠位置に移動させ、さらに
回転を続けた後、第4図に示すように一方の作動部(14
a)が係合溝(7)から脱出するとともに、他方の作動
部(14b)が他方のストッパー(6b)に当接することに
より、出力レバー(14)の回動は停止され、モータ(1
2)への通電が停止される。
また、第7図に示す状態から、手動操作用の施解錠ノブ
を施錠位置に操作することにより、施解錠レバー(4)
は、ロッドを介して、他方の作動部(14b)が相対的に
一方のストッパー(6a)の外周縁に沿って時計方向に移
動して、係合溝(7)に近接する位置に達し、施錠位置
に移動して停止する。
従って、施解錠レバー(4)は、出力レバー(14)に当
接して、減速機構(13)及びモータ(12)を回転させる
ことがないから、円滑に手動操作を行うことができる。
また、アクチュエータ(10)の出力レバー(14)と施解
錠レバー(4)とは、同一平面上に配設されることによ
り、アクチュエータ(10)の一部がドアロック本体
(1)の取付面(3a)からドアへの取付面側(第2図に
おいて左方)に出張ることなく、また出力レバー(14)
の板厚に影響されることなく、装置の幅(L)を小さく
することができ、狭いドア内空間に効果的かつ容易に装
着することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。
(a)従来のように連結部材、クラッチなどを必要とし
ないで、手動操作及び電動操作ができるので、構造が極
めて簡単である。
(b)アクチュエータ(10)を、出力レバー(14)が施
解錠レバーと同一平面上において回動するように、ドア
ロック本体(1)に直接固定したので、装置全体を小型
化することができ、ドア内への装着を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示し、 第1図は、ドアロック本体の正面図、 第2図は、ドアロック本体の平面図、 第3図は、ドアロック本体の背面図、 第4図から第7図は、施解錠レバーと出力レバーとの関
係を示す各作動状態を示し、 第4図及び第5図は、施錠状態の作動説明図、第6図及
び第7図は、解錠状態の作動説明図、 第8図は、施解錠レバーと出力レバーとの関係を示す要
部の部分斜視図、 第9図は、アクチュエータの内部を示す縦断面図であ
る。 (1)ドアロック本体、(3)取付部 (4)施解錠レバー、(5)軸 (6a)(6b)スットパー、(7)係合溝 (10)アクチュエータ、(12)モータ (14)出力レバー、(14a)(14b)作動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能なモータにより、減速機構を
    介して回転させられる出力レバーを有するアクチュエー
    タにより、ドアロック本体に設けた施解錠レバーを施錠
    位置及び解錠位置に移動させるようになっている自動車
    用ドアロックの施解錠操作装置において、施解錠レバー
    の外周縁に係合溝を形成し、アクチュエータを、出力レ
    バーが施解錠レバーと同一平面上において回転運動する
    ように、ドアロック本体に固定するとともに、出力レバ
    ーに、半径方向に延び、かつ係合溝に係脱可能な2つの
    作動部を形成し、一方の作動部は、出力レバーの回転に
    より係合溝に係合して、施解錠レバーを施錠位置または
    解錠位置から解錠位置または施錠位置に移動させた後、
    係合溝から脱出するとともに、他方の作動部は、施解錠
    レバーの外周縁に形成されたストッパーに当接して出力
    レバーの回転運動を停止させるようにしたことを特徴と
    する自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
JP10652290A 1990-04-24 1990-04-24 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 Expired - Lifetime JPH0749742B2 (ja)

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JP2594925Y2 (ja) * 1993-01-11 1999-05-24 自動車電機工業株式会社 ドアロックとドアロックアクチュエータの連結構造
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