JPH0749614A - トナー供給制御装置 - Google Patents
トナー供給制御装置Info
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- JPH0749614A JPH0749614A JP6099484A JP9948494A JPH0749614A JP H0749614 A JPH0749614 A JP H0749614A JP 6099484 A JP6099484 A JP 6099484A JP 9948494 A JP9948494 A JP 9948494A JP H0749614 A JPH0749614 A JP H0749614A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】電子写真プロセス起動時にトナー濃度情報が所
定値以下になった場合に、トナー補給手段が第1の設定
回数以上駆動された場合トナー切れと判断し、トナー切
れを報知する手段と、電子写真プロセスが停止時にトナ
ー濃度が所定値以下の場合、ドアの開閉信号が変化して
から、トナー補給手段が第2の設定回数駆動されてもト
ナー濃度が回復しない場合トナー切れを報知し、回復し
た場合電子写真プロセスを起動する制御手段を有する構
成とした。 【効果】現像剤中のトナー濃度が臨界レベル以下になる
ことを未然に防止できるので、装置の致命的損傷の1つ
であるキャリア引き現象を予防出来る効果がある。更
に、トナー補給の手作業後はドアスイッチの開閉情報か
ら自動的に濃度調整動作を行うので、操作が簡単で安定
した画質が得られる効果がある。
定値以下になった場合に、トナー補給手段が第1の設定
回数以上駆動された場合トナー切れと判断し、トナー切
れを報知する手段と、電子写真プロセスが停止時にトナ
ー濃度が所定値以下の場合、ドアの開閉信号が変化して
から、トナー補給手段が第2の設定回数駆動されてもト
ナー濃度が回復しない場合トナー切れを報知し、回復し
た場合電子写真プロセスを起動する制御手段を有する構
成とした。 【効果】現像剤中のトナー濃度が臨界レベル以下になる
ことを未然に防止できるので、装置の致命的損傷の1つ
であるキャリア引き現象を予防出来る効果がある。更
に、トナー補給の手作業後はドアスイッチの開閉情報か
ら自動的に濃度調整動作を行うので、操作が簡単で安定
した画質が得られる効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーとキャリアを混合
した2成分現像剤による現像方式を採用した電子写真装
置において、特にトナー濃度を自動的に調整するに好適
なトナー供給制御装置に関する。
した2成分現像剤による現像方式を採用した電子写真装
置において、特にトナー濃度を自動的に調整するに好適
なトナー供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトナー供給制御装置は、スタンド
アロン型の電子写真装置に必要欠くべかざるものである
が、操作者が電子写真装置の近くに存在する為に、トナ
ー切れは警告報知としてしか出力されておらず、最終的
にトナー切れの判定を下す(例えば、装置からの出力紙
の印刷状態により限界と判定する)のは操作者の判断に
ゆだねられていた。なお、この種のトナー供給制御装置
として関連するものとしては、実公昭55−39404号公
報,実公昭56−22209号公報に記載されたものがある。
アロン型の電子写真装置に必要欠くべかざるものである
が、操作者が電子写真装置の近くに存在する為に、トナ
ー切れは警告報知としてしか出力されておらず、最終的
にトナー切れの判定を下す(例えば、装置からの出力紙
の印刷状態により限界と判定する)のは操作者の判断に
ゆだねられていた。なお、この種のトナー供給制御装置
として関連するものとしては、実公昭55−39404号公
報,実公昭56−22209号公報に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子写真装置
の中にはプリンタの様にコンピュータの端末機として、
つまり遠隔操作される装置として使用されるものが増加
している。このケースにおいては、操作者が電子写真装
置の近くに存在していない為、たとえトナー切れの警告
が遠隔操作装置側に報知されても、遠隔操作システムと
しては稼働可能状態の為に、出力紙はあたかも正常に出
力されている様に操作者は誤認識をしてしまう。つま
り、トナー切れにより印刷濃度が低下しているにもかか
わらず遠隔操作者はそれを自身の眼で判定出来ないこと
からトナー切れ状態のまま連続操作を行ってしまう恐れ
がある。
の中にはプリンタの様にコンピュータの端末機として、
つまり遠隔操作される装置として使用されるものが増加
している。このケースにおいては、操作者が電子写真装
置の近くに存在していない為、たとえトナー切れの警告
が遠隔操作装置側に報知されても、遠隔操作システムと
しては稼働可能状態の為に、出力紙はあたかも正常に出
力されている様に操作者は誤認識をしてしまう。つま
り、トナー切れにより印刷濃度が低下しているにもかか
わらず遠隔操作者はそれを自身の眼で判定出来ないこと
からトナー切れ状態のまま連続操作を行ってしまう恐れ
がある。
【0004】さらに、2成分現像剤による現像方式を採
用した電子写真装置においては、現像剤中のトナー濃度
が極端に低下するとキャリア引き現象を発生し、装置に
致命的な損傷を与えることになる。このような現象は、
操作者により多量の印刷指示が出され、印刷実行途中で
トナー切れが警告されても印刷を続行して行ってしまう
ような場合が発生する。
用した電子写真装置においては、現像剤中のトナー濃度
が極端に低下するとキャリア引き現象を発生し、装置に
致命的な損傷を与えることになる。このような現象は、
操作者により多量の印刷指示が出され、印刷実行途中で
トナー切れが警告されても印刷を続行して行ってしまう
ような場合が発生する。
【0005】本発明の目的は、電子写真装置において、
トナー切れによる弊害を軽減できるトナー供給制御装置
を提供することにある。
トナー切れによる弊害を軽減できるトナー供給制御装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】トナーとキャリアを混合
した2成分現像剤による現像方式の現象手段と,該現像
手段内の前記現像剤中のトナー濃度を検出する濃度セン
サーと該濃度センサーからの濃度判定情報が薄情報であ
る時に前記現像手段内にトナーを供給するトナー供給手
段と,装置保守用のドアの開閉情報を得るドアスイッチ
とを備えた電子写真装置において、前記濃度センサーか
ら濃度判定情報が正規のレベル以下になった場合に、ト
ナーホッパからトナーを補給するトナー供給手段を駆動
するトナー補給駆動手段と,前記トナー濃度が正規のレ
ベル以下になってから前記トナー供給手段の駆動回数を
カウントする計数手段と,前記計数手段が第1の設定値
以上になってもトナー濃度が正規の状態にならない場合
にトナー切れ異常と判断する判定手段と,前記判定手段
からの信号に基づいてトナー切れを報知する報知手段
と,前記判定手段からの信号に基づいて電子写真プロセ
スを停止状態にする手段と,その後前記ドアスイッチか
らの開閉情報が変化した場合に、前記計数手段が計数を
開始し、前記トナー補給駆動手段を所定の時間,所定の
間隔で繰返し駆動し、前記計数手段が第2の設定値に達
する前に前記濃度センサーが正規のレベルの値を出力し
た場合は前記電子写真プロセスを起動し、前記計数手段
が第2の設定値以上になっても前記濃度判定情報が正規
の値以下の場合、再度前記報知手段にトナー切れを報知
する制御手段を備えたものである。
した2成分現像剤による現像方式の現象手段と,該現像
手段内の前記現像剤中のトナー濃度を検出する濃度セン
サーと該濃度センサーからの濃度判定情報が薄情報であ
る時に前記現像手段内にトナーを供給するトナー供給手
段と,装置保守用のドアの開閉情報を得るドアスイッチ
とを備えた電子写真装置において、前記濃度センサーか
ら濃度判定情報が正規のレベル以下になった場合に、ト
ナーホッパからトナーを補給するトナー供給手段を駆動
するトナー補給駆動手段と,前記トナー濃度が正規のレ
ベル以下になってから前記トナー供給手段の駆動回数を
カウントする計数手段と,前記計数手段が第1の設定値
以上になってもトナー濃度が正規の状態にならない場合
にトナー切れ異常と判断する判定手段と,前記判定手段
からの信号に基づいてトナー切れを報知する報知手段
と,前記判定手段からの信号に基づいて電子写真プロセ
スを停止状態にする手段と,その後前記ドアスイッチか
らの開閉情報が変化した場合に、前記計数手段が計数を
開始し、前記トナー補給駆動手段を所定の時間,所定の
間隔で繰返し駆動し、前記計数手段が第2の設定値に達
する前に前記濃度センサーが正規のレベルの値を出力し
た場合は前記電子写真プロセスを起動し、前記計数手段
が第2の設定値以上になっても前記濃度判定情報が正規
の値以下の場合、再度前記報知手段にトナー切れを報知
する制御手段を備えたものである。
【0007】
【作用】電子写真プロセス起動中はトナー濃度判定情報
の変化と第1のトナー補給回数からトナー切れを判定
し、トナー切れ状態時にドア開閉情報が入力されてから
は、第2のトナー補給回数によってもトナー濃度の回復
しない場合トナー切れと判定することによって、電力の
消費を最小にすると共に、使用者がリセットする手間を
省き、鮮明な画像の得られる電子写真記録装置を実現し
た。
の変化と第1のトナー補給回数からトナー切れを判定
し、トナー切れ状態時にドア開閉情報が入力されてから
は、第2のトナー補給回数によってもトナー濃度の回復
しない場合トナー切れと判定することによって、電力の
消費を最小にすると共に、使用者がリセットする手間を
省き、鮮明な画像の得られる電子写真記録装置を実現し
た。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5によ
り説明する。
り説明する。
【0009】図2および図3において、電子写真プロセ
スで電荷潜像が形成されて矢印(イ)方向に回転する感光
ドラム1は現像装置2に現像される。現像装置2は、容
器3内に収容したキャリアとトナーの混合物である2成
分現像剤を現像ロール4の外周に吸着して磁気ブラシを
形成し、現像ロール4を現像器モータ5で回転させるこ
とによって前記磁気ブラシを回転させつつ前記感光ドラ
ム1を摺擦して現像プロセスを実行するものである。容
器3内の現像剤中にはトナー濃度センサー6が設けら
れ、トナー濃度が所定値以下になると供給モータ7によ
ってトナー供給ローラ8が駆動されてトナーホッパー9
内のトナーが容器3内に供給される。
スで電荷潜像が形成されて矢印(イ)方向に回転する感光
ドラム1は現像装置2に現像される。現像装置2は、容
器3内に収容したキャリアとトナーの混合物である2成
分現像剤を現像ロール4の外周に吸着して磁気ブラシを
形成し、現像ロール4を現像器モータ5で回転させるこ
とによって前記磁気ブラシを回転させつつ前記感光ドラ
ム1を摺擦して現像プロセスを実行するものである。容
器3内の現像剤中にはトナー濃度センサー6が設けら
れ、トナー濃度が所定値以下になると供給モータ7によ
ってトナー供給ローラ8が駆動されてトナーホッパー9
内のトナーが容器3内に供給される。
【0010】図1は制御回路のブロック図、図4と図5
はその動作タイミングチャートである。主制御装置10
に外部からスタート信号S1が入力されると、この主制
御装置10は電子写真プロセスを実行する制御を開始す
る。シーケンス制御を順次行って行き、図4のように現
像プロセスの開始時、つまり現像装置2の稼働開始時、
言い換えれば現像器モータ5の駆動信号を出力してから
時間t1 後(この時間t1 は、良くかく拌された現像剤
が濃度センサー6に到着するまでのタイムラグである)
に、主制御装置10は濃度センサー6からのアナグロ信
号を正規レベル以上か未満かを、デジタル信号に変更す
る濃度判定回路11を介して濃度判定信号として入力す
る。
はその動作タイミングチャートである。主制御装置10
に外部からスタート信号S1が入力されると、この主制
御装置10は電子写真プロセスを実行する制御を開始す
る。シーケンス制御を順次行って行き、図4のように現
像プロセスの開始時、つまり現像装置2の稼働開始時、
言い換えれば現像器モータ5の駆動信号を出力してから
時間t1 後(この時間t1 は、良くかく拌された現像剤
が濃度センサー6に到着するまでのタイムラグである)
に、主制御装置10は濃度センサー6からのアナグロ信
号を正規レベル以上か未満かを、デジタル信号に変更す
る濃度判定回路11を介して濃度判定信号として入力す
る。
【0011】ここにおいて、濃度判定信号が濃という意
味であれば主制御装置10はトナー供給動作は行わな
い。しかしながら、容器3内の現像剤中のトナーは感光
ドラム1上の電荷潜像に付着するために、トナー像形成
(現像プロセス)毎に消費されて現像剤中のトナー濃度
は次第に低下する。現像剤中のトナー濃度が正規レベル
未満になっている場合は時間t1 経過の際の濃度判定信
号は、薄という意味が主制御装置10に入力される。該
信号が与えられた主制御装置10は、トナー供給モータ
7を所定の設定時間であるt2 の間付勢してトナー供給
ローラ8を回転させ、トナーホッパー9内のトナーを容
器3内に供給する。トナーホッパー9内にトナーが貯蔵
されている場合には、前述の供給動作により現像剤中の
トナー濃度は上昇して正規レベル以上に戻り、その後、
再度現像剤中のトナー濃度が低下した場合も前述と同様
な供給動作により、現像剤中のトナー濃度を常に一定の
レベル範囲(正規レベル近傍)に保つ。
味であれば主制御装置10はトナー供給動作は行わな
い。しかしながら、容器3内の現像剤中のトナーは感光
ドラム1上の電荷潜像に付着するために、トナー像形成
(現像プロセス)毎に消費されて現像剤中のトナー濃度
は次第に低下する。現像剤中のトナー濃度が正規レベル
未満になっている場合は時間t1 経過の際の濃度判定信
号は、薄という意味が主制御装置10に入力される。該
信号が与えられた主制御装置10は、トナー供給モータ
7を所定の設定時間であるt2 の間付勢してトナー供給
ローラ8を回転させ、トナーホッパー9内のトナーを容
器3内に供給する。トナーホッパー9内にトナーが貯蔵
されている場合には、前述の供給動作により現像剤中の
トナー濃度は上昇して正規レベル以上に戻り、その後、
再度現像剤中のトナー濃度が低下した場合も前述と同様
な供給動作により、現像剤中のトナー濃度を常に一定の
レベル範囲(正規レベル近傍)に保つ。
【0012】このようなトナー供給動作を繰り返すと、
トナーホッパー9内のトナーは次第に減少し、ついには
無くなってしまう。図4に示す様に、トナー残量の情報
が入力されない主制御装置10は、濃度判定信号として
「薄」が繰り返して入力されることになる。そのため主
制御装置10は、トナー供給モータ7を時間t2 の間駆
動する制御を繰り返すが、トナーホッパー9内にはトナ
ーが存在しない為にトナー供給は行われず現像剤中のト
ナー濃度は下がる一方で、ついには、出力紙に形成され
る画像濃度が臨海レベル付近まで薄くなる。
トナーホッパー9内のトナーは次第に減少し、ついには
無くなってしまう。図4に示す様に、トナー残量の情報
が入力されない主制御装置10は、濃度判定信号として
「薄」が繰り返して入力されることになる。そのため主
制御装置10は、トナー供給モータ7を時間t2 の間駆
動する制御を繰り返すが、トナーホッパー9内にはトナ
ーが存在しない為にトナー供給は行われず現像剤中のト
ナー濃度は下がる一方で、ついには、出力紙に形成され
る画像濃度が臨海レベル付近まで薄くなる。
【0013】本実施例においては、このようなトナー供
給動作の1サイクルの間に消費されるトナー量をMa ,
濃度判定信号が「薄」となってから臨界レベルとなるま
でのトナー量をMt とした場合に Mt > n × Ma …(数1) となる回数n(回)のトナー供給動作が連続して繰り返
された場合には、主制御装置10はトナーホッパー9内
にトナーが存在しなくなったと判定し、トナー切れ異常
信号S2を発生し、かつ装置のレディ信号S3を消失さ
せる。該信号S2,S3は、例えば、装置の表示パネル
類にトナー切れを表示したり、または、遠隔操作側に装
置の状態を報知する為に使用されるものである。また、
トナー切れ警告信号S2を出力した主制御装置10は、
その後のスタート信号S1は無視し、トナー切れ警告信
号S2が消失するまで電子写真プロセスの実行を停止状
態に保持する。
給動作の1サイクルの間に消費されるトナー量をMa ,
濃度判定信号が「薄」となってから臨界レベルとなるま
でのトナー量をMt とした場合に Mt > n × Ma …(数1) となる回数n(回)のトナー供給動作が連続して繰り返
された場合には、主制御装置10はトナーホッパー9内
にトナーが存在しなくなったと判定し、トナー切れ異常
信号S2を発生し、かつ装置のレディ信号S3を消失さ
せる。該信号S2,S3は、例えば、装置の表示パネル
類にトナー切れを表示したり、または、遠隔操作側に装
置の状態を報知する為に使用されるものである。また、
トナー切れ警告信号S2を出力した主制御装置10は、
その後のスタート信号S1は無視し、トナー切れ警告信
号S2が消失するまで電子写真プロセスの実行を停止状
態に保持する。
【0014】トナー切れ警告信号S2によって、トナー
切れを認知した操作者が手作業によりトナーホッパー9
にトナー補給を行ったとする。主制御装置10は装置に
予め設けられている保守用のドアの開閉に応動するドア
スイッチ12(本来は操作者を保護する為に設けられて
いる安全スイッチの類)のオフ/オン情報により、前述
のトナー補給が行われたと推定する。もちろんドアの開
閉(ドアスイッチ12のオフ/オン)は、トナー補給の
目的以外で操作者が行う場合でもあるが、主制御装置1
0はこれを後述の判定動作で認識可能である。
切れを認知した操作者が手作業によりトナーホッパー9
にトナー補給を行ったとする。主制御装置10は装置に
予め設けられている保守用のドアの開閉に応動するドア
スイッチ12(本来は操作者を保護する為に設けられて
いる安全スイッチの類)のオフ/オン情報により、前述
のトナー補給が行われたと推定する。もちろんドアの開
閉(ドアスイッチ12のオフ/オン)は、トナー補給の
目的以外で操作者が行う場合でもあるが、主制御装置1
0はこれを後述の判定動作で認識可能である。
【0015】トナー補給の手作業が行われなかった場合
を図5のに示す。
を図5のに示す。
【0016】ドアスイッチ12のオフ/オン情報が入力
された主制御装置10は、現像器モータ5を駆動して現
像剤をかく拌すると同時にトナー供給モータ7をt3 の
間駆動する。これにより供給されるべきトナー量はMs
とする。主制御装置10は時間t4 経過時に濃度判定信
号を判定する。この一連の動作を現像濃度調整動作とい
う。この例の場合、トナー補給の手作業は行われていな
い為、当然、現像剤中のトナー濃度が上昇することは無
く、したがって、濃度判定信号は「薄」のままである。
この信号を入力した主制御装置10は再度前述の現像剤
濃度調整動作を繰り返す。そして、装置の最大ウォーミ
ングアップ時間をTとして T > m × t4 …(数2) となる回数m(回)前述の動作を繰り返した場合に、主
制御装置10は、トナー補給の手作業が行われなかった
ものと判定してトナー切れ異常信号S2を発生し、再度
操作者に異常を報知する。
された主制御装置10は、現像器モータ5を駆動して現
像剤をかく拌すると同時にトナー供給モータ7をt3 の
間駆動する。これにより供給されるべきトナー量はMs
とする。主制御装置10は時間t4 経過時に濃度判定信
号を判定する。この一連の動作を現像濃度調整動作とい
う。この例の場合、トナー補給の手作業は行われていな
い為、当然、現像剤中のトナー濃度が上昇することは無
く、したがって、濃度判定信号は「薄」のままである。
この信号を入力した主制御装置10は再度前述の現像剤
濃度調整動作を繰り返す。そして、装置の最大ウォーミ
ングアップ時間をTとして T > m × t4 …(数2) となる回数m(回)前述の動作を繰り返した場合に、主
制御装置10は、トナー補給の手作業が行われなかった
ものと判定してトナー切れ異常信号S2を発生し、再度
操作者に異常を報知する。
【0017】一方、操作者によりトナー補給の手作業が
行われた場合を、図5のに示す。
行われた場合を、図5のに示す。
【0018】ドアスイッチ12のオフ/オン情報が入力
された主制御装置10は、前述の現像剤濃度調整動作を
スタートする。この場合は、現像剤中のトナー濃度は現
像剤濃度調整動作を行う毎に上昇し、ついには正規レベ
ルにまで戻る。
された主制御装置10は、前述の現像剤濃度調整動作を
スタートする。この場合は、現像剤中のトナー濃度は現
像剤濃度調整動作を行う毎に上昇し、ついには正規レベ
ルにまで戻る。
【0019】 Mt < m × MS …(数3) の条件が成り立つ様に、現像剤中のトナー濃度の臨界レ
ベルまでのトナー量Mtを決定することも可能である。
もちろん、繰り返し動作がm回に達する以前に現像剤中
のトナー濃度が正規レベル以上になれば、ただちに現像
剤濃度調整操作を終了させ、トナー切れ異常信号S2を
消失させ、かつ装置レディ信号S3を発生させて、操作
者に対してトナー切れ異常が解除されたことを報知す
る。その後は、主制御装置10はスタート信号S1を受
け付け可能となる。
ベルまでのトナー量Mtを決定することも可能である。
もちろん、繰り返し動作がm回に達する以前に現像剤中
のトナー濃度が正規レベル以上になれば、ただちに現像
剤濃度調整操作を終了させ、トナー切れ異常信号S2を
消失させ、かつ装置レディ信号S3を発生させて、操作
者に対してトナー切れ異常が解除されたことを報知す
る。その後は、主制御装置10はスタート信号S1を受
け付け可能となる。
【0020】本実施例によれば、現像剤中のトナー濃度
が臨界レベル以下になることは有り得ないので、キャリ
ア引き現象が発生することなく装置の致命的損傷を予防
することができる。
が臨界レベル以下になることは有り得ないので、キャリ
ア引き現象が発生することなく装置の致命的損傷を予防
することができる。
【0021】また、本実施例によれば、操作者によるト
ナー補給の手作業の有無を主制御装置10がドアスイッ
チ12のオン/オフ情報と濃度判定信号から判定するの
で、操作者がトナー補給の手作業の完了を装置に入力す
るなどのわずらわしさが無くなり操作が容易となる。
ナー補給の手作業の有無を主制御装置10がドアスイッ
チ12のオン/オフ情報と濃度判定信号から判定するの
で、操作者がトナー補給の手作業の完了を装置に入力す
るなどのわずらわしさが無くなり操作が容易となる。
【0022】更にまた、本実施例によれば、ウォーミン
グアップ中に現像剤中のトナー濃度を正規レベルに戻す
ことが出来るので、トナー補給後に安定した画像濃度の
出力紙が得られる。
グアップ中に現像剤中のトナー濃度を正規レベルに戻す
ことが出来るので、トナー補給後に安定した画像濃度の
出力紙が得られる。
【0023】更にまた、本実施例によれば、従来のハー
ドウェア構成を変更することなく、例えば、主制御装置
10にマイクロコンピュータを利用したものであればソ
フトウェアの変更のみで実施可能であり、部品増等によ
るコストアップが無い。
ドウェア構成を変更することなく、例えば、主制御装置
10にマイクロコンピュータを利用したものであればソ
フトウェアの変更のみで実施可能であり、部品増等によ
るコストアップが無い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、現像剤中のトナー濃度
が臨界レベル以下になることを未然に防止できるので、
装置の致命的損傷の1つであるキャリア引き現象を予防
出来る効果がある。更に、トナー補給の手作業後はドア
スイッチの開閉情報から自動的に濃度調整動作を行うの
で、操作が簡単で安定した画質が得られる効果がある。
が臨界レベル以下になることを未然に防止できるので、
装置の致命的損傷の1つであるキャリア引き現象を予防
出来る効果がある。更に、トナー補給の手作業後はドア
スイッチの開閉情報から自動的に濃度調整動作を行うの
で、操作が簡単で安定した画質が得られる効果がある。
【図1】本発明の制御回路のブロック図。
【図2】本発明の現像部の側面図。
【図3】本発明の現像部の正面図。
【図4】電子写真プロセス起動時のトナー補給のタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図5】電子写真プロセス停止時のトナー補給のタイミ
ングチャート。
ングチャート。
3…容器、6…濃度センサー、7…トナー供給モータ、
8…トナー供給ローラ、9…トナーホッパー、10…主
制御装置、12…ドアスイッチ。
8…トナー供給ローラ、9…トナーホッパー、10…主
制御装置、12…ドアスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】トナーとキャリアを混合した2成分現像剤
による現像方式の現象手段と,該現像手段内の前記現像
剤中のトナー濃度を検出する濃度センサーと該濃度セン
サーからの濃度判定情報が薄情報である時に前記現像手
段内にトナーを供給するトナー供給手段と,装置保守用
のドアの開閉情報を得るドアスイッチとを備えた電子写
真装置において、 前記濃度センサーから濃度判定情報が正規のレベル以下
になった場合に、トナーホッパからトナーを補給するト
ナー供給手段を駆動するトナー補給駆動手段と,前記ト
ナー濃度が正規のレベル以下になってから前記トナー供
給手段の駆動回数をカウントする計数手段と,前記計数
手段が第1の設定値以上になってもトナー濃度が正規の
状態にならない場合にトナー切れ異常と判断する判定手
段と,前記判定手段からの信号に基づいてトナー切れを
報知する報知手段と,前記判定手段からの信号に基づい
て電子写真プロセスを停止状態にする手段と,その後前
記ドアスイッチからの開閉情報が変化した場合に、前記
計数手段が計数を開始し、前記トナー補給駆動手段を所
定の時間,所定の間隔で繰返し駆動し、前記計数手段が
第2の設定値に達する前に前記濃度センサーが正規のレ
ベルの値を出力した場合は前記電子写真プロセスを起動
し、前記計数手段が第2の設定値以上になっても前記濃
度判定情報が正規の値以下の場合、再度前記報知手段に
トナー切れを報知する制御手段を備えたことを特徴とす
るトナー供給制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099484A JP2550911B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | トナー供給制御装置 |
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-
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- 1994-05-13 JP JP6099484A patent/JP2550911B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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JP2009288680A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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