JPH0749540A - 写真焼付装置 - Google Patents
写真焼付装置Info
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- JPH0749540A JPH0749540A JP11875794A JP11875794A JPH0749540A JP H0749540 A JPH0749540 A JP H0749540A JP 11875794 A JP11875794 A JP 11875794A JP 11875794 A JP11875794 A JP 11875794A JP H0749540 A JPH0749540 A JP H0749540A
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- JP
- Japan
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- image
- exposure
- negative film
- light
- optical path
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印画紙に対する焼付露光量の制御を、同一光
源からのネガフィルムの透過光を分光して撮像したポジ
画像に表示し、それを観察しながら最適露光量が得られ
るように操作することにより、その操作量によりコンパ
クトで光量低下や歪の少ない露光補正がなされるように
した写真焼付装置を提供する。 【構成】 光源の光照射によるネガフィルム透過光を露
光光と撮像光に分光するか切替えることにより撮像光を
第１結像手段によって結像させその画像を表示用ポジ画
像信号に変換して表示し、その表示画像に対して補正情
報を入力することによって容易に最適画像への補正を可
能にし、その操作補正量が、第２結像手段によって焼付
位置の印画紙上に露光される露光光の露光量を補正でき
るようにした写真焼付装置の構成にする。
源からのネガフィルムの透過光を分光して撮像したポジ
画像に表示し、それを観察しながら最適露光量が得られ
るように操作することにより、その操作量によりコンパ
クトで光量低下や歪の少ない露光補正がなされるように
した写真焼付装置を提供する。 【構成】 光源の光照射によるネガフィルム透過光を露
光光と撮像光に分光するか切替えることにより撮像光を
第１結像手段によって結像させその画像を表示用ポジ画
像信号に変換して表示し、その表示画像に対して補正情
報を入力することによって容易に最適画像への補正を可
能にし、その操作補正量が、第２結像手段によって焼付
位置の印画紙上に露光される露光光の露光量を補正でき
るようにした写真焼付装置の構成にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼付装置、特に、
露光位置に位置するネガフィルムに対して光源手段から
光を照射して、印画紙にネガフィルムの透過光を露光す
る写真焼付装置に関する。
露光位置に位置するネガフィルムに対して光源手段から
光を照射して、印画紙にネガフィルムの透過光を露光す
る写真焼付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の写真焼付装置においては、一般
に、ネガフィルムの透過光を測光して得た全面積平均透
過濃度（ＬＡＴＤ）に従って露光量を決定していた。
に、ネガフィルムの透過光を測光して得た全面積平均透
過濃度（ＬＡＴＤ）に従って露光量を決定していた。
【０００３】この方式では、通常の一般的な被写体を撮
影した画像からは良好な色調と濃度のプリントが作成さ
れるが、色の分布や輝度に偏りがある被写体を撮影した
画像からは不良プリントが作成されてしまうという問題
がある。このため、オペレータはネガフィルム上の画像
をネガ画像のまま直接観察し、個々の画像に対して必要
に応じて露光量を補正するようにしていた。
影した画像からは良好な色調と濃度のプリントが作成さ
れるが、色の分布や輝度に偏りがある被写体を撮影した
画像からは不良プリントが作成されてしまうという問題
がある。このため、オペレータはネガフィルム上の画像
をネガ画像のまま直接観察し、個々の画像に対して必要
に応じて露光量を補正するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この補
正を適切に行うようにするためには多大な経験と熟練と
が必要であり、さらに、熟練技能者であっても不良プリ
ントの発生を無くすことは困難であった。
正を適切に行うようにするためには多大な経験と熟練と
が必要であり、さらに、熟練技能者であっても不良プリ
ントの発生を無くすことは困難であった。
【０００５】本発明は、上記に鑑みて創作されたもので
あって、露光量の決定操作をネガフィルムのポジ画像を
観察しながら行うことができ、この操作を行う装置をコ
ンパクトに設計可能とし、しかも、露光位置に位置する
ネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の低下や
撮像画像の歪みを低減することを目的とするものであ
る。
あって、露光量の決定操作をネガフィルムのポジ画像を
観察しながら行うことができ、この操作を行う装置をコ
ンパクトに設計可能とし、しかも、露光位置に位置する
ネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の低下や
撮像画像の歪みを低減することを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、露光位置に
位置するネガフィルムに対して光源手段から光を照射し
て、焼付位置に位置する印画紙にネガフィルムの透過光
を露光する写真焼付装置において、前記光源手段の光照
射によるネガフィルムの透過光を露光光と撮像光とに分
光する分光手段と、前記分光手段により分光された前記
撮像光の光路上に配設され、前記露光位置に位置するネ
ガフィルムの画像を撮像する撮像手段と、前記分光手段
により分光された前記撮像光の光路途上に配設され、前
記露光位置に位置するネガフィルムの画像を、前記撮像
手段に結像させる第１結像手段と、前記撮像手段により
撮像された画像を表示用ポジ画像信号に変換する変換手
段と、前記変換手段により変換された前記表示用ポジ画
像信号に基づいて、ポジ画像を映し出す表示手段と、前
記表示手段に映し出された前記ポジ画像に対する補正情
報が入力される入力手段と、前記分光手段により分光さ
れた前記露光光の光路途上に配設され、前記露光位置に
位置するネガフィルムの画像を、前記焼付位置に位置す
る印画紙に結像させる第２結像手段と、前記入力手段か
ら入力された前記補正情報に基づいて、印画紙に与える
露光量を制御する露光制御手段と、を有することを特徴
とする写真焼付装置によって達成される。
位置するネガフィルムに対して光源手段から光を照射し
て、焼付位置に位置する印画紙にネガフィルムの透過光
を露光する写真焼付装置において、前記光源手段の光照
射によるネガフィルムの透過光を露光光と撮像光とに分
光する分光手段と、前記分光手段により分光された前記
撮像光の光路上に配設され、前記露光位置に位置するネ
ガフィルムの画像を撮像する撮像手段と、前記分光手段
により分光された前記撮像光の光路途上に配設され、前
記露光位置に位置するネガフィルムの画像を、前記撮像
手段に結像させる第１結像手段と、前記撮像手段により
撮像された画像を表示用ポジ画像信号に変換する変換手
段と、前記変換手段により変換された前記表示用ポジ画
像信号に基づいて、ポジ画像を映し出す表示手段と、前
記表示手段に映し出された前記ポジ画像に対する補正情
報が入力される入力手段と、前記分光手段により分光さ
れた前記露光光の光路途上に配設され、前記露光位置に
位置するネガフィルムの画像を、前記焼付位置に位置す
る印画紙に結像させる第２結像手段と、前記入力手段か
ら入力された前記補正情報に基づいて、印画紙に与える
露光量を制御する露光制御手段と、を有することを特徴
とする写真焼付装置によって達成される。
【０００７】また、上記目的は、露光位置に位置するネ
ガフィルムに対して光源手段から光を照射して、焼付位
置に位置する印画紙にネガフィルムの透過光を露光する
写真焼付装置において、前記光源手段の光照射によるネ
ガフィルムの透過光の光路を露光光路と撮像光路とに切
替えることが可能な切替手段と、前記切替手段により切
替えられた前記撮像光の光路上に配設され、前記露光位
置に位置するネガフィルムの画像を撮像する撮像手段
と、前記切替手段により切替えられた前記撮像光の光路
途上に配設され、前記露光位置に位置するネガフィルム
の画像を、前記撮像手段に結像させる第１結像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像を表示用ポジ画像信
号に変換する変換手段と、前記変換手段により変換され
た前記表示用ポジ画像信号に基づいて、ポジ画像を映し
出す表示手段と、前記表示手段に映し出された前記ポジ
画像に対する補正情報が入力される入力手段と、前記切
替手段により切替えられた前記露光光の光路途上に配設
され、前記露光位置に位置するネガフィルムの画像を、
前記焼付位置に位置する印画紙に結像させる第２結像手
段と、前記入力手段から入力された前記補正情報に基づ
いて、印画紙に与える露光量を制御する露光制御手段
と、を有することを特徴とする写真焼付装置によって達
成される。
ガフィルムに対して光源手段から光を照射して、焼付位
置に位置する印画紙にネガフィルムの透過光を露光する
写真焼付装置において、前記光源手段の光照射によるネ
ガフィルムの透過光の光路を露光光路と撮像光路とに切
替えることが可能な切替手段と、前記切替手段により切
替えられた前記撮像光の光路上に配設され、前記露光位
置に位置するネガフィルムの画像を撮像する撮像手段
と、前記切替手段により切替えられた前記撮像光の光路
途上に配設され、前記露光位置に位置するネガフィルム
の画像を、前記撮像手段に結像させる第１結像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像を表示用ポジ画像信
号に変換する変換手段と、前記変換手段により変換され
た前記表示用ポジ画像信号に基づいて、ポジ画像を映し
出す表示手段と、前記表示手段に映し出された前記ポジ
画像に対する補正情報が入力される入力手段と、前記切
替手段により切替えられた前記露光光の光路途上に配設
され、前記露光位置に位置するネガフィルムの画像を、
前記焼付位置に位置する印画紙に結像させる第２結像手
段と、前記入力手段から入力された前記補正情報に基づ
いて、印画紙に与える露光量を制御する露光制御手段
と、を有することを特徴とする写真焼付装置によって達
成される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面に従って
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明を適用した写真焼付装置を
示す実施例の概略図であって、ネガフィルム１は搬送装
置（図示せず）によって矢印方向に搬送され、露光部２
の位置（露光位置）で画像濃度の測定及びモニターテレ
ビ用撮像並びに露光が行われる。なお、ネガフィルム１
は通常の長尺フィルムであっても、あるいはディスクフ
ィルムであってもフィルム搬送ないし供給装置が異なる
のみで、この発明の装置を利用する点においては区別が
ない。３は光源手段である光源、４はフィルタ、５は鏡
胴である。ネガフィルム１は光路中に配置されているマ
スク６上に図示しない押さえ枠によって固定される。７
は第２結像手段である引伸レンズ、８はダークシャッ
タ、９は印画紙であって、矢印方向に搬送され、焼付マ
スク10部分（焼付位置）においてプリントが行われる。
11は測光手段であるＬＡＴＤ測光用受光素子、12は三色
分解フィルタである。分光手段であるプリズム型ビーム
スプリッタないし切替手段であるミラー17は露光光路途
上の引伸レンズ７の前段に配置され、その反射方向（撮
像光の光路上）に撮像管ないし撮像素子13等の撮像手段
が配置されている。撮像管13は、マスク６の位置（露光
位置）にあるネガフィルムの画像をプリズム型ビームス
プリッタないしミラー17、必要により用いられるＮＤフ
ィルター15を通した後、第１結像手段であるレンズ16を
通して撮像し、電気信号に変換する。この電気信号は後
述する変換手段によって処理され、表示手段であるモニ
ターテレビに白黒のポジ画像として映し出される。な
お、ＬＡＴＤ測光用受光素子11および三色分解フィルタ
12は、撮像管側（撮像光路上）に配置してもよい。
示す実施例の概略図であって、ネガフィルム１は搬送装
置（図示せず）によって矢印方向に搬送され、露光部２
の位置（露光位置）で画像濃度の測定及びモニターテレ
ビ用撮像並びに露光が行われる。なお、ネガフィルム１
は通常の長尺フィルムであっても、あるいはディスクフ
ィルムであってもフィルム搬送ないし供給装置が異なる
のみで、この発明の装置を利用する点においては区別が
ない。３は光源手段である光源、４はフィルタ、５は鏡
胴である。ネガフィルム１は光路中に配置されているマ
スク６上に図示しない押さえ枠によって固定される。７
は第２結像手段である引伸レンズ、８はダークシャッ
タ、９は印画紙であって、矢印方向に搬送され、焼付マ
スク10部分（焼付位置）においてプリントが行われる。
11は測光手段であるＬＡＴＤ測光用受光素子、12は三色
分解フィルタである。分光手段であるプリズム型ビーム
スプリッタないし切替手段であるミラー17は露光光路途
上の引伸レンズ７の前段に配置され、その反射方向（撮
像光の光路上）に撮像管ないし撮像素子13等の撮像手段
が配置されている。撮像管13は、マスク６の位置（露光
位置）にあるネガフィルムの画像をプリズム型ビームス
プリッタないしミラー17、必要により用いられるＮＤフ
ィルター15を通した後、第１結像手段であるレンズ16を
通して撮像し、電気信号に変換する。この電気信号は後
述する変換手段によって処理され、表示手段であるモニ
ターテレビに白黒のポジ画像として映し出される。な
お、ＬＡＴＤ測光用受光素子11および三色分解フィルタ
12は、撮像管側（撮像光路上）に配置してもよい。
【００１０】このように、ネガフィルムの画像の撮像を
マスク６位置で行うことが可能となったので、焼き付け
のためのステージと撮像のためのステージを別に設けて
いた従来の装置に比して、設置スペースの面で極めて有
益である。また、実際に焼き付ける光源３下でネガフィ
ルムの画像を撮像することができるので、プリントされ
る画像に忠実な画像を撮像することが可能となり、換言
すると、プリント画像と表示画像との整合性がよい。さ
らに、プリズム型ビームスプリッタないしミラー１７を
引伸レンズ７の前段に配設したので、マスク６位置に位
置するネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の
低下や撮像画像の歪みを低減することができる。
マスク６位置で行うことが可能となったので、焼き付け
のためのステージと撮像のためのステージを別に設けて
いた従来の装置に比して、設置スペースの面で極めて有
益である。また、実際に焼き付ける光源３下でネガフィ
ルムの画像を撮像することができるので、プリントされ
る画像に忠実な画像を撮像することが可能となり、換言
すると、プリント画像と表示画像との整合性がよい。さ
らに、プリズム型ビームスプリッタないしミラー１７を
引伸レンズ７の前段に配設したので、マスク６位置に位
置するネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の
低下や撮像画像の歪みを低減することができる。
【００１１】次に図２に従って、この発明の写真焼付装
置における露光量決定方法および変換手段の実施例を説
明する。
置における露光量決定方法および変換手段の実施例を説
明する。
【００１２】光源20から投影され、ネガフィルム21を透
過した光は、ＬＡＴＤ測光用受光素子23および撮像管な
いし撮像素子24によって電気信号に変換される。このと
き、透過光が撮像管24のダイナミックレンジのほぼ中間
にあるよう必要に応じＮＤフィルター22が用いられる。
ＬＡＴＤ測光用受光素子23の出力は中央演算装置25のメ
モリ26に記憶されると同時に演算回路27により露光量の
演算が行われる。28は補正用演算回路である。他方、撮
像管24の出力は増幅器29によって増幅される。このと
き、増幅器29の出力は前述した演算回路27の出力信号に
よって制御されるほか、増幅器29はネガ画像をポジ画像
に反転させる機能を持っている。30は補正増幅器、31は
モニターテレビであって、増幅器29からの入力信号に従
って、白黒画像を映し出す。オペレータはモニターテレ
ビ31の白黒画像を観察して画像濃度（輝度）に過不足が
ある場合には、補正キー28Ｋを押して補正用演算回路28
を差動させて補正露光量を演算させる。その演算結果は
補正増幅器30に入力され、モニターテレビ31の画像濃度
の変化としてオペレータによって観察される。オペレー
タは以上の操作をくりかえし、適切な露光量が決定され
ると、露光キーを押し、フィルタ・シャッタドライブ32
を駆動させ焼付が行われる。
過した光は、ＬＡＴＤ測光用受光素子23および撮像管な
いし撮像素子24によって電気信号に変換される。このと
き、透過光が撮像管24のダイナミックレンジのほぼ中間
にあるよう必要に応じＮＤフィルター22が用いられる。
ＬＡＴＤ測光用受光素子23の出力は中央演算装置25のメ
モリ26に記憶されると同時に演算回路27により露光量の
演算が行われる。28は補正用演算回路である。他方、撮
像管24の出力は増幅器29によって増幅される。このと
き、増幅器29の出力は前述した演算回路27の出力信号に
よって制御されるほか、増幅器29はネガ画像をポジ画像
に反転させる機能を持っている。30は補正増幅器、31は
モニターテレビであって、増幅器29からの入力信号に従
って、白黒画像を映し出す。オペレータはモニターテレ
ビ31の白黒画像を観察して画像濃度（輝度）に過不足が
ある場合には、補正キー28Ｋを押して補正用演算回路28
を差動させて補正露光量を演算させる。その演算結果は
補正増幅器30に入力され、モニターテレビ31の画像濃度
の変化としてオペレータによって観察される。オペレー
タは以上の操作をくりかえし、適切な露光量が決定され
ると、露光キーを押し、フィルタ・シャッタドライブ32
を駆動させ焼付が行われる。
【００１３】なお、オペレータによるモニターテレビ31
の画像観察は下記のように行われる。
の画像観察は下記のように行われる。
【００１４】（１）例えばモニターテレビ31の１部を用
いてテストパターンの如く適正露光量の画像濃度（輝
度）が表れるよう基準信号を中央演算装置25に記憶させ
ておき、この画像と露光量を決定しようとするネガフィ
ルム21によるテレビ画像の濃度とを比較することによっ
て行う。
いてテストパターンの如く適正露光量の画像濃度（輝
度）が表れるよう基準信号を中央演算装置25に記憶させ
ておき、この画像と露光量を決定しようとするネガフィ
ルム21によるテレビ画像の濃度とを比較することによっ
て行う。
【００１５】（２）例えば図３に示す如く、モニターテ
レビ31の画面33にプリント画面サイズ又はネガフィルム
21の駒サイズに対応した枠組34を設定し、枠組34内には
ネガフィルム21の駒画像を映し出すと共に、外枠には例
えば人間の顔の標準プリント濃度に対応した輝度の画面
を設定しておき、両者の濃度（輝度）を比較することに
より補正露光量を決定する。この場合、外枠に映し出す
標準輝度は、人間の顔のほか、空や海の色、樹木の色な
どであってもよい。
レビ31の画面33にプリント画面サイズ又はネガフィルム
21の駒サイズに対応した枠組34を設定し、枠組34内には
ネガフィルム21の駒画像を映し出すと共に、外枠には例
えば人間の顔の標準プリント濃度に対応した輝度の画面
を設定しておき、両者の濃度（輝度）を比較することに
より補正露光量を決定する。この場合、外枠に映し出す
標準輝度は、人間の顔のほか、空や海の色、樹木の色な
どであってもよい。
【００１６】（３）例えば図４に示す如く、モニターテ
レビ31の画面を33ａ・33ｂに分割し、その一方にネガフ
ィルム21の駒画像を映し出すと共に、他方に上記（２）
の標準輝度による画像を映し出して、両者を比較する。
この場合、比較画面として写真の標準的なシーンを幾種
類か用意しておき、ネガフィルム21の駒画像のシーンに
対応する比較標準シーンを映し出して両者を比較し補正
露光量を決定してもよい。
レビ31の画面を33ａ・33ｂに分割し、その一方にネガフ
ィルム21の駒画像を映し出すと共に、他方に上記（２）
の標準輝度による画像を映し出して、両者を比較する。
この場合、比較画面として写真の標準的なシーンを幾種
類か用意しておき、ネガフィルム21の駒画像のシーンに
対応する比較標準シーンを映し出して両者を比較し補正
露光量を決定してもよい。
【００１７】
【発明の効果】このように本発明は、ネガフィルムの画
像の撮像を露光位置で行うことが可能となったので、焼
き付けのためのステージと撮像のためのステージを別に
設けていた従来の装置に比して、設置スペースの面で極
めて有益である。また、実際に焼き付ける光源下でネガ
フィルムの画像を撮像することができるので、プリント
される画像に忠実な画像を撮像することが可能となり、
換言すると、プリント画像と表示画像との整合性がよ
く、オペレータの判断を介在させる写真焼付装置におい
ては優れた効果を奏する。さらに、切替手段又は分光手
段を第２結像手段の前段に配設したので、露光位置に位
置するネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の
低下や撮像画像の歪みを低減することができる。
像の撮像を露光位置で行うことが可能となったので、焼
き付けのためのステージと撮像のためのステージを別に
設けていた従来の装置に比して、設置スペースの面で極
めて有益である。また、実際に焼き付ける光源下でネガ
フィルムの画像を撮像することができるので、プリント
される画像に忠実な画像を撮像することが可能となり、
換言すると、プリント画像と表示画像との整合性がよ
く、オペレータの判断を介在させる写真焼付装置におい
ては優れた効果を奏する。さらに、切替手段又は分光手
段を第２結像手段の前段に配設したので、露光位置に位
置するネガフィルムの画像を撮像する際に、撮像光量の
低下や撮像画像の歪みを低減することができる。
【図１】本発明を適用した写真焼付装置の概略図であ
る。
る。
【図２】本発明を適用した写真焼付装置のブロックダイ
ヤグラムである。
ヤグラムである。
【図３】モニターテレビの画像構成図である。
【図４】モニターテレビの画像構成図である。
１ ネガフィルム ３ 光源 ７ 引伸レンズ ９ 印画紙 13 撮像管ないし撮像素子 16 レンズ 17 プリズム型ビームスプリッタないしミラー 20 光源 21 ネガフィルム 28 補正用演算回路 28Ｋ 補正キー 29 増幅器 30 補正増幅器 31 モニターテレビ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 節雄 東京都日野市さくら町１番地コニカ株式会 社内
Claims (2)
- 【請求項１】 露光位置に位置するネガフィルムに対し
て光源手段から光を照射して、焼付位置に位置する印画
紙にネガフィルムの透過光を露光する写真焼付装置にお
いて、前記光源手段の光照射によるネガフィルムの透過
光を露光光と撮像光とに分光する分光手段と、前記分光
手段により分光された前記撮像光の光路上に配設され、
前記露光位置に位置するネガフィルムの画像を撮像する
撮像手段と、前記分光手段により分光された前記撮像光
の光路途上に配設され、前記露光位置に位置するネガフ
ィルムの画像を、前記撮像手段に結像させる第１結像手
段と、前記撮像手段により撮像された画像を表示用ポジ
画像信号に変換する変換手段と、前記変換手段により変
換された前記表示用ポジ画像信号に基づいて、ポジ画像
を映し出す表示手段と、前記表示手段に映し出された前
記ポジ画像に対する補正情報が入力される入力手段と、
前記分光手段により分光された前記露光光の光路途上に
配設され、前記露光位置に位置するネガフィルムの画像
を、前記焼付位置に位置する印画紙に結像させる第２結
像手段と、前記入力手段から入力された前記補正情報に
基づいて、印画紙に与える露光量を制御する露光制御手
段と、を有することを特徴とする写真焼付装置。 - 【請求項２】 露光位置に位置するネガフィルムに対し
て光源手段から光を照射して、焼付位置に位置する印画
紙にネガフィルムの透過光を露光する写真焼付装置にお
いて、前記光源手段の光照射によるネガフィルムの透過
光の光路を露光光路と撮像光路とに切替えることが可能
な切替手段と、前記切替手段により切替えられた前記撮
像光の光路上に配設され、前記露光位置に位置するネガ
フィルムの画像を撮像する撮像手段と、前記切替手段に
より切替えられた前記撮像光の光路途上に配設され、前
記露光位置に位置するネガフィルムの画像を、前記撮像
手段に結像させる第１結像手段と、前記撮像手段により
撮像された画像を表示用ポジ画像信号に変換する変換手
段と、前記変換手段により変換された前記表示用ポジ画
像信号に基づいて、ポジ画像を映し出す表示手段と、前
記表示手段に映し出された前記ポジ画像に対する補正情
報が入力される入力手段と、前記切替手段により切替え
られた前記露光光の光路途上に配設され、前記露光位置
に位置するネガフィルムの画像を、前記焼付位置に位置
する印画紙に結像させる第２結像手段と、前記入力手段
から入力された前記補正情報に基づいて、印画紙に与え
る露光量を制御する露光制御手段と、を有することを特
徴とする写真焼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6118757A JP2727158B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 写真焼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6118757A JP2727158B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 写真焼付装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57209321A Division JPH0677129B2 (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 写真焼付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749540A true JPH0749540A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2727158B2 JP2727158B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=14744311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6118757A Expired - Lifetime JP2727158B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 写真焼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2727158B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4910037A (ja) * | 1972-03-29 | 1974-01-29 | ||
| JPS5662243A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | Color film checking device |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6118757A patent/JP2727158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4910037A (ja) * | 1972-03-29 | 1974-01-29 | ||
| JPS5662243A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | Color film checking device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2727158B2 (ja) | 1998-03-11 |
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