JP2004112481A - 撮像装置、撮像方法、ユーザインターフェース、媒体、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、ユーザインターフェース、媒体、及びプログラム Download PDF

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Kaoru Mokunaka
杢中  薫
Masaaki Nakayama
中山 正明
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ホワイトバランス調整を行った後、さらに、特殊効果を施されているので、回路規模が小型化出来ない。
【解決手段】画像を撮像する撮像手段31、32と、画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御信号発生回路39と、画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する出力画像モード設定手段41と、画像を調整するホワイトバランス調整手段34と、画像に特殊効果を施す場合、第1の制御信号と第2の制御信号とに基づいて、画像のホワイトバランスの調整と画像に特殊効果を施す調整とを同時に行うための制御信号である第3の制御信号を生成する画像効果制御信号発生回路40とを備え、画像に特殊効果を施す場合、ホワイトバランス調整手段34は、第3の制御信号に基づいて画像の調整を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像手段で撮像された画像に特殊効果を施すことが出来る撮像装置、撮像方法、ユーザインターフェース、媒体、及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、写真などの撮影画像は忠実な色再現性が求められる一方で、芸術的な効果をねらって、故意に色バランスを崩した撮影が行われることがある。このような特殊効果は従来光学色補正フィルタを撮像レンズの全面に装着することにより実現されてきた。
【0003】
図9に、このような特殊効果を光学色補正フィルタを用いることなく実現することが出来る撮像装置21の構成を示す回路図を示す。以下、撮像装置21の構成をその動作とともに説明する(例えば特許文献1参照)。
【0004】
撮像装置21は、撮像光学系11、固体撮像素子(カラーCCD)12、ホワイトバランスセンサ13、ホワイトバランス制御部14、ホワイトバランス用アンプ15r、15b、バッファ16r、16g、16b、利得決定用固定抵抗Rr1、Rg1、Rb1、オペアンプ17r、17g、17b利得可変スイッチ18r1〜18r3、18g1〜18g3、18b1〜18b3、利得可変抵抗Rr21〜Rr23、Rg21〜Rg23、Rb21〜Rb23、パターン発生部19、及びスイッチ20等から構成される。
【0005】
撮像光学系11には、撮像レンズ11a及び絞り11bが備えられており、撮像光学系11を通して得られる被写体の光学像は、固体撮像素子(カラーCCD)12に入射して結像される。この固体撮像素子12は、赤(R)、緑(G)、青(B)を1組とする多数のカラー画素を備えており、入射光学像の各色波長に応じた電荷の蓄積を行うもので、この固体撮像素子12により得られたカラー画像信号は、それぞれR信号、G信号、B信号として独立して出力される。
【0006】
一方、ホワイトバランス制御部14には、ホワイトバランス用アンプ15r、15bが接続される。つまり、固体撮像素子12の出力信号であるR信号、G信号、B信号は、そのR信号、及びB信号がそれぞれ対応するホワイトバランス用アンプ15r、15gによりレベル調整されるもので、このホワイトバランス調整後のR、G、Bの各信号は、それぞれ対応するバッファ16r、16g、16b及び利得決定用固定抵抗Rr1、Rg1、Rb1を介して、個々の色信号を増幅するオペアンプ17r、17g、17bに入力される。
【0007】
このオペアンプ17r、17g、17bには、それぞれの入出力端子間に並列にして3段の利得可変スイッチ18r1〜18r3、18g1〜18g3、18b1〜18b3が利得可変抵抗Rr21〜Rr23、Rg21〜Rg23、Rb21〜Rb23と共に設けられているもので、この各オペアンプ17r、17g、17bにおける利得可変スイッチ18r1〜18r3、18g1〜18g3、18b1〜18b3のON/OFF信号は、パターン発生部19から供給される。
【0008】
このパターン発生部19は、スイッチ20による色補正フィルタの指定に応じて、その指定された色補正フィルタと同等のR、G、Bレベル差が得られるよう、予め作成されたテーブルデータを参照して、上記各オペアンプ17t、17g、17bにおける利得可変スイッチ18r1〜18r3、18g1〜18g3、18b1〜18b3をON/OFF制御するものである。つまり、パターン発生部19からは、指定された色補正フィルタに対応するON/OFFパターンのスイッチ制御信号が出力されることになる。
【0009】
このように撮像装置21は、ホワイトバランスセンサ13にて、撮像されたR、G、B信号から検出したホワイトバランスの調整レベルに基づいて、ホワイトバランス制御部14が、ホワイトバランス用アンプ15r、15gにホワイトバランス調整のための制御信号を送り、この制御信号に基づいてホワイトバランス用アンプ15r、15gは、それぞれ入力されてくるR信号及びB信号の信号レベルを調整する。これによりホワイトバランスの調整が行われる。そして、ホワイトバランスの調整が行われた後に、R信号、G信号、B信号をオペアンプ17r、17g、17bでレベル調整を行うことにより色補正フィルタと同等の特殊効果をR信号、G信号、B信号に施す。
【0010】
つまり、従来の撮像装置21は、まず、撮像されたR信号、及びB信号のレベル調整を行うことによりホワイトバランスの調整を行い、その後色補正フィルタと同等の特殊効果をR信号、G信号、B信号に施していた。すなわち、従来の撮像装置21はホワイトバランスの調整と特殊効果のための調整とを別々に行っていた。
【0011】
また、上述したように特殊効果を施す際に、複数の特殊効果から一つの特殊効果を選択するためには、そのためのユーザインターフェースが必要である。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−319151号
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の撮像装置21では、撮像されたR、G、B信号は、ホワイトバランス用アンプでホワイトバランス調整のためのレベル調整が施された後、さらに、特殊効果を施すためのレベル調整が施されていた。このようにホワイトバランス調整を行った後、さらに、特殊効果を施されているので、回路規模が小型化出来ないという課題がある。
【0014】
すなわち、従来の撮像装置ではより回路規模を小型化することが出来ないという課題がある。
【0015】
また、特殊効果を施す際に、複数の特殊効果から一つの特殊効果を選択するためのユーザインターフェースとしてより簡単な操作で特殊効果を選択することが出来るユーザインターフェースが必要であるという課題がある。
【0016】
本発明は、上記課題を考慮し、より回路規模を小型化することが出来る撮像装置、撮像方法、媒体、及びプログラムを提供することを目的とするものである。
【0017】
また、本発明は、上記課題を考慮し、より簡単な操作で特殊効果を選択することが出来るユーザインターフェースを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために第1の本発明は、画像を撮像する撮像手段と、前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
前記画像を調整する画像調整手段と、
前記画像に特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段と、
前記画像に前記特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号を前記第2の制御信号で補正して第3の制御信号を生成して出力し、前記画像に前記特殊効果を施さない場合、前記第1の制御信号を前記第3の制御信号として出力する合成制御手段とを備え、
前記画像調整手段は、前記第3の制御信号に基づいて前記画像の調整を行う撮像装置である。
【0019】
また、第2の本発明は、画像を撮像する撮像手段と、
前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
前記画像を調整する画像調整手段と、
特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段とを備え、
前記画像調整手段は、前記特殊効果選択手段が前記特殊効果を施すことを選択した場合、前記第2の制御信号に基づいて前記画像を調整し、前記特殊効果選択手段が前記特殊効果を施すことを選択しなかった場合、前記第1の制御信号に基づいて前記画像を調整する撮像装置である。
【0020】
また、第3の本発明は、複数種類の特殊効果から、前記画像に施す特殊効果を選択する選択手段を備え、
前記特殊効果制御手段は、前記第2の制御信号として、その選択された種類の特殊効果を施すための制御信号を生成する第1または第2の本発明の撮像装置である。
【0021】
また、第4の本発明は、前記複数種類の特殊効果は、少なくともクールモード及びウォームモードである第3の本発明の撮像装置である。
【0022】
また、第5の本発明は、前記クールモードとは、前記画像に対して赤みを増加させた画像を生成する特殊効果である第4の本発明の撮像装置である。
【0023】
また、第6の本発明は、前記ウォームモードとは、前記画像に対して青みを増加させた画像を生成する特殊効果である第4の本発明の撮像装置である。
【0024】
また、第7の本発明は、画像を撮像する撮像工程と、
前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御工程と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御工程と、
前記画像を調整する画像調整工程と、
前記画像に特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択工程と、
前記画像に前記特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号を前記第2の制御信号で補正して第3の制御信号を生成して出力し、前記画像に前記特殊効果を施さない場合、前記第1の制御信号を前記第3の制御信号として出力する合成制御工程とを備え、
前記画像調整工程は、前記第3の制御信号に基づいて前記画像の調整を行う撮像方法である。
【0025】
また、第8の本発明は、画像を撮像する撮像工程と、
前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御工程と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御工程と、
前記画像を調整する画像調整工程と、
特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択工程とを備え、
前記画像調整工程は、前記特殊効果選択工程が前記特殊効果を施すことを選択した場合、前記第2の制御信号に基づいて前記画像を調整し、前記特殊効果選択工程が前記特殊効果を施すことを選択しなかった場合、前記第1の制御信号に基づいて前記画像を調整する撮像方法である。
【0026】
また、第9の本発明は、撮像手段で撮像された画像に特殊効果を施すために、少なくともクールモード及びウォームモードを含む特殊効果の種類を選択するユーザインターフェースであって、
複数の指示方向のいずれかの指示方向を指示する指示方向キーと、
クールモードに対応する第1のアイコン、及びウォームモードに対応する第2のアイコンを少なくとも表示する表示手段とを備え、
前記第1のアイコン及び前記第2のアイコンは、それぞれ前記指示方向キーのいずれかの指示方向と対応付けられており、
前記指示方向キーのいずれかの指示方向が指示された際、その指示方向に対応するアイコンに対応する特殊効果の種類が選択されるユーザインターフェースである。
【0027】
また、第10の本発明は、前記表示手段は、前記第1のアイコン及び前記第2のアイコンを、表示画面の、それぞれそのアイコンが対応付けられている指示方向に表示する第9の本発明のユーザインターフェースである。
【0028】
また、第11の本発明は、第1の本発明の撮像装置の、前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
前記画像を調整する画像調整手段と、
前記画像に特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とに基づいて、前記画像のホワイトバランスの調整と前記画像に特殊効果を施す調整とを同時に行うための制御信号である第3の制御信号を生成する合成制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0029】
また、第12の本発明は、第2の本発明の撮像装置の、前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
前記画像を調整する画像調整手段と、
特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0030】
また、第13の本発明は、第11の本発明のプログラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0031】
また、第14の本発明は、第12の本発明のプログラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0033】
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。
【0034】
図1に、第1の実施の形態の撮像装置30の構成を示す。
【0035】
撮像装置30は、撮像光学系31、撮像素子32、信号処理回路33、ホワイトバランス調整手段34、ホワイトバランス検出・設定手段35、制御信号発生手段38、出力画像モード設定手段41から構成される。
【0036】
撮像光学系31は、撮像素子32に撮影された被写体の光学像を撮像素子32で結像させるための手段である。
【0037】
撮像素子32は、例えばカラーCCDであり、撮像光学系31を通して得られる被写体の光学像の各色波長に応じた電荷の蓄積を行う手段である。
【0038】
信号処理回路33は、撮像素子32に蓄積された電荷を信号処理してR信号、G信号、B信号に変換して出力する回路である。
【0039】
ホワイトバランス調整手段34は、R、G、B信号それぞれの信号レベルを調整するためのアンプ34r、34g、24bを有し、特殊効果を施す場合には、ホワイトバランスの調整と特殊効果を施すための調整とを同時にR信号、G信号、B信号に施す手段である。
【0040】
ホワイトバランス検出・設定手段35は、ホワイトバランスの調整の際のモードを設定するとともに、撮像された画像の色温度を検出する手段である。ホワイトバランス検出・設定手段35は、ホワイトバランス/色温度検出回路36、及びホワイトバランスモード設定手段37を備えている。ホワイトバランス/色温度検出回路36は、撮像素子32で撮像された撮像画像のR、G、B信号から撮像された画像の色温度を検出する手段である。ホワイトバランスモード設定手段37は、ホワイトバランスを調整する際のモードを設定する手段であり、例えば自動、屋内、蛍光灯、晴天、曇りの各モードのいずれかを設定する手段である。なおホワイトバランス調整のモードが自動とは、自動的にホワイトバランスの調整を行うモードを意味する。また、ホワイトバランス調整のモードが屋内とは、屋内で撮影された画像のホワイトバランスの調整を行うことを意味する。また、ホワイトバランスを調整する際のモードが蛍光灯とは、撮像された画像が蛍光灯の照明で撮影された場合のホワイトバランスの調整を行うことを意味する。また、ホワイトバランスを調整する際のモードが晴天とは、晴天の日に屋外で撮影された画像のホワイトバランスを調整することを意味する。また、ホワイトバランスを調整する際のモードが曇りとは、曇りの日に屋外で撮影された画像のホワイトバランスの調整を行うことを意味する。
【0041】
制御信号発生手段38は、撮像された画像のホワイトバランスの調整と撮像された画像に特殊効果を施すための調整とを同時に行うための制御信号を発生する手段である。制御信号発生手段38は、ホワイトバランス制御信号発生回路39と画像効果制御信号発生回路40とを備えている。
【0042】
ホワイトバランス制御信号発生回路39は、撮像された画像のホワイトバランスを調整するための制御信号を発生する回路である。画像効果制御信号発生回路40は、特殊効果を施す調整を行わない場合は、撮像された画像にホワイトバランスの調整を行う制御信号をホワイトバランス調整手段34に出力し、特殊効果を施す調整を行う場合には、撮像された画像にホワイトバランスの調整と特殊効果を施す調整とを同時に施す制御信号をホワイトバランス調整手段34に出力する回路である。
【0043】
出力画像モード設定手段41は、撮像された画像に特殊効果を施す場合にクールモードかウォームモードかを設定する手段である。なお、クールモードとは撮像された画像から青色を増加させた画像を生成する特殊効果であり、ウォームモードとは撮像された画像から赤色を増加させた画像を生成する特殊効果である。
【0044】
図2に、ホワイトバランス制御信号発生回路39の詳細な構成を示す。ホワイトバランス制御信号発生回路39は、ホワイトバランス設定信号発生回路44と選択回路45とを備えている。ホワイトバランス設定信号発生回路44は、ホワイトバランスモード設定手段37で、自動以外のモードすなわち、屋内、蛍光灯、晴天、曇のいずれかのモードが設定された場合、そのモードに対応するホワイトバランスの調整を補正する制御信号を発生する回路である。選択回路45は、ホワイトバランス設定手段37で設定された各モードに対応するホワイトバランスの調整のための制御信号を選択する手段である。
【0045】
図3に、画像効果制御信号発生回路40の詳細な構成を示す。画像効果制御信号発生回路40は、変換回路42と選択回路43とを備えている。
【0046】
変換回路42は、撮像された画像にホワイトバランスの調整と特殊効果を施す調整とを同時に施す場合、ホワイトバランスの調整を行う制御信号と、特殊効果を施す調整を行うための制御信号とから、同時にホワイトバランスの調整と特殊効果を施す調整とを行う制御信号を出力する回路である。選択回路43は、特殊効果を施すか否かに応じて、ホワイトバランスの調整を行う制御信号かホワイトバランスの調整と特殊効果を施す調整とを同時に行う制御信号かのいずれかを選択する手段である。
【0047】
なお、本実施の形態の撮像光学系31及び撮像素子32は本発明の撮像手段の例であり、本実施の形態の、ホワイトバランス/色温度検出回路36及びホワイトバランス制御信号発生回路39は本発明のホワイトバランス制御手段の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41は本実施の形態の特殊効果制御手段の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41は本発明の特殊効果選択手段の例であり、本実施の形態の画像効果制御信号発生回路40は本発明の合成制御手段の例であり、本実施の形態のホワイトバランス制御信号発生回路39から出力される制御信号は本発明の第1の制御信号の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41から出力される制御信号は本発明の第2の制御信号の例であり、本実施の形態の画像効果制御信号発生回路40から出力される制御信号は本実施の形態の第3の制御信号の例である。
【0048】
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
【0049】
画像を撮像する際、まず、被写体の光学像は、撮像光学系31により撮像素子32で結像される。
【0050】
そして、撮像素子32は、撮像光学系31を通して得られる被写体の光学像の各色波長に応じた電荷の蓄積を行う。
【0051】
信号処理回路33は、撮像素子32に蓄積された電荷を信号処理して撮像された画像をR信号、G信号、B信号に変換して出力する。
【0052】
ホワイトバランス調整手段34は、制御信号発生手段38から出力されてくる制御信号に基づいて、アンプ34r、34g、24bでそれぞれR、G、B信号の信号レベルを調整する。
【0053】
このように本実施の形態では、撮像された画像に特殊効果を施す場合には、ホワイトバランス調整手段34が制御信号発生手段38から出力されてくる制御信号に基づいてR、G、B信号の信号レベルを調整することにより、ホワイトバランスの調整と特殊効果を施すための調整とを同時に一度に行う。
【0054】
以下、制御信号発生手段38から出力される制御信号が生成されるまでの動作を詳細に説明する。
【0055】
まず、ホワイトバランス検出・設定手段35は、ホワイトバランスの調整の際のモードを設定するとともに、撮像された画像の色温度を検出する。
【0056】
すなわち、ホワイトバランス/色温度検出手段36は、撮像された画像を構成する各画素のそれぞれの色信号の値の平均値を算出することにより撮像された画像の色温度を検出する。
【0057】
一方、ホワイトバランスモード設定手段37は、ホワイトバランスを調整する際のモードを設定する。例えば自動、屋内、蛍光灯、晴天、曇りの各モードのいずれかを設定する。
【0058】
ホワイトバランス/色温度検出回路36で検出された、撮像された画像の色温度に関する情報と、ホワイトバランスモード設定手段37で設定されたホワイトバランスを調整する際のモードに関する情報とは、ともに、制御信号発生手段38のホワイトバランス制御信号発生回路39に出力される。
【0059】
ホワイトバランス制御信号発生回路39は、撮像された画像の色温度に関する情報とホワイトバランスを調整する際のモードに関する情報とが入力されると次のような処理を行う。
【0060】
すなわち、図2において、ホワイトバランスのモードが自動の場合は、撮影された画像の色温度が白色の色温度になるように選択回路45でR信号、G信号、B信号のそれぞれ補正量を算出し、選択回路からR信号、G信号、B信号を補正する補正量を示す制御信号を出力する。また、ホワイトバランスのモードが自動以外すなわち、屋内、蛍光灯、晴天、曇りの各モードのいずれかである場合、ホワイトバランス設定信号発生回路44は、設定されているホワイトバランスのモードに応じて、R信号、G信号、B信号を補正する補正量を示す制御信号を選択回路45に出力する。これを受けて選択回路45は、ホワイトバランスのモードが自動の場合のR信号、G信号、B信号の補正量を算出するとともに、その算出された補正量をホワイトバランス設定信号発生回路44から出力されてくるR信号、G信号、B信号の補正量でさらに補正する。このようにして、選択回路45からは、撮像された画像のR信号、G信号、B信号をそれぞれ補正する補正量を示す制御信号が出力される。
【0061】
一方、出力画像モード設定手段41は、撮像された画像に特殊効果を施す場合にクールモードかウォームモードかを設定する。今、出力画像設定手段41が特殊効果を施す場合にクールモードを設定したとする。この場合、出力画像モード設定手段41は、画像効果制御信号発生回路40にクールモード示す制御信号を出力する。
【0062】
画像効果制御信号発生回路40は、ホワイトバランス制御信号発生回路39からホワイトバランスの調整のためのR信号、G信号、B信号の補正量を示す制御信号と、出力画像モード設定手段11からクールモードを示す制御信号を受け取ると、以下の処理を行う。
【0063】
すなわち、図3において、特殊効果としてクールモードを施す場合、変換回路42は、ホワイトバランスの調整のためのR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量をさらに青色が増加するように補正する。すなわち、例えばR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量に色温度が2000ケルビン増加した画像が得られる補正量をそれぞれ加算する。このようにしてホワイトバランスの調整とクールモードを施す調整とを同時に行うR信号、G信号、B信号の補正量が算出される。そして、算出された補正量を示す制御信号が選択回路43に出力される。
【0064】
また、選択回路43にはホワイトバランス制御信号発生回路39から直接ホワイトバランスの調整を行うための制御信号も入力されている。選択回路43は、出力画像モード設定手段41がクールモードを設定しているので、変換回路42から出力される制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34にホワイトバランスの調整とクールモードの特殊効果を施す調整とを同時に行う制御信号を選択して出力する。
【0065】
ホワイトバランス調整手段34は、上述したように、画像効果制御信号発生回路40からの制御信号に基づいて、信号処理回路33から入力されてくるR信号、G信号、B信号をそれぞれレベル調整する。
【0066】
このようにして、ホワイトバランス調整手段34は、ホワイトバランスの調整と特殊効果を施すための調整とを同時に一度に行うことが出来る。
【0067】
また、出力画像モード設定手段41がウォームモードを設定している場合には、図3において、変換回路42が、ホワイトバランスの調整のためのR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量をさらに赤色が増加するように補正すればよい。すなわち、例えばR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量に色温度が1000ケルビン減少した画像が得られる補正量をそれぞれ加算する。このようにしてホワイトバランスの調整とクールモードを施す調整とを同時に行うR信号、G信号、B信号の補正量が算出される。そして、クールモードの場合と同様に、算出された補正量を示す制御信号が選択回路43に出力される。これ以外は、クールモードの場合と同様である。
【0068】
また、出力画像モード設定手段41がクールモードもウォームモードも設定していない場合、すなわち、特殊効果を施す設定をしていない場合、図3の選択回路43は、ホワイトバランス制御信号発生回路39からの制御信号を選択してホワイトバランス調整手段34に出力する。従って、この場合にはホワイトバランス調整手段34でホワイトバランスの調整のみが行われる。
【0069】
なお、本実施の形態では、ホワイトバランス調整手段34が3つのアンプ34r、34g、34bを備えているとして説明したが、アンプ34gを備えていなくても本実施の形態と同等の効果を得ることが出来る。
【0070】
このように本実施の形態によれば、撮像された画像に特殊効果を施す場合には、同時にホワイトバランス調整手段34で同時にホワイトバランスの調整と特殊効果を施すための調整とを行うので、装置規模を小さくすることが出来る。
【0071】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
【0072】
図4に、第2の実施の形態の撮像装置48の構成を示す。
【0073】
第2の実施の形態の撮像装置48は、図1で説明した第1の実施の形態の撮像装置30の制御信号発生手段38の代わりに制御信号発生手段38aを備えている。
【0074】
すなわち、第2の実施の形態の撮像装置48は、図1で説明した第1の実施の形態の撮像装置30の画像効果制御信号発生回路40の代わりに画像効果制御信号発生回路46を備えている。それ以外は第1の実施の形態と同様である。
【0075】
図5に第2の実施の形態の画像効果制御信号発生回路46の詳細な構成を示す。
【0076】
画像効果制御信号発生回路46は、変換回路47と選択回路43とを備えている。
【0077】
変換回路47は、出力画像モード設定手段41で設定されたクールモードまたはウォームモードに応じたR信号、G信号、B信号の補正量を算出する回路である。
【0078】
また、選択回路43は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0079】
なお、本実施の形態の撮像光学系31及び撮像素子32は本発明の撮像手段の例であり、本実施の形態の、ホワイトバランス/色温度検出回路36及びホワイトバランス制御信号発生回路39は本発明のホワイトバランス制御手段の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41は本実施の形態の特殊効果制御手段の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41は本発明の特殊効果選択手段の例であり、本実施の形態のホワイトバランス調整手段34及び画像効果制御信号発生回路46は本発明の画像調整手段の例であり、本実施の形態のホワイトバランス制御信号発生回路39から出力される制御信号は本発明の第1の制御信号の例であり、本実施の形態の出力画像モード設定手段41から出力される制御信号は本発明の第2の制御信号の例であり、本実施の形態の画像効果制御信号発生回路40から出力される制御信号は本実施の形態の第3の制御信号の例である。
【0080】
次に、このような本実施の形態の動作を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0081】
出力画像モード設定手段41が、クールモードを設定するまでは第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0082】
出力画像モード設定手段41がクールモードを設定した場合、出力画像設定手段41は、画像効果制御信号発生回路46にクールモードを示す制御信号を出力する。
【0083】
画像効果制御信号発生回路40は、ホワイトバランス制御信号発生回路39からホワイトバランスの調整のためのR信号、G信号、B信号の補正量を示す制御信号と、出力画像モード設定手段11からクールモードを示す制御信号を受け取ると、以下の処理を行う。
【0084】
すなわち、図5において、特殊効果としてクールモードを施す場合、変換回路42は、クールモードを施す場合のR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量を算出する。すなわち、R信号、G信号、B信号のぞれぞれの補正量は、色温度が2000ケルビンだけ増加するような補正量とする。そして、変換回路47は、R信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量を示す制御信号を選択回路43に出力する。
【0085】
次に、選択回路43は、出力画像モード設定手段41がクールモードを設定しているので、ホワイトバランス制御信号発生回路39から出力されたホワイトバランスを調整するための制御信号と、変換回路47から出力されたクールモードを施すための制御信号とから、クールモードを施すための制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34に出力する。
【0086】
また、出力画像モード設定手段41がウォームモードを設定している場合には、
変換回路47は、ウォームモードを施す場合のR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量を算出する。すなわち、R信号、G信号、B信号のぞれぞれの補正量は、色温度が1000ケルビンだけ減少するような補正量とする。そして、変換回路47はR信号、G信号、B信号のそれぞれの補正量を示す制御信号を選択回路43に出力する。
【0087】
次に、ウォームモードの場合にもクールモードの場合と同様に選択回路43は、ホワイトバランス制御信号発生回路39から出力されたホワイトバランスを調整するための制御信号と、変換回路47から出力されたウォームモードを施すための制御信号とから、ウォームモードを施すための制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34に出力する。
【0088】
また、出力画像モード設定手段41がクールモードもウォームモードも設定しない場合、すなわち、特殊効果を施さない場合には、選択回路43は、ホワイトバランス制御信号発生回路39から出力されてくる制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34に出力する。
【0089】
このように、第2の実施の形態の撮像装置は、出力画像モード設定手段41がクールモードかウォームモードのいずれかの特殊効果を施すことを設定した場合、選択回路43は、変換回路47から出力される制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34に出力し、出力画像モード設定手段41がクールモードもウォームモードも設定しなかった場合、選択回路43は、ホワイトバランス制御信号発生回路39から出力される制御信号を選択して、ホワイトバランス調整手段34に出力する。
【0090】
このように、第2の実施の形態の撮像装置48は、特殊効果を施す場合には、撮像された画像に対してホワイトバランスの調整を行わず、特殊効果の調整のみを行い、特殊効果を施さない場合には、ホワイトバランスの調整のみを行う。それ以外は第1の実施の形態と同様である。
【0091】
このように本実施の形態によれば、特殊効果を施す場合には、撮像された画像に対してホワイトバランスの調整を行わず、特殊効果の調整のみを行い。特殊効果を施さない場合には、ホワイトバランスの調整のみを行い、いずれの場合もそれらの調整をホワイトバランス調整手段34で行うので、装置規模を小さくすることが出来る。
【0092】
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
【0093】
第3の実施の形態では、どのような特殊効果を施すかを選択するためのユーザインターフェースについて説明する。
【0094】
図6に第3の実施の形態の撮像装置61を示す。本実施の形態の撮像装置61は、第1の実施の形態で説明した撮像装置30と同様の動作を行うものとする。
【0095】
図6の(a)は、撮像装置61の正面図であり、図6の(b)は、撮像装置61を裏面から視た図である。
【0096】
図6の(a)に示すように撮像装置61の正面には調光センサ62、フラッシュ63などが配置されている。また、図6の(b)に示すように撮像装置61の裏面には、液晶ディスプレイである表示画面64、メニューON/OFFキー65、十字キー66などが配置されている。表示画面64は、撮像された画像や、特殊効果を施すための操作画面などを表示する手段である。
【0097】
図7に十字キー66の部分の拡大図を示す。十字キー66は、左キー67、右キー68、上キー69、下キー70の4つの方向を指示するキーから構成されている。すなわち、十字キー66は、表示画面64において4つの方向を指示する手段である。
【0098】
なお、本実施の形態の表示画面64は本発明の表示手段の例であり、本実施の形態の十字キー66は本発明の指示方向キーの例であり、本実施の形態のクールモードアイコンは本発明の第1のアイコンの例であり、本実施の形態のウォームモードアイコンは本発明の第2のアイコンの例である。
【0099】
次に、このような本実施の形態の動作を説明する。
【0100】
メニューON/OFFキー65を押すことにより、表示画面64にはメニュー画面が表示され、十字キーでメニュー画面を選択指示することにより、表示画面64に図8に示す操作画面が表示される。
【0101】
すなわち、図8は、特殊効果の種類を選択するための操作画面であり、クールモードアイコン71、ウォームモードアイコン72、白黒モードアイコン73がそれぞれ表示画面64の左側、右側、及び下側に表示されている。
【0102】
図7の十字キー66の左キー67を押すことにより、クールモードアイコン71を選択することが出来る。クールモードアイコン71が選択された場合には、撮像された画像に施す特殊効果としてクールモードが選択される。
【0103】
また、図7の十字キー66の右キー67を押すことにより、ウォームモードアイコン72を選択することが出来る。ウォームモードアイコン72が選択された場合には、撮像された画像に施す特殊効果としてウォームモードが選択される。
【0104】
また、図7の十字キー66の下キー70を押すことにより白黒モードアイコン73が選択される。白黒モードアイコン73が選択された場合には、撮像された画像に施す特殊効果として撮像されたカラー画像を白黒画像に変換する特殊効果が選択される。
【0105】
このように本実施の形態のユーザインターフェースは、特殊効果の一種であるクールモードに対応するクールモードアイコン71と、特殊効果の一種であるウォームモードに対応するウォームモードアイコン72と、特殊効果の一種であるカラー画像を白黒画像に変換する特殊効果に対応する白黒モードアイコン73とが表示画面64に表示される。そして、これらのアイコンは、十字キー66の左キー67、右キー68、上キー69、下キー70のいずれかとそれぞれ対応付けられている。左キー67、右キー68、上キー69、下キー70はそれぞれ表示画面64の左側、右側、上側、下側を指示するキーである。
【0106】
そして、十字キー66の左キー67、右キー68、上キー69、下キー70
のいずれかが押された場合、その押されたキーに対応するアイコンに対応する特殊効果が選択される。
【0107】
このように本実施の形態のユーザインターフェースを用いて特殊効果の種類を選択することにより、より簡単な操作で特殊効果を選択することが出来るようになる。
【0108】
なお、本発明に係るプログラムは、上述した本発明の撮像装置の全部又は一部の手段(又は、装置、素子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
【0109】
さらに、本発明に係る媒体は、上述した本発明の撮像装置の全部又は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0110】
尚、本発明の上記「一部の手段(又は、装置、素子、回路、部等)」、本発明の上記「一部のステップ(又は、工程、動作、作用等)」とは、それらの複数の手段又はステップの内の、幾つかの手段又はステップを意味し、あるいは、一つの手段又はステップの内の、一部の機能又は一部の動作を意味するものである。
【0111】
又、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0112】
又、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0113】
又、本発明のデータ構造としては、データベース、データフォーマット、データテーブル、データリスト、データの種類などを含む。
【0114】
又、記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれる。
【0115】
又、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。(第7改訂
尚、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明は、より回路規模を小型化することが出来る撮像装置、撮像方法、媒体、及びプログラムを提供することが出来る。
【0117】
また、本発明は、より簡単な操作で特殊効果を選択することが出来るユーザインターフェースを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における撮像装置の構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるホワイトバランス制御信号発生回路の構成を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態における画像効果制御信号発生回路の構成を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態における撮像装置の構成を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態における画像効果制御信号発生回路の構成を示す図
【図6】(a)本発明の第3の実施の形態における撮像装置の正面図
(b)本発明の第3の実施の形態における撮像装置を裏側から視た図
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるユーザインターフェースを構成する十字キーの構成を示す図
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるユーザインターフェースの表示画面に表示された操作画面の一例を示す図
【図9】従来の撮像装置の構成を示す回路図
【符号の説明】
30 撮像装置
31 撮像光学系
32 撮像素子
33 信号処理回路
34 ホワイトバランス調整手段
34r アンプ
34g アンプ
34b アンプ
35 ホワイトバランス検出・設定手段
36 ホワイトバランス/色温度検出回路
37 ホワイトバランスモード設定手段
38 制御信号発生手段
39 ホワイトバランス制御信号発生回路
40 画像効果制御信号発生回路
41 出力画像モード設定手段
42 変換回路
43 選択回路
44 ホワイトバランス設定信号発生回路
45 選択回路
46 画像効果制御信号発生回路
47 変換回路
48 撮像装置

Claims (14)

  1. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
    前記画像を調整する画像調整手段と、
    前記画像に特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段と、
    前記画像に前記特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号を前記第2の制御信号で補正して第3の制御信号を生成して出力し、前記画像に前記特殊効果を施さない場合、前記第1の制御信号を前記第3の制御信号として出力する合成制御手段とを備え、
    前記画像調整手段は、前記第3の制御信号に基づいて前記画像の調整を行う撮像装置。
  2. 画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
    前記画像を調整する画像調整手段と、
    特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段とを備え、
    前記画像調整手段は、前記特殊効果選択手段が前記特殊効果を施すことを選択した場合、前記第2の制御信号に基づいて前記画像を調整し、前記特殊効果選択手段が前記特殊効果を施すことを選択しなかった場合、前記第1の制御信号に基づいて前記画像を調整する撮像装置。
  3. 複数種類の特殊効果から、前記画像に施す特殊効果を選択する選択手段を備え、
    前記特殊効果制御手段は、前記第2の制御信号として、その選択された種類の特殊効果を施すための制御信号を生成する請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記複数種類の特殊効果は、少なくともクールモード及びウォームモードである請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記クールモードとは、前記画像に対して赤みを増加させた画像を生成する特殊効果である請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記ウォームモードとは、前記画像に対して青みを増加させた画像を生成する特殊効果である請求項4記載の撮像装置。
  7. 画像を撮像する撮像工程と、
    前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御工程と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御工程と、
    前記画像を調整する画像調整工程と、
    前記画像に特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択工程と、
    前記画像に前記特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号を前記第2の制御信号で補正して第3の制御信号を生成して出力し、前記画像に前記特殊効果を施さない場合、前記第1の制御信号を前記第3の制御信号として出力する合成制御工程とを備え、
    前記画像調整工程は、前記第3の制御信号に基づいて前記画像の調整を行う撮像方法。
  8. 画像を撮像する撮像工程と、
    前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御工程と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御工程と、
    前記画像を調整する画像調整工程と、
    特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択工程とを備え、
    前記画像調整工程は、前記特殊効果選択工程が前記特殊効果を施すことを選択した場合、前記第2の制御信号に基づいて前記画像を調整し、前記特殊効果選択工程が前記特殊効果を施すことを選択しなかった場合、前記第1の制御信号に基づいて前記画像を調整する撮像方法。
  9. 撮像手段で撮像された画像に特殊効果を施すために、少なくともクールモード及びウォームモードを含む特殊効果の種類を選択するユーザインターフェースであって、
    複数の指示方向のいずれかの指示方向を指示する指示方向キーと、
    クールモードに対応する第1のアイコン、及びウォームモードに対応する第2のアイコンを少なくとも表示する表示手段とを備え、
    前記第1のアイコン及び前記第2のアイコンは、それぞれ前記指示方向キーのいずれかの指示方向と対応付けられており、
    前記指示方向キーのいずれかの指示方向が指示された際、その指示方向に対応するアイコンに対応する特殊効果の種類が選択されるユーザインターフェース。
  10. 前記表示手段は、前記第1のアイコン及び前記第2のアイコンを、表示画面の、それぞれそのアイコンが対応付けられている指示方向に表示する請求項9記載のユーザインターフェース。
  11. 請求項1記載の撮像装置の、前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
    前記画像を調整する画像調整手段と、
    前記画像に特殊効果を施す場合、前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とに基づいて、前記画像のホワイトバランスの調整と前記画像に特殊効果を施す調整とを同時に行うための制御信号である第3の制御信号を生成する合成制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項2記載の撮像装置の、前記画像のホワイトバランスの調整を行うための制御信号である第1の制御信号を生成するホワイトバランス制御手段と、
    前記画像に特殊効果を施すための制御信号である第2の制御信号を生成する特殊効果制御手段と、
    前記画像を調整する画像調整手段と、
    特殊効果を施すかどうかを選択する特殊効果選択手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項11記載のプログラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  14. 請求項12記載のプログラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
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JP2013081110A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Olympus Imaging Corp 撮像装置

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