JPH074949A - 回転面の精度検査装置 - Google Patents

回転面の精度検査装置

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JPH074949A
JPH074949A JP14894393A JP14894393A JPH074949A JP H074949 A JPH074949 A JP H074949A JP 14894393 A JP14894393 A JP 14894393A JP 14894393 A JP14894393 A JP 14894393A JP H074949 A JPH074949 A JP H074949A
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JP
Japan
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measuring
face
contact
rollers
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP14894393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Iijima
和雄 飯嶋
Nobuyoshi Iijima
信芳 飯嶋
Shuichi Ishiguro
修一 石黒
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IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK
Original Assignee
IIJIMA SEIMITSU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の横長化を防止し、設置スペースが節約
できる回転面の精度検査装置の提供。 【構成】 本発明の回転面の精度検査装置1は、平行的
に配した1組のローラ2、3を有する測定品回転機構1
00と、前記ローラ2、3の少なくとも一方を回転させ
るためのモータMと、接触して位置を検出する検出部7
A、7B、7C付きテストインジケータ74、77、7
9と、一端に前記1組のローラ2、3間に搭載された加
工品200の該測定面に摺接する接触子42、52、6
2を有し、他端に前記計測機器の検出部7A、7B、7
Cへの作用面44、54、64が設けられ、前記接触子
の近傍が回転自在に軸支された垂直天秤機構4、5、6
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転面の寸法精度を
基準品(テストピース)と比較して検査するための精度
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】0.01mm程度の精度が要求されるメ
タルベアリングなどの回転体(測定品)が許容誤差の範
囲内に有るか否かをチェックする際には、量産現場から
回転体の加工品を精密測定用電子機器を設置した検査室
に持ち込む必要が有る。このため、検査に手間がかか
り、コストが増大する。この場合、上記高精度が要求さ
れる回転体を量産する現場において、作業者が自ら所定
の精度を有するか否かを即座に検出できれば極めて便利
である。この発明者は、特開昭63−91504号にお
いて、平行的に配した一組のローラを有する測定品回転
機構と、該ローラを回転させ載置した加工品を低速で回
転させる駆動機構と、一端に加工面(回転面)に摺接す
る接触子、他端にゲージなど計測機器の検出部に当接す
る作用面が設けられた水平天秤を有する誤差増幅機構と
からなる回転面の精度検査装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の回転面の精度
検査装置は、加工品の製造ラインの途中など現場に設置
されるため、設置スペースができるだけ小さいことが望
ましい。しかるに上記従来の回転面の精度検査装置は、
加工品の誤差を増幅して出力するための天秤が水平に設
置されているため、設置平面が大きくなりコンパクト化
ができない欠点があった。この発明の目的は、装置の横
長化を防止し、設置スペースが節約できる回転面の精度
検査装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の回転面の精度検
査装置は、平行的に配した1組のローラを有する測定品
回転機構と、前記ローラの少なくとも一方を回転させる
ための駆動機構と、測定面に接触する検出部を有し、該
測定面の基準位置からの変位量を計測する計測機器と、
一端に前記1組のローラ間に搭載され測定面が回転面と
なっている測定品の該測定面に接触する接触子を具え、
他端に前記計測機器の検出部への作用面が設けられ、前
記接触子の近傍が回転自在に軸支されてほぼ垂直面内で
回動する垂直天秤、および該垂直天秤の支持手段を有す
る増幅機構とからなる。
【0005】
【発明の作用・効果】1組のローラ間にテストピースを
乗せ、計測機器の検出部をテストピースの測定面(基準
面)に接触させ、ローラを回転させテストピースを低速
回転させる。このとき計測機器の指針を基準値に設定す
る。つぎに1組のローラ間に測定品を乗せ、テストピー
スと同様に作動させて測定面の基準面に対する誤差の程
度を計測器で検出する。この回転面の精度検査装置は、
加工品の誤差を増幅するための天秤を上下方向に配して
いるので、水平方向に長く延ばす必要がなく、装置の横
長化が防止でき、広い設置場所が不用となる。この結
果、容易に加工品の製造現場に設置でき、検査が円滑か
つ低コストに実施できる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5に基づいて説
明する。この発明の回転面の精度検査装置1は、机の上
などに水平に設置される基台Bを備える。該基台Bの前
部には、間隔が可変で平行的に配置した1組のローラ
2、3を有する測定品(加工品)回転機構100が設置
されている。測定品回転機構100には、ローラ2、3
の少なくとも一方を回転させるためのモータMが付設さ
れている。この実施例では、モータMは減速プーリ機構
RPを介して一方のローラ3のみを回転駆動するように
なっている。一組のローラ2、3には、後記する如く、
内径、外径および肉厚を一定誤差範囲内に納める必要の
ある円筒状メタルが加工品200またはテストピースT
が乗せられる。
【0007】基台Bの後部には、回転面となっている加
工品200の加工面(測定面)である内周面201およ
び外周面202に接触し、該測定面とテストピースの基
準面との偏差(誤差)を拡大するための誤差増幅機構3
00が設置されている。増幅機構300の上部には該増
幅機構300で10倍に増幅された誤差を検出するため
の計測機器400が設置されている。
【0008】測定品回転機構100は、水平に対し15
度の傾斜した傾斜基板11と、該傾斜基板11を両端部
下面で前記基台Bの上面に支える高脚12および低脚1
3とからなる支持台10を有する。傾斜基板11の上面
には、上部側(図では高脚12の上方)に基準ローラ台
20が固定され、下部側に変位可能な変位ローラ台30
が締結してある。基準ローラ台20および変位ローラ台
30には、前記一組のローラ2および3が回転自在に装
着されている。
【0009】傾斜基板11の傾斜角は、ローラ2、3へ
の加工品200の設置および除去の行い易さから15度
から45度の範囲が望ましい。なお、傾斜角が増大する
と加工品200の自重により下側に位置するローラ3へ
掛かる荷重が大きくなる。このため、径大で肉薄の加工
品200を計測する場合、ローラ3からの反力で歪みが
生じ内径、外径の測定が不正確になる場合があるため、
15度以下に設定することが望ましい。
【0010】図3に示す如く、低脚13の上面には、変
位ローラ台30を変位させるためのローラ間距離調整機
構500が取り付けられている。ローラ間距離調整機構
500は、前記低脚13の上端面に15度の傾斜で締結
されたネジ穴つきボディ501と、該ネジ穴に螺合さ
れ、先端が前記変位ローラ台30の端面に当接したネジ
棒502からなる。ネジ棒502には固定用ナット50
3、504が外嵌されている。このローラ間距離調整機
構500によるローラ2、3間の距離の調整は、固定用
ナット503、504によるネジ棒502の固定を解除
し、低脚13の傾斜基板11への締結度合いを緩め、ネ
ジ棒502を捩じって変位ローラ台30を移動させるこ
とにより行われる。
【0011】高脚12の上部には、ローラ2、3間の距
離を加工品200またはテストピースTの寸法に合わせ
て調整する際に、加工品200の寸法を検出し、ローラ
2、3間の距離を正確に設定するためのローラ間距離測
定機構600が設けられている。ローラ間距離測定機構
600は、前記基準ローラ台20の正面に固定され、上
端面601が水平面となっているスタンド602と、該
上端面601の中心に軸支され水平面内で回動する回転
アーム603と、該回転アーム603の先端に垂直下向
きに取り付けられたマイクロメータヘッド84とからな
る。この距離測定機構600の操作を図3とともに説明
する。 イ)基準の寸法に対し誤差が1/1000mm以下の高
精度に形成したテストピースTを、ローラ2、3間に載
置する。 ロ)つぎに、ローラ間距離調整機構500のネジ棒50
2を操作してローラ2、3間の距離を調整し、目分量で
テストピースTをほぼ適性位置に設定する。 ハ)回転アーム603を回動し、マイクロメータヘッド
84でローラ2の支軸2Aの上端面のレベルを測定し、
つづいてテストピースTの上端面のレベルを測定して、
両者の差から距離H1 を計る。 ニ)支軸2Aの半径R1 は予め正確に測定して分かって
いるので、両者の和H1 +R1 =Hが、1/1000m
mの精度で予め分かっているテストピースTの半径Rと
一致する様に前記ネジ22を微調整する。
【0012】誤差増幅機構300は、支柱31、32、
およびこれら支柱31、32の上端に架設された横材3
3からなる支持橋3Aと、該支持橋3Aに支持された3
本の垂直天秤4、5、6とを有する。前記横材33の中
間部下面には、腕柱34、35、36が下方に突設さ
れ、各腕柱34、35、36の下端部の前面には水平支
軸37、38、39が突設されている。
【0013】垂直天秤4、5、6は、下部がそれぞれ前
記水平支軸37、38、39に回動自在に支持され、垂
直面内で回動する。各垂直天秤4、5、6の下端部の前
面には水平方向にピン状の接触子42、52、62が突
設されている。この実施例では垂直天秤4が肉厚検出用
天秤、5が内径検出用天秤、6が外径検出用天秤となっ
ている。接触子42、52、62の先端部にはそれぞれ
回転コロ43、53、63が取り付けられており、各コ
ロ43、53、63は、図3に示す如く、それぞれの側
壁がテストピースTまたは加工品200の軸心を通る水
平面内の左側内周壁、右側内周壁、右側外周壁に接触す
るようにセットされている。各垂直天秤4、5、6の上
端部側面には、作用面44、54、64が設けられてい
る。
【0014】前記横材33の上面には、計測機器である
テストインジケータを装着するための肉厚用ゲージスタ
ンド71、内径用ゲージスタンド72、および外径用ゲ
ージスタンド73が取り付けられている。肉厚用ゲージ
スタンド71は、横材33の左部に締結されるととも
に、上端にダイヤル式のテストインジケータ74が取り
付けられ、該テストインジケータ74の検出部7Aの先
端が垂直天秤(肉厚検出用天秤)4の作用面44に接触
している。
【0015】内径用ゲージスタンド72は、横材33の
右端部に締結されるとともに、上部には水平レール75
が設けられており、該レール75に載置された滑車台7
6にダイヤル式のテストインジケータ77が取り付けら
れている。テストインジケータ77の検出部7Bの先端
部が垂直天秤(内径検出用天秤)5の作用面54に接触
している。また、滑車台76には水平腕78が取り付け
られており、該水平腕78の先端は、図5に示す如く、
垂直天秤(肉厚検出用天秤)4の上端部に回動自在に連
結されている。これにより、テストインジケータ77
は、テストピースTまたは加工品200の肉厚が直接検
出できるようになっている。
【0016】外径用ゲージスタンド73は、横材33の
内径用ゲージスタンド72の左横に締結されるととも
に、上端にダイヤル式のテストインジケータ79が取り
付けられ、該テストインジケータ79の検出部7Cの先
端が垂直天秤(肉厚検出用天秤)6の作用点64に接触
している。各垂直天秤4、5、6の水平支軸37、3
8、39の中心と接触子42、52、62の中心との距
離は、水平支軸37、38、39の中心と検出部7A、
7B、7Cの先端との距離の1/10に設定してある。
この結果、各コロ43、53、63で検出された誤差
は、10倍に拡大されて検出部7A、7B、7Cの先端
に検出される。
【0017】つぎに、前記ニ)の操作の後の回転体の精
度検査装置1の作用を説明する。 ホ)テストピースTの軸心を通る水平面内の左側内周
壁、右側内周壁、右側外周壁に接触するように垂直天秤
4、5、6の接触子42、52、62の回転コロ43、
53、63をセットする。 ヘ)モータMを作動させてテストピースTの周速が毎分
80〜150mmとなるように回転させる。この際、テ
ストインジケータ74、77、79を零に設定する。 ト)つぎに、テストピースTを取り除き、加工品200
をローラ2、3間に載置し、モータMを作動させて周速
が毎分80〜150mmとなるようにで回転させ、テス
トインジケータ74、77、79の指針の振れ量で加工
品200の精度が許容範囲内に有るか否かを測定する。 チ)所定数の加工品200の精度検出を行ったら、テス
トピースTによる計測機器の調整を行う。
【0018】上記実施例では、垂直天秤4、5、6の下
端部に接触子42、52、62、上端部に作用面44、
54、64が設けられているが、上端部に接触子、下端
部に作用面を設けてもよい。また、モータMによりロー
ラ2、3を同期駆動させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転体の精度検査装置の前面斜視図である。
【図2】回転体の精度検査装置の背面斜視図である。
【図3】距離測定機構の正面図である。
【図4】回転体の精度検査装置の平面図である。
【図5】水平腕の先端部の平面図である。
【符号の説明】
1 回転面の精度検査装置 2、3 ローラ 4、5、6 垂直天秤 42、52、62 接触子 44、54、64 作用面 100 測定品回転機構 200 加工品 300 誤差増幅機構 400 計測機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行的に配した1組のローラを有する測
    定品回転機構と、 前記ローラの少なくとも一方を回転させるための駆動機
    構と、 測定面に接触する検出部を有し、該測定面の基準位置か
    らの変位量を計測する計測機器と、 一端に前記1組のローラ間に搭載され測定面が回転面と
    なっている測定品の該測定面に接触する接触子を具え、
    他端に前記計測機器の検出部への作用面が設けられ、前
    記接触子の近傍が回転自在に軸支されてほぼ垂直面内で
    回動する垂直天秤、および該垂直天秤の支持手段を有す
    る増幅機構とからなる回転面の精度検査装置。
JP14894393A 1993-06-21 1993-06-21 回転面の精度検査装置 Pending JPH074949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14894393A JPH074949A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 回転面の精度検査装置

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JP14894393A JPH074949A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 回転面の精度検査装置

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Publication Number Publication Date
JPH074949A true JPH074949A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15464133

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JP14894393A Pending JPH074949A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 回転面の精度検査装置

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JP (1) JPH074949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104019715A (zh) * 2014-06-09 2014-09-03 广西玉柴机器股份有限公司 减振器部件的跳动检具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104019715A (zh) * 2014-06-09 2014-09-03 广西玉柴机器股份有限公司 减振器部件的跳动检具

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