JPS5890116A - 多次元測定機 - Google Patents

多次元測定機

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JPS5890116A
JPS5890116A JP18892881A JP18892881A JPS5890116A JP S5890116 A JPS5890116 A JP S5890116A JP 18892881 A JP18892881 A JP 18892881A JP 18892881 A JP18892881 A JP 18892881A JP S5890116 A JPS5890116 A JP S5890116A
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JP
Japan
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spindle
slider
support
measuring
measured
Prior art date
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JP18892881A
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English (en)
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Hideo Sakata
坂田 秀夫
Masami Saito
斎藤 正美
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19823243088 priority patent/DE3243088C2/de
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被測定物に測定子が二次元あるいは三次元的
に関与可能な多次元測定機に関する。
従来のこの種測定機においては、ユニバーサルプローブ
などといわれ、測定子先端部分がその本体部に対して傾
斜可能にされた測定子(プローブ)が知られている。こ
の測定子は、その本体部に一体に形成されたシャンク部
分でZ 1lllbスピンドルに取付けられ、このスピ
ンドルの軸線方向に対して前記先端部分が傾斜できるよ
うにされている。
しかし、このような従来の測定子にあっては、傾斜面に
設けられた穴の内壁に接触させることにできでも、スピ
ンドルそのものに傾斜せずにZ 軸方向すなわち鉛直方
向l;・のみ動くものであるから、測定子の接触に伴な
う測足値の処理は、あ〈1で二次元的あるいは三次元的
に行なわねばならず、必ず演算を会費としていた。
このため、傾斜面に形成された穴の深さ等を演算するこ
となく一次元的に処理できる多次元測定機が望まれてい
た。
本発明の目的は、傾斜面に形成された穴の深さ、直径等
を一次元的、すなわち測定子全保持するスピンドルのみ
の動きとして測定しうる多次元測定機を提供するにある
本発明は、基台の上方に支柱尋を介して横架さレタスラ
イダ案内レールにスライダを摺動自在に取付けるととも
に、このスライダにスピンドル支持体を回動可能に取付
け、このスピンドル支持体には測定子を有するスピンド
ル全その軸方向移動自在に支持し、前記スピンドル支持
体の同動の回転軸線は、スライダの移動方向及びスピン
ドルの移動方向の両者に直角な方向、換言するとスライ
ダの移動方向とスピンドルの移動方向とを含む面に直角
な方向になるように形成し、これによシスピンドルの移
動方向を傾斜可能とし、この傾斜を被測定面と平行ある
いは直角等に設定できるようにして前記目的を達成しよ
うとするものである。
以下、本発明全三次元測定機に適用した一実施例を図面
に基づいて説明する7、 第1図の全体構造図において、略直方体に形成された石
定盤からなる基台21は、複数の被測足物取付用ねじ穴
22をその上面に有するとともに、長手方向に直交する
前後の端面に断面り字形の把手23をそれぞれ有してい
る。この基台21の左右の両側面には複数の穴24が設
けられており、この穴24は図示してないが第1図中基
台21の向う側の面にも設けられていて、かつ、X軸線
方向に直列に配列されている。これらの穴24には接着
剤を介して支持軸25が固定され、これらの基台21の
両側の支持軸25にはそれぞれX軸線方向案内部を構成
する各1本の案内レール31゜32が着脱可能に取付け
られている。これらの案内レール31.32は、基台2
1の長手方向(X軸線方向)の長さより長く形成される
とともに、基台21の上面よシ下方であってこの上面に
平行かつ基台21の側面から突出して設けられている。
この際、案内レール31.32が基台21の上面より下
方であるということは、案内レール31゜320上面が
基台21の上面と同一以下の位置にあるという意味であ
る。また、両案内レール31゜32は、円柱の両側を平
行に削シ落して長手方向に直交する断面形状が円弧部分
及び直線部分からなる略小判形となるようにされ、さら
に、一方すなわち第1図中手前の案内レール31の外側
面には案内レール31の長手方向に沿ってほぼその全長
にわたって凹溝が形成されている。この凹溝内にはスケ
ール33が貼付され、このスケール33は、例えばステ
ンレス板の表面にPオーダーの縦目盛を形成された反射
型スケールとされている。
前記両側の案内レール31.32には角柱状の支柱41
.42がそれぞれ案内レール31.32の長手方向(X
軸線方向)に沿って移動自在に支持されている。これら
の両側の支柱41.42のうち一方の支柱41内には図
示しない検出器が収納され、この検出器と前記スケール
33とによシ支柱41の移動量が検出できるようにされ
ている。
また、両側の支柱41.42の途中VCid、両支柱4
1.42間のX軸線方向の間隔を所定寸法に設定するた
めVc1本の丸棒からなる横部材43が渡設され、さら
に両支柱41.42の」二端部間にはそれぞれ連結部4
4.45’(r介して2本の丸棒からなるスライダ案内
レール46.47及び1本の丸棒からなるスライダ微動
レール48が前記案内レール31.32に直交しかつ基
台21の上面に平行な方向、jなわちX軸線方向に掛は
渡されている。これらのスライダ案内レール46.47
には箱状のスライダ49がスライダ案内レール46゜4
71C沿ってX軸線方向移動自在に支持され、このスラ
イダ491Cは角度計測手段50を介して箱状のスピン
ドル支持体51がY軸線全回動中心として傾斜可能に支
持されている。このスピンドル支持体51にはスピンド
ル52がその中心軸方向に摺動自在に支持されるととも
に、このスピンドル52の下端には測定子53が取付け
られている。
この際、スピンドル52にスピンドル支持体51の傾斜
が零のとき、丁度Z4@線方向(上下方向)に移動でき
るように設定され、これにより前記スライダ49のX軸
線方向の移動及び支柱41.42のX軸線方向の移動と
相俟って測定子53は基台21及びこの基台21上に載
置される被測定物54に対し互いに直交するx、y、z
軸線方向に任意に移動できるようにされている。また、
これらの支柱41,42、横部材43、連結部44,4
5、スライダ案内レール46.47、スライダ4θ、角
度計測手段50、スピンドル支持体51及びスピンドル
52により測定子支持部拐40が構成されている。
前記連結部44.45H1第2図に拡大して示されるよ
うに、側面に突出部が形成された連結ブロックlit、
112’にそれぞれ備え、これらの連結ブロック111
.112は、図示しない調整手段を介して各支柱41.
42に支持されている。この調整手段は、前記各支柱4
1.42にねじ込み位置調整可能に螺合された位置決め
ブツシュなどからなり、スライダ案内レール46.47
ひいては測定子53のX、Y及び2軸線方向の位を調整
ができるようになっている。
また、連結部44の構造に、@2図に示されるように、
支柱41の前後の側壁間の間隔より狭く形成され、両側
壁間に隙間をもって挿入された前記連結ブロック111
と、このブロック111にX軸線方向に貫通して取付け
られるとともにスライダ案内レール46.47の端部小
径部が挿入されるブツシュ113.114と、これらの
各ブツシュ113.114内に一部が挿入されるととも
につば部が係1F、されるつば付ブツシュ115.11
6と、これらの各ブッシュ115.111N通しで各案
内レール46,4γの端部にねじ適寸れ両案内レール4
6゜4γと連結ブロック111との連結を行なうボルト
117,118と、前記図示し外い調整手段とから構成
されている。
なお、他方の連結部45は、第1図に連結ブロック11
2のみが示されているが、他の構造は連結部44と同様
であり、x、y、z各軸線方向の位置調整も同様に行な
えるようKなっている。
第2図ないし第7図において、前記両連結K(S44゜
45の連結ブロック111,112の上端部間に掛は渡
された前記スライダ微動レール48は、その軸方向に移
動可能にされるとともに、連結ブロック111に挿通さ
れた部分には図示しない微細ねじが設けられ、この微細
ねじに螺合されるとともに連結ブロック111により軸
方向移動不可能に支持された調整ナツト141を回すこ
とにより微動レール48が軸方向に微量づつ移動できる
ようにされている。また、微動レール48の途中は、ス
ライダ49の上面に立設された一対のブラケット142
.143に摺動自在に挿入されるとともに、一方のブラ
ケット142にねじ込まれた締付ねじ144で微動レー
ル48を締付けることによりレール48とスライダ49
とが一体化され、この状態で調整ナツト141を回すこ
とによシスライダ49をX軸方向に微動送りできるよう
にされている。
また、上方のスライダ案内レール46にはスケール14
5が固定され、このスケール145とスライダ49内に
設けられた検出型181(第4図参照)との作用により
スライダ49ひいては測定子53のX軸線方向の移動量
を検出できるようになっている。
前記スライダ49の両ブラケツl−142,143間に
は支持体角度微調整ねじ151が回転目在かつ軸方向移
動不可能に支持され、この微調整ねじ151にはナツト
部材152が螺合され、このナツト部材152の下部に
形成されたU字溝152A(第4図参照)には固定ねじ
153が挿入され、この固定ねじ153は回動アーム1
54の横腕154Aの先端にねじ込寸れている。従って
、この固定ねじ153がゆるめられているときけ、ナツ
ト部材152は微調整ねじ151の回転に伴ない移動さ
れ、一方、締付けられているときは微調整ねじ151の
回転ができないようにされている。
また、前記回動アーム154の下端部はスピンドル支持
体51の回転中心軸182に摺動駒183を介して係合
きれ、この回動アーム154内に挿入された締付ねじ1
55をねじ込むことにより摺動駒183が中心軸182
に圧接されて回動アーム154と前記回転中心軸182
とが一体に固定されるようになっている。
このため、締付ねじ155をゆるめた状態ではスピンド
ル支持体51はスライダ49に傾斜自在にされ、一方、
締付ねじ155を締付ければスピンドル支持体51を任
意の角度で固定できるようにされ、さらに、この締付ね
じ155の締付状態で、かつ固定ねじ153をゆるめ、
微調整ねじ151を回転させれば、支持体51の角度を
微調整できるようVCされている。また、このときの支
持体51の傾斜角度は、前記角度計測手段50の主尺1
56及び副尺157により正確に読取れるようになって
いる。この際、主尺156id例えばスライダ49側に
、副尺157はスピンドル支持体51側に設けられてお
り、これば逆でもよい。また、摺動駒183と回動アー
ム154円の凹部との間には、圧縮ばね184が介装さ
れ、このばね184の付勢力により摺動駒183と中心
軸182との間に所定の摩擦力を伺与し、この摩擦力に
よって締付ねじ155がゆるめられてもすぐにはスピン
ドル支持体51が回動しない、しりにされている。
前記スライダ49内には、第5図に示されるように、ロ
ーラ支持フレーノ、185,186が固定され、支持フ
レーム185には4個のローラ187,188゜189
.190が、支持フレーム186には2個のローラ19
1.192がそれぞれ回転自在に支持されている。
これらのうち上方の6個のローラ187,188゜18
9は上方のスライダ案内レール46の周面に互いに12
0度方向から当接され、下方の3個のローラ190,1
91,192Fj、下方のスライダ案内レール47の周
面に同じ<120度方向から当接され、スライダ49の
動きが円滑になるようにされている。
この際、ローラ187ば」三方のレール4Tの直線部分
すなわちスケール145が設けられている面に当接され
、スケール145と前記検出器181に設けられるイン
デックススケール(図示せず)とが平行移動できるよう
にされている。まだ、各o−ラ1B7〜192は偏心軸
あるいは偏心ブツシュに被嵌宮れ、各レール46.47
との当接が調整できるようにされており、上方6個のロ
ーラ187〜189で主にスケール145との位置出し
が、下方3個のローラ190〜192で主にスライダ4
9の重量保持がなされている。
前記スピンドル52には軸方向に沿ってスケール161
が設けられ、このスクール161はスピンドル支持体5
1内に設けられた土下各6個のローラによりその軸方向
に摺動自在に支持されている。これらのうち、上方の6
個のローラ201゜202.201j:、第6図に示さ
れるように、互いにその法線方向が120度をなすよう
にされ、下方の3個のローラは第4図に1個のロー22
04のみが示されているが、上方のローラ201〜20
3と同様に120度等配位置に設けられている。また、
これらの各ローラ201〜203も偏心軸あるいは偏心
ブツシュに被嵌され、スピンドル52への当接調整がで
きるようにされている。
前記スケール161とスピンドル支持体51内に設けら
れた検出器205との作用によりスピンドル52ひいて
は測定子53の軸方向の移動量すなわち支持体51の傾
斜が零のときはZ軸線方向の移染量が計測できるように
されている。才た、スピンドル52の下端と支持体51
との間には、薄肉、巾広のばね材からなり、一端をぜん
まいばね状に巻込まれて形成された定圧げね162が張
設され、この定圧ばね162によりスピンドル52は自
重とのバランスによりわずかな速度で上昇するように付
勢され、かつ、スケール1610表面保護も行なえるよ
うにされている。
前記スピンドル52の下端部には、第2図に示されるよ
うに、スピンドル52と平行なスピンドル微動軸163
が軸方向移動可能に支持され、この微動軸163に設け
られた微細ねじ(図示せず)に螺合された調整ナツト1
64はスピンドル52の下部に回転自在かつ軸方向移動
不可能に支持されており、この調整ナツト164を回す
ことによってスピンドル52と微動軸163とは軸方向
に相対移動するようにされている。また、支持体51の
側面には前記微動軸163を支持体51に固定する締付
ねじ165がねじ適才れ、この締付ねじ165により微
動軸163を支持体51に固定した状態で調整ナツト1
64を回転することによりスピンドル52をその軸方向
に微動できるようになっている。
さらに、スピンドル52の下端には測定子取付ブツシュ
171が止めねじ172により着脱可能に取付けられ、
この取付ブツシュ171には測定子53が止めねじ17
3により着脱可能に取付けられている。また、取付ブツ
シュ171にはスピンドル52の軸線と直交する方向に
も取付孔171Aが穿設され、この取付孔171Aに測
定子53を挿入して止めねじ173で固定することによ
り、スピンドル52の軸線と90度切外る方向に測定子
53の先端を向けうるようにされている。なお、取付ブ
ツシュ171を用いないことにより、取付ブツシュ17
1と同じ太さの測定子53を使用することもできるよう
になっている。
前記スライダ49の下面には、第4図及び第7図に示さ
れるように、スピンドル支持体51をスライダ49に対
して所定角度、例えばスピンドル52の軸線が丁度鉛直
方向(Z ++11線方向)になるよう位置出しする位
11出し装[210が設けられている。この位置出し装
置210fd、スライダ49にボルト211で固定され
る軸受部拐212と、この軸受部材212に水平方向摺
動自在に支持されるとともに、一端部にねじ部としての
雄ねじ213A及びテーバ部としてのテーパ軸213B
を一体に形成された係合軸213と、この係合軸213
の雄ねじ213A及びテーパ軸213Bにそれぞれ螺合
及び係合されるねじ部としての雌ねじ214A及びテー
パ部としてのテーパ孔214Bを一体に形成されるとと
もにスピンドル支持体51に接着剤215を介して位置
決めして固定された係合ブツシュ214と、前記係合軸
213の他端に固定されたつまみ216と、このつまみ
216と軸受部材212との間に介装され係合軸213
を前記係合ブツシュ214から離れる方向に付勢する圧
縮コイルばね217と、前記係合軸213のテーパ軸2
13Bの近傍において取付けられ前記ばね217による
図中右方への付勢力によって係合軸213が軸受部材2
12から脱出するのを防止するストッパ218と、前記
軸受部材212に設けられるとともに係合軸213の途
中に係合され係合軸213の軸受部材212内でのガタ
つきを防止して保合軸213が常に一定の位置で摺動す
るように規制する位置規制手段220とから構成されて
いる。
位置規制手段220ば、第7図に示されるように、前記
軸受部材212内において係合軸213が挿通される軸
孔212Aに一部交差するように設けられた係合部材挿
通孔212Bと、この挿通孔212B内に摺動自在に収
納されるとともに挿通孔212B内に一部露出した前記
保合軸213の外周面に当接される斜切面221A、2
22Aをそれぞれ形成された一対の係合部材221,2
22と、これらの保合部材221,222の一方の係合
部材221を摺動自在に貫通し、他方の係合部材222
にその先端をねじ込まれた連結ボルト223と、この連
結ボルト223の頭部223Aと前記一方の係合部材2
21との間に介装され両係合部材221.222を互い
に近接する方向に付勢して両係合部材221゜222の
斜切面221A、222Aをそれぞれ係合軸213の周
面−側に押圧しこの結果係合軸213の周面の他側を軸
孔212Aの壁面−側に常時押圧して係合軸213と軸
孔212Aとのガタを除去する付勢手段としての圧縮げ
ね224とから構成されている。
次に本実施例の使用法につき第8図ないし第11図をも
参照して説明する。
使用開始にあたり、スピンドル支持体51の傾斜を許容
する締付ねじ155を除き、他の締付ねじ87,144
及び165をゆるめ、支柱41、スライダ49及びスピ
ンドル52の動きを自由にし、測定子53をx、 y、
 z軸線の任意位置に動きうるようにしておき、この状
態で測定子支持部材40を第1図に示されるように基台
21の一端側に移動させておく。
ついで、基台21上に被測定物54を搬入し、基台21
上の適宜な被測定物取付用ねじ穴22及び図示しない取
付治具を用いて基台21に固定する。
基台21上に固定された被測定物54は、従来の三次元
測定機と同様にして各部の寸法、形状等が計測される。
すなわち、スピンドル52の下部を把持し、測定子53
の先端を順次被測定物54の所定位置に接触させ、この
ときの測定子53のX、Y及びZ軸線方向の移動量を、
支柱41の下部に取付けられた図示しない検出器並びに
スライダ49及びスピンドル支持体51内にそれぞれ設
けられた検出器181,205と各スケール33,14
5゜161とによシ読取り、図示しない表示器等へ表示
し、さらには常用のデータ処理装置でデータ処理してプ
リントアウトされる。
また、必要に応じて、前述でゆるめた各締付ねじ87,
144及び165を締付け、支柱41.42のX軸線方
向への、スライダ49のX軸線方向への及びスピンドル
52の2軸線方向への微動送シを行なっでもよい。
前記測定子支持部拐40の移動操作中に測定子支持部材
40が前後に大きく移動してショックアブゾーバ90に
当った場合には、ショックアブゾーバ90内の図示しな
い圧縮ばねが撓み、これにより測定子支持部材40への
衝撃が緩和され、測定子支持部拐40に変形等が生じる
ことが有効に防止される。
また、Z 1lTh線に対し所定角度を有する被測定箇
所は、この角度に一致するようにスピンドル支持体51
を傾斜させて行なう。この支持体51の傾斜は、位置出
し装置210の係合軸213と係合ブツシュ214との
係合をとくとともに、締付ねじ155をゆるめて支持体
51を傾斜自在とし、この状態でほぼ所望の角度となる
ように角度計測手段50を見ながら支持体51を傾斜設
定して締付ねじ155を締付け、その位置で固定する。
ついで、固定ねじ153をゆるめた状態で角度調整ねじ
151を回して角度の微調整を行なう。
第8図ないし第11図にはこのような所定角度を有する
測定箇所の測定を行なう場合などの例が示されている。
すなわち、第8図に示される被測定物454は、水平面
に対し角度θを有する傾斜111′Y454Aを有し、
この傾斜面454AK直角に段付き穴454Bが形成゛
  された例である。この穴454Bの各段部の深さを
測定するには、スピンドル52の軸線が傾斜面454A
と直交するようにスピンドル支持体51を傾斜させて固
定し、この状態でX軸線方向の動きを固定し、Y及び2
軸線方向に動かして測定子53を順次穴454Bの各段
部に当接させれば、この穴454Bの各段部の深さ寸法
はスピンドル52の軸方向のみの移動量、すなわち、−
次元的な値として読取れることとなる。
第9図の被測定物554は、水平面に対し角度θの方向
に配置された穴554Aを有し、これらの穴554A間
のピッチを測定する場合も第8図の場合と同様に計測で
きる。この際、測定子553は先端に円錐部553Aを
有するものを用い、この測定子553を測定子取付ブツ
シュ171の横方向の取付孔171Aに取付けて行なえ
ば計測を迅速に行なえる。
第10図の被測定物654ば、水平面に対し角度θを有
する傾斜面654Aを有し、この傾斜面654Aの角度
を測定する場合は、スピンドル52の先端にテストイン
ジケータ653を取付け、スピンドル52を軸方向に動
かしてもこのテストインジケータ653の指針が振れな
くなる貰でスピンドル支持体51を傾け、このときの角
度計測手段50の目盛を読取れば、その角度が傾斜面6
54Aの角度θである。
第11図は、被測定物(正確には被罫1:き物)γ54
の一側面に所定角度の罫書き線γ54Aを設ける場合を
示し、スピンドル52の先端に取付ブツシュ171を介
して罫書き針753を取付けるとともに、スピンドル支
持体51を所定角度に設定し、スピンドル52を+tl
+方向に移動させて罫書きを行なう。
上述のような本実施例によれば、次のような効果がある
すなわち、スライダ49に対しスピンドル支持体51を
傾斜可能、すなわち、いわゆるZ軸スピンドル52を傾
斜可能としたから、傾斜面454Aに穴454Bを有す
る被測定物454の穴径、穴深さ等を一次元的に簡易に
測定でき、いわゆる輪郭測定機的機能をも付加できる。
筐だ、この傾斜面454A等の測定にあたり、従来のよ
うに被測定物454側を傾斜させる必要がなく、この点
からも測定の簡易化を図ることができる。壕だ、適当な
形状の測定子553、テストインジケータ653、罫書
き針753等を用いることにより学なる測定に限らず、
種々の傾斜方向の作業が行なえる。この場合、基台21
上に回転テーブルを介して被測定物54を載置すれば、
被測定物54の各面の傾斜等の測定を容易に行なうこと
ができる。
さらに、測定子支持部材40の案内レール31゜32は
基台21の側方に設けられ、基台21上には何の邪魔物
もなく、かつ、スピンドル支持体51が傾斜可能である
から、基台21から突出した被測定物54の測定も可能
であり、測定範囲の拡大がなされる。
また、スピンドル支持体51とスピンドル52との間に
は定圧げね162が張設されているから、スピンドル5
2の操作を非常に軽い力で行なうことができる。この定
圧げね162けスピンドル52の引出しとどもに引出さ
れ、スケール161の表面を覆うから、被測定物54、
その他の物に触れやすいスケール161の下方突出側の
表面保護を有効に行なうことができる。
サラに、スピンドル支持体51の傾斜角度は角度計測手
段50により読取ることができ、かつ、主尺156と副
尺157との作用により精密に計測できる。捷だ、スピ
ンドル支持体51を垂直状態に戻す、すなわち、原点復
帰させる場合、この角度計測手段50を用いて行なうこ
とができるとともに、位置出し装f1210を71−1
いて行なうこともでき、この位置出し装置210を用い
れば、迅速かつ正確に原点復帰させることができる。
さらに、やや特殊な使い方であるが、スピンドル支持体
51を180度回転させて反転することにより、高い位
置にある被測定点の測定を行なうこともできる。
第12図には本発明の他の実施例が示され、本実施例で
は基台に対し固定的に立設された支持台上に案内レール
が設けられた例である。ここにおいて、本実施例と前記
実施例との同一もしくは相当構成部分は同一もしくは和
尚符号を用い説明を簡略にする。
第6図において、基台21上の両側には大型の支持台4
25A、425Bが固定的に立設され、これらの支持台
425A、425Bの上部にはそれぞれ案内レール43
1.432がY軸線方向に沿って設けられ、これらの案
内レール431,432上にはそれぞれ支柱441,4
42を介して連結部444,445がレール431,4
32に沿って移動自在に設けられている。これらの支柱
441,442は前記実施例と同様に、レール431,
432上を摺動するための手段、例えばローラ、空気軸
受等、及びレール431.432に沿った移動量を計測
するY方向移動量計測手段を有し、各連結部444.4
45も前記実施例と同様に構成されており、連結ブロッ
ク111.112が位置決めブツシュのようなねじ部材
により調整可能にされている。
前記両連結部444,445間には、横部材43、スラ
イター案内レール46.47及びスライダ微動レール4
8がそれぞれ掛は渡され、両スライダ案同レール46.
47VCはスライダ49が摺動自在に支持されている。
このスライダ4gvcps角度計測手段を介してスピン
ドル支持体51が取付けられ、この支持体51 vcは
下端に測定子53を有するスピンドル52が軸方向移動
自在に皮付されている。
このように構rJy、された本実施例においても前記実
施例と同様な作用及び効果を奏することができる。
なお、前記各実施例では測定子53は接触式の構造のも
のを図示したが、本発明でいう測定子はこれに限定され
ず、靜電容蓋を用いたもの、あるいはレーザ測長器等の
いわゆる非接触式の構造のものも含むものである。壕だ
、前記各実施例ではスライダ案内レール46.47は基
台21のY軸線方向に移動可能とした三次元測定機に本
発明を適用した例につき説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、スライダ案内レール46゜47
をY軸線方向へに移動不可能として基台21に固定した
、いわゆる二次元測定機にも適用できるものである。
上述のように本発明によれば、傾斜面に形成された穴の
深さ等を一次元的に処理できる多次元測定機を提供でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を三次元測定機VC適用した一実施例を
示す斜視図、第2図はそのスライダ部分を示す一部を切
欠いた拡大斜視図、第6図に同正面図、第4図は同断面
図、第5図はスライダの内部構造の一部を示す拡大側面
図、@6図は第4図の■−■線断面図、第7図は第4図
の■−■線断面図、第8図ないし第11図はそれぞれ本
発明の異なる使用態様を示す要部の概略斜視図、第12
図は本発明の他の実施例を示す斜視図である。 21・・・基台、31.32・・・案内レール、40・
・・測定子支持部材、41.42・・・支柱、46゜4
7・・・スライダ案内レール、49・・・スライダ、5
0・・・角度計測手段、51・・・スピンドル支持体、
52・・・スピンドル、53,553・・・測定子、5
4゜454.554,654,754・・・被測定物、
156・・・主尺、15γ・・・副尺、162・・・定
圧ばね、454A、654A・・・傾斜面、454B・
・・段付き穴、554A・・・穴、754A・・・罫書
き線。 代理人 弁理士 木 下 實 三

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  基台上に横架されたスライダ案内レールに沿
    ってスライダ全移動可能に設けるとともに、このスライ
    ダに対しスピンドルを軸方向移動可能に設け、このスピ
    ンドルに取付けられた測定子全基台上に載置された被測
    定物に関与させ、この測定子の移動変位から被測定物の
    形状等全計測する多次元測定機において、前記スピンド
    ルをスピンドル支持体にスピンドルの軸方向移動自在に
    支持し、このスピンドル支持体を前記スライダの移動方
    向及びスピンドルの移動方向に直交する方向を回転軸線
    として回動可能に設けたことを特徴とする多次元測定機
    。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記スピンドル
    とスピンドル支持体との間には定圧ばねが張設され、こ
    の定圧ばねによりスピンドルは所定方向に付勢されたこ
    とを特徴とする多次元測定機。 (8)特許請求の範囲第1項寸たは第2項において、前
    記スピンドル支持体とスライダとの間にはスピンドル支
    持体の傾斜角度全計測する角度計測手段が設けられたこ
    と全特徴とする多次元測定機。 (4)特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに
    おいて、前記スライダ案内レールはスピンドル支持体の
    回転軸線と平行な方向に移動可能とされたことを特徴と
    する多次元測定機。
JP18892881A 1981-11-25 1981-11-25 多次元測定機 Pending JPS5890116A (ja)

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JP18892881A JPS5890116A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 多次元測定機
GB08231793A GB2112522B (en) 1981-11-25 1982-11-08 Coordinate measuring machine
US06/441,149 US4495703A (en) 1981-11-25 1982-11-12 Coordinate measuring instrument
DE19823243088 DE3243088C2 (de) 1981-11-25 1982-11-22 Koordinatenmeßmaschine

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