JPH074934B2 - オフセット印刷機において置換え可能なローラ対の第1ローラ又は第1及び第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆動機構 - Google Patents

オフセット印刷機において置換え可能なローラ対の第1ローラ又は第1及び第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆動機構

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JPH074934B2
JPH074934B2 JP2058255A JP5825590A JPH074934B2 JP H074934 B2 JPH074934 B2 JP H074934B2 JP 2058255 A JP2058255 A JP 2058255A JP 5825590 A JP5825590 A JP 5825590A JP H074934 B2 JPH074934 B2 JP H074934B2
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ローラント・ヘル
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ペーター・フメル
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エム・アー・エヌ・ローラント・ドルツクマシーネン・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/15Devices for moving vibrator-rollers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S101/00Printing
    • Y10S101/38Means for axially reciprocating inking rollers

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフセツト印刷機において連結される湿し装
置とインキ装置とのローラ対の第1ローラ又は第1及び
第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆動機構で
あつて、ローラ対が、版胴の回転方向で見ると最初のイ
ンキ練り胴又は湿し装置の最後の水着けローラに選択的
に対応配置されるようになつており、第1ローラが差込
み軸の両側において、最初のインキ練り胴の中心点を中
心として旋回可能で軸方向ではフレームによつて堅固に
支承された2つの第1の支承レバーの端部にそれぞれ受
容されており、第2ローラが差込み軸の両側において、
最初のインキ練り胴の中心点を中心として旋回可能で軸
方向ではフレームによつて堅固に支承された2つの第2
の支承レバーの端部にそれぞれローラ錠止部材を介して
取外し可能に受容されており、別のローラ錠止部材を介
して第2ローラを付加的に受容した旋回レバーが第1ロ
ーラの差込み軸の両側にヒンジ結合されており、第2ロ
ーラが第1ローラ及び最初のインキ練り胴と接触する第
1の位置と、第2ローラが第1ローラよりも下方で第1
ローラと共にタンデム型ローラとして湿し装置の水着け
ローラに側方から当て付けられる第2の位置との間で第
2ローラを案内する案内手段が、上記旋回レバーに設け
られている形式のものに関する。
〔従来の技術〕
第1及び第2ローラが湿し装置とインキ装置との間で連
結ローラとして使用される第1の調節によつて、上記形
式の印刷機は第1のインキ着けローラまでに4つのイン
キ分割箇所を有することとなる。この場合、第2ローラ
は蓄え及びつや出しローラとして最初のインキ練り胴に
対して作用する。第1及び第2ローラが湿し装置の水着
けローラに側方から当て付けられる第2の調節によつて
湿し装置とインキ装置とが分離され、その結果、版胴の
胴溝の不利な作用により生じるモツトリングが、湿し装
置の水着けローラ上の上記2つのライダーローラによつ
て排除される。この場合、胴溝の不利な作用とは以下の
作用である。即ち、版胴の版板用のクランプ装置のため
に版胴の軸方向に延びる溝が版胴に形成されており、版
胴と水着けローラとの接触時にこの溝内へはインキ及び
湿し水が供給されない。従つて、この溝と接触する、水
着けローラの範囲に残つたインキ及び湿し水上に、さら
にインキ及び湿し水が水元ローラ及び中間ローラから過
剰に供給されて、水着けローラ上にモツトリングが生じ
てしまうのである。、第2ローラの元の支承箇所に第3
ローラがはめ込まれることによつて、第1及び第2ロー
ラの機能に影響が及ぼされることなくインキ装置と湿し
装置とが再び連結される。協働する上記3つのローラに
よつて行われる第3の調節によつて、インキと湿し水と
の平衡状態が極めて迅速に得られると共に、インキ装置
及び湿し装置におけるモツトリングが極めて効果的に阻
止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、第1及び第2ローラが湿し装置とイン
キ装置との間で連結ローラとして使用される第1の調節
時に、第1ローラだけがならしローラとして作動し、上
記2つのローラが湿し装置の水着けローラに側方から当
て付けられる第2の調節時に、両ローラがならしローラ
として作動するようにすると共に、両ローラを軸方向に
往復運動させる駆動機構が、インキ練り胴の行程から導
出されて減少された行程を進むようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の駆動
機構において、第1の支承レバーが片側で開いた支承箇
所に、球体スリーブを備えたローラ錠止部材を介して第
1ローラの差込み軸の両側部を受容しており、旋回レバ
ーが幅の狭いウエブと第2ローラへ向かつて著しく幅の
広いウエブとを有しており、旋回レバーの旋回範囲にお
いて2つの結合部材が、旋回レバーの幅の広いウエブの
幅と等しい間隔を互いに置くように第1ローラの差込み
軸にピンによつて固定されており、両結合部材が差込み
軸の中心点に間して長い区分と短い区分とをそれぞれ有
しており、湿し装置とインキ装置との間における第2ロ
ーラの連結位置(第1の位置)では、旋回レバーの幅の
狭いウエブが上記短い区分の上記2つの結合部材間に位
置しており、インキ装置から離反されて湿し装置の水着
けローラに当て付けられる、第2ローラの置換えられた
タンデム型ローラ位置(第2の位置)では、旋回レバー
の幅の広いウエブが上記長い区分の上記2つの結合部材
間に遊びなくはめ込まれており、第1ローラの差込み軸
と最初のインキ練り胴との行程が、インキ練り胴の軸方
向行程を第1ローラの差込み軸の所定の行程に減少させ
る2つの摩擦結合部材から成る連動学的連係機構によつ
て連結されることによつて解決されている。
〔作用及び効果〕
本発明の利点は、各調節に応じて得られる両ローラのイ
ンキ分割箇所で最適に効果的なならし作用が行われると
いう点にある。両ローラの軸方向往復運動がインキ装置
用横振り駆動装置から得られることによつて、両ローラ
のための別個の横振り駆動装置により引起こされる障害
が回避される。
〔実施例〕
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図、第2図及び第6図に示された本発明による印刷
機は版胴1を有しており、版胴1は両端部のジヤーナル
によつて印刷機の側壁32に支承されている。これらジヤ
ーナルは詳しくは図示されていないが公知形式で、側壁
32の外側に配置された歯車を介して、印刷機の主駆動装
置によつて駆動されている。湿し水を供給するために水
タンクが設けられており、水タンク内には水元ローラ5
が部分的に浸されている。湿し水の濃度は調量ローラ6
によつて調節される。
従つて、湿し装置は版胴1の印刷板へ直接に、かつ極め
て短い距離で湿し水を供給する。それにより、湿し水が
汚染されることはほとんどない。湿し装置のローラもし
くはインキ装置のローラの駆動装置は公知であるので、
ここでは詳しく述べない。湿し装置の全ローラ、即ち水
着けローラ2,水元ローラ5及び調量ローラ6と、湿し装
置とインキ装置との間の第1及び第2ローラ3,4とが、
互いに調節可能である。これらのローラの調節は、公知
形式で、例えば調節可能な偏心ブシユ上にローラを支承
したり、もしくは調節ねじ及び/又はばねを取り付けた
り、もしくはローラの支承レバーを相互に締付けたりす
ることによつて行われる。
ローラを離反させるのに適した調節手段によつてローラ
による印刷を中断させたり、もしくは夜間ローラの駆動
を停止したりしなければならない場合にも、上記のよう
な調節が行われる。
版胴1の回転方向で見ると第1のインキ練り胴8の両側
のジヤーナルに、インキ練り胴8の中心点と中心として
旋回可能で、軸方向には例えば側壁32によつて支承され
た第1の支承レバー10が支承されている。第1の支承レ
バー10よりも内側でこの支承レバー10に隣合う箇所にお
いてインキ練り胴8の両側のジヤーナルに、インキ練り
胴8の中心点を中心として旋回可能で軸方向には支持さ
れた第2の支承レバー11が支承されている。第2の支承
レバー11は片側で開いた支承箇所内に、ローラ錠止部材
15を介して第2ローラ4の差込み軸12を受容している。
この支承箇所における差込み軸12の区分21が平坦な2つ
の縁部を有しており、かつスリツト19を介して上記支承
箇所内へはめ込まれることによつて、ローラ錠止部材15
として役立つている。その結果、差込み軸12が回転する
ことによつて第2ローラ4はこの支承箇所内に固定され
る。第2ローラ4のローラ周壁が、ころがり軸受けを介
して差込み軸12上に回転可能に支承されている。
さらに、第1ローラ3の両端面近くで、第1ローラ3の
差込み軸13の一区分に同軸的に取付けられたブシユ17に
は、旋回レバー9がヒンジ結合されている。旋回レバー
9は上方端部の、片側で開いた支承箇所内に、ローラ錠
止部材14によつて第2ローラ4を付加的に受容してい
る。この支承箇所における差込み軸12の区分20が平坦な
2つの縁部を有しており、かつスリツト18を介して上記
支承箇所内へはめ込まれることによつて、ローラ錠止部
材14として役立つている。スリツト18,19及び平坦な区
分20,21が互いに角度をずらされて設けられているの
で、差込み軸12は支承レバー11から係合解除されても旋
回レバー9内には係合されたままとなる。それによつて
第2ローラ4は置換え可能となり、しかも置換えられた
位置で初めて、差込み軸12′が回転して押圧片31′が緩
められた後に、旋回レバー9から係合解除されて差込み
軸12′から取外される。ローラ錠止部材15が操作される
場合に、押圧片31は旋回レバー9を差込み軸12上で固定
している。
調節孔30を備えた調節リング29が、第2ローラ4の差込
み軸12を回転させるための、即ち旋回レバー9に対して
係合及び係合解除させるための調節部材として役立つて
いる。この調節リング29は、旋回レバー9と支承レバー
11との間でピンにより差込み軸12に固定されており、そ
の結果、インキ装置と湿し装置とが連結される第1の位
置において、支承レバー10,11が印刷機の側壁32に対し
て軸方向に堅固に固定される。
第2ローラ4を置換えるために、即ちインキ装置と湿し
装置とを分離させるために、差込み軸12の約90゜の回転
によつてローラ錠止部材15が開放される。それによつ
て、第2ローラ4が旋回レバー9から係合解除される。
差込み軸13の一区分に同軸的に取付けられたブシユ17と
スロツト16とから成る案内部が、旋回レバー9には設け
られている。この場合、両ローラ3,4の接触時にスロツ
ト16の上方当接面がブシユ17上に載置されるように、ス
ロツト16の長さは選ばれている。また、図面では十字に
よつて概略的に示された、第1ローラ3のころがり軸受
けの内輪を差込み軸12に軸方向で固定するために、ブシ
ユ17が間隔ブシユもしくは固定ブシユとして役立つてい
る。同様に、第2ローラ4のころがり軸受けは固定リン
グ22によつて軸方向に固定されている。
上記スロツト16とブシユ17とが案内部を形成しているの
で、第2ローラ4はインキ装置と湿し装置とを分離させ
るために、手又は場合によつては図示されていない適当
な調節手段によつて第1の位置から第2の位置へ置換え
られる。この場合第1の位置とは、第2ローラ4が第1
ローラ3及び第1のインキ練り胴8と接触する位置であ
り、第2の位置とは、第2ローラ4が第1ローラ3から
離反されて、即ち第2ローラ4が二重のライダーローラ
(タンデム型ローラ)として第1ローラ3の下方に位置
して、第1ローラ3と共に湿し装置の水着けローラ2へ
側方から当て付けられる位置である。
図面において、第2ローラ4′に関する符号はすべて、
上記第2ローラ4に関する符号にダツシユ(′)を付け
て示してある。
連結される湿し装置及びインキ装置のローラ対のうちで
第1ローラ3又は第1及び第2ローラ3,4を軸方向に往
復運動させるための駆動機構が、第3図〜第6図に示さ
れている。
第1の支承レバー10が片側で開いた支承箇所内に、球体
スリーブ34を備えたローラ錠止部材26によつて第1ロー
ラ3の差込み軸13の両端部を受容している。球体スリー
ブ34の組込まれた連行部材27がローラ錠止部材26として
役立つており、かつ第1ローラ3を支持する差込み軸13
と共に、スリツト28を介して上記支承箇所内へはめ込ま
れる。さらに、連行部材27は回転することによつてこの
支承箇所内に固定される。第1ローラ3のローラ周壁
が、ころがり軸受けを介して差込み軸13上に回転可能に
支承されている。
旋回レバー9が、幅Yを備えた幅の狭いウエブ25と、こ
のウエブ25に続いて第2ローラ4へ向かう、幅Xを備え
た極めて幅の広いウエブ24とを有している。
上記旋回レバー9の旋回範囲では、幅の広いウエブ24の
幅Xと等しい間隔を互いに置いた2つの結合部材23が、
ピンによつて第1ローラ3の差込み軸13に固定されてい
る。これら結合部材23は、差込み軸13の中心点に関して
長い区分Aと短い区分Bとをそれぞれ有している。それ
によつて、第2ローラ4が湿し装置とインキ装置との連
結位置にある場合には、旋回レバー9の幅の狭いウエブ
25は区分Bの結合部材23間に位置するようになり、第2
ローラ4′がインキ装置から離反されて湿し装置の水着
けローラ2へ当て付けられるタンデム型ローラ位置に置
換えられた場合には、旋回レバー9の幅の広いウエブ24
は区分Aの結合部材23間に遊びなくはめ込まれるように
なる。
インキ練り胴8の軸方向の行程を、第1ローラ3の差込
み軸13の所定の行程a0へ減少させる2つの摩擦結合部材
が成す連動学的連係機構によつて、第1ローラ3の差込
み軸13と第1のインキ練り胴8との行程が連結される。
第1のインキ練り胴8が、公知形式で駆動管38と駆動レ
バー40と滑子案内部37内を案内される駆動ローラ39とに
よつて軸方向に駆動される。上記2つの摩擦結合部材か
ら成る運動学的連係機構が、旋回可能なローラレバー36
と軸方向移動可能な押し棒47とによつて形成される。こ
の場合、ローラレバー36は湿し装置の伝動装置ケーシン
グ41に形成された幅の広いスリツト44内でピン42を中心
として旋回させられる。さらに、ローラレバー36の一端
部は、インキ練り胴8の滑子案内部37内を案内される連
行ローラ35を有しており、ローラレバー36の他端部は、
ピン42を介して伝動装置ケーシング41に回転可能にヒン
ジ結合されている。押し棒47は第1の連行結合部43,45,
46,48を介して上記ローラレバー36にヒンジ結合されて
おり、次いで側壁32と球体スリーブ52とを介して軸方向
移動可能に第1ローラ3の差込み軸13へ向かつて案内さ
れており、さらに第2の連行結合部49,50,51を介して差
込み軸13の始端部にヒンジ結合されている。第1の連行
結合部43,45,46,48において、ローラレバー36内に回転
可能に支承されたピン状部材46と、押し棒47のスリツト
45内で滑動案内される角柱状部材48とが第1連行部材43
に設けられている。第2の連行結合部49,50,51におい
て、差込み軸13の横スリツト50内で滑動案内される角柱
状部材51が第2連行部材49に設けられている。
第1連行部材43のピン状部材46の回転中心点とローラレ
バー36内に支承されたピン42の回転中心点との間隔b
0が、減少された行程a0に相応して規定されている。さ
らに、旋回レバー9の幅の狭いウエブ25の幅Yと幅の広
いウエブ24の幅Xとの差が、第1ローラ3の差込み軸13
の上記行程a0の2倍よりもわずかに小さくなつている。
また、上記2つの結合部材23の結合面の間隔が、旋回レ
バー9の幅の広いウエブ24の幅Xと等しくなつている。
上述したように、第2ローラ4がインキ装置との連結位
置を占めている場合には、旋回レバー9の幅の狭いウエ
ブ25は区分Bの結合部材23間に位置している。この場
合、第2ローラ4の差込み軸12及び支承レバー10,11は
側壁32により側方支持されることによつて、軸方向の運
動を阻止されている。その結果、第1ローラ3は第2ロ
ーラ4の転動に影響を及ぼさずに軸方向の行程a0を進む
ことができる。第2ローラ4′が湿し装置の水着けロー
ラ2に当て付けられて、第1ローラ3に対する二重のラ
イダーローラとしてタンデム型ローラ位置を占めている
場合には、結合部材23の結合面と旋回レバー9の幅の広
いウエブ24との間には軸方向の遊びが全く設けられてい
ない。この場合、第2ローラ4′が軸方向では固定され
ていないので、第1ローラ3の差込み軸13の軸方向の行
程a0が第2ローラ4′の差込み軸12′へ伝達される。そ
の結果、2つのライダーローラが、湿し装置の水着けロ
ーラ2上で行程a0を備えた平行なならし運動を行うこと
となる。このような運動は、従来は行われていなかつた
ものである。この場合、行程a0はインキ練り胴8の行程
から導出されて減少されたものであるので、インキ練り
胴8の行程を妨げることはない。
さらに、上記2つのローラ3,4′がインキ装置から離反
された位置を占めている場合には、第3ローラ33が第2
ローラ4の位置へ取付けられてもよい。これによつて、
第2ローラ4′をその出発位置へ戻し旋回させずにイン
キ装置と湿し装置とを再びれ連結させることができる。
このために、第3ローラ33が湿し装置における印刷機の
側壁32間の固定位置に配置されており、ただ使用時だけ
は、置換えられた第2ローラ4′の代わりに支承レバー
11によつて支承される。この場合、第3ローラ33は旋回
レバー9によつては支承されずに差込み軸13上に取付け
られている。従つて、第3ローラ33の非使用時に、湿し
装置内にこの第3ローラ33を固定するためのローラ錠止
部材15を開放しさえすれば、第3ローラ33を差込み軸13
から取外すことができる。第3ローラ33を使用するこの
ような調節によつて、湿し装置とインキ装置とを連結さ
せながら、上記2つのローラ3,4′をならしローラとし
て湿し装置の水着けローラ2上に当て付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による駆動機構の一実施例を示すもので、 第1図は湿し装置及びインキ装置の概略的側面図、第2
図は連結される湿し装置及びインキ装置とこれら装置の
間に位置するローラとそれらローラのための支承レバー
との側面図、第3図は第1ローラとインキ練り胴との行
程を連結させる駆動装置の側面図、第4図は第3図によ
る装置の平面図、第5図は第3図による装置の一部の断
面図、第6図は第2図によるインキ練り胴と第1及び第
2ローラと置換えられた第2ローラとこれらのローラの
ための支承レバーとの平面図及び部分断面図である。 1……版胴、2……水着けローラ、3……第1ローラ、
4……第2ローラ、5……水元ローラ、6……調量ロー
ラ、7……インキ着けローラ、8……インキ練り胴、9
……旋回レバー、10,11……支承レバー、12,13……差込
み軸、14,15……ローラ錠止部材、16……スロツト、17
……ブシユ、18,19……スリツト、20,21……区分、22…
…固定リング、23……結合部材、24……幅の広いウエ
ブ、25……幅の狭いウエブ、26……ローラ錠止部材、27
……連行部材、28……スリツト、29……調節リング、30
……調節孔、31……押圧片、32……側壁、33……第3ロ
ーラ、34……球体スリーブ、35……連行ローラ、36……
ローラレバー、37……滑子案内部、38……駆動管、39…
…駆動ローラ、40……駆動レバー、41……伝動装置ケー
シング、42……ピン、43……第1連行部材、44……スリ
ツト、45……横スリツト、46……ピン状部材、47……押
し棒、46……角柱状部材、49……第2連行部材、50……
横スリツト、51……角柱状部材、52……球体スリーブ
フロントページの続き (72)発明者 ペーター・フメル ドイツ連邦共和国オツフエンバツハ・ア ム・マイン・シユレジールシユトラーセ 13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフセツト印刷機において連結される湿し
    装置とインキ装置とのローラ対の第1ローラ又は第1及
    び第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆動機構
    であつて、ローラ対が、版胴の回転方向で見ると最初の
    インキ練り胴又は湿し装置の最後の水着けローラに選択
    的に対応配置されるようになつており、第1ローラが差
    込み軸の両側において、最初のインキ練り胴の中心点を
    中心として旋回可能で軸方向ではフレームによつて堅固
    に支承された2つの第1の支承レバーの端部にそれぞれ
    受容されており、第2ローラが差込み軸の両側におい
    て、最初のインキ練り胴の中心点を中心として旋回可能
    で軸方向ではフレームによつて堅固に支承された2つの
    第2の支承レバーの端部にそれぞれローラ錠止部材を介
    して取外し可能に受容されており、別のローラ錠止部材
    を介して第2ローラを付加的に受容した旋回レバーが第
    1ローラの差込み軸の両側にヒンジ結合されており、第
    2ローラが第1ローラ及び最初のインキ練り胴と接触す
    る第1の位置と、第2ローラが第1ローラよりも下方で
    第1ローラと共にタンデム型ローラとして湿し装置の水
    着けローラに側方から当て着けられる第2の位置との間
    で第2ローラを案内する案内手段が、上記旋回レバーに
    設けられている形式のものにおいて、第1の支承レバー
    (10)が片側で開いた支承箇所に、球体スリーブ(34)
    を備えたローラ錠止部材(26)を介して第1ローラ
    (3)の差込み軸(13)の両端部を受容しており、旋回
    レバー(9)が幅の狭いウエブ(25)と第2ローラ
    (4)へ向かつて著しく幅の広いウエブ(24)とを有し
    ており、旋回レバー(9)の旋回範囲において2つの結
    合部材(23)が、旋回レバー(9)の幅の広いウエブ
    (24)の幅(X)と等しい間隔を互いに置くように第1
    ローラ(3)の差込み軸(13)にピンによつて固定され
    ており、両結合部材(23)が差込み軸(13)の中心点に
    関して長い区分(A)と短い区分(B)とをそれぞれ有
    しており、湿し装置とインキ装置の間における第2ロー
    ラ(4)の連結位置(第1の位置)では、旋回レバー
    (9)の幅の狭いウエブ(25)が上記短い区分(B)の
    上記2つの結合部材(23)間に位置しており、インキ装
    置から離反されて湿し装置の水着けローラ(2)に当て
    付けられる、第2ローラ(4′)の置換えられたタンデ
    ム型ローラ位置(第2の位置)では、旋回レバー(9)
    の幅の広いウエブ(24)が上記長い区分(A)の上記2
    つの結合部材(23)間に遊びなくはめ込まれており、第
    1ローラ(3)の差込み軸(13)と最初のインキ練り胴
    (8)との行程が、インキ練り胴(8)の軸方向行程を
    第1ローラ(3)の差込み軸(13)の所定の行程(a0
    に減少させる2つの摩擦結合部材から成る連動学的連係
    機構によつて連結されることを特徴とする、オフセツト
    印刷機において置換え可能なローラ対の第1ローラ又は
    第1及び第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆
    動機構。
  2. 【請求項2】上記運動学的連係機構を成す2つの摩擦結
    合部材が、旋回可能なローラレバー(36)と軸方向移動
    可能な押し棒(47)とから形成されており、旋回可能な
    ローラレバー(36)の一端部に設けられた駆動ローラ
    (35)が、端部の所でインキ練り胴(8)の滑子案内部
    (37)内を案内されており、ローラレバー(36)の他端
    部に設けられたピン(42)が、湿し装置の伝動装置ケー
    シング(41)によつて枢着的に支持されており、上記押
    し棒(47)が第1駆動結合部(43,45,46,48)を介して
    ローラレバー(36)にヒンジ結合されており、かつ第1
    ローラ(3)の差込み軸(13)へ向かつて側壁(32)と
    球体スリーブ(52)とを介して軸方向移動可能に案内さ
    れており、かつ第2駆動結合部(49,50,51)を介して差
    込み軸(13)の始端部にヒンジ結合されており、ローラ
    レバー(36)における第1駆動部材(43)のピン状部材
    (46)の回転中心点と伝動装置ケーシング(41)におけ
    るピン(42)の回転中心点との間隔(b0)が、減少され
    た上記行程(a0)に相応して規定されている、請求項1
    記載の駆動機構。
  3. 【請求項3】旋回レバー(9)の幅の狭いウエブ(25)
    の幅(Y)と幅の広いウエブ(24)の幅(X)との差
    が、第1ローラ(3)の差込み幅(13)の行程(a0)の
    2倍よりもわずかに小さくなつている、請求項1又は2
    記載の駆動機構。
JP2058255A 1989-03-13 1990-03-12 オフセット印刷機において置換え可能なローラ対の第1ローラ又は第1及び第2ローラを軸方向に往復運動させるための駆動機構 Expired - Lifetime JPH074934B2 (ja)

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