JPH0749233A - ジャイロ信号補正方法 - Google Patents

ジャイロ信号補正方法

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JPH0749233A
JPH0749233A JP19237993A JP19237993A JPH0749233A JP H0749233 A JPH0749233 A JP H0749233A JP 19237993 A JP19237993 A JP 19237993A JP 19237993 A JP19237993 A JP 19237993A JP H0749233 A JPH0749233 A JP H0749233A
Authority
JP
Japan
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signal
gyro
temperature data
gain value
gyro signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19237993A
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English (en)
Inventor
Isokazu Kubota
五十一 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はジャイロ信号補正方法に関し、特
に、ジャイロ信号を変換する電子回路の温度特性を向上
させることを特徴とする。 【構成】 本発明によるジャイロ信号補正方法は、ジャ
イロ信号(1a)をデジタル信号又は周波数信号に変換する
電子回路(2)に設けた温度センサ(3)からの温度データ(3
a)をパラメータとしたゲイン値(g1〜g10)を予め記憶
し、実際の計測時の前記温度データ(3a)に対応するゲイ
ン値(g1〜g10)をジャイロ信号(1a)に加えるようにした
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャイロ信号補正方法に
関し、特に、ジャイロ信号を変換する電子回路の温度特
性を向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のジャイロ
信号補正方法としては、一般に、ジャイロ信号に時間又
は温度をパラメータとしてオフセット補正を加えた後、
一定のゲイン値を掛けて積算し、角度値を算出してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のジャイロ信号補
正方法は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、前述の従来方法にお
けるゲイン値にも温度特性があることが分からなかった
ため、このゲイン値の誤差がジャイロ信号の誤差に直結
し、得られる角度値の精度が低下することになってい
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ジャイロ信号を変換する電
子回路の温度特性を向上させるようにしたジャイロ信号
の補正方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるジャイロ信
号補正方法は、ジャイロ信号を電子回路にてデジタル信
号又は周波数信号に変換する場合、前記電子回路に設け
た温度センサからの温度データをパラメータとして得た
ゲイン値を予め記憶し、実際の計測時の前記温度データ
に対応する前記ゲイン値にて前記ジャイロ信号を演算す
る方法である。
【0006】
【作用】本発明によるジャイロ信号補正方法において
は、A/D変換器又はV/F変換器からなる電子回路に
設けた温度センサからの温度データをパラメータとした
ゲイン値を予め行った試験にて把握する。実際に得られ
たジャイロ信号をその時温度データより判定される適切
なゲイン値にて演算することによって、従来よりも高精
度のジャイロ信号に基づく角度値を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるジャイロ信号
補正方法の好適な実施例について詳細に説明する。図1
において符号1で示されるものはジャイロであり、この
ジャイロ1からのジャイロ信号1aは、A/D変換器又
はV/F変換器からなる電子回路2に入力され、この電
子回路2からは前記ジャイロ信号1aに対応したデジタ
ル信号又は周波数信号からなる変換後ジャイロ信号1a
Aに変換される。
【0008】前記電子回路2には温度センサ3が設けら
れており、この温度センサ3からの温度データ3aは、
前記変換後ジャイロ信号1aAと共にゲイン補正手段4
に入力され、このゲイン補正手段4からは補正後ジャイ
ロ信号1aBが出力されている。
【0009】次に、補正方法について述べる。まず、予
め、前記温度センサ3の温度データ3aとゲイン値g1
〜g10を試験によって把握する。すなわち、図2で示す
ように、温度データ3a(t1〜t10)をパラメータと
して、最適なゲイン値g1〜g10をゲイン補正手段4の
メモリ(図示せず)に記憶させる。
【0010】前述の状態において、電子回路2からの変
換後ジャイロ信号1aAがゲイン補正手段4に入力され
ると、その計測時の温度データに対応した前述のゲイン
値により温度補正されたジャイロ信号1aBが出力され
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によるジャイロ信号補正方法は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、電子回路に設けた温度セン
サからの温度データをパラメータとして得たゲイン値を
予め記憶し、そのゲイン値を用いて計測時に対応したゲ
イン値を算出するようにしているため、ゲイン値の精度
が向上し、最終的な補正後のジャイロ信号の精度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジャイロ信号補正方法を示すブロ
ック図である。
【図2】予め計測されメモリに記憶された温度データと
ゲイン値を示す特性図である。
【符号の説明】
1a ジャイロ信号 2 電子回路 1aA 変換後ジャイロ信号 3 温度センサ 3a 温度データ g1〜g10 ゲイン値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャイロ信号(1a)を電子回路(2)にてデ
    ジタル信号又は周波数信号からなる変換後ジャイロ信号
    (1aA)に変換する場合、前記電子回路(2)に設けた温度セ
    ンサ(3)からの温度データ(3a)をパラメータとして得た
    ゲイン値(g1〜g10)を予め記憶し、実際の計測時の前記
    温度データ(3a)に対応する前記ゲイン値(g1〜g10)にて
    前記ジャイロ信号(1a)を演算することを特徴とするジャ
    イロ信号補正方法。
JP19237993A 1993-08-03 1993-08-03 ジャイロ信号補正方法 Pending JPH0749233A (ja)

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