JPH0749206A - 渦電流式の距離測定装置および距離比較装置 - Google Patents
渦電流式の距離測定装置および距離比較装置Info
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- JPH0749206A JPH0749206A JP21215093A JP21215093A JPH0749206A JP H0749206 A JPH0749206 A JP H0749206A JP 21215093 A JP21215093 A JP 21215093A JP 21215093 A JP21215093 A JP 21215093A JP H0749206 A JPH0749206 A JP H0749206A
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- JP
- Japan
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- distance
- eddy current
- digital signal
- coil
- amplifier unit
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発振振幅と距離とがほぼ正比例する範囲だけ
でなく、それを越えた範囲においても測定できるように
すること。 【構成】 距離測定装置は、コイルを有する渦電流セン
サ（１０）と、渦電流センサからの出力信号を増幅する
アンプユニット（１２）とを備えるもので、前記コイル
に流す高周波電流によって渦電流が発生する材料で形成
した被測定物の基準位置からの距離を測定する。前記渦
電流による渦電流損に対応するアンプユニット（１２）
からのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器
（１４）と、デジタル信号と距離との関係を前もって記
憶し、変換器（１４）からデジタル信号が入力したと
き、該デジタル信号に対応する距離を選定するコントロ
ーラ（１６）とを含む。
でなく、それを越えた範囲においても測定できるように
すること。 【構成】 距離測定装置は、コイルを有する渦電流セン
サ（１０）と、渦電流センサからの出力信号を増幅する
アンプユニット（１２）とを備えるもので、前記コイル
に流す高周波電流によって渦電流が発生する材料で形成
した被測定物の基準位置からの距離を測定する。前記渦
電流による渦電流損に対応するアンプユニット（１２）
からのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器
（１４）と、デジタル信号と距離との関係を前もって記
憶し、変換器（１４）からデジタル信号が入力したと
き、該デジタル信号に対応する距離を選定するコントロ
ーラ（１６）とを含む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は渦電流式の距離測定装置
および距離比較装置に関し、特に、コイルを有する渦電
流センサと、該渦電流センサからの出力信号を増幅する
アンプユニットとを備える距離測定装置、およびこの距
離測定装置を利用する距離比較装置に関する。
および距離比較装置に関し、特に、コイルを有する渦電
流センサと、該渦電流センサからの出力信号を増幅する
アンプユニットとを備える距離測定装置、およびこの距
離測定装置を利用する距離比較装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】コイルを有する渦電流センサの前記コイ
ルに流す高周波電流によって磁界を発生させ、この磁界
内にある鉄のような導体に渦電流を起こさせ、渦電流に
よる渦電流損を測定して増幅し、これによってコイルと
被測定物との間の距離を求める測定装置が提案されてい
る（特開昭57-200803 号公報）。
ルに流す高周波電流によって磁界を発生させ、この磁界
内にある鉄のような導体に渦電流を起こさせ、渦電流に
よる渦電流損を測定して増幅し、これによってコイルと
被測定物との間の距離を求める測定装置が提案されてい
る（特開昭57-200803 号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】渦電流損は、渦電流セ
ンサと被測定物との間の距離が大きくなるにつれ、次第
に小さくなるが、前記高周波電流の発振振幅は、前記距
離が大きくなるにつれ、次第に大きくなる。一般に、渦
電流センサからの信号を増幅するアンプユニットは、渦
電流損が小さくなるにつれ、発振振幅が次第に大きくな
る発振器を用いる結果、発振振幅と距離とが距離のある
範囲内ではほぼ正比例する関係を出力し、距離の測定に
資する。ところが、前記距離の範囲はコイルの大きさに
よって定まるため、結局、コイルの大きさによって測定
装置の測定できる範囲が定まっている。
ンサと被測定物との間の距離が大きくなるにつれ、次第
に小さくなるが、前記高周波電流の発振振幅は、前記距
離が大きくなるにつれ、次第に大きくなる。一般に、渦
電流センサからの信号を増幅するアンプユニットは、渦
電流損が小さくなるにつれ、発振振幅が次第に大きくな
る発振器を用いる結果、発振振幅と距離とが距離のある
範囲内ではほぼ正比例する関係を出力し、距離の測定に
資する。ところが、前記距離の範囲はコイルの大きさに
よって定まるため、結局、コイルの大きさによって測定
装置の測定できる範囲が定まっている。
【０００４】本発明の目的は、発振振幅と距離とがほぼ
正比例する範囲だけでなく、それを越えた範囲において
も測定できるようにすることによって、コイルの大きさ
による制約を少なくできる、渦電流式の距離測定装置を
提供することにある。
正比例する範囲だけでなく、それを越えた範囲において
も測定できるようにすることによって、コイルの大きさ
による制約を少なくできる、渦電流式の距離測定装置を
提供することにある。
【０００５】本発明の別の目的は、前記距離測定装置を
利用する距離比較装置を提供することにある。
利用する距離比較装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る距離測定装
置は、コイルを有する渦電流センサと、該渦電流センサ
からの出力信号を増幅するアンプユニットとを備え、前
記コイルに流す高周波電流によって渦電流が発生する材
料で形成した被測定物の基準位置からの距離を測定する
装置であって、前記渦電流による渦電流損に対応する前
記アンプユニットからのアナログ信号をデジタル信号に
変換する変換器と、デジタル信号と距離との関係を前も
って記憶し、前記変換器からデジタル信号が入力したと
き、該デジタル信号に対応する距離を選定するコントロ
ーラとを含む。
置は、コイルを有する渦電流センサと、該渦電流センサ
からの出力信号を増幅するアンプユニットとを備え、前
記コイルに流す高周波電流によって渦電流が発生する材
料で形成した被測定物の基準位置からの距離を測定する
装置であって、前記渦電流による渦電流損に対応する前
記アンプユニットからのアナログ信号をデジタル信号に
変換する変換器と、デジタル信号と距離との関係を前も
って記憶し、前記変換器からデジタル信号が入力したと
き、該デジタル信号に対応する距離を選定するコントロ
ーラとを含む。
【０００７】本発明に係る距離比較装置は、コイルを有
する渦電流センサと、該渦電流センサからの出力信号を
増幅するアンプユニットとを備え、前記コイルに流す高
周波電流によって渦電流が発生する材料で形成した被測
定物の基準位置からの距離を比較する装置であって、前
記渦電流による渦電流損に対応する前記アンプユニット
からのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器
と、デジタル信号と距離との関係を記憶し、かつ、複数
の所定位置における正規の距離を記憶しているコントロ
ーラであって前記変換器から前記所定位置に係るデジタ
ル信号が入力したとき、該デジタル信号に対応する距離
を選定すると共に、該距離と前記所定位置の正規の距離
とを比較するコントローラとを含む。
する渦電流センサと、該渦電流センサからの出力信号を
増幅するアンプユニットとを備え、前記コイルに流す高
周波電流によって渦電流が発生する材料で形成した被測
定物の基準位置からの距離を比較する装置であって、前
記渦電流による渦電流損に対応する前記アンプユニット
からのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器
と、デジタル信号と距離との関係を記憶し、かつ、複数
の所定位置における正規の距離を記憶しているコントロ
ーラであって前記変換器から前記所定位置に係るデジタ
ル信号が入力したとき、該デジタル信号に対応する距離
を選定すると共に、該距離と前記所定位置の正規の距離
とを比較するコントローラとを含む。
【０００８】
【作用および効果】コントローラは、デジタル信号が入
力すると、記憶の中からそのデジタル信号に対応する距
離を選定し、表示、印刷その他によって知らせる。これ
により、被測定物の基準位置からの距離を知ることがで
きる。
力すると、記憶の中からそのデジタル信号に対応する距
離を選定し、表示、印刷その他によって知らせる。これ
により、被測定物の基準位置からの距離を知ることがで
きる。
【０００９】渦電流センサを使用するため、被測定物と
渦電流センサとの非接触の測定が可能である。
渦電流センサとの非接触の測定が可能である。
【００１０】発振振幅と距離、したがって発振振幅から
派生的に得られる電圧と距離とがほぼ比例する線形の範
囲だけでなく、比例関係が成立しない非線形の範囲の測
定が可能であることから、コイルの大きさによる制約を
実質的に除くことができる。その結果、小さなコイルに
よって従来では測定できなかった大きな距離の測定が可
能である。
派生的に得られる電圧と距離とがほぼ比例する線形の範
囲だけでなく、比例関係が成立しない非線形の範囲の測
定が可能であることから、コイルの大きさによる制約を
実質的に除くことができる。その結果、小さなコイルに
よって従来では測定できなかった大きな距離の測定が可
能である。
【００１１】本発明に係る距離比較装置では、コントロ
ーラは、デジタル信号が入力すると、記憶の中からその
デジタル信号に対応する距離を選定すると共に、この距
離と前もって記憶していた正規の距離とを比較する。そ
の結果または両者の差を表示もしくは印刷するなどによ
り、測定した距離の正規の距離からのばらつきを知るこ
とができる。
ーラは、デジタル信号が入力すると、記憶の中からその
デジタル信号に対応する距離を選定すると共に、この距
離と前もって記憶していた正規の距離とを比較する。そ
の結果または両者の差を表示もしくは印刷するなどによ
り、測定した距離の正規の距離からのばらつきを知るこ
とができる。
【００１２】
【実施例】距離測定装置は、図１および図２に示すよう
に、渦電流センサ１０と、アンプユニット１２と、変換
器１４と、コントローラ１６とを備える。
に、渦電流センサ１０と、アンプユニット１２と、変換
器１４と、コントローラ１６とを備える。
【００１３】渦電流センサ１０はコイル１１（図３）を
有する。このコイル１１に高周波電流を流すと、コイル
１１の近傍に高周波磁界が起こる。そこで、高周波磁界
に鉄のような導体の材料で形成した被測定物をおくと、
被測定物に磁束の通過する方向に垂直な方向の渦電流が
流れ、これにより電力を消費することから、渦電流損が
生ずる。この渦電流損は、コイル１１からの距離が大き
くなるにつれ、次第に小さくなる。
有する。このコイル１１に高周波電流を流すと、コイル
１１の近傍に高周波磁界が起こる。そこで、高周波磁界
に鉄のような導体の材料で形成した被測定物をおくと、
被測定物に磁束の通過する方向に垂直な方向の渦電流が
流れ、これにより電力を消費することから、渦電流損が
生ずる。この渦電流損は、コイル１１からの距離が大き
くなるにつれ、次第に小さくなる。
【００１４】アンプユニット１２は、渦電流センサ１０
からの出力信号を増幅する。図３に示す実施例では、ア
ンプユニット１２は、高周波発振器１８で発生された高
周波電圧を検波器２０によって検波して直流電圧を得、
これを増幅器２２によって増幅している。
からの出力信号を増幅する。図３に示す実施例では、ア
ンプユニット１２は、高周波発振器１８で発生された高
周波電圧を検波器２０によって検波して直流電圧を得、
これを増幅器２２によって増幅している。
【００１５】渦電流損は、前記のように、コイル１１か
らの距離が大きくなるにつれ、次第に小さくなるが、発
進振幅は、コイル１１からの距離が大きくなるにつれ、
次第に大きくなる。したがって、発進振幅を検波して得
られる直流電圧は、コイル１１からの距離が大きくなる
につれ、次第に大きくなる傾向を呈する、と考えられ
る。そこで実際に測定してみると、図４に示すように、
距離が約1 〜5mm の範囲Ａでは、直流電圧と距離とがほ
ぼ比例する線形の関係が成り立つが、1mm 以下の範囲Ｂ
および5 〜10mmの範囲Ｃでは非線形となる。ところが、
範囲Ｂにおける非線形の程度は少ないため、従来、Ａと
Ｂとの範囲を線形化、すなわちリニアライザし、この範
囲で直流電圧の変化から距離を測定する渦電流式の測定
装置が実用されている。
らの距離が大きくなるにつれ、次第に小さくなるが、発
進振幅は、コイル１１からの距離が大きくなるにつれ、
次第に大きくなる。したがって、発進振幅を検波して得
られる直流電圧は、コイル１１からの距離が大きくなる
につれ、次第に大きくなる傾向を呈する、と考えられ
る。そこで実際に測定してみると、図４に示すように、
距離が約1 〜5mm の範囲Ａでは、直流電圧と距離とがほ
ぼ比例する線形の関係が成り立つが、1mm 以下の範囲Ｂ
および5 〜10mmの範囲Ｃでは非線形となる。ところが、
範囲Ｂにおける非線形の程度は少ないため、従来、Ａと
Ｂとの範囲を線形化、すなわちリニアライザし、この範
囲で直流電圧の変化から距離を測定する渦電流式の測定
装置が実用されている。
【００１６】本発明では、ＡとＢとの範囲に加え、Ｃの
範囲の測定を可能にする。この場合、ＡとＢとの範囲で
は、直流電圧と距離との線形の関係を利用することが得
策である。そこで、増幅器２２の出力を比較器２４に導
き、電圧が距離5mm のときの電圧6vであるか否かを比較
する。電圧が6v以下であるとき、直流電圧と距離との線
形の関係から直流電圧に対応する距離を得るべくリニア
ライザ回路２６に出力し、その出力信号をＡ−Ｄ変換器
１４に入れる。
範囲の測定を可能にする。この場合、ＡとＢとの範囲で
は、直流電圧と距離との線形の関係を利用することが得
策である。そこで、増幅器２２の出力を比較器２４に導
き、電圧が距離5mm のときの電圧6vであるか否かを比較
する。電圧が6v以下であるとき、直流電圧と距離との線
形の関係から直流電圧に対応する距離を得るべくリニア
ライザ回路２６に出力し、その出力信号をＡ−Ｄ変換器
１４に入れる。
【００１７】一方、電圧が6vを越えるとき、比較器２４
の出力を増幅器２８に導き、ここで増幅した非線形の、
しかし再現性のある傾向Ｄに基づいて対応する距離を得
る。増幅器２８の出力をＡ−Ｄ変換器１４に入れる。
の出力を増幅器２８に導き、ここで増幅した非線形の、
しかし再現性のある傾向Ｄに基づいて対応する距離を得
る。増幅器２８の出力をＡ−Ｄ変換器１４に入れる。
【００１８】変換器１４は、渦電流による渦電流損に対
応するアンプユニット１２からのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するもので、たとえば、距離が1/100mm の
間隔で区切られるように電圧を細分し、細分したそれぞ
れの電圧をデジタル値に変換する。
応するアンプユニット１２からのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するもので、たとえば、距離が1/100mm の
間隔で区切られるように電圧を細分し、細分したそれぞ
れの電圧をデジタル値に変換する。
【００１９】コントローラ１６は、ＣＰＵまたはコンピ
ュータであり、デジタル信号と距離との関係を前もって
記憶している。図４の実施例では、電圧が6vになるまで
の線形の傾向Ａの電圧と、電圧が6v〜10v の範囲の非線
形の傾向Ｄの電圧とを前記のように細分してデジタル値
とし、各デジタル値に距離を対応させて記憶している。
したがって、渦電流センサ１０からの高周波信号を検波
し、増幅した結果、傾向Ａに含まれる電圧であるか、傾
向Ｄに含まれる電圧であるかに関係なく、コントローラ
１６はその電圧に対応する距離を選定する。コントロー
ラ１６は、選定した距離をディスプレイ画面１７に表示
するか、またはプリンタ３０によって印字する。
ュータであり、デジタル信号と距離との関係を前もって
記憶している。図４の実施例では、電圧が6vになるまで
の線形の傾向Ａの電圧と、電圧が6v〜10v の範囲の非線
形の傾向Ｄの電圧とを前記のように細分してデジタル値
とし、各デジタル値に距離を対応させて記憶している。
したがって、渦電流センサ１０からの高周波信号を検波
し、増幅した結果、傾向Ａに含まれる電圧であるか、傾
向Ｄに含まれる電圧であるかに関係なく、コントローラ
１６はその電圧に対応する距離を選定する。コントロー
ラ１６は、選定した距離をディスプレイ画面１７に表示
するか、またはプリンタ３０によって印字する。
【００２０】前記距離測定装置を利用する距離比較装置
は、次のように構成する。すなわち、コントローラ１６
に複数の所定位置における正規の距離を記憶しておき、
変換器１４から前記所定位置に係るデジタル信号が入力
したとき、該デジタル信号に対応する距離と前記所定位
置の正規の距離とを比較させる。
は、次のように構成する。すなわち、コントローラ１６
に複数の所定位置における正規の距離を記憶しておき、
変換器１４から前記所定位置に係るデジタル信号が入力
したとき、該デジタル信号に対応する距離と前記所定位
置の正規の距離とを比較させる。
【００２１】複数の所定位置における正規の距離は、オ
ペレータがコントローラ１６のキーボードを操作して入
力することができる。また、図１に示すように、計算機
援用設計、いわゆるキャド３２によって入力することが
できる。
ペレータがコントローラ１６のキーボードを操作して入
力することができる。また、図１に示すように、計算機
援用設計、いわゆるキャド３２によって入力することが
できる。
【００２２】たとえば、図５および図６に示す自動車の
車体４０については、車種毎に車体各部の寸法や車体側
の部材４２とドア４４との間のすきま４６の大きさなど
が正規の値で入力されている。いま、部材４２とドア４
４との間のすきま４６の大きさを測定し、正規の距離と
比較しようとする場合、所定位置01-10、01-11 ・・、02
-10、02-11 ・・などの正規のすきま距離をキャド３２か
ら呼び出し、これをフロッピィディスク３４に記憶し、
フロッピィドライブ３６を介してコントローラ１６に記
憶する。
車体４０については、車種毎に車体各部の寸法や車体側
の部材４２とドア４４との間のすきま４６の大きさなど
が正規の値で入力されている。いま、部材４２とドア４
４との間のすきま４６の大きさを測定し、正規の距離と
比較しようとする場合、所定位置01-10、01-11 ・・、02
-10、02-11 ・・などの正規のすきま距離をキャド３２か
ら呼び出し、これをフロッピィディスク３４に記憶し、
フロッピィドライブ３６を介してコントローラ１６に記
憶する。
【００２３】一方、板状のアッタチメントの一方の側に
コイル１１を配置し、他方の側にマグネットを配置して
渦電流センサ１０を形成し、マグネットを使用して渦電
流センサ１０を所定の位置01-10、01-11 ・・における部
材４２に取り付ける。
コイル１１を配置し、他方の側にマグネットを配置して
渦電流センサ１０を形成し、マグネットを使用して渦電
流センサ１０を所定の位置01-10、01-11 ・・における部
材４２に取り付ける。
【００２４】図２に示す実施例では、１８個の渦電流セ
ンサ１０を用意してあり、これら渦電流センサ１０は、
アンプユニット１２に接続されている。全ての渦電流セ
ンサ１０を所定位置に取り付けた後、アンプユニット１
２の電源をONにし、トリガーボタン３８を押すと、全て
の渦電流センサ１０から信号が出力し、直流電圧のデジ
タル値がコントローラ１６に入力する。
ンサ１０を用意してあり、これら渦電流センサ１０は、
アンプユニット１２に接続されている。全ての渦電流セ
ンサ１０を所定位置に取り付けた後、アンプユニット１
２の電源をONにし、トリガーボタン３８を押すと、全て
の渦電流センサ１０から信号が出力し、直流電圧のデジ
タル値がコントローラ１６に入力する。
【００２５】コントローラ１６は、次の補正を行う。 Ｄ＝Ｄo ＋Ｄat ここで、Ｄは実際の距離、Ｄo は直流電圧のデジタル値
から読み取られる距離、Ｄatは渦電流センサの厚みであ
る。
から読み取られる距離、Ｄatは渦電流センサの厚みであ
る。
【００２６】したがって、実際には、コントローラ１６
は、デジタル値に対応するすきまの距離Ｄo を選定する
と共に、この選定した距離の大きさに渦電流センサの厚
みＤatを加えた実際の距離Ｄを演算し、所定位置の正規
のすきまの距離と比較する。選定した距離と比較した結
果とは、そのまま、またはその差を取ってディスプレイ
画面１７に表示したり、プリンタ３０によって印字させ
たりすることができる。
は、デジタル値に対応するすきまの距離Ｄo を選定する
と共に、この選定した距離の大きさに渦電流センサの厚
みＤatを加えた実際の距離Ｄを演算し、所定位置の正規
のすきまの距離と比較する。選定した距離と比較した結
果とは、そのまま、またはその差を取ってディスプレイ
画面１７に表示したり、プリンタ３０によって印字させ
たりすることができる。
【００２７】図２に示すように、アンプユニット１２の
複数の渦電流センサ１０のそれぞれにON-OFFスイッチ３
９を設けておき、このスイッチがONの渦電流センサ１０
だけがトリガーボタン３８によってトリガーされるよう
に形成することもできる。
複数の渦電流センサ１０のそれぞれにON-OFFスイッチ３
９を設けておき、このスイッチがONの渦電流センサ１０
だけがトリガーボタン３８によってトリガーされるよう
に形成することもできる。
【００２８】図２に示す実施例によれば、アンプユニッ
ト１２、変換器１４およびコントローラ１６の他、プリ
ンタ３０、フロッピィドライブ３６などがキャスタ付き
のテーブルに載っているため、機器の搬送を容易かつ迅
速に行うことができる。
ト１２、変換器１４およびコントローラ１６の他、プリ
ンタ３０、フロッピィドライブ３６などがキャスタ付き
のテーブルに載っているため、機器の搬送を容易かつ迅
速に行うことができる。
【００２９】距離比較装置によれば、測定時間が短いた
め、自動車の生産ライン内での測定比較が可能となり、
不良箇所の発見、修正を生産中に行うことができる。こ
れにより、品質を向上できる。また、熟練を要すること
なく、誰でも簡単に距離の測定比較ができる。
め、自動車の生産ライン内での測定比較が可能となり、
不良箇所の発見、修正を生産中に行うことができる。こ
れにより、品質を向上できる。また、熟練を要すること
なく、誰でも簡単に距離の測定比較ができる。
【図１】本発明に係る距離測定装置の実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１に示した距離測定装置を使用状態に配置し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図３】本発明に係る距離測定装置のブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明に係る距離測定装置において使用した電
圧と距離との関係を示すグラフである。
圧と距離との関係を示すグラフである。
【図５】本発明に係る距離比較装置によって測定比較を
行った車体を示す側面図である。
行った車体を示す側面図である。
【図６】図５の６−６線に沿って切断した拡大図であ
る。
る。
１０ 渦電流センサ １１ コイル １２ アンプユニット １４ 変換器 １６ コントローラ １７ ディスプレイ画面 ３０ プリンタ ３２ キャド
Claims (2)
- 【請求項１】 コイルを有する渦電流センサと、該渦電
流センサからの出力信号を増幅するアンプユニットとを
備え、前記コイルに流す高周波電流によって渦電流が発
生する材料で形成した被測定物の基準位置からの距離を
測定する装置であって、前記渦電流による渦電流損に対
応する前記アンプユニットからのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換する変換器と、デジタル信号と距離との関
係を前もって記憶し、前記変換器からデジタル信号が入
力したとき、該デジタル信号に対応する距離を選定する
コントローラとを含む、渦電流式の距離測定装置。 - 【請求項２】 コイルを有する渦電流センサと、該渦電
流センサからの出力信号を増幅するアンプユニットとを
備え、前記コイルに流す高周波電流によって渦電流が発
生する材料で形成した被測定物の基準位置からの距離を
比較する装置であって、前記渦電流による渦電流損に対
応する前記アンプユニットからのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換する変換器と、デジタル信号と距離との関
係を記憶し、かつ、複数の所定位置における正規の距離
を記憶しているコントローラであって前記変換器から前
記所定位置に係るデジタル信号が入力したとき、該デジ
タル信号に対応する距離を選定すると共に、該距離と前
記所定位置の正規の距離とを比較するコントローラとを
含む、渦電流式の距離比較装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215093A JPH0749206A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 渦電流式の距離測定装置および距離比較装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215093A JPH0749206A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 渦電流式の距離測定装置および距離比較装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749206A true JPH0749206A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16617723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21215093A Pending JPH0749206A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 渦電流式の距離測定装置および距離比較装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749206A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007511742A (ja) * | 2003-09-19 | 2007-05-10 | オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド | 磁気式衝突センサ |
| JP2009192385A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon System Kaihatsu Kk | 変位センサシステム及び変位センサ |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP21215093A patent/JPH0749206A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007511742A (ja) * | 2003-09-19 | 2007-05-10 | オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド | 磁気式衝突センサ |
| JP2009192385A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon System Kaihatsu Kk | 変位センサシステム及び変位センサ |
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