JPH0749193B2 - 果物、野菜などを薄切りにする装置 - Google Patents
果物、野菜などを薄切りにする装置Info
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- JPH0749193B2 JPH0749193B2 JP20693090A JP20693090A JPH0749193B2 JP H0749193 B2 JPH0749193 B2 JP H0749193B2 JP 20693090 A JP20693090 A JP 20693090A JP 20693090 A JP20693090 A JP 20693090A JP H0749193 B2 JPH0749193 B2 JP H0749193B2
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Description
らに詳細には前端縁にV字状のカッティングナイフを有
するナイフ保持プレートと、ナイフ保持プレート及び少
くとも1つの他の横ウエブによって互いに結合されほぼ
平行に配置された2つのフレームレールと、フレームレ
ールに沿って案内されナイフ保持プレートに対して平行
に挿入可能なスライダプレートとを備え、スライダプレ
ートが挿入された状態においてスライダプレートの後端
とカッティングナイフとの間に狭い間隙が残されている
果物、野菜などを薄切りにする装置に関するものであ
る。
る。本発明のもとになっている従来技術は添付図面の第
1図と第2図に図示されており、図は本出願人が少し前
に出願したのと同様の請求項第1項の前文に示す装置の
概略を示すものである。第1図は装置のスライダプレー
トを挿入した状態を示す。第2図は同じ装置のスライダ
プレートを引き抜いた状態を示している。
レール2が設けられており、フレームレールの後部はナ
イフ保持プレート3によってそして前部は装置の下側に
設けられた2つの横ウエブ4と5によって結合されてい
る。装置1の前部においてナイフ保持プレート3に対し
て平行に配置されたスライダプレート6が摺動可能であ
って(第1図に示すように)、スライダプレートの側方
の溝あるいは側方のガイドレール7がフレームレール2
内あるいはフレームレール2上で案内され、スライダプ
レートは挿入された状態において、スライダプレート6
の後端縁とナイフ保持プレート3の前端に固定されたカ
ッティングナイフ8の間に狭い間隙が形成されるように
配置されている。
にはさらに材料を案内するために長手リブ9が形成され
ている。さらにスライダプレート6を挿入するときに、
中央に設けられた長手リブが横ウエブ4上に形成された
ガイド溝10(第2図)内で案内される。
ライダプレートが撓み、それによって長い間には変形
し、極端な場合には破損してしまうという欠点がある。
する材料を押圧する際に撓むことがなく、従って確実に
機能し全体として装置の寿命を向上させることのできる
装置を提供することである。
に閉鎖された面として形成した支持プレートを配置する
ことによって解決される。それによってスライダプレー
トは切断する材料を押圧する際の撓みに対して非常に大
きい安定性を得ることができる。さらに挿入する際のガ
イドを工夫することによってスライダプレートを容易に
装置へ挿入することができる。
ライダプレートとほぼ同一の形状を有する。このように
形成することによってスライダプレートのほぼ全面を下
方から支持することができる。
イフに対して平行に延びる後端縁をスライダプレートの
対応する端縁よりやや引っ込ませることが提案されてい
る。それによって切断された材料が落下しやすくなる。
つの長手リブを設けて、この長手リブを支持プレート上
に載せることが提案されている。このようにしてスライ
ダプレートと支持プレートの全面が接解することなく、
支持プレートの下方を十分に支持することができる。も
しスライダプレートと支持プレートが全面で接解してい
るとスライダプレートの挿入が困難になってしまう。
た舌片を、フレームレールと支持プレートに接するガイ
ドレールに形成された切欠きに嵌入させることが提案さ
れている。このようにしてスライダプレートが不用意に
抜け出すことを防止しており、このことは特に切断する
材料を引き戻すときに生じやすい。切断時には係止力は
さらに増大する。というのはそのときには圧力がスライ
ダプレートに作用するからである。
ールにガイドレールの後端部に接して設けた突起をスラ
イダプレートの面の上方に所定に配置して、スライダプ
レートがこの突起に接触することによりかつ下側に設け
られた舌片がガイドレールの前部領域上に載置されるこ
とによって前の部分が持ち上がることによりスライダプ
レートが曲げ応力を受け、この曲げ応力は下側に設けら
れた前記舌片が切欠きへ嵌入した後に除去される。この
ような配置にすることによってスライダプレートが不用
意に抜け出すことにが確実に防止される。というのはス
ライダプレートの引抜きは上述の曲げ応力に抗してしか
行われないからである。
部に、中央に設けられた長手リブを案内するガイド溝が
形成されている。それによってスライダプレートを挿入
する際の案内が容易になり、かつ全体としてスライダプ
レートの安定性が向上する。
レール及びナイフ保持プレートに設けられたアングルプ
ロフイール材上に支持することが提案されており、それ
によってこの領域の安定性が向上し曲げモーメントが改
良される。
に、一方のフレーム側から他方のフレーム側へ延びる横
ウエブが垂直に突出して形成されており、それによって
も安定性が向上する。
用する手の一部を支持するための保持グリップを下方へ
屈曲した段部の形で形成することが提案されている。こ
の場合に特に好ましくは、横ウエブは保持グリップに対
して装置を使用する手の指をかけるために人間工学的に
考えられた距離で配置されている。手の形状に適合した
この保持グリップ構造によって、装置を確実かつしっか
りと保持することができる。このとき手は装置の裏側に
だけかかるので、スライダ面は完全に自由で、したがっ
て全載置面を本来の切断工程に私用することができる。
〜4コの波形を有するアングルプロフイール材として形
成されている。それによって形成されるグリップリブに
よって容易かつ確実に指をかけることができ、それによ
り手で装置を種々の位置に固定することができる。
リップ端を設けることが提案されている。その場合に特
に好ましくは保持グリップの上側にグリップ用凹部が形
成されており、このグリップ用凹部は好ましくは対称に
形成され、保持グリップの中央に配置されている。この
ような構成によってスライダプレートを嵌入位置から容
易に引き出すことができる。
よってスライダプレートの撓みに対する安定性が著しく
向上した冒頭で述べた種類の装置を提供することができ
る。従って従来のスライダの場合に必要とされたスライ
ダプレートの側方の端縁を延長すること及びそれに伴っ
てフレームレールのガイド溝とガイドレールを延長する
必要はなくなる。というのはスライダが支持プレート上
に載置されることによってすでに安定性は保証されてい
るからである。同時に本発明の保持グリップ構造によっ
て、装置を確実に固定して使用し、スライダ面に手をか
けずにその全面が自由に使用できる。
と利点を詳細に説明する。
されている。装置1には大体において2つのフレームレ
ール2が設けられており、フレームレールの後部(図中
右)はナイフ保持プレート3によって互いに結合されて
おり、ナイフ保持プレートのV字状の前端縁にはカッテ
ィングナイフ8が固定されている。本装置は相補形状の
スライダプレート6によって補完されており、スライダ
プレートは嵌め込み状態において後端縁とカッティング
ナイフ8との間に切断された材料を落下させる間隙が残
るように配置されている。装置の前端縁(図中左)には
スライダプレート6のグリップ端30とその下方に配置さ
れたフレーム構造の保持グリップ32が図示されている。
スライダプレート6上には切断する材料を案内する長手
溝9が設けられている。
が第4図に示されている。この支持プレートの形状は後
方の尖っているところを除いてほぼスライダプレート6
と同様である。すでに説明したように支持プレート11の
後端部にはスライダプレート6の中央に配置された長手
リブと係合するガイド溝13が設けられており、フレーム
ルーム2とナイフ保持プレート3の下側に取り付けられ
たアングルプロフイール材14上に支持されている。支持
プレート11の前部領域には安定性を向上させるために支
持プレートの下側に垂直に突出するアングルプロフイー
ル材として形成された波形の横ウエブ20が設けられてお
り、この横ウエブによって同時に指をかけるためのグリ
ップリブが形成されている。なおグリップリブとして用
いられる横ウエブ20は保持グリップ32から人間工学的に
考えられた距離で(たとえば前端縁から4〜6cm)配置
されている。装置からスライダプレートを引き出しやす
くするために、フレーム構造の保持グリップ32にはスラ
イダプレート6のグリップ端30と一致するグリップ用凹
部34が設けられておりグリップ用凹部の他の面が第6図
に示されている。
係入するために設けられている本発明手段は特に第5図
に明らかに示されている。図の左側の切欠き内に、フレ
ームレール2と支持プレート14上に配置されたスライダ
プレート6案内用のガイドレール22が示されている。ス
ライダプレート6の前部領域の下側のガイドレール22内
には不図示の舌片と一致するように切欠き16が形成され
ており、この切欠き内に前述の舌片が嵌入する。スライ
ダプレート6の、フレームレール2に対して平行に延び
るサイドエッジは、第5図の右の切欠きに示すように、
それぞれのフレームレール2に設けられた突起24によっ
て上方を案内される。なおガイドレール22はその直前で
終了している。突起24は、スライダプレート6のサイド
エッジが突起と接触し、上方を保持された瞬間に、スラ
イダプレートの下側に設けられた前述の舌片がガイドレ
ール22の前部領域へ載って滑動するように形成されてい
る。それによってスライダプレート6が軽い曲げ応力を
受け、この曲げ応力は前述の舌片が最終的に切欠き16へ
嵌入したときに解消される。従って嵌入は圧力作用点を
克服して行われ、それによってはっきりと嵌入音がする
ので、使用者はスライダプレート6がきちっと嵌り込ん
だことを知ることができる。同時にこの配置によって本
発明装置を使用している間スライダプレート6は確実に
きちんと取り付けられている。というのはスライダプレ
ート6の引出しも上述の圧力作用点と上述の曲げ応力に
抗して行わなければならないからである。
プ32はフレーム構造の下側から下方へ屈曲して形成され
ており、段部36は好ましくは斜めにカットされている。
保持グリップ32の右隣りには横ウエブ20の下端縁が図示
されている。
本発明による保持グリップ構造が設けられていることに
よって、この受け皿40は装置1と一体的に使用すること
ができる。受け皿40の上方の端縁領域には切欠き42と44
が対称の配置で形成されている。この切欠きは装置1の
横ウエブ20を選択的に嵌合させるように適当な寸法で形
成されている。横ウエブ20を切欠き42あるいは44へ嵌合
させることによって、本発明の保持グリップ構造におい
ては、受け皿40と装置1を手で一体に固定することがで
きる。好ましくは端縁領域46の長手方向端部は保持グリ
ップ32の段部36と同様に斜めにカットされており、それ
によって装置1を受け皿40上にできる限り正確な嵌め合
いで固定することができる。さらに付け加えると、受け
皿40は装置1によって切断された材料を収容するのに用
いられるのはもちろんである。さらに、スライダプレー
ト6のフレームレール2に対して平行に延びる端縁の後
端を規制するストッパ26が、ガイド突起24に連続して設
けられている。
明の特徴は単独でも任意に組み合わせても本発明の実施
例を構成することができる。
材料を押圧する際に撓むことがなく、したがって確実に
機能し、全体として装置の寿命を向上させることができ
る装置が提供される。
の概略を示す上面図、 第4図は本発明装置のスライダプレートのない状態を示
す上面図、 第5図は第4図に基づく側面図で、フレームレールの数
カ所が切り欠かれて示されており、 第6図は本発明の保持グリップ構造の前面図、 第7図は本発明装置と一緒に使用することのできる受け
皿の斜視図である。 1……本発明装置 2……フレームレール 3……ナイフ保持プレート 4……横ウエブ 5……横ウエブ 6……スライダプレート 7……ガイドレール 8……カッティングナイフ 9……長手リブ 10……ガイド溝 11……支持プレート 12……支持プレートの後端縁 13……ガイド溝 14……アングルプロフイール材 16……切欠き 20……横ウエブ 22……ガイドレール 24……ガイド突起 26……ストッパ 28……ガイドレールの前部領域 30……グリップ端 32……保持グリップ 34……グリップ槽 36……保持グリップの段部 40……受け皿 42……切欠き 44……切欠き 46……受け皿の端部領域
Claims (15)
- 【請求項1】前端縁にV字状のカッティングナイフを有
するナイフ保持プレートと、 ナイフ保持プレートと少くとも1つの他の横ウエブによ
って互いに結合され、ほぼ平行に配置された2つのフレ
ームレールと、 フレームレールに案内され、ナイフ保持プレートに対し
て平行に挿入可能なスライダプレートと、を有し、スラ
イダプレートを挿入したときにスライダプレートの後端
縁とカッティングナイフの間に狭い間隙が残される、果
物、野菜などを薄切りにする装置において、 スライダプレート(6)の下方に、閉鎖された面として
形成された支持プレート(11)が配置されていることを
特徴とする果物、野菜などを薄切りにする装置。 - 【請求項2】支持プレート(11)がスライダプレート
(6)とほぼ同一の形状を有することを特徴とする請求
項第1項に記載の装置。 - 【請求項3】支持プレート(11)のカッティングナイフ
(8)に対して平行に延びる後端縁(12)が、スライダ
プレート(6)の対応する端縁よりやや後方へ引っ込ん
でいることを特徴とする請求項第2項に記載の装置。 - 【請求項4】スライダプレート(6)の下側の中央に少
くとも1つの長手リブが形成されており、この長手リブ
が支持プレート(11)上に載置されることを特徴とする
請求項第1項から第3項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】スライダプレート(6)の下側に設けられ
た舌片が、フレームレール(2)と支持プレート(11)
に接するガイドレール(22)に形成された切欠き(16)
に嵌入することを特徴とする請求項第1項から第4項の
いずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】少くとも一方のフレームレール(2)にガ
イドレール(22)の後端に接して設けられた突起(24)
が、スライダプレート(6)の平面の上方に所定に配置
され、スライダプレート(6)が前記突起(24)の案内
により、かつ同時に下側に設けられた舌片がガイドレー
ル(22)の前部領域(28)上に載置されることによりス
ライダプレートの前部が持ち上がることによって曲げ応
力を受け、この曲げ応力は前記舌片の下側が切欠き(1
6)内に嵌合した後に除去されることを特徴とする請求
項第5項に記載の装置。 - 【請求項7】支持プレート(11)の後端部に、中央に配
置された長手リブを案内するガイド溝(13)が設けられ
ていることを特徴とする請求項第4項から第6項のいず
れか1項に記載の装置。 - 【請求項8】支持プレート(11)の後端部が、フレーム
レール(2)とナイフ支持プレート(3)の下側に設け
られたアングルプロフイール材(2)上に支持されるこ
とを特徴とする請求項第1項から第7項のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項9】支持プレート(11)の下側に、一方のフレ
ーム側から他方のフレーム側へ延びる横ウエブ(20)が
垂直に突出して設けられていることを特徴とする請求項
第1項から第8項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項10】フレームの前端に、保持グリップ(32)
が、換置を使用する手の一部を支える下方へ屈曲した段
部として形成されていることを特徴とする請求項第9項
に記載の装置。 - 【請求項11】横ウエブ(20)が保持グリップ(32)に
対して装置を使用する手の指をかけるのに人間工学的に
考えられた距離で配置されていることを特徴とする請求
項第10項に記載の装置。 - 【請求項12】横ウエブ(20)が3〜4コの波形を有す
るアングルプロフイール材の形状に形成されていること
を特徴とする請求項第11項に記載の装置。 - 【請求項13】スライダプレート(6)の前端部にグリ
ップ端(30)が設けられていることを特徴とする請求項
第1項から第12項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項14】保持グリップ(32)の上側にグリップ用
凹部(34)が形成されていることを特徴とする請求項第
13項に記載の装置。 - 【請求項15】グリップ用凹部(34)がほぼ対称に形成
され、かつ保持グリップ(32)の中央に配置されている
ことを特徴とする請求項第14項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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JPH0749193B2 true JPH0749193B2 (ja) | 1995-05-31 |
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