JPH0749072A - 慣性飛込み式スタータ - Google Patents

慣性飛込み式スタータ

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Publication number
JPH0749072A
JPH0749072A JP19449293A JP19449293A JPH0749072A JP H0749072 A JPH0749072 A JP H0749072A JP 19449293 A JP19449293 A JP 19449293A JP 19449293 A JP19449293 A JP 19449293A JP H0749072 A JPH0749072 A JP H0749072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
pinion
pinion stopper
leading end
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP19449293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Tokita
保 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP19449293A priority Critical patent/JPH0749072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被水時に生じるモータの防錆とがたの発生を防
止し、内燃機関駆動時の振動及び、内燃機関始動時の衝
撃力と回転による摩耗及び、破損を防止図ることにあ
る。 【構成】モータのシャフト先端部とピニオンストッパー
先端部を弾性体のカバーで覆うことを特徴とした慣性飛
込み式スタータ。 【効果】クリップの防錆構造と、内燃機関駆動時の振動
及び、内燃機関を始動時の衝撃力と回転による摩耗及
び、破損防止する効果があり、信頼性の向上を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は慣性飛込み式スタータに
係り、特に内燃機関始動時の衝撃力と回転による摩耗及
び、破損防止に好適な慣性飛込み式スタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピニオンストッパー構造は、実公
昭46−31863 号に記載のように、モータのシャフト先端
部外周に、円筒形のピニオンストッパーを有し、モータ
のシャフト先端部に設けられた溝に挟まったクリップに
より、モータのシャフトに固定する構造になっていた。
また、内燃機関駆動時の振動及び、内燃機関始動時の衝
撃力と回転による摩耗及び、破損を防止するために接着
剤や樹脂等で固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来技術では、
モータのシャフト先端部とピニオンストッパーに隙間が
生じ、海水や洗浄水が溜り、ピニオンストッパーやクリ
ップが錆て欠落したり、内燃機関駆動時の振動及び、内
燃機関始動時の衝撃力と回転による摩耗及び、破損する
現象があった。
【0004】また、前者を接着剤や樹脂等で固定した場
合、経年変化によって使用期間中に分離し、固定しない
ときと同じ問題を引き起こす恐れがあった。
【0005】本発明の目的は、被水時に生じるモータの
防錆とがたの発生を防止し、内燃機関駆動時の振動及
び、内燃機関始動時の衝撃力と回転による摩耗及び、破
損の防止を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は弾性体の弾性
力を利用しモータのシャフト先端部とピニオンストッパ
ー先端部を弾性体で覆い、なおかつ、モータのシャフト
先端部とピニオンストッパーの隙間を埋め、クリップを
弾性力で押さえることによって達成される。
【0007】
【作用】モータのシャフト先端部とピニオンストッパー
先端部を弾性体で覆い、ピニオンストッパーの外周部で
その弾性体の摩擦力によって脱落を防止し、被水時の防
錆とがたの発生を防止し、なおかつ、モータのシャフト
先端部とピニオンストッパーの隙間を埋め、クリップを
弾性力で押さえることによって、内燃機関駆動時の振動
及び、内燃機関始動時の衝撃力と回転による摩耗及び、
破損を誘発するエネルギーを吸収することにより、信頼
性の向上が図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2,図3を
用いて説明する。
【0009】図1において、モータ1の回転出力はピニ
オン2に伝わり、ピニオン2はモータ1の回転慣性力に
より軸方向に移動し、内燃機関のリングギヤ3に噛み合
いモータ1の動力を内燃機関に伝達し、始動させる。ま
た、モータ1の回転出力はピニオン2に伝わり、ピニオ
ン2はモータ1の回転慣性力により軸方向に移動しピニ
オンストッパー4に衝突する。ピニオンストッパー4に
衝突したピニオン2の衝撃力Pは、ピニオンストッパー
4をかえしてモータ1のシャフト先端部溝6にセットさ
れたピニオンストッパー止めクリップ5を経て、弾性体
のカバー7にて衝撃力を吸収する。なお、弾性体のカバ
ー7にて、ピニオンストッパー4とモータ1のシャフト
8先端部8aを覆い被水時の防錆をする。
【0010】図2において、弾性体のカバー7の構造を
説明する。弾性体のカバー7の内部に円柱状のクリップ
7aを設け、モータ1のシャフト8先端部8aとピニオ
ンストッパー4の隙間を埋める。弾性体のカバー7の外
周部7bは、ピニオンストッパー4の外周部に摩擦力で
押さえるためのテーパθを設けている。
【0011】図3において、弾性体のカバー7の作用に
ついて説明する。ピニオンストッパー4に衝突したピニ
オン2の衝撃力Pは、ピニオンストッパー4をかえして
モータ1のシャフト先端部溝6にセットされたピニオン
ストッパー止めクリップ5を経て、弾性体のカバー7に
て衝撃力を弾性力Fにて吸収する。また、ピニオンスト
ッパー4は、ピニオン2とモータ1の回転Rの差による
ピニオンストッパー止めクリップ5の摩耗を防止するた
め弾性体のカバー7の内部に円柱状のクリップ7aを設
け、弾性体のカバー7とピニオンストッパー4の摩擦力
F1及び、弾性体のカバー7とモータ1のシャフト8先
端部8aの摩擦力F2より、回転Rの差が無くなり摩耗
防止の効果がある。
【0012】
【発明の効果】モータのシャフト先端部とピニオンスト
ッパーとピニオンストッパーを固定するクリップの防錆
構造と、内燃機関駆動時の振動及び、内燃機関を始動時
の衝撃力と回転による摩耗及び、破損防止する効果があ
り、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における慣性飛込み式スタータ
の要部断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】図1の要部拡大図。
【符号の説明】
1…モータ、2…ピニオン、3…内燃機関のリングギ
ヤ、4…ピニオンストッパー、5…ピニオンストッパー
止めクリップ、7…弾性体のカバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関を始動するための慣性飛込み式ス
    タータにおいて、モータのシャフト先端部とピニオンス
    トッパー先端部を弾性体のカバーで覆うことを特徴とし
    た慣性飛込み式スタータ。
JP19449293A 1993-08-05 1993-08-05 慣性飛込み式スタータ Pending JPH0749072A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19449293A JPH0749072A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 慣性飛込み式スタータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP19449293A JPH0749072A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 慣性飛込み式スタータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0749072A true JPH0749072A (ja) 1995-02-21

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ID=16325427

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JP19449293A Pending JPH0749072A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 慣性飛込み式スタータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010030727A1 (de) * 2010-06-30 2012-01-05 Robert Bosch Gmbh Startvorrichtung und Verfahren zum Herstellen eines Anschlags für ein auf einer Welle angeordnetes verschiebbares Ritzel einer Startvorrichtung
CN104242542A (zh) * 2014-10-22 2014-12-24 珠海格力电器股份有限公司 一种电机及电机的输出轴的绝缘处理方法
CN107076094A (zh) * 2014-10-29 2017-08-18 法雷奥电机设备公司 设有挡块的用于机动车辆的热力发动机的起动机

Cited By (4)

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DE102010030727A1 (de) * 2010-06-30 2012-01-05 Robert Bosch Gmbh Startvorrichtung und Verfahren zum Herstellen eines Anschlags für ein auf einer Welle angeordnetes verschiebbares Ritzel einer Startvorrichtung
DE102010030727B4 (de) * 2010-06-30 2016-03-31 Robert Bosch Gmbh Startvorrichtung und Verfahren zum Herstellen eines Anschlags für ein auf einer Welle angeordnetes verschiebbares Ritzel einer Startvorrichtung
CN104242542A (zh) * 2014-10-22 2014-12-24 珠海格力电器股份有限公司 一种电机及电机的输出轴的绝缘处理方法
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