JPH0748963A - ドアアウトサイドハンドル構造 - Google Patents
ドアアウトサイドハンドル構造Info
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- JPH0748963A JPH0748963A JP19858993A JP19858993A JPH0748963A JP H0748963 A JPH0748963 A JP H0748963A JP 19858993 A JP19858993 A JP 19858993A JP 19858993 A JP19858993 A JP 19858993A JP H0748963 A JPH0748963 A JP H0748963A
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- escutcheon
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- door
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Abstract
きの奥の見える不具合を防止することを目的としてい
る。 【構成】 エスカッション21と、これにヒンジ24
a,24bで連結され隣接して穿設された穴25a,2
5bを貫通するアーム23a,23bを備えたハンドル
22と、エスカッションの縁を掩う環状部28a及び穴
25a,25bの背面出口を塞ぐ第1カバー部38及び
第2カバー部39を備えたエンドカバー28とからなる
ものである。
Description
るためにその外側に取付けてあるアウトサイドハンドル
構造に関する。
外すと共にドアを開くことができる、いわゆるプルアッ
プ式のドアアウトサイドハンドルをドア表面でロック
側、即ちドアのヒンジ反対側に備えている。いま、この
従来のドアアウトサイドハンドル構造を単体の表面及び
裏側斜視図である図10及び図11により説明する(日
産自動車株式会社 昭和63年12月発行サービス周報
第615号参照)。
するように、例えば横に長い楕円形状等の適宜の形状を
し、そのヒンジ4a,4bにハンドル2のアーム3a,
3bが軸6で回転可能に取付けられている。軸6には、
トルクばね7が巻回され、ハンドル2をエスカッション
1に押付けるように設けられる。
ション1の壁部でヒンジ4a,4bに隣接して穿設され
た穴(断面矩形状でアームの断面より大きな面積)5
a,5bを貫通している。
の縁部を全周掩う環状部8aと、この環状部8aの上下
中間部分を接続する幅広部8bとからなり、エスカッシ
ョン1を車体に2本のスタッド9にナット(図示せず)
で取付けたとき、ドア外板の取付穴面との干渉又は、接
触をそのクッション作用により良好に、見栄よく保持す
るものである。
り、図11では、このシリンダ10の取付くフランジ1
1のみを図示し、シリンダ10の図示を省略してある。
示を省略してあるが、夫々、ロッドを介して前者はロッ
クのラッチ外しを、また後者はロック(ラッチ)錠の解
施錠をなし得るように、ドアロックの要所に接続される
ものである。
10を回して解錠したのち、ハンドル2を図10にて手
前に引くと、軸6を中心にハンドル2,アーム3a,3
bが回転し、ロックが外れる(ラッチ解除)と同時にド
アが手前側に開くものである。
来のものは、水の侵入等の不具合を生ずるという問題点
があった。即ち、エスカッション1にアーム3a,3b
の貫通する穴5a,5bがあいてあるので、その穴とア
ーム間にはどうしても隙間が生じ、この隙間から水が侵
入して、その付近、通常、その斜下方(ロック側)に位
置するキーシリンダ10の奥の部分に水がかかり、冬期
には凍結してロック解錠できないとか、或いは、錆び
て、やはり動作不良になるとかの不具合となるものであ
った。
及び隙間から奥の方が見え、見栄えが悪くなる、といっ
た不具合を生ずる恐れがあった。
ウトサイドハンドルでプルアップ式のものは、どうして
も避けられないため更なる品質向上を考慮することが必
要であり、このために前記隙間などをシール等の対策を
することが考えられるが、その場合ハンドル操作上、部
品価格上等を勘案すると、それらを良好に維持しながら
実際に移行することは容易なことではなかった。
られるエンドカバーに着目し、その改良による簡単な構
造で、実際に移行でき、もって前記問題点を解決するこ
とができるドアアウトサイドハンドル構造を提供するこ
とを目的としているものである。
達成するため、車体に適合する楕円等の適宜形状のエス
カッションと、このエスカッションにヒンジにて連結さ
れ該ヒンジに隣接して壁部に穿設された穴を貫通しドア
ロックに関連接続するアームを備えたハンドルと、前記
エスカッションの縁を掩う部分および前記穴の背面出口
を掩う部分を備えたエンドカバーとからなるものであ
る。
クが外れドアを開けられる。エスカッションのアーム貫
通のための穴は、その背面出口がエンドカバーと一体の
部分で塞ぐように掩われているので、アームとカバー部
分の干渉を生じないことは勿論、穴に向う水は、穴とア
ーム間の隙間までは侵入するが、背面出口のカバーの部
分でそれ以上の侵入が止められる。又、ハンドルを引上
げたときは、穴の背面にカバーがあるので、その奥の部
分は見えない。しかも、穴のカバー部分はエンドカバー
と一体であるので、製造容易で安価である。
を説明する。まず、構成を説明する。ハンドル構造(ハ
ンドル組立体)20の表面を示す図1において、エスカ
ッション21は外観が車体に合致するように横に長い楕
円等の適宜の形状の縁をもち、その中間の本体部35が
奥の方に凹んだ容器の様に(図8参照)、硬質の樹脂材
料で、かつ2〜3mmの肉厚で射出成形されて作られ
る。幅広のヒンジ24a及び幅狭のヒンジ24bは、裏
側の中間肉厚部から上方に一体に形成されており(図2
及び図3参照)、幅広のヒンジ24aの中間に穴25a
が穿設され、幅狭のヒンジ24bに隣接して(本体側)
穴25bが穿設され、後述のアームが夫々スムーズに貫
通し回転できるように、正面からみて縦方向の矩形状に
形成されている(図3参照)。穴25a及び25bは断
面矩形状でアームの断面よりも大きなものとなってい
る。
が平行に離間して後方に突出して一体的に形成されてい
る横長のおわん形の把持部31(図4参照)を有し、ア
ーム23aがロッド40の取付けられる端部23a′を
有してヒンジ24aの中間に介在し、アーム23bがヒ
ンジ24bに接するようにして軸26で回転可能に取付
けられる。軸26にはトルクばね27が巻回され、端部
32がエスカッション21側の裏面に、他の端部33が
ハンドル22側のアーム23bに夫々当接され、常時、
ハンドル22をエスカッション21側に押し付けるよう
に形成されている(図2参照)。
は、図3に示すように、スタッド29が両側にインサー
ト方式で植設され、又、キーシリンダ30の取付くフラ
ンジ34が一体に突出して形成されている。
れているが、その開口の出口(裏側)は端面36a及び
36bで規制される。この端面36a及び36bは、図
6に示すように、アーム23aの後方への最大突出量を
越えないように設けられる。而してハンドル22の後方
(矢印X)への規制は、把持部31とエスカッション2
1の本体部35の前面37との当接干渉(ゴム等適宜の
もの)により果される。
ション21の縁を掩う環状部28aと、その上下中間部
を接続し、かつエスカッション21の本体部35中央の
裏面に接する幅広部28bからなり(図5及び図8参
照)、厚さ1mm程度で、若干軟質の樹脂で形成する。
幅広部28bは、図5に示すように中央部で両側方に第
1カバー部38及び第2カバー部39を備える。第1カ
バー部38は段部38aを有する。
は、夫々、エスカッション21の本体部壁部穿設の穴2
5a及び25bの出口端面36a及び36bを塞ぐよう
に、クリアランスCが例えば1mm以内におさまるよう
に設けられる(図6参照)。
1カバー部38と直角な垂直面38bを介してほぼ平行
に数mmの段差をもって設けられ、アーム23aの端部
23a′に連結されたロッド40他端のドアロック連結
時に、垂直面38bと協同して外側(表面)Y方向への
倒れこみを防ぐストッパの役目を果すものである(図7
参照)。これにより内側からのロッド40のロックとの
連結の操作をやり易くさせるものである。
は、図6に示すように、上面は穴25a及び25bの上
部と同程度の高さとし、下面は本体部35の裏側曲面の
適宜位置の高さとする(図6参照)。
ル22を軸26で回転自在に、かつばね27で付勢する
ように取付け、図5のエンドカバー28で縁を掩うよう
に取付けると、必然的に、穴25a及び25bが第1カ
バー部38及び第2カバー部39で塞がれ、図2に示す
組立体20を完成するものとなる。この組立体20をド
アの外板41の開口部に入れ、そのブラケット(図示せ
ず)にスタッド29を挿入してナットで締めると、図6
に示す如くドアに取付く。なお、予め、この取付け前に
ロッド40をアーム23aの端部23a′に取付けてお
く、そのようにすると、図7に示すように、ロッド40
が重力の作用でY方向(外側)へ移動しようとするが、
段部38aのストッパ作用により、外側方向への移動が
止められることになる。これにより、ロッド40の下端
とドアロックの連結作業(内側のドア作業穴から行うも
の)がやり易くなる。
ドル22の把持部31に指42を入れて手前に引くと、
図9に示すように、ハンドル22が軸26を中心に時計
方向に回転し、アーム23aの端部23a′に取付いて
いるロッド40を押し、図示せざるドアロック(ラッ
チ)を外すので、ドアが開くことになる。この場合、ア
ームの動く範囲は何ら邪魔されないので、スムーズに操
作できることになる。
ーシリンダ30がフランジ34に取付けられており、こ
れにはロックの錠止め部にロッドで連結されているもの
であり、ドア開時には、先にこのキーシリンダ30をキ
ーで回して解錠しておくことは勿論のことである。
矢印Wの方向に、即ち斜め上方に向う方向に水が侵入し
たとしても、穴25aとアーム23aの間の隙間は、穴
25a出口端面36aに接するが如く位置する第1カバ
ー部38により塞がれるので、それ以上の水の侵入は阻
止される。従って、その斜め下方のキーシリンダ30に
水がかからず、何らの不具合を生じない。
き把持部31を持ち上げた時、矢印Zの方向から見て
も、穴23aが第1カバー部38で塞がれているので、
この穴から奥が見えないことになり、見栄えがよい。勿
論他の穴23bも同様に水の侵入が防がれ、奥が見えな
いものである。
カバーは、エスカッションの縁を掩うエンドカバーと一
体物を用い、これにて穴の出口を塞ぐようにしたので、
アームと第1,第2のカバー部との干渉は全くなく、従
ってハンドル操作も円滑となり、その操作に何らの影響
も及ぼさないものであり、合わせて、部品点数の増加、
ひいては価格の上昇を生じさせないものである。
の横方向への延長部にて前述のカバー機能が果たされる
ので、製造も楽にできるものである。
ものではなく、例えばエスカッションは円形,角形又は
流線形等の種々の形状のものにも適用できるものであ
る。
よれば、水の侵入を防止できると共に、ハンドルを引い
たときに奥が見えることを防止でき、もって不具合いの
生じないドアアウトサイドハンドル構造を提供できると
いう効果を奏するものである。
単体の斜視図である。
体の斜視図である。
バー単体の斜視図である。
たロッドとの関係を示す図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に適合する楕円等の適宜形状のエス
カッションと、このエスカッションにヒンジにて連結さ
れ該ヒンジに隣接して壁部に穿設された穴を貫通しドア
ロックに関連接続するアームを備えたハンドルと、前記
エスカッションの縁を掩う部分および前記穴の背面出口
を掩う部分を備えたエンドカバーとからなるドアアウト
サイドハンドル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19858993A JP3132255B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | ドアアウトサイドハンドル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19858993A JP3132255B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | ドアアウトサイドハンドル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748963A true JPH0748963A (ja) | 1995-02-21 |
JP3132255B2 JP3132255B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=16393705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19858993A Expired - Lifetime JP3132255B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | ドアアウトサイドハンドル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132255B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7694915B2 (en) | 2004-07-19 | 2010-04-13 | Airbus Deutschland Gmbh | Covering device for a hinge of an aircraft |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6899498B1 (ja) * | 2021-02-10 | 2021-07-07 | 株式会社神菱 | ドアハンドル |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP19858993A patent/JP3132255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7694915B2 (en) | 2004-07-19 | 2010-04-13 | Airbus Deutschland Gmbh | Covering device for a hinge of an aircraft |
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JP3132255B2 (ja) | 2001-02-05 |
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