JP6899498B1 - ドアハンドル - Google Patents
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Abstract
Description
従来、ケース部は金属製で構成されていたが、特許文献1に開示されているように、樹脂(合成樹脂)製のハンドル操作部及びケース部から構成されているドアハンドルが用いられることがある。
また、ボルトの背面を支持する部材がなく、ボルトのネジ部分からの押圧に対して、ボルトがケース部から容易に離脱することになる。
ハンドル操作部(3)と、ベースプレート部(4)と、シャフト(6)を備え、
前記シャフト(6)を介して、前記ハンドル操作部(3)と前記ベースプレート部(4)とが回動可能に連結され、
前記ベースプレート部(4)はベースボディー部(40)とボルト(12)とを有し、
前記ボルト(12)は、第1の平坦面(122)と第2の平坦面(123)と第3の平坦面(124)とを有する頭部(121)を備え、
前記第3の平坦面(124)は前記ベースボディー部(40)により覆われ、
前記第1の平坦面(122)と前記第2の平坦面(123)のうち少なくとも前記第1の平坦面(122)は露出することを特徴とする。
前記ベースプレート部(4)は樹脂製であり、
前記ボルト(12)は金属製であることを特徴とする。
また、樹脂製のベースボディー部と金属製のボルトとが一体的に形成され、車体の金属製のボディー部に、直接的に金属製の第1の平坦面を接触することが可能となる。そのため、樹脂製のベースボディー部であるにも関わらず、温度変化の大きな環境においても、ドアハンドルと車体ボディーとの固定に対する耐性が向上する。
前記ベースプレート部(4)には開口部(15)が設けられ、
前記頭部(121)は前記開口部(15)により部分的に露出し、前記開口部(15)の周縁の前記ベースボディー部(40)により覆われていることを特徴とする。
前記ベースボディー部(40)の操作側には突出部(42)が設けられていることを特徴とする。
前記ボルト(12)は前記ベースボディー部(40)にインサート成形されていることを特徴とする。
図1(a)はドアハンドル1の正面図、図1(b)は背面図を示す。
図1(a)に示すように、ドアハンドル1は、取付用の基体部2を介して車両のボディー(ドアパネル)101に固定される。
図1(b)は、設置する基体部2側から見たドアハンドル1の背面図であり、ドアハンドル1は、操作者が手を掛ける樹脂製のハンドル操作部3と、ベースプレート部4と、ハンドル操作部3に付勢力を付加するスプリング(ばね)5、例えばトーションスプリングと、シャフト(回転軸芯)6とを備える。ベースプレート部4は、樹脂製のベースボディー部(ベース本体部)40と金属製のボルト12とを備える。
従って、ドアハンドル1は基本的に樹脂により構成され、金属製のボルト12を備えている。
なお、シャフト6は剛性の高い材料から構成され、通常金属製である。
シャフト6は、第1の軸受け部7a、7b及び第2の軸受け部8a、8bによりに支持される。シャフト6を介して、ハンドル操作部3とベースプレート部4とが回動可能に連結される。
なお、シャフト6は、第1の軸受け部7a、7b及び第2の軸受け部8a、8bに回動可能に支持されるが、第1の軸受け部7a、7b及び第2の軸受け部8a、8bの一方に回動可能に支持されて、他方において固定されてもよい。
なお、閉状態とは、ドアを閉めた状態に維持できる状態を意味し、開状態とはドアを開くことが可能な状態を意味する。
ボルト12の頭部121は、ベースボディー部40に囲まれ、一部の表面が露出ている。
従って、ボルト12とボディー101との間に介在する樹脂が環境温度の変化により膨張収縮することにより、ボルト12とボディー101との間のネジ固定が緩むことを防止できる。そのため、温度変化の大きな環境においても、ドアハンドル1と車体のボディー101との固定に対する耐性が向上する。
特に、ドアハンドル1の車体のボディー101への取付作業工程において、ドアハンドル1からボルト12が離脱することがなく、作業者の取付作業を容易にし、作業負担の軽減に寄与することができる。
ボルト12のねじ部120及び先端部125は、ハンドル操作部3の反対側に位置し、車体のボディー101側に配置される。ボルト12の頭部121は、ハンドル操作部3側に位置する。
図3(b)に示すように、第1の平坦面122、第2の平坦面123、第3の平坦面124の順に幅が広くなる。
なお、図4は模式図であるため、図3に示すベースプレート部4の形状を簡略化して示す。
第1の金型16と、第1の金型16に対向する第2の金型18との間にキャビティー19が形成される。第1の金型16と第2の金型18の一方を固定金型、他方を可動金型とすることができる。
キャビティー19に流し込まれた樹脂は、ベースボディー部40を形成する。ボルト12の頭部121はキャビティー19により包含される。
キャビティー19に樹脂を流し込み、金属製のボルト12を備えた樹脂製のベースプレート部4を形成することができる。
頭部121に接する押出ピン20が位置する箇所には樹脂が形成されず、開口部15を形成することができる。
図4(a)、及び図4(b)に示すように、第1の金型16は第1の平坦面122と接する第1の接触面21と、第2の平坦面123と接する第2の接触面22とを有する。そのため、第1の平坦面122と第2の平坦面123には樹脂が流れ込むことはない。
なお、押出ピン20とボルト12との位置を確定するために、図4(a)ではボルトの頭部121の上面に固定用凹部127を設けた例を示すが、固定用凹部127を設けなくてもよい。
状態S−1は、ボルト12及び第1の金型16が設計通りの寸法に製造された状態を示す。状態S−1では、第3の平坦面124は樹脂に覆われ、第1の平坦面122と第2の平坦面123とは、樹脂に覆われず、露出する。すなわち、第3の平坦面124はベースボディー部40に覆われるが、第1の平坦面122と第2の平坦面123とはベースボディー部40に覆われず、外面に露出する。
なお、露出するとは、樹脂に覆われていない状態を意味する。
以下、図5を参照し、実施形態2のベースプレート部4の構成を説明する。
図5(a)は、第1の平坦面122とベースボディー部40の表面41との位置関係を示し、図5(b)はボディー101に取り付けた実施形態1のドアハンドル1の拡大断面図であり、図5(c)はボディー101に取り付けた実施形態2のドアハンドル1の拡大断面図であり、図5(d)は実施形態2のベースボディー部40の突出部42近傍の拡大断面である。
図5(b)に示すように、ベースプレート部4は、第1の平坦面122がボディー101の表面に接するように固定されているため、この段差によりベースボディー部40の表面41とボディー101の表面との間には空隙Gが形成される。
このように、シャフト6を支持する第1の軸受け部7と対向する側、すなわちハンドル操作部3の手掛かり部31側のベースプレート部4とボディー101の表面との間には空隙Gが形成される。
なお、上記のように、第1の軸受け部7と対向する側、すなわち操作者が手を差し込む側(図2(a)中の手掛かり部31側)を操作側と称することがある。
図5(c)に示すように、ベースボディー部40の操作側の端部には、突出部42が設けられている。突出部42は、ベースボディー部40からボディー101の方向、又はボルト12の頭部121からネジ部120(先端部125)の方向に突出している。突出部42のボディー101に対向する側面の断面形状は、ボディー101の表面の湾曲形状に合わせて、車体表面から車体内部に向かって湾曲するように構成される。
その結果、突出部42は空隙Gを覆い、爪が引っ掛かる危険性を低減することができる。
また、ボルト12の第2の平坦面123に隣接するベースボディー部40の表面41と、表面41に対向するボディー101との距離はdである。一方、 第1の平坦面122はボディー101に接するように固定されるため、第2の平坦面123に隣接するベースボディー部40の表面41と第1の平坦面122との距離はdである。
突出部42のボディー101と対向する側壁面の断面形状を、対向するボディー101の形状に合わせた湾曲形状とすることで、操作者の指や爪の挟み込みの危険性を低減することができる。
2 基体部
3 ハンドル操作部
31 手掛かり部
4 ベースプレート部(ベース部)
40 ベースボディー部(ベース本体部)
41 表面
42 突出部
5 スプリング
51 第1の端部
52 第2の端部
6 シャフト(回転軸芯)
7、7a、7b 第1の軸受け部
8a、8b 第2の軸受け部
9 アーム部
10 第1のスプリング係止部
11 第2のスプリング係止部
12 ボルト
120 ねじ部
121 頭部
122 第1の平坦面
123 第2の平坦面
124 第3の平坦面
125 先端部
126 被覆部
127 固定用凹部
132 第2の段差壁面部
134 第1の段差壁面部
13 開口部
14 ナット
15 開口部
151 開口周縁部
16 第1の金型
17 突出ピン
18 第2の金型
19 キャビティー
20 押出ピン
21 第1の接触面
22 第2の接触面
101 ボディー(ドアパネル)
Claims (5)
- ハンドル操作部(3)と、ベースプレート部(4)と、シャフト(6)を備え、
前記シャフト(6)を介して、前記ハンドル操作部(3)と前記ベースプレート部(4)とが回動可能に連結され、
前記ベースプレート部(4)はベースボディー部(40)とボルト(12)とを有し、
前記ボルト(12)は、ねじ部(120)と頭部(121)を備え、
前記頭部(121)は、平面視において前記ねじ部(120)側から順に第1の平坦面(122)、第2の平坦面(123)、第3の平坦面(124)を有し、断面が階段形状であり、
前記第1の平坦面(122)、前記第2の平坦面(123)、前記第3の平坦面(124)は互いに平行であり、
前記頭部(121)の前記ハンドル操作部(3)側の上面は部分的にベースボディー部(40)に覆われ、
前記第3の平坦面(124)は前記ベースボディー部(40)により覆われ、
前記第1の平坦面(122)と前記第2の平坦面(123)のうち少なくとも前記第1の平坦面(122)は露出することを特徴とするドアハンドル(1)。 - 前記ベースボディー部(40)は樹脂製であり、
前記ボルト(12)は金属製であることを特徴とする請求項1記載のドアハンドル(1)。 - 前記ベースボディー部(40)には開口部(15)が設けられ、
前記頭部(121)の前記ハンドル操作部(3)側上面は前記開口部(15)により部分的に露出し、前記開口部(15)の周縁の前記ベースボディー部(40)により覆われていることを特徴とする請求項1または2記載のドアハンドル(1)。 - 前記ベースボディー部(40)の操作側には前記頭部(121)から前記ねじ部(120)に向かう方向に突出している突出部(42)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のドアハンドル(1)。
- 前記ボルト(12)は前記ベースボディー部(40)にインサート成形されていること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のドアハンドル(1)。
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JP4751768B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2011-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ドアハンドル構造 |
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