JP4801820B2 - クッション部材 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の開口を開閉するフードの内面に設けられ、前記フードを閉じたときに車体に当接するクッション部材に関する。
下記特許文献1には、自動車のドアのヒンジと反対側に端面に設けられ、ドアを閉めたときに車体に当接するクッションゴム1を、車体に当接する円錐台状の本体11と、ドアのパネル4の取付孔41の裏面に押し込まれて係合する円錐台状の係止部13と、本体11および係止部13を接続してパネル4の取付孔41に嵌合する嵌合軸部12とで構成したものにおいて、前記係止部13にガイド片14を突設したものが記載されている。このクッションゴム1をドアに取り付けるとき、係止部13のガイド片14をパネル4の取付孔41に挿入した状態でクッションゴム1を回転させることで、係止部13をパネル4の取付孔41に容易に嵌合させるようになっている。
特開2003−307244号公報
ところで、上記従来のものは、クッションゴム1をドアのパネル4に固定する際に、円錐台状の本体11を指で摘んでガイド片14の挿入およびクッションゴム1の回転を行う必要があり、円錐台状の本体11が滑り易い形状であるために作業性が悪いという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車体の開口を開閉するフードの内面にクッション部材を取り付ける作業性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車体の開口を開閉するフードの内面に設けられ、前記フードを閉じたときに車体に当接するクッション部材であって、ブロック状のクッション部材本体には、車体当接面の反対側のパネル当接面に首部を介して頭部が連設されており、前記頭部を縮小変形させて前記フードのパネルに形成した取付孔を通過させることで、前記首部が前記取付孔に嵌合して前記パネル当接面が前記パネルに密着するクッション部材において、前記クッション部材本体の前記車体当接面および前記パネル当接面間に挟まれた側面は、相互に対向する二つの第1側面と、相互に対向する二つの第2側面とで構成され、前記二つの第1側面間の距離は前記二つの第2側面間の距離よりも大きく、前記二つの第1側面はコンケーブ面で構成され、前記コンケーブ面は中心を有する部分球面状であり、前記中心が前記車体当接面および前記パネル当接面間の厚さ方向中心よりも前記前記パネル当接面側に偏倚することで、前記二つの第1側面間の距離は、前記車体当接面側の距離が前記パネル当接面側の距離よりも大きいことを特徴とするクッション部材が提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記頭部には、その軸方向に延びる凹部が形成されることを特徴とするクッション部材が提案される。
尚、実施の形態のボンネットフード11は本発明のフードに対応し、実施の形態のスチフナ13は本発明のパネルに対応し、実施の形態の第1側面21cおよび第2側面21dは本発明の側面に対応する。
請求項1の構成によれば、ブロック状のクッション部材本体の車体当接面およびパネル当接面間に挟まれて相互に対向する二つの第1側面を、親指および人指し指で摘んでクッション部材本体を頭部側が凸になるように屈曲させた状態で、その頭部を弾性変形させながらパネルの取付孔を完全に通過させることで、クッション部材をパネルに固定することができる。このとき、親指および人指し指で摘む前記二つの第1側面をコンケーブ面で構成したので、指が滑り難くなってクッション部材本体を屈曲させながら強固に把持することができ、頭部を弾性変形させながらパネルの取付孔を通過させる作業を容易に行うことができる。
また二つの第1側面を構成する前記コンケーブ面は中心を有する部分球面状であり、それらの中心が車体当接面およびパネル当接面間の厚さ方向中心よりもパネル当接面側に偏倚しているので、クッション部材本体の二つの第1側面間の距離は、車体当接面側の距離がパネル当接面側の距離よりも大きくなり、親指および人指し指で前記二つの第1側面を挟んでクッション部材本体を屈曲させたときに、前記二つの第1側面が概ね平行になり、親指および人指し指を一層滑り難くしてクッション部材本体をより強固に把持することができる。
しかもクッション部材本体が円弧状に屈曲してパネル当接面と頭部との間の隙間が拡大するので、頭部は容易にかつ完全に取付孔を通過することができる。そして頭部が取付孔を通過した後にクッション部材本体から指を離すと、屈曲していたクッション部材本体が自己の弾性で真っ直ぐになり,そのパネル当接面がパネルに当接することで、パネル当接面および頭部間にパネルを挟んでクッション部材をパネルに固定することができる。
また請求項の構成によれば、頭部にはその軸方向に延びる凹部が形成されるので、頭部を弾性変形させながらパネルの取付孔を通過させる作業が一層容易になる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の実施の形態を示すもので、図1は自動車のボンネットフードの下面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4はクッション部材の斜視図、図5は図4の5方向矢視図、図6はクッション部材を装着する際の作用説明図である。
図1および図2に示すように、自動車のエンジンルームを開閉自在に覆うボンネットフード11は、車体外側のスキン12と、その内側に固定されるスチフナ13とを備えており、スキン12の外周部を内側に折り込んでスチフナ13の外周部を挟み込むようにヘミング加工するとともに、両者間に接着剤として機能するシーラを介在させることで、スキン12およびスチフナ13が一体化される。スチフナ13は複数個(実施の形態では4個)の開口13a,13a,13b,13bを備えており、これら開口13a,13a,13b,13bの周縁部はスキン12の下面にシーラを介して接着される。
スチフナ13の前部であって車幅方向中央部には、ボンネットフード11を閉位置にロックするためのコ字状のストライカ14が設けられており、このストライカ14は車体側に設けたフック(図示せず)に係脱可能である。またスチフナ13の左右前縁部には、ボンネットフード1を閉じたときに車体と直接衝突しないように、一対のゴム製のクッション部材15,15が設けられる。
次に、図3〜図5に基づいてクッション部材15の形状を説明する。
クッション部材15はブロック状のクッション部材本体21を備えており、クッション部材本体21は車体25(図3参照)に当接する車体当接面21aと、車体当接面21aに対向するパネル当接面21bと、車体当接面21aおよびパネル当接面21bに連なるとともに相互に対向する二つの第1側面21c,21cと、車体当接面21aおよびパネル当接面21bに連なるとともに相互に対向する二つの第2側面21d,21dとを備える。クッション部材本体21は、二つの第1側面21c,21c間の距離が長く、二つの第2側面21d,21d間の距離が短く、車体当接面21aおよびパネル当接面21b間の距離が二つの第2側面21d,21d間の距離と概ね等しくなっている。
パネル当接面21bの中央部から短い円柱状の首部23が突設され、その首部23の先端に円錐台状の頭部24が一体に連設される。首部23の直径はボンネットフード11のスチフナ13に形成した取付孔13cの直径に略等しく、かつ首部23の長さはスチフナ13の厚さに略等しく設定される。また頭部24の先端の直径は前記取付孔13cの直径よりも小さく、頭部24の基端の直径は前記取付孔13cの直径よりも大きく設定される。更に、頭部24には、その弾性変形を容易にするための凹部24aが軸方向に形成される。
クッション部材本体21の二つの第1側面21c,21cは、コンケーブ面で構成されている。前記コンケーブ面は中心Oを有する半径Rの部分球面状であり、前記中心Oはクッション部材15の厚さ方向中心よりもパネル当接面21b側に偏倚している。従って、二つの第1側面21c,21c間の距離は、車体当接面21a側の距離W1がパネル当接面21b側の距離W2よりも大きくなっている(図3参照)。
次に、クッション部材15をボンネットフード11のスチフナ13の取付孔13cに装着するときの作用を説明する。
図6に示すように、作業者は親指と人指し指でクッション部材本体21の二つの第1側面21c,21cを摘んで圧縮し、クッション部材本体21を円弧状に屈曲させることで、そのパネル当接面21bと頭部24との間の隙間dを拡大する。この状態で頭部24をスチフナ13の取付孔13cに圧入すると、頭部24が直径を縮小するように弾性変形しながら取付孔13cを通過し、首部23が取付孔13cに嵌合する。
このとき、二つの第1側面21c,21cはコンケーブ状に凹んでいるので、そこに親指および人指し指がフィットして滑ることがなく、クッション部材本体21を容易に屈曲させながら頭部24を取付孔13cに挿入する作業を容易に行うことができる。しかも、二つの第1側面21c,21c間の距離は、車体当接面21a側の距離W1がパネル当接面21b側の距離W2よりも大きくなっているので、クッション部材本体21を円弧状に屈曲させた状態でも、二つの第1側面21c,21cは相互に概ね平行になり、そこから親指および人指し指が滑り難くすることができる。
また頭部24には凹部24aが形成されているので、容易に弾性変形して取付孔13cを通過し易くなるだけでなく、クッション部材本体21が円弧状に屈曲してパネル当接面21bと頭部24との間の隙間dが拡大するので、頭部24は容易にかつ完全に取付孔13cを通過することができる。そして頭部24が取付孔13cを通過した後にクッション部材本体21から指を離すと、屈曲していたクッション部材本体21が自己の弾性で真っ直ぐになり,そのパネル当接面21bがスチフナ13に当接することで、パネル当接面21bおよび頭部24間にスチフナ13が挟まれてクッション部材15がスチフナ13に固定される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではボンネットフード11用のクッション部材15,15を例示したが、本発明はトランクフード等の他のフード用のクッション部材に対しても適用することができる
自動車のボンネットフードの下面図 図1の2−2線断面図 図1の3−3線拡大断面図 クッション部材の斜視図 図4の5方向矢視図 クッション部材を装着する際の作用説明図
11 ボンネットフード(フード)
13 スチフナ(パネル)
13c 取付孔
21 クッション部材本体
21a 車体当接面
21b パネル当接面
21c 第1側面(側面)
21d 第2側面(側面)
23 首部
24 頭部
24a 凹部
25 車体
中心
W1 車体当接面側の距離
W2 パネル当接面側の距離

Claims (2)

  1. 車体(25)の開口を開閉するフード(11)の内面に設けられ、前記フード(11)を閉じたときに車体(25)に当接するクッション部材であって、
    ブロック状のクッション部材本体(21)には、車体当接面(21a)の反対側のパネル当接面(21b)に首部(23)を介して頭部(24)が連設されており、前記頭部(24)を縮小変形させて前記フード(11)のパネル(13)に形成した取付孔(13c)を通過させることで、前記首部(23)が前記取付孔(13c)に嵌合して前記パネル当接面(21b)が前記パネル(13)に密着するクッション部材において、
    前記クッション部材本体(21)の前記車体当接面(21a)および前記パネル当接面(21b)間に挟まれた側面は、相互に対向する二つの第1側面(21c)と、相互に対向する二つの第2側面(21d)とで構成され、前記二つの第1側面(21c)間の距離は前記二つの第2側面(21d)間の距離よりも大きく、前記二つの第1側面(21c)はコンケーブ面で構成され、
    前記コンケーブ面は中心(O)を有する部分球面状であり、前記中心(O)が前記車体当接面(21a)および前記パネル当接面(21b)間の厚さ方向中心よりも前記前記パネル当接面(21b)側に偏倚することで、前記二つの第1側面(21c)間の距離は、前記車体当接面(21a)側の距離(W1)が前記パネル当接面(21b)側の距離(W2)よりも大きいことを特徴とするクッション部材
  2. 前記頭部(24)には、その軸方向に延びる凹部(24a)が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のクッション部材。
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