JPH0748886Y2 - 仮設材仮置き姿勢検査治具 - Google Patents

仮設材仮置き姿勢検査治具

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JPH0748886Y2
JPH0748886Y2 JP11424990U JP11424990U JPH0748886Y2 JP H0748886 Y2 JPH0748886 Y2 JP H0748886Y2 JP 11424990 U JP11424990 U JP 11424990U JP 11424990 U JP11424990 U JP 11424990U JP H0748886 Y2 JPH0748886 Y2 JP H0748886Y2
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JP
Japan
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temporary
posture
placement posture
inspection jig
weight
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Application number
JP11424990U
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JPH0469576U (ja
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高志 新佛
博之 中川
正順 浅井
寿一 植野
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、建築現場などから再生のために回収されてき
た枠組足場といった仮設材を、資材置き場などのバラ積
みする、いらゆる仮置きするときに、その姿勢が安定状
態となっているかどうかを検査するために用いる仮設材
仮置き姿勢検査治具に関する。
〈従来の技術〉 上述のような仮設材は、それがケレンや塗装といった再
生処理を施されるため、通常、資材置き場などに煩雑に
バラ積みされているのが実情である。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、仮設材の回収量が多い場合には積み上げ高さ
が高くなり、仮置き姿勢が不安定であると不測に崩れて
人身事故や破損を生じ、安全性および経済性の面で問題
があった。
殊に、やや勾配のあるような地面上に仮置きする場合
に、角材などを敷いて仮置き姿勢が水平になるように調
整してはいるものの、実際に水平な状態で積み上げられ
ているかどうかは確認しづらいものであった。
そこで、例えば、いわゆる下げ振りを用い、仮設材の端
部位置が鉛直方向に並んでいるかどうかを検査すること
考えられたが、高く積み上げられている場合に、脚立な
どを準備しないとその下方部分のものしか検査できない
うえに、その下げ振りの錘を鉛直状態で止めても、錘が
静止しているかどうかを視覚的に判断しづらく、仮置き
姿勢の検査に手間を要する欠点があった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、仮設材の仮置き姿勢が、崩れを生じることなく安定
した状態になっているかどうかを容易に検査できる仮設
材仮置き姿勢検査治具を提供できるようにすることを目
的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の仮設材仮置き姿勢検査治具は、上述のような目
的を達成するために、支柱の上部側に、錘を吊り下げた
索状体を連結垂下し、前記支柱の下部側に、前記錘の前
記支柱に対する位置を表示する指標を備えた支柱姿勢表
示部材を設けて構成する。
〈作用〉 本考案の仮設材仮置き姿勢検査治具の構成によれば、支
柱を仮置きされた仮設材の端部に沿うように保持し、そ
の状態で、錘を支柱姿勢表示部材の鉛直相当位置の指標
にあわせてから手を離し、鉛が指標に対して動かなけれ
ば仮置き姿勢が鉛直であると判断し、一方、錘が指標に
対して動いたときには、前述した鉛直位置からの錘の変
位量に基づいて、仮置き姿勢の鉛直からのズレ量を知る
ことができる。
〈実施例〉 次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は仮設材仮置き姿勢検査治具Aの全体斜視図であ
り、支柱1の上部側に平板状の支持板2が取り付けら
れ、その支持板2の、支柱1の横側端面から所定長さ離
れた箇所に、錘3を吊り下げた索状体としての糸4が連
結垂下されている。
一方、支柱1の下部側の、垂下状態の錘3と水平方向視
でほぼ重複する高さ位置には、横断面形状がアングル状
の支柱姿勢表示部材5が設けられている。
支柱姿勢表示部材5には、第2図の正面図に示すよう
に、錘3の支柱1に対する位置を表示する指標としての
目盛り6…が備えられている。
以上の構成により、仮設材仮置き姿勢検査治具Aを用
い、第3図に示すような平坦な地面G1上とか、第4図に
示すようなやや勾配のある傾斜した地面G2上に仮置き姿
勢が水平となるように置いた角材7,7上に、上下方向へ
の積み上げにより仮置きされた仮設材としての枠組足場
8…の管先端に支柱1の横側面が沿うように保持し、そ
の状態で、垂下された錘3を手で持って、目盛り6…の
うちの、支持板2に対する糸4の吊り下げ位置から支柱
1の横側面までの長さに等しいもの(25と記された位
置)に合わせ、すなわち、糸4が支柱1と平行になるよ
うにし、手を離したときに錘3が動くかどうかを見て枠
組足場8…の仮置き姿勢を検査する。
すなわち、錘3が動かなければ、仮置き姿勢が所定の鉛
直姿勢にあると判断し、一方、錘3が動けば、仮置き姿
勢が所定の鉛直姿勢からズレていると判断し、適宜、積
み上げ姿勢を修正し、所定の鉛直姿勢になるようにす
る。
第5図は、支持姿勢表示部材5の変形例を示し、その目
盛り6として、支持板2に対する糸4の吊り下げ位置か
ら支柱1の横側面までの長さに等しい箇所を0とし、そ
れから一方側に離れる箇所に正(+)の表示とともに離
間長さが付され、かつ、他方側に離れる箇所に負(−)
の表示とともに離間長さが付されている。
第6図は、支持姿勢表示部材5の別の変形例を示し、錘
3が移動する円弧状の軌跡に沿って、前述変形例と同様
の目盛り6…が付されている。
上記目盛り6…に代え、指標として角度を表示するよう
にしても良い。
前記支持1としては、例えば、二部材などの複数の部材
で伸縮および固定可能に構成しても良い。
〈考案の効果〉 本考案の仮設材仮置き姿勢検査治具によれば、支柱とし
て長いものを使用することにより、仮設材の積み上げ高
さが高くなっても対応でき、しかも、錘を支柱姿勢表示
部材の鉛直であるべき位置に合わせ、錘が指標に対して
動くかどうかを見るだけで仮設材の仮置き姿勢が所定の
鉛直姿勢になっているかどうかを検査できるから、仮設
材の仮置き姿勢が安定状態かどうかを容易に検査できる
ようになった。
そのうえ、仮設材の仮置き姿勢が所定の鉛直姿勢からズ
レているときに、指標に基づいてズレ量を判断できるか
ら、姿勢修正を行いやすく、やや勾配のあるような地面
上に仮置きする場合でも、安定状態で良好に仮置きする
ことができ、崩れを生じることなく安全かつ良好に仮設
材を仮置きする上で、極めて便利で有用な仮設材仮置き
姿勢検査治具を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る仮設材仮置き姿勢検査治具の実施
例を示し、第1図は、仮設材仮置き姿勢検査治具の全体
斜視図、第2図は、支柱姿勢表示部材の正面図、第3図
は、平坦な地面上に仮置きした場合の使用状態を示す正
面図、第4図は、勾配のある傾斜した地面上に仮置きし
た場合の使用状態を示す正面図、第5図は、支持姿勢表
示部材の変形例を示す正面図、第6図は、支持姿勢表示
部材の別の変形例を示す正面図である。 1……支柱 3……錘 4……索状体としての糸 5……支柱姿勢表示部材 6……指標としての目盛り 8……仮設材としての枠組足場
フロントページの続き (72)考案者 植野 寿一 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (56)参考文献 実開 昭52−130757(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱の上部側に、錘を吊り下げた索状体を
    連結垂下し、前記支柱の下部側に、前記錘の前記支柱に
    対する位置を表示する指標を備えた支柱姿勢表示部材を
    設けたことを特徴とする仮設材仮置き姿勢検査治具。
JP11424990U 1990-10-30 1990-10-30 仮設材仮置き姿勢検査治具 Expired - Lifetime JPH0748886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11424990U JPH0748886Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 仮設材仮置き姿勢検査治具

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Publication Number Publication Date
JPH0469576U JPH0469576U (ja) 1992-06-19
JPH0748886Y2 true JPH0748886Y2 (ja) 1995-11-08

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ID=31861915

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