JPH0748812A - 自動式遮断機 - Google Patents
自動式遮断機Info
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- JPH0748812A JPH0748812A JP4700594A JP4700594A JPH0748812A JP H0748812 A JPH0748812 A JP H0748812A JP 4700594 A JP4700594 A JP 4700594A JP 4700594 A JP4700594 A JP 4700594A JP H0748812 A JPH0748812 A JP H0748812A
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Abstract
動的に遮断する。 【構成】 自動車の通行車線の傍らに設置された支柱2
と、支柱2に取り付けられ、自動車の通行車線を遮断す
るためのアーム部を有する本体1とを備えている。本体
1にはアーム部を着脱可能とするアームベース8が路面
に対して平行に回転自在に軸支されて、アームベース8
は減速機付モータ11により回転力が伝達される構成と
なっている。本体1には、アームベース8の回転範囲を
約90度にて規制するように第1のアームベース用スト
ッパー15および第2のアームベース用ストッパー16
が設けられており、アームベース8がストッパー15,
16にて停止される各位置にはそれぞれ、アームベース
8を固定するための、第1のロックレバー17と第2の
ロックレバー18とが設けられている。これらロックレ
バー17,18は連結されいてソレノイド21により同
時に駆動される。
Description
車の通行車線を遮断する遮断機に関する。
所の平面図、図20は図19に示した遮断機の収容状態
を示す正面図である。
に示すように遮断機設置台101上に、徴収員が常勤す
るブース102、および防護柱103と一緒に設置され
ている。図19に示す遮断機は、遮断機設置台101の
両側の各通行車線を通行可能あるいは遮断するために2
つのアーム部104を備えており、このアーム部104
を自動車進入方向に対して矢印A方向あるいは矢印B方
向に移動させることにより、各通行車線をそれぞれ任意
に通行可能あるいは遮断する。
を閉じる際は、図20に示すようなアーム部104の収
容状態からブース102内の徴収員が手動にて止め金1
05を外し、アーム部104を自動車進入方向を塞ぐよ
うに引き出し、アーム部104は所定位置にてアームロ
ック機構(不図示)により固定される。
る際は、徴収員はアーム部104を一度持上げてから少
し移動させてアームロック機構を解除し、再びアーム部
104をもとの収容状態に戻して止め金105を掛けて
固定する。
断機は手動式のものであるので、次のような問題点があ
った。
ーム部を持上げることは徴収員に負担がかかる。
納箇所が道路より一段高い為、収納時あるいは取り出し
時に徴収員の手が届きにくく、操作がしづらい。
のは危険である。
担をかけることなく通行車線を自動的に遮断する自動式
遮断機を提供することを目的としている。
の、第1の発明は、自動車の通行車線の傍に路面に対し
て垂直に設置された支柱と、該支柱に取付けられた、自
動車の通行車線を遮断するためのアーム部を備える遮断
機本体と、前記遮断機本体と離れた位置に設置された、
前記遮断機本体を操作制御して前記アーム部により自動
車の通行車線を通行可能あるいは通行不可能にするため
の制御部兼操作部とを有する自動式遮断機であって、前
記遮断機本体は、本体内部に路面に対して略垂直に回転
自在に軸支される軸と、前記軸に路面に対して平行に固
定され、前記アーム部を着脱自在にするアームベース
と、前記軸に回転力を伝達し、前記アームベースを回転
駆動する回転駆動装置と、前記アームベースの回転範囲
を約90度に規制するためのアームベース用ストッパー
と、前記アームベースの各移動端においてそれぞれ前記
アームベースを固定するために、前記アームベースに掛
け外し可能に設けられた2つのロックレバーと、前記2
つのロックレバーを互いに連結して前記2つのロックレ
バーを前記アームベースに対して同時に掛け外し駆動す
るロックレバー駆動装置と、前記アームベースの各移動
端近傍にそれぞれ設けられ、前記アームベースがどちら
か一方の移動端から他方の移動端に到達したときに前記
回転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に停止
させるための2つのアームベース用検知手段とを具備
し、前記制御部兼操作部は、自動車の通行車線を通行可
能あるいは通行不可能にする際に前記回転駆動装置およ
びロックレバー駆動装置を同時に動作させることを特徴
とする。
ミッターを介して軸に回転力を伝達することを特徴とす
るものや、また、前記アームベースの一方の移動端から
他方の移動端までの間の一定時間内にて前記各検知手段
のどちらか一方に前記アームベースが到達しない場合に
前記回転駆動装置を停止させるとともに故障を報知する
ことを特徴とするものであってもよい。
は、自動車の通行車線の傍に路面に対して垂直に設置さ
れた支柱と、該支柱に取付けられた遮断機本体と、前記
遮断機本体と離れた位置に設置された、自動車の通行車
線を通行可能あるいは通行不可能にするための操作部
と、前記操作部における操作に基づいて前記遮断機本体
を制御する制御部とを有する自動式遮断機であって、前
記遮断機本体は、本体内部に路面に対して略垂直に回転
自在に軸支される軸と、前記軸に路面に対して平行に固
定された筒型のアームベースと、前記アームベースの内
部に摺動可能に収容され、前記アームベースとで自動車
の通行車線を遮断するスライドアームと、前記スライド
アームを前記アームベースの内部から出したり前記アー
ムベースの内部に引っ込めたりするためのスライドアー
ム駆動手段と、前記スライドアームの移動範囲を所定量
に規制するためのスライドアーム用ストッパーと、前記
スライドアームの各移動端近傍にそれぞれ設けられ、前
記スライドアームがどちらか一方の移動端から他方の移
動端に到達したときに前記スライドアーム駆動手段の駆
動を停止させるための2つのスライドアーム用検知手段
と、前記軸に回転力を伝達し、前記アームベースを回転
駆動する回転駆動装置と、前記アームベースの回転範囲
を約90度に規制するためのアームベース用ストッパー
と、前記アームベースの各移動端においてそれぞれ前記
アームベースを固定するために、前記アームベースに掛
け外し可能に設けられた2つのロックレバーと、前記2
つのロックレバーを互いに連結して前記2つのロックレ
バーを前記アームベースに対して同時に掛け外し駆動す
るロックレバー駆動装置と、前記アームベースの各移動
端近傍にそれぞれ設けられ、前記アームベースがどちら
か一方の移動端から他方の移動端に到達したときに前記
回転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に停止
させるための2つのアームベース用検知手段とを具備
し、前記制御部は、自動車の通行車線を通行可能にする
際には前記スライドアーム駆動手段により前記スライド
アームを前記アームベースの内部へ引っ込めたうえで前
記回転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に動
作させ、自動車の通行車線を通行不可能にする際には前
記回転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に動
作させたうえで前記スライドアーム駆動手段により前記
スライドアームを前記アームベースから出すことを特徴
とする。
通行車線がアーム部により遮断された状態において、ア
ーム部を着脱自在にするアームベースが停止していると
ともにアームベースがロックレバーにより固定されてい
る。
ある制御部兼操作部によって自動車が通行可能になるよ
うに遮断機本体を操作制御した際、回転駆動装置および
ロックレバー駆動装置が同時に動作して、ロックレバー
駆動装置によりアームベースを固定しているロックレバ
ーが外れるとともに、回転駆動装置により本体内部に路
面に対して略垂直に回転自在に軸支される軸に回転力が
伝達される。これにより、軸に路面に対して平行に固定
されたアームベースが回転駆動されるとともに、アーム
部も自動車の通行車線を通行可能にするように回転駆動
される。
転駆動されてアームベース用ストッパーにて規制された
とき、アームベースの移動端近傍に設けられたアームベ
ース用検知手段が作動して、回転駆動装置およびロック
レバー駆動装置は同時に停止する。これにより、アーム
ベースの回転駆動が停止するとともにアームベースにロ
ックレバーが掛かって、アームベースは固定され、自動
車の通行車線は完全に開放される。
車線を通行不可能にするように遮断機本体を制御操作し
た際には、上述の動作とは逆で、アームベースが水平に
約90度回転駆動された後にロックレバーにより固定さ
れ、アームベースに着脱自在なアーム部によって自動車
の通行車線が遮断される。
は、自動車の通行車線がアームベースとスライドアーム
によって遮断された状態にて、アームベースが停止して
いるとともにアームベースがロックレバーにより固定さ
れ、さらに、アームベース内部からスライドアームが出
ている状態でスライドアーム駆動手段が停止している。
ある操作部および制御部によって自動車の通行車線を通
行可能にするように遮断機本体を操作制御した際、ま
ず、スライドアーム駆動手段が動作してスライドアーム
をアームベースの内部へと引込み始める。その後、スラ
イドアームが移動端に到達してスライドアーム用ストッ
パーにて規制されたとき、スライドアーム用検知手段が
動作してスライドアーム駆動手段が停止する。すると、
回転駆動装置およびロックレバー駆動装置が同時に動作
して、ロックレバー駆動装置によりアームベースを固定
しているロックレバーが外れるとともに、回転駆動装置
により本体内部に路面に対して略垂直に回転自在に軸支
される軸に回転力が伝達される。これにより、軸に路面
に対して平行に固定されたアームベースがこの内部にス
ライドアームを収容した状態で自動車の通行車線を通行
可能にするように回転駆動される。
転駆動されてアームベース用ストッパーにて規制された
とき、アームベースの移動端近傍に設けられたアームベ
ース用検知手段が作動して、回転駆動装置およびロック
レバー駆動装置は同時に停止する。これにより、アーム
ベースの回転駆動が停止するとともにアームベースにロ
ックレバーが掛かって、アームベースは固定され、自動
車の通行車線は完全に開放される。
行不可能にするように遮断機本体を制御操作した際に
は、上述の動作とは逆で、アームベースが水平に約90
度回転駆動された後にロックレバーにより固定され、さ
らにアームベースの内部からスライドアームが出てく
る。このため、アームベースとスライドアームとで自動
車の通行車線が遮断される。
て説明する。
遮断機の第1の実施例にて通行車線を遮断(以下、
「閉」という)している状態での構成を示す正面図、図
2は、図1に示した自動式遮断機にてロックレバーが解
除された状態を示すA−A線断面図、図3は、図1に示
した自動式遮断機のB−B線断面図である。
に示すように本体1と支柱2とを備えている。本体1
は、側板1a、側板1bおよび上板1cが互いに直交し
て一体になったもので、側板1aを本体取付けボルト3
により支柱2に固定することで支持されている。このと
き、本体1は図3に示すアーム部25が路面に対して略
平行になるように支柱1に固定される。
軸受支持板4が上板1cに対して略平行に固定されてい
る。軸受支持板4の上面には軸受5がボルトによって固
定される一方、上板1cの下面には軸受6が軸受支持板
4に固定された軸受5と相対してボルトによって固定さ
れている。これら2つの軸受5,6との間には軸7が回
転自在に支持されており、軸7の上部側にはアーム部2
5(図3参照)が脱着可能なアームベース8が固定され
ている。軸7の、アームベース8の下方にはスプロケッ
ト9を有するトルクリミッター10が固定されている。
トルクリミッター10はアームベース8にかかる負荷が
一定トルク以上となる場合にスプロケット9を空回りさ
せるものである。
面には減速機付モータ11がモータ取付けボルト12に
より固定されており、減速機付モータ11の回転軸端に
はスプロケット13が固定されている。そして、軸7に
設けられたスプロケット9に減速機付モータ11の回転
力が伝達されるように、各スプロケット9,13間にか
けてチェーン14が掛け回されている。
の下面と側板1bとがなす角部には、側板1b側にアー
ムベース8を回転駆動した際に所定位置にて停止させる
ための第1のアームベース用ストッパー15が固定され
ている。上板1cの下面と側板1aとがなす角部には、
側板1a側にアームベース8を回転駆動した際に所定位
置にて停止させるための第2のアームベース用ストッパ
ー16が固定されている。各側板1a,1bは互いに直
交されているので、第1のアームベース用ストッパー1
5および第2のアームベース用ストッパー16によって
アームベース8の回転範囲が約90度に規制されてい
る。第1のアームベース用ストッパー15にはアームベ
ース8を固定するための第1のロックレバー17がその
一端部において組込みボルト19により側板1aと平行
な面内で回転自在に軸支されている。また、第1のロッ
クレバー17には、第1のロックレバー17がアームベ
ース8の上面に当接したときにアームベース8の上面に
係合する溝が形成されている。同様に、第2のアームベ
ース用ストッパー16にはアームベース8を固定するた
めの第2のロックレバー18がその一端部において組込
みボルト20により側板1aと平行な面内で回転自在に
軸支されている。また、第2のロックレバー18には、
第2のロックレバー18がアームベース8の上面に当接
したときにアームベース8の上面に係合する溝が形成さ
れている。第1のロックレバー17の他端部と第2のロ
ックレバー18の他端部とは、ロックレバー駆動装置と
してのソレノイド21により第1のロックレバー17お
よび第2のロックレバー18を同時に上方に駆動できる
ように、連結ボルト46によってソレノイド21に連結
されている。尚、上述したようなロック機構が有するソ
レノイド21は、図1および図2に示すように上板1c
の上面に固定されている。またソレノイド21の故障時
には、第2のロックレバー18を手動にて上方に移動さ
せることでアームベースの固定を解除することができ
る。
1bには第1のアームベース用ストッパー15にアーム
ベース8の側面が当接している状態を検知するアームベ
ース用検知手段としての第1のリミットスイッチ22が
設けられ、一方、側板1bには第2のアームベース用ス
トッパー16にアームベース8の側面が当接している状
態を検知するアームベース用検知手段としての第2のリ
ミットスイッチ23が設けられている。なお、アームベ
ース用検知手段は、光センサーなどで、アームベース8
との間隔が所定の距離になると作動するものでもよい。
アーム部25について説明する。
ベース8に組込みボルト24により組込まれている。本
実施例の装置では、自動車の接触による破損をアーム部
25のみに留める為、アームベース8とアーム部25と
の機械的強度を形状の大きさとアーム部25の穴で変え
ており、アーム部25機械的強度はアームベース8に比
べ極めて小さく設計している。また、アーム部25に
は、夜明け、夕方、夜でも遮断状態がはっきり視別でき
るようにランプが設けられており、ランプは昼間などの
一定の明るさで消灯するものである。このようなランプ
の構成を図4乃至図6に示す。
種々の例の構成を示す外観図である。
に、アクリルパイプ中に小形電球を連ねたチューブライ
ト26が取り付けられたものである。チューブライト2
6はコントローラなどにより不連続に点灯することを可
能としている。また、図5に示すようにアーム部25の
側面に非常回転灯27を設けたものや、図6に示すよう
にアーム部25の側面にLED表示部28を設けたもの
も考えられる。
ら遠く離れた場所、例えば図19に示したブース内また
は防護柱付近に、自動式遮断機を遠隔操作するための制
御部兼操作部が設置されている。この制御部兼操作部を
図7に示す。
施例を遠隔操作するための制御部兼操作部を示し、
(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図であ
る。図8は、図7に示した制御部兼操作部の内部器具配
置図である。
の正面には、通行車線を通行可能に操作する際に押され
る開釦スイッチ(PB−O)29と、通行車線を遮断す
る際に押される閉釦スイッチ(PB−C)30と、開閉
操作時に非常停止する際に押される非常停止釦スイッチ
(EPB)31と、電源供給中であることを表示する表
示灯(PL)32とが任意の位置に配設されている。ま
た、図7(b)に示すように、制御部兼操作盤の底部に
は、内部に設けられているブザーの音を周囲に報知でき
るようにブザー用パンチング穴33が穿設されている。
さらに、内部には、図8に示すような配置に漏電遮断機
(ELB)34、電磁接触器(MOC)35、補助リレ
ー(MO)36、補助リレー(MC)37、タイマー
(TO)38、サーマルリレー(OL1)39、補助リ
レー(EMX)40、リセット釦スイッチ(PB−R)
41、ブザー(BZ)42、端子台(TB)43が設け
られている。ここで、非常停止釦スイッチ(EPB)3
1はアームの動きを非常停止するものであり、停止と同
時にブザーが鳴る。また、復帰にはリセット釦スイッチ
(PB−R)41を押すと作動可能状態になる。漏電遮
断機(ELB)34は自動式遮断機の老朽化,事故等に
より電流が他へ漏電する場合に電源を遮断するためのも
のである。タイマー(TO)38は一定時間内(例えば
約20秒)にアームの終了信号が無い場合、モータの連
続回転を防止するものである。サーマルリレー(OL
1)39は過電流によるモータの焼損を防止するもので
ある。
いて説明する。
遮断(以下、「閉」という)した状態にある。図1の状
態において、料金所ブース内の徴収員が図7に示した制
御部兼操作盤の開釦スイッチ(PB−O)29を押す
と、減速機付モータ11およびソレノイド21は同時に
作動する。このとき、ソレノイド21は第2のロックレ
バー18とともにアームベース8に掛けられている第1
のロックレバー17を引き上げ、アームベース8を自由
に回転できる状態にする。一方、減速機付モータ11は
スプロケット13およびチェーン14を介し軸7に設け
られたスプロケット9に回転を伝達する。スプロケット
9が回転することにより、一定トルク以上伝達できない
トルクリミッター10が回転し、トルクリミッター10
を固定している軸7が回転する。これにより、軸7に固
定されたアームベース8が回転する。このように、第1
のロックレバー17が解除されたアームベース8は減速
機付モータ11により水平に回転を始める。
から側板1a側に約90°水平回転し、第2のアームベ
ース用ストッパー16に当接すると、ほぼ同時に第2の
リミットスイッチ23が作動する。これにより、減速機
付モータ11とソレノイド21の通電が遮断され、減速
機付モータ11は停止し、ソレノイド21は吸引力がな
くなる。そして、ソレノイド21の吸引力がなくなるこ
とで、第1のロックレバー17とともに第2のロックレ
バー18は自重にて下降しアームベース8をロックす
る。
での時間は減速機付モータがAC100V50Hzの場
合に約12秒となるように設計されており、この時間に
て通行車線は開放されて自動車の通行ができる状態にな
る。
機により遮断したいときは図7に示した閉釦スイッチ3
0を押すと、上述した動作において減速機付モータ11
が逆回転し、アームベース8により通行車線を開放した
状態から遮断した状態になる。
するための制御回路を図8および図9に基づいて説明す
る。
した制御部兼操作部内の制御回路を示している。これら
の図に示す制御回路は、リレー回路であり、接点a,b
において互いに接続されているものである。また、以下
の説明において、通常開接点をNO接点,通常閉接点を
NC接点として述べる。
の自動式遮断機を制御操作するための制御回路は、モー
タおよびソレノイド用駆動系、遮断機開閉運転系、非常
停止および故障検出系、遮断機開指令系、遮断機閉指令
系により構成されている。
釦スイッチ(PB−O)29を押すと、補助リレー(M
O)36のコイルに電圧が印加されて、補助リレー(M
O)36が動作する。このとき、開釦スイッチ(PB−
O)29と並列に接続されている補助リレー(MO)3
6のNO接点MO1も吸引されて閉じる。この状態で
は、開釦スイッチ(PB−O)29とNO接点MO1の
両方から補助リレー(MO)36へ電圧が供給されるこ
とになる。ゆえに、開釦スイッチ(PB−O)29から
手を離しても補助リレー(MO)36は動作をし続け
る。すなわち、自己のNO接点MO1により動作が保持
される。
て、補助リレー(MO)36のNO接点MO2が閉じて
電磁接触器(MOC)35のコイルに電圧が印加され、
電磁接触器(MOC)35が動作する。これにより、図
9に示すモータおよびソレノイド用駆動系において、電
磁接触器(MOC)35のNO接点MOC1と、補助リ
レー(MO)36のNO接点MO3が閉じてソレノイド
21に電圧が印加され、ソレノイド21が動作する。こ
れと同時に、減速機付モータ11にも電圧が印加され、
減速機付モータ11は開方向の回転を開始する。
部が第2のリミットスイッチ23に達すると、遮断機開
指令系に接続されているNC接点である第2のリミット
スイッチ(LS−O)23が作動して開くため、補助リ
レー(MO)36へ電圧が供給されなくなる。これによ
り、補助リレー(MO)36のNO接点MO1が復帰
し、遮断機開指令系における自己保持回路が解除され
る。また、遮断機開閉運転系において補助リレー(M
O)36のNO接点MO2も復帰し、電磁接触器(MO
C)35に電圧が供給されなくなる。これにより、モー
タおよびソレノイド用駆動系において、電磁接触器(M
OC)35のNO接点MOC1が復帰し、減速機付モー
タ11への通電が切れ、減速機付モータ11は停止す
る。また同時にソレノイド21への通電も切れてソレノ
イド21の吸引力がなくなるので、ソレノイド21に連
結されている第2のロックレバー18が自重により自動
的にアームベース8に掛かる。
る開動作中に、閉釦スイッチ(PB−C)30を押す
と、閉釦スイッチ(PB−O)30に連動するNC接点
S2が開いて遮断機開指令系の補助リレー(MO)36
への電圧供給が遮断され、補助リレー(MO)36の全
て接点が復帰する。と同時に、遮断機閉指令系におい
て、補助リレー(MC)37のコイルに電圧が印加され
て、補助リレー(MC)37が動作し、遮断機閉指令系
において自己保持回路を形成する。すると、遮断機開閉
運転系において、補助リレー(MC)37はNO接点M
C2を閉じるので、電磁接触器(MOC)35は動作し
たままとなる。よって、モータおよびソレノイド用駆動
系において、電磁接触器(MOC)35のNO接点MO
C1は閉じたままなので、ソレノイド21および減速機
付モータ11は通電状態のままとなる。ところが、補助
リレー(MO)36のNO接点MO3が復帰すると同時
に、補助リレー(MC)37のNO接点MC3が閉じる
ので、減速機付モータ11は逆転し、アームベース8の
動きは反対方向になる。
(PB−O)29と閉釦スイッチ(PB−C)30とを
同時に押すと、NC接点S1およびNC接点S2はそれ
ぞれ開となり、補助リレー(MO)36と補助リレー
(MC)37とは共に電圧が印加されない。すなわちア
ームベース8は停止状態である。
ついて説明する。
示すようにサーマルリレー(OL1)39、漏電遮断機
(ELB)34、ゼットラップ(Z1)44、ゼットラ
ップ(Z2)45を備えている。サーマルリレー(OL
1)39はモータ保護用過電流リレーである。漏電遮断
機(ELB)34は約100mAの漏電があると電源の
供給を遮断するものである。ゼットラップ(Z1)44
およびゼットラップ(Z2)45は電磁接触器の動作時
における接点からの火花(スパーク)を抑えるためのリ
レー保護用素子である。
ば約20秒)以内にアームの動きが終了しない場合に故
障と判断し、ブザーにて報知する機能を備えている。
(MO)36が作動すると、NO接点MO2が閉じて電
磁接触器(MOC)35が作動されるとともにタイマー
(TO)38の作動が開始する。そして、タイマー(T
O)38に設定した一定時間(50Hzの場合、約20
秒)を超えると、非常停止および故障検出系におけるタ
イマー(TO)38のNO接点TOが閉じる。これによ
り、非常停止および故障検出系には電圧が印加されて、
補助リレー(EMX)40が作動するとともにブザー
(BZ)42が鳴る。と同時に、補助リレー(EMX)
40が作動することで、補助リレー(EMX)40のN
O接点EMX3が閉じ、非常停止および故障検出系にお
いて自己保持回路が形成される。このため、NC接点E
MX1およびNC接点EMX2が開となり、遮断機開指
令系および遮断機閉指令系への電源供給が遮断される。
そして、補助リレー(MO)36のNO接点MO2およ
びNO接点MO3が復帰し、また補助リレー(MOC)
35のNO接点MOC1も復帰して図9に示す減速機付
モーター11およびソレノイド21への通電が遮断され
る。
ときも上述と同様にタイマー(TO)38に設定した一
定時間(50Hzの場合、約20秒)を超えるとブザー
(BZ)42が鳴る。
1)39が作動すると、非常停止および故障検出系にお
いて、サーマルリレー(OL1)39のNO接点OL1
が閉じて補助リレー(EMX)40が作動するとともに
ブザー(BZ)42が鳴る。と同時に、補助リレー(E
MX)40が作動することで、補助リレー(EMX)4
0のNO接点EMX3が閉じ、非常停止および故障検出
系にて自己保持回路が形成される。このため、NC接点
EMX1およびNC接点EMX2が開となり、遮断機開
指令系および遮断機閉指令系への電源供給を遮断する。
すなわち、減速機付モーター11およびソレノイド21
への通電が遮断される。
を押しても上述の説明と同様である。そして、上述のよ
うな非常停止および故障検知系を復帰させるにはリセッ
ト釦スイッチ(PB−R)41を押せばよい。
式遮断機の第2の実施例の設置状態を示し、(A)は通
行車線を閉じた状態での平面図、(B)は通行車線を開
いた状態での側面図である。
に道路がある場合、図11に示すように、上の道路を支
える脚部50の為に長さの短い遮断機設置台51が敷設
されることになる。ところが、遮断機設置台51に第1
の実施例で説明した自動式遮断機を設置すると、自動車
を通行可能にする際にアーム部が防護柱52に当たり、
アーム部を収納できなくなる。このため、図11に示す
ような、アーム部が短くなる自動式遮断機53を設置す
る必要が生じてくる。
する。
に備わる、アームベース8に対して着脱自在なアーム部
25(図1乃至図3参照)に代えて、アームベース8の
内部から出たりアームベース8の内部に入ったりするス
ライドアームを設けるとともに、設置上の景観を向上さ
せる為に第1の実施例に備わる制御部兼操作部(図7お
よび図8参照)を制御部と操作部とに分離して構成され
ている。したがって、アームベース8を水平回転させる
などの基本的な構造は第1の実施例と同じである。
て説明する。
実施例に備わるスライドアームを自動車の進入方向と反
対側から見たときの概略構成図である。図12では、説
明の便宜上、アームベースの、自動車の進入方向と反対
側になる面を切断しており、また、第1の実施例と同一
の部品には第1の実施例と同じ符号を付してある。図1
3は、本発明の自動式遮断機の第2の実施例に備わるス
ライドアームの構成を部分的に示し、(A)は図12の
A−A線断面図、(B)は図12のB−B線断面図、
(C)は図12のC−C線断面図、(D)は図12のD
−D線断面図である。
様に、本体1に固定された軸受7により回転可能に、か
つ路面に対して垂直に保持されている。この軸7には矩
形の筒形状であるアームベース8の一端側が固定され、
このアームベース8は軸7の回転に伴って路面に対して
平行に回転する。
対側の面(アームベース8の不図示の側面)には、スラ
イド用減速機付モータ(不図示)が固定され、このスラ
イド用減速機付モータの出力軸57はアームベース8の
一端側の内部に突出している。スライド用減速機付モー
タの出力軸57には、この出力軸57に一定トルク以上
の負荷がかかる場合に空回りするトルクリミッター付ス
プロケット58がキーなどで固定されている。また、手
動でスライドアーム61を移動させる場合は、このトル
クリミッターがクラッチの役割をし、減速機付モーター
との縁が切れ、容易に移動させることができる。
スプロケット59が、アームベース8の、自動車の進入
方向と反対側の面(アームベース8の不図示の側面)に
固定された軸により、回転自在に支持されている〔図1
3の(B)参照〕。このスプロケット59とトルクリミ
ッター付スプロケット58との間にはスライド駆動チェ
ーン60が掛け回されている。
アーム61が収容されている。アームベース8の内部に
て本体1側となる、スライドアーム61の一端には、ス
ライドアーム61を規則正しくスライドさせる目的で、
第1のサイドガイド兼滑り受け64が固定されている。
また、同様の目的で、アームベース8の他端側の、自動
車の進入方向と反対側の面(アームベース8の不図示の
側面)に、第2のサイドガイド兼滑り受け65が固定さ
れて、第2のサイドガイド兼滑り受け65によりスライ
ドアーム61がスライド可能に保持されている〔図13
の(B)参照〕。
は、スプロケット59を連れて動くことができるように
設けられており、アームベース8に固定される位置でス
ライド駆動チェーン60の張り具合を調整できる構造で
ある。
1のサイドガイド兼滑り受け64に設けられたチェーン
固定具70により固定されている〔図13の(D)参
照〕。このことにより、スライドアーム61は、スライ
ド用減速機付モータの出力軸57の回転に伴うスライド
駆動チェーン60の環状端、すなわちチェーン固定具7
0の移動に連れて、アームベース8の内部から出たりア
ームベース8の内部へ引っ込んだりすることができる。
となる、スライドアーム61の一端には、スライドアー
ム用ストッパー62が固定されている。このスライドア
ーム用ストッパー62は、スライドアーム61がアーム
ベース8の内部から出てきた際、第2のサイドガイド兼
滑り受け65の端面に最終的に当接してオーバースライ
ドを規制するものである。また、スライドアーム61の
他端にも、スライドアーム61がアームベース8の内部
へと引っ込む際、第2のサイドガイド兼滑り受け65の
端面に最終的に当接してオーバースライドを規制するス
ライドアーム用ストッパー63が固定されている。
部に完全に引き込まれ、スライドアーム用ストッパー6
3が第2のサイドガイド兼滑り受け65に当接した状態
(図12に示した状態)では、スライドアーム61に固
定されたリミットスイッチ用磁石(入)67は、アーム
ベース8の内側面に固定されたスライドアーム用検知手
段としての第3のリミットスイッチ69と対向する位置
にある〔図13の(C)参照〕。このような状態になる
と、第3のリミットスイッチ69が作動して、スライド
用減速機付モータの出力軸57の回転は停止する。
量、スライドアーム61が出て移動端に達した際には、
スライドアーム61に固定されたリミットスイッチ用磁
石(出)66は、第3のリミットスイッチ69よりも本
体1側に配置されている、スライドアーム用検知手段と
しての第4のリミットスイッチ68と対向する位置にあ
る。このときも、第4のリミットスイッチ68が作動し
て、スライド用減速機付モータの出力軸57の回転は停
止する。なお、スライドアーム用検知手段は、電磁式の
ものに限られず、発光部と受光部間の光が遮られたとき
に作動するような光学式のものでもかまわない。
備わる、本実施例の自動式遮断機から離れた場所には、
この自動式遮断機を制御操作する、制御部および操作部
が設置されている。例えば、図1に示すようにブース5
4内には制御部56が、防護柱52には操作部55が、
それぞれ設置されている。
し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面
図、(D)は内部器具配置図である。図15は、図11
に示した制御部56を示し、(A)は正面図、(B)は
側面図、(C)は内部器具配置図である。これらの図で
は、第1の実施例と同一の部品には第1の実施例と同じ
符号を付してある。
正面には、通行車線を通行可能に操作する際に押される
開釦スイッチ(PB−O)29と、通行車線を遮断する
際に押される閉釦スイッチ(PB−C)30と、開閉操
作時に非常停止する際に押される非常停止釦スイッチ
(EPB)31と、電源供給中であることを表示する表
示灯(PL)32と、キーを差し込んで回すことにより
主電源が入るキースイッチ(COS)71とが任意の位
置に配設されている。また、図14(b)に示すよう
に、制御部の底部には、内部に設けられているブザーの
音を周囲に報知できるようにブザー用パンチング穴72
が穿設されている。さらに、操作部55の内部には、図
14(D)に示すような配置にリセット釦スイッチ(P
B−R)41、ブザー(BZ)42、端子台(TB)7
3が設けられている。ここで、非常停止釦スイッチ(E
PB)31は、第1の実施例と同様に、アームの動きを
非常停止するものであり、停止と同時にブザーが鳴る。
また、復帰にはリセット釦スイッチ(PB−R)41を
押すと作動可能状態になる。キースイッチ(COS)7
1は、操作部55を屋外に設置した場合などに関係者以
外の操作を禁止できる。
56の内部には、漏電遮断機(ELB)34、電磁接触
器(MOC)35、補助リレー(MO)36、補助リレ
ー(MC)37、補助リレー(MF)74、補助リレー
(MR)75、補助リレー(OX)76、補助リレー
(CX)77、タイマー(TO)38、補助リレー(E
MX)40、サーマルリレー(OL1)39、サーマル
リレー(OL2)78、端子台(TB)79が設けられ
ている。ここで、漏電遮断機(ELB)34は、第1の
実施例と同様に、自動式遮断機の老朽化,事故等により
電流が他へ漏電する場合に電源を遮断するためのもので
ある。タイマー(TO)38は、一定時間内(例えば約
20秒)にアームの終了信号が無い場合、モータの連続
回転を防止するものである。サーマルリレー(OL1)
39およびサーマルリレー(OL2)78は、過電流に
よるモータの焼損を防止するものである。
14を参照し、本実施例の自動式遮断機の動作について
説明する。
第1の実施例と同じであるので、ここでは、主に第1の
実施例と異なるスライドアームの動作について述べるこ
とにする。
所のブース54内の徴収員が操作部55のキースイッチ
71(図14参照)にキーを差し込んで回すことで電源
を入れ、開釦スイッチ(PB−O)29(図14参照)
を押すと、スライドアーム61がa方向に移動してアー
ムベース8内部へ引っ込み始める。スライドアーム61
が移動端に達したことが第3のリミットスイッチ69
(図12参照)により検知されると、スライドアーム6
1の移動が停止する。すると、第1の実施例の動作と同
様に、減速機付モータ11(図1乃至図3参照)などが
作動して軸7(図12参照)が回転し、アームベース8
は水平に回転し始める。その後、アームベース8は、第
1の実施例の動作と同様に、約90°水平回転した位置
で停止する。これにより、防護柱52〔図11(A)参
照〕に当たることなく通行車線は開放されて自動車の通
行ができる状態になる。
機により遮断したい場合、図11(B)に示した状態に
おいて、閉釦スイッチ(PB−C)30(図14参照)
を押すと、減速機付モータ11(図1乃至図3参照)が
逆回転し、再び図11(A)に示した状態にアームベー
ス8が約90°水平回転して停止する。と同時に、アー
ムベース8内に収容されているスライドアーム61がb
方向に出てくる。そして、スライドアーム61が移動端
に達したことが第4のリミットスイッチ68(図12参
照)により検知されると、スライドアーム61の移動が
停止する。これにより、アームベース8とスラードアー
ム61とで通行車線を開放した状態から遮断した状態に
なる。
するための制御回路を図16乃至図18に基づいて説明
する。
に示した操作部および制御部内の回路を示している。こ
れらの図では、第1の実施例と同一の部品には第1の実
施例と同じ符号を付してある。これらの図に示す回路
は、実際には接点a,bおよび接点c,dでそれぞれ接
続されている。また、以下の説明において、通常開接点
をNO接点、通常閉接点をNC接点とする。
の自動式遮断機を制御操作するための制御回路は、モー
タおよびソレノイド用駆動系、遮断機開閉運転系、非常
停止および故障検出系、遮断機開指令系、遮断機閉指令
系、遮断機開閉運転系により構成されている。
釦スイッチ(PB−O)29を押すと、補助リレー(O
X)76のコイルに電圧が印加されて、補助リレー(O
X)76が動作する。このとき、開釦スイッチ(PB−
O)29と並列に接続されている補助リレー(OX)7
6のNO接点OX1も吸引されて閉じる。この状態で
は、いわゆる自己保持回路となり、開釦スイッチ(PB
−O)29から手を離しても補助リレー(OX)76は
動作し続ける。
転系において、補助リレー(OX)76のNO接点OX
3が閉じて補助リレー(MR)75のコイルに電圧が印
加され、補助リレー(MR)75が動作する。これによ
り、図16に示すモータおよびソレノイド用駆動系にお
いて、補助リレー(MR)75のNO接点MR1,MR
3が閉じてスライド用減速機付モータ80に電圧が印加
され、スライド用減速機付モータ80はスライドアーム
61(図12参照)をアームベース8(図12参照)の
内部に収容するように回転を開始する。
照)がアームベース8(図12参照)の中に収容され、
リミットスイッチ用磁石(入)67(図12参照)が第
3のリミットスイッチ69(図12参照)の位置に達す
ると、遮断機開閉運転系において、第3のリミットスイ
ッチ(LS−R)69がCOM−NCからCOM−NO
に切替わる。すると、補助リレー(MR)75に電圧が
供給されなくなる。これにより、モータおよびソレノイ
ド駆動系において、補助リレー(MR)75のNO接点
MR1,MR3は復帰し、スライド用減速機付モータ8
0への通電は切れ、スライド用減速機付モータ80は停
止する。これにより、スライドアーム61(図12参
照)はアームベース8(図12参照)の内部に収容され
た状態となる。
R)69がCOM−NOに切替わったことで、補助リレ
ー(MO)36が動作して、補助リレー(MO)36の
NO接点MO1が閉じ、電磁接触器(MOC)35が動
作する。これにより、モータおよびソレノイド駆動系に
おいて、第1の実施例と同様に、電磁接触器(MOC)
35のNO接点MOC1と、補助リレー(MO)36の
NO接点MO3とが閉じ、ソレノイド21が動作すると
同時に、減速機付モータ11も開方向の回転を開始す
る。
ベース8(図1乃至図3、図12参照)が第2のリミッ
トスイッチ23(図1乃至図3)に達すると、遮断機開
指令系に接続されているNC接点である第2のリミット
スイッチ(LS−O)23が作動して開くため、補助リ
レー(OX)76へ電圧が供給されなくなる。これによ
り、補助リレー(OX)76のNO接点OX1が復帰
し、遮断機開指令系における自己保持回路が解除され
る。また、遮断機開閉運転系において、補助リレー(O
X)76のNO接点OX3が復帰し、補助リレー(M
O)36に電圧が供給されなくなり、補助リレー(M
O)36のNO接点MO1も復帰し、電磁接触器(MO
C)35に電圧が供給されなくなる。これにより、モー
タおよびソレノイド用駆動系において、電磁接触器(M
OC)35のNO接点MOC1が復帰し、減速機付モー
タ11への通電が切れ、減速機付モータ11は停止す
る。また同時にソレノイド21への通電も切れてソレノ
イド21の吸引力がなくなるので、ソレノイド21に連
結されている第2のロックレバー18(図1乃至図3参
照)が自重により自動的にアームベース8(図1乃至図
3、図12参照)に掛かる。
る開動作中に閉釦スイッチ(PB−C)30を押すと、
閉釦スイッチ(PB−C)30に連動する接点NC接点
S2が開いて、補助リレ−(OX)76への電圧供給が
遮断され、補助リレ−(OX)76の全ての接点が復帰
する。このため、第3のリミットスイッチ(LS−R)
69がCOM−NCの場合、補助リレー(MR)75へ
の電圧供給が遮断され、補助リレー(MR)75の全て
の接点が復帰する。あるいは、第3のリセットスイッチ
(LS−R)69がCOM−NOの場合、補助リレー
(MO)36への電圧供給が遮断され、補助リレー(M
O)36の全ての接点が復帰する。と同時に、遮断機閉
指令系における補助リレー(CX)77が動作し、遮断
機開閉運転系における補助リレー(CX)77のNO接
点CX3が閉じるので、補助リレー(MF)74または
補助リレー(MC)37に電圧が供給されて、補助リレ
ー(MF)74の接点系に連動しているNO接点MF
1,MF3が閉じたり、補助リレー(MC)37の接点
系に連動しているNO接点MC3が閉じたりすることに
より各モータ94,11は逆転し、アームベース8(図
1乃至図3、図12参照)の動き、およびスライドアー
ム61(図12参照)の動きは、開釦スイッチ(PB−
O)29を押したときと反対方向に切替わる。
(PB−O)29と閉釦スイッチ(PB−C)30とを
同時に押すと、NC接点S1およびNC接点S2はそれ
ぞれ開となり、補助リレー(OX)76と補助リレー
(CX)77とは共に電圧が印加されない。すなわちア
−ムベ−ス8(図12参照)およびスライドアーム61
(図12参照)は停止状態である。
について説明する。
に示すように、第1の実施例と同様の、サーマルリレー
(OL1)39、漏電遮断機(ELB)34、ゼットラ
ップ(Z1)44、ゼットラップ(Z2)45を備え、
さらにスライド用減速機付モータ80を保護するための
過電流リレーであるサーマルリレー(OL2)78を備
えている。
同様に、通常の動作に必要な一定時間以内にアームベー
スおよびスライドアームの動きが終了しない場合に故障
と判断し、ブザーにて報知する機能を備えている。
動作すると、非常停止および故障検出系において、NO
接点OX4が閉じてタイマー(TO)38の作動が開始
する。そして、タイマー(TO)38に設定した一定時
間を超えると、非常停止および故障検出系におけるタイ
マー(TO)38のNO接点TOが閉じる。これによ
り、非常停止および故障検出系には電圧が印加されて、
補助リレー(EMX)40が作動するとともにブザー
(BZ)42が鳴る。と同時に、補助リレー(EMX)
40が作動することで、補助リレー(EMX)40のN
O接点EMX3が閉じ、非常停止および故障検出系にお
いて自己保持回路が形成される。このため、NC接点E
MX1およびNC接点EMX2が開となり、遮断機開指
令系および遮断機閉指令系への電源供給が遮断される。
そして、補助リレー(OX)76のNO接点OX3が復
帰し、第3のリセットスイッチ(LS−R)69がCO
M−NCの時には、補助リレー(MR)75のNO接点
MR1,MR3が復帰してスライド用減速機付モータ8
0への通電が遮断される。一方、第3のリセットスイッ
チ(LS−R)69がCOM−NOの時には、補助リレ
ー(MO)36のNO接点MO1,MO3が復帰すると
ともに電磁接触器(MOC)35のNO接点MOC1が
復帰して、減速機付モーター11およびソレノイド21
への通電が遮断される。
ー(CX)77が作動するときも上述と同様にタイマー
(TO)38に設定した一定時間を超えるとブザー(B
Z)42が鳴る。
においても、サーマルリレー(OL1)39またはサー
マルリレー(OL2)78が作動すると、非常停止およ
び故障検出系における、サーマルリレー(OL1)39
のNO接点OL1、またはサーマルリレー(OL2)7
8のNO接点OL2が閉じて補助リレー(EMX)40
が作動するとともにブザー(BZ)42が鳴る。と同時
に、補助リレー(EMX)40が作動することで、補助
リレー(EMX)40のNO接点EMX3が閉じ、非常
停止および故障検出系にて自己保持回路が形成される。
このため、NC接点EMX1およびNC接点EMX2が
開となり、遮断機開指令系および遮断機閉指令系への電
源供給を遮断する。すなわち、減速機付モーター11お
よびソレノイド21、またはスライド用減速機付モータ
80への通電が遮断される。
を押しても上述の説明と同様である。そして、上述のよ
うな非常停止および故障検知系を復帰させるにはリセッ
ト釦スイッチ(PB−R)41を押せばよい。
に料金所の上に道路がある場合に敷設される、長さの短
い遮断機設置台に設置されたとき、自動車を通行可能に
する際に防護柱に当たることがなくなる。
は、遮断機による通行車線の開閉は、釦スイッチにより
行っているが、本発明の装置はこれに限られるものでは
なく、例えばゲートの信号機(青、赤)と連動して開閉
できる回路を内蔵していてもよい。
アームの開閉操作の指令は、有線式および無線式のどち
らでもよい。
行車線の開閉動作にかかる時間が一定時間を超えるとブ
ザーにて報知しているが、本発明の装置は開閉動作時に
もブザーにて危険を報知してもよい。これは、ソレノイ
ドの駆動と同期するように接続すれば容易に可能とな
る。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
兼操作部によって自動車の通行車線が自動的に通行可能
あるいは通行不可能になるように遮断機本体を遠隔操作
できる構成なので、重いアーム部を作業者が一旦持上げ
て操作する必要がなく、作業者に負担がかからないで済
む。また、自動車の通行車線上で人が開閉作業を行わな
いので安全である。
固定するために掛け外し可能な2つロックレバーを設
け、これら2つのロックレバーを互いに連結して1つの
ロックレバー駆動装置により同時に掛け外し駆動するの
で、各ロックレバーに対してそれぞれロックレバー駆動
装置は必要なく、自動式遮断機の構成を簡単にすること
ができる。このため、装置が安価に製造できる。
1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、アーム
ベースの内部から出たりアームベースの内部へと引っ込
んだりするスライドアームを設けたことにより、首都高
速道路のように料金所の上に道路があって、上の道路を
支える脚部の為に長さの短い遮断機設置台が敷設される
場合などにおける、通行車線を遮断している時のアーム
の長さのままだと自動車を通行可能にする際にアームが
防護柱に当たるという問題点を解消することができる。
また、制御部と操作部とに分離しているので、操作部が
小型なものとなり、設置上の景観を向上させることがで
きる。
線を遮断している状態における構成を示す正面図であ
る。
ーが解除された状態におけるA−A線断面図である。
ある。
る。
る。
る。
作するための制御部兼操作盤を示す構成図であり、
(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図であ
る。
である。
御回路図である。
制御回路図である。
状態を示しており、(A)は通行車線を閉じた状態での
平面図、(B)は通行車線を開いた状態での側面図であ
る。
るスライドアームを示す概略断面図である。
るスライドアームの構成を部分的に示し、(A)は図1
2のA−A線断面図、(B)は図12のB−B線断面
図、(C)は図12のC−C線断面図、(D)は図12
のD−D線断面図である。
するための操作部を示し、(A)は正面図、(B)は側
面図、(C)は底面図、(D)は内部器具配置図であ
る。
するための制御部を示し、(A)は正面図、(B)は側
面図、(C)は内部器具配置図である。
御部内の制御回路である。
御部内の制御回路である。
御部内の制御回路である。
ある。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車の通行車線の傍に路面に対して垂
直に設置された支柱と、該支柱に取付けられた、自動車
の通行車線を遮断するためのアーム部を備える遮断機本
体と、該遮断機本体と離れた位置に設置された、前記遮
断機本体を操作制御して前記アーム部により自動車の通
行車線を通行可能あるいは通行不可能にするための制御
部兼操作部とを有する自動式遮断機であって、 前記遮断機本体は、 本体内部に路面に対して略垂直に回転自在に軸支される
軸と、 前記軸に路面に対して平行に固定され、前記アーム部を
着脱自在にするアームベースと、 前記軸に回転力を伝達し、前記アームベースを回転駆動
する回転駆動装置と、 前記アームベースの回転範囲を約90度に規制するため
のアームベース用ストッパーと、 前記アームベースの各移動端においてそれぞれ前記アー
ムベースを固定するために、前記アームベースに掛け外
し可能に設けられた2つのロックレバーと、 前記2つのロックレバーを互いに連結して前記2つのロ
ックレバーを前記アームベースに対して同時に掛け外し
駆動するロックレバー駆動装置と、 前記アームベースの各移動端近傍にそれぞれ設けられ、
前記アームベースがどちらか一方の移動端から他方の移
動端に到達したときに前記回転駆動装置およびロックレ
バー駆動装置を同時に停止させるための2つのアームベ
ース用検知手段とを具備し、 前記制御部兼操作部は、自動車の通行車線を通行可能あ
るいは通行不可能にする際に前記回転駆動装置およびロ
ックレバー駆動装置を同時に動作させることを特徴とす
る、自動式遮断機。 - 【請求項2】 前記回転駆動装置は、トルクリミッター
を介して軸に回転力を伝達することを特徴とする、請求
項1に記載の自動式遮断機。 - 【請求項3】 前記アームベースの一方の移動端から他
方の移動端までの間の一定時間内にて前記各検知手段の
どちらか一方に前記アームベースが到達しない場合に前
記回転駆動装置を停止させるとともに故障を報知するこ
とを特徴とする、請求項1に記載の自動式遮断機。 - 【請求項4】 自動車の通行車線の傍に路面に対して垂
直に設置された支柱と、該支柱に取付けられた遮断機本
体と、該遮断機本体と離れた位置に設置された、自動車
の通行車線を通行可能あるいは通行不可能にするための
操作部と、該操作部における操作に基づいて前記遮断機
本体を制御する制御部とを有する自動式遮断機であっ
て、 前記遮断機本体は、 本体内部に路面に対して略垂直に回転自在に軸支される
軸と、 前記軸に路面に対して平行に固定された筒型のアームベ
ースと、 前記アームベースの内部に摺動可能に収容され、前記ア
ームベースとで自動車の通行車線を遮断するスライドア
ームと、 前記スライドアームを前記アームベースの内部から出し
たり前記アームベースの内部へ引っ込めたりするための
スライドアーム駆動手段と、 前記スライドアームの移動範囲を所定量に規制するため
のスライドアーム用ストッパーと、 前記スライドアームの各移動端近傍にそれぞれ設けら
れ、前記スライドアームがどちらか一方の移動端から他
方の移動端に到達したときに前記スライドアーム駆動手
段の駆動を停止させるための2つのスライドアーム用検
知手段と、 前記軸に回転力を伝達し、前記アームベースを回転駆動
する回転駆動装置と、 前記アームベースの回転範囲を約90度に規制するため
のアームベース用ストッパーと、 前記アームベースの各移動端においてそれぞれ前記アー
ムベースを固定するために、前記アームベースに掛け外
し可能に設けられた2つのロックレバーと、 前記2つのロックレバーを互いに連結して前記2つのロ
ックレバーを前記アームベースに対して同時に掛け外し
駆動するロックレバー駆動装置と、 前記アームベースの各移動端近傍にそれぞれ設けられ、
前記アームベースがどちらか一方の移動端から他方の移
動端に到達したときに前記回転駆動装置およびロックレ
バー駆動装置の駆動を同時に停止させるための2つのア
ームベース用検知手段とを具備し、 前記制御部は、自動車の通行車線を通行可能にする際に
は前記スライドアーム駆動手段により前記スライドアー
ムを前記アームベースの内部へ引っ込めたうえで前記回
転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に動作さ
せ、自動車の通行車線を通行不可能にする際には前記回
転駆動装置およびロックレバー駆動装置を同時に動作さ
せたうえで前記スライドアーム駆動手段により前記スラ
イドアームを前記アームベースから出すことを特徴とす
る、自動式遮断機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP5-130518 | 1993-06-01 | ||
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JPH0748812A true JPH0748812A (ja) | 1995-02-21 |
JP3571075B2 JP3571075B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=26387168
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04700594A Expired - Fee Related JP3571075B2 (ja) | 1993-06-01 | 1994-03-17 | 自動式遮断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3571075B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100978903B1 (ko) * | 2009-07-23 | 2010-08-30 | 주식회사 테크앤월드 | 안전장치가 부착된 에스컬레이터용 멀티포스트 |
CN109555045A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-02 | 盛视科技股份有限公司 | 应用于安检通道的手动闸门机构及安检台 |
KR102210307B1 (ko) * | 2020-08-07 | 2021-02-01 | 주식회사 파트로20 | 정전 시에도 동작하는 주차차단기 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP04700594A patent/JP3571075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100978903B1 (ko) * | 2009-07-23 | 2010-08-30 | 주식회사 테크앤월드 | 안전장치가 부착된 에스컬레이터용 멀티포스트 |
CN109555045A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-04-02 | 盛视科技股份有限公司 | 应用于安检通道的手动闸门机构及安检台 |
CN109555045B (zh) * | 2019-01-22 | 2023-02-17 | 盛视科技股份有限公司 | 应用于安检通道的手动闸门机构 |
KR102210307B1 (ko) * | 2020-08-07 | 2021-02-01 | 주식회사 파트로20 | 정전 시에도 동작하는 주차차단기 |
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