JP2861952B2 - 車輌通行規制装置 - Google Patents

車輌通行規制装置

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JP2861952B2
JP2861952B2 JP8191069A JP19106996A JP2861952B2 JP 2861952 B2 JP2861952 B2 JP 2861952B2 JP 8191069 A JP8191069 A JP 8191069A JP 19106996 A JP19106996 A JP 19106996A JP 2861952 B2 JP2861952 B2 JP 2861952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定地域や専用駐車場
あるいは団地、集合住宅などの車輌出入口において関係
者車輌以外の車輌の不法侵入を防止するために設置され
る車輌通行規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、関係車輌以外の車輌の不法侵
入を防止する目的で設けられるこの種の車輌通行規制装
置としては、特定の関係者のみが所持する専用リモコン
によって車輌出入口を開閉する様にした門扉式自動ゲー
ト、あるいはチェーン自動ゲート等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの自動ゲートは
何れも、専用リモコンを所持しない“非関係者”の不法
な車輌侵入を防止するという点では非常に効果を有す
る。しかしながら、これらの自動ゲートは、通常、車輌
出入口を遮断しているために自動車等、例えば、軽自動
車、普通自動車、大型自動車等(以下、これらを“自動
車等”と称す)の車輌以外の通行、例えば、歩行者、自
転車、バイク、車椅子あるいは乳母車等(以下、これら
を“歩行者等”と称す)の通行が規制されるという問題
がある。即ち、歩行者等の通行は、少なくとも専用リモ
コンを所持しない限り、ゲートを通過することはでき
ず、このためゲートの側方に歩行者専用の迂回通路を設
けることによってその便宜をはかる必要があった。しか
しそれでも歩行者等は、車輌出入口を利用できないため
に、わざわざ歩行者用通路を迂回しなければならず、関
係者自身が日常生活の通行に不便を強いられるという不
都合があった。また、自動ゲートではゲートが閉鎖して
いる状態で停電等の理由で万一、電源供給が遮断した場
合に、ゲートは閉まったままとなって、非常事態におけ
る車輌通行ができなくなり、救急車や消防車等の緊急車
輌の出入りもできなくなるという最悪の事態も心配なた
め、この点の対策も踏まえておくことが望まれる。
【0004】本発明はかかる現況の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、ゲートとして自動車等の車輌通行を遮
断しているときでも歩行者等の通行に対しては完全に通
行規制するのではなく、車路を通行できるようにすると
ともに、万一停電等が発生した場合でも、そのときは、
自動的に車輌通行規制を解除して車輌出入口を開放する
ことによって、非常事態時の車輌通行上の支障を回避で
きるようにした車輌通行規制装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
課題を解消すべく検討した結果、車輌通行路幅の間にお
いて地中から自動車等の通行を阻止するための車輌通行
規制部材を出没させて車輌通行路幅を実質的に狭めるよ
うにすれば、自動車等の車輌は、この車輌通行規制部材
によってその進行が阻まれるものの、通行人等の通行は
車輌通行規制部材間を自由に往来することができる。ま
た、停電時の対処としては、電源供給が遮断されたとき
に、前記車輌通行規制部材が車輌の通過に支障のない位
置まで降下する構造が実現できれば停電時の車輌通行を
阻害するという問題も解消できる。
【0006】かかる思想に基づき完成された請求項1記
載の発明は、車輌通行路の地中に埋設され、路面より上
方に突出した位置において車輌通行路幅を実質的に狭め
て自動車等の車輌通行を阻止する上昇位置と、路面付近
に下降した位置において前記車輌通行を阻止しない下降
位置との間を二位置的に昇降駆動され、前記下降位置へ
の下降復帰力を有する所定幅の車輌通行規制手段と、前
記車輌通行規制手段を昇降動作可能に支持する支持手段
と、前記車輌通行規制手段を昇降駆動するための駆動手
段と、前記駆動手段を電気制御し、前記車輌通行規制手
段を前記上昇位置と、前記下降位置とに選択的に駆動制
御するための駆動制御手段と、電源供給がなされている
とき、前記上昇位置にある前記車輌通行規制手段を前記
下降復帰力に抗して、その上昇位置にて停止保持し、電
源供給がなされないとき、該停止保持を解除する停止保
持手段と、から成り、前記車輌通行規制手段は、電源供
給がなされないとき、前記下降復帰力により自動的に前
記下降位置へ復帰する様に構成した。
【0007】このような車輌通行規制装置は次のように
動作する。車輌が出入りするとき以外(この状態を、以
下、常態と称す)は、車輌通行規制手段は上昇位置にあ
り、この車輌通行規制手段によって車輌通行路幅が複数
分割される結果、車輌通行路幅が実質的に車体幅よりも
狭くなり車輌の通行が阻止される。一方、車輌が出入り
するときは、車輌通行規制手段は下降位置にあって車輌
の通行が許可される。車輌通行規制手段は前記上昇位置
と下降位置との間を駆動源から与えられた昇降駆動力に
よって支持手段に支えられながら二位置的に移動する。
前記車輌通行規制手段には自重もしくは附勢力等によ
り、常に下降復帰力が作用しており、前記上昇位置は、
前記停止保持手段に電源供給がなされていることによっ
て前記下降復帰力に抗して停止保持される。そして停電
等により停止保持手段への電源供給が断たれたときに
は、その停止保持が解除され、前記車輌通行規制手段は
前記下降復帰力によって下降位置に移動する。このよう
にして車輌通行規制手段は上昇位置と下降位置とによっ
て自動車等の車輌の通行阻止と通行許可を切り換える
が、この車輌通行規制手段によって車輌通行路幅が実質
的に自動車等の車輌幅よりも狭められるものの、歩行者
等の通行にとって十分な幅(例えば1000mm〜12
00mm程度)が確保されることによって、歩行者等は
車輌通行規制手段が上昇位置にある場合でも、分割され
た車路幅内を自由に往来できる。
【0008】車輌通行規制手段の数は車路幅の広狭に応
じて適宜設定されるが、通常の道路(例えば4m〜6m
程度)であれば、車輌通行路幅の中央をはさんで所定の
間隔を置いて2つ設けることが好ましい。またこの場合
これら2つの車輌通行規制手段は1つの本体を共有した
ユニット構成となすことが施工及びメンテナンスの容易
性の観点から好ましい。
【0009】これら2つの車輌通行規制手段は、1つの
前記駆動手段により同期的に連動して昇降駆動させるこ
とが望まれる。
【0010】車輌通行規制手段の対向し合う面間の距離
は1000mm〜1200mmに設定することが推奨さ
れる。
【0011】車輌通行規制手段及び支持手段としては、
上昇位置において自動車等の車輌の通行を阻止でき、下
降位置において車輌の通行を許可でき、且つ車輌の衝突
にも耐えうる機械的強度を有するものであれば、その具
体的構造及び形状は問わないが、構造簡単で故障が少な
く、且つ機械的強度にも優れているという観点からは、
例えば、車輌通行規制手段としては上端が閉口し、下端
が開口した厚肉の柱状筒体を用い、一方、これを支持す
る支持手段としては、十分な機械的強度を有する本体基
礎部材上に設けられ、前記車輌通行規制手段の柱状筒体
内に摺動可能に嵌合される柱状支持部と、前記車輌通行
規制手段がその下降位置にあるとき、車輌通行規制手段
の筒体内閉口部内面に当接して垂直方向の荷重を受ける
上端支持部とを有するものを用いることが好ましい。こ
のような構造の車輌通行規制手段と支持手段を用いた場
合、車輌通行規制手段の昇降動作は円滑に行われるとと
もに、車輌通行規制手段の側方に車輌が衝突等して大き
な荷重が作用した場合でも、この荷重は柱状筒体内の支
持手段で受けるから、曲がったりすることはない。また
上端支持部は下降位置にある車輌通行規制手段の閉口部
内面に当接してその垂直荷重を支持部材が受けるため、
車輌通行規制手段を昇降駆動する駆動機構部等への荷重
影響を与えず故障等を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を図面に基づき
説明する。図1は本発明の車輌通行規制装置の代表的実
施例を設置した状態、図2は同実施例装置の設置箇所を
歩行者等が通行する様子、図3は同箇所を自動車が通行
している様子を示している。本実施例は、車輌通行路幅
Dの中央をはさんで、距離D1の間隔をあけて2つの柱
状の車輌通行規制部材100を配置し、且つその外側位
置である車輌通行路幅Dの両側位置に疑似規制部材40
0,500を配置している。距離D1は車輌通行規制部
材100の対向し合う面間の距離であり、通行規制しよ
うとする自動車の車体幅よりも狭く設定する。ここでは
距離D1は1000mm〜1200mmに設定してい
る。車輌通行規制部材100は共通の駆動源によって昇
降駆動され、この駆動源及びその周辺機構は地中に埋設
された本体部1内に一体的に収容されており、車輌通行
規制部材100の昇降駆動に関する装置群をユニット化
している。
【0013】本実施例は、図3に示すように、車輌通行
規制部材100を下降させたときに自動車の通行が許可
され、他方、車輌通行規制部材100を上昇させたとき
には自動車の通行が規制されるが、歩行者等は図2に示
すように、車輌通行規制部材100が上昇位置にある場
合であっても車輌通行規制部材100間あるいは車輌通
行規制部材100と疑似規制部材400,500との間
を自由に通行することができる。本実施例では車輌通行
路幅Dが広いために疑似規制部材400,500を設け
ているが、車輌通行路幅Dが狭い場合や、道路両側に道
路に沿った壁がある場合には疑似規制部材400,50
0は省略する場合もある。また図例のものでは、車輌通
行規制部材100は二つ設けているが、この数は車輌通
行路幅に応じて増減することができる。またその場合、
これら複数の車輌通行規制部材100の昇降動作は単一
の駆動源を共通使用し、且つ同期動作させることが好ま
しいことはいうまでもない。
【0014】図4は地中に埋設される本体部1の外観図
である。本体部は直方体形状のケーシング2の上板3を
長手方向に3つに区画し、中央に設けた点検用の開閉蓋
4を間にはさんで、左右に車輌通行規制部材100を上
板3に対して出没可能にそれぞれ配置している。
【0015】図5は地中に埋設された本体部1の概要と
その両側に配置した疑似規制部材400,500の概要
とこれら装置間における制御信号の伝達経路の概要を示
している。疑似規制部材400,500は車輌通行規制
部材100に類似した外観を有する昇降機構を保有しな
い柱体である。疑似規制部材400,500は車路の両
側にあって自動車の通行を阻止する障害物としての機能
を果たすが、実際的には自動車等が通行する車路幅範囲
を示すためのものでもある。本実施例では、その内部空
間を利用して疑似規制部材400内に本体部300内の
各種装置群の制御を行う制御装置401を内蔵させてい
る。これにより、本装置の制御系に対するメンテナンス
が、地中に埋設した本体部1を開けることなく行える。
疑似規制部材400には制御装置401に指令を与える
ためのリモコン装置の受信部も内蔵されている。また疑
似規制部材400には受信部のアンテナや制御装置40
1に非常釦等の手動操作で指令を与えるための押ボタン
が設けられている。但し、いたずら防止の観点から、こ
れらは人の手の届かない場所に設置することも差し支え
ない。
【0016】疑似規制部材400,500には夜間通行
の安全をはかるための照明装置402,502及び事故
発生等の非常事態の通告や注意喚起を目的とした警告灯
403,503が装備されている。また車輌が通行中の
間は、例えば車輌通行規制部材100に対して上昇位置
への駆動指令が下されたとしても実行させないようにす
るために、車輌の通行を検知するビームセンサの投光部
504と受光部404をそれぞれ設けている。またこれ
ら投光、受光を行うために図1に示すように疑似規制部
材400,500には窓420,520を設け、更に車
輌通行規制部材100の表面には疑似規制部材400,
500から照射される光を反射する反射テープ120が
貼られており、夜間等においてドライバーが車輌通行規
制部材100の存在を見落とさないように工夫してい
る。
【0017】一方、地中に埋設されるユニット化された
本体部1には、車輌通行規制部材100と、この車輌通
行規制部材100を昇降動作可能に支持する支持手段1
50と、この車輌通行規制部材100を昇降駆動するた
めの駆動装置200と、この駆動装置200を電気制御
し、前記車輌通行規制部材100を前記上昇位置と、前
記下降位置との位置検出のための位置センサー252,
253と、電源供給がなされているとき、前記上昇位置
にある前記車輌通行規制部材100を前記下降復帰力に
抗して、その上昇位置にて停止保持し、電源供給がなさ
れないとき、該停止保持を解除する停止保持手段300
と、を有している。以下、これら各部の詳細を説明す
る。
【0018】車輌通行規制部材100及び支持手段15
0は図6によって示される。車輌通行規制部材100は
例えば15mm以上の肉厚を有するステンレス製の上端
が閉口した円筒体であり、頂面101には同心状の溝1
02を形成し、その中心位置に内部空間に連通するネジ
孔103を設け、通常はビス104によってこのネジ孔
103を閉鎖している。一方、この車輌通行規制部材1
00を昇降可能に摺動支持する支持手段150は例えば
鉄を焼入れし、硬質クロムメッキした柱体であり、図7
の如く十分な機械的強度を有する本体基礎材5上に固定
設置している。支持部材150が固定設置される本体基
礎材5は本体部外装体としてのケーシング2から底上げ
した状態で架設されており、底上げによって形成された
空間を本装置内に侵入する雨水や地下水等の侵入水や結
露水を集めるための排出槽6としている。支持部材15
0の頂面151には円形状に陥没させた油供給部152
が形成され、且つその側部周面には前記油供給部152
につながり支持部材150の下端外周部に設けた油溜め
部154につながる縦方向に長くされた油導入溝153
が形成されている。車輌通行規制部材100は潤滑油を
介在させて支持部材150に摺動可能に嵌合され、ガタ
つきなく昇降動作ができるように支持された構成になっ
ている。車輌通行規制部材100の頂面101に設けた
同心状の溝102は本車輌通行規制部材100が下降位
置にあって、その頂面101表面が路面付近にあると
き、この上を通過する車輌や歩行者等が滑らないように
するための滑り止めであり、またネジ孔103は支持部
材150と車輌通行規制部材100との摺動動作を円滑
化するために、両部材間に潤滑油を注入するための注入
口であると同時に、メンテナンス等の目的で車輌通行規
制部材100を支持部材150から抜き取る際に、例え
ばアイボルト等に差し換え吊り上げるために設けられて
いる。また支持部材150に設けられた油導入溝153
は注油路であると同時に、車輌通行規制部材100を支
持部材150との嵌合空間Sを外気へ通気するための空
気導入孔としての機能も兼ねている。車輌通行規制部材
100は図7に示すように、その下端部105が油溜め
部154内の油中に一部没入した状態でその頂面101
の内面が円筒体の頂面151と当接する寸法関係に調整
されており、下降位置にあるときに車輌通行規制部材1
00の頂面101を通過する車体の荷重を車輌通行規制
部材100自身で受けるのではなく中実である耐荷重の
極めて大きな支持部材150によって担われるようにし
ている。またこのような寸法関係にあることによって下
降位置で油溜め部153に浸された車輌通行規制部材1
00の下端105が、その上昇位置への移動に伴って潤
滑油50を支持部材150の柱状支持部150aの表面
に自動的にひくようにすることができる。したがって定
期的に注油孔であるネジ孔103から注油を行うだけ
で、嵌合部への潤滑油の供給が適切になされる。また車
輌通行規制部材100は車輌の通行を阻止する上昇位置
にある場合でも全長の半分程度は支持部材150と嵌合
した状態となっており、車輌通行規制部材100に対す
る側方からの大きな荷重に対しても耐えることができ
る。また、車輌通行規制部材100の外周面にはその表
面を伝う侵入水を集水するための樋状の浸水受皿106
を設け、且つこの浸水受皿106には集水した侵入水を
本体部1の外装体としてのケーシング2内下部に設けた
排出槽6へと排出管107を通じて図7の如く案内する
構成としている。
【0019】図7において、排出槽6には水位センサ1
1を付設した強制排水用ポンプ10が装備されており、
前記排出槽6内の水位を検知してケーシング2外に設け
られる側溝等へ自動排水できる構成となっている。
【0020】車輌通行規制部材100は図7に示すよう
に所定の間隔D1を開けて2基搭載され、両車輌通行規
制部材100間にこれら両部材を同期させて昇降動作さ
せる単一の駆動装置200を設けている。この駆動装置
200には車輌通行規制部材100を上昇位置で停止保
持し、電源遮断時にその停止保持力を解除する停止保持
装置300が関係づけている。駆動装置200の上方位
置、即ち車輌通行規制部材100が出没するリング状蓋
体7によって挟まれた中間位置には保守点検用の開閉蓋
4を設けており、リング状蓋体7を開閉することなく駆
動装置200やこの駆動装置200から車輌通行規制部
材100への伝達機構205の保守点検ができるように
構成している。
【0021】図8は車輌通行規制部材100の上昇動作
を停止させる位置と下降動作を停止させる位置を検出す
るための位置センサ機構251を示している。ここでい
う上昇動作を停止させる位置とは車輌通行を阻止しうる
車輌通行規制部材100の上昇位置と一致しており、少
なくとも自動車の車体底部よりも高い位置を意味してい
る。位置センサ機構251は上昇動作停止位置検出用の
上部センサ252と下降動作停止位置検出用の下部セン
サ253とを角筒状の支持支柱254に上下にスライト
可能に装着したうえ上昇動作停止位置と下降動作停止位
置の調整をした後、これを車輌通行規制部材100の側
部位置に配置した角柱ピン255に差し込み、アングル
部材256に着脱可能に固定する構造となしている。そ
して、本車輌通行規制装置を新規に設置したり、車輌通
行規制部材100の上昇動作停止位置及び下降動作停止
位置の変更が必要となったときには図9の如くリング状
蓋体7を取り外したうえ、アングル部材256との結合
関係を解除することによって、位置センサ機構251全
体を外部へ取り出し調整することを可能にしている。位
置センサ機構251の取り外しを可能にしたことで、狭
い空間内での無理な調整作業をなくすことができる。
【0022】上部センサ252及び下部センサ253と
しては磁気センサを用いている。上昇動作停止位置の検
出は磁性体である車輌通行規制部材100の外周に設け
た浸水受皿106の外壁を利用し、他方、下降動作停止
位置の検出はおなじく磁性体である車輌通行規制部材1
00の下端部を利用する。そして上部センサ252が浸
水受皿106が近接位置に来たことを検知したときに駆
動装置200による上昇動作を停止させ、他方下部セン
サ253が車輌通行規制部材100の下端部を検知した
ときに駆動装置200による下降動作を停止させ、その
後は車輌通行規制部材100が保有する自重による下降
復帰力により下降位置、即ち路面に略一致した位置まで
降下するようになっている。ここでは下降位置への復帰
は自重でおこなっているがバネ等の附勢力によって復帰
力を与えても良い。尚、下降位置は車輌通行規制部材1
00の閉口部100aが支持部材150の頂面151に
当接する位置で決定される。
【0023】本発明においては、停電時の対策も重要な
テーマである。本発明では電源供給が遮断されたならば
車輌通行規制部材100が自動的に下降位置に降下する
ようにしている。この機構は、具体的には、電源供給が
なされているとき、上昇位置にある前記車輌通行規制部
材100を前記下降復帰力に抗して、その上昇位置にて
停止保持し、電源供給がなされないとき、該停止保持を
解除する動作内容を有する停止保持装置300によって
実現される。本実施例では図10に示すように駆動装置
200における電動モータ201の回転軸202を電磁
石301への通電によって拘束する、いわゆる「オンブ
レーキ」と称される方式を用いている。即ち、回転軸2
02に第1の円板302が固定されるとともに、回転軸
202に対してその軸方向に摺動自在な状態で磁性体の
第2の円板304を引っ張りバネ303を介して取り付
け、図11の如くこの第2の円板304を側部配置した
電磁石301に吸引させることによって電動モータ20
1の回転軸202を拘束し、これによって回転軸202
にギヤ及びチェーン等の駆動力伝達機構205を介して
連係している車輌通行規制部材100の上昇位置での停
止状態を維持しようとするものである。回転軸202の
拘束は電磁石への通電が解除されれば自動的に解かれる
こととなるから、停電等の発生によって電源供給が絶た
れたときには、電磁石301の吸引によるブレーキ機構
は解除され、車輌通行規制部材100は自重により下降
位置に自動的に復帰することとなる。
【0024】このような停止保持装置300は他の機構
を用いて実現することもできる。例えば駆動手段として
油圧昇降機構600を用いたときには、その構造及び動
作態様は図12〜図14で示すことができる。この装置
は円筒状の支持部材601に油圧シリンダー602を装
填し、前記支持部材601に車輌通行規制部材604を
摺動可能に嵌合支持し、前記油圧シリンダー602のプ
ランジャー603により車輌通行規制部材100を昇降
動作可能な構成となし、この車輌通行規制部材604の
昇降動作を切り換え弁を有する電磁弁Mg1によって操
作し、且つ車輌通行規制部材604の上昇位置での停止
保持動作を閉鎖弁を有する電磁弁Mg2によって実現し
ている。この例は切り換え弁を有する電磁弁Mg1と閉
鎖弁を有する電磁弁Mg2とを用いて電源供給遮断時の
下降位置への復帰動作を実現したものであるが、他の組
み合わせによっても実現できることはいうまでもない。
尚、この例でも下降位置において車輌通過によって車輌
通行規制部材604に加わる垂直荷重を駆動源である油
圧シリンダー602が直接受けないように、支持部材6
01の上端を高くすることで油圧シリンダー602を保
護している。動作手順を電磁弁Mg1及び電磁弁Mg2
のON,OFF動作とポンプを駆動させるモータ(M)
のON,OFFによって表現すると次のとおりである。 1)上昇動作開始:Mg1 ON ,Mg2 OFF ポートA−C連通 (図12) M ON ポートB−D連通 2)上昇位置停止:Mg1 ON ,Mg2 ON ポートA−C遮断 (図13) M OFF ポートB−D遮断 3)下降動作開始:Mg1 OFF,Mg2 OFF ポートA−D連通 (図14) M ON ポートB−C連通 4)下降動作完了:Mg1 OFF,Mg2 OFF ポートA−D連通 (図14) M OFF ポートB−C連通 5)電流遮断時 :Mg1 OFF,Mg2 OFF ポートA−D連通 (図14) M OFF ポートB−C連通
【0025】このように本実施例では、車輌通行規制部
材100の上昇位置での停止保持は電磁弁Mg2のポー
トを閉鎖することで実現され、他方、停電等の電源供給
遮断時の車輌通行規制部材100の下降位置への復帰動
作は、OFF状態で連通状態となった電磁弁Mg1と油
路がクロス状態に切り換えられた電磁弁Mg2とによっ
て形成された油路を通じて、シリンダー内外の油の流通
が自由となり、この状態下で車輌通行規制部材100自
身が自重により降下することにより実現される。
【0026】最後に図1〜図11で説明した実施例装置
を制御する電気回路の概要を図15として示す。本図
は、電動モータ201、停止保持装置300、位置セン
サ機構を構成する上部センサ252と下部センサ25
3、排出槽6内に溜まった侵入水の水位をはかる水位セ
ンサ11と、この侵入水を排出する強制排水用ポンプ1
0を備えた本体部1と、これら本体部内の装置を制御す
る疑似規制部材400内に組み込まれた制御装置401
とにわけて表現している。これらの作動態様の概要は次
のとおりである。常態においては、車輌通行規制部材1
00は上昇位置にあり車輌通行が規制されている。この
状態は停止保持装置300への給電がなされ、停止保持
装置300の「オンブレーキ」機構を作動させることで
実現されている。電源スイッチ411は常にON状態で
ある。リモコン装置を所持する契約ユーザが車内からリ
モコン装置412により規制解除を指令すると、受信機
413がその信号を受け取り運転指令回路415に車輌
通行規制部材100を下降位置へと移動させる指令(規
制解除指令)を送る。運転指令回路415への規制解除
指令は、事故の発生等、非常事態の発生等を考慮して、
疑似規制部材400に目隠しされて備えつけられた操作
スイッチ414を操作することによっても行える。運転
指令回路415は停止保持装置300に保持動作解除の
指令を送って電動モータ201の回転軸の拘束を解くと
ともに駆動制御回路416を通じて駆動装置200に車
輌通行規制部材100の降下動作を指令し、車輌通行規
制部材100の降下動作を開始させる。車輌通行規制部
材100の上昇位置は上部センサ252及び下部センサ
253から送られてくる信号を位置検出回路417が処
理することによって監視されており、下部センサ253
が車輌通行規制部材100が下降動作停止位置にまで達
したことを検知したならば電動モータ201を停止さ
せ、後は車輌通行規制部材100の自重により下降させ
る。電動モータ201による下降動作を停止させること
に代えて下降速度を減速させてもよい。また、降下して
通行規制が解除されて車輌が通過しおわると、運転指令
回路415は駆動装置200に対して車輌通行規制部材
100を上昇位置へ移動させる指令を送る。この指令
は、タイマーによって制御されており自動的に行われ
る。但し、一定時間経過した後も車輌通行規制部材10
0の上方位置に車輌が存在したり、あるいは歩行者等が
存在する場合にはその障害物が除去されるまでは上昇動
作を行わないように安全対策を講じている。この障害物
の検知は例えば疑似規制部材400,500に内蔵させ
たビームセンサ404,504によって行う。上昇位置
への移動指令を受けた電動モータ201は車輌通行規制
部材100を上昇させる動作を開始し、位置検出回路4
17が車輌の通行を阻止しうる所定の上昇位置に達した
ことを検知すると、運転指令回路415は電動モータ2
01に対して上昇動作停止指令を出すとともに停止保持
手段に給電を行って駆動装置200である電気モータの
回転軸の拘束して車輌通行規制手段100を上昇位置で
停止保持させる。一方、停電等で電源供給が遮断された
ときには停止保持装置300への給電が断たれるため、
停止保持装置300は車輌通行規制手段100が現在ど
の高さ位置にあるかとは関係なく無条件に電動モータ2
01の回転軸の拘束を解除する。この結果、車輌通行規
制手段100が上昇位置にある場合には、車輌通行規制
手段100は自重による下降復帰力により降下する。た
だし、既に下降位置にある場合にはその位置を維持す
る。またこれらの動作とは独立して排出槽6内の水位が
水位センサ11によって監視されており、その水位が所
定高さを越えれば強制排水用ポンプ10が作動して外部
へ排水するようになっている。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の車輌通行規制装置は、通
行禁止時には車輌通行規制手段が車輌通行路幅を実質的
に狭めて自動車等の車輌通行を阻止しうる上昇位置で停
止状態に保持され、他方、通行許可時には、車輌通行を
阻止しない下降位置に移動する。これによって、自動車
等の車輌に対してはその通行を確実に阻止する一方、自
動車等の車輌以外の通行、例えば、歩行者、自転車、バ
イク、車椅子あるいは乳母車等の通行に対しては車輌通
行規制手段間を通路として自由に通行することができ
る。したがって従来の自動ゲートのように車輌出入口を
遮断した場合のように通行人等に迂回路を通ることを強
要しないので車輌と通行人等との調和がはかれる。しか
も、車輌通行規制手段は、電源供給がなされないとき、
前記下降復帰力により自動的に前記下降位置へ復帰する
様に構成したから、万一の停電時や、故障等の非常処置
として、電源供給が断たれたとしても、その場合には車
輌通行規制手段は、自動的に下降位置に復帰して車輌通
行規制を解除するので、非常時に於ける緊急車輌等の車
輌通行上の支障もない。
【0028】請求項2記載の車輌通行規制装置は、所定
間隔をあけて2つの柱状の車輌通行規制部材を配置する
とともに、これら両車輌通行規制部材を1つの本体上に
支持させてユニット構成としたことにより、これら車輌
通行規制部材を独立して構成することに比べ、本装置の
設置上の取扱いが極めて容易である。
【0029】請求項3記載の車輌通行規制装置は、2つ
の車輌通行規制部材を、1つの駆動手段により同期して
昇降駆動させるようにしたため、駆動装置を共用でき、
小型化がはかれるるとともに両車輌通行規制部材の昇降
動作の制御も容易且つ確実であり、しかも製造コストの
低減にもつながる。
【0030】請求項4記載の車輌通行規制装置は、2つ
の車輌通行規制部材の対向し合う面間の距離を1000
mm〜1200mmに設定したことにより、大型から小
型、特殊車輌にいたるほとんど全ての車輌の侵入を禁止
することができる。
【0031】請求項5記載の車輌通行規制装置は、車輌
通行規制部材として上端を閉口した筒体を用い、この筒
体内に摺動可能に嵌合されることにより車輌通行規制部
材を支持する柱状支持部材を用い、且つ下降位置におい
ては車輌通行規制部材の閉口部に前記支持部材の上端支
持部が当接する構造としたから、車輌通行規制部材の昇
降動作は円滑に行われるとともに、車輌通行規制部材の
側方に車輌が衝突し大きな荷重が作用した場合でも、車
輌通行規制部材を介し支持部材が強度的に耐えて、曲が
ったりすることのない様に構成されている。また上端支
持部が車輌通行規制部材の頂面に作用する垂直荷重は支
持部材の上面支持部が受ける構造であるため、下降位置
にある車輌通行規制部材の上を車輌が通過した場合で
も、その荷重が車輌通行規制部材の駆動機構部等へ影響
を与えず、故障等を引き起こすことはない。
【0032】請求項1〜5記載の車輌通行規制装置は以
上のような効果を有するが、本明細書にはこれら以外に
も以下、列記するような特徴点について開示した。 車輌通行規制部材100の円筒体外周に沿って浸水受
皿106を設け、外周表面を伝う侵入水を排出のために
ケーシング2内下部空間に形成した排出槽6へと案内す
る様にした。 排出槽6の水位が一定レベルに達したことを水位セン
サ11が検知し、ポンプ10により、本体1外へ強制排
出する様にした。 車輌通行規制部材100がその下降位置にあるとき、
支持部材150の嵌合部が潤滑油中に浸る様にした。 車輌通行規制部材100の閉口部100aに注油用の
ネジ孔103を設けるとともに、支持部材150の油供
給部152からその外周面を縦方向に沿って油溜め部1
54に連通する油導入路153が車輌通行規制部材10
0と支持部材150との嵌合空間Sを外気と連通する通
気孔としての機能を兼ねる。 2つの車輌通行規制部材100の間に、本体内部機構
の保守点検作業を成し得るための開口部3aを開閉する
開閉蓋4を設けた。 上昇動作停止位置及び下降動作停止位置を検知するた
めに設けた位置センサ機構251を支える支持支柱を着
脱可能にし、適宜取外しにより本体外で前記両位置を調
整できるようにした。 昇降動作する車輌通行規制部材100を間にはさん
で、車輌通行路幅の両側部に疑似規制部材400,50
0を配置するとともに、この内部空間401を利用して
制御装置等を内蔵した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車輌通行規制装置を車路に接地した
様子を示す説明図
【図2】 上昇位置にある車輌通行規制部材間を歩行者
等が通行する様子を示す説明図
【図3】 下降位置にある車輌通行規制部材の上を自動
車等が通過する様子を示す説明図
【図4】 本発明の車輌通行規制装置の1実施例におい
て地中に埋設される本体部の外観を示す斜視図
【図5】 同実施例の全体概要を示す機構図
【図6】 同実施例における車輌通行規制部材及び支持
部材を示す一部断面説明図
【図7】 同実施例における本体部の概要を示す機構図
【図8】 同実施例における位置センサ機構を示す説明
【図9】 同位置センサ機構を本体部から取り外した様
子を示す説明図
【図10】 同実施例における駆動装置と停止保持装置
を示し、停止保持を解除した状態を示す説明図
【図11】 同実施例における駆動装置と停止保持装置
を示し、停止保持した状態を示す説明図
【図12】 油圧シリンダー及び電磁弁を用いて実現し
た停止保持制装置を備えた駆動装置の作動態様を示す説
明図
【図13】 油圧シリンダー及び電磁弁を用いて実現し
た停止保持制装置を備えた駆動装置の作動態様を示す説
明図
【図14】 油圧シリンダー及び電磁弁を用いて実現し
た停止保持制装置を備えた駆動装置の作動態様を示す説
明図
【図15】 本発明の車輌通行規制装置の1実施例の回
路構成の概略を示すブロック図
【符号の説明】
1 本体部 2 ケーシング 4 点検用の開閉蓋 5 本体基礎材 6 排出槽 7 リング状蓋体 10 強制排水用ポンプ 11 水位センサ 50 潤滑油 100 輌通行規制部材 101 頂面 102 溝 103 ネジ孔 104 ビス 100a 閉口部 106 浸水受皿 107 排出管 120 反射テープ 150 支持手段 151 頂面 150a 柱状支持部 152 油供給部 153 油導入溝 154 油溜め部 S 嵌合空間 200 駆動装置 201 電気モータ 202 回転軸 205 駆動力伝達機
構 251 位置センサ機構 252 上部センサ 253 下部センサ 254 支持支柱 255 角柱ピン 256 アングル部材 300 停止保持装置 301 電磁石 302 第1の円板 303 引っ張りバネ 304 第2の円板 400 疑似規制部材 401 制御装置 402 照明装置 403 警告灯 404 受光部 420 窓 500 疑似規制部材 502 照明装置 503 警告灯 504 投光部 520 窓 600 油圧昇降機構 601 支持部材 602 油圧シリンダー 603 プランジャー 604 車輌通行規制部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌通行路の地中に埋設され、路面より
    上方に突出した位置において車輌通行路幅を実質的に狭
    めて自動車等の車輌通行を阻止する上昇位置と、路面付
    近に下降した位置において前記車輌通行を阻止しない下
    降位置との間を二位置的に昇降駆動され、前記下降位置
    への下降復帰力を有する所定幅の車輌通行規制手段と、 前記車輌通行規制手段を昇降動作可能に支持する支持手
    段と、 前記車輌通行規制手段を昇降駆動するための駆動手段
    と、 前記駆動手段を電気制御し、前記車輌通行規制部材を前
    記上昇位置と、前記下降位置とに選択的に駆動制御する
    ための駆動制御手段と、 電源供給がなされているとき、前記上昇位置にある前記
    車輌通行規制手段を前記下降復帰力に抗して、その上昇
    位置にて停止保持し、電源供給がなされないとき、該停
    止保持を解除する停止保持手段と、 から成り、前記車輌通行規制手段は、電源供給がなされ
    ないとき、前記下降復帰力により自動的に前記下降位置
    へ復帰する様に構成された車輌通行規制装置。
  2. 【請求項2】 前記車輌通行規制手段は、所定の間隔を
    置いて本体上に2つ設けられた構成の車輌通行規制部材
    からなり、これらは1つの本体上にてユニット化された
    構成である請求項1記載の車輌通行規制装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの車輌通行規制部材は、1つの
    前記駆動手段により同期的に連動して昇降駆動される請
    求項2記載の車輌通行規制装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの車輌通行規制部材の対向し合
    う面間の距離を1000mm〜1200mmに設定した
    請求項2又は請求項3記載の車輌通行規制装置。
  5. 【請求項5】 前記車輌通行規制部材は上端が閉口し、
    下端が開口した筒体であり、一方、前記支持手段は、本
    体基礎部材上に設けられ、前記車輌通行規制部材の筒体
    内に摺動可能に嵌合される柱状支持部と、前記車輌通行
    規制部材がその下降位置にあるとき、車輌通行規制部材
    の筒体内の閉口部内面に当接して垂直方向の荷重を受け
    る上端支持部とを有するものである請求項1〜4記載の
    いずれかに記載の車両通行規制装置。
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