JPH0748493Y2 - 湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器 - Google Patents
湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器Info
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- JPH0748493Y2 JPH0748493Y2 JP8804191U JP8804191U JPH0748493Y2 JP H0748493 Y2 JPH0748493 Y2 JP H0748493Y2 JP 8804191 U JP8804191 U JP 8804191U JP 8804191 U JP8804191 U JP 8804191U JP H0748493 Y2 JPH0748493 Y2 JP H0748493Y2
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- film
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- curable polyurethane
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は湿気硬化性ポリウレタン
系接着剤を収容するための容器に関する。
系接着剤を収容するための容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の接着剤収容容器は、包装フィルム
等を容器内壁に装着したものがほとんどなく、一部用途
では使用されているものの容器内に直接接着剤等を充填
するのが一般的であった。
等を容器内壁に装着したものがほとんどなく、一部用途
では使用されているものの容器内に直接接着剤等を充填
するのが一般的であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そこで、ほとんどの容
器は汚れがひどいためにリサイクルすることなく廃棄処
分しているのが現状である。又、前記一部用途に使用さ
れている包装フィルムは、無極性で且つ内容物である接
着剤との親和性に欠けるポリエチレンフィルムを使用し
ているため、例えば収容する接着剤が湿気により反応を
起こし、硬化物を形成するような湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤であるときは、硬化物がポリエチレンフィル
ム面に付着せず容器内に混入する。
器は汚れがひどいためにリサイクルすることなく廃棄処
分しているのが現状である。又、前記一部用途に使用さ
れている包装フィルムは、無極性で且つ内容物である接
着剤との親和性に欠けるポリエチレンフィルムを使用し
ているため、例えば収容する接着剤が湿気により反応を
起こし、硬化物を形成するような湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤であるときは、硬化物がポリエチレンフィル
ム面に付着せず容器内に混入する。
【０００４】湿気硬化性ポリウレタン系接着剤は常温で
は固化していたり、あるいはペースト状である。そし
て、常温では固化状態である湿気硬化性ポリウレタン系
接着剤の場合は、通常、加熱溶融してからポンプによる
抜き取り作業を行っている。しかしこの作業中、自然冷
却し常温付近に近づいた場合や湿気によって反応した場
合は硬化物が現れ、この硬化物がポリエチレンフィルム
面に付着せず容器内に混入する現象が生じ、硬化物がポ
ンプの吐出ノズルに詰まりメンテナンスに時間がかかる
という問題点がある。又、吐出ノズルから吐出される接
着剤中に少しでも硬化物が存在すると、接着作業の際、
微量の硬化物によって接着箇所に隙間を生じ、接着不良
の原因となる問題もある。
は固化していたり、あるいはペースト状である。そし
て、常温では固化状態である湿気硬化性ポリウレタン系
接着剤の場合は、通常、加熱溶融してからポンプによる
抜き取り作業を行っている。しかしこの作業中、自然冷
却し常温付近に近づいた場合や湿気によって反応した場
合は硬化物が現れ、この硬化物がポリエチレンフィルム
面に付着せず容器内に混入する現象が生じ、硬化物がポ
ンプの吐出ノズルに詰まりメンテナンスに時間がかかる
という問題点がある。又、吐出ノズルから吐出される接
着剤中に少しでも硬化物が存在すると、接着作業の際、
微量の硬化物によって接着箇所に隙間を生じ、接着不良
の原因となる問題もある。
【０００５】本考案はかかる現状に鑑みてなされたもの
であり、使用済の容器を廃棄処分することなくリサイク
ルでき、且つ、湿気硬化性ポリウレタン系接着剤の硬化
物が形成されたときでも硬化物が容器内に混入すること
がなく、ポンプ抜き取り作業の際、硬化物がポンプに詰
まったり微量硬化物の存在により接着不良が発生するこ
ともない湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用の収容容器
を提供することを目的とする。
であり、使用済の容器を廃棄処分することなくリサイク
ルでき、且つ、湿気硬化性ポリウレタン系接着剤の硬化
物が形成されたときでも硬化物が容器内に混入すること
がなく、ポンプ抜き取り作業の際、硬化物がポンプに詰
まったり微量硬化物の存在により接着不良が発生するこ
ともない湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用の収容容器
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために容器本体内壁に包装フィルムを装着した湿
気硬化性ポリウレタン系接着剤を収容する容器であっ
て、容器本体の内壁に接触する側にはポリエチレンフィ
ルムを使用し、容器本体に収容される湿気硬化性ポリウ
レタン系接着剤に接触する側にはポリエチレンテレフタ
レートフィルム（以下、ＰＥＴフィルムと称する。）を
使用するとともに、前記両ポリマーフィルムの中間には
一層のアルミニウムフィルムを介在させた三層構造のフ
ィルムを、前記包装フィルムとして使用してなる湿気硬
化性ポリウレタン系接着剤用容器を構成するものであ
る。
成するために容器本体内壁に包装フィルムを装着した湿
気硬化性ポリウレタン系接着剤を収容する容器であっ
て、容器本体の内壁に接触する側にはポリエチレンフィ
ルムを使用し、容器本体に収容される湿気硬化性ポリウ
レタン系接着剤に接触する側にはポリエチレンテレフタ
レートフィルム（以下、ＰＥＴフィルムと称する。）を
使用するとともに、前記両ポリマーフィルムの中間には
一層のアルミニウムフィルムを介在させた三層構造のフ
ィルムを、前記包装フィルムとして使用してなる湿気硬
化性ポリウレタン系接着剤用容器を構成するものであ
る。
【０００７】
【作用】本容器の使用方法を説明すれば、本考案の湿気
硬化性ポリウレタン系接着剤用容器は、先ず、ドラム缶
やペール缶等の金属製の容器本体にポリエチレンフィル
ム、アルミニウムフィルム及びＰＥＴフィルムの三層構
造である袋状の包装フィルムを接着剤と接触する内面側
がＰＥＴフィルムとなるようにして装着する。
硬化性ポリウレタン系接着剤用容器は、先ず、ドラム缶
やペール缶等の金属製の容器本体にポリエチレンフィル
ム、アルミニウムフィルム及びＰＥＴフィルムの三層構
造である袋状の包装フィルムを接着剤と接触する内面側
がＰＥＴフィルムとなるようにして装着する。
【０００８】次に、包装フィルムを装着した容器内に湿
気硬化性ポリウレタン系接着剤を充填し、該接着剤の表
面にディスク部材等を乾燥剤等の吸湿手段とともに配置
した後、上面開口部を前記包装フィルムを結束等するこ
とによって封止し、更に窒素ガスを容器内に封入するこ
とで、湿気等によって反応硬化するのを抑制する。
気硬化性ポリウレタン系接着剤を充填し、該接着剤の表
面にディスク部材等を乾燥剤等の吸湿手段とともに配置
した後、上面開口部を前記包装フィルムを結束等するこ
とによって封止し、更に窒素ガスを容器内に封入するこ
とで、湿気等によって反応硬化するのを抑制する。
【０００９】又、上記包装フィルムを封止することなく
上蓋に閉鎖手段を有する開口部を設け、当該開口部を通
じて窒素ガスを封入し、湿気等によって反応硬化するの
を抑制することもできる。
上蓋に閉鎖手段を有する開口部を設け、当該開口部を通
じて窒素ガスを封入し、湿気等によって反応硬化するの
を抑制することもできる。
【００１０】又、上述のように封鎖された湿気硬化性ポ
リウレタン系接着剤用容器の内容物を取り出す場合に
は、例えば、常温で固化している湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤の場合、上蓋を取り除いて容器本体口縁を開
放し、ディスク部材のみ残し、該ディスク部材の表面に
ポンプのフォロープレートを当接させ、当該フォロープ
レートに取り付けたヒーターで前記ディスク部材を加熱
することによって容器内上層に位置する接着剤を間接的
に溶融させ、ポンプの吸引力にて内容物を取り出すもの
である。
リウレタン系接着剤用容器の内容物を取り出す場合に
は、例えば、常温で固化している湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤の場合、上蓋を取り除いて容器本体口縁を開
放し、ディスク部材のみ残し、該ディスク部材の表面に
ポンプのフォロープレートを当接させ、当該フォロープ
レートに取り付けたヒーターで前記ディスク部材を加熱
することによって容器内上層に位置する接着剤を間接的
に溶融させ、ポンプの吸引力にて内容物を取り出すもの
である。
【００１１】
【実施例】本考案の詳細を図示した実施例に基づいて説
明する。
明する。
【００１２】図１においてＡとして示すものは、ドラム
缶やペール缶等の容器本体の内面に装着する三層構造の
包装フィルムであり、図はその縦断面図を示している。
図中１として示す内面のポリマーフィルムは、極性を有
し、且つホットメルト系接着剤との親和性に優れている
ＰＥＴフィルムであり、外面に位置する図中３として示
すものは、機械的強度及び破裂強度に優れるポリエチレ
ンフィルムである。又、前記両ポリマーフィルムの中間
に介在させられた図中２として示すものは補強効果及び
湿気遮断性を有し、且つ熱伝播効果にも優れているアル
ミニウムフィルムである。このような包装フィルムＡは
ドラム缶やペール缶等の容器本体の内面に装着され、且
つ当該包装フィルムＡ内に湿気硬化性ポリウレタン系接
着剤の１種である１液ウレタンシーラント４を充填する
等して使用する。
缶やペール缶等の容器本体の内面に装着する三層構造の
包装フィルムであり、図はその縦断面図を示している。
図中１として示す内面のポリマーフィルムは、極性を有
し、且つホットメルト系接着剤との親和性に優れている
ＰＥＴフィルムであり、外面に位置する図中３として示
すものは、機械的強度及び破裂強度に優れるポリエチレ
ンフィルムである。又、前記両ポリマーフィルムの中間
に介在させられた図中２として示すものは補強効果及び
湿気遮断性を有し、且つ熱伝播効果にも優れているアル
ミニウムフィルムである。このような包装フィルムＡは
ドラム缶やペール缶等の容器本体の内面に装着され、且
つ当該包装フィルムＡ内に湿気硬化性ポリウレタン系接
着剤の１種である１液ウレタンシーラント４を充填する
等して使用する。
【００１３】図２は、この状態を示し、図中Ａは包装フ
ィルム、図中Ｂは容器本体、図中４は１液ウレタンシー
ラントである。又、本考案の容器の気密性を維持した閉
鎖状態は図３、図４によって示される。
ィルム、図中Ｂは容器本体、図中４は１液ウレタンシー
ラントである。又、本考案の容器の気密性を維持した閉
鎖状態は図３、図４によって示される。
【００１４】図３の如く容器の気密性を維持した閉鎖状
態にするには、包装フィルムＡを装着した容器本体Ｂ内
に充填した１液ウレタンシーラント４の表面に、リング
状のアルミ製ディスク６を接触させ、該アルミ製ディス
ク６の上部周縁に吸湿ビード８を設ける。又、前記アル
ミ製ディスク６の中央開口部にアルミニウムフィルム７
を覆い、その上部に乾燥剤９を配置した後、上面開口部
を前記包装フィルムＡを結束等することによって封止
し、更に、万全を期する為に窒素ガス17を容器内に封入
しブチル系シーラー10を介してアルミニウムフィルム11
で容器口を密封し、更に、上蓋12を落としめることによ
り容器内を完全密封状態にして、接着剤が湿気等によっ
て反応硬化するのを抑制している。
態にするには、包装フィルムＡを装着した容器本体Ｂ内
に充填した１液ウレタンシーラント４の表面に、リング
状のアルミ製ディスク６を接触させ、該アルミ製ディス
ク６の上部周縁に吸湿ビード８を設ける。又、前記アル
ミ製ディスク６の中央開口部にアルミニウムフィルム７
を覆い、その上部に乾燥剤９を配置した後、上面開口部
を前記包装フィルムＡを結束等することによって封止
し、更に、万全を期する為に窒素ガス17を容器内に封入
しブチル系シーラー10を介してアルミニウムフィルム11
で容器口を密封し、更に、上蓋12を落としめることによ
り容器内を完全密封状態にして、接着剤が湿気等によっ
て反応硬化するのを抑制している。
【００１５】尚、わかりやすく図示する都合により包装
フィルムＡと容器本体Ｂは分離して図示しているが、実
際は図２の如く密着しているものである。以下、図４〜
図６も同様とする。
フィルムＡと容器本体Ｂは分離して図示しているが、実
際は図２の如く密着しているものである。以下、図４〜
図６も同様とする。
【００１６】図４は図３に示したように包装フィルムＡ
による封止や、アルミニウムフィルム11による容器口の
密封を行うことなく、上蓋12に栓体等の閉鎖手段（図示
せず）を有する開口部13を設け、当該開口部13を通じて
窒素ガスを封入し、湿気等によって反応硬化するのを抑
制することもできる。
による封止や、アルミニウムフィルム11による容器口の
密封を行うことなく、上蓋12に栓体等の閉鎖手段（図示
せず）を有する開口部13を設け、当該開口部13を通じて
窒素ガスを封入し、湿気等によって反応硬化するのを抑
制することもできる。
【００１７】次に、上述の容器内の１液ウレタンシーラ
ント４を使用する際は、アルミ製ディスク６のみを残
し、前記１液ウレタンシーラント４は常温では硬化して
いるので、加熱溶融しながらポンプ14によって抜き取り
作業を行う。
ント４を使用する際は、アルミ製ディスク６のみを残
し、前記１液ウレタンシーラント４は常温では硬化して
いるので、加熱溶融しながらポンプ14によって抜き取り
作業を行う。
【００１８】図５は、ポンプ14による容器本体Ｂからの
吸引状態を示したものである。このように容器から充填
された内容物を取り出すには、容器本体Ｂの口縁を開放
し、ディスク部材６のみ残し、該ディスク部材６の表面
にポンプ14のフォロープレート15を当接させ、当該フォ
ロープレート15に取り付けたヒーターで前記ディスク部
材６を加熱することによって容器内上層に位置する１液
ウレタンシーラント４を間接的に溶融させ、ポンプ14の
吸引力にて内容物を取り出すものである。
吸引状態を示したものである。このように容器から充填
された内容物を取り出すには、容器本体Ｂの口縁を開放
し、ディスク部材６のみ残し、該ディスク部材６の表面
にポンプ14のフォロープレート15を当接させ、当該フォ
ロープレート15に取り付けたヒーターで前記ディスク部
材６を加熱することによって容器内上層に位置する１液
ウレタンシーラント４を間接的に溶融させ、ポンプ14の
吸引力にて内容物を取り出すものである。
【００１９】本考案に用いた包装フィルムＡは１液ウレ
タンシーラント４に接触する面がＰＥＴフィルム１であ
るので、ＰＥＴフィルム１の側壁５には１液ウレタンシ
ーラント４の硬化物16を付着させることができ、ポリエ
チレンフィルムを使用した場合のように硬化物16がＰＥ
Ｔフィルム１から剥がれて内容物である接着剤中に混入
することがないのである。
タンシーラント４に接触する面がＰＥＴフィルム１であ
るので、ＰＥＴフィルム１の側壁５には１液ウレタンシ
ーラント４の硬化物16を付着させることができ、ポリエ
チレンフィルムを使用した場合のように硬化物16がＰＥ
Ｔフィルム１から剥がれて内容物である接着剤中に混入
することがないのである。
【００２０】図６は、内容物を使用し、容器内壁に装着
した包装フィルムＡを取り出す状態を示している。図示
するように、１液ウレタンシーラント４の硬化物16が付
着した包装フィルムＡを取り除いて処分することで容器
本体Ｂは廃棄処理することなく新たな包装フィルムＡを
装着してリサイクルすることができ、常に清潔な湿気硬
化性ポリウレタン系接着剤用容器を提供することができ
る。
した包装フィルムＡを取り出す状態を示している。図示
するように、１液ウレタンシーラント４の硬化物16が付
着した包装フィルムＡを取り除いて処分することで容器
本体Ｂは廃棄処理することなく新たな包装フィルムＡを
装着してリサイクルすることができ、常に清潔な湿気硬
化性ポリウレタン系接着剤用容器を提供することができ
る。
【００２１】尚、上記したものは常温で固化している湿
気硬化性ポリウレタン系接着剤を主として説明したが、
本考案は常温でペースト状である湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤についても適用できることはもちろんであ
る。
気硬化性ポリウレタン系接着剤を主として説明したが、
本考案は常温でペースト状である湿気硬化性ポリウレタ
ン系接着剤についても適用できることはもちろんであ
る。
【００２２】
【考案の効果】上述の如く、本考案は湿気硬化性ポリウ
レタン系接着剤に接触する面にＰＥＴフィルムを使用す
ることによって、湿気等で反応硬化した硬化物をＰＥＴ
フィルムに強固に付着させることができるので、容器内
部に硬化物が混入することを防止できる。従って、内容
物の取り出し作業の際、内容物といっしょに硬化物が混
入することがないので、接着作業の際、吐出ノズルが目
詰まりを起こしたり、接着箇所に隙間が発生して接着不
良をおこすことも防止できる。
レタン系接着剤に接触する面にＰＥＴフィルムを使用す
ることによって、湿気等で反応硬化した硬化物をＰＥＴ
フィルムに強固に付着させることができるので、容器内
部に硬化物が混入することを防止できる。従って、内容
物の取り出し作業の際、内容物といっしょに硬化物が混
入することがないので、接着作業の際、吐出ノズルが目
詰まりを起こしたり、接着箇所に隙間が発生して接着不
良をおこすことも防止できる。
【００２３】又、容器本体内壁に接触する面にポリエチ
レンフィルムを使用することによって機械的強度と引裂
強度が向上し、更に、ＰＥＴフィルムとポリエチレンフ
ィルムとに介在されたアルミニウムフィルムは補強効果
を有するとともに湿気遮断性も有し、且つ熱伝播効果に
も優れているから容易に破けたり外部から湿気が進入す
ることがなく、更には加熱溶融するのが短時間で済む。
レンフィルムを使用することによって機械的強度と引裂
強度が向上し、更に、ＰＥＴフィルムとポリエチレンフ
ィルムとに介在されたアルミニウムフィルムは補強効果
を有するとともに湿気遮断性も有し、且つ熱伝播効果に
も優れているから容易に破けたり外部から湿気が進入す
ることがなく、更には加熱溶融するのが短時間で済む。
【００２４】そして、接着剤の全量を消費した後は、包
装フィルムを取り除いて処分し、新たなる包装フィルム
を装着して接着剤を再充填することで容器本体は、廃棄
処理することなくリサイクルすることができるので、常
に清潔な容器を低コストに提供することができる。又、
廃棄物処理量低減も図れ、環境汚染防止対策にも貢献で
きる。そして、本考案はドラム缶、ペール缶等の大小さ
まざま容器にも対応でき実用価値は大きい。
装フィルムを取り除いて処分し、新たなる包装フィルム
を装着して接着剤を再充填することで容器本体は、廃棄
処理することなくリサイクルすることができるので、常
に清潔な容器を低コストに提供することができる。又、
廃棄物処理量低減も図れ、環境汚染防止対策にも貢献で
きる。そして、本考案はドラム缶、ペール缶等の大小さ
まざま容器にも対応でき実用価値は大きい。
【図１】ドラム缶、ペール缶等の容器に装着する包装フ
ィルムの縦断面図である。
ィルムの縦断面図である。
【図２】包装フィルムを装着したドラム缶、ペール缶等
の容器に１液ウレタンシーラントを充填した縦断面図で
ある。
の容器に１液ウレタンシーラントを充填した縦断面図で
ある。
【図３】容器を密封封鎖した状態の縦断面説明図であ
る。
る。
【図４】同じく容器を密封封鎖した状態の縦断面説明図
である。
である。
【図５】ポンプによって内容物の吸引している状態を示
す縦断面説明図である。
す縦断面説明図である。
【図６】包装フィルムを処分している状態を示す縦断面
説明図である。
説明図である。
Ａ 包装フィルム Ｂ 容器本体 １ ＰＥＴフィルム ２ アルミニウムフィルム ３ ポリエチレンフィルム ４ １液ウレタンシーラント ５ 側壁 ６ アルミ製ディスク ７ アルミニウムフィルム ８ 吸湿ビード ９ 乾燥剤 10 ブチル系シーラー 11 アルミニウムフィルム 12 上蓋 13 開口部 14 ポンプ 15 フォロープレート 16 硬化物 17 窒素ガス
Claims (1)
- 【請求項１】 容器本体内壁に包装フィルムを装着した
湿気硬化性ポリウレタン系接着剤を収容する容器であっ
て、容器本体の内壁に接触する側にはポリエチレンフィ
ルムを使用し、容器本体に収容される湿気硬化性ポリウ
レタン系接着剤に接触する側にはポリエチレンテレフタ
レートフィルムを使用するとともに、前記両ポリマーフ
ィルムの中間には一層のアルミニウムフィルムを介在さ
せた三層構造のフィルムを、前記包装フィルムとして使
用してなる湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8804191U JPH0748493Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8804191U JPH0748493Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534185U JPH0534185U (ja) | 1993-05-07 |
| JPH0748493Y2 true JPH0748493Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13931745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8804191U Expired - Lifetime JPH0748493Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 湿気硬化性ポリウレタン系接着剤用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748493Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194088A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Hodogaya Chem Co Ltd | 樹脂供給方法 |
| JP5577578B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2014-08-27 | 横浜ゴム株式会社 | ホットメルト接着剤の収容容器に収容したホットメルト接着剤の供給方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8804191U patent/JPH0748493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0534185U (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |