JPH0748427B2 - フィルタコネクタ - Google Patents
フィルタコネクタInfo
- Publication number
- JPH0748427B2 JPH0748427B2 JP1038648A JP3864889A JPH0748427B2 JP H0748427 B2 JPH0748427 B2 JP H0748427B2 JP 1038648 A JP1038648 A JP 1038648A JP 3864889 A JP3864889 A JP 3864889A JP H0748427 B2 JPH0748427 B2 JP H0748427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pin
- pin hole
- filter
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルタコネクタに関する。
(従来の技術) これまでのフィルタコネクタ1としては第4図に示すよ
うにプリント基板2上に、コネクタピン4が挿通された
モールド型絶縁樹脂ケース6と、リード端子8に挿通さ
れたフィルタ素子としてのフェライトビーズ10とを搭載
し、そのコネクタピン4とリード端子8とを互いに配線
パターン12で接続して構成されたものがある。
うにプリント基板2上に、コネクタピン4が挿通された
モールド型絶縁樹脂ケース6と、リード端子8に挿通さ
れたフィルタ素子としてのフェライトビーズ10とを搭載
し、そのコネクタピン4とリード端子8とを互いに配線
パターン12で接続して構成されたものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成のフィルタコネクタ1にあっては、ケース6と
フェライトビーズ10とが別体構成であったから、プリン
ト基板2上におけるそれらの組立作業に手間を要するの
みならず、それらのプリント基板2上での実装面積も大
きくなりフィルタコネクタの小型化を困難にしていた。
フェライトビーズ10とが別体構成であったから、プリン
ト基板2上におけるそれらの組立作業に手間を要するの
みならず、それらのプリント基板2上での実装面積も大
きくなりフィルタコネクタの小型化を困難にしていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、フ
ィルタ素子としてのフライトコアにピン穴を形成し、そ
のピン穴にコネクタピンを挿通する構成としてコネクタ
ピンとフィルタ素子とを一体構成として上記組立作業を
容易化するとともに、プリント基板上での占有面積が小
さくて済むフィルタコネクタを提供することを第1の目
的とする。
ィルタ素子としてのフライトコアにピン穴を形成し、そ
のピン穴にコネクタピンを挿通する構成としてコネクタ
ピンとフィルタ素子とを一体構成として上記組立作業を
容易化するとともに、プリント基板上での占有面積が小
さくて済むフィルタコネクタを提供することを第1の目
的とする。
本発明はまた、そのピン穴へのコネクタピンの挿通の際
にピン穴の穴径等にバラツキがあっても、そのピン穴の
内部におけるコネクタピンのいわゆるセンター出しがで
きるフィルタコネクタを提供することを第2の目的とし
ている。
にピン穴の穴径等にバラツキがあっても、そのピン穴の
内部におけるコネクタピンのいわゆるセンター出しがで
きるフィルタコネクタを提供することを第2の目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明のフィルタコ
ネクタは、絶縁ハウジングにコネクタピンが固定されて
なるコネクタであって、前記絶縁ハウジング自体がフェ
ライトにより構成され、かつこの絶縁ハウジングにはピ
ン穴が形成され、このピン穴の内周壁には絶縁膜が形成
されており、コネクタピンはその一部に膨出部分が形成
され、そのコネクタピンがピン穴内に挿入され、膨出部
分がそのピン穴内に圧入係止されたことを特徴としてい
る。
ネクタは、絶縁ハウジングにコネクタピンが固定されて
なるコネクタであって、前記絶縁ハウジング自体がフェ
ライトにより構成され、かつこの絶縁ハウジングにはピ
ン穴が形成され、このピン穴の内周壁には絶縁膜が形成
されており、コネクタピンはその一部に膨出部分が形成
され、そのコネクタピンがピン穴内に挿入され、膨出部
分がそのピン穴内に圧入係止されたことを特徴としてい
る。
(作用) 上記フィルタコネクタでは、フェライトコアのピン穴に
コネクタピンが挿通された一体化構成になっている。
コネクタピンが挿通された一体化構成になっている。
また、ピン穴の内周壁に絶縁膜を設けた構成であるか
ら、前記絶縁膜の膜厚制御により、そのコネクタピンの
ピン穴内部におけるセンター出しが可能である。
ら、前記絶縁膜の膜厚制御により、そのコネクタピンの
ピン穴内部におけるセンター出しが可能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施例に係るフィルタコネクタの斜視
図であり、第2図は第1図の要部の部分断面図である。
図であり、第2図は第1図の要部の部分断面図である。
これらの図において、符号20は本実施例のフィルタコネ
クタの全体を示している。このフィルタコネクタ20は、
等間隔に配列形成された複数のピン穴22を備えたフェラ
イトコア24を備える。
クタの全体を示している。このフィルタコネクタ20は、
等間隔に配列形成された複数のピン穴22を備えたフェラ
イトコア24を備える。
このフェライトコア4の上面、下面および側面には絶縁
膜26が形成されているとともに、上記各ピン穴22の内周
壁にも絶縁膜28が形成されている。この場合、絶縁膜は
第3図に示すようにピン穴22の内周壁のみに形成されて
いるだけでもよい。フェライトコア24の各ピン穴22には
それぞれコネクタピン30が挿通されている。
膜26が形成されているとともに、上記各ピン穴22の内周
壁にも絶縁膜28が形成されている。この場合、絶縁膜は
第3図に示すようにピン穴22の内周壁のみに形成されて
いるだけでもよい。フェライトコア24の各ピン穴22には
それぞれコネクタピン30が挿通されている。
コネクタピン30の途中部には膨出部分32が形成されてい
て、コネクタピン30がピン穴22に挿通されたとき、コネ
クタピン30はその膨出部分32によりピン穴22の内部で係
止されるようになっている。
て、コネクタピン30がピン穴22に挿通されたとき、コネ
クタピン30はその膨出部分32によりピン穴22の内部で係
止されるようになっている。
上記構成を有するフィルタコネクタ20にあっては、コネ
クタピン30とフィルタ素子であるフェライトコア24とが
一体化された構成であるから、それらの組立作業の手間
は少なくて済むとともに、それをプリント基板上に搭載
する場合にはその実装面積も小さくて済む。
クタピン30とフィルタ素子であるフェライトコア24とが
一体化された構成であるから、それらの組立作業の手間
は少なくて済むとともに、それをプリント基板上に搭載
する場合にはその実装面積も小さくて済む。
絶縁膜28の作用について説明する。フェライトコア24は
周知のように焼成を伴うために成形精度が低く、そのた
め、各フェライトコア24毎にピン穴22の穴径とか、各ピ
ン穴2の相互間隔とかの成形上でのバラツキが大きくな
り、したがって、このような成形バラツキがあるとその
ピン穴22にコネクタピン30を挿通させたときのピン穴22
のセンターに対するコネクタピン30の位置決めができな
くなる。
周知のように焼成を伴うために成形精度が低く、そのた
め、各フェライトコア24毎にピン穴22の穴径とか、各ピ
ン穴2の相互間隔とかの成形上でのバラツキが大きくな
り、したがって、このような成形バラツキがあるとその
ピン穴22にコネクタピン30を挿通させたときのピン穴22
のセンターに対するコネクタピン30の位置決めができな
くなる。
本実施例では、フェライトコア24を金型にセットすると
ともに、その金型内において、絶縁樹脂を射出してのち
硬化させることで、ピン穴22の内周壁に絶縁膜28を形成
することで、各ピン穴22それぞれの穴径にバラツキがあ
っても、金型により定まった膜厚の絶縁膜28がピンン穴
22の内周壁に形成されることから、絶縁膜28の無い状態
ではピン穴22の穴径とか各ピン穴22相互の間隔などにバ
ラツキがあっても、絶縁膜28の膜厚でもってコネクタピ
ン30に対するセンター出しされた内部を有するピン穴22
にすることができる。
ともに、その金型内において、絶縁樹脂を射出してのち
硬化させることで、ピン穴22の内周壁に絶縁膜28を形成
することで、各ピン穴22それぞれの穴径にバラツキがあ
っても、金型により定まった膜厚の絶縁膜28がピンン穴
22の内周壁に形成されることから、絶縁膜28の無い状態
ではピン穴22の穴径とか各ピン穴22相互の間隔などにバ
ラツキがあっても、絶縁膜28の膜厚でもってコネクタピ
ン30に対するセンター出しされた内部を有するピン穴22
にすることができる。
したがって、そのピン穴22の内部にコネクタピン30を挿
通した場合、そのコネクタピン30はピン穴22の内部で所
定の位置に位置決めされた、いわゆるセンター出しがさ
れる。
通した場合、そのコネクタピン30はピン穴22の内部で所
定の位置に位置決めされた、いわゆるセンター出しがさ
れる。
(発明の効果) 以上説明したことから明明らかなように本発明によれ
ば、フィルタ素子としてピン穴を備えたフェライトコア
と、このピン穴に挿通されたコネクタピンとを一体化構
成したから、それらの組立作業が容易化するとともに、
プリント基板上での実装面積が小さくて済むフィルタコ
ネクタを提供することができる。
ば、フィルタ素子としてピン穴を備えたフェライトコア
と、このピン穴に挿通されたコネクタピンとを一体化構
成したから、それらの組立作業が容易化するとともに、
プリント基板上での実装面積が小さくて済むフィルタコ
ネクタを提供することができる。
また、本発明ではそのピン穴の内周壁に絶縁膜を形成し
たから、その絶縁膜の膜厚制御でもってそのピン穴への
コネクタピンの挿通の際にピン穴の内部におけるコネク
タピンのいわゆるセンター出しができるフィルタコネク
タを提供することができる。
たから、その絶縁膜の膜厚制御でもってそのピン穴への
コネクタピンの挿通の際にピン穴の内部におけるコネク
タピンのいわゆるセンター出しができるフィルタコネク
タを提供することができる。
第1図ないし第3図は本発明に係り、第1図は同実施例
に係るフィルタコネクタの斜視図、第2図は第1図のフ
ィルタコネクタの要部の断面図、第3図は他の実施例に
係るフィルタコネクタの要部の断面図である。 第4図は従来例に係るフィルタコネクタの断面図であ
る。 20……フィルタコネクタ、22……ピン穴、24……フェラ
イトコア、26,28……絶縁膜、30……コネクタピン。
に係るフィルタコネクタの斜視図、第2図は第1図のフ
ィルタコネクタの要部の断面図、第3図は他の実施例に
係るフィルタコネクタの要部の断面図である。 第4図は従来例に係るフィルタコネクタの断面図であ
る。 20……フィルタコネクタ、22……ピン穴、24……フェラ
イトコア、26,28……絶縁膜、30……コネクタピン。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁ハウジングにコネクタピンが固定され
てなるコネクタであって、 前記絶縁ハウジング自体がフェライトにより構成され、
かつこの絶縁ハウジングにはピン穴が形成され、このピ
ン穴の内周壁には絶縁膜が形成されており、コネクタピ
ンはその一部に膨出部分が形成され、そのコネクタピン
がピン穴内に挿入され、膨出部分がそのピン穴内に圧入
係止されたフィルタコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1038648A JPH0748427B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | フィルタコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1038648A JPH0748427B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | フィルタコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02218105A JPH02218105A (ja) | 1990-08-30 |
JPH0748427B2 true JPH0748427B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=12531074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1038648A Expired - Fee Related JPH0748427B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | フィルタコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748427B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732777A3 (en) * | 1995-03-14 | 1997-06-18 | At & T Corp | Row of electromagnetic interference suppression contacts |
JP6326615B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2018-05-23 | 北川工業株式会社 | ノイズフィルタ端子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61158928U (ja) * | 1985-03-26 | 1986-10-02 | ||
JPS62171173U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-30 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1038648A patent/JPH0748427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02218105A (ja) | 1990-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |