JPH0748351Y2 - 点火プラグ取付装置 - Google Patents

点火プラグ取付装置

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JPH0748351Y2
JPH0748351Y2 JP5857489U JP5857489U JPH0748351Y2 JP H0748351 Y2 JPH0748351 Y2 JP H0748351Y2 JP 5857489 U JP5857489 U JP 5857489U JP 5857489 U JP5857489 U JP 5857489U JP H0748351 Y2 JPH0748351 Y2 JP H0748351Y2
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JP
Japan
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chuck
spark plug
plug
closing
supply position
Prior art date
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JP5857489U
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JPH02150129U (ja
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義朝 石川
克典 高橋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの組立ラインにおいて点火プラグの組
み付けを自動的に行うための点火プラグ組付装置に関す
る。
(従来技術) エンジンの組立ラインにおける点火プラグ取り付けの自
動化に関しては、例えば実開昭62−78228号公報に開示
された点火プラグ自動締付のための装置を始めとして、
各種の技術が従来から提案されている。
ところで、エンジン組立ラインに供給されるこれら点火
プラグ等の部品は、カートリッジケースに入った荷姿の
ままでラインサイドに運ばれるのが普通であって、ロボ
ットを利用して点火プラグ等を取り付ける場合には、こ
の荷姿の上智の部品をつかんで移送し所定位置に正確に
載置する必要がある。ところが、カートリッジケースに
入った荷姿のままの点火プラグは、ケース内で多少倒れ
た状態となっていることがあり、その場合に、つかむ部
位に格別制約のない部品であればさほど問題は生じない
が、点火プラグのように取付位置がスペース的に厳しい
ため先端の細い部分をつかまざるを得ないときには、例
えば三爪チャックによって点火プラグの先端小径部をつ
かむ際に、チャックミスが起こり、そのために組立不能
となってラインが停止するという問題が発生する。
(考案の目的) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、プ
ラグ供給位置におけるチャックミスを防いで正確に点火
プラグを取り付けることができる点火プラグ取付装置を
得ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、プラグ供給位置において点火プラグをつかむ
際、チャックを開き状態で回転させることで、倒れが生
じた点火プラグを中心に呼び込むことができるようにし
たものであって、その構成はつぎのとおりである。すな
わち、本考案に係る点火プラグ取付装置は、所定の供給
位置にある点火プラグをつかんでシリンダヘッドの点火
プラグ取付位置に移送し該シリンダヘッドのプラグ取付
孔に回転螺合させる点火プラグ取付装置において、前記
供給位置と前記取付位置の間を移動するローダに、前記
供給位置で点火プラグの後端小径部をつかむ開閉チャッ
クと、該チャックを開閉駆動する開閉駆動手段と、前記
供給位置にて前記点火プラグをチャック中心に呼び込む
よう前記チャックを開き状態で回転させるとともに、該
チャックを回転させながら閉じることで前記点火プラグ
をつかんだ後、該チャックを前記取付位置にて螺合のた
めに回転させる回転駆動手段とを設けたことを特徴とし
ている。
(作用) 点火プラグの供給位置において、チャックは回転駆動手
段により駆動され、開き状態で回転して点火プラグをチ
ャック中心に呼び込む。そして、点火プラグが中心に呼
び込まれたところで、開閉駆動手段によってチャックが
回転しながら閉じられ、点火プラグの後端小径部がつか
まれる。
このようにして正確な位置でつかまれた点火プラグは、
ローダによってシリンダヘッドの点火プラグ取付位置に
移送される。そして、回転駆動手段の作動によってチャ
ックが回転し、点火プラグはシリンダヘッドに螺合され
る。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る点火プラグ取付装置の
要部正面図、第2図は同装置のチャックハンドを下から
見た拡大図である。この実施例の点火プラグ取付装置
は、ロボットのリスト部1に、回転式チャックハンド2
が連結されてなるものである。すなわち、チャックハン
ド2のハンド本体ボディ3にはフローティング軸4が連
結され、このフローティング軸4が、エアモータ5に駆
動連結された筒状回転軸6に対して軸方向への所定量の
相対移動が許容される形で回転一体的に連結されてい
る。また、フローティング軸4の連結フランジ部4aと回
転軸6の端面との間には、フローティング軸4を下方に
付勢するコイルスプリング7が設けられている。そし
て、上記回転軸6およびエアモータ5を支持する支持体
ボディ8がブラケット9を介してロボットの上記リスト
部1に連結されている。なお、第1図で10はフローティ
ング軸4の外面に形成された軸方向の溝、11は回転軸6
側から上記溝10に合わせてねじ込まれたボールプランジ
ャである。
本体ボディ3の下端部には、先端にチャック爪12を保持
する三つのチャック13が放射状に配設されている。これ
らチャック13は、本体ボディ3内のエアシリンダ(図示
せず)によって開き方向に駆動され、また、各チャック
13を相互に連結する3個のコイルスプリング14が設けら
れて、これらコイルスプリング14のばね力で閉じ動作が
行われる。
第3図は、点火プラグ15をつかんだ状態を示すチャック
爪12先端部の拡大断面図であり、第4図は、同じく点火
プラグ15をつかんだ状態でチャック爪を下から見た図、
第5図は開いた状態のチャック爪を下から見た図であ
る。これらの図面に示すように、各チャック爪12の先端
には、点火プラグ15先端の小径金属部15aの円弧と等し
い形状のつかみ面12aが形成され、その上部には、先端
部16aが上記金属部15aのくびれ位置で内方に突出するこ
とによって点火プラグ15の脱落を阻止する抜止ピン16が
設けられている。なお、第3図で17は、点火プラグ15の
金属部15aをつかむ際のつかみ位置を規定するストッパ
ーである。
カートリッジケース(図示せず)から点火プラグ15を取
り出すには、まず、チャックハンド2を点火プラグ15の
真上に移動させ、開き駆動用のエアシリンダを作動させ
てチャック爪12を開いた状態で、ストッパー17の下端が
点火プラグ15の金属部15a上端に当接する位置までチャ
ックハンド2を降ろす。そして、ストッパー17が点火プ
ラグ15に当接してチャックハンド2が停止した後、支持
体ボディ8はコイルスプリング7を多少圧縮して停止す
る。このとき、点火プラグ15に倒れがなければ、第5図
に示すように3個のチャック爪12の中央に点火プラグの
小径金属部15aが位置した状態となる。
つぎに、このチャック爪12を開いた状態で回転駆動用の
エアモータ5を作動させてチャックハンド2全体を回転
させながら、チャック爪12を閉じていくと、第3図およ
び第4図に示すように、点火プラグ15の小径金属部15a
がチャック爪によってつかまれる。また、カートリッジ
ケース内で点火プラグ15に多少倒れが生じている場合で
も、チャック爪12が開き状態で回転することによって、
点火プラグ15の金属部15aはチャック中心に呼び込ま
れ、正常な形でつかまれる。
このようにして点火プラグ15をつかんだチャックハンド
2は、図示しないシリンダヘッドの点火プラグ取付位置
に移動される。そして、その取付位置において、回転駆
動用のエアモータ5が作動し、チャックハンド2が回転
してシリンダヘッドへの点火プラグの螺合取付が行われ
る。
(考案の効果) 本考案の点火プラグ取付装置は上記のように構成されて
いるので、プラグ供給位置で点火プラグに倒れが生じて
いても、チャックミスを起こすことなく確実に点火プラ
グを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるチャックハンドの正
面図、第2図は同チャックハンドを下から見た図、第3
図は同チャックハンドのチャック爪の拡大断面図、第4
図は同チャック爪を閉じ状態で下から見た図、第5図は
同チャック爪を開き状態で下から見た図である。 1:リスト部(ロボット)、2:チャックハンド、3:ハンド
本体ボディ、5:エアモータ、12:チャック爪、13:チャッ
ク、14:コイルスプリング、15:点火プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の供給位置にある点火プラグをつかん
    でシリンダヘッドの点火プラグ取付位置に移送し該シリ
    ンダヘッドのプラグ取付孔に回転螺合させる点火プラグ
    取付装置において、前記供給位置と前記取付位置の間を
    移動するローダに、前記供給位置で点火プラグの後端小
    径部をつかむ開閉チャックと、該チャックを開閉駆動す
    る開閉駆動手段と、前記供給位置にて前記点火プラグを
    チャック中心に呼び込むよう前記チャックを開き状態で
    回転させるとともに、該チャックを回転させながら閉じ
    ることで前記点火プラグをつかんだ後、該チャックを前
    記取付位置にて螺合のために回転させる回転駆動手段と
    を設けたことを特徴とする点火プラグ取付装置。
JP5857489U 1989-05-19 1989-05-19 点火プラグ取付装置 Expired - Lifetime JPH0748351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5857489U JPH0748351Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 点火プラグ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5857489U JPH0748351Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 点火プラグ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02150129U JPH02150129U (ja) 1990-12-25
JPH0748351Y2 true JPH0748351Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31584311

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5857489U Expired - Lifetime JPH0748351Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 点火プラグ取付装置

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JPH02150129U (ja) 1990-12-25

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