JPH0431907Y2 - - Google Patents

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JPH0431907Y2
JPH0431907Y2 JP6987086U JP6987086U JPH0431907Y2 JP H0431907 Y2 JPH0431907 Y2 JP H0431907Y2 JP 6987086 U JP6987086 U JP 6987086U JP 6987086 U JP6987086 U JP 6987086U JP H0431907 Y2 JPH0431907 Y2 JP H0431907Y2
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spare tire
hand
clamp bolt
robot
vehicle body
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車の組立ラインにおいて車体
にスペアタイヤを搭載する際に用いられるスペア
タイヤ搭載ハンドに関する。
従来の技術 自動車のスペアタイヤ搭載作業を自動化するた
めのハンドとして例えば特開昭60−107465号公報
に示されたものがある。同公報に示されたもの
は、スペアタイヤハンドリング用の産業用ロボツ
ト(以下、単にロボツトという)のハンドに、ス
ペアタイヤのハブセンタ穴を内径チヤツク方式で
把持する把持手段と、予めハブボルト穴に挿入さ
れたクランプボルトを締め付ける締付手段とを具
備させたものである。そして、スペアタイヤ搭載
作業に附随する種々の作業を行なうために、付帯
設備としてスペアタイヤの位相合わせ装置やクラ
ンプボルトハンドリング用のマニピユレータ等を
備えている。
考案が解決しようとする問題点 上記のようなシステムにおいては、実際の搭載
作業以外の附随作業を細分化してそれぞれの付帯
設備に行なわせているため設備全体として複雑か
つ高価なものとなるほか、各付帯設備は独立して
作動するものではなく付帯設備同士あるいはロボ
ツトとの間でインターロツクをとる必要があり、
制御そのものも複雑になりやすい。しかも、ロボ
ツトそのものはその能力に十分な余裕があるにも
かかわらず、複数の付帯設備があるために相対的
に負担が少なくなつており、ロボツト本来の能力
が有効に活用されずコスト的に不利なものとなつ
ている。
問題点を解決するための手段 本考案はロボツトの能力をフルに活用し、従来
の付帯設備の機能を実質的にハンドに具備させる
ことで、従来の付帯設備を廃止できるようにした
ものである。
具体的には実施例にも示すように、従来よりハ
ンドが具備している把持手段およびクランプボル
ト締付手段とは別に、把持手段がスペアタイヤを
把持するのに役立つてスペアタイヤのハブボルト
穴を検出して当該ハンドとスペアタイヤとの位相
を合わせる位相合わせ手段、およびスペアタイヤ
の種別を検出する手段と、この検出手段の出力を
設けて該当するクランプボルトを所定位置から取
り出してハブボルト穴に挿入するグリツパとをハ
ンドに具備させたものである。
作 用 所定の搬送手段により搬送されてきたスペアタ
イヤを直接車体に搭載するのではなく、スペアタ
イヤを一旦所定の待機位置に移し替えたのちに車
体に搭載するものとすると、搬送手段上のスペア
タイヤを把持する際に当該ハンドとスペアタイヤ
との位相合わせが行なわれ、同時にそのスペアタ
イヤの種別(型式)が検出される。そして、スペ
アタイヤが所定の待機位置に移載されると、ハン
ドは一旦スペアタイヤを解放する一方、前記の種
別信号を受けて該当するクランプボルトを所定位
置まで取りにゆき、そのクランプボルトをスペア
タイヤに挿入する。その後、ハンドはクランプボ
ルトが挿入されたスペアタイヤを再度把持し、以
後は従来と同様にスペアタイヤを車体のタイヤ格
納部に収容したのち、クランプボルトを締め付け
てスペアタイヤを固定する。
実施例 第10図および第11図は本考案に係るハンド
を用いたスペアタイヤ搭載システムの全体図であ
る。
第10図および第11図において、車体B(本
実施例ではハツチバツク車)はバツクドアDが開
いた状態でコンベア1によりスペアタイヤ搭載工
程Sに搬送され、スペアタイヤTが搭載されたの
ち再び次工程に搬送される。車体Bのラゲージル
ームR内には第8図に示すようにクランプブラケ
ツト2を含むスペアタイヤ格納部3が形成されて
おり、このスペアタイヤ格納部3にスペアタイヤ
Tが水平姿勢にて格納される。
コンベア1のラインサイドには、実際にスペア
タイヤTの搭載作業を司る産業用ロボツト(以
下、単にロボツトという)4と、スペアタイヤT
を搬送するローラコンベア状のシユータ5と、テ
ーブル6、ならびに後述するクランプボルトGが
整列されたクランプボルト供給装置7とが設けら
れている。シユータ5は第11図から明らかなよ
うに所定の勾配を有していることから、該シユー
タ5上のスペアタイヤTはその上流側から下流側
へと自重により滑走し、ストツパ8にて一旦停留
せしめられたのち1個づつ受取位置Pへと移動す
る。
受取位置PのスペアタイヤTはロボツト4によ
り待機位置であるテーブル6上に一旦移載された
のちロボツト4から解放される。テーブル6上の
スペアタイヤTは、ロボツト4によりクランプボ
ルトGが挿入されるのを待つて再びロボツト4に
把持されて車体Bに搭載されることになる。
ロボツト4はそのアーム9の先端にハンド10
を備えており、アーム9とハンド10とはブラケ
ツト11を介して連結されている。
第1図〜第6図はハンド10の詳細を示したも
ので、ブラケツト11の先端には固定ベース12
があり、固定ベース12には複数の支持プレート
13aにて構成された回動ベース13が複数のガ
イドロツド14を介して連結されている。可動ベ
ース13は第2図に示すようにガイドロツド14
に挿通支持されるとともに、圧縮コイルスプリン
グ15により付勢力が与えられており、したがつ
て可動ベース13はガイドロツド14に沿つてス
ライドし得るいわゆるフローテイング構造となつ
ている。
可動ベース13にはスペアタイヤTを把持する
把持手段16が設けられており、さらにこの把持
手段16は大きく分けて駆動機構17と、該駆動
機構17の作動に応じて上記スペアタイヤTのハ
ブセンタ穴H1(第1図および第2図参照)に係脱
するチヤツク機構18とで構成される。上記駆動
機構17は、第2図に示すように可動ベース13
に固定されたシリンダ19を主体として構成され
ており、そのピストンロツド20の先端部にテー
パコーン形のカム21を取り付けるとともに、さ
らにカム21の先端側にプレート22を固定した
ものである。
一方、上記チヤツク機構18は、第2図および
第3図に示すようにカム21を中心としてその周
囲3箇所にチヤツク爪23を配置したもので、各
チヤツク爪23はシリンダ19のカバー24に格
別に軸支されている。各チヤツク爪23はカム2
1とプレート22との間に位置する突起25およ
びピン26を備えており、ピストンロツド20と
一体のカム21およびプレート22の変位に応じ
て各チヤツク爪23が回動・開閉することにな
る。
また、可動ベース13には、スペアタイヤT固
定用のクランプボルトGを仮保持して、車体B側
のクランプブラケツト2(第8図参照)に固定す
る締付手段27が設けられている。この締付手段
27は、第4図に示すように可動ベース13に取
り付けられたエアモータ28と、可動ベース13
にベアリング29を介して回転可能に支持された
スリーブ30と、スリーブ30の先端に連結され
たドライバー31とで構成されている。エアモー
タ28の出力軸にはドライブギヤ32が固定され
ており、同様にスリーブ30にはドライブギヤ3
2に噛み合うドリブンギヤ33が固定されてお
り、これらの歯車列32,33を介してスリーブ
30が回転駆動される。
スリーブ30には断面矩形状のガイド穴34が
形成されており、このガイド穴34に対し、角柱
状に形成されたドライバー31の小径部31a
(第7図参照)が内挿され、さらにドライバー3
1はスリーブ30との間に介装された圧縮コイル
スプリング35により付勢されている。したがつ
て、スリーブ30とドライバー31とはその軸方
向には相対移動可能ではあるものの、エアモータ
28の回転力を受けて一体となつて回転する。ま
た、ドライバー31の大径部31bには、第7図
に示すように、クランプボルトGの頭部Gbが嵌
合するすり割り溝36が形成されている。
さらに、可動ベース13には当該ハンド10と
スペアタイヤTとの位相合わせを司る位相合わせ
手段としての一対の光電スイツチ37(第3図)
と、スペアタイヤTの種別(型式)を検出する検
出手段38が設けられている。光電スイツチ37
は、シリンダ19のケース24から延設したブラ
ケツト39に固定されているもので、後述するよ
うにスペアタイヤTとハンド10とを対向させた
上でロボツト4そのものの動きによりハンド10
とスペアタイヤTとを相対回転させ、光電スイツ
チ37が複数のハブボルト穴H2(第1図)のうち
のいずれかを検出した時点でハンド10の回転を
停止させることで、ハンド10とスペアタイヤT
との位相合わせが行なわれる。
一方、検出手段38は、第4図Aおよび第5図
に示すように可動ベース13に固定したシリンダ
40のピストンロツド41先端にパツド42を連
結するとともに、シリンダ40の両側部にピスト
ンロツド41と一体の一対のロツド43を設け、
さらにこのロツド43上のドツグ44によつて操
作される一対のリミツトスイツチ45を設けたも
のである。したがつて、第1図に示すようにパツ
ド42をスペアタイヤTのロードホイールWに押
し付けることで、ロツド43の変位量からスペア
タイヤTの種別を検出することができる。例えば
同一サイズのスペアタイヤであつても、スチール
製のロードホイール仕様とアルミニウム製のロー
ドホイール仕様とが存在する(第1図はスチール
製のロードホイールを、第2図はアルミニウム製
のロードホイールを示している。)。このロードホ
イール仕様の違いは、パツド当接面の高さ位置が
異なる故にロツド43の変位量の差となつて表わ
れ、これをリミツトスイツチ45でみることによ
りロードホイールの仕様が検出される。
また、ブラケツト11には第1図に示すように
グリツパ46が設けられている。このグリツパ4
6は前述したクランプボルト供給装置7(第10
図)からクランプボルトGをピツクアツプしてス
ペアタイヤTのハブボルト穴H2に挿入する機能
をもつもので、ブラケツト11から延設した補助
ブラケツト47に、ブラケツト11の軸心に対し
て所定角度をなして取り付けられている。グリツ
パ46は補助ブラケツト47に固定されたベース
48と、ベース48に対しガイドロツド49およ
びコイルスプリング50を介していわゆるフロー
テイング可能に連結された支持プレート51と、
シリンダ52によつて開閉操作される一対のフイ
ンガー53とで構成されているものである。
次に上記のようなスペアタイヤ搭載システムの
作用について説明する。
第10図および第11図に示すように、シユー
タ5の受取位置Pでは図示外のセンタリング装置
によつてセンタリングされたスペアタイヤTが待
機しており、先ずロボツト4が作動して受取位置
PのスペアタイヤTを把持するべくハンド10を
受取位置PのスペアタイヤTの真上に位置させ
る。そして、ハンド10とスペアタイヤTとを近
接対向させた状態で、ロボツト4そのものの動き
によりハンド10がブラケツト11の軸心を回転
中心として回転する。このハンド10の回転中に
おいて第2図に示した光電スイツチ37がいずれ
かのハブボルト穴H2を検出すると、ハンド10
が直ちに停止し、これによりハンド10とスペア
タイヤTとの位相合わせが完了する。
位相合わせの完了を待つて、ハンド10がさら
にスペアタイヤTに対して降下接近し、第1図お
よび第2図に示す把持手段16が非把持状態から
把持状態に移行する。つまり、把持手段16の非
把持状態においては、シリンダ19のピストンロ
ツド20が後退していることから、プレート22
とピン26との係合によりチヤツク機構18にお
ける各チヤツク爪23はスペアタイヤTのハブセ
ンタ穴H1の内側に位置することになり、実質的
に各チヤツク爪23はハブセンタ穴H1に挿入さ
れる。そして、把持手段16が把持状態に移行す
ると、シリンダ19のピストンロツド20が伸長
することから、カム21と突起25との係合によ
り各チヤツク爪23がハブセンタ穴H1の径方向
に拡開し、ハブセンタ穴H1の開口縁部に圧接状
態で係止される。したがつて、スペアタイヤTは
自己求心的にセンタリングされながら上記把持手
段16を介してハンド10に把持される。
また、把持手段16の把持動作と併行して検出
手段38のシリンダ40が伸長動作して、そのパ
ツド42がスペアタイヤTのロードホイールWに
押し付けられる。そして、ロツド43の変位に応
じてリミツトスイツチ45のいずれか一方が作動
し、例えばスペアタイヤTがスチール製のロード
ホイール仕様であるか、アルミニウム製のロード
ホイール仕様であるかが判別される。こののち、
ロボツト4はハンド10が把持したスペアタイヤ
Tを第10図のテーブル6上に位置決めし、ハン
ド10は一旦スペアタイヤTを解放する。
スペアタイヤTを解放したロボツト4は第10
図のクランプボルト供給装置7に移動し、前述し
た検出手段38の出力に基づいて該当するクラン
プボルトGをグリツパ46でクランプする(な
お、アルミニウム製ロードホイールのクランプボ
ルトは第4図Bのように首下長さが長い)。クラ
ンプボルトGを把持したのち、ロボツト4はその
ハンド10をテーブル6上のスペアタイヤTに移
動させ、グリンパ46が把持しているクランプボ
ルトGをスペアタイヤTのハブボルト穴H2に挿
入して解放する。
クランプボルトGがスペアタイヤTに挿入され
ると、上記と同様にして把持手段16がテーブル
6上のスペアタイヤTを把持すると同時に、締付
手段27が作動する。すなわち、スペアタイヤT
に対するハンド10の下降時においてドライバー
31がクランプボルトGの頭部に近接すると、エ
アモータ28が作動し、歯車列32,33および
スリーブ30を介してドライバー31が回転す
る。そして、回転しながら降下するドライバー3
1の先端がクランプボルトGの頭部Gh(第7図)
に当接し、その頭部Ghがすり割り溝36に係合
する。この時、ドライバー31にはコイルスプリ
ング35の付勢力が作用しているために、クラン
プボルトGの頭部フランジ部はドライバー31と
ロードホイールWとの間に把持される。この状態
が締付手段27によるクランプボルトGの仮保持
状態である。
続いて、ロボツト4は、ハンド10が把持した
スペアタイヤTを第8図のラゲージルームR内へ
と搬送する。車体Bのバツクドア開口部からラゲ
ージルームR内に搬入されたスペアタイヤTは、
ほぼ水平姿勢のまま徐々に下降してクランプブラ
ケツト2に沿うようスペアタイヤ格納部3に格納
される。この場合、スペアタイヤTがスペアタイ
ヤ格納部3に着座する直前から把持手段16の把
持状態が解除される一方、クランプボルトGは締
付手段27に仮保持されているから該クランプボ
ルトGはクランプブラケツト2側のねじ穴と合致
することになり、この時点で締付手段27のエア
モータ28が作動する。エアモータ28の作動に
よりドライバー31に保持されているクランプボ
ルトGが回転し、クランプボルトGがクランプブ
ラケツト2に締め付けられることによりスペアタ
イヤTが固定される。
クランプボルトGの締付完了後、ロボツト4は
ハンド10をラゲージルームRから退避させて原
位置に復帰し、スペアタイヤ搭載作業の1サイク
ルが完了する。
第12図〜第14図は本考案の他の実施例を示
すもので、第12図は第1図のK−K断面に対応
している。本実施例においては車体Bとロボツト
4との相対位置誤差を補正するために車体位置検
出手段を設けたものである。ここで、車体Bとロ
ボツト4との相対位置誤差を問題とするのは、車
体搬送用コンベアの停止精度および車体とコンベ
アとの間に介在される治具の精度により車体のス
ペアタイヤ搭載位置にばらつきが生じ、スペアタ
イヤTがスペアタイヤ格納部に正しく収容されな
いことがあるからである。
第12図〜第14図において、ブラケツト11
の直交方向に伸びるスリーブ60が補助ブラケツ
ト61を介して固定されており、スリーブ60と
同一軸線にはポテンシヨメータ62が配設されて
いる。ポテンシヨメータ62の入力ロツド63は
スリーブ60に内挿されたスライドシヤフト64
に連結されており、さらにスライドシヤフト64
の先端には自由回転可能なローラ65が取り付け
られている。
本実施例の場合、第10図のクランプボルト供
給装置7からテーブル6上のスペアタイヤTにク
ランプボルトGを挿入したのち、前記ローラ65
を車体Bの外板面に押し当てるようにロボツト4
が作動する。ローラ65を押し当てる位置として
は、車体Bの前後方向の基準となる外板面と、同
じく車幅方向の基準となる外板面の2箇所とす
る。このようにローラ65を車体外板面に押し当
てることにより、車体Bの基準位置に対して実際
に車体Bが前後方向および車幅方向にどれだけず
れているかがポテンシヨメータ62の出からわか
る。このポテンシヨメータ62の出力をロボツト
4の制御系にフイードバツクしてロボツト4の位
置情報を補正することにより、ロボツト4に支持
されたスペアタイヤTがスペアタイヤ格納部3に
正しくおさめられることになる。
考案の効果 本考案によれば、スペアタイヤ把持手段および
クランプボルト締付手段のほかに、位相合わせ手
段、スペアタイヤの種別検出手段およびクランプ
ボルトハンドリング用のグリツパをハンドに具備
させたことにより、ロボツトがもつ能力をフルに
活用することができ、従来ではロボツトとは別に
必要であつた各種の付帯設備を廃止することがで
きるほか、比較的簡単な設備構成でスペアタイヤ
搭載作業の自動化を達成でき、コスト的にも有利
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るハンドの一実施例を示す
全体説明図、第2図は第1図の要部の断面図で第
3図のA−A線に沿う断面図、第3図は第2図の
下面図、第4図Aは第3図のB−B線に沿う断面
図、第4図Bはクランプボルトの他の例を示す説
明図、第5図は第3図のC−C線に沿う断面図、
第6図は第1のM方向矢視図、第7図はドライバ
ーの詳細図、第8図は当該ハンドによるタイヤ搭
載過程の説明図、第9図はグリツパの詳細図、第
10図はスペアタイヤ搭載システムの平面図、第
11図は第10図の右側面図、第12図は本考案
の他の実施例を示す図で第1図のK−K線に沿う
断面図、第13図は第12図の右側面図、第14
図は第13図の平面図である。 3……スペアタイヤ格納部、4……産業用ロボ
ツト、9……アーム、10……ハンド、12……
固定ベース、13……可動ベース、16……把持
手段、18……チヤツク機構、23……チヤツク
爪、27……締付手段、37……位相合わせ手段
としての光電スイツチ、38……種別検出手段、
46……グリツパ、B……車体、T……スペアタ
イヤ、G……クランプボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 産業用ロボツトのアーム先端に取り付けられ
    て、所定の待機位置にあるスペアタイヤを把持し
    て車体に搭載する一方、スペアタイヤに挿入され
    たクランプボルトを締め付けて前記スペアタイヤ
    を車体に固定するハンドであつて、ロボツトアー
    ム側に連結さた固定ベースと、固定ベースにフロ
    ーテイング可能に取り付けられた可動ベースと、
    可動ベースに取り付けられて前記スペアタイヤの
    ハブセンタ穴を把持する把持手段と、前記可動ベ
    ースに取り付けられて、前記クランプボルトを仮
    保持して該クランプボルトを車体側に締付固定す
    る締付手段と、前記可動ベース側に取り付けら
    れ、把持手段がスペアタイヤを把持するのに先立
    つてスペアタイヤのハブボルト穴を検出して当該
    ハンドとスペアタイヤとの位相を合わせる位相合
    わせ手段、およびスペアタイヤの種別を検出する
    検出手段と、前記固定ベース側に取り付けられ、
    検出手段の出力を受けて該当するクランプボルト
    を所定位置から取り出して、前記ハブボルト穴に
    挿入するグリツパとを備えていりことを特徴とす
    る自動車用スペアタイヤ搭載ハンド。
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JP4773046B2 (ja) * 2003-06-18 2011-09-14 本田技研工業株式会社 溶接システム

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