JPH0748049Y2 - シート等の止着具 - Google Patents
シート等の止着具Info
- Publication number
- JPH0748049Y2 JPH0748049Y2 JP1989120162U JP12016289U JPH0748049Y2 JP H0748049 Y2 JPH0748049 Y2 JP H0748049Y2 JP 1989120162 U JP1989120162 U JP 1989120162U JP 12016289 U JP12016289 U JP 12016289U JP H0748049 Y2 JPH0748049 Y2 JP H0748049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- legs
- guide plate
- ground
- fastener
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Protection Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、不織布、織布、農業用ビニールやポリエチレ
ン等のフィルム、シート、筵、紙等(本明細書ではこれ
らを単にシート等という)を地面の固定するときに使用
される止着具に関する。
ン等のフィルム、シート、筵、紙等(本明細書ではこれ
らを単にシート等という)を地面の固定するときに使用
される止着具に関する。
従来技術 農作物の栽培において地表面にシート等を被覆する栽培
方法が広く行なわれている。
方法が広く行なわれている。
シート等を被覆することにより、冬期の地温上昇を図り
作物の成育を促進することができる。
作物の成育を促進することができる。
又、霜が降りるのを防いだり土壌の乾燥を防ぐこともで
きる。
きる。
地表面へのシート等の固定は従来、裾部に土を被せた
り、小石を載せて行われることが多いが、風雨で吹き飛
ばされたり、洗い流されたりすることがあり、固定が確
実でない嫌いがあった。
り、小石を載せて行われることが多いが、風雨で吹き飛
ばされたり、洗い流されたりすることがあり、固定が確
実でない嫌いがあった。
シート等の固定をより確実に行えるようにするためにシ
ート等を通して地面に刺込むT形或いはかすがい状(コ
形)の止着具も提案されている(実開昭59-133046号、
実開昭62-71408号)。
ート等を通して地面に刺込むT形或いはかすがい状(コ
形)の止着具も提案されている(実開昭59-133046号、
実開昭62-71408号)。
考案が解決しようとする課題 二本脚のかすがい状のものは、一本脚のT形のものと比
べ、地面への固定が比較的確実であり二枚のシート等を
重ね合わさなくても接続して固定できる利点があるが、
なお改良すべき余地がある。すなわち一体成形された止
着具のように、脚が可撓性を有する場合、差込み時に変
形して開いたり、曲がったりし易く、差込みがうまく行
えなくなることである。
べ、地面への固定が比較的確実であり二枚のシート等を
重ね合わさなくても接続して固定できる利点があるが、
なお改良すべき余地がある。すなわち一体成形された止
着具のように、脚が可撓性を有する場合、差込み時に変
形して開いたり、曲がったりし易く、差込みがうまく行
えなくなることである。
課題の解決手段 本考案は、差込み時に二本の脚がガイドによって平行を
保って差込まれるようにし、以って止着具の差込みが確
実に行えるようにしたものである。
保って差込まれるようにし、以って止着具の差込みが確
実に行えるようにしたものである。
すなわち本考案は、シート等を通して地面に差込まれる
二本の平行な脚と、脚上端部を連結する鴨居状の連結部
とを有し、シート等を地面に止着するために使用される
かすがい状の止着具において、シート等を通して地面に
差込む際、脚と等間隔で穿設され、各脚がそれぞれ挿入
される一対のガイド孔を有する剛体の平坦な案内板を使
用し、ガイド孔をガイドとして脚を差込むようにしたも
のである。
二本の平行な脚と、脚上端部を連結する鴨居状の連結部
とを有し、シート等を地面に止着するために使用される
かすがい状の止着具において、シート等を通して地面に
差込む際、脚と等間隔で穿設され、各脚がそれぞれ挿入
される一対のガイド孔を有する剛体の平坦な案内板を使
用し、ガイド孔をガイドとして脚を差込むようにしたも
のである。
作用 地面への差込み時に脚の変形や曲がりがガイド孔によっ
て矯正され、平行を保って差込まれる。止着具の差込み
は、連結部が案内板に達するまで可能であり、その間案
内板により脚のガイドが行われる。連結部が案内板をシ
ート等を通して地面上に押付けた状態で止着されると、
案内板がシート等を押え保持する機能を果す。脚、好ま
しくは両脚の同じ位置にストッパーを設け、ストッパー
が案内板に突き当るまで差込まれるようにしてもよい。
この場合にも案内板がシート等を押える機能を果す。な
お、この場合には止着時において、案内板と連結部との
間に適度の隙間が形成されるが、手が入り込み得る程の
隙間であれば、手を差込んで連結部を掴むことができ、
引抜くことが容易に行えるようになる。
て矯正され、平行を保って差込まれる。止着具の差込み
は、連結部が案内板に達するまで可能であり、その間案
内板により脚のガイドが行われる。連結部が案内板をシ
ート等を通して地面上に押付けた状態で止着されると、
案内板がシート等を押え保持する機能を果す。脚、好ま
しくは両脚の同じ位置にストッパーを設け、ストッパー
が案内板に突き当るまで差込まれるようにしてもよい。
この場合にも案内板がシート等を押える機能を果す。な
お、この場合には止着時において、案内板と連結部との
間に適度の隙間が形成されるが、手が入り込み得る程の
隙間であれば、手を差込んで連結部を掴むことができ、
引抜くことが容易に行えるようになる。
実施例 第1図に示す止着具1は、二本の平行な脚2の上端を桁
3で連結し、かすがい状に構成してなるもので、各脚に
は鍔状のストッパー4が同じ高さに突設され、全体が樹
脂で一体成形されている。そして地面への差込み時に
は、一対のガイド孔5を脚2と等間隔で穿設した案内板
6の各ガイド孔5に脚2を通して差込まれるようになっ
ている。
3で連結し、かすがい状に構成してなるもので、各脚に
は鍔状のストッパー4が同じ高さに突設され、全体が樹
脂で一体成形されている。そして地面への差込み時に
は、一対のガイド孔5を脚2と等間隔で穿設した案内板
6の各ガイド孔5に脚2を通して差込まれるようになっ
ている。
第2図は案内板6を使用して上記止着具1をシート等7
に通して地面に差込んで取付けたときの状態を示すもの
で、差込み時には各ガイド孔5をガイドとして脚2が差
込まれ、差込みはストッパー4が案内板6に当るまで行
われる。ストッパー4で案内板6をシート等7を介して
地面に押付けると、シート等7が案内板6で押付けられ
固定される。そして案内板6と桁3との間に手が差込め
る程の隙間8が形成される。
に通して地面に差込んで取付けたときの状態を示すもの
で、差込み時には各ガイド孔5をガイドとして脚2が差
込まれ、差込みはストッパー4が案内板6に当るまで行
われる。ストッパー4で案内板6をシート等7を介して
地面に押付けると、シート等7が案内板6で押付けられ
固定される。そして案内板6と桁3との間に手が差込め
る程の隙間8が形成される。
考案の効果 本考案は以上のように構成され、次のような効果を奏す
る。
る。
請求項1記載の止着具によれば、差込み時に脚が案内板
のガイド孔によってガイドされるため脚が変形して開い
たり、曲がったりすることなく、両脚が地面に平行を保
って確実に差し込まれるようになるうえ、案内板は剛体
で、かつ平坦であるため、止着具を補強すると共に、シ
ート等をしっかりと押さえて固定することができる。
のガイド孔によってガイドされるため脚が変形して開い
たり、曲がったりすることなく、両脚が地面に平行を保
って確実に差し込まれるようになるうえ、案内板は剛体
で、かつ平坦であるため、止着具を補強すると共に、シ
ート等をしっかりと押さえて固定することができる。
請求項2記載の止着具においては、脚が一定の深さまで
差込まれ、案内板で布を押えることができるほか案内板
と連結部との間に手が入り込みうる程度の適度の隙間を
形成することができる。
差込まれ、案内板で布を押えることができるほか案内板
と連結部との間に手が入り込みうる程度の適度の隙間を
形成することができる。
請求項3記載の止着具においては、両脚を同じ量だけ差
込むことができるほかストッパーにより案内板を二か所
で押え、シート等をしっかりと押えることができる。
込むことができるほかストッパーにより案内板を二か所
で押え、シート等をしっかりと押えることができる。
第1図は本考案に係る止着具の斜視図、第2図は使用例
を示す図である。 1……止着具、2……脚、3……桁 4……ストッパー、5……ガイド孔 6……案内板、7……シート等、8……隙間
を示す図である。 1……止着具、2……脚、3……桁 4……ストッパー、5……ガイド孔 6……案内板、7……シート等、8……隙間
Claims (3)
- 【請求項1】シート等を通して地面に差し込まれる二本
の平行な脚と、脚上端部を連結する鴨居状の連結部とを
有し、シート等を地面に止着するために使用されるかす
がい状の止着具において、脚がスライド可能に嵌合する
ガイド孔を一対、脚と等間隔で穿設した剛体の平坦な案
内板を備えるシート等の止着具。 - 【請求項2】脚に案内板に対するストッパーが設けられ
る請求項1記載のシート等の止着具。 - 【請求項3】ストッパーは両脚の同じ位置に設けられる
請求項2記載のシート等の止着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120162U JPH0748049Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シート等の止着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120162U JPH0748049Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シート等の止着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0358949U JPH0358949U (ja) | 1991-06-10 |
JPH0748049Y2 true JPH0748049Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31668249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989120162U Expired - Lifetime JPH0748049Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シート等の止着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748049Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198856A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Ebisu Kasei Co Ltd | クッション体 |
JP2005230137A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Ebisu Kasei Co Ltd | クッション体 |
JP4873306B2 (ja) * | 2006-11-06 | 2012-02-08 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
JP2014097064A (ja) * | 2014-01-27 | 2014-05-29 | Daiichi Vinyl Kk | シート状物押え具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60161707U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-26 | 梶間 定勇 | ステツプル |
JPH0328761Y2 (ja) * | 1985-12-26 | 1991-06-20 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1989120162U patent/JPH0748049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358949U (ja) | 1991-06-10 |
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