JP4873306B2 - 鍵盤装置 - Google Patents
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Description
請求項2の鍵盤装置は、押鍵操作により、先端部が上方に変位する方向である往方向に各々回動すると共に、離鍵操作により、先端部が下方に変位する方向である復方向に各々回動する複数の回動部材と、固定的に保持され、前記回動部材の当接部と当接することで該回動部材の往方向回動終了位置を規制する弾性ストッパ部と、前記弾性ストッパ部に隣接して設けられ、質量部材が柔軟材で吊り下げ状態で保持されてなり、自重により非押鍵時に対応する初期位置が規制されると共に、前記回動部材の前記当接部が当接したときに上方成分を含む方向に変位可能に保持された質量体とを有し、強押鍵時には、常に、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に先に当接した後に前記質量体に当接する一方、弱押鍵時には、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に当接すると共に前記質量体には当接しないように、前記弾性ストッパ部の位置と前記質量体の初期位置とが設定されたことを特徴とする。
請求項4の鍵盤装置は、押鍵操作により、先端部が上方に変位する方向である往方向に各々回動すると共に、離鍵操作により、先端部が下方に変位する方向である復方向に各々回動する複数の回動部材と、固定的に保持され、前記回動部材の当接部と当接することで該回動部材の往方向回動終了位置を規制する弾性ストッパ部と、前記弾性ストッパ部に隣接して設けられ、自重により非押鍵時に対応する初期位置が規制されると共に、前記回動部材の前記当接部が当接したときに上方成分を含む方向に変位可能に保持された質量体とを有し、強押鍵時には、常に、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に先に当接した後に前記質量体に当接する一方、弱押鍵時には、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に当接すると共に前記質量体には当接しないように、前記弾性ストッパ部の位置と前記質量体の初期位置とが設定され、前記質量体は、柔軟な薄皮状部材と、該薄皮状部材の上に配置された質量部材とを有し、前記質量部材がその自重により前記薄皮状部材を下方に撓ませた状態で該薄皮状部材に収まって当該質量体が前記初期位置に規制されると共に、初期位置にある前記質量体が、前記薄皮状部材を介して前記回動部材の前記当接部からの当接を受けるように構成されたことを特徴とする。
請求項2、4によれば、強押鍵時の押鍵押し切り時における回動部材の跳ね返りや指への衝撃を抑制して強押鍵時のしっかりとしたストップ感を長期に亘り維持すると共に、弱押鍵時の自然なストップ感を確保することができる。また、構成を簡単にすることができる。
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態に係る鍵盤装置の断面図である。本実施の形態の鍵盤装置は、例えば、電子鍵盤楽器に適用され、シャーシ4と、鍵1と、押鍵動作に適当な慣性を与えてアコースティックピアノのような押鍵感触を得るためのハンマ2とから主に構成される。ハンマ2は各鍵1に対応して設けられる。なお、図1、図2においては、鍵1として白鍵が例示されているが、黒鍵についても同様に構成され、シャーシ4に回動自在に支持されて成る。なお、以下、本装置の演奏者側を前方と称する。
図7(a)〜(d)は、本発明の第2の実施の形態に係る鍵盤装置における、質量体及び上側ストッパの拡大図である。本実施の形態では、第1の実施の形態に比し、質量体MAの構成及びその配設態様が異なり、その他の構成は同様である。図7(a)〜(d)に示す状態は、図3(a)〜(d)に示す状態に対応している。
図8(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る鍵盤装置における、質量体及び上側ストッパの拡大図である。図8(b)は、本実施の形態における質量玉の部分拡大断面図である。本実施の形態では、第1の実施の形態に比し、質量体MAの構成及びその配設態様が異なり、その他の構成は同様である。
Claims (6)
- 押鍵操作により、先端部が上方に変位する方向である往方向に各々回動すると共に、離鍵操作により、先端部が下方に変位する方向である復方向に各々回動する複数の回動部材と、
固定的に保持され、前記回動部材の当接部と当接することで該回動部材の往方向回動終了位置を規制する弾性ストッパ部と、
前記弾性ストッパ部に隣接して設けられ、自重により非押鍵時に対応する初期位置が規制されると共に、前記回動部材の前記当接部が当接したときに上方成分を含む方向に変位可能に保持された質量体とを有し、
強押鍵時には、常に、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に先に当接した後に前記質量体に当接する一方、弱押鍵時には、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に当接すると共に前記質量体には当接しないように、前記弾性ストッパ部の位置と前記質量体の初期位置とが設定され、
前記質量体は、前記回動部材の前記当接部が当接したとき、水平方向の成分及び上方成分を含む方向に変位すると共に、前記質量体の前記初期位置は、前記質量体がその自重によって前記弾性ストッパ部の側部に当接することによって規制されるように構成されたことを特徴とする鍵盤装置。 - 押鍵操作により、先端部が上方に変位する方向である往方向に各々回動すると共に、離鍵操作により、先端部が下方に変位する方向である復方向に各々回動する複数の回動部材と、
固定的に保持され、前記回動部材の当接部と当接することで該回動部材の往方向回動終了位置を規制する弾性ストッパ部と、
前記弾性ストッパ部に隣接して設けられ、質量部材が柔軟材で吊り下げ状態で保持されてなり、自重により非押鍵時に対応する初期位置が規制されると共に、前記回動部材の前記当接部が当接したときに上方成分を含む方向に変位可能に保持された質量体とを有し、
強押鍵時には、常に、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に先に当接した後に前記質量体に当接する一方、弱押鍵時には、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に当接すると共に前記質量体には当接しないように、前記弾性ストッパ部の位置と前記質量体の初期位置とが設定されたことを特徴とする鍵盤装置。 - 前記質量体は、前記質量部材が柔軟な薄皮状部材によって被包保持されてなることを特徴とする請求項2記載の鍵盤装置。
- 押鍵操作により、先端部が上方に変位する方向である往方向に各々回動すると共に、離鍵操作により、先端部が下方に変位する方向である復方向に各々回動する複数の回動部材と、
固定的に保持され、前記回動部材の当接部と当接することで該回動部材の往方向回動終了位置を規制する弾性ストッパ部と、
前記弾性ストッパ部に隣接して設けられ、自重により非押鍵時に対応する初期位置が規制されると共に、前記回動部材の前記当接部が当接したときに上方成分を含む方向に変位可能に保持された質量体とを有し、
強押鍵時には、常に、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に先に当接した後に前記質量体に当接する一方、弱押鍵時には、往方向に回動する前記回動部材が前記弾性ストッパ部に当接すると共に前記質量体には当接しないように、前記弾性ストッパ部の位置と前記質量体の初期位置とが設定され、
前記質量体は、柔軟な薄皮状部材と、該薄皮状部材の上に配置された質量部材とを有し、前記質量部材がその自重により前記薄皮状部材を下方に撓ませた状態で該薄皮状部材に収まって当該質量体が前記初期位置に規制されると共に、初期位置にある前記質量体が、前記薄皮状部材を介して前記回動部材の前記当接部からの当接を受けるように構成されたことを特徴とする鍵盤装置。 - 前記質量体は、多数の粒状材が薄膜状素材で包囲されてなる質量部材を有することを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
- 前記質量部材は、多数の粒状材が薄膜状素材で包囲されてなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
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