JPH0410767Y2 - - Google Patents

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JPH0410767Y2
JPH0410767Y2 JP1987198272U JP19827287U JPH0410767Y2 JP H0410767 Y2 JPH0410767 Y2 JP H0410767Y2 JP 1987198272 U JP1987198272 U JP 1987198272U JP 19827287 U JP19827287 U JP 19827287U JP H0410767 Y2 JPH0410767 Y2 JP H0410767Y2
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sheet
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシートの定着装置に関し、特に温室の
屋根、壁面、妻面等に硬質の合成樹脂シートを展
張する際に使用するのに適するシートの定着装置
に関する。
〔従来の技術〕
一般に軟質な合成樹脂シート、例えば塩化ビニ
ール樹脂シートを展張した温室たるパイプハウス
は例えば実用新案登録第1057415号公報に示すよ
うに、地中に多数のアーチ状パイプを起立させ、
各パイプ間に開口部巾狭のシート支持フレームを
架設させ、この支持フレームに弾性な係止線条を
介して合成樹脂シートを保持し、これによりパイ
プハウスの屋根面、壁面、妻面にシートを展張さ
せている。
上記の塩化ビニール樹脂からなる軟質シートの
場合には伸縮性があるから支持フレームに係止線
条で保持した時十分なテンシヨンが得られ、パイ
プハウス全体に均一に展張される。
ところが、この軟質シートを展張した場合、シ
ート自体が耐久性に乏しく、長期間の使用中に劣
化し、亀裂が発生したり、破断してしまうという
問題がある。
更に温室は太陽光線を十分に透過させる必要が
あるが、上記軟質シートの場合には使用中に変色
し、太陽光線の透過率を低下させ外面に汚れが付
着しやすいという材質の特性からくる不具合があ
り、毎年シートの張り代えを余儀無くしている。
この為シートの張り代え作業が面倒であり、経済
的にも不利であつた。
他方、耐久性があり、変色しにくく、太陽光線
の透過率も良好な、例えば、ポリエステル樹脂シ
ートのような硬質な合成樹脂シートも知られてお
り、この硬質シートを使用すれば上記の不具合を
解消できることは知られており、その使用が長年
要望されてきた。
しかし、この硬質シートは伸縮性に乏しく、剛
性が強く、比較的厚みがあるから、従来のシート
の定着装置では定着できず、無理に定着しようと
すると皺が発生したり、亀裂が発生してしまう。
しかも、この皺や亀裂が残つたまゝ使用すると、
強風等でシート全体がばたつき、あるいは、めく
れて破断されてしまう。従つて、実際には硬質な
シートを展張できないでいた。
ところが、最近本出願人は皺を発生せず、亀裂
の発生も防止できる硬質シートの定着に良好なシ
ートの定着装置を開発した(実願昭61−165969
号)。
このシートの定着装置は第9図に示すように、
開口部巾狭の支持フレーム1と、この支持フレー
ム1内にシート3を嵌入させるシート押え部材2
とからなり、シート押え部材2は板部4と、当該
板部4の左端部に設けた嵌入部5と、板部4の右
端部に設けた挟持片6,7とから構成され、嵌入
部5を介して支持フレーム1の左側蟻溝9にシー
ト3の一部を嵌合し、支持フレーム1の右側カー
ル部8と支持片6,7とでシート3の他の一部を
挟持するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のシートの定着装置は嵌入部5を介してシ
ート3を蟻溝9内に嵌合して仮り止めしておき、
次いで二つの挟持片6,7を矢印A方向にたたき
込めば簡単に硬質シートでも定着できる反面、支
持フレーム1に振動が作用したり、シート3に強
風等で矢印B方向の力が加わわるとこのシート3
の押し上げ力が挟持片7に作用し、又は挟持片7
自体に上方への外力が作用した時シート押え部材
2が点線で示すように上方に飛び抜けてしまうと
いう不具合がある。
従つて本考案の目的は上記従来のシートの定着
装置を改良し、シート押え部材が振動、強風等の
外力が作用しても飛び抜けるのを防止できるシー
トの定着装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、開口部
巾狭の支持フレームと、支持フレーム内にシート
を嵌入させるシート押え部材と、シート押え部材
を押える止め具とからなり、 支持フレームは底辺と、底辺の両側に設けた傾
斜する側辺と、底辺と側辺との間に設けた蟻溝と
を有し、 シート押え部材は支持フレームの蟻溝に一端を
嵌合するばね性を有する板部と、支持フレームの
側辺内周及び側辺上部に密接するシート押え部
と、板部とシート押え部との間に設けた溝部とか
らなり、 止め具は支持フレームの一方の側辺と協働して
シート押え部を押える引掛片と、支持フレームの
下方を抱き込む抱持部とを有し、当該抱持部には
支持フレームの他方の側辺の外面に引掛けられる
フツクが設けられていることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
支持フレームの蟻溝内にシート押え部材の板部
における端部を嵌入させ、次いで、シート押え部
の上方を板部のばね力に抗して下方にたたくとシ
ート押え部の一部が支持フレーム内に嵌入し、シ
ートが支持フレームとシート押え部材とで挟持さ
れる。この状態から止め具の引掛片をシート押え
部に引掛け、次いで抱持部で支持フレームの下方
を抱き込むとシート押え部が上方に飛び出すのが
防止される。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第5図は、本考案の一実施例を示
す。
シートの定着装置は開口部巾狭の支持フレーム
10と支持フレーム10内にシート3を嵌入させ
るシート押え部材12とシート押え部材12を押
える止め具28とからなつている。
支持フレーム10は、水平な底辺13と、底辺
13の両側に設けた内方に傾斜する側辺14,1
5と、底辺13と側辺14,15との間に長手方
向に沿う蟻溝16,16と、側辺14の頂部に設
けた弯曲部17とを有している。
シート押え部材12は板部18と、板部18の
一端に設けた弯曲した嵌入部19と、板部18の
他側に屈曲して設けたシート押え部20,21と
板部18とシート押え部20との間に形成した溝
部22とを有している。シート押え部材12は金
属、合成樹脂等の弾性に富む材料で成形されるの
が好ましい。シート押え部材12は、従来と同じ
く溝部22の無いものでも良いことはいうまでも
ない。
シート押え部材12は板体を屈曲して一体に成
形し、板部18は斜めに傾斜し、多少弯曲させて
いるのが好ましい。但し、板体は単なる水平板で
もよい、溝部22とシート押え部20を成形する
ため、板体を下方に折り曲げているがこの折り曲
げ成形により板部18のばね力が増大している。
シート押え部材12でシート3を定着する場合
には、次のように行なう。支持フレーム10上に
例えば硬質シート3を置き、この状態で先ず嵌入
部19をシート3を押し込みながら蟻溝16に嵌
合して仮り止めし、次に他方のシート押え部2
0,21を上方から下方に向けてたたくと一方の
シート押え部20が支持フレーム10の側辺15
内周に嵌合し、他方のシート押え部21が側辺1
5の上部たる弯曲部17の上面に密接し、シート
3は支持フレーム10とシート押え部材12とで
挟持される。
この際、シート押え部材12の横巾は支持フレ
ーム10の開口部巾より大きく、しかも板部18
はばね特性を有しているから、板部18のばね力
でシート3を支持フレーム10の内周に押し付け
板部18も自らのばね力で抜けなくなる。
シート3はシート押え部材12によつて均一に
支持フレーム10に押し付けられるから皺や凹凸
が発生せず、軟質シートのみならず、硬質シート
でも定着できる。
止め具28はシート押え部21を押える引掛片
29と支持フレーム10の下方を抱き込む抱持部
30とを有し、弾性に富む板材を折り曲げて一体
成形されている。
引掛片29は垂直に折り曲げた端部のフツク部
29aと水平又はほぼ水平の挾持部29bとを有
し、フツク部29aは溝部22に嵌合し、挾持部
29bはシート押え部21の上面に当接し、これ
により引掛片29は支持フレーム10の弯曲部1
7と協働してシート押え部21を挾持する。
引掛片29は第6図に示すようにフツク部29
aを設けず、単に挾持部29bのみから構成して
もよい。
抱持部30は引掛片29と接続する連結部31
と、底部32と、底部32に接続するフツク部3
3とを有し、フツク部33にはつまみ34が設け
られている。但し、つまみ34は無くてもよい。
止め具28は、先ず、引掛片29のフツク部2
9aを溝部22に嵌合して引掛けておき、次いで
挾持部29bをシート押え部21上に当てがい、
更に抱持部30を順次自己の保有するばね力によ
つて支持フレーム10の底辺13と側辺14に当
てがつて支持フレーム10の下方を抱持させ、こ
の時フツク部33が側辺15の外面に引掛けられ
る。
この結果、フツク部29a,33は互いに引張
り合い、シート押え部21は弯曲片17と引掛片
29とで挾持されて外方に飛び出すのが防止され
る。
フツク部29aを設けない場合には挾持部29
bをシート押え部21に当てがつて押えるもので
ある。
定着されるシート3は軟質シートでも硬質シー
トでも定着可能である。
シート3は例えば二重に折り曲げ、この折り曲
げた部分3aを支持フレーム10内にシート押え
部材12を介して定着させ、他の部分を支持フレ
ーム10の上方に於て、両側に展張してもよく、
一方のみに引き出して展張してもよい。第2図は
シート3を両側に展張した例を示し、第5図は一
側にのみ展張した例を示す。
第7図は本考案のシートの定着装置を利用して
シートを展張した温室を示す。
温室Aはアーチ状のパイプ35を多数起立し、
各パイプ35間に横架材として支持フレーム10
を架設し、この各支持フレーム10にシート押え
部材12を介してシート3を定着させる。この
際、支持フレーム10が温室Aの端部に架設され
ている場合には第5図に示すように、この支持フ
レーム10から一側にのみシート3を引き出し、
支持フレーム10が温室Aの屋根等に設置されて
いる場合には第2図に示すようにこの支持フレー
ム10から両側にシート3を引き出す。
上記に於て、シート3を支持フレーム10に定
着した後に、支持フレーム10の下方から止め具
28を当てがい、先ず、フツク部29aを溝部2
2に嵌合する。
フツク部29aが無い場合には挾持部29bを
シート押え部21の上面に当接する。次いで抱持
部30を支持フレーム10に当てがいながらフツ
ク部33を側辺14に引掛ける。止め具28の脱
着作業はつまみ34を指でつまみながら行なう。
つまみ34が有れば、作業性が良いが、つまみ3
4は無くてもよい。
シート押え部材12のシート押え部21は止め
具28の引掛片29で押え込まれているからシー
ト3を展張した後に風圧、振動等の外力が作用し
てもはずれない。
第8図は支持フレームとしてC型チヤンネル1
0aを利用し、止め具28aをC型チヤンネル1
0aの外形に適合して成形した例を示すものであ
る。作用、効果は前記の実施例と同じである。
〔考案の効果〕
本考案によれば次の効果がある。
(1) 開口部巾狭の支持フレーム内にシート押え部
材を嵌合すると、シートが支持フレーム内に嵌
入され、シート押え部材の板部は弾性に富み、
この板部の一端は支持フレームの蟻溝に長手方
向に沿つて均一に嵌合し、板部の他端側におけ
るシート押え部は支持フレームと協働してシー
トを挟持するからシートが硬質であつても、軟
質であつても簡単に定着される。
(2) シート押え部材は止め具で押えられているか
ら、シート押え部に風圧、振動、その他の外力
で上方へ押し上げようとする力が作用しても抜
けない。
(3) 止め具はシート定着後、支持フレームの下方
から当てがい、引掛片でシート押え部を押え、
抱持部を支持フレームに引掛けるだけで固定で
きるから作業性が良い。
(4) 止め具は板材等を折り曲げて成形すればよ
く、構造が簡単でシンプルであり、加工性、経
済性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシートの定着
装置の一部切欠き斜視図、第2図は第1図の断面
図、第3図は止め具の斜視図、第4図は第1図の
分解斜視図、第5図はシートの展張を一側にのみ
ほどこした例を示す断面図、第6図は止め具の他
の実施例を示す斜視図、第7図は温室の一部切欠
き斜視図、第8図は従来のシートの定着装置の断
面図である。 3……シート、10……支持フレーム、12…
…シート押え部材、14,15……側辺、16…
…蟻溝、18……板部、20,21……シート押
え部、22……溝部、28……止め具、29……
引掛片、30……抱持部、29a……フツク部、
31……連結部、32……底部、33……フツク
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開口部巾狭の支持フレームと、支持フレーム
    内にシートを嵌入させるシート押え部材と、シ
    ート押え部材を押える止め具とからなり、 支持フレームは底辺と、底辺の両側に設けた
    傾斜する側辺と、底辺と側辺との間に設けた蟻
    溝とを有し、 シート押え部材は支持フレームの蟻溝に一端
    を嵌合するばね性を有する板部と、支持フレー
    ムの側辺内周及び側辺上部に密接するシート押
    え部材と、板部とシート押え部との間に設けた
    溝部とからなり、 止め具は支持フレームの一方の側辺と協働し
    てシート押え部を押える引掛片と、支持フレー
    ムの下方を抱き込む抱持部とを有し、当該抱持
    部には支持フレームの他方の側辺の外面に引掛
    けられるフツクが設けられていることを特徴と
    するシートの定着装置。 (2) 止め具の引掛片は水平又はほぼ水平の挟持部
    と、シート押え部材の溝部に嵌合するフツク部
    とを有している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のシートの定着装置。 (3) 止め具の抱持部は引掛片と接続する連結部
    と、底部と、底部に接続するフツク部とを有
    し、フツク部にはつまみが設けられている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のシートの定着
    装置。
JP1987198272U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH0410767Y2 (ja)

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